シェイクラケットのグリップ形状の種類とその特徴

シェイクラケットのグリップ形状

 卓球のラケットっていくつもあるし、用語が多いと感じることもあるでしょう。本ページでは卓球のラケットの中でも現在最も種類や製造数の多いシェイクラケットについて、そのグリップの形状について説明させていただきます。そもそも卓球のラケットの選択において、根本的に違いが生じるのはラケットの種類(ペンなのか、シェイクなのかetc)になります。そちらの解説は下記ページを参考ください。

  ラケットの種類: https://katsuo000.com/blades_kinds/

 このページでは、シェイクラケットのグリップ形状について解説していきます。基本的にシェイクラケットを使用する人向けのページになりますね。

 シェイクラケットを購入時に選ばなければならないのが、シェイクラケットのグリップです。どのようなメーカーやブランドでも、少なくとも2種類の形状、ストレートグリップとフレアグリップが選択可能だと思います。大きくはこのストレートとフレアになりますが、加えてアナトミック、コニック、という種類を選べるメーカーも存在します。また、OSPのようにラウンドタイプか角ばったスクエアタイプかなども選べるメーカーも存在しますね。1つ1つどのようなものなのかと、その特徴について触れていきたいと思います。

ストレートグリップ(ST)

 ストレートグリップは、katsuo000が学生時代に流行ったグリップで、古くはティモボル選手や水谷隼選手が好んだグリップ形状になります。(リオオリンピック時はストレート、東京オリンピックではフレアを水谷選手は使用。)現在でもストレートグリップを好んで使用している選手は伊藤美誠選手になりますね。

ストレートグリップの特徴
 メリット
  ・面を開きやすく、ラケット角度を細かく変えやすい。(台上ストップなどがやりやすい。)
  ・グリップを変化させやすい(フォアとバックで変える、など)
 デメリット
  ・ラケットを固定しにくいので相手の威力のあるボールに対し押されやすい。
  ・フレアと比較すると、バックハンドドライブなどの強振がしづらい。

フレアグリップ(FL)

 フレアグリップは、現在主流のグリップで、張本智和選手や中国の樊振東選手、馬龍選手が使用しているグリップになります。

フレアグリップの特徴
 メリット
  ・面を固定しやすい。
  ・遠心力を効かせたバックハンドを、強振しやすい。
 デメリット
  ・握りを変更しづらい。
  ・ストレートと比較すると、ラケット角度を変更しづらい。

その他

 シェイクハンドのグリップは、上記のストレートとフレアをまずはおさえれば問題ないと思います。その他のグリップである、アナトミック、コニックなどはどのようなグリップなのか、下記画像を確認ください。(OSPより引用させていただきました。)

左から、フレア、角ばったストレート(ティモボルモデルなど)、丸いストレート(張継科モデルなど)、アナトミック(UTCan)、コニック(ELcon)になりますね。アナトミックは膨らみがあり、フレア以上にしっかりラケットをホールドしやすい形状と言えるでしょう。好んで使用する選手もいらっしゃいます。また最も希少価値の高いのがコニックグリップで、ストレートのようにまっすぐではなく、少しフレアのように、グリップの下端に向かって広がるグリップになります。

 katsuo000は、最近グリップはフレアグリップを好んで使用しています。社会人として卓球を再開した際は過去と同じでストレートグリップをこだわって使用していました。フレアグリップしかないラケットもあることや、バックハンドも強振したいという思いからフレアグリップの方が良いな~と感じている最近です。

 最後にkatsuo000が思うグリップの選び方ですが、おそらくフィーリングです。そのグリップが好き!と思ったら、そのグリップを選んでみましょう!そして卓球をするときにいつも握るのその相棒のブレードのグリップ形状に不満を感じないなら、きっとそれが適したグリップだと思います!上記のメリットデメリットは、一般論であり、参考程度で良いと思います。自分が好きだ!と思うグリップを選んで卓球するのが1番です!ご参考ください。

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