卓球王国 2022年1月号

 早田ひな選手のセンター写真ですが、まるで女性雑誌の表紙のようです。美形のトップアスリートが卓球でもっと活躍してほしいですね!

Pick Up Product(ピックアッププロダクト)

・Q Quality / Mizuno(ミズノ)
 ミズノさんの最新のラバー、Qクオリティーがピックアップされてました。Q5と比較してやや柔らかくなりつつ、軽量化、高威力、高耐久ということで、Q5が使いこなせない人やバック側に適したラバーのようですね。Q4やQ3といった特徴のあるラバーではなく高耐久とか扱いやすさを追求したラバーで価格も低価格と、ミズノの戦略が良く見えてくるラバーだと思います。これでミズノでレベル問わず卓球用具を購入することが可能になったといえるのでしょう。ラバー売れ筋にどこまで食い込んでくるのか楽しみです。

・Quantum X Pro(クァンタムXプロ) / TIBHAR(ティバー)
 こちらはカラーラバーの紹介ですね。クァンタムXプロは、想像以上におさまりの良いラバーで強打時の打球感はディグニクスのようにかなりハードに答えてくれるラバーだと感じました。カラーラバーはピンクとブルーということです。パステルカラーに加えて、もっと様々なカラーを出してほしいところですが、そこは開発が進んでいないのかもしれません。個人的には明るい青ではなくて、ネイビー系の色が使いたいですね~。

・Maple S Center(メイプルSセンター) / Rally Ace(ラリーエース)
 ラリーエースのラケットは評判のようで、そのラリーエースの新作ラケットです。センター(芯材)にカーボンを入れたタイプで、かなり変わっているラケットですね。自分はセンターにカーボンのラケットはOSPのUltimate Carbon(アルティメイトカーボン)しか使ったことがないのですが、やはり芯だとほとんどカーボン感はなかったことを覚えています。こちらのカーボンラケットはカーボンが芯材で6枚の木材ということで、7枚合板のようなパワフルなラケットになっているのではないかと想像しますね。ブレード厚さも6.7 mmとかなり厚めなので、Fortius FT(フォルティウスFT)の6.4 mmよりも厚く、SK7 Classic(SK7クラシック)に類似のラケットになってくるのではないかと想像します。確かにラリーエースさんの商品は、ブレード厚さが薄いラケットが多かったので、ブレード厚さの厚いラケットを求めるユーザーには選択肢が広がったように思いました。

Dynaryz ZGR(ダイナライズZGR)の情報も出てました

 ダイナライズZGRは57.5°のハードスポンジと、なんと「微粘着トップシート」をあわせた、粘着テンションの中でもテンションよりのラバーのようです。Rhyzen ZGR(ライゼンZGR)との差別化はどうすんだろう、と思いつつも粘着テンションラバーなんですね~。スピード重視の粘着テンションなのでしょう。ドイツ製粘着テンションがまた一つ増えたようです。

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