コストパフォーマンスの高い用具を探せ!

はじめに

 卓球用具は様々なメーカーが様々な価格のラケットアンドラバーを販売しています。その組み合わせは本当に無限大に近い組み合わせが存在しますね。katsuo000は高い用具が気になるミーハー野郎ですが、本記事ではタイトルにあるようにコストパフォーマンスを追求した用具の組み合わせを探求したいと思います。
 今回は、初心者用ではなく上級者やトップ選手でも使っている、または使う可能性のありそうなラケット&ラバーに絞って(絞り方はkatsuo000の独断になります)、選んでいきたいと思います。

Blades(ラケット)

5 play woods(5枚合板)

・Persson Power Allround(パーソンパワーオールラウンド)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:5,200円 + 税
・Korbel(コルべル)/ Butterfly(バタフライ)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,500円 + 税

 最も種類の多いラケットである5枚合板ラケットは、本当に種類も豊富ですね。5枚合板で探していくと意外や意外、Butterfly(バタフライ)のラケットも選択肢に入ると思います。注目はずばりコルベル!2020年現在でも日本や海外のトップ選手で使用者が確認されるラケットになります(例えば愛工大名電高校の横谷晟選手)。コルベルといえば、卓球好きの人であれば語りたくなる、チキータの生みの親、チェコのピーターコルベル選手ですね。5枚合板で選ぶのであれば、katsuo000はコルベルを選ぶでしょう。

7 play woods(7枚合板)

・Persson Power Play(パーソンパワープレイ)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,200円 + 税
・SWAT(スワット)/TSP(ティーエスピー)
 ブレード厚:6.0 mm
 価格:5,200円 + 税

 軽部隆介選手によって有名となったスワットがここで登場です。7枚合板で選ぶならどちらが良いか、かなり迷いますね。最近は薄いブレードのラケットが好みですので、katsuo000ならカタログ上では、パーソンパワープレイを選ぶと思います。上板に何を使っているのかわかればさらに絞ることができますが、情報を探し中です。SWATは乾燥させた上板を使っているはずなので球持ちがありながら結構硬さもある印象ですね。手に入りやすさの点ではSWATでいいとなることが多いと思います。

Inner(インナー)

・Reinforce HC(リーンフォースHC)/Yasaka(ヤサカ)
 ブレード厚:6.0 mm
 価格:9,000円 + 税
・Ma Lin Carbon(馬琳カーボン)/Yasaka(ヤサカ)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税

 インナー特殊素材ラケットは数が少ないですね。アウターカーボンの方が低価格ラケットが多いです。10,000円台になると、VICTAS(ヴィクタス)さんのFire Fall(ファイヤーフォール)シリーズが入ってくるのですが、ファイヤーフォールシリーズはかなり板厚なブレードで最近少し人気が落ちている印象です。やはり良心的な価格のヤサカさんではないかと思いました。板薄が好きな自分は馬琳カーボンが使いたいです。

Outer(アウター)

・SK Carbon(SKカーボン)/Butterfly(バタフライ)
 ブレード厚:5.2 mm
 価格:7,800円 + 税
・Waldner Senso Carbon(ワルドナーセンゾーカーボン)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.6 mm
 価格:8,500円 + 税
・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ)/Nittaku(ニッタク)
 ブレード厚:5.8 mm
 価格:8,800円 + 税
・Stradivarius(ストラディバリウス)/XIOM(エクシオン)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税

 アウター特殊素材ラケットは数が多くありますね。価格だけで選ぶと選択肢がかなり多そうです。各社10,000円台のフラグシップ的なラケットが多数ありますが、個人的に気になる低価格ラケットをエントリーさせてみました。気になるラケットはSKカーボンですが、上記ラケットの中で自分が使うなら、ワルドナーセンゾーカーボンとストラディバリウスですかね。どちらも板薄カーボンになります。現在最も売れていると言われるTimo Boll ALC(ティモボルALC)と同じアウターのALC系カーボンで、上板も同タイプと言われているのがフライアットカーボンプロとストラディバリウスですね。この2本は明らかにティモボルALCを意識したラケットですので、同タイプで低価格のコスパラケットを選びたいならありだと思います。ただし、品質は不明ですので、重量ばらつきなどはあるかもしれません。

Rubbers(ラバー)

・Rising Dragon(翔龍)/Yasaka(ヤサカ)粘着
 価格:4,500円 + 税
・Rozena(ロゼナ)/Butterfly(バタフライ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza 7(ラクザ7)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza X(ラクザX)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,200円 + 税

 ラバーについてもヤサカさんの存在感が半端ないですね!翔龍はプロ選手である神巧也選手が現在使用しているラバーでもありますので、全然アリと言えるでしょう!でも普通ならラクザ7かラクザXですかね。ソフトも同じ価格帯になります。意外や意外、ここでもロゼナが登場しました!バタフライはしっかり低価格でも高品質なラバーを販売していることがよくわかりますね。

組み合わせ

合板 × スピン系テンション

5枚合板
・Korbel(コルべル)/ Butterfly(バタフライ)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,500円 + 税
7枚合板
・Persson Power Play(パーソンパワープレイ)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,200円 + 税
・SWAT(スワット)/TSP(ティーエスピー)
 ブレード厚:6.0 mm
 価格:5,200円 + 税

ラバー
・Rozena(ロゼナ)/Butterfly(バタフライ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza 7(ラクザ7)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza X(ラクザX)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,200円 + 税

計算例1:5,200円+5,000円+5,000円 = 15,200円 + 税
計算例2:5,500円+5,200円+5,200円 = 15,900円 + 税

カーボン × 粘着/スピン系テンション

インナーカーボン
・Ma Lin Carbon(馬琳カーボン)/Yasaka(ヤサカ)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税
アウターカーボン
・Waldner Senso Carbon(ワルドナーセンゾーカーボン)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.6 mm
 価格:8,500円 + 税
・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ)/Nittaku(ニッタク)
 ブレード厚:5.8 mm
 価格:8,800円 + 税
・Stradivarius(ストラディバリウス)/XIOM(エクシオン)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税

ラバー
・Rising Dragon(翔龍)/Yasaka(ヤサカ)粘着
 価格:4,500円 + 税
・Rozena(ロゼナ)/Butterfly(バタフライ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza X(ラクザX)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,200円 + 税

計算例1:8,500円+4,500円+5,000円 = 18,000円 + 税
計算例2:9,000円+4,500円+5,200円 = 18,700円 + 税

まとめ

 今回は定価の値段とトップ選手でも使用実績が一度でもある、またはありそうな用具という観点で探してみました。もれはあるとは思いますが、悪くない組み合わせとなったと思います。いつか自分でも用意してみようかなと思ったりしています。
 実際の値段は、ちゃんとした卓球用具店やネットショップであれば、確実に20%くらいの割引がありますので、合板系であれば10,000円前後で、カーボン系であれば15,000円前後で揃うと思います。なかなかリーズナブルな組み合わせになったかなと。参考いただければ幸いです。

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