レビュー Zyre03 (ザイア03) Innovative Future Standard! (革新的次世代標準)!

はじめに

 2025年の卓球新商品の大注目のラバー、Zyre 03 (ザイア03)がやっと出ました!予約購入して早速貼って試打して、性能の高さにこんなに早くレビューを書くつもりはなかったのですが、有益なレビューを投稿できると感じたのと、この心の方がたくさんかけるんじゃないなかーと感じましたのでレビューさせていただきます!Zyre 03 (ザイア03)! 正直、このラバー、個人的にはDignics 05 (ディグニクス05)を超える世界標準となるようなラバーだと思っています。それくらいDignics 05 (ディグニクス05)よりも使いやすいと言っても過言ではないかもしれません!
 レビューに入る前に誰が使っているのか使用者を確認してみましょうか!まずは日本のエース張本智和選手ですね!ラケットをHarimoto Tomokazu Innerforce Super ALC (張本智和インナーフォースSALC)へ変更しバック側にこのZyre 03 (ザイア03)を使用されていますね!そして妹の張本美和選手!彼女はフォア面にZyre 03 (ザイア03)を使用されています。続いて戸上隼輔選手と宇田幸矢選手!戸上選手はアウターALCのFan Zhendong ALC (樊振東ALC)に両面Zyre 03 (ザイア03)を、宇田幸矢選手はバックにZyre 03 (ザイア03)を使用していますね。海外選手では台湾エースで中国選手とも渡り合うLin Yun-Ju (林昀儒 )選手がアウターSZLCのLin Yun-Ju Super ZLC (林昀儒SZLC)のバック面にZyre 03 (ザイア03)を使用していますね。またドイツのPatrick Franziska (フランチスカ)選手はインナーZLCのPatrick Franziska Innerforce ZLC (フランチスカインナーフォースZLC)の両面にZyre 03 (ザイア03)を使用していますね。要するにどんなタイプの選手でもそしてインナーカーボンでもアウターカーボンでも多くのプロ選手がZyre 03 (ザイア03)を使用しているのがわかります!
 ただ気を付けたいのはこのラバー、プロ仕様ではないか、そう感じさせるようなラバーでもあると思います。このあたりもレビューさせていただければと存じます!それではZyre 03 (ザイア03)のレビューです、どうぞ!

説明

Zyre 03 (ザイア03) ~つよさの形を変えていけ~

新たな視点で開発された、低く密集したツブ構造のシート。
そのイノベーションは、かつてないスピンを生み、打球の軌道を、高く深く変え、決定打も、つなぎの一打も、その質を高めてゆく。
あらゆる一打が変わる。
戦い方が増える。成長の道筋が広がる。
つよさの形がここから変わる。

ツブをとにかく低くする。
進化したシート形状技術「リコシート」。
リコシートは、「ツブを従来よりも低くし、高密度に配置」する形状技術。
ラバーのスピードおよびスピン性能を飛躍的に高め、打球にさらなる威力をもたらします。
※スピードとスピンのエネルギーの総和

ボール衝突時のエネルギーをスポンジにより効率的に伝えられるようになりました。ボール衝突時にツブが過剰に変形しづらくなることも、打球のエネルギーロスを防ぐ一因となります。
シート表面もたわみづらくなることでボールとシート表面の接触面積が増加。グリップ力が向上し、ラバー性能が進化しました。

開発コードNo.303のツブ形状
『ディグニクス05』と同程度の厚みのシートベースに従来よりも極端に低いツブを密集させた、リコシート技術による設計のツブを組み合わせました。
開発コードNo.303のツブ形状は、従来よりも直径の小さなツブをルール限界まで高密度に配置しているのが特徴。 低いツブ形状が最大限に機能し、高いグリップによる回転性能とエネルギー効率の向上で、さらなる威力を発揮します。
※ツブ形状:「直径」「高さ」「ツブとツブの間隔」などの要素で構成

