R42を使ってみて
使ってみましたRasanter R42です。非常に扱いやすいラバーですね。簡単にまとめてみますね。
・意外にかなり好感触だったのがなんとツッツキとストップ!
意外だったんですが、ツッツキもストップも意外としっかり台へのおさまりが良くて驚きました。回転をかけるとかはやりにくいのですが、ストップもツッツキもしっかり低くできてやりやすかったですね。これはシートのおかげだと思うのですが、理由はよくわからなかったです。
・フォアで使ったときは自在感が凄い!
自分はフォアの方が得意なので、スピードドライブもループドライブも非常にやりやすくて、無意識に試合で使えるレベルでした。普段使うハードなハイエンドのスピン系テンションラバーと比較すると、どうしても回転量は落ちていると感じましたがループドライブも低くて質の高いドライブがやりやすかったですし、コースもつきやすかったです。また、ハイエンドのスピン系テンションでは食い込みのインパクトを出す必要があるので、どうしても打つコースに無理ができないのですが、R42ならストレートや若干シュート気味のスピードドライブも打てる自在感でした。使っていて楽しかったです。威力は出なくて、ボールは帰ってくるのですが、ラリー志向を鍛える意味でも良い経験になったと感じました。自分の卓球の引き出しが増やせると感じたので、少しソフトなラバーを選ぶことのメリットを改めて勉強させてもらいました。
また余談ですが、スマッシュなどで思い切り食い込ませるとラケットの板まで食い込んだのがわかるくらい甲高い音がなりましたね。
・バックで使った場合
少し中途半端と感じてしまいました。ミート系は少し回転の影響を受けやすく、ループ系のドライブも少し球離れの速さを感じてしまいました。またレシーブバックハンドドライブも思ったより飛距離が出てしまってオーバーミスが多かったと感じました。しっかり食い込ませると回転量の強いドライブも打てました。なので、自分のバックハンド技術の低さからすると、R37の方がもう少し無意識に打てる気がしました。それくらいR42は高性能なラバーだと思います。実際フォアで使ってもそこまで悪くなかったですからね。
・サーブはやっぱり浮きやすいかな
普段硬いラバーを使っているためだと思いますが、サーブが浮きやすかったです。やはりラバー硬度をコロコロ変えない方がサーブは安定する気がします。回転は結構しっかりかかってくれていました。
ざっとこんなところだと思います。気分転換にもなって非常に勉強させられるラバーでした。柔らかいラバーをフォア面で使うのは、気持ち悪いのではないかと心配したのですが、そうでもなかったです。多分ツッツキやストップがおさまりが良かったからだと思います。Dignics 09C(ディグニクス09C)を使ったときは、硬いんですが食い込みが良過ぎるので、サーブも出しにくく、飛距離もでるラバーなので、使っていて柔らかいラバーのように感じて気持ち悪かったです。どちらのラバーも使い込めば評価は大きく変わると思います。あくまでも個人の感想です。ご参考いただければ幸いです。