テンションラバーの分類

 テンションラバーの分類をしてみました。テンションラバーの分類はかなり重複しているものが多いです。それだけ、それぞれのラバーの特徴が多用にあると言えると思います。

テナジー系テンション

 テナジーおよびテナジー類似系のテンションラバー

05系テンション

Tenergy 05(テナジー05)

Rakza X(ラクザX)

Fastarc G-1(ファスタークG-1)

Ventus Extra 旧Super Ventus(ヴェンタスエキストラ 旧スーパーヴェンタス)

Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)

Vega X(ヴェガX)

Blue Fire JP01 Turbo(ブルーファイヤJP01ターボ)

64系テンション

Tenergy 64(テナジー64)

Rakza 9(ラクザ9)

Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)

80系テンション

Tenergy 80(テナジー80)

Rakza 7(ラクザ7)

V>15 Extra(V>15エキストラ)

Rasanter R48(ラザンターR48)

進化型テナジー系テンション

 ディグニクスおよび昨今のトップ選手が使うラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

Rasanter R53(ラザンターR53)

Q5(キューファイブ)

OmegaVII Hyper(オメガ7ハイパー)

コスパ系テンション

 スピードやスピンでテナジーに劣るもののコスパや扱いやすさがウリのラバー

Rozena(ロゼナ)

Rakza(ラクザ)シリーズ

Vega(ヴェガ)シリーズ

Blue Fire(ブルーファイヤ)シリーズ

ソフト系テンション

 中級者、ラバーによっては初級者~中級者向けのラバー

Tenergy 05 FX(テナジー05FX)

Rakza X Soft(ラクザXソフト)

Vega Tour(ヴェガツアー)

ハード系テンション

 47.5°よりも硬いテンション系ラバー

Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

Omega VII Tour(オメガ7ツアー)

OmegaVII Hyper(オメガ7ハイパー)

Rasanter R53(ラザンターR53)

粘着ラバーの分類

粘着ラバーの分類しました。分類の仕方は卓球王国さんが実施しているものを参考にしております。

中国製粘着ラバー

 元祖粘着ラバーとして、中国の粘着ラバー(通称チャイラバ)および中国の粘着ラバーを模倣して設計されたラバー群が中国製粘着ラバーになります。使いこなしやすいという意味では木材合板系ラケットがあいますが、スピードを補うためにインナーカーボンまたはアウターカーボンとあわせると良いと言われてます。以下に代表的なラバーを挙げます。

Hurricane(キョウヒョウ)シリーズ

 中国製粘着ラバーの王道といえば、キョウヒョウですね。中国のシェイクハンドのトップ選手は男女問わずこのキョウヒョウを使っています。製造メーカーはDouble Happiness Shanghai(DHS、紅双喜)になります。日本ではNittaku(ニッタク)がDHSと契約して販売していますが、ニッタク製のキョウヒョウは、扱いやすいようにややチューニングされているようです。現在、DHS製のキョウヒョウを使用するためには、輸入品をネットオーダーする、中国で購入する、ニッタクのキョウヒョウ3国狂ブルーを使用する、などが挙げられます。katsuo000はWRMやその他のネットショップで購入したDHS製のキョウヒョウを使っていた時期があります。

オススメのラケット

 キョウヒョウと相性が良いと言われるラケットは、アウター or インナーのALC系ラケットになります。張継科選手がアウターALCラケット、Viscaria(ビスカリア)を使用して一時代を作り上げました。現在ではFan Zhendong(樊振東)選手がブレードはビスカリアで、グリップはSTIGA(スティガ)のInfinity VPS V(インフィニティVPS V)を使用していますね。またMa Long(馬龍)選手はインナーALC系ラケット、Hurricane Long V(キョウヒョウ龍5)を使用しています。このように中国製粘着ラバーにはALC系(またはアラミドカーボン系)ラケットがあいます。
 なお、インナーZLCは良いものの、アウターZLCとキョウヒョウはかなり賛否がわかれる組み合わせになると思います。従ってアウターSZLCやPBO-C、7 mmオーバーのアウターカーボン+上板ヒノキ系のぶっ飛びブレードなどはオススメしづらい組み合わせといえるでしょう。(使用している人がいたらすみません。)

Sky Line(天極)シリーズ

その他、中国メーカーのラバー

Nittaku(ニッタク)製キョウヒョウ

扱いやすい粘着テンションラバー

 新カテゴリーとして、近年徐々に存在感を増やしているのが扱いやすい粘着テンションラバーになります。中国製粘着ラバーと比較すると、中国製粘着ラバーに特徴的な癖球や嫌らしさはほとんどないものの、テンションラバーに近いスピード性能を有しつつ粘着ラバーに類似の台上のやりやすさとテンションラバー以上の回転性能が特徴のラバーになります。以下に代表的なラバーを挙げます。

Dignics 09C(ディグニクス09C)

