雑感 2021/06/28

最近、娘が卓球やろうと言ってくれます!

 卓球といってもラケットとボールで戯れるだけなのですが。娘が卓球、と言ってくれるのは嬉しいですね。本当は卓球場に連れて行くか、1/8サイズでも台と同じものでやりたいのですが、コロナ禍とデルタ株が〜という声に負け、本当の卓球を知らない娘です。しかも、ただの戯れでへつまらなくなってきているようで飽きさせないための工夫が大切ですね。これは卓球場に連れて行ってもあることだとは思うのですが、なかなか飽きさせないのは難しいですね。なんか考えます!

雑感 2021/6/26

デジタル硬度計比較 TIBHARの中級者向け

shore a(sheet側)
・Evolution EL-S:28.8
・5Q-VIP:28.8
・Quantum X Pro:27.3
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Evolution EL-S:40.3
・5Q-VIP:36.9
・Quantum X Pro:40.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Evolution EL-S:22.2
・5Q-VIP:21.4
・Quantum X Pro:26.4
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Evolution EL-S:36.2
・5Q-VIP:34.7
・Quantum X Pro:39.3
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 TIBHARさんの中級者向けといわれる、Evolution EL-S、5Q-VIP、Qunatum X Proの硬度比較です。やはり、テナジーと比較すると、全ての硬度が低いですね。硬さよりも扱いやすさを重視していることがわかります。また、中級者向けといいつつ、差がみられました。その一つがスポンジ側の硬さですね。EL-Sも5Q-VIPもシートが硬い割に、スポンジ側がかなり柔らかいラバーでした。一方で、Quantum X Proは、スポンジ側も硬く、ここが中級者向けのラバーといっても異なる点、異なる設計のラバーと言えるでしょう。扱いやすさの目安になるのではないか、と考えられるshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度差(硬度の差が大きいほど、扱いやすい)に着目すると次のようになります。

Sheet側-Sponge側(shore a)
・Evolution EL-S:6.6
・5Q-VIP:7.3
・Quantum X Pro:0.9
 テナジー05:7.5(別日測定値)

 テナジーの、差の値が大きいので、参考にはしづらいのですが、EL-S、5Q-VIPは高い値を示し、扱いやすいと想像できる値となりました。一方で思ったより威力を出せると感じたQunatum X Proは低い値で、ドイツ製ラバーっぽい設計ではないかと思いましたね。
 デジタル硬度計の測定、非常にいいですね。強い先入観にもなりそうですが、打たなくてもラバーのイメージがしやすくなるなーと感じています。数値化するということは、客観的な比較につながりますね。

雑感 2021/6/24 6月も感謝!!

WRMさんのレビューに6月もノミネートしていただきました!

 6月もWRM(ワールドラバーマーケット)さんのレビューでノミネートしていただきました!katsuo000はコロナ禍と第二子の出産後ということで、卓球は全くできない2カ月を過ごしています。涙。会社の体育館もコロナのワクチン接種に使用する、ということで緊急事態宣言はあけても9月まで使用不可の連絡をいただいております。最近は娘をたきつけて、家で娘とピンポン玉とラケットで戯れる日々ですが、WRMさんに6月のレビューもノミネートいただき、卓球へのモチベーションも上がったところです!とにかく感謝ですね、どうもありがとうございます!
 → https://rubber.ocnk.net/news#whatnew_data1662

 6月はkatsuo000はRozena(ロゼナ)をレビューしました。紹介させていただきます。
katsuo000+のRozena(ロゼナ)のレビュー
 WRMさんのロゼナ:https://rubber.blog.jp/archives/51995841.html
 このブログにおけるロゼナ:https://katsuo000.com/review_rozena/
 卓球ナビのロゼナ:https://takkyu-navi.jp/user/detail/1000000938/10

 もしよろしければ是非投票の方もよろしくお願い申し上げます!もちろん、投票はkatsuo000+のレビューに関係なく良いと感じたレビュー(およびレビュワー)へ投票してください!やはり注目は、「ザーシー」さんのラザンターR45と、「Pまん」さんのDNAプラチナXHですよね。今話題のラバーのレビュー、嫌でも大注目になります!

投票は→ https://rubber.ocnk.net/form/122    
 締め切り〆は2021年6月30日(水)までと短いですのでお早目にお願いします!

 またこのブログをお読みの方は是非、レビューも投稿してみてはいかがでしょうか。色々な刺激になりますし、言葉にすることで人は認識し理解する、ようですので、卓球IQのようなものが刺激を受けるような気がします。少なくとも自分は刺激を受けています。そして自分がアウトプットし言語化したものが評価されるのは、一つの自己肯定感を与えてくれるので、とても心地よいです。是非皆さんも一緒にレビューを書きましょう!

