雑感 2021/6/14

デジタル硬度計比較 Fastarc G-1

shore a(sheet側)
・ファスタークG-1:30.9
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・ファスタークG-1:43.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・ファスタークG-1:27.8
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・ファスタークG-1:41.0
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 個体差もあると思いますが、G-1は、比較的柔らかめの値がでました。それでもshore aにおけるシート側の値とスポンジ側からの値の差3.08(ファスタークG-1)はテナジー05の値(5.42(テナジー05)と比較すると低いのでドイツ製ラバーらしいというか、扱いには癖があるということを、客観的に予測できそうな値でした。来月発売のG-1のMaxも期待ですね!もちろん予約済みです(ただし試打はいつになるか未定涙)。

雑感 2021/6/12

硬度のデータ更新 Q5とQ4

下記のようになりましたね。

shore a(sheet側)
・Q5:31.8
・Q4:32.3
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Q5:45.8
・Q4:43.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Q5:31.1
・Q4:30.9
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Q5:44.3
・Q4:43.0
 テナジー05:43.3(別日測定値)

今回非常に面白いのが、shore aの硬度計のシート側では、テナジー05の方が硬い値が出たことですね!ドイツ系の硬度に近いshore cでは、Q5 > テナジー05 > Q4で、この硬さの感覚は試打時と対応しています。(つまり、試打の体感ではQ5が最も硬いと感じ、Q4は柔らかいと感じた。テナジー05を単純比較できないが、だいたいテナジー05よりQ5は硬く、テナジー05よりQ4は柔らかいと感じた。)
 このshore aのシート側の硬度値は、粒形状の現れではないかと想像しています。テナジー05は粒が太く密集する、粘着ラバーのような打球感もあるラバーですが、Q5の粒形状は80よりと言われ、バランスのとれた粒形状、ただしラバー全体でQ3やQ4よりさらに硬いラバーになっている印象です(スポンジ硬度は同じですが、シートを含めると硬いと感じました。)
 こういった数値の差って面白いですね!

WRMのVirtuoso ACとさらにMartin ACがめちゃ気になる。。。

 お世話になっている、WRMさんがついにVirtuoso ACの販売を開始しました。Virtuoso ACは過去にも取り上げたラバーで張本智和インナーフォースALCよりもブレード厚さが薄い、5.6 mmのラケットということで、気になります。上板はリンバで一番近いと想像するラケットはInner Force Layer ALC.S.で、ブレード厚さ5.5 mmでしょうか。うーん気になる。球持ちを求めて、アウターカーボンよりもCNFへ移行しようかななんて思っていて、インナーカーボンはやはり木材よりですからね。しかもブレード厚さが薄い!ブレード厚さが薄いラケットは好きですね~。あまり薄いと威力がでないので、難しいのですが。。。うーんきになります。で、OSPのサイトをのぞいたらなんと、Martin ACもラインナップされていました!これは詳しくはわかりませんが、アウターACで上板リンバのラケットだと思われます。一番近いラケットだと思われるのは、Tornado King Speedですかね。でもOSPでアウターアラミドカーボンは気になります。こちらもそのうちWRMで販売になりそうな気がしてワクワクです!

雑感 2021/6/8

デジタル硬度計で計ってみた2

 本日もバタフライさんのラバーをサンプルに測定してみました。追加で測定したのは、ディグニクス09C、テナジー19、テナジー05FXです。傾向は取れてきているように感じています。ということで結果になります!

表のままだと少しわかりにくいので、図にしてみました。まずshore aの場合

続いてshore cですね。

最後に先日考察していたsheet側からの測定値とsponge側からの測定値の差になります。

注目はshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度の差になります。明らかにテナジー系のラバーがその差が大きく、テナジー05FXは非常に大きな差になりました。テナジーの中で比較すると、

shore a sheet-sponge (a) : テナジー05FX > テナジー19 > テナジー05

となっています。katsuo000もこの順番に扱いやすいと感じています。またディグニクスの中で比較しても

shore a sheet-sponge (a) : ディグ64 >ディグ80 > ディグ05 > ディグ09C

となっています。この順番に扱いやすいと言われていると思うので、感覚と数値化した傾向に相関がある関係となりました。なぜshore aの方がこのような結果になるのか、理由は不明ですが、一つの指標にしても良いかもしれません。

注意: ディグニクス09Cは少し柔らかめに値が出ました。測定した日の気温の差が出たかもしれません。温度が高いほど、柔らかくなることが予想されますので、この結果が日によっては前後するかもしれませんが、一つの尺度や考察の一つとして本日の硬度計の結果を捉えていただければ幸いですし、この結果にしっくりこないと感じる人も必ずいると思います。違和感を感じられる方には申し訳ないとしかいえません。

ということで、硬度計、なかなか面白いのでどんどんデータを貯めたいところですが、息子が生まれたてほやほやでなかなか時間がとれず苦しい毎日です。気長に読んでいただければ幸いです。