 最も印象的であり、台風の目となっているラバーが、バタフライの粘着テンションラバー、ディグニクス09Cになりますね。このラバーは今までのテンションラバーを使用していた日本のトップ選手やヨーロッパの皇帝ドイツのTimo Boll(ティボ・ボル)選手などが使用するなど、高い性能とスピン系テンションラバーを使用していた選手がスムーズに移行できていることが特徴であり、高く評価されています。おそらく、現状の粘着テンションラバーの中でもトップクラスのスピン性能、スピード性能、台上のやりやすさ、軽さと、「超」がつく高性能さがウリのラバーと言えると思います。トップ選手の使用がさらに人気に火をつけており、ドイツ皇帝ティモボル選手を筆頭に、ドイツDimitrij Ovtcharov(オフチャロフ)選手、中国の若手エースFan Zhendong(樊振東)選手、最近ではチキータで有名になった中華台北のLin Yun-Ju(林昀儒)選手が両面に使用しているようですね。

オススメのラケット

 ディグニクス09Cと相性が良いと言われるラケットは、特殊素材ありのインナー / アウターのALC系ラケットになります。バタフライはアウターカーボンとの相性をススメていますね。ティモボル選手はアウターALCのTimo Boll ALC(ティモボルALC)とあわせています。また最近では松平健太選手も同じようにアウターALCにあわせていますね。インナーカーボンでは、ドイツのDimitrij Ovtcharov(オフチャロフ)選手がインナーALCのOvtcharov Inner Force ALC(オフチャロフインナーフォースALC)に、また松島空輝選手はHarimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)にあわせていますね。このようにインナー / アウターのラケットと組み合わせることが多いようです。
 また今話題のセルロースナノファイバーをもちいた、Revoldia CNF(レボルディアCNF)とも相性が良いと公表されています。

Omega VII China Guang(オメガ7チャイナ光)

Blue Grip C2(ブルーグリップC2)

Rakza Z Extra Hard(ラクザZエキストラハード)

Triple Extra(トリプルエキストラ)

Hybrid K1J(ハイブリッドK1J)

Blue Grip R1(ブルーグリップR1)

Rakza Z(ラクザZ)

Flying Dragon(翔龍)

Shining Dragon(輝龍)

ポストキョウヒョウを目指した硬い粘着テンションラバー

 卓球帝国中国の最強ギア、キョウヒョウを超えることを目指して開発された粘着テンションラバー群になります。非常に意欲的で挑戦的なラバーが多く、とんがったラバーの多い印象で、使いこなせれば素晴らしいけど、使いこなせるかが問題、となるようなラバーといえるでしょう。テンションラバーのカテゴリーでも、ポストテナジーを目指したラバー群があるように、ポストキョウヒョウを目指した分類になります。これらのラバーはキョウヒョウと同じような癖球や嫌らしさのあるボールが打てますが、どれもとても硬くて扱いにくいラバーが多いです。以下に代表的なラバーを挙げます。

Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)

Blue Grip C1(ブルーグリップC1)

Triple Double Extra(トリプルダブルエキストラ)

VS>401(VS>401)

Vega China(ヴェガチャイナ)

Blue Grip V1(ブルーグリップV1)

VS>402 Double Extra(VS>402ダブルエキストラ)

昔ながらの粘着ラバー

 このカテゴリーの粘着ラバーは、コントロールに特化していて非常に回転量の得られる粘着ラバーです。現在はどちらかといえば、初級者や中級者用のラバーであり、コントロール系ラバーに近い分類のようです。以下に代表的なラバーを挙げます。

AIBISS(アイビス)

Tackiness Chop II(タキネスチョップ2)

Tackifire Drive(タキファイヤドライブ)

Tackiness Drive(タキネスドライブ)

Triple Regular(タキネスレギュラー)

テンションラバー vs 粘着ラバー

テンションラバーとは?

 テンションラバーとは日本卓球、特に男子で主流のラバータイプになります。テンションラバーもいくつかの分類がありますが、現在主流で最もテンションラバーはスピン系テンションラバーになります。

テンションラバーの名前の由来

 テンションラバーの名前の由来は、まさに「テンション」にあります。Tensionというのは、直訳すると緊張という意味になります。これはラバー=ゴムが引っ張られている状態を形容しており、たるんだ状態ではなく、一定の張力を受けた状態のラバーであることを表現しています。なお、テンションラバーが登場する前は、「高弾性」ラバーというものが、卓球界の主流でした。

 テンションラバーの歴史:

テンションラバーの特徴

 テンションラバーの特徴として高いスピン性能とスピード性能が特徴になると思います。特にラバー全体にテンションがかけられているので、強く食い込ませた時にボールの回転量やスピードが非常に優れたものになります。もちろんテンションがかかっているために、スピードが出やすい分、飛距離が出やすくコントロールも難しくなる傾向があります。テンションラバーは2021年現在、日本卓球において最も主流となるカテゴリーのラバーであり、多様な種類があるためラバーごとに特徴が異なりますが、粘着ラバーと比較した際の特徴は、スピードと飛距離と言えるでしょう。テンションラバー間で比較する際は、テンションラバーの細分化もkatsuo000検討しております(現在作成中)ので、ご参考ください。

 テンションラバーの分類:

 代表的なテンションラバー:
   Tenergy 05(テナジー05)
   Dignics 05(ディグニクス05)
   V>15 Extra(V>15エキストラ)
   Rakza X(ラクザX)
   Fastarc G-1(ファスタークG-1)
   Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)
   Rasanter R48(ラザンターR48)
   Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)
   Dynaryz AGR(ダイナライズAGR)
   Vega X(ヴェガX)
   Omega VII Tour(オメガ7ツアー)
  など

粘着ラバーとは?

