雑感 HIIT or SITトレーニングと卓球について 2021/5/3

HIIT or SITトレーニングとは

 最近注目を浴びる運動、HIITSITと卓球について、述べたいと思います!このHIITまたはSITの多分、火付け役はメンタリストDaiGoさんでしょう。DaiGoさんはニコニコ動画で入会者数(月額500円)を伸ばしまくり、現在はサブスクリプションの動画配信アプリを開発して、そこで動画を配信しまくってますね。実はkatsuo000も、DaiGoさんの動画を購入させていただいてます。

DaiGoさんの動画配信アプリ「Dラボ」  https://daigovideolab.jp/

 卓球以外の生活に関する知恵や大切な考え、オススメの本などを参考にさせていただいてます。ちょうど、2021年4月の特集が、HIITまたはSITでした。聞いていて、やっぱり「あ、卓球の練習ってHIITになってるじゃん!だから卓球やっている人は頭も冴えて何より集中力が高いんだ!」と思いました。個人の経験の話にはなりますが、HIITSITに近い運動をするのは、卓球の他にバスケットがあたるのではないかと思います。卓球やバスケの次に、有酸素運動の割合が増えるのが、テニスやバドミントンで、さらに有酸素運動の割合が増えるのが、長距離を動き続けるサッカーやラグビーになると思います。一方で一部の日本人が愛する野球はHIITSITとはかけ離れていると思いますね。

HIIT (High Intensity Interval Training)

 HIITとはHigh Intensity Interval Trainingのことです。「ヒット」または「ヒート」と読めばよいでしょう。このHIITトレーニングとは、全力の運動-短い休憩を繰り返す運動のことです。日本では立命館大学の田畑泉教授が提案した、Tabata式トレーニングの方が有名なのかもしれません。

SIT(Sprint Interval Training)

 続いてSITとはSprint Interval Trainingのことです。HIITと明確に分類するのは難しいので、katsuo000は同義語として使っています。読み方は「シット」でよいでしょう。

HIIT / SITのやり方

 HIITSITも、運動の基本骨格はほぼ同じで、全力の運動-短い休憩の繰り返しになります。これ、卓球を学生時代にやっていた人は得意な運動ではないでしょうか!?katsuo000は小学生、中学生のときに次のようなシステムの多球練習をよくしていました。
 1. フォア前ツッツキ、
 2. 回り込んでフォアドライブ、
 3. ニュートラルに戻ってバックサイドに来たボールをバックショート、
 4. またバックサイドにきたボールをまた回りこんでフォアドライブ強打、
 5. フォアサイドのボールを飛びついてスマッシュorドライブ強打、
 6. 戻ってバック強打
 このようなシステムの多球練習(だいたい4~6球)を数名で順番に行っていました。一人でやると数分から数十分で倒れてしまいますが、数名で順番にやることで集中力が保てましたね。これ、要するに全力の運動-短い休憩繰り返しであり、HIITまたはSIT運動になってますね!ドライブマンや前陣攻守の方も、類似の多球練習をすると思いますし、少し単調にはなりますが5本連続ドライブとか、でも良いと思います。カットマンの動きでも、全力の運動-短い休憩繰り返しであれば問題ないでしょう。とにかく卓球にはこの手の動きしかないといってもいいくらい多いですよね!卓球をしている人間は全員HIITまたはSIT運動をしているのだとkatsuo000は思います!

 少し専門的な説明をすると全力の運動とは、最大心拍数の70%まで心拍数を上げる運動になります。最大心拍数の70%を計算する方法としては、220から自分の年齢を引いた値が100%の心拍数になります。例えば33歳の人なら、220から33を引いた187、これが最大心拍数になります。これが100%ということですから、その最大心拍数の70%は0.7倍するので、目指す心拍数は130.9になります。apple watchなどで心拍数を計測できるのであれば計ってみても良いでしょう!

