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雑感 2021/6/1

硬度測定開始!

 デジタル硬度計でラバーの硬さを計り始めました。これ、結構時間がかかりそうです。というのは、当て方や力のかけ方で数値が結構かわるからですね。本日記載したいことは、下記のことがわかったということです。
 ・shore aとshore cは明らかに結果が異なる。
 ・shore aのデジタル硬度計の先端部は細い。
 ・shore aの場合、先端が細いのでシート側から測定した際に粒に当たるか否かで値が大きくずれる。
 ・shore cの方が数値のブレは少ない。
 ・卓球グッズ2021で掲載されていた、硬度はshore cよりの値。

また感覚的なバイアスがあるようにも感じました。というのは、手始めにディグニクスの05、80、64を測定したのですが、感覚どおり05が最も硬く64が最も柔らかくなる傾向ではありましたが、結果の取り方(n数や平均値、標準偏差など)によっては80の方が硬くなる場合もありましたね。n数を増やし、平均値と標準偏差で議論する必要がありそうです。卓球グッズ2021でもテナジー05とテナジー80で比較すると、0.1°ですが、テナジー80の方が硬いんですよね。このような結果になる要因として、硬さの定義の難しさがあるのだと思います。力は定義されていますが、硬さは物理学用語では定義されていない、定義が難しいのと似ているのかもしれません。いやー硬度って難しいですね。

 今回のデジタル硬度計の導入で、楽しみなのが、シート側からの測定とスポンジ側からの測定です。試しに測定した感触としては、シート側からの方が数値は大きくなる傾向があります。それはテナジー05でもディグニクス05でも同じでした。ただし、その程度は、ディグニクス05の方が大きかったですね。katsuo000の期待として、シートの強さを評価する一つの指標として、シート側からの硬度とスポンジ側からの硬度の差、あるいは相対値によってシートの強さを評価できるのではないかと期待しています。場合によってはシートをカッターなどで切り離したりして評価しても良いかもしれませんね~。そういったトライができるのは楽しみではあります!予想ではG-1などのドイツ製ラバーはシート強めの傾向が、昨今のRasanter R48やテナジー05などはシート柔らかめの結果になるんじゃないかと思っています。カタログ値もいいですが、硬度の実測は非常に科学者の心をくすぐりますね~。

雑感 2020/10/30

ラケットを変えようか悩んでいます。。。

 最近ラケットを変えようか悩んでいます。ラバーはDinigcs 05(ディグニクス05)から変えることはないなーと感じているのですが、ラケットはアウターカーボンである必要性がなくなってきたように感じるからですね。ディグニクス05を使う前はフォアに粘着ラバーを使っていてどうしても下がった時に威力が得られないためにアウターに拘っていました。しかしディグニクス05の性能を考えるとアウターZLCは硬すぎるなーと。アウターALCかインナーALC、7枚合板あたりにしても良いのではないかなーと感じていますね。とりあえず手元にあるラケットへディグニクス05を貼って試していこうかななんて思っていますね。ブロックがやりやすい方が嬉しいので、まずはFortius FT ver. D(フォルティウスFT ver. D)やHurricane 301(キョウヒョウ301)あたりを考えています。インナーカーボンでもキョウヒョウ301は上板厚にKoto(コト)材仕様なので、結構硬めの打球感が好みですね。バタフライのインナーカーボンはおそらく全て上板にLimba(リンバ)を使っていると思われます。このリンバは非常に球持ちを感じる打球感ですが、カーボンありには少し弾みすぎる印象があるので個人的にはなしかなと思っています。フォルティウスFT ver. Dもリンバといえばリンバですね。7枚合板で上板硬めとなるとSTIGA(スティガ)さんかandro(アンドロ)さんのGuazy SL OFFあたりとかになると思うのですが、お金がかかるので少し抵抗ありですね〜。あとはZhang Jike(張継科)ALCかOriginal True Carbon(オリジナルトゥルーカーボン)、Stradivarius(ストラディバリウス) あたりが気になりますね〜。少しラケットをまとめて記事を書きながら考えたいと思います。

雑感2020/08/12 ディグニクスの劣化について

ディグニクスシリーズの寿命

 ディグニクスシリーズもテナジーほどではないですが、寿命は長くは無さそうです。困ることとして、見た目で寿命を判断しづらいラバーのようです。半年以上使用しているディグニクスですが、見た目へたりを感じません。しかしながら弾けるけど回転がかかりにくい状態へと確実に至っています。ループドライブのように思い切りシートだけで回転をかけようとすると回転はまだまだかかりますが、スピードドライブ系の回転量が明らかに落ちています。あわせてサーブの回転も落ちたような気がしますね。試合がないので貼り替えるつもりはほとんどないのですが、回転量が落ちるのは結構致命的かもしれません。ただし、カウンタードライブは相変わらずやりやすいので絶大な信頼を感じます。

劣化したディグニクス05のチキータ

 劣化にあわせ、ディグニクス05のチキータは正直難しいです。バックなので感覚があまりないことも原因かもしれません。ポテンシャル的にはスピードも出しやすいと思うのですが上述の回転量の低下があるようで、スピード系チキータが非常に難しいです。弧線は相当上に上がるので、スポンジに食い込ませずにシートだけでチキータするとどんなサーブも安定してチキータできますが非常に遅いチキータになりやすいです。今後スイングスピードや感覚が鋭くなればできるようになるのかな?

雑感2020/08/11 Qシリーズラバーは回転がしっかりかかる!