 粘着ラバーとは中国卓球で主流のラバータイプになります。シート表面が手で触るとネバネバしていて、ボールを強く押し当てると引っ付くようなラバーのことです。粘着の強さもさまざまで、強粘着と言われるラバーでは、ラバーにボールを引っ付けて逆さまにしても重力に逆らってボールがラバーに引っ付けることも可能です。微粘着や微々粘着など、ほとんど粘着を感じないような粘着ラバーも存在します。粘着ラバーも分類が増えてきているとともに、卓球帝国中国を代表する特徴であるため一部の熱狂的なユーザーがいるラバーカテゴリーでもあります。粘着ラバーシートのネバネバしたものの正体は可塑剤といわれるゴムと比べると分子量が小さい材料によるものだそうです。

粘着ラバーの特徴

 粘着ラバーの特徴は打法にもよりますが、テンションラバーよりも打球点を落としてもスピードドライブが打てたり、台上が浮きにくいなどの特徴が挙げられる一方で、スピード性能はテンションラバーに劣るという点は共通です。卓球王国さんがまとめられている粘着ラバーの分類を、katsuo000も採用させていただいております。

 粘着ラバーの分類:

 代表的な粘着ラバー:
   Hurricane(キョウヒョウ)シリーズ
   Dignics 09C(ディグニクス09C)
   AIBIS(アイビス)
   Triple Double Extra(トリプルダブルエキストラ)
   Rakza Z(ラクザZ)
   Hurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウプロIIIターボブルー)
   Hybrid K1J(ハイブリッドK1J)
   Blue Grip C1(ブルーグリップC1)
   Omega VII China Ying(オメガ7チャイナ影)
  など

テンションラバーが得意

スピードドライブ
 テンションラバーの特徴としてスピード性能が挙げられます。もちろん、スピン系テンションの中にもスピードが出しやすいラバー、逆にスピードドライブが難しいラバーは存在しますが、粘着ラバーと比較するとボールのスピードは圧倒的に出しやすいでしょう。スピードドライブが打ちやすいラバーは比較的やわらかいラバー、または同じスポンジ硬度でもシートの粒が倒れやすい設計になっているラバーがスピードドライブが打ちやすいラバーになります。

 スピードドライブが容易なラバー例
  Dignics 64(ディグニクス64)
  Tenergy 05 FX(テナジー05FX)
  Brice Highspeed(ブライスハイスピード)
  Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)
  Rasanter R42(ラザンターR42)

スマッシュ
 テンションラバーはスピードが出しやすい点と重複してスマッシュがやりやすいことがあげられます。この特徴が反映しているものとして、中国トップのFan Zhendong(樊振東)選手がロビングに対し、ラケットを反転してスマッシュすることが挙げられます。中国トップ選手はフォア側にHurricane(キョウヒョウ)シリーズのラバーを使用することが多いのですが、キョウヒョウはドライブは得意な一方で、スマッシュは少々難しかったりします。使用者はわかると思うのですが、スマッシュのようにハードにボールをラケットに当てる技術では、ラバーにくい込みが生じるため意図せずボールの起動が変化したり回転がかかったりすることがあるのです。そこで、樊振東選手はロビングがあげられると、バックサイドに貼ってあるスピン系テンションラバー(最近はディグニクス05を使用しているようです。)でスマッシュをします。

 スマッシュが容易なラバー例
  Tenergy 80(テナジー80)
  Fastarc G-1(ファスタークG-1)
  Rasanter R50(ラザンターR50)  

5球以上のラリー
 ラリーが続けば続くほど、テンションラバーの方が有利と言われています。これは、粘着ラバーと比較してスピードボールが打ちやすいことに起因していると思われます。粘着ラバーを使っている場合にスピードボールを打つために身体全身を使って出す必要があり、ラリーが続けば続くほど、体力を消耗するとも言えるでしょう。またラリーが長びくことに伴い、台から下がってしまった場合でも、ボールのスピードや飛距離が出しやすいテンションラバーの方が有利といえることも自明と考えられるでしょう。このようにラリーが長くなればなるほど、テンションラバーが有利であり、テンションラバーであればラリーが長びくほど逆転の可能性もあると思います。

中陣・後陣からのロビングやフィッシュ、カウンター
 ラリーと同じような理由になりますが、飛距離とスピードが出しやすいテンションラバーは中陣や後陣からの守備的といわれる技術も有利と言えるでしょう。テンションラバーであれば、ロビングやフィッシュといわれる技術もやりやすいのは、スピードや飛距離の点からも自明です。