低いツブが耐久性向上にも寄与
強い衝撃に対する表面強度が飛躍的に向上
密集した低いツブ構造により、ツブが倒れても表面が切れにくくなり、強い衝撃に対する耐久性が大幅に向上。バタフライ独自の試験では、『ディグニクス05』比で表面強度が約40%アップしていることがわかりました。ラケットを台にぶつけた際も、ラバーがより傷みにくくなっています。
※バタフライ独自のラバー強度試験の結果から判断。実際の打球では発生しないような強い衝撃をラバー表面の同じ位置に衝突させ続け、切れるまでの回数で比較

表面の摩耗耐久性も高くキープ
『ディグニクス05』と同じ配合技術により、同等の摩耗耐久性を実現。弾力を維持したまま柔軟性を高める独自配合は、球持ちの良さにも貢献しています。
※バタフライ独自のラバー耐久性の結果から判断

薄いシートに合わせた極厚スポンジで、最適化された反発力。

ツブを低くすることに注目した結果、シートが薄型に。その分、スポンジを厚くして、最適な反発力を確保。分厚いスポンジが打球時のボールの変形を抑え、エネルギーロスを防ぐ構造を実現しました。※『ザイア03』のスポンジ厚が2.5の場合、ラバー全体の厚みは従来の1.9(旧アツ)と、スポンジ厚が2.7の場合、ラバー全体の厚みは従来の2.1(旧トクアツ)とそれぞれ同程度です。

極厚かつ硬めのスポンジ。だけど、それほど重くない。
『ザイア03』は、薄めのシート(ゴム板状で比重が大きい)と、厚めのスポンジ(気泡を含むゴムで比重が小さい)を組み合わせた構造になっています。このため、ラバー全体の硬度が比較的低く、軽くなりやすいのが特徴です。実際に、『ザイア03』(スポンジ厚2.7)は、スポンジ硬度44と硬めのスポンジを採用しているにも関わらず、『ディグニクス05』(2.1)と比べて約1g重く、『ディグニクス09C』(2.1)と比べると約2g 軽いという結果になりました。ラバーの重量化によるスイングスピードの低下を防ぎ、組み合わせるラケットの選択肢も減らしません。

軟らかい打球感と控えめな打球音。これが新世代ラバーの心地よさ。
ツブ形状の工夫とスポンジ比率の高さにより、エネルギーロスが減少。スイングの力をより効率よくボールに伝えることができるようになりました。結果として、同じスポンジ硬度の従来ラバーよりも軟らかく感じやすいことに加え、打球音が控えめという新世代ラバーの心地よい打球体験が誕生しました。

スプリング スポンジX
ディグニクス シリーズと同性能で、ディープレッドに染められたスポンジを搭載。「変形しやすいのに弾みが良い」という相反する性質を両立。ボールをよくつかんでから跳ね返すことができるため、強いスピンとスピードを実現する超高性能を誇ります。

弧線は高く、着地は深く。スピード、スピン、そして軌道が相手を圧倒する

ラバーの特徴と活かせる打法
 カウンタードライブ
 高い弧線を描くドライブ
 鋭いツッツキ
 ハーフロングボールに対する強打
 パワフルなドライブ
 バック対バックのラリー

衝撃的な大幅進化、再び。未だかつてないスピン性能を。
『ディグニクス05』から『ザイア03』へのスピン性能向上は、かつて『テナジー 05』が『ブライス スピード』を超えて登場したときと同等レベル。ラバーの歴史に新たな転換点を刻む、圧倒的スピンの進化です。かつてない回転性能と飛距離を備えた『ザイア03』は、ラケット面を被せて打つ場面でその真価を発揮。カウンタードライブなどを多用するプロや上級者のポテンシャルを引き出します。※ いずれもラバー性能指標を基準に算出。『ブライス スピード』から『テナジー05』における進化幅は2008年当時の指標で算出。

この性能の高さは、プロのためだけではない。
 上級者・プロのみならず、中級者でもその性能を体感可能。回転をかける感覚をつかみやすく、体力に自信がなくても深く速いボールを打ち込める性能設計で、プレーのレベルアップをサポートします。