Qシリーズのカーテン打ちの印象

 MIZUNO(ミズノ)のハイエンドラバーQシリーズのカーテン打ちをしてます。ぶっちゃけ好印象です。性能を調べるとQ3が1番スピード系で回転がかけづらい印象でしたがマッドな打球感で全然回転をかけることができる感じがありました。木材系ラケットをベースに開発されているみたいですので重いですが、その分最低限の回転性能はかなり高い印象を受けますね。ただ、ミズノさんのFortius FT(フォルティウスFT)やFortius FT ver. D(フォルティウスFTヴァージョンD)に貼ると、ブレード面積も広くてかなり重くなる印象があるので、そこは気をつけた方が良いと思いましたね。ブレード面積が一般的なZhang Jike ZLC(張継科ZLC)でも50 gを超えるQ5でした汗。Q4も48 g前後、Q3が1番軽くて46 g前後でした。フォルティウスにQ5なら多分54gとか55gくらいの超重量級になりそうな気がします。是非重さについては気をつけていただけたらと思いますね。

雑感2020/07/28

Evolituion MX-PとTenergy 05の違い

 THIBAR(ティバー)さんのEvolution MX-P(エヴォリューションMX-P)を試打してました。非常に球持ちを感じるラバーで使いやすかったです。まさにTenergy 05(テナジー05)っぽいな〜!と感じました。何が似ていて何が異なるのか、使った感想を書かせていただきます。(あくまでkatsuo000の感想の範囲で客観的な事実ベースではありません。)

Evolution MX-PのTenergy 05に似ている点

・球持ちを感じる!
・回転量の多い重いドライブが打てる!
・スポンジ硬度を選べる!(詳細は下記参照)

 この3つについては、Evolution MX-Pとテナジー05でかなり似ていると思います。特に球持ちを感じるというのは、現代卓球において重要なポイントになりつつあると思います。これもkatsuo000の個人の所感ですが、Butterfly(バタフライ)さんの2020年のラケット新商品(張本智和インナーフォースシリーズの拡充およびレボルディアCNFなど)は、Super ZLC(スーパーザイロンカーボン)などを初めて販売した時のように、有機溶剤や後加工禁止というルールの中で如何に弾みやスピードを追究できるのか、という方向から、球持ちを持たせた上で如何にスピードを追求できるか、という方向へ移行したと感じました。今後も球持ちは重要な要素といえるでしょう。世界標準であるテナジー05と類似の球持ちを感じられるEvolution MX-Pがティバーの看板的ラバーであることも納得ですね。
 またテナジー05ではFXとHardと3段階でスポンジ硬度を選ぶことが可能です。Evolutionも同様に、EL-PとMX-P 50°の3段階でスポンジ硬度を選ぶことが可能な点も非常に似ていると思います。

Evolution MX-PのTenergy 05に異なる点

・テナジーのようなオートマドライブ性能はEvolutionにはない
・Tenergy 05よりもEvolutionの方が弾きやミートがやりやすい
・Evolutionにはドイツラバーらしい弾みがある
・Tenergy 05の方が面を開いた打法でボールが走る
・MX-Pの方が寿命が長い(らしい)

 あくまでもkatsuo000が感じる異なる点になります。テナジーのようなフラットにボールを打っても勝手にドライブ回転がかかるようなオートマドライブ性能は、テナジー以外にはないですし、試合でこの性能が重要と考えている人も多くはないと思うので、オートマドライブ性能がEvolutionにないのは特に気にならないと思います。ポイントは弾きやすさにあると思います。

 katsuo000の試打の感想としては、Evolution MX-Pの方が板の弾きを出しやすいと感じました。これは例えばバックハンドには欲しい特徴でもあると思うので、悪いという部分ではないと考えます。またドイツラバーらしい弾みがあるので多少雑に打ってインパクトが不足していても入ってしまう扱いやすさも感じました。

 ここからはかなり細かい感想なのですが、Evolution MX-Pの方が弾きやすい分、フォアドライブなどで面を開いてドライブをかけた時に勝手に飛び出してしまうと感じました。この部分は、トップ層になる程重要なのではないかと想像する部分ですね。katsuo000程度では想像しかできませんが、トップ選手はスピードドライブに回転量も欲しいと想像します。スピードドライブ時の回転量が少し出しにくいと感じました。勝手な想像ですが。。。

最後に

 Evolution MX-Pは中級者層であれば十分テナジー05以上に費用対効果の高いラバーだと思いますね。未だに人気の高いラバーだと思います。個人的には特にバック面にはテナジー05よりも最適だと感じました。継続使用も検討中です。ご参考ください。

卓球用具を購入するお店について

皆さん!どこで購入していますか?

