ライゼンZGRはテンションよりの粘着ラバー!
先日、卓球をすることができました。やっと打つことが出来ましたRhyzen ZGR(ライゼンZGR)ですね。これ、想像よりも好印象な試打になりました。弾み過ぎて、粘着らしさがないんじゃないかなって思ったんですけど、ちゃんと粘着らしさもありました。かなりテンションよりなんですが、粘着らしさも兼ね備えるラバーでした。これはね、やっぱりディグニクス09Cを意識したラバーではないかと想像します。案外バックでも使えたし、両面粘着っていうのもありかもしれないと感じました。またレビューを今週中には書くことができると思いますので、是非是非よろしくお願いします。
フォア粘着ラバーっていいね!
やっぱり粘着ラバーいいですね!粘着ラバーってボールの回転量やスピードに差をつけやすくて、その差で相手のミスを誘いやすいなーと感じました。ブロック主体の人メインになりますけどね。回転量の差で勝負する、という考えで粘着ラバーは本当にありだと感じました。
やはり、今すぐにでもOmega VII China Ying(オメガ7チャイナ影)使いたいわーと感じたのですが、とりあえずぐっと我慢して、明日以降にラバーの貼り替えを見送りました。Blue Grip C1(ブルーグリップC1)もあるし、そもそも今のメインのVirtuoso AC(ヴィルトーソAC)にキョウヒョウ貼って試してからしっかりじっくり比較したいよね、とも思い。。。用具沼っすね汗。
粘着ラバーと相性の良いラケットとは?
過去もちょくちょく書いておりますが、今回感じたのは相性ですね。インナーカーボンラケットは、昨今の粘着テンションラバーとあうと感じました。ライゼンZGRはおそらく、インナーカーボンと会うラバーだと感じました。これがライゼンをアウターカーボンに貼ると少し回転量が鈍って、粘着ラバーらしさが消えてしまうんじゃないかなって思いました。このあたりは、本当に試打してみないとわからない話で困るのですが。よって、ラクザZやトリプルダブルエキストラとか、ブルーグリップC2やブルーグリップV1とか、ハイブリッドK1Jとか、弾む粘着テンション系はインナーカーボンと相性が良さそうだなーと今回改めて感じました。そのあたりを検証していきたいなーと思ってます。
例を書かせていただきますね。
もう2年以上前の話ですが、Hurricane(キョウヒョウ)をアウターヒノキカーボンのSardius(サーディウス)というラケットに貼ってみたことがあります。サーディウスは、アウターカーボンで、上板ヒノキのブレード厚さ7 mmの超攻撃的なラケットです。ロングサーブのスピードは、セル時代を彷彿とさせるぐらい速いです笑。このサーディウス、打球感は良いですし、バックにキョウヒョウでもボチボチ球をもって打てて、非常に良かったのですが、回転量がとにかく低いと感じました。ドライブをかけてもかけてもかからない。キョウヒョウなのに癖球も出ない。ここまで攻撃的なラケットにキョウヒョウはお互いの長所を補いあうことが出来ないように感じました。もちろんkatsuo000の実力不足はあるかもしれませんが。スピン系テンションも相性がありますが、粘着ラバーの方が、この相性の影響は大きく出るのと、組み合わせ結果が想定以上に悪い良いとなることも少なくないと感じましたね。
粘着ラバーと手堅く相性をあわせるなら、やはり木材合板系とあわせるべきでしょう。アウターカーボンは、ALC系が特殊で、それ以上弾むラケットと粘着ラバーは例外ではないかと感じました。現在ティモボル選手がプリモラッツカーボンんとディグニクス09Cを組み合わせているのはかなり異例で、今後こういった組み合わせもあり得るのかもしれませんが、基本的には特殊な組み合わせではないかと感じます。過去にWRMさんのぐっちぃさんのブログでも近いことが書かれていてだいたいラケットって以下の順番に硬くなりますよね。
5枚合板 < 7枚合板 < インナーALC(またはAC) < インナーZLC < アウターALC < アウターZLC
中国のトップ選手でも、アウターALCとキョウヒョウまでの組み合わせしか使わないんですよね。中国の超級リーグで水谷隼ZLCっぽいラケットを使っている中国人選手をみたことありますが、やはり特殊で個性的な選手だと思いました。
先述のボル選手の例、ディグニクス09Cとプリモラッツカーボンの組み合わせがいいのかわかりませんが、プリモラッツカーボンも上板ヒノキ系のかなり攻撃的なラケットだと思います。そんなラケットと粘着ラバーを組み合わせるってトップ選手は異次元ですよね。やはりティモボルALCとディグニクス09Cではボールが浅く入るのかもしれません。もしかしたら、板厚の厚いラケットも再度流行るかもしれませんね。
アウターZLCでも、昨今のZLC、過去katsuo000が使っていた張継科ZLCはブレードが薄いので、硬いなりにしなるんですよ。だからギリギリ粘着ラバーはダメじゃない。キョウヒョウと張継続ZLCは、ダメじゃなかったです。しかしながら、上板リンバで少し柔らかい打球感の水谷隼ZLCとキョウヒョウは、プラボールが硬いABS樹脂製になってからはダメでした。ディグニクス09Cならあうのかもしれません。ということで、粘着ラバーは相性があるんでしょうね。
やはり上板にコト材や黒檀などの、硬い素材とキョウヒョウが、使いこなせた時の癖球や粘着の特性が出やすいんじゃないかと思います。一方で使いやすくなるけど、癖球や粘着らしさが減るのがアウターカーボンで上板にリンバやヒノキで、ブレード厚さの厚いラケットでしょうか。自分が知る例外はボル選手のケースだけになりますね。金メダリスト、馬龍選手はインナーALC系にキョウヒョウですから、やはりインナーカーボンと粘着が良いのかもしれません。
今後、ラケットと粘着の、それぞれの相性も見れたらいいなーと思います。