卓球王国 2022年10月号 -その1-

Pick Up Product(ピックアッププロダクト)

・Hina Hayata H2 (早田ひなH2)
 早田ひな選手は、伊藤美誠選手と平野美宇選手と同じ黄金世代の選手です。その早田選手モデルのラケットが契約のNittaku (ニッタク)さんから発売ですね。ラケットは現代卓球のトレンドであるインナーカーボン仕様でブレード厚さは5.8 mmとやや大人しいブレード厚さになっています。PKCはケブラーの中でも弾性率の高いものを採用したアラミドカーボンタイプのようですので、Butterfly (バタフライ)さんのSuper ALC (スーパーALC)程ではないと思いますが、弾み強めのALCタイプのようです。張本智和インナーフォースALCは、ALCタイプで弾むを出すために6.0 mmですが、0.2 mmも薄いアラミドタイプなので、どちらかというとおさまりが良くてストップやツッツキも低くてピタっと止まるのではないかと想像しますね。またブレード面積も張本智和インナーフォースタイプと同じ158 × 152 mmとやや広めになっています。先端重心になりやすい設計で強力なフォアハンドドライブの威力と安定感をサポートするのにうってつけのラケットではないかと思います。近そうなラケットはYasaka (ヤサカ)さんのAlnade Inner (アルネイドインナー)ですが、Alnade Inner (アルネイドインナー)のPAカーボンよりも密度の高そうな特殊繊維カーボンPKCと、ブレード面積の広さで異なりますね。正直レディースの方なら、158 × 152 mmのブレード面積のラケットは重くなりやすいので、バックに表ラバーを貼らない限りはオススメしにくいのではないかと思います。むしろ、まずはAlnade Inner (アルネイドインナー)を使ってみて、もっと重たくても良いとか、弾みと威力が欲しいならHina Hayata H2を使ってみるのが良いのではないかと思いますね。

 正直katsuo000、ぽちろうかかなり迷って、チキりました。でも多分絶対気に入ると思うラケットです。購入を見送った理由はやはり、ブレード面積の広さですね。自分はブレード面積が広いラケットは嫌いではないのですが、好きでもないというのが理由です。重くなりやすいですからね。最近はバックハンドに力も入れているので、バックがやりにくいのも理由だったりします。卓球王国10月号の読者プレゼントにHina Hayata H2が入っていますので、まず当たらないと思いますが、一縷の望みをかけて応募するくらいですかね。このラケットはどちらかというと男子向けだと思います。

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・An Jaehyun TMXi (アン・ジェヒョンTMXi)
 インナーラケットがトレンドです。Hina Hayata H2に続き、XIOM (エクシオン)さんから選手モデルラケット、アン・ジェヒョンTMXiが発売です。TMXとは、アクシリウム、ゼフィリウム、カーボンの3つの特殊繊維を配合した特殊繊維カーボンだそうです。上板が硬いウーゴ ハイパーアクシリウムより球持ちが良くて、36.5 ALXiよりもパワーヒッタ―向けのラケットだそうです。ブレード厚さは5.9 mmと厚く、ブレード面積も158 × 152 mm、ということで、要はアン・ジェヒョン選手が使っていたHurricane Long V (キョウヒョウ龍5)に似せたラケットではないかと想像しますね。価格はHurricane Long V (キョウヒョウ龍5)よりは安いので、まずはこのラケットでHurricane Long V (キョウヒョウ龍5)とはどんなラケットなのか想像してみてもいいかもしれません。

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