 どのようなショップで卓球用具を購入するのか、書かせていただきます。このような記事を書こうと思ったのは、お節介かもしれませんが、このサイトに訪れた方々は少なからず用具について情報を欲しているのではないか、そして実際に用具を購入したいと思ったりするのではないかと思ったからです。またこれは完全にkatsuo000の都合の話ですが、いわゆるアフィリエイトにも興味を持ち始めて、Amazonアフィリエイトなども勉強し始めました。Amazonさんや楽天さんの商品を掲載することも考えたりしましたが、「ちょっと待て、katsuo000は、Amazonや楽天で卓球用品買ってないじゃん!」と思ったわけです。そこで、種々のショップを比較してみようと思った次第です。閲覧者さんにデメリットを与えたくないという思いもあるし、本ブログを読んで「損した」と感じて欲しくないので、このような記事を書こうと思いました。このようなサイトを閲覧している方々は基本的には自分の判断で卓球用具を購入していると思いますので、こんなページいらないよー!という思いもあるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。

 さて自分が小中学生の頃は、地域のクラブチーム兼卓球ショップにて、購入してましたね。あの時代は良い意味でも悪い意味でも「弘法筆を選ばず」的な時代でした。どのような用具を使っているのか気にした記憶はあまりありません。気にしているのは相手はペンかシェイクか、裏か表か粒高か、くらいでした。基本的にはグルーイング(有機溶剤系接着剤による、選手の手による後加工)によってどんなラバーも表でさえもかなりのスピードボールが打てた時代になります。また、今ではないと思いますが、当時はグルーイングしているか否かで飛んでくるボールが異なりましたので、市内大会やおじさん、お年をめしたご老人と試合する時はグルーイングしているか、においを嗅いでみるなどもしていました。それくらい、各メーカーのラバーの種類といった軽微な差ではなく、大まかにラケットタイプ、グルーイング、裏か表か、程度の差しか意識しない時代だったと思います。
 現在は?というと自分も用具マニアなので、かなり意識して用具を見るようにしています。ラケットの種類も見て、どのような技術がしやすいか、しづらいか、考えたりもしますね。例えば、アウターラケットや弾むラケット、また柔らかいラバーを使っているのであれば、回転の影響を受けやすいのでアップ系のショートサーブが効くとか、表や粒高ならロングサーブで切ったりきらなかったりするとか、ですね。またそう言った内容もまとめてみたいと思ってます。

卓球用具を購入する場所

1. 地域の卓球専門ショップ

 自分が小、中、高校生の時は基本的には地域の卓球専門ショップで購入していました。もちろん、ショップ経営者の方はインターハイレベルの方で、商品も理解して販売されてましたね。自分は経営者の方が代表のチームに所属していました。ショップではなく練習の際にラバーを持ってきていただいて、練習前によくラバーを貼っていただいてました。懐かしいです。現在30代以上の方は、同じように地域の卓球専門ショップで購入していた、ということは多いのではないでしょうか。
 2020年現在も、住む地域は変わりましたが、地域の卓球ショップでトレ球(練習用の安いボール)や接着剤、ユニホームなどを購入しに行きますね。メリット・デメリットは以下の通りだと思います。

卓球専門ショップ
メリット
・定価から割引が基本!(だいたい2割引くらい)
・ラバー貼りが無料!(接着剤不要。ラバーカットも綺麗。)
・用具についてショップ店員に相談した上で購入できる!(初心者の方は嬉しいですね。)
・卓球に関する要望はある程度回答できる
(卓球の基礎知識、ゼッケンのプリント、試合登録、ユニホームetc)
・現品を確認して重量測定なども可能!
デメリット
・売り切れの場合は取り寄せとなってしまう。(待たされる。)
・人によっては店員との相談が面倒?
・お店によってはアクセスの悪い場所にお店を構えている?

 初心者の方で周りに頼れる方がいない場合は、卓球専門ショップでの購入がオススメですね。余談ですが、例えば、中学3年間または中高6年間卓球を頑張ろう!と思うのであれば、近くのホームセンターなどで数千円のラバー貼りラケットを購入するのはやめましょう!katsuo000の父も地域の卓球教室で指導していましたが、一番用意していたのはラケットでした。ラバーは1年以上前のMark V(マークV)とかでしたけど、ちゃんとした卓球メーカーが販売しているラケットとラバーを7〜8本は用意して貸し出していました。このようにちゃんとしたラケットとラバーで練習するのは上達のためには重要なことだと思います。

2. 卓球ネット通販

 近年はネット通販が主流となっているのではないでしょうか!?実際kastuo000も基本はネット通販でポチっております汗。ネット通販のメリットデメリットは次のようになるでしょう。

卓球ネット通販
メリット
・定価から割引が基本!(メーカーにもよるけどMax 35%OFF)
・春はラバー貼り無料、ラケットケース付きなどのキャンペーンも!
(接着剤不要。ラバーカットも綺麗。ケースもついて、サイトによっては半額以下も!?)
・ラケット、ラバーの重量指定、硬度指定できるネットショップもある!
・購入でポイント付与などがあり、次回以降の購入で割引を得られる!
・マイナーな用具も含めて複数の候補からじっくり吟味できる!
 (JoolaやDONICなどの海外の高品質用具も選択肢に入れられる)
・売り尽くしセールでは50〜70%OFFといった割引もある!
デメリット
・購入金額によっては送料がかかる。
・基本的には自分でラバーを貼る必要がある。
・届くまでに時間がかかる。
・重量指定できないと個体差が大きい。

 なんと言ってもネット通販のメリットは安いというのが、一番のメリットなのかもしれませんね。各ネットショップで特色がありますので、しっかり吟味して選びましょう。なお、昔はAmazonさん、楽天さん、Yahooショップなどでは、割引はないことの方が多かったのですが、この記事を書くにあたって調べたところ、Amazonさんでもまずまず割引価格で購入できるみたいです。おそらく Amazonさんの強い影響力によって猛烈な価格競争へと引き込まれているみたいですね。今後はAmazonさんの方が安いものも出てくるかもしれません。また安さの点で申し上げると、大型スポーツ量販店(Sports DEPOなど?)にも卓球の用具が販売されていると思います。あらゆるスポーツ用品(卓球だけでなく、野球やサッカーなど)を置いていて便利ではありますが、このようなお店では基本的には定価+税販売で割引は一切ありません。値段に拘っていくのであれば、お高いのでお気をつけください。