プレーヤーの願望には、革新で応える
〇シミュレーションと測定技術の進化
 コンピューターによるシミュレーション技術を活用することで、  ボールとラバーの衝突を仮想環境で再現可能となり、  実際のサンプル作成にかかる負担が大幅に減少しました。   「高性能のカギは低いツブ」  という結論に早期に到達できたのも、 この技術によるものです。 加えて、 測定技術も進歩。 測定条件がより実戦に近づき、 測定作業の効率が上昇することで、 開発期間全体の短縮が実現しました。
〇頼りにするのは選手の声
 シミュレーションと機械評価で仕様候補を絞り込んだ後、バタフライが誇る多数の世界トップの契約選手による試打を実施し、実使用時の性能を検証しました。初期段階で高く評価した選手もいれば、新しい打球感に違和感を覚え、「性能が低い」と評価した選手もいました。これらの意見を踏まえて調整を重ね、最終的にはやや硬めのスポンジ硬度44を採用。トップ選手の知見を生かした緻密な仕様設計により、ラバーの高い性能を実現しています。
〇数値と感覚値の融合
 従来は単一条件で用具性能を評価していました。しかし現在は多様な打球条件を想定した評価が可能になったため、評価性能が選手の体感に近づいてきています。契約選手へのヒアリングでは、「カウンタードライブ時にボールが落ちにくい」という点が重視されていることが判明。『ザイア03』はこれらの要望を踏まえて設計されており、カウンター時のグリップ性能が強化されました。
 たとえ数値上は高性能であっても、打球感が従来と大きく異なると選手からの高評価を得られないことがあります。そのため、スポンジ硬度の微調整などにより打球感の最適化を図る一方で、大幅な仕様変更は行わず、選手が感覚に慣れることでラバー性能が発揮され、のちに高評価へとつながるケースもあります。性能評価手法の信頼性が向上した結果、ときには選手の感覚よりも数値データを重視することで、結果的に「プレーヤーのため」の性能を実現できるのです。

プレーヤーの「願望」に応える そして新たな「願望」を生み出す
 ラバー作りのプロであり、卓球を愛するバタフライを駆り立てるのは、「今までにないものを」「世界の先端を」そして「プレーヤーを勝利へと導くより高性能なラバーを」という純粋な情熱です。
それは、ハイテンション技術を世界で初めて搭載したときも、スポンジに着目するという革新的な視座を得たときも、そして『ザイア03』を形にする日々でも、変わることなく持ち続けてきたものです。
 ラバーの進化がプレーヤーの技術向上を促し、競技の進化へとつながる。プレーヤーはさらなる飛躍を求め、用具に対する新たな願望を抱く。そして私たちは、その願望に応えるために、再びラバーを進化させる。プレーヤーとバタフライの長年にわたる「真剣勝負」が、卓球をよりダイナミックで、クリエイティブで、そして魅力的なスポーツに発展させてきました。『ザイア03』がもたらす競技の進化を期待とともに見守りながら、私たちは新たなラバーづくりを続けます。卓球の未来に欠かせない、プレーヤーの新たな「願望」を生み出すために。

’バタフライさん特設サイトより’

 素晴らしいプレゼンテーションといえる特設ページですね。Buttefly (バタフライ)さんのホームページではいつも新商品のプレゼンテーションをホームページでされていて、素敵だなーと思います。メディアを上手に使用されていて、自分が勤める会社にもまねしてほしいと感じざるを得ませんね汗。特に素晴らしいと思うのが、これは完全に個人の感想なのですが研究開発の部分ですね。シミュレーションを使う、というのはとても大切なことでタマスさんも日本企業で古い企業体質も絶対あると思うのですが、その中でも変化をしっかりと取り入れて古いやり方を抜け出し、新しい価値を世の中に提供するという点で素晴らしいと感じました。You tube情報ですが、シミュレーションによってラバーの金型を作らずして最適化が進めることができて開発が加速したそうですね!コンセプトを固めきった後だと思いますが、大変で時間がかかって難しいと想像するのが選手試打ですね。選手は試打なんかしてる暇ないってこともあると思いますので上手に選手スケジュールを確保して試打しているのだと想像します。ここの上手なフィードバックがめちゃめちゃ大変なんじゃないかと個人的には思います。おそらくベテランで確かな感覚を持つ選手に試打していただきつつ、決まったコンセプトの中で硬度を決めていくのかなーなんて勝手に想像します。