雑感 2021/6/22

デジタル硬度計比較 Vega X / Vega Tour

shore a(sheet側)
・Vega X:30.3
・Vega Tour:29.7
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Vega X:43.0
・Vega Tour:40.6
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Vega X:25.6
・Vega Tour:26.5
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Vega X:39.1
・Vega Tour:38.3
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 XIOMさんのVegaの硬度比較です。このVega X(ヴェガテン)とVega Tour(ヴェガツアー)はかなりコスパの良いラバーで、非常に気に入っているラバーです。実際、扱いやすさと回転をかけたときの回転量は高くて、テナジー05に並ぶとも劣らないレベルな気がしました。ヴェガXがややシートが硬めで、その分回転量もかかり、ヴェガツアーがシートも柔らかくてチキータなどがやりやすいと感じました。どちらかといえば現代卓球的なのがヴェガXだと思います。テナジーなどと比較して気になるのは弧線の高さで、ちょっと低いように感じました。
 やはり今回もテナジー05に近いですね。そもそもヴェガ自体がポストテナジーと安価なラバーの代名詞ですので、当然なのかもしれません。XIOMさんの18番(オハコ)的なラバー設計なのでしょう。とにかくコスパが良いので気軽にオススメできるのがヴェガだと思います。ご参考まで。

雑感 2021/6/20

デジタル硬度計比較 Evolution MX-P / -S

shore a(sheet側)
・Evolution MX-P 50°:31.5
・Evolution MX-P:30.8
・Evolution MX-S:31.3
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Evolution MX-P 50°:45.8
・Evolution MX-P:42.4
・Evolution MX-S:44.7
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Evolution MX-P 50°:30.4
・Evolution MX-P:23.9
・Evolution MX-S:27.1
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Evolution MX-P 50°:44.3
・Evolution MX-P:38.7
・Evolution MX-S:40.4
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 TIBHARさんのEvolutionの硬度比較です。申し訳ないことに現在人気のEvolution MX-Dはまだ試打できていないので、手元にありますが数値はありません。あくまで参考程度にご覧ください。MX-Pの値がテナジー05に近いですね。このラバーもポストテナジーラバーとして有名で、類似のラバーというものだと思います。硬度が近い値になることもうなずけると感じました。一方で、MX-Sは全体的硬めですね。そしてMX-P50°はやはり硬いですね。また、MX-P50°はそんなことないですが、MX-Pのshore aのシート値とスポンジ値の差は6.92でした。テナジー05(5.42)よりも高いんですね。MX-Pが扱いやすいと感じる要因として、この値は見逃せませんね。自分はMX-Pは回転量以外は非常に気に入っていて扱いやすいと感じるラバーです。その要因たらしめていると感じました。このシート側の値とスポンジ側からの値が大きいとスポンジへのくい込みがよくなるんだと思うのですが、硬度全体は硬くてもくい込みの良いラバーとしてMX-Pは注目しても良いように感じましたね。ご参考ください。

雑感 2021/6/18

デジタル硬度計比較 Target Pro GT X51 / H47

shore a(sheet側)
・Target Pro GT-X51:29.8
・Target Pro GT-H47:28.4
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Target Pro GT-X51:43.8
・Target Pro GT-H47:40.9
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Target Pro GT-X51:26.2
・Target Pro GT-H47:24.2
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Target Pro GT-X51:40.6
・Target Pro GT-H47:40.3
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 少し古いラバーで恐縮ですが、juic / conrnilleauさんのTarget Pro GTの硬度比較です。あくまで参考程度にご覧ください。ラクザシリーズなどと比較しても、非常に数値がテナジー05に近い気がしました。特に近いのがGT-X51ですね。ただし、テナジー05と比較するとやや重いと感じるラバーでもあったので、近い打球感だけど扱いやすさは世界標準のテナジー05に軍配がある気がします。実際このラバーはテナジーに近いと言われるラバーですので、硬度が近い値になることもうなずけると感じました。

雑感 2021/6/16

デジタル硬度計比較 Rakza(ラクザ)X / 7

shore a(sheet側)
・ラクザX:27.8
・ラクザ7:27.8
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・ラクザX:41.3
・ラクザ7:40.0
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・ラクザX:24.7
・ラクザ7:27.2
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・ラクザX:39.3
・ラクザ7:39.0
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 ラクザXは好感触で何枚か試しましたが、かなり個体差があるラバーだと感じています。今回はその中の一枚であり、同じラクザXでも個体差で異なる値が出やすいラバーがラクザXだと思います。
 ラクザシリーズは扱いやすいという印象の強いラバーで、shore cはシート側からの値もスポンジ側からの値もテナジー05と比較して、低いことからテナジー05よりも回転性能には劣るものの、その分扱いやすいということを数値化できたように感じました。逆にshore aの方は、再測定しても良いと思ってます。shore aは非常に面白いのですが、先端部がshore cよりも細いので、当たる場所で数値が±3は容易にズレる印象がありますね。あくまで参考程度にご覧ください。

雑感 2021/6/14

デジタル硬度計比較 Fastarc G-1

shore a(sheet側)
・ファスタークG-1:30.9
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・ファスタークG-1:43.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・ファスタークG-1:27.8
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・ファスタークG-1:41.0
 テナジー05:43.3(別日測定値)