粘着ラバーが得意

台上、ツッツキ・ストップ
 粘着ラバーが得意な技術として、台上が挙げられます。粘着ラバーは回転の上書きがしやすく、強い回転がかけることができれば、多少角度を間違えても相手のコートへ入れることが容易となります。これは飛距離が出にくいことも一役かっていると思います。また、ツッツキやストップが非常にやりやすいのも粘着ラバーの特徴になります。対照的にテンションラバー、特に柔らかいテンションラバーは食い込みが良い分、回転の影響を受けやすかったり飛距離が出やすかったりするため、ストップや低くツッツくことがやや難しくなる傾向にあります。つまり、サーブ、レシーブ、三球目までであれば粘着ラバーの方がミスをしづらいと言えると思います。

対下回転に対するドライブ
 下回転のかかっているボールをドライブする際、回転に敏感な硬いテンションラバーでは、スイングスピードが遅いと回転の影響の方が勝ってしまい、ボールが落ちてしまいます。一方で、柔らかいテンションラバーの場合は球持ちはよくなりますが、回転の影響は受けやすいので、やはり回転にあわせて角度や飛距離をコントロールする必要があります。粘着ラバーのメリットとして、どのような下回転のボールに対して、どのような角度で捉えたとしても、粘着によって一定の球持ちと回転の上書きが可能であるため、同じようなスイングでふっても高い安定感をもってドライブ返球することが容易になる点が挙げられます。サーブ3球目から5球目までを考慮すれば粘着ラバーが有利と言えるでしょう。

雑感 2021/7/12

久々に卓球をして感じたこと

 まず、卓球を許してくれた妻に感謝ですね。2人目がまだ生後1か月半。コロナ禍でデルタ株で東京はまたまた緊急事態宣言発令といわれている昨今で、許してくれて本当にありがとうございました。

 次に、卓球をした日の夜は眠れない汗。これは多分興奮しているからかなって思います。いい意味でアドレナリンが出てるのかなと。非常に心地よい部分もありますね。やはり自分にはスポーツジムに行くくらいの感覚でほぼ毎日卓球ができる環境が欲しいです。それは仕事にも絶対にいい影響を与えてくれる。それを確信できる卓球になりました。

 筋肉通がひどい。これは卓球をした次の日から生じるもので、かなりひどかったです。それだけ動けたという意味ではプラスですね。ごはんも美味しく感じました。汗をかくには最高ですね。

 プラスアルファでやはり、ちゃんとした試合したいなと思いました。同じくらいの競技レベルの人と試合をしないと、刺激がやや弱いですね。気持ちのいいスポーツから刺激的な勝負事、にかわるのがやはり試合の有無だと思いました。試合したいです。

 卓球人気まだまだ続く?練習させていただいた卓球場ではジュニアコースがあるのですが、既に土曜日のジュニアコースが定員でキャンセル待ち状態だそうです汗。娘を連れていきたかったのに。。。連れていくなら平日のみだそうで、出遅れた感を感じました。コロナ禍だし、我慢はしなければですが。。。悔しい。平日だとしたらいつ連れていってあげられるのか、考えてみたいと思います。

レビュー Virtuoso AC(ヴィルトーソAC)

説明

 Virtuoso AC(ヴィルトーソAC)は、ハンガリーのハンドメイド=手作り卓球工房OSP(オーエスピー)より販売されているラケットの1つになります。2021年注目のOSPラケットになりますね。OSPのホームページで存在を知り、WRM(ワールドラバーマーケット)さんが扱うことと、WRMさんのレビュー投稿でのポイントがかなりたまっていたので、思わず衝動買いしてしまいました!WRMさんでの購入になります。
 Virtuoso ACの説明において、登場するワードは、
・OSP Blades
・アラミドカーボン(Aramid Carbon)
・インナーカーボン(Inner Carbon)
になります。

OSP Blades

 OSPはハンガリーの卓球ラケットのハンドメイド工房になります。
ホームページ: https://ospblades.com/
実際にオーダーメイドをお願いしたことがないのですが、ホームページの情報からオーダーメイドすると、下記のように様々な仕様のラケットをお願いすることができるようです。

ラケットモデル(種類)

 OSPのラケットの特徴は、弾み過ぎず強い球持ちのあるラケットです。トップ選手にとっては弾みの弱さや爽快感の低さを感じるかもしれませんが、中級者以上の層にささる高い安定感とラリー志向のラケットが多いと思います。球持ちがあるけどボールが軽くなったり威力不足になるラケットや、もっと弾むラケット、スピードのでるラケットは他メーカーでも扱いがあると思いますが、ここまで球持ちと安定感のあってボールの重さや威力を感じるラケットを販売するラケットメーカーは少ないと思いますね。注目のラケットを以下に挙げます。

Martin AC(マーティンAC)
 アラミドカーボンアウター仕様のラケットです。最新のラインアップで、まだWRMで取り扱いはありませんが、今後WRMで取り扱い販売されるのでしょうか?。アウターカーボン、板厚5.8 mm、上板リンバのラケットになります。非常にスタンダードなブレードの厚さですが上板Limba(リンバ)なので、張継科ALCなどよりも柔らかくて球持ちを感じると思いますね。仕様の近そうなラケット、フレイタスALCよりもブレード厚さが薄いので飛距離も抑えられて扱いやすそうですね。

