雑感 2021/3/29 ポチッたよラケット!

1本目!Tornado King Speed(トルネードキングスピード)!

 1本目はNittaku(ニッタク)さんのTornado King Speed(トルネードキングスピード)ですね。このラケットは、Tornado King(トルネードキング)シリーズのラケットになります。トルネードキングという名前からわかるように、Tornado King(トルネードキング)というラケットが、Double Happiness Shanghai(紅双喜、DHS)のラケット、Hurricane Wang Ligin(キョウヒョウ WL)をNittakuバージョンとして販売したラケットだと思います。Wang Liqin(王励勤、中国)選手は、自分が学生のときに世界ランキング1位で、憧れた選手になりますね。長身から繰り出されるカウンタードライブ、特にカウンターシュートドライブは圧巻の印象です。有機溶剤の使用が可能だったころですので中国トップ選手は5枚合板ラケットに後加工するのが一般的な時代だと思います。その王選手が使用したHurricane Wang(キョウヒョウ王)のNittaku(ニッタク)バージョンとして販売されているのがトルネードキングになります。こちらは5枚合板のラケットで板薄、粘着ラバーとの相性抜群というラケットになると思います。トルネードキングをベースにインナーにケブラーカーボンをいれたラケットがTornado King Power(トルネードキングパワー)になります。このトルネードキングパワーはインナーラケットとして好評で、早稲田大学卒でDHS製のキョウヒョウを愛用する時吉佑一選手が以前使用していたラケットになります。アウターにケブラーカーボンを挟んだのが自分が購入したトルネードキングスピードになります!

カタログ値は板厚5.7 mmで平均重量88 gになります。届いた個体はやや軽めで、83 gでした。握った感じ、丸いグリップでZhang Jike ALC(張継科ALC)にかなり似た感じの握り心地でした。多分グリップも詰まっている感じでしたので、Timo Boll ALC(ティモボルALC)よりも張継科ALCに似たラケットだと思います。インターネット情報で確かではないですが、張継科ALCと合板構成は異なるようで、次のようになります。

Limbaリンバ、1+7)/Kevlar Carbon(2+6)/Ayousアユース、3+5)/Kiri(桐、4)

因みに張継科ALCは次のようになると思います。

Kotoコト、1+7)/Arylate Carbon(2+6)/Limbaリンバ、3+5)/Kiri(桐、4)

カーボン回りの板が異なるということですね。また、板厚もButterfly(バタフライ)のALC系ラケットは5.8 mmですので、トルネードキングスピードは0.1 mm薄い設計になります。上板リンバだとしたら、球持ちを感じやすく、板薄ですので飛びすぎないラケットになっているのではないかと思います。カーテン打ちの段階ですが、確かに球持ちを感じ、打球感は決して悪くなかったですね。試打が楽しみです。上板リンバのラケットは個人的にも好みな打球感なので、カーテン打ちの球持ちも納得ですね。

2本目!Revoldia CNF(レボルディアCNF)!

 こっちも買っちゃいやした!勢いって怖い。レボルディアCNFです。高性能ラケットですね~!

平均重量 88 gのところ、91 gの重い個体が届きました~!個人的には重い方が嬉しいな~なんて思いながら重量測定したので、重い個体が届いて「よっしゃ~!」と思った次第です。レボルディアはアウターALC系ラケットと同じ程度の反発性能をもちながら打感は木材系という非常に高性能で、価格だけが高いラケットですね。Darker(ダーカー)のCegna(セグナ)やDONIC(ドニック)のRelevant(リレヴァント)など類似のラケットが販売され、話題になっています。セグナが一番板厚があって6 mm越え、一番薄いのがリレヴァントで5.4 mmになります。レボルディアは5.7 mmとまずまず薄いラケットになりますね。買う前の印象イメージ的にはTimo Boll ZLF(ティモボルZLF)をより弾むようにしたラケットをイメージしておりました。ティモボルZLFはアウターにザイロンファイバーを配した木材系の打球感のラケットで、板厚5.4 mmと薄く非常に球持ちのあるラケットですが少し威力不足を感じやすいと思います。実際にカーテン打ちした印象としては、かなり良かったです!特に驚いたのがフォアに貼ったDignics 05(ディグニクス05)の打球感ですね!このレボルディアはディグニクスとかなりマッチしたラケットのようです。ディグニクス05は木材5枚合板ラケットに貼ってもディグニクスらしい硬さを感じるラバーで、なかなかこの打球感は得手不得手をわける印象なのですが、レボルディアに貼ったとたん、かなり角が取れた印象です。ディグニクス05は硬いのでくい込ませながらドライブをかけないと球をひっかっける前に落ちる印象がありドイツ製スピン系テンションぽい部分があるのですが、レボルディアにはったら、ゆっくりボールを打ってもしっかりボールを引っかけて弧線を描かせることができると感じました。バタフライもおそらくレボルディアをディグニクスにあわせて開発したのではないかと感じた次第ですね。もちろん個体差もあると思いますので一概に言い切ることは難しいですが、レボルディアCNFなら両面ディグニクスもありだと感じました。まだ試打できていないので、早く打ちたいですね~。両面ディグニクスにするなら、フォアにDignics 09C(ティグニクス09C)、バックにディグニクス05とかが良さそうです。

他にも打ちたいラケットはあります~

 試打していきたいラケットはまだまだあって、SWAT(スワット)やSWAT Power(スワットパワー)、Hurricane Long V(キョウヒョウ龍5)などなどあるんですよね~。徐々に打っていこうかと思います。

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