HIIT / SITの効能

 大切なのはHIITまたはSIT運動の効能になりますね!効能は以下になります!

① 時短効果
 最短4分、長くても30分でOK
 1分あたり14.5キロカロリー(ジム1時間で数百キロカロリー)
 有酸素運動のデメリットを全て克服
  ランニングはカロリーが燃えない上にコルチゾールが増える
  ランニングは食欲増進効果があり、痩せにくい
  45分以上の有酸素運動は科学的に推奨されにくい
  (ランニングは趣味でやるべき)
  コルチゾールは筋肉を分解してしまう

② 空腹感が減る
 運動するとお腹が空くのは有酸素運動であり、HIITでは空腹感は出にくい
 食欲は58%減少する
 脳の報酬系を活性化させる、脳がご褒美をもらっている状態になる
 衝動抑制力も鍛えられる

③ 心疾患や糖尿病の予防になる
 一般的な有酸素運動の2倍位心肺機能を高める
 (心疾患は日本人の病気の死因第二位)
 インシュリンの分泌を3倍減少

④ アンチエイジング
 体内の炎症レベルをさげてくれる
 運動に慣れていない人は簡単に心拍数があがる
 結果高強度になりやすい
 細胞レベルで若返り、ミトコンドリアの性能がアップ

⑤ 最強の減量運動
 全ての運動の中で最も痩せやすい
 脂肪の燃焼に効果あり
 最短で痩せるのはHIIT

⑥ 脳の血流が良くなる
 心肺機能や脚力が強い人は頭の回転が早い
 脳に血が送れるから脳機能が高まる
 IQの高さより脳への血流が大事
 細かく休憩を挟んだ運動の方が脳への血流が上がる
 高齢者は特にHIITタイプの運動が脳機能向上に良い
 ぶっ通しより少し休憩を入れる運動が良い
 *サウナで整う感じに似ている
 *HIITの後に瞑想すると呼吸を感じやすい

⑦ 内臓脂肪が激減する
 HIITが最も内臓脂肪を激減させる
 10週間で内臓脂肪が3倍減少

⑧ 冷え性が治る
 末端冷え性はたいていが血流不足 心疾患を抱えている人は末端冷え性が多い。
 毛細血管が増えるので末端冷え性が治る。
 脳の毛細血管が増え栄養が回るので血色がよくなる

⑨ 記憶力が良くなる
 記憶力が30%向上
 記憶力は高負荷なエクササイズが必要
 決断力や記憶力はHIITが最も良い
 運動による脳機能の改善は何歳からでも可能

⑩ 長生きする可能性があがる
 健康的な状態で長生きできる
 心肺機能と寿命は相関がある

 効能が多いですね!卓球をやっている人も一つ二つ心当たりのあるものがあるのではないでしょうか。katsuo00の心当たりは多少もりますが、以下になります。
② 空腹感が減る
⑤ 最強の減量運動
⑥ 脳の血流が良くなる
⑦ 内臓脂肪が激減する
⑧ 冷え性が治る
⑨ 記憶力が良くなる
 少なくともkatsuo000は上記②、⑤、⑥、⑦、⑧、⑨あたりは経験がある気がします。特に20代に苦しめられた肩こりや70 kgオーバーの体重(平均75 kgくらい)が、卓球を再開してから、肩こりが消えて体重も70 kgを下回りました。特に肩こりは血流の関係だと思いますので、効能の中にはないですが顕著によくなっていますね。

*効能はDラボより参照しています!

他の情報はDaiGoさんのHP参照ください。 https://daigoblog.jp/

HIIT / SITに近い卓球は最強!

 とにかく最後にいいたいのは、これ!HIIT / SITに近い運動をすることが多い卓球は最強のスポーツ!」ですね。HIIT / SITの効能をきいて、娘に是非させたいと思いました。また女性の方が効能が得やすくまたHIITにあっているそうです。中学生のとき、部活動を継続していた時期は非常に集中して勉学にも打ち込むことができました。娘にもそういった効果を感じてほしいですね!