Martin Pro(マーティンプロ)
 7枚合板なのに珍しい板厚6.0 mm、上板リンバのラケットです。上板リンバは、例えばミズノのフォルティウスFTが挙げられるますが、板厚6.0 mmはフォルティウスFT Reの6.2 mmよりも薄いですね。7枚合板の力強さと、飛距離が抑えられたラケットではないかと想像します。

Virtuoso+(ヴィルトーソ+)
 5枚合板で板厚5.8 mm、上板リンバのラケットです。非常に球持ちを感じるオーソドックスなラケットです。5枚合板なのに、しっかりとした重量があって好印象でした。5枚合板のラケットは、同じ値段のラケットでも、個体を選別して選ばないと軽い個体と重い個体とではかなり異なるラケットになっめしまいます。5枚合板はやはり中級者以上では重いラケットの方が威力と扱いやすいさを両立できると思います。そういう意味でヴィルトーソ+は重かったので非常に好印象でした。

Ultimate Carbon(ウルティメイトカーボン)
 インナーと芯にカーボンを使ったラケットで、上板リンバ、ブレード厚さ5.7 mmの意欲的なラケットです。7枚合板のようなパワフルなラケットなのに球持ちもあるラケットですね。ブレード厚さ5.7 mmにもかかわらず、重量が重くて扱いにくさを感じるラケットでした。パワーのある方があつかえばかなりパワフルなラケットだと思います。 

グリップ

OSPの特徴として、全てのラケットについて、グリップ形状を6種類から選ぶことができます。
 フレア(FL)
 ラウンドストレート(丸ストレート、R-ST)
 スクエアストレート(角ストレート、S-ST)
 コニック(Co)
 アナトミック(AN)
 中国式ペンホルダー
最近はフレアが主流ですが、ストレートでも2種類から選べるのは嬉しいですね。ちなみに最近はフレアにハマっているので、購入したVirtuoso ACもフレアです。

ヘッドサイズ(ブレード面積)

OSPでは、ヘッドサイズ(ブレード面積)もオーダーできるようですね。katsuo000はそこまでヘッドサイズ(ブレード面積)にこだわりはないのですが、S、M、Lから選べるようです。ブレード面積が広いとラバーのサイズも必然的に広くなるので、その分ラケットが重くなる印象がありますね。

アラミドカーボン

 卓球王国さんでは、アラミドカーボン ≒ Butterfly(バタフライ)さんのArylate Carbon(アリレートカーボン、ALC)という扱いで、非常に打球感が似ているそうです。化学構造式は異なりますが、卓球王国さんがいうからには、ある程度の説得力を感じ、katsuo000も同じカテゴリーとして採用しています。バタフライさんのALCは商標登録されているみたいで、他のメーカーは使えないみたいなんですね。今年発売のNittaku(ニッタク)のキョウヒョウ龍5(Hurricane Long V)も、アリールカーボンで、アリレートカーボンという言葉は使っていませんし、使えないのでしょう。アラミドは防弾チョッキなどに使われる繊維で非常に硬い繊維になります。アラミドの中にはケブラー(Kevlar)という商標登録された繊維もあり、ニッタクやドイツのラケットにはケブラーカーボンやケブラー繊維をもちいたラケットもありますが、これもほぼALC、またはAL繊維をもちいたラケットと考えていただいて良いと思います。
 アラミドカーボンやALCはカーボンの硬すぎる打球感をマイルドにするためにアラミドやアリレート繊維を編み込んだ素材で、アウター、インナー問わず非常に人気の特殊素材になります。ただのカーボンインナーラケットよりも、球持ちを感じることもあり、卓人に重宝される特殊素材といえるでしょう。

インナーカーボン

 このVirtuoso ACはInner Aramid Carbon(インナーアラミドカーボン)ラケットになります。インナーカーボンは現在の卓球界では徐々に主流になりつつあるラケットカテゴリーで、ブランド化として成功しているのが、バタフライのInner Force Layer(インナーフォースレイヤー)シリーズになりますね。インナー位置に特殊素材を入れていることがわかりやすいラケットシリーズになります。カーボンの威力はやや落ちますが、木材ラケットと類似の高い球持ちと、強振したときのカーボンらしい威力が前に出るラケットといえば良いでしょうか。インナーカーボンは個人的には避けていたのですが、近年自分のバックハンド技術の低さに、球持ちのよいラケットをどんどん探求して、ついにインナーカーボンにも手を出し始めた次第です。

性能表

 OSPのホームページより数値を確認して作成しました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: OSP_table.png

 katsuo000が気にするのはスピード性能、スピン性能、板厚ですね。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: osp_fig1.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: osp_fig2.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: osp_fig3.png

 当然といえば当然ですが、板厚はスピード性能と相関があって、スピン性能と板厚は逆相関しますね。個人的にはカーボンや特殊素材ありのラケットは画期的なもので、板厚を薄くしながらスピード性能を高くすることが可能なまさに万能ラケットを可能とする発明だと思います。

 今回レビューするVirtuoso ACはスピード性能はミドル、回転性能はVirtuoso+と同等というラケットになりますね。

 さすが、定価25,000円越えのラケットですね。非常に高級感があって見ただけでテンションがあがりました!すぐにレビューするつもりはなかったのですが、この高級感に、思わずテンションがあがり、試打することにしてしまいました!

