雑感 2021/3/2

Tenergy 19の試打動画が凄い

 もう、すごいですね。世界のButterfly、世界のTamasu。Tenergy 19(テナジー19)の試打動画が、大量に投稿されていて、試打しなくてももう、どんなラバーかわかる気がしてきました汗。皆さん基本的には比較対象はTenergy 05(テナジー05)で試打してくれていて、非常にわかりやすい比較になていると感じます。基本的には
打球感 柔らかい テナジー19 < テナジー05 硬い
弧線 強い テナジー19 > テナジー05 直線的
回転のかけやすさ かけやすい テナジー19 > テナジー05 かけにくい
最大回転量 強い テナジー05 > テナジー19 弱い
という感じっぽいですね。特にポイントは、弧線の強さのようで、テナジー05よりもプラスティックボールで弧線が出やすいラバーというのが特徴になりそうですね。テナジー05の方が直線的になりやすいというのが面白いですね。テナジー05も十分弧線が出しやすかったりループドライブがしやすいラバーだと思いますが、少しテナジー05は粘着ラバーっぽい感じがあるといえばあると言えるのかもしれませんね。そういう意味ではテナジー19はスピン系テンションらしいラバーと言えるのかもしれません。スピン系テンションらしいスピードと回転を両立しているという意味ではテナジー19の方がスピン系テンションらしいと感じてきております。試打してレビューしていきたいと思います。

打感的にはRasanter R48(ラザンターR48)に似ている?ヨーロッパ選手が好きそうなテナ19

 感覚的な話になってしまいますが、テナ19はR48に似ているような気がしてます。特にスポンジ硬度のわりにかなりくいこみを感じやすいラバーという点ではかなり近い気がします。5月に発売予定のRasanter R45(ラザンターR45)も近そうな気がしてます。くいこみがいいのでスピードドライブは打ちやすいけどループドライブがやりにくかったり、スリップしたり、回転が弱くなりそうな印象ですね。ドイツ製ラバーラザンターはドイツのラバーですのでヨーロッパで評価が高くなるようなラバーとして開発されているので当然といえば当然ですが。XIOM(エクシオン)さんのEuro系ラバーからわかるように、柔らかいラバーはヨーロッパ選手が好みますよね。特にバックハンドを豪快にスイングするヨーロッパの選手は、かなりボールをスポンジまでくいこませるドライブをするイメージです。日本人やアジアではループドライブに代表されるシートだけでドライブする技術を多用する人も多いので、この辺りが違いとして現れているのではないかと想像しますね。バタフライさんの戦略としては、もしかしたらヨーロッパ市場を狙ったラバーなのかもしれないと感じた次第です。そういう意味ではテナ19はドイツ製ラバーっぽいテナジーでもあると思います。

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