雑感 2021/5/1

ラバーが届きました!

  卓球ができる日がまだまだ未定なのですが、用具ばかり購入しています汗。

 今回届いたのは、主にYASAKAのラバーですね。使用者の多い、ラクザXとラクザ7のソフト、およびラクザ9とライガンスピンです。早く打ちたいですね~。特に期待はライガンスピンんとラクザXソフト。打球感が好みそうなんですよね。扱いやすければバック面で使いたいです。ただし、YASAKAさんのラバーを打つ前にTarget Pro XDシリーズとEvo MX-Dも使いたいんですよね。話題のラバーなので汗。なかなか大変です。早く卓球がしたい~!

妻の手料理

 アップする内容がなかなか維持できないので、妻の手料理をちょくちょく写真で挙げていこうかなと思っています。気分転換ですね汗。本当は、妻に内緒や黙ってでも卓球したいのですが、もうすぐ出産予定日ですし、コロナもまた流行ってきているので、ここは涙を流して我慢ですね涙。ということで、妻の作ってくれる晩御飯の写真もちょくちょく挙げていきます。↓

こちらは「シチューonライス」ですね。さらに2種類のチーズを乗せてトッピングしました。キノコがシコシコしていてとても歯ごたえが良くて美味でした。

Review Q5

Explanation

MIZUNO, a Japanese comprehensive sports bland, collaborated with Sumitomo Riko for developing new table tennis rubbers to compete with world standard rubber Tenergy. Sumitomo Riko is a Japanese high quality rubbers and resins company and the new rubbers are made in Japan. The highest performance in Q series, which are developed with Sumitomo Riko, is Q5. After release of Q3 and Q4, technology pursued to improved much more performance for Q5. As a result, sponge of Q5 is Accel Arc Sponge, which is different from Q3 nor Q4. Appling Accel Arc Sponge, Q5 is compatible a good biting into sponge and repulsion to enhance energy efficiency. When release, Q3 and Q4 showed a lot of topics. Q5 exceeded topics than Q3 nor Q4. When Q5 release, several top players, who contract with MIZUNO, announced to use Q5 as professional gears. Below are top players who announced to use Q5.
– Yuya Oshima (All Japan Championship Singles Second Place, Doubles Winner)
– Rikuto Maede (All Japan Cadet (under 15 years old) Winner)
– Ryusuke Karube (All Japan Amateurs’ Championship Winner)
– Yurika Taira (All Japan Amateurs’ Championship Winner (Women))

Magazine “Table Tennis Kingdom” also featured Q5.

A new rubber “Q5” has evolved sponge from Q3/Q4. Therefore, Q5 is not the same class to Q3/Q4 and Q5 possess the highest performance and top of rubber in MIZUNO!

Bubbles of Q5 sponge is large and good bite against ball. In general, soften rubber often shows good bite against ball but less bounce. However, for sponge of Q5, basic performance of material is developed. Thus, Q5 shows compatibility both good bite against ball and much improved performance of speed and spin.
1. Energy efficiency Up
2. Spin amount and flying distance Up
3. Biting against ball Up
4. Weight saving (lighter about 2 g than Q3/Q4)
5. Good Control

From Table Tennis Kingdom 2018

Below are information from MIZUNO homepage. First is shape of pimple.

Pimple thickness of Q5 is 1.7 mm, which is the same to that of Tenrgy 05. Distance between pimples is 0.65 mm, which is more wider than that of Q3/Q4.

Pefermance

We found published performance for GF series, but we don’t find the published performance for Q series. However, we found the figures.

Q series shows higher performance of both speed and spin than GF series.

Q5 is positioned “80” in Tenergy / Dignics series. However, Q5 is designed as high speed performance by shape of pimple in top sheet, and high spin performance by developed sponge (Accel Arc Sponge). (Tenergy / Dignics series are designed a performance by only shape of pimple in top sheet. (no change in sponge structure)).

