丹羽選手のVICTAS
VICTASといえば、日本の卓球用具の中でもButterfly(バタフライ)の次に大きい勢力ではないでしょうか。契約選手も丹羽選手を筆頭に、村松選手、吉村和弘選手、松平賢二選手、曽根翔選手、木原美悠選手、Jang Woojin(張禹珍)選手、Liam Pitchford(リアムピッチフォード)選手、岸川聖也コーチと有名選手が多数契約していますね。
そんなVICTASは前身はTSPでしたが完全にVICTASへ移行しましたね。2022年は新作のハイエンドラバーもリリースが発表され注目のVICTASになります!
VICTASさんの電子カタログ: https://www.victas.com/webcatalog/ja_jp/victas/index.html
2022年の新商品!
V>22 Doube Extra(V>22ダブルエキストラ)
『V>15 Extra』の登場から7年の時を経て、2022年に生まれたモンスターラバー
スピードと回転量は世界のトップ選手の試打で実証済み。ボールを食い込ませると同時にトップシートで強烈な「ひきつれ」を作り、特殊気泡を含んだスポンジが威力あるボールを弾き出す。さらにはその威力あるボールが、相手コートの深い位置で収まる安定性も兼ね備える。
弧線の高さ: 6.7 (V>15 Extra: 7.4)
スピード: 9.0 (V>15 Extra: 8.4)
ドライブの精度: 7.3 (V>15 Extra: 7.1)
シートの強さ: 9.0 (V>15 Extra: 9.2)
反発: 8.3 (V>15 Extra: 8.8)カラー: 赤、黒、青
https://www.victas.com/webcatalog/ja_jp/victas/index.html
硬度: 50.0±3° (V>15 Extra: 47.5±3°)
価格: 7,500円 + 税 (V>15 Extra: 6,200円 + 税)
デザインが統一され、かっこよさがあるパッケージに、今までのハイエンドラバーV>15エキストラを超えると予想させるV>22の登場になります。発売時期は現時点で、2022年9月と秋口予定になりますね。このV>22ダブルエキストラは、スポンジ硬度は50°で、もう一つの新商品V>20ダブルエキストラよりも硬度は柔らかいようなんですよね。ただしシートの強さがV>20ダブルエキストラよりも強いようなので、こちらのV>22ダブルエキストラの方がV>15エキストラらしさを継承しているのではないかと想像しているところです。V>15エキストラでさえ硬さと重さで使用選手が限られるようなラバーでしたので、女子選手のフォアや男子選手が使用するのではないかと想像しますね。
数値性能だけを見ると、V>15エキストラよりもシートの強さと反発は落ちているものの、スピードとドライブの精度が上がり、弧線の高さも低い値になっています。V>15エキストラ以上に弧線が低くてスピードが出せるラバーということは、V>15エキストラの特徴を特化させた、スピン系テンションラバーではないかと想像しますね。V>15エキストラのドライブもボールの低さや伸び方は、特徴的でドイツ製ラバーらしさとか、V>15エキストラらしさとして表現されると思います。そのV>15エキストラよりも弧線が低くてスピードが出るとなると、その特徴がいかんなく発揮できれば、かなり攻撃的で特徴的なドライブになると想像されますね。気になるラバーになりますが値段も高くなっているのがネックです。
V>20 Double Extra(V>20ダブルエキストラ)
VICTASから新感覚ラバーが登場、威力だけでなく台に収まるラバー
キーワードはインパクトの瞬間の『許容』『遊び』。スポンジ硬度は52.5度だが、硬さを感じない。むしろその弾力が心地よく、その打球感に誰もが驚く。打った時のボールは威力十分、あらゆる攻撃で相手コートに収まる安心感。「競い合いで信頼できるラバー」が生まれた。
弧線の高さ: 7.0 (V>15 Extra: 7.4)
スピード: 9.1 (V>15 Extra: 8.4)
ドライブの精度: 8.2 (V>15 Extra: 7.1)
シートの強さ: 7.2 (V>15 Extra: 9.2)
反発: 8.5 (V>15 Extra: 8.8)カラー: 赤、黒、ピンク
https://www.victas.com/webcatalog/ja_jp/victas/index.html
硬度: 52.5±3° (V>15 Extra: 47.5±3°)
価格: 6,200円 + 税 (V>15 Extra: 6,200円 + 税)
岸川聖也コート監修ラバー第一弾として発売されるのがV>20ダブルエキストラになりますね。キーワードの寛容はどこかでみたことありますが、予想ではTenergy 05(テナジー05)に近いラバーではないかと想像します。
Ventus Regular α(ヴェンタスレギュラーあるふぁ)
ヴェンタスレギュラーよりもスピン性能に特化した高弾性裏ソフトラバーということです。おそらく、ヤサカのライガンスピンを意識したラバーではないかと想像します。
ラバー比較表
今年のパンフレットからラバー比較図が追加されました。どうやらVICTASのラバーは「シートの強さ」≒スピン性能のようですね。シートの強さ、という点では、トリプルダブルエキストラは柔らかめのシートを使っている分、やや低い値になっている印象です。その分、扱いやすい印象でもありますね。