雑感 2020/10/14

秋冬商品の注目

・Target Pro XD 52.5(ターゲットプロXD52.5 / cornilleau・juic)
 cornilleau(コニヨール)/日本販売代理点juic(ジュイック)さんから既に販売されていますね。レビュー記事も挙がっていて、好感触を伝えています。ターゲットプロXDシリーズの前のTarget Pro GT(ターゲットプロGT)シリーズは、確かに好印象でした。価格が高くなったのは少々残念ですが、Tenergy(テナジー)やポストテナジーにカテゴリーされるラバーだと思いますので、やはり良いラバーであることが想像できます。Target Pro GT-X51(ターゲットプロGT-X51)の試打の感想としてはソツのなさを感じた一方で飛び抜けた特徴や武器を感じにくいのと、少し回転量も弱いと感じました。この辺りがどのように変わっているのか気になっていますね。

・Blue Grip C1(ブルーグリップC1 / DONIC)
 DONIC(ドニック)のブルーグリップC1はまだ販売はされていませんが、卓球王国さんや一部の店舗で既に試打動画が配信されています。Blue Grip(ブルーグリップ)シリーズはV1とR1が既にリリースされていて、VやRと比べてCはコントロールかな?なんて思っていたらなんとChina(チャイナ)のCと言うことで本格派粘着ラバーなんですね。重量は55 gオーバーで扱いにくそうですが、DONICさんはオープンプライスで価格が分かりにくいのですが、それでも今までのラバーはたいてい5,000円前後なので、このC1も5,000円前後になるものと予想しています。レビューではXIOM(エクシオン)さんのOmega VII China Ying(オメガ7チャイナ影)よりもスピードを落として癖を強くした感じ、と言うことでかなり期待値が高いです。Omega VII(オメガ7)シリーズがXIOMさんの中では回転に加えてスピードを売りにしているシリーズですからね。

 以上2商品を挙げさせていただきました。他のラバーの情報はまだ得られていません。今年はやはりコロナ禍ということで新商品が出るって言う感じじゃないみたいですね。Butterfly(バタフライ)さんもアパレルやシューズの新商品情報が出ていました。Twitter上ではLin Gaoyuan(林高遠)ラケットの新シリーズの情報が出ていたように思いましたが、まだですね。11月に発表があるのかもしれません。この動きにあわせてZhang Jike(張継科)ラケットシリーズは廃盤になるのかな、と思ったりしています(何の根拠はありません、個人の憶測です)。勝手な予想をついでに膨らませていただきます。
 スピン系テンションラバーは、まだまだポストテナジー路線のラバーの登場が続くものと予想しています。コスパが良いか、ポストテナジー路線の中で独自性を出すか、の2択と予想ですね。ポストディグニクスラバーが登場するのか、ここが注目ですね。
 一方で粘着ラバーのブームが巻き起こっています。その最たる例が既に確固たるポジションを得ているDignics 09C(ディグニクス09C)ですね。世界のトップ選手がいきなり使っていきなり良い結果を出しています。既に粘着ラバーで最も有名なポジションにいるHurricane(キョウヒョウ)と並ぶ勢いですね。近年登場しているオメガ7チャイナやブルーグリップC1などのハードな粘着ラバーは全てキョウヒョウを意識したラバーです。しかし紅双嬉(Double Happines Shanghai、DHS)のキョウヒョウと比べて優っているものは少ないのかもしれません。今後、打倒キョウヒョウラバーと同時に打倒ディグニクス09Cといったコンセプトのラバーが登場してきたら面白いですね。ただし、ディグニクスシリーズがまだ登場してから日が浅いので登場は数年は時間がかかるものと予想します。

 と言うことで秋冬の新商品が少し寂しかったので、勝手な妄想を書かせていただきました。ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。

 

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