各メーカーのハイエンドラバーの比較 ツッツキ&ストップ編

横並びで比較!

 今回はツッツキ&ストップになります。近年、プラボールの変更に伴いツッツキを切ることが難しくなってきました。トップ選手のプレイを見ていると相手の3球目を封じるためにストップ&ツッツキの価値は非常に重要になりつつあると思いますね。なお、Rakza(ラクザ)シリーズはまだ試打できておらず今回の比較には入れることができておりません。申し訳ありません。m (_ _)m


 各メーカー、ツッツキとストップを強調することは少ないですよね。実際ツッツキとストップにこだわっている選手は多くはないと思います。ただ近年、katsuo000はツッツキを本職使用の基準に入れるようになりましたね。

10点満点

Dignics 05(ディグニクス05)

 相変わらずディグニクス05です汗。このラバーはディグニクスシリーズの中でも抜群にツッツキがしやすいと感じています。何が素晴らしいかというと、多少角度があっていなくても上書きツッツキができてしまうのが非常に重要なポイントだと思っています!短いタッチでカツっと回転をかけることができるので、ストップも切ることができますね。この切れ味は粘着ラバーを彷彿としますね!自分にはTenergy 05(テナジー05)やTenergy 05 Hard(テナジー05ハード)ではディグニクス05でできるような質の高いツッツキを打つことができませんでした。とにかく素晴らしいツッツキ性能ですね!是非このラバーを使う際はツッツキを試していただきたいですね。

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9点

Hurricane NEO III Blue Sponge(省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)

 Double Happiness Shanghai(DHS)のキョウヒョウブルースポンジです。ツッツキは切れるのですが、しっかり自分から積極的にボールを持って接地時間をある程度持たせないと切りにくいのですが、おさまりやすさや止めやすさは、やはり群を抜いて高いので9点とさせていただきました。粘着ラバーですので、当然と言えば当然かもしれません。

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8点

Hurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウプロ3ターボブルー)

 Nittaku(ニッタク)さんのハイエンドラバーがランクインですね。やはり硬いのでツッツキ&ストップは非常にやりやすいです。特にターボオレンジと比べたらストップが特に止めやすいですね。粘着ラバーですので当然の性能だと思います。DHSのキョウヒョウと比べると板の硬さを感じやすく、弾きやすく回転の最大値も低いと感じたので、8点とさせていただきました。

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Hurricane Pro III Turbo Orange(キョウヒョウプロ3ターボオレンジ)

 同じく8点で4位にキョウヒョウプロ3ターボオレンジですね。やはり粘着ラバーはツッツキがやりやすいですね。上書きしやすいです。スピードが出ない分、当然と言えば当然だと思います。硬さが少し柔らかい分、ストップが止まりにくく回転量の最大値も低いと感じました。

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Rasanter R53(ラザンターR53)

 5位はandro(アンドロ)のラザンターR53になります。スポンジが硬く、球離れが速いので簡単ではなかったですが、回転量の最大値は高く、質の高いツッツキをしやすかったです。また硬いスポンジのおかげでストップもしやすく、評価の高い結果となりました。

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Q5(キューファイブ)

 6位はmizuno(ミズノ)のQ5です!このQシリーズは非常にツッツキが低くおさまりやすくて好印象でした。しかし残念ながら回転量がやや弱く、その分、低い順位となっています。もっと回転性能が高いと評価が高くなるのですが、それでもストップのしやすさは抜群にあるので、非常に良いラバーだと思いますね。

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Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

 7位はテナジー05ハードです。切るのは難しかったですが、ストップがしやすかったですね。しかも打球点が遅くなってもツーバウンドさせたりハーフロングにできるのが非常に好印象でした。相手の3球目や4球目を封じることができるラバーだと感じましたね。

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Dignics 09C(ディグニクス09C)

 8位はディグニクス09Cになります。正直このラバーは粘着ラバーらしさを感じませんでしたね。想像以上に台上が浮きやすく、入りはしますが棒球になりやすいと感じました。食い込みが良すぎるのだと思いますね。当てるだけではなくしっかり接地時間を長くして回転をかけてあげると、良いのかもしれません。粘着ラバーの中では、ディグニクス09Cのツッツキ&ストップは評価が低い結果となりました。

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Target Pro GT-X51(ターゲットプロGT-X51)

 cornilleau(コニヨール)のターゲットプロGT-X51が9位になりました。このラバーは非常に懐が広く、ドイツ製ラバーらしい相手の回転の影響を受けにくさと、それでいてしっかり切ることもできて好印象でした。弾みはまずまずあるのでストップを切ったりするのは難しいのですが、ツッツキが低くおさまるところが非常に良いと感じましたね。

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Fastarc G-1(ファスタークG-1)

 10位はNittaku(ニッタク)のファスタークG-1です。このラバーは回転性能が高いですね。またドイツ製ラバーらしい回転の影響を受けにくい部分もあって攻撃系の技術よりもブロックやラリーに好印象を感じました。回転性能は高いですが、癖もあるので少し慣れないと回転をかけにくいとも感じたので10位にしました。日本で最も売れているラバーの高い回転性能を感じましたね。

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以下は今後コメントしていきます。

 回転性能が高いからツッツキやストップがしやすいわけではなく、やはり回転の影響を受けやすくて弾みやすいラバーは低い順位になりやすいと思いました。また回転性能はおいておいて相手の回転の影響を受けにくく、ツッツキとストップがおさまりやすいラバーとしてドイツ製ラバーが挙げられると感じました。今後も更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。

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