サラサラからトロトロまで接着剤の選び方

接着剤の選び方

 現在の接着剤は、水溶性のものになり、使用する接着剤でラバーや用具の性能に大きな変化をもたらすことは小さいです。抑えておくべきポイントは、シンプルでトロトロ系か、トロサラ系か、サラサラ系か、になりますね。厚塗りしてあげたいならトロトロ系で、逆に接着剤層はなるべく薄くして用具の打球感を前に出したいならサラサラ系、その中間がトロサラ系になります。この種類の分類に加え、値段が我々ユーザーが意識しなくてはいけないポイントでしょうか。トップ選手はやはり弾みを求めて厚塗りする選手が多いようです。

 katsuo000の個人的な見解ですが、グルーにもよると思いますが、厚塗りの効果は一時的で、確かに接着層が厚くなることで打球感もマイルドになって扱いやすくはなりますが、時間が経てばたつほど、テンションも落ち、回転性能も落ちてしまい、寿命も短くなってしまう印象です。トップ選手は契約メーカーからラバーを支給されるので寿命はあまり気にしなくて良いでしょうが、一般層ではある我々は寿命を損なう可能性のある貼り方は考えた方が良いと思います。
 また、厚塗りすることを前提に開発されているラバーも存在し、中国トップ選手が使用する国家隊用のキョウヒョウNEOシリーズは、2.1 mmと薄いものが多いですね。2.15 mmも出回っていますが、2.10 mmでファインジップなどで厚塗りして使用することが前提なのでしょう。

 今後ブログでキョウヒョウのファインジップによる厚塗りはいつか試そうと思っておりますが、基本的には薄塗が好きで、katsuo000はYASAKA(ヤサカ)ののり助さんを愛用しています。

サラサラ系

・のり助さん/YASAKA(ヤサカ)
 katsuo000が愛用するのり助さん。サラサラで伸ばしやすく、厚く塗っても重くなりにくい。ただしその分、膜が薄いので剝がしにくく、膜をはがして他のラケットへ貼ることを想定している場合は、膜剥がしの際にスポンジをえぐりやすいので注意ください。
 4,500 円 / 375 ml = 12 円 / ml

https://amzn.to/3zK1d4k

・Vario Clean(バイオクリーン)/DONIC(ドニック)
 5,200 円 / 500 ml = 10.4 円 / ml

・Turbo-Fix(ターボフィックス)/andro(アンドロ)
 10,000 円 / 1000 ml = 10 円 / ml

https://amzn.to/3h0qm36

・Perfect Glue(パーフェクトグルー)/the World Connect(ザワールドコネクト)
 7,500 円 /1000 ml = 7.5 円 / ml

トロサラ系

・Energy Glue(エナジーグルー)/XIOM(エクシオン)
 1,400 円 / 50 ml = 28 円 / ml

・Free Chack II(フリーチャック2)/Butterfly(バタフライ)
 バタフライのラバーはこのフリーチャック2を使用して貼ることが推奨されるので、使用しています。トロサラ系で固まりだすとムラになりやすいので注意してください。厚塗りするときもムラができやすいのでしっかり、薄く塗ってしっかり乾かしてから2回目を塗るのが良いと思います。つまり出し過ぎ注意ですね。
 1,500 円 / 100 ml = 15 円 / ml

https://amzn.to/38GvjtG

・V-Glue(ブイグルー)/VICTAS(ヴィクタス)
 2,000 円 / 100 ml = 20 円 / ml

https://amzn.to/3tgMATB

・Blue Contact(ブルーコンタクト)/DONIC(ドニック)
 10,500 円 / 1000 ml = 10.5 円 / ml

トロトロ系

・Fine Zip(ファインジップ)/Nittaku(ニッタク)
 中国ナショナルチームも愛用で有名なファインジップ。流れないのでサイドテープを貼るなどもやりやすいと感じています。
 7,000 円 / 500 ml = 14 円 / ml

https://amzn.to/2WMHkuK

・Attach Power Glue(アタッチパワーグルー)/STIGA(スティガ)
 6,000 円 / 500 ml = 12 円 / ml

 

SNSでもご購読できます。