雑感 2021/6/6

デジタル硬度計でわかりそうなこと

 上の表は適当に測定してみた値になります。ディグニクス05であれば、shore aでシート側から測定した硬度が34.3°(平均値)で、その標準偏差が1.3、スポンジ側から測定した硬度が31.3°、その標準偏差が1.2と続きます。ドイツ硬度はどちらかというと、shore cっぽいですね。バタフライの統一硬度の基準はよくわかりません。シート側からの硬度の方が硬くなるのが一般的のようです。そして、シート側からの硬度からスポンジ側からの硬度を引いた値が一番右にあります。シート側の硬度からスポンジ側の硬度を引いた値を計算してみたのは、シートの相対的な強さを数値化したいと思ったからになります。この値が、どうやら大きいラバーはシートが柔らかいと感じるのかもしれません(値を出す前は値が大きい方が硬い、と感じるラバーかなって思ってましたが逆のような気がしてきました)。まだバタフライのラバーの一部だけですので、もう少し数値データを集めていきたいと思います。また、これにシートの粒形状のデータが揃うとかなり考察が深まるのと、ラバーの性能が予想できるのではないかとふんでいます。本当にそうなるかは、わかりませんが。

雑感 2021/6/4 感謝感激!

WRMで5月も上位3名の優秀レビュワーいただきました!

 5月のWRMさんのレビュワーの結果が出ました。↓
結果:https://rubber.ocnk.net/news-detail/1659

 結果はなんと、3か月連続で、優秀レビュワーをいただくことができました。投票していただいた方々には本当に感謝しかありません。どうもありがとうございました!6月もレビューを投稿しますので、良ければ是非ご覧ください。また、このようなレビューをご覧になられている方々は是非WRMさんが企画運営されているレビュー企画を閲覧したり参加されることをオススメ申し上げます!これからもレビューを投稿しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

WRM(ワールドラバーマーケット)さんの2021年6月のレビュー投稿先↓
: https://rubber.ocnk.net/form/3

雑感 2021/6/2

息子、お家に着きました!

 息子とやっと会うことができました。小さくて、泣き声の強さも娘と比べたらとても小さいです。やっと会えて思わず感謝してしまいました。これから一緒に卓球できるようになっていきたいですね。

雑感 2021/6/1

硬度測定開始!

 デジタル硬度計でラバーの硬さを計り始めました。これ、結構時間がかかりそうです。というのは、当て方や力のかけ方で数値が結構かわるからですね。本日記載したいことは、下記のことがわかったということです。
 ・shore aとshore cは明らかに結果が異なる。
 ・shore aのデジタル硬度計の先端部は細い。
 ・shore aの場合、先端が細いのでシート側から測定した際に粒に当たるか否かで値が大きくずれる。
 ・shore cの方が数値のブレは少ない。
 ・卓球グッズ2021で掲載されていた、硬度はshore cよりの値。

また感覚的なバイアスがあるようにも感じました。というのは、手始めにディグニクスの05、80、64を測定したのですが、感覚どおり05が最も硬く64が最も柔らかくなる傾向ではありましたが、結果の取り方(n数や平均値、標準偏差など)によっては80の方が硬くなる場合もありましたね。n数を増やし、平均値と標準偏差で議論する必要がありそうです。卓球グッズ2021でもテナジー05とテナジー80で比較すると、0.1°ですが、テナジー80の方が硬いんですよね。このような結果になる要因として、硬さの定義の難しさがあるのだと思います。力は定義されていますが、硬さは物理学用語では定義されていない、定義が難しいのと似ているのかもしれません。いやー硬度って難しいですね。

 今回のデジタル硬度計の導入で、楽しみなのが、シート側からの測定とスポンジ側からの測定です。試しに測定した感触としては、シート側からの方が数値は大きくなる傾向があります。それはテナジー05でもディグニクス05でも同じでした。ただし、その程度は、ディグニクス05の方が大きかったですね。katsuo000の期待として、シートの強さを評価する一つの指標として、シート側からの硬度とスポンジ側からの硬度の差、あるいは相対値によってシートの強さを評価できるのではないかと期待しています。場合によってはシートをカッターなどで切り離したりして評価しても良いかもしれませんね~。そういったトライができるのは楽しみではあります!予想ではG-1などのドイツ製ラバーはシート強めの傾向が、昨今のRasanter R48やテナジー05などはシート柔らかめの結果になるんじゃないかと思っています。カタログ値もいいですが、硬度の実測は非常に科学者の心をくすぐりますね~。

雑感 2021/5/30 本日は息子の出産予定日

本日は息子の出産予定日でした!

 実は予定日より早く出産しました!母子ともに健康で本当に感謝ですね。息子は生まれた時の娘に似ているようです。まだコロナ禍のために息子にあうこともできず、寂しい限りですね。娘も母親がいなくて寂しい思いをしている模様です。もうすぐ退院ですので、妻と息子が帰ってきたら、美味しいものを食べたいところですね!

デジタル硬度計を購入しました!!!