各ネットショップ

 それでは可能な範囲でネットショップを挙げさせていただきますので、ご参考ください。

ジャスポ: https://www.jasupo.com/shop/jspcube/html/

 katsuo000が今まで最も使ってきたネットショップになります。割引率の高いときは、35%OFFで、Butterfly(バタフライ)やMIZUNO(ミズノ)でも25%OFFになります。使い慣れていて、どのように届くのか(コンビニ受け取り指定など)もわかっているのは大きいかもしれないですね。今回記事を書くにあたり、改めて種々のサイトの値段を確認しましたが、メーカーによっては高いものもありますので、最安ではありません。

卓球応援団: https://www.tt-ouendan.com

 Rallys(ラリーズ、卓球専門WEBメディア)さんでも紹介されているネットショップになりますね。割引率が高いですね!10,000円以上の購入で送料無料になります。またラバー貼りサービスも無料と嬉しい特典が多いのが特徴ですね。個人的にミズノの商品も35%OFFで販売されているのが気に入りました。

卓球家840 オンラインショップ: https://www.takkyuya840.com

 卓球家840(はちよんまる)オンラインショップさんの特徴はなんと言っても店長さんですね。店長さんは卓球メーカーで働いていたそうで、You Tuberでもあります。卓球メーカーで働いていないとわからない情報を発信されていて、とても勉強になります。トップ選手が行っている、ラバーの重量と硬度を指定する、というサービスもその一端ですね。Tenergy(テナジー)シリーズとDignics(ディグニクス)シリーズにおいてのみの重量と硬度指定にはなりますが、±3 gのラケット重量誤差で調子が変わると感じるのであれば、是非試してみてはいかがでしょうか。(katsuo000は、ラケット・ラバーの重量測定していますが調子が変わると感じるほど敏感ではないです苦笑。でもDiginics 05(ディグニクス05)を本職で使っているので、使ってみたい気もします。)

卓激屋: https://www.takugekiya.com

 卓激屋(たくげきや)さんは、いくら以上購入すると何かしらの商品もセットするサービスが多いイメージですね。また優柔不断にどれを買ったらいいのかわからない!?というときには多数のレビューを参考にできるのも利点ですね。一般論や多数意見を反映させた購入がしたいのであれば一見の価値があると思います。

WRM(World Rubber Market)https://rubber.ocnk.net

 WRM(ワールドラバーマーケット)さんは、卓球ユーチューバーを流行らせた「ぐっちぃ」さんや全日本出場経験のあるXia(シャア)さんと言った個性的なスタッフの多いネットショップになりますね。Hurricane NEO III Blue Sponge(省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)はこちらで購入しました。

https://katsuo000.com/review-hurricane-neo3-bluespo/

レビューを書いて月間優秀レビュワーになると3,000円〜5,000円分のポイントをいただけます。katsuo000もいくつかレビューを書かせていただき、優秀レビュワーに選んでいただいて、OSPのラケットやTenergy 05(テナジー05)と交換させていただきました。最近クレジット決済も可能となりましたね。また、非常に珍しい海外の粒高やアンチも取り扱っているので用具マニアには非常に楽しいネットショップだと思います!

Fortune Shop: http://fortune.free.makeshop.jp

 Double Happiness Shanghai(DHS)製品が豊富にそろうネットショップがフォーチューンショップになります。国チーム用の各種Hurricane(キョウヒョウ)が手に入りますね。過去にはWRMさんでも取り扱いがあった国チーム用のキョウヒョウですが、現在はこう言った中国とのつながりの強いネットショップさんで購入するのがメインだと思います。1度だけ購入したことありますが、特に問題は感じませんでした。

卓球ナビ: https://takkyu-navi.jp

 こちらのサイトはネットショップというよりは、大手のレビューサイトだと思います。トップ選手の使用用具を調べると一番上に表示されやすいですよね。katsuo000もたくさんレビューさせてもらってますので、よかったらご一度ください。レビューを書くことで、こちらでも割引に使えるポイントが付与され購入時に割引できるシステムを有しています。
 katsuo000のレビュー: https://takkyu-navi.jp/user/detail/1000000938

他にも他にも挙げていくときりがないくらいネットショップが存在します。

国際卓球: https://www.kokusaitakkyu.com
たくつう: https://taku-tsu.jp
本物の「卓球屋」: http://www.takkyuya.com

 挙げていったらきりがないくらい存在しますね。それだけ選択肢があることは良いことだと思います。

3. 海外のネットショップ

 少し上級者的な買い物になりますが、海外のネットショップでは、日本では廃盤となったラケットや、日本では販売されていないラケットラバーなども購入できます。例えば国内では廃盤となったTimo Boll Spiri(ティモボルスピリット)なども購入できます。こちらも随時更新していきますね。

最後に

 卓球用具をどこで買うのか、最終的には自己責任ですが、kastuo000の方で情報を簡単に挙げてみました。今回、よく使うジャスポさんよりも安く購入できそうなネットショップを見つけることができて自分としても得をした気分です。皆さんも、用具を購入するときには参考にしていただければ幸いです!