 あと、届いてから感じたのですが、ブレード面積はやや広めですね。そのためによりラケットがしなりやすくなっているのだと思います。このサイズがMなのかLなのかわかりませんが、気持ちブレード面積が広いです。ただし、ディグニクス05は48 gでしたので重たくなるということもなかったですね。おそらく、フォルティウスFTやキョウヒョウ龍Vの方がブレード面積は大きいと思います。

Virtuoso AC類似ラケットとの比較

 仕様をみれば大体どのようなラケットか、わかる人にはわかると思います。まずOSP Bladeさんのホームページですね。

Virtuoso AC: http://ospblades.com/virtuoso-ac-aramid-carbon-controlled-offensive-table-tennis-blade-for-poly-ball/

Virtuoso ACはViruoso+(ヴィルトーソ+)をより攻撃的にしたラケットと言えばよいでしょうか。上板はリンバで、インナーアラミドカーボン(ALC)ということは、次のようなラケットが挙げられますね。ButterflyさんのInner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)またはHarimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)、またニッタクのTornado King Power(トルネードキングパワー)やYASAKA(ヤサカ)のReinforce AC(リーンフォースAC)、andro(アンドロ)のTreiver CI OFF(トレイバーCIオフ)が類似のラケットになりますね!ただしブレード厚さが異なります。

 Virtuoso AC:             5.65 ± 0.05 mm / 88 g
 Inner Force Layer ALC:        6.0 mm      / 88 g
 Harimoto Tomokazu Inner Force ALC: 6.0 mm      / 87 g
 Tornado King Power:          5.8 mm      / 88 g
 Reinforece AC:             6.0 mm      / 87 g
 Inner Force Layer ALC.S:        5.5 mm      / 88 g

比べてみると、やはりVirtuoso ACがブレード厚さがかなり薄いことがよくわかりますね!もっと薄いラケットとなると、インナーフォースレイヤーALC.Sくらいになります。ブレード厚さは飛距離と相関があると思いますので、ヴィルトーソACは弾みを抑えたインナーカーボン系のラケットといえるでしょうね。

 今回、数球ですが、Reinforce AC(リーンフォースAC)と比較できました。そのあたりにも触れながらレビューさせていただきます。

Virtuoso ACの特徴

抜群の球持ち!まるで木材合板のような球持ち!

 一発で気に入ったのが球持ちになります!とにかく球を持ちまくります!木材合板のような球持ちでした!思い切り打ってもカーボンぽさを感じずカーボンと木材が融合しているような打球感でした。似ているラケットはレボルディアCNFでしょうか。両面ディグニクス05で試打したのですが、バックハンドが非常に球を持てるので非常に気に入りましたね。この打感は嬉しいです。しっかりバックハンドでもドライブをかけることができるので、メインで使える手ごたえを感じました!

5枚合板ラケットのように押されたりしない!

 5枚合板系ラケットのVirtuoso+も非常に球持ちがあって良いラケットでしたが、5枚合板らしく相手の強いボールに対し少し押されたりしなりすぎる感じがありました。ブロックはなれれば止められると思うのですが、普段から7枚合板や特殊素材ありのラケットを使うkatsuo000はこの5枚合板のおされる感じがあまり好きではないです。Virtuoso+はその部分が苦手でしたが、Virtuoso ACではそういった押されるといったことは感じませんでした。この部分も非常に気にいりましたね。

リーンフォースACよりも弾まない!

 上記の予想通りで、Virtuoso ACはリーンフォースACよりも弾みませんでした。軽くリーンフォースACも打ってみたのですが、オーバーミスが目立つと感じました。打球感はかなり近いとも感じましたね。そういう意味では、Virtuoso ACは割高といえば割高なラケットなのかもしれません。自分は今回ポイントで購入できたので、気にしませんでしたが、中高生や学生にはなかなかオススメは難しいとも感じました。

おすすめのラバー組み合わせ(あくまでも個人の感想)

フォアラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

 ディグニクス05はとにかく回転性能の高いラバーです。テナジー05を上回りますね。ただし扱いにくさのあるラバーでもあります。その扱いにくさはラケットで補いつつ、ラバーの高いスピン性能と高い反発性能で、非常にバランスのとれた組み合わせになっていたと感じました。少々高い組み合わせになりますが、損はさせない組み合わせだと思います。
 またディグニクス05のボールが落ちない性能が出ていて、打球点を相当落としても ボールが上がって弧線を描いて沈むのでスピードドライブが打てそうな感じがありました。この性能はまさに粘着ラバーの性能ですね。粘着のような弧線の強さと、スピン系テンションラバーらしいスピード、チート感のあるディグニクス05の性能です。レボルディアCNFでも同様でしたが、Virtuoso ACは飛距離が出にくいので、スピードドライブが狙いやすいと感じました。

バックラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

 バックでも十分扱える球持ちを感じました。ディグニクス05でバックで使用してここまで球持ちを感じることのできたラケットはVirtuoso ACが初めてになりますね。腕が良ければもっと他のラケットでも球持ちを感じられると思いますがkatsuo000はあまり腕が良くないのでここまで高級ラケットでないと球持ちを感じることが難しかったです。

 後日、第二子が生まれて機会の減ったカーテン打ちで確認できましたが、バックハンドドライブの回転量とループドライブの打ちやすさが他のラケットと比較してもダンチでした!非常に良い!加えて、ディグニクス05は、何故かインナーフォースレイヤーZLFにはあわないと感じます。この理由がよくわからないので、今後確認したいですね。エキスパートカーボンとテナジー05ハードをあわせたときに感じた、柔らかすぎるのが良くないんですかね。今後何かわかったらブログで書きたいと思ってます。

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 特に違和感はありませんでした。

ロングボールやラリーでのドライブ
 少しスピード不足は感じましたが、良い打球感です。またボールが上に上がるのが良いですね。ネットよりも低いボールでもスピードドライブが打てそうなくらい球が上にあがります。これは素晴らしい性能ですね。しっかり意識して試合でも使えるようにしたい技術です。

面を開いたドライブ
 打球点を落としてもしっかり相手のコートで沈んでくれて入ります。いいですね。

対下回転に対するループドライブ
 球を持ちすぎてオーバーミスが多かったです。ただしレボルディアCNFと比較して質が高くかつ回転量の多いボールが打てている手ごたえはありました。何よりしっかりナチュラルにボールを持つので非常にコントロールしやすかったです。最終的には使い込まないと慣れないので使い込まないといけないですね。

対下回転に対するスピードドライブ
 打ちやすかったですね。非常に好みの打球感でした。なんだかんだ上板リンバは好きです。

カーブ/シュートドライブ

ブロック
 やりやすかったです。

カウンタードライブ

ストップ
 止まりすぎてネットミスが散見されました。弾まないんですよね。慣れが必要です。

ツッツキ
 同じく止まりすぎました。

フォアフリック

バックハンド系

軽打
 ボールをつかむので安心感がありました。

ロングボールやラリーでのドライブ
 こちらも安心感がレベチでした。いいですね。多少差し込まれていても押し返せる感じもあったのが好印象でした。ドライブが引き込めて良かったです。

対下回転に対するループドライブ
 しっかりボールを持つことができるので良かったです。ディグニクス05でしっかりボールをつかむのは好印象でした。

対下回転に対するスピードドライブ
 これもやりやすかったです。バックハンドドライブはついついスピードドライブの方が打ちやすいと思うのですが結構入ってくれてうまくなった錯覚をしてしまいました。

カーブ/シュートドライブ

ブロック
 球を持つので下がっても返せる安心感がありました。

カウンタードライブ

ストップ
 止まりますね。止まりすぎです。

ツッツキ
 こちらも慣れないのでネットに引っかかってしまいました。

チキータ
 安定して打てました。少し差し込まれると飛ばせないときもありました。それでもレシーブを積極的に攻めることのできるラケットだと感じました。

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Virtuoso+ > Virtuoso AC > Revoldia CNF

回転のかけやすさ
 Virtuoso+ > Virtuoso AC > Revoldia CNF

スピード
 Revoldia CNF > Virtuoso AC > Virtuoso+

飛距離
 Reinforce AC > Revoldia CNF > Virtuoso AC > Virtuoso+

雑感 2021/7/8

久々の卓球!

 なんと、2ヶ月以上卓球していませんでした。筋肉痛が心地良いですね!レボルディアに両面ディグはかなり良いですね!フォアの威力不足は感じつつも、安定感がもの凄く高かったです!いやー自分の生活には卓球がなくてはダメだと感じた一日でした!

ポチった商品たち!

 衝動買いしたのはこちらですね。

スブリィは欲しかったので買ってしまいました。ヤサカのインナーシリーズ、リーンフォースACと、7枚合板のヒット作、馬琳エキストラスペシャルですね。スブリィは2000円台、リーンフォースACは4000円台、馬琳エキストラスペシャルは5000円台と、なかなかの安価なものを購入できました。特にリーンフォース、カーボン有りでこの値段は嬉しいですね。今度届くVirtuoso AC(ヴィルトゥオーソAC)と比較していきたいなーと思ってます。いやー卓球最高であります!

雑感 2021/7/6

早速利用しました!

 6ヶ月分のいただいたポイントでWRMさんで買い物をしました!商品はポイントで0円となりましたが送料650円が必要になりますね。それでも、ラケットが無料で手に入るのは嬉しいです!気になっていたインナーアラミドカーボンのVirtuoso ACを購入することにしました!