性能値

 公表性能値を比較してみましょう。

SpeedSpinArcSpongePrice
(yen / without tax)
Zyre 03881009644Open price
Dignics 0586858840Open price
Dignics 8088828640Open price
Dignics 6490798440Open price
Dignics 09C79969644Open price
Tenergy 05 Hard82969243Open price
Tenergy 0583767936Open price
Tenergy 8085737736Open price
Tenergy 6487707536Open price
Tenergy 2564768636Open price
Tenergy 1984757836Open price
Tenergy 05 FX81646532Open price
Tenergy 80 FX83616332Open price
Tenergy 64 FX85586132Open price
Tenergy 25 FX62647232Open price
Glayzer817382385,500+tax
Glayzer 09C758795425,500+tax
Rozena837075355,000+tax
Brycehighspeed925446356,000+tax

 Zyre 03 (ザイア03)のスピード性能はDignics 64 (ディグニクス64)やBryce Highspeed (ブライスハイスピード)には劣るものの回転性能は粘着性ハイテンションラバーのDignics 09C (ディグニクス09C)を超えて100!とエグイ値を出してきました。Butterfly (バタフライ)さんの性能表は硬度の影響も踏まえた性能値となっており、非常にイメージしやすいものとなっていると思います。イメージはこの数値表からつかめるのではないかと思いますね!そしてArc、つまり弧線値がDignics 09C (ディグニクス09C)と同等の96をもったハイテンションラバー!ほぼほぼDignics 09C (ディグニクス09C)の上位互換のラバー性能と言えてしまうというとんでもないラバーが発売されたということです。ここでkatsuo000のページの特徴でもある硬度計による硬度チェックです!

WeightShore aShore aShore cShore cSheet-SpongeSheet-Sponge
gsheetspongesheetspongeshore ashore c
Zyre 034832.326.843.941.45.502.50
Dignics 054734.331.350.048.22.921.83
Dignics 804733.129.548.647.73.580.92
Dignics 644532.328.448.046.73.921.33
Dignics 09C5033.431.850.849.11.581.67
Tenergy 05 Hard5035.832.647.746.93.170.75
Tenergy 054732.226.844.643.35.421.25
Tenergy 254931.625.342.838.56.334.33
Tenergy 194732.125.841.640.96.250.67
Tenergy 05 FX4628.821.437.834.77.333.12
Tenergy 80 FX4527.520.734.530.86.833.67
Glayzer4630.021.041.235.89.005.33
Glayzer 09C4826.323.340.736.73.084.00
Rozena4831.425.942.438.85.503.67

 硬度計で硬さをチェックしたら衝撃の値が出てきました!今までも季節が異なる時期に計測してもほぼほぼButterfly (バタフライ)クオリティーはさすがMade in Japanで公表値に対応する値となってきました。なので間違いはほぼないはず。従って。。。ラバー全体で見た時、Zyre 03 (ザイア03)は明らかに柔らかいラバーであることがわかりました!基本的にShore cのシート側の値が体感的な硬度と対応します。その値が6回測定の平均で43.9!Dignics 05 (ディグニクス05)で50°に対して、Zyre 03 (ザイア03)はなんと脅威の43.9°です!こりゃ柔らかいわ!もうわけわからんくらい硬度計の評価値に差があったので、これはおそらくRico Sheet (リコシート)の薄さが利いているのではないかと思いました。多分、スポンジはSpring Sponge X (スプリングスポンジX)ということですので、スポンジ硬度は硬いのだと思いますが、シートが薄いので全体の硬さが柔らかくなっているのではないかと想像します。そして何より個人的に注目したいのはShore aのシート側とスポンジ側の硬さの差が大きいことです!今回Zyre 03 (ザイア03)は5.50°という差値になりました!この値は非常に大きくTenergy 05 (テナジー05)Rozena (ロゼナ)に近い値となっています。この値が大きいと使いやすいと感じると個人的に考察しており、この値やshore cの硬度から、Butterfly (バタフライ)さんが中級者以上でも高い性能を感じられる、と宣伝してきたのではないかと感じました。これは革命的ですよ!!!