Paste and Weight of Q5

Zhang Jike ZLC is selected.

In Q series, Q5 is the most heavy rubber. Information from Table Tennis Kingdom, Q5 is lighter than Q3/Q4. This weight may depend on individual difference.
In addition to weight, Q5 is odor similar to Q3/Q4.

Q5 (MIZUNO)
    Accel Arc Sponge
    Tension type (XL52/3)
    made in Japan
・Sponge Thickness: middle(1.7 mm)、Thick(1.9 mm)、Extra thick(2.1mm)
・Sponge stiffness:47
・\6,800 + tax
・72 g(before cut) → 51 g(after cut paste to Zhang Jike ZLC)

Thee Points of Q5

Highest Spin Performance in Q series!

During using Q5, katsuo000 felt hitting more mad and harder than Q3/Q4. However, the top spin drive by Q5 showed much high spin! The spin amount by Q5 may be similar to Tenergy 05 Hard and Rasanter R53. This excellent performance of Q5 is unique and no exist in Q3/Q4. Q5 is very hard, but in the reviews of Q5, there’re Q5 may be softer than Q3/Q4, thus katsuo000 thought that Q5 may show large change as individual difference. On the other hand, the spin amount by Q5 is very excellent in both lots of reviews and katsuo000 feeling. Especially, katsuo000 felt excellent in curve forehand drive with touching side of ball.

Of course, similar to other Q series, push, stop and counter drive is easy!

Similar to Q3/Q4, by Q5 push and stop is very easy to low and short. Moreover, the counter drive of Q5 against drive ball is very easy. This performance is important for lots of TT players.

No difficult to use comparison to Q3/Q4

Using Q4, feeling of hitting the ball, katsuo000 may imagine high arc and high arch line. But, in real the arch line by Q4 is very straight. This type of feeling uncomfortable often occurs when using Q3/Q4. However, using Q5, katsuo000 didn’t feel uncomfortable.

Review of Every Technique

Fore Hand series

Light Hitting
katsuo000 felt very hard. And A5 smells odor.

Drive during Rally

Top Spin Slow Drive against back spin ball
Q5 showed highest level of top spin slow drive. Excellent!

Speed Drive against back spin ball
 少し硬いので食い込ませるのが大変でしたが打てると感じました。

Block
Easy to control.

Counter-Drive
Very easy to counter-drive by Q5.

Stop
Easy to control to low and short.

Push
Easy to control to low

Flick

Serves
Much high spin amount.

Back Hand series

Light hitting
Too hard to control.

Drive during Rally

Top Spin Slow Drive against back spin ball

Speed drive against back spin ball

Block
Good to control.

Counter-drive

Stop
Easy to control to low and short.

Push
Easy to control.

Chiquita
Spin Chiquita is good. No drop.

Comparing to other rubbers (Personal Impressions)

Spin
 Dignics 05 > Q5 ≧ Tenergy 05 Hard > Q4 ≧Tenergy 05 > Q3 ≧ Tenergy 80

Speed
 Dignics 05 > Tenergy 80 ≧ Q3 ≧ Q5 ≧ Q4 > Tenergy 05

リライト&雑感 2021/4/27

リライト

 今日は英語のページです。
  Compare Rubbers (Gears) Beyond the Brand: https://katsuo000.com/en/

 現在、英語のレビュー記事を作成中です。なかなか筆がすすまなくてしんどいですが、頑張ります!まずは本ブログでアクセス数の多いディグニクス09CやラザンターR53などを英語記事にしています。全体を英語化できた際、アクセスはどのラバーが多くなるのか、楽しみですね~!