雑感2020/07/16

ディグニクス05の性能を引き出せない汗

 相変わらずディグニクス05が好きですね。本当にいいラバーです。最近感じているのがラリーでのドライブですね。どうしてもスピードも出るし安定感もあるので、結構ぶっつけ気味にドライブをかけてしまうのですが、打球時に手首を効かせるか、腕を少ししならせるようにしてロングボールに対してドライブできると回転も乗ったスピードドライブが打てることがわかってきました。これが結構難しい汗。フォアって手首を使える人は使えるのですが、自分はあまり手首を使うなと指導されたので、結構固定して腰の回転で打つようにしています。しかしながら現代の卓球は硬いプラボールになり本当に回転が掛からなくなりました。よってスピン系テンションラバーでもただシートにひっかけて回転をかけるとか、スポンジに食い込ませてインパクトで持っていくとかだけでなく、粘着ラバーのように自身で弧線や回転を加える打ち方の方が良いようですね。そういった打ち方でないと結局スピードドライブが軽くなって当てればブロックカウンターされてしまうと感じつつあります。逆に回転を付与できる、自分で弧線を作り出せるような打法が身につけば応用が出来たり、ドライブの威力をさらに上げることも可能ではないかと感じつつあります。難しいけど頑張ろう。

モチベーションの維持が難しい

 試合がないので、なかなか練習のモチベーションが上がりませんね。本当に苦しい。厚くなって梅雨でジトジトしていて気持ち悪いことも拍車をかけているように思ってます。今まではあまり練習で試合をしなかったのですが、今年は積極的に試合をして行こうかなって感じつつありますね。負けると悔しいのでそれがモチベーションになります。卓球のモチベーション、頑張って維持しましょう!

Butterfly公式契約選手のラケットラバーが変更されていた!

 久々に閲覧したら結構変更してました。話題のDignics 09C(ディグニクス09C)、Revoldia CNF(レボルディアCNF)の使用者が増えた印象ですね。
・上田仁選手
 ラケット:ZLカーボンインナー
 フォア:ディグニクス09C
 バック:ディグニクス09C
・有延大夢選手
 ラケット:Zhang Jike ALC(張継科ALC)
 フォア:ディグニクス09C
 バック:Dignics 05(ディグニクス05)
・笠原弘光選手
 ラケット:レボルディアCNF
 フォア:ディグニクス09C
 バック:ディグニクス09C
・平野友樹選手
 ラケット:VISCARIA(ビスカリア)
 フォア:ディグニクス09C
 バック:ディグニクス09C
・渡部民人選手
 ラケット:レボルディアCNF
 フォア:ディグニクス09C
 バック:ディグニクス05
個人的に推しているRICOH(リコー)の有延大夢選手が、Inner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)と両面ディグニクス05からアウターALCとフォアにディグニクス09Cというのは驚きました。katsuo000も使うZhang Jike ZLC(張継科ZLC)なども試していたようですが張継科ALCに落ち着いたのかーと思いました。フォアは09Cなのかーというのもありますね。全体的に09Cユーザーが増えていてかなり驚きました。やはり回転を求めているということなのでしょうか。確かに粘着ラバーではない感じが強いのでスピン系テンションとして挑戦するというのはありなのかもしれないですね。自分はちょっと使いにくかったので微妙です汗

以上雑感でした。

コストパフォーマンスの高い用具を探せ!

はじめに

 卓球用具は様々なメーカーが様々な価格のラケットアンドラバーを販売しています。その組み合わせは本当に無限大に近い組み合わせが存在しますね。katsuo000は高い用具が気になるミーハー野郎ですが、本記事ではタイトルにあるようにコストパフォーマンスを追求した用具の組み合わせを探求したいと思います。
 今回は、初心者用ではなく上級者やトップ選手でも使っている、または使う可能性のありそうなラケット&ラバーに絞って(絞り方はkatsuo000の独断になります)、選んでいきたいと思います。

Blades(ラケット)

5 play woods(5枚合板)

・Persson Power Allround(パーソンパワーオールラウンド)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:5,200円 + 税
・Korbel(コルべル)/ Butterfly(バタフライ)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,500円 + 税

 最も種類の多いラケットである5枚合板ラケットは、本当に種類も豊富ですね。5枚合板で探していくと意外や意外、Butterfly(バタフライ)のラケットも選択肢に入ると思います。注目はずばりコルベル!2020年現在でも日本や海外のトップ選手で使用者が確認されるラケットになります(例えば愛工大名電高校の横谷晟選手)。コルベルといえば、卓球好きの人であれば語りたくなる、チキータの生みの親、チェコのピーターコルベル選手ですね。5枚合板で選ぶのであれば、katsuo000はコルベルを選ぶでしょう。

7 play woods(7枚合板)

・Persson Power Play(パーソンパワープレイ)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,200円 + 税
・SWAT(スワット)/TSP(ティーエスピー)
 ブレード厚:6.0 mm
 価格:5,200円 + 税

 軽部隆介選手によって有名となったスワットがここで登場です。7枚合板で選ぶならどちらが良いか、かなり迷いますね。最近は薄いブレードのラケットが好みですので、katsuo000ならカタログ上では、パーソンパワープレイを選ぶと思います。上板に何を使っているのかわかればさらに絞ることができますが、情報を探し中です。SWATは乾燥させた上板を使っているはずなので球持ちがありながら結構硬さもある印象ですね。手に入りやすさの点ではSWATでいいとなることが多いと思います。

Inner(インナー)

・Reinforce HC(リーンフォースHC)/Yasaka(ヤサカ)
 ブレード厚:6.0 mm
 価格:9,000円 + 税
・Ma Lin Carbon(馬琳カーボン)/Yasaka(ヤサカ)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税

