雑感 2020/12/29

アウターALC系ラケットの違い

 アウターALC系ラケットが最近とても気になっています。近年また増えているんですよね。まとめてみました。

〇Butterfly(バタフライ)
 ・VISCARIA(ビスカリア): 5.8 mm、5+2 Outer Arylate Carbon (ALC)
 ・Timo Boll ALC(ティモボルALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC
 ・Zhang Jike ALC(張継科ALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC
 ・Lin Gaoyuang ALC(林高遠ALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC
 ・Matsudaira Kenta ALC(松平健太ALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC

〇Nittaku(ニッタク)
 ・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ): 5.8 mm、5+2 Outer Aramid Carbon (ADC)
 ・Tornado King Speed(トルネードキングスピード): 5.7 mm、5+2 Outer ADC

〇VICTAS(ヴィクタス)
 ・Liam Pitchford(リアムピッチフォード): 5.9 mm、5+2 Outer Z Carbon
 ・ZX-Gear Out(ゼクスギアアウト): 5.9 mm、5+2 Outer Z Carbon

〇Yasaka(ヤサカ)
 ・Alnado(アルネイド): 5.8 mm、5+2 Outer ADC

〇DONIC(ドニック)
 ・Original Ture Carbon(オリジナルトゥルーカーボン): 5.5 mm、5+2 Outer ADC

〇Joola(ヨーラ)
 ・Vyzaryz Freeze(ヴァイザリズフリーズ): 5.9 mm、5+2 Outer ALC

〇STIGA(スティガ)
 ・Dynasty Carbon(ダイナスティカーボン): 5.9 mm、5+2 Outer
 ・Carbonado 45(カーボネード45): 5.8 mm、5+2 Outer Carbon

〇TIBHAR(ティバー)
 ・Samsonov Limited Edition 25(サムソノフ25周年記念モデル): 5.8 mm, 5+2 Outer ADC

〇XIOM(エクシオン)
 ・36.5 ALX: 5.7 mm、5+2 Axylium Carbon(AXC)
 ・Stradivarius(ストラディバリウス): 5.7 mm、5+2 Outer ADC

 多いですよね。それぞれ、微妙にちがうんですよね。なお、選択した基準は、6.0 mm未満のブレード厚さで、かつトップ選手が粘着ラバーとあわせているらしいラケットも含めてピックアップしています。なので、androさんのTREIVER CO OFF/S(トレイバーシーオーオフ)のように6 mm以上のブレード厚のものはKVL(ケブラー)カーボン(アラミドの1種ケブラー繊維のカーボンなので、ADC)は除外した一方で、スティガのダイナスティカーボンやカーボネードが入ってきています。2020年発売のヨーラさんのヴァイザリスフリーズは上板リンバかつブレード厚さが5.9 mmとFreitas ALC(フレイタスALC)より若干薄いので気になったりしています。あと、ヴィクタスさんのZカーボンも、ザイロン系のカーボンのような名前ですが、ゼクシオンという繊維は液晶性アリレートという繊維のようですので、おそらくALCとザイロンカーボン(ZLC)の間くらいの硬さではないかと想像はしています。多いよね。全部比較したいけど、さすがに妻に怒られそう。。。

ストラディバリウスの打球感

 明らかにZhang Jike ZLC(張継科ZLC)と比べるとストラディバリウスはやわらかい打球感のラケットになりました。ただし、柔らかすぎて回転をかけ切れずに飛ばしてしまうときもある気がするので、もう少しぶつけつつ回転をかけられるようになれる必要性も感じつつありますね。ただ、圧倒的にボールコントロールはしやすくなったので、ラリー重視になれる気はします。完全に移行するか、悩んだりしていますね。

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