 正直にいいます、katsuo000はZyre 03 (ザイア03)へラバーを変更しました!これは素晴らしいラバーで多分新時代の世界標準 (World Standard) = Future Standard!といえるラバーになると思いました。多分2026年の全日本選手権上位ランカーの3割~5割はこのラバーを使ってくるのではないかと現時点でも想像つきます。そしてさらにスゴイこととして、まだ硬度を硬くできる伸びしろがあることですね!もうわけわからんですが、どのようなシート形状になるのかわかりませんがいわゆる粘着系のシートと組み合わせたZyre (ザイア)シリーズが期待されますね。その性能は、正直想像もつきません。。。粘着ラバーを販売する前にスピード系や中間的なラバーなどヴァリエーションの発売やスポンジ硬度を柔らかくした初中級向けラバーの発売もありそうと感じており、粘着バージョンは2027年以降ではないかと個人的に予想します。この伸びしろがあるのって、マジで怖いしスゴイですね。革新的だし卓球ラバーに対しDisclose the Worldしてきたなーと改めて感じました。ここまで人に影響力を与える会社、Butterfly (バタフライ)って凄いですね!
 ちなみにZyre (ザイア)の名前の由来はDesire (欲望)からきているそうです。Dignics (ディグニクス)の語源はDignity (尊厳)と聞きます。なかなか洒落たネーミングで素晴らしいですね!

Zyre 03の貼りと重量

 メインのZhang Jike ZLC (張継科ZLC)に貼りました。

Zyre 03 (ザイア03)
・Sponge厚:2.5 mm、2.7 mm
・Spin:100
・Speed:88
・Arc:96
・Sponge硬度:44
・Open価格
・70 g(切断前) → 48 g(Zhang jike ZLC (張継科ZLC): 157 x 150 mmのブレード面積に貼って)

 軽いですね。公表通りの重さでスゴイですね。ちなみに自分はサイドバランサー2本にサイドテープも貼っていますので、重いです。重いラケットがこのみなのです汗。

Zyre 03の3つの特徴

 最近のButterfly (バタフライ)さんのラバーの中でも1、2を争う好みのラバーでした!とにかく回転をかけにいくと良さを感じやすいラバーです。カットマンにも良いラバーなのかもしれません。フォアで軽く使ったときにものすごい弧線の高いドライブができて驚きました。Dignics 09C (ディグニクス09C)でもあんな弧線は出ないと思います汗。バックハンドであの弧線の高いドライブが打てるように練習していきたいと感じました!

1. ディグ05よりも弱い力で球を持てて上にあがる!

 まず圧倒的に弱い力で球を持てます!これ本当に凄いです。バックハンドで使っているのですが、チキータがめちゃめちゃやりやすくなりました!弱い力でもボールを擦れるのでDignics 05 (ディグニクス05)よりも圧倒的にチキータがやりやすいですね!とにかくボールが上にあがります!チキータがしやすいのでドンドン狙えると感じました。宇田幸矢選手が2025年チャイナスマッシュで快進撃と攻撃的なレシーブチキータを決めていましたがZyre 03 (ザイア03)の力も少なからず影響しているのではないかと個人的に感じましたね。
 対下回転に対するドライブもやりやすいと思います。というのは回転全振りのドライブがしやすいためでキレイに相手のコートにおさまりますね。ただ打感が確かに感じにくいのでギュって感覚が感じにくくどれくらい回転をかけたのかわかりにくいかもしれません。これは素晴らしいラバーです!

2. 粘着ラバーのような弧線と回転量!

