卓球王国 2022年2月号 -その2-

ベストギアオブザイヤー

 卓球王国に掲載の順位について確認していきましょー!

裏ソフトラバー部門

1位 Tenergy 19(テナジー19)/ Butterfly(バタフライ)

 2021年は個人的な印象としてドイツ製ラバーの良作が多く、コスパや性能の高いものが多い年だったと思います。その中で1位をとったのは、バタフライのテナジー19になりました。やはりバタフライは世界を牽引するメーカーとして存在感が異なりますね。テナジー19はトップ選手が使用する、というよりは扱いやすいラバーとして一般層に刺さったラバーだったといえそうです。katsuo000も発売と同時に試打させていただきましたが、「パワーの19」の性能を堪能させていただきました。個人的には使いやすさの中に味もあるラバーでしたので、どうせ使うならフォアに使ってあげた方が良いと感じたラバーでした。

https://katsuo000.com/review_tenergy_19/

2位 Fastarc G-1(ファスタークG-1)MAXスポンジ / Nittaku(ニッタク)

 日本一売れているラバー、ファスタークG-1が2位に入りました。さすがですね。マックススポンジはまだ試打できていませんが、スポンジが厚くなって回転量と弾みが上がっているなら是非使ってみたいラバーになります。ドイツ製ラバーの癖はあるものの、信頼のあるラバーが他のラバーをおさえて2位に入りました。

3位 Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)/ TIBHAR(ティバー)

 卓球YouTuber、わったさんやユージくんが使用して一躍有名になったラバーではないかと思います。進化型のポストテナジーラバーにkatsuo000は分類させていただいてます。ドイツの技術力がテナジーの域に達したと感じさせる昨今です。そんな高性能なドイツ製ラバーの中でも、テナジーらしさとドイツ製らしさの両方を打球感と性能の両面で両立しつつ、価格もしっかり抑えた意欲作だと思います。懐の深さのあるラバーで、64のようにスピード性能が欲しい人でも80のように回転も譲れない人も満足するようなラバーになっています。納得のランクインでした!

https://katsuo000.com/review_evolution_mx_d/

4位 Rasanter R45(ラザンターR45)/ andro(アンドロ)

 ラザンターR45が4位にランクインです!ミドル硬度のラバーでこの順位はかなり検討だと思いました。まだ試打できていませんが、打つならやはりアウターカーボンのバックに使用しテナジー05FXと比較していきたいですね。

5位 Triple Double Extra(トリプルダブルエキストラ)/ VICTAS(ヴィクタス)

 ここでやっと粘着ラバーがランクインです。2021年はキョウヒョウ3国狂ブルーや話題の粘着ラバーが何枚か発売されましたが、それらをおさえて粘着ラバー1位はトリプルダブルエキストラとなりました。まだ試打できていませんが、シートが柔らかくてしかも強粘着というラバーです。ドイツ製粘着テンションに近い設計で、扱いやすいのにスポンジの硬さで強烈なボールも打てるようなラバーのイメージになりますね。試打が待ち遠しいです。

6位 Hurricane III National Rubber Blue Sponge(キョウヒョウ3国狂ブルー)/ Nittaku(ニッタク)

 トリプルダブルエキストラに次ぎ、6位にランクインしたのは、本命のキョウヒョウ3国狂ブルーです。1万円を超える定価で、度肝を抜かれるラバーではありますが、トップ選手の使用がその性能の高さと価値を証明しているラバーですね。中国トップ選手も使うブルースポンジの良さは一度は使ってみたくなるラバーだと思います。

7位 DNA Platinum XH(ディーエヌエープラチナエキストラハード)/ STIGA(スティガ)

 ポストテナジーの中で最もテナジー05に近いといっても過言ではないラバー、スティガの最新ラバーが7位にランクインです。正直、もっと上にきても何ら違和感のなラバーですね。世界卓球で波乱を巻き起こしたTruls Moregardh(トルルス・モーレゴート)選手も使用ということで今後もラバー売れ筋ランキングに食い込んでくること必至と思われるラバーです。katsuo000もかなり高評価させていただいてます。使用者が増えそうなラバーですね。

https://katsuo000.com/review_dna_platinum_xh/

SNSでもご購読できます。