 個体差もあると思いますが、G-1は、比較的柔らかめの値がでました。それでもshore aにおけるシート側の値とスポンジ側からの値の差3.08(ファスタークG-1)はテナジー05の値(5.42(テナジー05)と比較すると低いのでドイツ製ラバーらしいというか、扱いには癖があるということを、客観的に予測できそうな値でした。来月発売のG-1のMaxも期待ですね!もちろん予約済みです(ただし試打はいつになるか未定涙)。

雑感 2021/6/12

硬度のデータ更新 Q5とQ4

下記のようになりましたね。

shore a(sheet側)
・Q5:31.8
・Q4:32.3
 テナジー05:34.3(別日測定値)

shore c(sheet側)
・Q5:45.8
・Q4:43.3
 テナジー05:44.6(別日測定値)

shore a(sponge側)
・Q5:31.1
・Q4:30.9
 テナジー05:26.8(別日測定値)

shore c(sponge側)
・Q5:44.3
・Q4:43.0
 テナジー05:43.3(別日測定値)

今回非常に面白いのが、shore aの硬度計のシート側では、テナジー05の方が硬い値が出たことですね!ドイツ系の硬度に近いshore cでは、Q5 > テナジー05 > Q4で、この硬さの感覚は試打時と対応しています。(つまり、試打の体感ではQ5が最も硬いと感じ、Q4は柔らかいと感じた。テナジー05を単純比較できないが、だいたいテナジー05よりQ5は硬く、テナジー05よりQ4は柔らかいと感じた。)
 このshore aのシート側の硬度値は、粒形状の現れではないかと想像しています。テナジー05は粒が太く密集する、粘着ラバーのような打球感もあるラバーですが、Q5の粒形状は80よりと言われ、バランスのとれた粒形状、ただしラバー全体でQ3やQ4よりさらに硬いラバーになっている印象です(スポンジ硬度は同じですが、シートを含めると硬いと感じました。)
 こういった数値の差って面白いですね!

WRMのVirtuoso ACとさらにMartin ACがめちゃ気になる。。。

 お世話になっている、WRMさんがついにVirtuoso ACの販売を開始しました。Virtuoso ACは過去にも取り上げたラバーで張本智和インナーフォースALCよりもブレード厚さが薄い、5.6 mmのラケットということで、気になります。上板はリンバで一番近いと想像するラケットはInner Force Layer ALC.S.で、ブレード厚さ5.5 mmでしょうか。うーん気になる。球持ちを求めて、アウターカーボンよりもCNFへ移行しようかななんて思っていて、インナーカーボンはやはり木材よりですからね。しかもブレード厚さが薄い!ブレード厚さが薄いラケットは好きですね~。あまり薄いと威力がでないので、難しいのですが。。。うーんきになります。で、OSPのサイトをのぞいたらなんと、Martin ACもラインナップされていました!これは詳しくはわかりませんが、アウターACで上板リンバのラケットだと思われます。一番近いラケットだと思われるのは、Tornado King Speedですかね。でもOSPでアウターアラミドカーボンは気になります。こちらもそのうちWRMで販売になりそうな気がしてワクワクです!

雑感 2021/6/8

デジタル硬度計で計ってみた2

 本日もバタフライさんのラバーをサンプルに測定してみました。追加で測定したのは、ディグニクス09C、テナジー19、テナジー05FXです。傾向は取れてきているように感じています。ということで結果になります!

表のままだと少しわかりにくいので、図にしてみました。まずshore aの場合

続いてshore cですね。

最後に先日考察していたsheet側からの測定値とsponge側からの測定値の差になります。

注目はshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度の差になります。明らかにテナジー系のラバーがその差が大きく、テナジー05FXは非常に大きな差になりました。テナジーの中で比較すると、

shore a sheet-sponge (a) : テナジー05FX > テナジー19 > テナジー05

となっています。katsuo000もこの順番に扱いやすいと感じています。またディグニクスの中で比較しても

shore a sheet-sponge (a) : ディグ64 >ディグ80 > ディグ05 > ディグ09C

となっています。この順番に扱いやすいと言われていると思うので、感覚と数値化した傾向に相関がある関係となりました。なぜshore aの方がこのような結果になるのか、理由は不明ですが、一つの指標にしても良いかもしれません。

注意: ディグニクス09Cは少し柔らかめに値が出ました。測定した日の気温の差が出たかもしれません。温度が高いほど、柔らかくなることが予想されますので、この結果が日によっては前後するかもしれませんが、一つの尺度や考察の一つとして本日の硬度計の結果を捉えていただければ幸いですし、この結果にしっくりこないと感じる人も必ずいると思います。違和感を感じられる方には申し訳ないとしかいえません。

ということで、硬度計、なかなか面白いのでどんどんデータを貯めたいところですが、息子が生まれたてほやほやでなかなか時間がとれず苦しい毎日です。気長に読んでいただければ幸いです。