 かけたつもりはなくても勝手にオートマ的に回転がかかってしまいます!そして凄い弧線!抗菌プラボールになって回転が本当にかからなかく感じますが、その回転の落ちを補う素晴らしい回転性能です。相手がブロックでふかすのを久々に確認できました。これぞまさに期待していた性能ですね!完全に回転に全振りしたドライブがとてもやりやすいのでループドライブの質を上げたい人にも薦めたいと感じました。
 一部のレビューでも触れられていますが、粘着ラバーに近い打感というのも感じました。球持ちが凄いのでカーテン打ちの時などにボールを持つことを意識して打つと想像以上にボールを持てる感じがありましたね。この持ち方は粘着ユーザーはかなり好みではないかと思います!

3. ミートよりも圧倒的にドライブ特化ラバー

 ここが一番難しかったのですが、スピードドライブがかなり難しかったです。厚く当てる系のドライブですね。反発力があるので、思った以上に飛距離が出やすいと感じました。フォアハンドなら使えるのかもしれないですが、バックハンドにはまだない感覚で、これから付き合って感覚を掴みたいと感じました。牽制になるようなある程度のスピード感のある面を被せたドライブはめちゃめちゃ安定するので、正直そのレベルでも自分のレベル感では十分に性能を発揮すると感じましたね。チキータ含めてスピードドライブよりも回転に寄せたドライブが効果的だと思います!

各技術レビュー

フォアハンド

軽打

ロングボールやラリーでのドライブ
 軽く使いましたがものすごい弧線が高いです。ただ自分は下からスイングしたいのですが、フォアだとオーバーミスしそうな気がしましたね。

面を開いたドライブ

対下回転に対するループドライブ

対下回転に対するスピードドライブ

カーブ/シュートドライブ

ブロック

カウンタードライブ

ストップ

ツッツキ

フォアフリック

サービス

バックハンド系

軽打
 違和感感じませんが、ボールが落ちないです。圧倒的に落ちません。やりやすいです。

ロングボールやラリーでのドライブ
 まだ試合で使えるほど慣れていませんがボールの上を捉えるイメージで安定すると感じています。そのくらいボールが落ちません。素晴らしいですね!感覚がつかめればLin Shidong (林詩棟)選手のように弧線の高いバックハンドドライブもできそうな気がしてます (正直妄想です)。

対下回転に対するループドライブ
 めちゃめちゃやりやすいです。多分Dignics 05 (ディグニクス05)よりもやりやすいと思います!弱い近田でもボールを持つのと球を持つのでラバーと接触している時間を増やしやすく回転をめちゃめちゃかけいやすいですね!この感覚をもっともっと磨きたいのと、欲張って押したりスピードを出そうとした瞬間ミスする感じはあります汗。

対下回転に対するスピードドライブ
 トライしたのですが、全然安定しなかったです。バックハンドではまだボールを沈ませる感覚がないことがうまく打てない理由ではないかなーと感じてます。つかめたらかなり凄いことになりそうではありますが、つかめない気がします。

カーブ/シュートドライブ
 チキータもいけますし、横回転の強いチキータもやりやすいですね!球をよく持つからだと思います。これチートですわ。

ブロック
 自分はやりにくさを感じませんでした。多分、スポンジが硬いので回転の影響を受けにくいためだと思います。素晴らしい!

カウンタードライブ
 やりにくかったです。弾き過ぎです汗。多分かけ返しがバランスがいいかなーって勝手に感じてます。かけ返しでも回転特化で回転だけを掛けるイメージですかね。

ストップ
 やりやすいと思います。

ツッツキ
 ツッツキの感覚が良かったです。少なくともDignics 05 (ディグニクス05)よりも飛び出しが大人しいと感じました。凄いですね。

チキータ
 チートです。このラバーはチキータめちゃしやすいです。

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 (これ以上のラバーを今のところ知りません) Zyre 03Hurricane NEO III Blue Sponge

スピード
 Brycehighspeed > Zyre 03 > Dignics 05

https://amzn.to/48l6CD7

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