各メーカーのハイエンドラバーの比較 硬度編 shore c

横並びで比較!

 今回はラバー硬度になります。卓球専門店では、ラバー硬度を硬度計で計測して販売していることもあるそうです。硬度計で比較したデータを、今回ドンと比較できるように並べてみましたので、ご参考いただければと思います。
 shore c(シート側)での比較になります。これがほぼほぼ、ラバー単体の硬度として扱って問題ないと思いますね。この値で確認することでラバーは硬いのか、柔らかいのか、他社メーカーとも比較になるでしょう。もちろん、個体差があるでしょうが、1つの指標としてご参考いただければ幸いです。m (_ _)m

 どんと、今手元にあるデータを硬い順に並べました。ご確認ください!

テナジー05よりも硬いラバー

テナジー05よりも柔らかいラバー

2022年よりも前のデータ↓

棒グラフ

 ブランドごとに、棒グラフにしてみました。そして、ワールドスタンダード、Tenergy 05を比較としています。イメージしやすいのではないでしょうか。

 shore cは上述のとおり、ラバー全体の硬さに対応していると思っています。この値は扱いやすさに対応しやすいとkatsuo000は考えておりますので、硬いラバーほど扱いにくく、柔らかいラバーほど扱いやすい、という理解で間違いないと考えてます。また扱いにくいラバー≒回転性能のMax値の高いラバーともいえるのではないかと思いますので、最大限使いこなせた時の性能は高いと想像します。

 Butterfly(バタフライ)さんのラバーを比較すると、ディグニクスシリーズは全てテナジー05を上回る硬さであることがわかりますね。これはテナジー05ハードを加えても硬いんですね。またロゼナよりもテナジー05FXが柔らかいのもわかりやすいですね。テナジー19はロゼナと同じくらいの硬さになっているということは、それだけシートがくい込みやすい、扱いやすいラバーと言えるのでしょう。

 Butterfly(バタフライ)さんのラバーを比較すると、ディグニクスシリーズは全てテナジー05を上回る硬さであることがわかりますね。これはテナジー05ハードを加えても硬いんですね。またロゼナよりもテナジー05FXが柔らかいのもわかりやすいですね。テナジー19はロゼナと同じくらいの硬さになっているということは、それだけシートがくい込みやすい、扱いやすいラバーと言えるのでしょう。

 テナジー05と比較すると、各社のラバーは柔らかいことが今回わかりました。その分、扱いやすくて試合では勝ちやすいラバーなのかもしれませんね。

 テナジー05と比較して、ラザンターR53やラザンターR50は硬いですので、その回転性能は扱い切れれば非常に高い性能ではないかと思います。これは、R53のレビューでも触れていましたが、客観的な数値からもこれを示唆してくれたように思いました。逆に、R48やR47はかなり柔らかい部類にもなります。それでも回転性能は高いと感じやすかったので、このR48とR47は回転性能の高さの点で優秀と考えた方が良さそうですね。特にR48はR47よりも柔らかい値になっているところが面白いですね。シートの厚さやシートの粒形状によるものと思われます。最大の回転量はもしかしたらR47やR50の方がすごいのかもしれません。

 DONICのブルー系のラバーおよびヨーラのラバーは非常に扱いやすさを感じました。硬さの比較で、テナジー05よりも柔らかい結果は合点がいきましたね。性能は低いわけではないので、テナジー05があわないと感じるのであれば、上記のようなラバーへ変更するのもありなのかもしれません。

 juicのラバーの最新作、Target Pro XDシリーズは入れることができていませんが、やや古いターゲットプロシリーズは扱いやすい分、思ったより回転性能が低いと感じていましたので、今回の結果も納得でした。

 TIBHARさんのEvolutionシリーズは、MX-Dをいれることができていませんが、やはりMX-P50°とMX-Sが硬いのは想像通りでした。

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