 インナー特殊素材ラケットは数が少ないですね。アウターカーボンの方が低価格ラケットが多いです。10,000円台になると、VICTAS(ヴィクタス)さんのFire Fall(ファイヤーフォール)シリーズが入ってくるのですが、ファイヤーフォールシリーズはかなり板厚なブレードで最近少し人気が落ちている印象です。やはり良心的な価格のヤサカさんではないかと思いました。板薄が好きな自分は馬琳カーボンが使いたいです。

Outer(アウター)

・SK Carbon(SKカーボン)/Butterfly(バタフライ)
 ブレード厚:5.2 mm
 価格:7,800円 + 税
・Waldner Senso Carbon(ワルドナーセンゾーカーボン)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.6 mm
 価格:8,500円 + 税
・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ)/Nittaku(ニッタク)
 ブレード厚:5.8 mm
 価格:8,800円 + 税
・Stradivarius(ストラディバリウス)/XIOM(エクシオン)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税

 アウター特殊素材ラケットは数が多くありますね。価格だけで選ぶと選択肢がかなり多そうです。各社10,000円台のフラグシップ的なラケットが多数ありますが、個人的に気になる低価格ラケットをエントリーさせてみました。気になるラケットはSKカーボンですが、上記ラケットの中で自分が使うなら、ワルドナーセンゾーカーボンとストラディバリウスですかね。どちらも板薄カーボンになります。現在最も売れていると言われるTimo Boll ALC(ティモボルALC)と同じアウターのALC系カーボンで、上板も同タイプと言われているのがフライアットカーボンプロとストラディバリウスですね。この2本は明らかにティモボルALCを意識したラケットですので、同タイプで低価格のコスパラケットを選びたいならありだと思います。ただし、品質は不明ですので、重量ばらつきなどはあるかもしれません。

Rubbers(ラバー)

・Rising Dragon(翔龍)/Yasaka(ヤサカ)粘着
 価格:4,500円 + 税
・Rozena(ロゼナ)/Butterfly(バタフライ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza 7(ラクザ7)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza X(ラクザX)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,200円 + 税

 ラバーについてもヤサカさんの存在感が半端ないですね!翔龍はプロ選手である神巧也選手が現在使用しているラバーでもありますので、全然アリと言えるでしょう!でも普通ならラクザ7かラクザXですかね。ソフトも同じ価格帯になります。意外や意外、ここでもロゼナが登場しました!バタフライはしっかり低価格でも高品質なラバーを販売していることがよくわかりますね。

組み合わせ

合板 × スピン系テンション

5枚合板
・Korbel(コルべル)/ Butterfly(バタフライ)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,500円 + 税
7枚合板
・Persson Power Play(パーソンパワープレイ)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.9 mm
 価格:5,200円 + 税
・SWAT(スワット)/TSP(ティーエスピー)
 ブレード厚:6.0 mm
 価格:5,200円 + 税

ラバー
・Rozena(ロゼナ)/Butterfly(バタフライ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza 7(ラクザ7)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza X(ラクザX)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,200円 + 税

計算例1:5,200円+5,000円+5,000円 = 15,200円 + 税
計算例2:5,500円+5,200円+5,200円 = 15,900円 + 税

カーボン × 粘着/スピン系テンション

インナーカーボン
・Ma Lin Carbon(馬琳カーボン)/Yasaka(ヤサカ)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税
アウターカーボン
・Waldner Senso Carbon(ワルドナーセンゾーカーボン)/DONIC(ドニック)
 ブレード厚:5.6 mm
 価格:8,500円 + 税
・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ)/Nittaku(ニッタク)
 ブレード厚:5.8 mm
 価格:8,800円 + 税
・Stradivarius(ストラディバリウス)/XIOM(エクシオン)
 ブレード厚:5.7 mm
 価格:9,000円 + 税

ラバー
・Rising Dragon(翔龍)/Yasaka(ヤサカ)粘着
 価格:4,500円 + 税
・Rozena(ロゼナ)/Butterfly(バタフライ)
 価格:5,000円 + 税
・Rakza X(ラクザX)/Yasaka(ヤサカ)
 価格:5,200円 + 税

計算例1:8,500円+4,500円+5,000円 = 18,000円 + 税
計算例2:9,000円+4,500円+5,200円 = 18,700円 + 税

まとめ

 今回は定価の値段とトップ選手でも使用実績が一度でもある、またはありそうな用具という観点で探してみました。もれはあるとは思いますが、悪くない組み合わせとなったと思います。いつか自分でも用意してみようかなと思ったりしています。
 実際の値段は、ちゃんとした卓球用具店やネットショップであれば、確実に20%くらいの割引がありますので、合板系であれば10,000円前後で、カーボン系であれば15,000円前後で揃うと思います。なかなかリーズナブルな組み合わせになったかなと。参考いただければ幸いです。

卓球ラケットの種類 ~ラケットから考える特徴やスタイル~

 ラケットの種類から考えられる卓球の特徴/戦型についてまとめていきます。

形と特徴

 ブレードの縦長、横長、形状から考えられる特徴です。

ペンラケット

日本式ペンラケット

 日本式ペンラケットの特徴はブレードが縦に長いです。
ブレードサイズ
 縦160 mm前後
 横130 mm前後
いわゆる角型と言われるラケットです。Hinoki(檜)単板が多いですが近年、合板もあるようです。

例1) Cypress G-MAX(サイプレスG-MAX) Butterfly(バタフライ)
 縦163 mm × 横135 mm

例2) SPEED 90 SG-910K(スピード90) DARKER(ダーカー)
 縦163 mm × 横132 mm

・板厚9〜10 mmでドライブやスマッシュが強烈!
・意外と知られていないけど、手首も効くので回転量が豊富!
・手首が動かしやすいので、台上がやりやすい!