雑感

 緊急事態宣言のため、卓球できませんね涙。しかたなく、新しいレビューが出てきていないので、英語記事を書いたりします。レボルディアでディグニクス05両面がどのような感じか、楽しみにしていたのですが、残念です。仕方ないですね。

 レボルディアをメインで使おうかな、っと思ったりしていますが、このラケットはかなり癖があるのでラバーとの相性もかなり変わる印象です。張継科ALCや張継科ZLCとは異なった結果になる気がかなりしますね汗。試打はとりあえず、張継科ALCで行っていきたいと思ってます。レボルディアとの相性はまた別で確認が必要ではないかと。こういうのが困るよね涙。

 Tornado King Speed(トルネードキングスピード)なのですが、かなり好感触です。まだカーテン打ちしかできていないのですが、カーテン打ちの感想は上板リンバではないかと感じています。非常に球持ちを感じます。それでいてブレード厚さ5.7 mmはかなり良い!威力不足やパワー不足は感じるかもしれませんが、ブレード厚さが薄い上板リンバ系のアウターアラミドカーボンってなかなかなかったように思います。近い打球感はフレイタスALCになるのかな。ニッタクはアコースティックなどの上板リンバのラケットが多いので、コト材でないのもあるのかなーなんて思いました。あー早く打ちたい!

雑感 2021/4/25

ぽちりーた!

 またGWセールでぽちりました。もうひと思いにって感じです。コロナ禍に負けるな卓球!またとどいたら写真だけちょくちょく挙げるのでお楽しみください。実際の試打は卓球ができるようになってきたらだと思いますが汗。

レボルディアCNFはかなり不思議なラケット

 このラケットはかなり不思議なラケットですね。ディグニクスシリーズをはると、ディグニクスの扱いにくさがなくなってぶっ飛び感だけがのこります。本当に不思議。しかもブレード厚さ5.7 mmの薄さ。ちょっと試してみようかなと両面ディグニクス05をはってみました。実は初めにテナジー05をあわせたのですが、かなり扱いにくくて驚きました。外れのテナジー05で硬い個体だったのかもしれませんが、レボルディアの木材に近い打球感からは想像つかない扱いにくさで即テナジー05ははがしましたよ。次にバタフライさんのホームページで紹介されている、レボルディアの相性としてディグニクス09Cとの相性が良いというので、あわせてみたのですが、こっちもあまり良さを感じなかったです。直観的にこのレボルディアはあまり粘着っぽい打球感のラバーにはあわないのではないかと感じました。一方で、スピン系テンション、とくにドイツ製のシートが硬いタイプにあうのではないかと想像しつつあります。少なくともディグニクス05が抜群に扱いやすくなっているので、レボルディアCNFとディグニクス05の相性ばかなり高いと思いますね。吉村真晴選手仕様のラケットになりましたが、ちょっと使ってみようと思ってます。うーん楽しみ!

https://amzn.to/3dLvyXp
https://amzn.to/3tSNqFI

雑感 2021/4/22

今月もノミネートしていただきました!

 今月もWRM(ワールドラバーマーケット)さんのレビューでノミネートしていただきました。嬉しい限りです!ありがとうございます!
 → https://rubber.ocnk.net/news#whatnew_data1652
 今月も紹介させていただきますね。
katsuo000+のDignics 05(ディグニクス05)のレビュー
 ディグニクス05:https://rubber.blog.jp/archives/51992622.html
 本ブログにおけるディグニクス05:https://katsuo000.com/review_dignics_05/
 卓球ナビのディグニクス05:https://takkyu-navi.jp/user/detail/1000000938/20

 もしよろしければ是非投票の方もよろしくお願い申し上げます!もちろん、投票はkatsuo000+のレビューに関係なく良いと感じたレビューへ投票してください!今期もシーザーさんの独走状態はすごいですね。さすがです。

投票は→ 
締め切り〆は2021年4月30日までと短いですのでお早目にお願いします!

また、皆さんも是非投稿してみることをオススメします。なかなか楽しいですよ!