ちなみにインナーのラケットは久々になりますね。実は安売りでもう一本、ネットでポチりましたので比較していきたいところなのですが、その試打はいつになるのか。。。

雑感 2021/7/4 今期、初!!上半期優秀レビュワーに選ばれました!!

WRMで6月もレビュワーノミネートいただきました!

 6月のWRMさんのレビュワーの結果が出ました。↓
結果:https://rubber.ocnk.net/news-detail/1663

 6月は残念ながら、ノミネートされたレビュワー5人中、最下位でした。しかしながら、2021年1月から6月までの通算のレビュワーポイントで、なんとなんと、3位に選んでいただきました!!本当に票を入れていただいた方々、どうもありがとうございました!!!初の通算成績優秀レビュワーです!!!本当にどうもありがとうございました!!!

 今期について振り返ってみました。私感による振り返りですが、お付き合いください。

票を集めることができたプラスの要素
・投票してくれる素晴らしい卓人がいること!
・1年分位のレビューが貯めてあり、その中から良いものや多くの卓人が興味を持ちそうなレビューをを選んで投稿できたこと
・ブログでレビューの投稿に時間をかけずに投稿できたこと
・コロナ禍2回目の緊急事態宣言前にテナジー19のレビューができ、そこそこタイムリーに投稿できたこと
・3月、4月、5月と3か月連続で優秀レビュワーに選ばれたこと
 (3月テナジー19、4月ディグニクス05、5月ラザンターR48)
・人気のラバーを連続でレビューできたこと
・軽微ですが、ブログで呼びかけることができたこと
・自分よりも素晴らしいレビュワーがいて、その人よりも自分が選ばれるように努力しようと思える環境であること

票を集めることにマイナスの要素
・自分よりも素晴らしいレビュワーがいること!
・2回目の緊急事態宣言により、卓球が2か月以上できなかったこと(息子の出産もありました)
・初級者から上級者、子供やレディースについての言及が少ないこと
・具体性がまだまだなこと
・自分自身の実力がわからないこと(低いこと)
・今年注目のDNA Platinum、Evolution MX-DやオメガVIIツアーi50、ラザンターR45などのラバーをレビューできなかったこと

という風に振り返りました。振り返りましたが、投票していただいた方々には本当に本当に感謝の言葉しかありません。どうもありがとうございました!m(_ _)m

 7月からは、まずは卓球再開できるように会社の仕事などを頑張ってスケジューリングしようと思っています。その時に新たに用具もレビューできれば良いと考えてます。とにかく卓球がしたい!
 また、このようなレビューをご覧になられている方々は是非WRMさんが企画運営されているレビュー企画を閲覧したり参加されることをオススメ申し上げます!レビューを読んでもらうのは恥ずかしいと思う一方で評価もされるということで、第2第3の視点も得られて楽しいものです。katsuo000は、これからもレビューを投稿しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

WRM(ワールドラバーマーケット)さんの2021年7月のレビュー投稿先↓
: https://rubber.ocnk.net/form/3

雑感 2021/7/2

みんな大好きラザンターのデジタル硬度計での硬度!

 今日はラザンターR42の硬度です。

shore a(sheet側)
・Rasanter R42:24.3
 テナジー05:34.3(別日測定値)
 テナジー05FX:28.8(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Rasanter R42:36.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)
 テナジー05FX:37.8(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Rasanter R42:22.1
 テナジー05:26.8(別日測定値)
 テナジー05FX:21.4(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Rasanter R42:34.0
 テナジー05:43.3(別日測定値)
 テナジー05FX:34.7(別日測定値)

 andro(アンドロ)さんのラザンターR42の硬度でした。かなり柔らかいですね。扱いやすいラバーだと感じましたが、ツッツキも浮きにくくて好印象でした。shore aのシート側とスポンジ側の硬度の値の差はそこまで大きくないので、扱いやすさはラバー全体の柔らかさから、扱いやすくなっていると想像できます。テナジー05と比較してもかなり柔らかい値を示しましたね。一方で、テナジー05FXと比較するとかなり近い値になっていますね!異なるのはシート側のshore aの値位で、あとは相当似ている値を示しています。これはR42が高性能なのか、テナジー05FXがドイツ製の軟テンション系ラバーに近いのか、と思ってしまいました。少なくともテナジー05FXは高いので、05FXからR42への移行はかなりありだと思いましたね!ご参考いただければ幸いです!

雑感 2021/6/30

もう2021年も半分が過ぎました!

 明日から7月ということで、2021年も残り半分です。全然卓球してない涙。それ以上にコロナ禍の収束、全然してない。さすが老害の国、日本ですね苦笑。子供たち、ティーンネイジャー以下の貴重な時間を犠牲にして、1年以上経過したにもかかわらず、なんら変わらない日常です。偏向報道著しいから、ティーンネイジャーの意見も声もどスルーですね。

 そろそろ卓球できるように仕事もコントロールして行きたいと考えてます。有休もめっちゃ消化してやる!と心に決めた6月末です。7月以降は月平均4日は有休とりたいねー。