プロ選手
・Kim Taeksoo選手(金擇洙、キムテクス、韓国)
・Ryu Seungmin選手(柳承敏、ユスンミン、韓国)
・Chiang Peng-Lung選手(蒋澎龍、シャンポンロン、台湾)

中国式ペンラケット

 中国式と呼ばれ、日本式ペンよりも丸みがあって横幅が広いラケットです。
ブレードサイズ
 縦160 mm前後
 横150 mm前後
日本式ペンラケットは単板が多いですが、中国式ペンラケットでは合板ラケットが多いです。どちらかというと、シェイクラケットの名前を冠して中国式としているケースも多いです。トップ選手で活躍する選手も使用します。

例1) Carbon F-1 CHN(カーボン F-1 CHN)(TSP)
 縦159 mm × 150 mm

例2) RUTIS REVO C(ルーティスレボC)(Nittake)
 縦157 mm × 150 mm

・手首が効くのでドライブやスマッシュが強烈!回転量も豊富!
・手首が動かしやすいので、台上がやりやすい!

プロ選手
・Ma Lin選手(馬琳、マリン、中国)
・Wang Hao選手(王皓、ワンハオ、中国)
・吉田海偉選手(よしだかいい、日本)
・Xu Xin選手(許昕、シュシン、中国)
・松下大星選手(まつしたたいせい、日本)

反転式ペンラケット

 ラケットを反転することを想定されたラケットです。
ブレードサイズ
 縦160 mm前後
 横140 mm前後
変化系ラバーと組み合わせる守備型の選手が使用するラケットになります。

例1) Double Face II TO(ダブルフェイスII TO)(YASAKA)
 縦163 mm × 横140 mm

例2) HADRAW REVOLVER (ハッドロウレボルバー)(バタフライ)
 縦161 mm × 横141 mm

・手首が動かしやすいので、角度が出しやすい。

シェイクラケット

一般的なブレード面積

 現在の卓球で最もスタンダードなラケットです。
ブレードサイズ
 縦160 mm前後
 横150 mm前後
最も種類の多いラケットです。現在使用する選手が最も多いラケットと言えるでしょう。

例1) KOKI NIWA WOOD(丹羽孝希WOOD)(VICTAS)
 縦157 mm × 横150 mm

例2) Jan-Ove Waldner OFF(J.O.ワルドナーOFF)(DONIC)
 縦159 mm × 横149 mm

・現在最もオーソドックスなラケット
・攻撃から守備までどんな技術も無難にできる

プロ選手は多数いらっしゃいますので別途記載します。

広いブレード面積 (守備用)

 カットマン用のラケットはブレード面積が広いことが特徴です。
ブレードサイズ
 縦165 mm前後
 横155 mm前後
スイートスポットが広がるので、速いボールにも対応しやすいと言われますね。

例1) KOJI MATSUSHITA (松下浩二)(VICTAS)
 縦165 mm × 横155 mm

例2) DEFPLAY SENSO(デフプレイセンゾー)(DONIC)
 縦164 mm × 横157 mm

広いブレード面積 (攻撃用)

 カットマン用ラケットほどではありませんが、ブレード面積を広く設計したラケットがいくつか存在します。
ブレードサイズ
 縦160 mm前後
 横155 mm前後
スイートスポットが広がるとともに、ラケット重心が先端へ移るので遠心力が効きます。威力がでやすくなりますね。

例1) Harimoto Tomokazu Innerforce ALC(張本智和インナーフォースALC)(バタフライ)
 縦158 mm × 横152 mm

例2) Fortius FT(フォルティウスFT)(mizuno)
 縦158 mm × 横150 mm

プロ選手は多数いらっしゃいますので、別途記載します。

狭いブレード面積

 ブレード面積が狭くなることで、小回りが効くとともにスイングスピードが早くなります。また子供向けラケットも狭いブレード面積にしていることが多いです。
ブレードサイズ
 縦155 mm前後
 横150 mm前後

例1) 和の極み -煉-(Andro)
 縦157 mm × 横150 mm

例2) Timo Boll J(ティモボルJ)(バタフライ)
 縦152 mm × 横144 mm

・ラバー面積も狭くなるので一般的なラケットを貼っても軽くなる

その他

テナリーラケット

 かなり特殊なグリップで、使用者も少ないです。
ブレードサイズ
 縦160 mm前後
 横148 mm前後
バックハンドが振り抜きやすいと思います。

例1) TENALY ACOUSTIC (テナリーアコースティック)(Nittaku)
 縦160 mm × 横148 mm

ハンドソーラケット

 ピストル型などと呼ばれるラケット。今ではほぼ廃盤です。

合板構成と特徴

 合板構成から考えられる特徴になります。

単板
 檜であることが多いです。現在檜は材料不足となりつつあり、価格はとても高くなっています。重いほど詰まっていて威力がでて良いと言われますね。板厚は10 mm前後のペンラケットが多いですが、MIYABI(雅、Nittaku)は板厚9.0 mmの単板シェイクラケットです。
 木材ラケットとしての球持ちがありながら、板厚によって飛距離と破壊力が出しやすいと言われています。実際、ある年齢層以上で使用者が非常に多いラケットタイプになります。
日本式ペンラケット使用のプロ選手
・Kim Taeksoo選手(金擇洙、キムテクス、韓国)
・Ryu Seungmin選手(柳承敏、ユスンミン、韓国)
・Chiang Peng-Lung選手(蒋澎龍、シャンポンロン、台湾)