 自分はディグニクス05にはかなりお世話になっていて、本当にいいラバーだと思います。思い切り振って相手のコートにしっかり沈んでくれる安心感は素晴らしいですね。またスピードも出るので自分のイメージどおりに打てれば、間違いないのが助かります。寿命も長いのは本当に助かりますね。是非お試しください。

レビュー Rubber Warmer(ラバーウォーマー)

説明

 「ラバーを低温から防ぐ」時代から「ラバーウォーマーで積極的に温める」時代へ。今、幕が開きます。

 DONIC(ドニック)さんのラバー以外のアクセサリー用具、ラバーウォーマーのレビューになります。本商品は、ラバーの性能を発揮する最適な温度までラバー全体を温めることのできる商品になりますね。価格は10,780円(9,800円+税)で、Butterfly(バタフライ)のDignics(ディグニクス)シリーズと同じ値段ですね汗。かなり高価な商品ではありますが、そのレビューを書いていきたいと思います。

Donic Rubber Warmer(ラバーウォーマー)
厚さ:7 mm
重さ:118 g
最大ヒーター:45±5度
 付属ケーブルで、別売りのモバイルバッテリーと接続してください。
 ヒーター面(赤面)をラバーに密着させてください。
 *ラケットケース内で使用するとさらに効率よく温まります。
価格:9,800円(税込み10,780円)

 上の写真のオレンジの面は非常にツルツルで、この面をラバーと接触させてラバーを温めるわけですね。表面には埃などがつきにくくて、ラバーを汚さずに温めることができそうで良いと感じました。USBポートに充電池をさすと、ラバーウォーマーが温まります。DONICさんのホームページにはラバーウォーマーの特設ページが作成されていて驚きました。自分が説明するよりも非常にわかりやすいと思います。

DONICさんのラバーウォーマーの特設ページ。

https://www.donic.jp/rubberwarmer/

 特設ページのラバー温度の推移の図を拝見すると、ホッカイロでいいのではないかと感じてしまいました。DONICさんの誠意は感じますが、これは促販につながるのか少し疑問を感じた次第です。重要だと思うポイントを挙げさせていただきます。

・体温で温める(人の体温は大体36度前後)
・ホッカイロで温める(最高温度67度、平均温度53度)
・ラバーウォーマー(45±5度)

まず体温で温める場合、人の体温はやや低くて時間がかかることが予想されます。一方、ホッカイロの場合、最高温度67度であり、ラバーに対し均一に温めることができないと思われます。温まりすぎている場所と温まっていない場所が存在すること、また60度を超える温度は、個人的にはラバーに対し劣化を促すのではないかと少し不安になります。ラバーウォーマーはその点45±5度という温度で、かつラバーにぴったりと均一に温められるのが何よりのメリットといえるでしょう。

使用感

 完全に個人の総評ですので、あくまで参考程度にご覧ください。

他の温め方法と比べて、ラバーをいためず、埃もつけず、均一に温めることができる

 練習の前に、USBにさしてラケットケース内で30分程度暖めました。付属のマイクロUSBケーブルで別売りのモバイルバッテリーと接続し約30分温めると、ラバーは20分~30分位柔らかい状態になり、本来のスピンとスピードを発揮するそうです。触った感じ、そこまで熱くなくて、本当にラバー温まっているのかなというレベルです。夏場の熱い日のラバー程度にあたたまると思っていただければと思います。ホッカイロでは、ラケットケース内であたためるとなると、デコボコするのでラケットに負担がかかったり曲がったりすることが気になりますし、何よりラバーに埃が付いてしまいそうで劣化が気になります。上述の説明でも触れましたが、ホッカイロの体感はかなり暖かい、熱い、ということがありますので、最大温度60度以上ということも考慮するとさすがにラバーをいためることにもつながりそうです。その点ラバーウォーマーはラバーを優しく温めることができると感じました。