 ブログ記事的にはこちらの方が大きなNEWsかもしれません。Shore Durometerというものを購入しました。Shoreはaとcでそれぞれ購入しました。硬度という単位はshore aとshore cで微妙に異なるようですね。両方で評価していくことで、色々と考察が深まればと思った次第です。初めは卓球王国さんで使用しているAsker CL-150Lにしようと思ったのですが、こちら20万円くらいするので諦めました。汗

 そこで、デジタル硬度計にしました。デジタル硬度計にもいくつかあるのと、「shore aとshore cってなんなん?」となって、もういいや両方買おうとなりました。

https://amzn.to/3p61Lgq

shore cがAsker Cなのかどうか、よくわかっていないのですが、実際に届いたデジタル硬度計で測定してみたところ、数値が違いましたね。今後まとめていきますので、少々お待ちください。ちなみにkatsuo000はこんなときのために、ラバーの切れ端を大量に保有しております。苦笑。かたっぱしから測定してまた表にまとめていきますので、少々お待ちくださいね。いやーこれはブログにかけそうね~なんて思っていたけど楽しみ。
 ちなみにデジタル硬度計、使用感は今のところ満足ですが、当て方で適度に異なるようです。上のAsker CL-150Lは「定圧荷重」というのがポイントですよね。同じ圧力を与えて、その応答で評価しているので、客観的に比較する際にはかなり正確に評価できていると思われます。自分がデジタル硬度計で計測するときもなるべく条件を統一して評価できるように気を付けないといけないと感じました。シート側からの測定か、スポンジ側からの測定か、shore aかshore cか、何の下においての測定か、などなど、記載メモするようにしたいと思ってます。早く表を作りたいですね汗。

Fastarc G-1 Max!

 ファスタークG-1のMaxが発売されるみたいですね。こちら、硬度が硬いのか、スポンジが厚いのか、katsuo000はよくわかっていませんが、日本一売れているラバーファスタークG-1のバリエーションが増えたということで、注目しないと!なりました。発売は7月頭になるみたいですね。また情報がわかりましたら、コメントしていきます。

雑感 2021/5/28

発送!

 注文していた新ラバー含めた商品の発送の連絡がありました。注文しているのはドイツ製ラバーばかりですね~。

 ・Rasanter R45(ラザンターR45)
 ・Rhyzen ZGR(ライゼンZGR)
 ・Vega X(ヴェガX)
 ・Vega Tour(ヴェガツアー)

 到着が楽しみです!

雑感 2021/5/26 今月も感謝!!

WRMさんのレビューに今月もノミネートしていただきました!

 今月もWRM(ワールドラバーマーケット)さんのレビューでノミネートしていただきました。今回はかなり、激戦で正直運が良かったとしか言えないと感じております。運ではなく、実力で残れるように(自分の卓球もそうですが)レビューについても精進したいと思いました。とにかく、嬉しいので、感謝を表明したいと思います。ありがとうございます!
 → https://rubber.ocnk.net/news#whatnew_data1658
 今月も自分が残しているレビューについて紹介させていただきます。
katsuo000+のRasanter R48(ラザンターR48)のレビュー
 WRMさんのラザンターR48:https://rubber.blog.jp/archives/51994466.html
 このブログにおけるラザンターR48:https://katsuo000.com/review_rasanter_r48/
 卓球ナビのラザンターR48:https://takkyu-navi.jp/user/detail/1000000938/30

 今月(2021年5月)が激戦だと感じた理由は、過去に何度もWRMさんのレビュワーノミネートしている、「ぬりかべ」さんがノミネートしなかったために、激戦と感じました。「ぬりかべ」さんは、最新ラバーでWRMが激プッシュするTIBHARのEvolution MX-Dと、全くレビューを見ないレアなラバー、Classic Defenceという粒高ラバーの、なんと2枚のラバーのレビューを投稿しているにもかかわらず、ノミネートしなかったのです。5人選ぶとしても、自分がノミネートしなかった可能性も多いにあったと強く感じた次第です。そして、とても質の高いレビューですので、是非「ぬりかべ」さんのレビューもご覧いただけたらと思います。

「ぬりかべ」さんのレビュー
・Evolution MX-D(エボリューションMX-D):https://rubber.blog.jp/archives/51995005.html
・Classic Defence(クラシックディフェンス):https://rubber.blog.jp/archives/51994819.html

 WRMのレビュワーノミネートの方に戻りますが、もしよろしければ是非投票の方もよろしくお願い申し上げます!もちろん、投票はkatsuo000+のレビューに関係なく良いと感じたレビュー(およびレビュワー)へ投票してください!ザーシーさんは、少し奇を狙ってなのか、卓球美女スッチのラケットですね。レビュワー競争で競いあう形となっている、「Pまん」さん、「アンチマン」さん、「欲」さんのレビューラバーも興味深いですね。

投票は→ https://rubber.ocnk.net/form/120 
 締め切り〆は2021年5月31日(月)までと短いですのでお早目にお願いします!

またこのブログをお読みの方は是非、レビューも投稿してみてはいかがでしょうか。色々な刺激になりますし、言葉にすることで人は認識し理解する、ようですので、卓球IQのようなものが刺激を受けるような気がします。少なくとも自分は刺激を受けています。そして自分がアウトプットし言語化したものが評価されるのは、一つの自己肯定感を与えてくれるので、とても心地よいです。是非皆さんも一緒にレビューを書きましょう!