雑感 2021/6/26

デジタル硬度計比較 TIBHARの中級者向け

shore a(sheet側)
・Evolution EL-S:28.8
・5Q-VIP:28.8
・Quantum X Pro:27.3
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Evolution EL-S:40.3
・5Q-VIP:36.9
・Quantum X Pro:40.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Evolution EL-S:22.2
・5Q-VIP:21.4
・Quantum X Pro:26.4
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Evolution EL-S:36.2
・5Q-VIP:34.7
・Quantum X Pro:39.3
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 TIBHARさんの中級者向けといわれる、Evolution EL-S、5Q-VIP、Qunatum X Proの硬度比較です。やはり、テナジーと比較すると、全ての硬度が低いですね。硬さよりも扱いやすさを重視していることがわかります。また、中級者向けといいつつ、差がみられました。その一つがスポンジ側の硬さですね。EL-Sも5Q-VIPもシートが硬い割に、スポンジ側がかなり柔らかいラバーでした。一方で、Quantum X Proは、スポンジ側も硬く、ここが中級者向けのラバーといっても異なる点、異なる設計のラバーと言えるでしょう。扱いやすさの目安になるのではないか、と考えられるshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度差(硬度の差が大きいほど、扱いやすい)に着目すると次のようになります。

Sheet側-Sponge側(shore a)
・Evolution EL-S:6.6
・5Q-VIP:7.3
・Quantum X Pro:0.9
 テナジー05:7.5(別日測定値)

 テナジーの、差の値が大きいので、参考にはしづらいのですが、EL-S、5Q-VIPは高い値を示し、扱いやすいと想像できる値となりました。一方で思ったより威力を出せると感じたQunatum X Proは低い値で、ドイツ製ラバーっぽい設計ではないかと思いましたね。
 デジタル硬度計の測定、非常にいいですね。強い先入観にもなりそうですが、打たなくてもラバーのイメージがしやすくなるなーと感じています。数値化するということは、客観的な比較につながりますね。

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