近年になって増加傾向?
XIOM(エクシオン)さんのIce Cream AZX(アイスクリームAZX)とIce Cream AZXi(アイスクリームAZXi)を筆頭に、フォア面とバック面で異なる特殊素材を使用したラケットが徐々に増えつつあるようです。katsuo000としては用具マニアとして、かなり気になりつつあります。そもそもフォアとバックで技術レベルが同じという卓人はほぼいないと思うわけで、そう考えた時に、フォア・バックで異質な特殊素材ラケットは合理的な気がします!現状、ラバーの硬度などでフォアとバックのラバーを調整するのが普通と言えば普通なのかもしれませんね。また、前述のアイスクリームAZXが販売された際に、卓球王国さんで試打されていましたが、異質な特殊素材をブレードに入れても、ラケットは繋がっているので反対面の素材の特徴がそのまま影響してきて、要は中途半端になりやすい、とコメントされていました。それでも用具マニア心をくすぐるフォア・バックで異質な特殊素材ラケット。日増しにそのようなラケットを使ってみたいと思うわけですね。
現在手に入るフォアバック異質な特殊素材ラケット
どんな種類があるのか、調べてみました。日本メーカーはなさそうですね。XIOMを筆頭に中国メーカーでの販売が多いようです。やはり一定のロマンを感じますね苦笑。
Ice Cream AZX(アイスクリームAZX)
XIOM(エクシオン) ・Axylium Carbon(アクシリウムカーボン)(AXC) ・Zephylium Carbon(ゼフィリウムカーボン)(ZEC) ・Koto(1+7) / AXC+ZEC(2+6) / xxx(3+5)/ yyy(4) ・ブレード厚: 5.7 mm ・重量: 85 g ・ブレードサイズ: 157 × 150 mm 新概念のハイブリッド(アウター)ラケット 片側には、球持ちの良さを演出するゼフィリウムカーボン。もう片側には、弾きの良さを演出するアクシリウムカーボンーーアイスクリームは、ブレードの両面に異なる特殊素材を組み込んだXIOM独自のスーパーハイブリッドラケットだ。アウタータイプのAZXでは、それぞれの素材の感触の違いをはっきりと感じながら、小気味いい球離れで軽快なドライブ連打を繰り出すことが可能。両ハンドの球質差で、対戦相手を凍え上がらせよう。 ・使用者: Hung Chieh Chiang(ジャン・ホンジェ) 使用ラバー:Omega VII China Ying(オメガ7チャイナ影) Omega VII Tour i 50(オメガ7ツアーi50)
江宏傑選手が2021年8月にXIOMさんと契約したんですね!ちょうど、調べたら出てきたので情報を引用させていただきました。アウターカーボンのアイスクリームAZXを使っているのも注目でしたが、それ以上におそらくフォアにオメガ7チャイナ影を使っているのは非常に興味深いですね!自分もオメガ7チャイナ影は非常に楽しみなラバーで早く使いたいと考えてます。
Ice Cream AZXi(アイスクリームAZXi)
XIOM(エクシオン) ・Axylium Carbon(アクシリウムカーボン)(AXC) ・Zephylium Carbon(ゼフィリウムカーボン)(ZEC) ・Limba(1+7) / Limba(2+6)/ AXC+ZEC(3+5) / xxx(4) ・ブレード厚: 5.7 mm ・重量: 85 g ・ブレードサイズ: 157 × 150 mm 新概念のハイブリッド(インナー)ラケット ブレード両面に特性の違う素材(アクシリウムカーボン&ゼフィリウムカーボン)を配したXIOMラケットの意欲作・アイスクリームシリーズ。AZXiはインナータイプ、かつ表面材に粘りのあるリンバを採用したことで非常に回転量の多い重みのあるドライブを放つことができるトップモデルだ。やや重量感があり、扱うには相応のパワーが必要となるが、ツボに入った時の剛球はクセになる。その名に反し、甘くない強力兵器である。 ・使用者: Jung Yougsik(ジョン・ヨンシク) 使用ラバー:Omega VII Tour i(オメガ7ツアーi)
韓国の鉄腕、ジョン・ヨンシク選手がアイスクリームAZXiを使用しているのは結構有名なイメージです。そして、おそらくフォアにHurricane(キョウヒョウ)のブルースポンジを使っていると思われますね。韓国のトップ選手はフォアにキョウヒョウを使いこなす選手が増えて、中国トップ選手を破ることが増えたイメージがありますね。日本の男子トップ選手もキョウヒョウを使う選手が出てきてもいい気がしますが。
PRO-13S
GALAXY(銀河) ・Arylate Carbon(アリレートカーボン)(ALC) ・Kevlar Carbon(ケブラーカーボン)(KVC) ・xxx(1) /ALC(2) /yyy(3) /zzz(4) /KVC(5) /y’y’y’(6) /x’x’x’(7) ・ブレード厚: 6.0 mm ・重量: 87 g ・ブレードサイズ: 157 × 150 mm
銀河のラケットで、アウターとインナーを組み合わせラケットが販売されています。価格も7,000円+税と手頃といえば手頃の値段ですね。もしフォア側とバック側で影響し合わないとしたら、自分にベストな硬さは、アウターALCをフォア側に、インナーALCをバック側に欲しい所です。まさにこちらのラケットがそのような構成になると言えばなりますが、どうなのでしょう。気になるのでポチるかな〜。