雑感 2021/8/2

最近のポストテナジーラバーは、本当の意味でテナジー05っぽいラバーが多い?

 硬度計を取り入れて評価するようになり、最近のラバーの特徴を感じるようになってきました。極端にいうと、かなり「テナジー05」っぽいラバーが多いと思います。それは、shore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度の差が大きいのが、テナジー05の特徴でしたが、同じ特徴を有するドイツ製ラバーが多いんですね!先日試打した、DNA Platinum XH(DNAプラチナXH)やEvolution MX-D(エヴォリューションMX-D)、そしてTarget Pro XD52.5(ターゲットプロXD52.5)も同じようにshore aのシートとスポンジの硬度差が大きい傾向にあります。一方で、Dignics(ディグニクス)は、今までのドイツ製ラバーのようにシート側からの硬度とスポンジ側からの硬度の差が小さい傾向にありますね。
 少なくとも、ドイツ工場の技術は、既にバタフライのテナジー製造の技術にかなり近づいてきているのではないかと感じました。今後、硬度目線で考察を展開していきますので、是非ご参考いただきたいものになります。どうぞよろしくお願いします。

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