1本目はNittaku(ニッタク)さんのTornado King Speed(トルネードキングスピード)ですね。このラケットは、Tornado King(トルネードキング)シリーズのラケットになります。トルネードキングという名前からわかるように、Tornado King(トルネードキング)というラケットが、Double Happiness Shanghai(紅双喜、DHS)のラケット、Hurricane Wang Ligin(キョウヒョウ WL)をNittakuバージョンとして販売したラケットだと思います。Wang Liqin(王励勤、中国)選手は、自分が学生のときに世界ランキング1位で、憧れた選手になりますね。長身から繰り出されるカウンタードライブ、特にカウンターシュートドライブは圧巻の印象です。有機溶剤の使用が可能だったころですので中国トップ選手は5枚合板ラケットに後加工するのが一般的な時代だと思います。その王選手が使用したHurricane Wang(キョウヒョウ王)のNittaku(ニッタク)バージョンとして販売されているのがトルネードキングになります。こちらは5枚合板のラケットで板薄、粘着ラバーとの相性抜群というラケットになると思います。トルネードキングをベースにインナーにケブラーカーボンをいれたラケットがTornado King Power(トルネードキングパワー)になります。このトルネードキングパワーはインナーラケットとして好評で、早稲田大学卒でDHS製のキョウヒョウを愛用する時吉佑一選手が以前使用していたラケットになります。アウターにケブラーカーボンを挟んだのが自分が購入したトルネードキングスピードになります!