温めた後の打球感は温まりすぎ!ということはなく、変化してもラバーの個体差かな、というレベル

 また使ってみて感じましたが、打ち始めて5~10分くらいの時間帯においてグリップの強さ、扱いやすさを感じました。この時間帯が勝負となりやすい、トーナメント初戦に特に重宝しそうな用具だと感じました。また、ラバーの打球感が驚くほど変わる感じもなかったのが好印象でした。温まりすぎてぶっ飛ぶということもあるかなと予想していたのですが、実際はラバーの性能ポテンシャルを引き出すものであり、変化幅でいうとラバーの個体差くらいまでの差でしかないと感じました。その後、さわるとラバーの温度は低下していたと思いますが、冷めていった過程でラバーの打球感が使いにくいと感じるようなこともなく、あくまでメンテナンス用具の範疇で、可能な限りラバーのポテンシャルを引き出そうとするものだと感じました。
 自分としては、バック側に自分の実力よりやや硬めのラバーを使用することが多いので、そのバック側のラバーを温めるのに適していると感じています。トーナメント戦の初戦に使ってみようと考えております。フォア面は硬い方が、シートだけで回転をかけやすく、エネルギーロスも少ないと感じます。フォアもバックも温めたいとなると2つ購入して、さらにラバーウォーマー専用のベルトで固定してということでお金もさらにかかりますね。

悪い用具ではない!問題はやはり値段か・・・

 良い意味でも悪い意味でも、卓球をする前などにラバークリーナーで表面の埃をとる、というレベルの変化です。そしてその後の打球感に劇的な差を生むわけでもないので、あれば是非使った方がよく、なくても良いといっても過言ではない、ものだと感じました。トップ選手の中には打球感の変化に違和感を感じる人もいるかもしれません。一般レベルであれば、使いやすい程度の変化だと思います。相当練習をやりこんでいれば、差を感じるかもしれません。またカットマンなど30分から1時間以上打ち合ったり、1時間以上の練習のときには、ラバー温度は使用していないときと同程度にまで低下することが予想されますので、意味がない、ということになるかもしれませんね。あくまで気休め程度のものといっても過言ではないでしょう。

 ホッカイロと比べると値段が高く、初期投資としては高すぎると感じると思います。ラバーウォーマーで劇的な性能差を感じるということもないと断言できます。子供や学生さんには少し高いメンテナンス用具だと感じました。必須アイテムではなく、ラバークリーナーなどのメンテナンス用具であり、1つあれば十分な気がしました。ご参考ください。

https://amzn.to/3tli7Tm

↓はベルトになります。

https://amzn.to/3mD2UuH

雑感 2021/4/7

ラバーウォーマーを使ってみました。

 だいぶ暖かくなってきたので、効果はないかなと思ったのですが、結構効果ありますね!自分はバック側が硬いと感じやすいので、バック側のラバーを温めてみましたが、かなりくい込みが良くなって扱いやすくなったと感じました。

 ラバーウォーマーはバッテリーで温めて、温まった状態で触ってみたときの温度は体感ではホッカイロよりも低いですね。多分人肌くらいの35-40度前後だと思います。なので温め初めて、早くても5~10分くらい、推奨は15~30分使用することで柔らかくなりました。夏場でエアコン皆無の体育館くらいの状態にはなるかなーって感じましたね。試合会場によって、使えそうだなって思ってます。レイティング大会やリーグ戦のように試合数の多い日には使うことはないと思うのですが、トーナメントのように負けたらおしまい、という試合の日には朝一の試合で勝てるか否かが勝負になるので、そんな日に使っていきたいなーと思ってます。
 重要な点として、ラバーウォーマーのおかげで勝てる、ということはないと断言できますが、気休め程度に試合の入りがよくなったり、最大限の努力をして試合にのぞめる、という意味でのメンテナンス用具になると思います。問題は価格かな。これを使って練習試合をしてみるつもりですので練習試合後に、実際の使用感について書きたいと思います。