合板
 最も一般的な合板は5枚合板です。プラボールとなって、威力と飛距離のある7枚合板も増えてきましたね。中には3枚合板、9枚合板など、種々の種類がありますが、基本的には5枚合板と7枚合板が主な種類になります。
中国式ペンラケット使用のプロ選手
5枚合板
・Ma Lin選手(馬琳、マリン、中国)
・Wang Hao選手(王皓、ワンハオ、中国)
7枚合板
・吉田海偉選手(よしだかいい、日本)
一般的なブレード面積のシェイクラケット使用のプロ選手
7枚合板
・丹羽孝希選手(にわこうき、日本)
・神巧也選手(じんたくや、日本)
・Simon Gauzy選手(シモンゴーズィ、フランス)
広いブレード面積(守備用)のシェイクラケット使用のプロ選手
5枚合板
・Joo Saehyuk選手(朱世赫、チュセヒョク、韓国)
・塩野真人選手(しおのまさと、日本)
・村松雄斗選手(むらまつゆうと、日本)
・Filus Ruwen選手(フィルス、ドイツ)
広いブレード面積(攻撃用)のシェイクラケット使用のプロ選手
・Karlsson Kristian選手(カールソン、スウェーデン)
・Kim Donghyun選手(金東賢、韓国)
・軽部隆介選手(かるべりゅうすけ、日本)

特殊素材
 木材ではない素材で主にはカーボンが多いです。カーボンは、軽くて、硬くて、とても飛距離とスピードの出る素材になります。打球感が大きく変わるので、好き嫌いも大きく分かれる傾向にあります。近年はカーボンに種々の特殊繊維と呼ばれる素材を編み込んだものをもちいることも増えました。特殊繊維とはアラミドやザイロンなどの繊維のことで、木材ほど柔らかくなく、カーボンほど硬すぎず、木材とカーボンの中間の材料だと思います。この特殊繊維をカーボンと編み込むことで、打球感を柔らかくしたり、しなやかにしたりするようです。またカーボンを編み込まず特殊繊維のみをもちいたラケットも存在します。木材の欠点であるスイートスポットの狭さを広げたり、打球感を変えずに威力をあげたりなど、こだわり抜かれたラケットが多い印象です。
 アウター
  特殊素材を薄めの上板の次に配するラケット。上板の打球感に加え、特殊素材の打球感が前面に出てくるラケットです。
  中国式ペンラケット使用のプロ選手
  アウターカーボン
  ・Xu Xin選手(許昕、シュシン、中国)
  ・Wong Chun Ting選手(黄鎮廷、ウォンチュンティン、香港)
  ・Qiu Dang選手(邱党、キュウダン、ドイツ)
  一般的なブレード面積のシェイクラケット使用のプロ選手
  アウターカーボン
  ・水谷隼選手(みずたにじゅん、日本)
  ・松平健太選手(まつだいらけんた、日本)
  ・Timo Boll選手(ティモボル、ドイツ)
  ・Fan Zhendong選手(樊振東、ファンゼンドン、中国)
  ・Lin Gaoyuan選手(林高遠、リンガオユアン、中国)
  ・Lin Yun-Ju選手(林昀儒、リンユンジュ、台湾)
  ・Ovtcharov Dimitrij選手(オフチャロフ、ドイツ)
  ・Wang Chuqin選手(王楚欽、ワンチュキン、中国)
  ・戸上隼輔選手(とがみしゅんすけ、日本)
  アウター特殊繊維
  ・岸川聖也選手(きしかわせいや、日本)
  ・大矢英俊選手(おおやひでとし、日本)
  ・Calderano Hugo選手(カルデラノユーゴ、ブラジル)
  広いブレード面積(攻撃用)のシェイクラケット使用のプロ選手
  アウター特殊繊維
  ・大島祐哉選手(おおしまゆうや、日本)
  
 インナー
  特殊素材を中心材の隣に配するラケット。軽打やラバーだけに食い込ませた時はほぼ木材のような打球感。
  一方で、厚くラケットの芯まで食い込ませて打球した時には特殊素材の硬さや特徴が出るラケット。
  近年非常に人気のラケットタイプ。
  中国式ペンラケット使用のプロ選手
  インナーカーボン
  ・松下大星選手(まつしたたいせい、日本)
  一般的なブレード面積のシェイクラケット使用のプロ選手
  インナーカーボン
  ・宇田幸矢選手(うだゆきや、日本)
  ・上田仁選手(うえだじん、日本)
  ・吉田雅己選手(よしだまさき、日本)
  ・三部航平選手(さんべこうへい、日本)
  ・有延大夢選手(ありのぶたいむ、日本)
  ・松山祐季選手(まつやまゆうき、日本)
  ・Apolonia Tiago選手(アポロニアティアゴ、ポルトガル)
  広いブレード面積(攻撃用)のシェイクラケット使用のプロ選手
  インナーカーボン
  ・張本智和選手(はりもとともかず、日本)
  ・Ma Long選手(馬龍、マロン、中国)

今後も更新させていただきます。現在はここまででお願いします。