ホームページを更新しました。
今日だけではないですが、更新してます。数値情報をちょくちょく追加させてもらってますね。ご参考いただければ幸いです。
届いた! 19~
早速届きました。たしかにくい込み良い感じですね。試打楽しみです!もう既に試打動画がガンガンあがっているので、遅いレビューになるとは思うのですが楽しみにしていただけると嬉しいです。
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早速届きました。たしかにくい込み良い感じですね。試打楽しみです!もう既に試打動画がガンガンあがっているので、遅いレビューになるとは思うのですが楽しみにしていただけると嬉しいです。
卓球王国さん最新号で、例年に引き続き全日本選手権ランカーの用具が掲載されました。katsuo000はこれを毎年楽しみにしております。地味に嬉しい点は、全日本ジュニア男子優勝の濱田一輝選手のラケットがなんと張継科ZLCであったことですね。自分も長く張継科ZLCを使っていましたので、やはり良いラケットであることが証明されたような気がして嬉しかったです。3年分くらいを軸に特集ページを作成したいなーなんて勝手に考えております。
・ディグニクス率の上昇(30%→40%)(卓球王国さんもとりあげてます)
・ラケットアウターはVISCARIA(ビスカリア)とRevoldia CNF(レボルディアCNF)が多いか。
・ラケットインナーはインナーALCが圧倒的に多い。
・木材合板はやはり一般選手に多い。
・ジュニア選手の中にはフォアにテナジー05、バックにディグニクス05という選手が増えた。
といったところですかね。このあたりの変遷を特集していきたいですね。特に一般とジュニアでの傾向の違いとか面白そうです。安定感はテナジー05の方があると思いますが、スピードやカウンターのやりやすさはディグニクス05の方があります。バックにテナジー05はもしかしたらこれから減るのかもしれませんね。
新しいカタログを見るとテンションのあがる卓人は少ないと思いますが、katsuo000は上がる人間です苦笑。現在までにゲットした2021年春カタログは
・Butterfly(バタフライ)
・Mizuno(ミズノ)
・Nittaku(ニッタク)
・VICTAS(ヴィクタス)
・Yasaka(ヤサカ)
・andro(アンドロ)
・STIGA(スティガ)
になります。
ニッタクさんやSTIGAで新商品のラケットがありました。特にSTIGAの新商品ラケットは話題になりそうで、表紙にも掲載されていました。
STIGAさんの注目の新作
INSPIRA CCF(インスピーラCCF)
ブレード厚:6.3 mm 平均重量:88±5 g Carbon Inner (5+2) 24,000円+税
インナーラケットはCENTRIC Carbon(セントリックカーボン)についで、2本目になるのでしょうか。板厚が厚くなっていることからCCFテクノロジーはALCのように柔らかく感じやすいカーボン技術のようですね。上板が気になるところですが、Legacy Carbon(レガシーカーボン)は上板にLimba(リンバ)を採用していたようなので、このインスピーラCCFも上板にリンバと予想しています(あくまで勝手な予想です、悪しからず)。STIGAさんは今までの高級木材ラケットブランドのイメージを守る戦略のように感じます。
Yasakaさんの新作アルネイドインナーは差別化されたラケットではないか
Yasaka(ヤサカ)さんからAlnade Inner(アルネイドインナー)がついに公式販売となりました。ゴブりんずさんで有名な赤のアルネイド、Alnade(アルネイド)と同じ板を使用しているなら上板にKoto(コト)材使用で、バタフライのインナーラケットとは明らかに差別化されるラケットだと思います。自分はインナーカーボンラケットは苦手な印象があるので、検証したいですが購入予定はありません。
遅すぎた?本場中国ラケットラバー
ついにNittakuさんからDouble Happiness Shanghai(DHS)製のHurricane Long 5(キョウヒョウ龍5)やHurricane III National Rubber Blue Sponge(キョウヒョウ3国狂ブルー)が販売されるようになりました。遅すぎた感もある気がしますし、値段も正規品のためかかなり高価格設定になっていますね。こちらキョウヒョウ龍5はインナーALCでほぼ張本智和インナーフォースALCに類似な気がしなくはないのですが、キョウヒョウ3国狂ブルーは已打底なしなんですね。ファインジップで後加工必須の印象です。厚さが4 mmを超えないように気を付けないといけませんね。
TSPとの統合でVICTASラバーがわかりやすくなった!
Ventus Extra(ヴェンタスエキストラ、旧Super Ventus(スーパーヴェンタス))の他のVICTASラバーとの比較ができるようになりましたね。弧線がより強くでやすいラバーがヴェンタスエキストラ、より攻撃的で総合的な威力、爆発力のあるラバーがV>15 Extra(V>15エキストラ)といえると思います。また更新にともない若干性能値に変動があったみたいです。弧線の高さの値が上昇しましたね。
XIOM(エクシオン)さん、ラバー性能値に基準変更で、抜本的に数値変更
XIOMさんですが、2021年のラバー性能表を確認すると、2020年から変更となっておりました。ここまでごっそり変更するのは、これはこれで衝撃的です。今後XIOMさんのページで両方記載していこうと思っております。
逆に販売時から全く性能値の修正のないButterfly(バタフライ)のぶれのない表記は凄いですね。ただしラケットの方は平均重量値が一定期間ごとに更新している模様で、あくまで参考値ということだと感じます。平均重量値を更新しているあたりは良心的と感じます。
ヤサカといえばやはり良心的な価格とマークVの安心感だと思います。ラクザシリーズは2022年ついに価格が値上がりしてしまいますが、それでもまだまだ良心的な価格で販売してくれていますね。
YASAKAさんの電子カタログ
ヤサカは契約選手やアドバイザーが少ないので紹介させていただきます。ある意味狭き門ともいえる契約選手陣ですね。実績は全日本選手権ベスト4以上と言ってよいでしょうか。ただ残念ながら何人かの有名なトップ選手がドイツブランドへ契約変更しました。これは、選手たちへのリスペクトやサポート含めての結果ではないかなーと思います。個人的には契約ブランドを変更しても日本のトップ選手を全力応援したいkatsuo000になります。
アドバイザーに君臨するのは、ペンドラの憧れ、中国の馬琳(Ma Lin)コーチになりますね。もう選手ではなくコーチとさせていただきました。ゆくゆくは監督になるのでしょうか。東京五輪2020大会でもかっこいいマスクをつけて中国ベンチコーチされてましたね。馬琳コーチの名前を冠した合板やカーボンシリーズは未だにヤサカの名作であり、多くの選手が使用していることで有名です。katsuo000も試打しましたが、Ma lin Carbon (馬林カーボン)は抜群の扱いやすさで、カーボンが入っていないように感じるくらいかなり扱いやすい素晴らしいラケットでした。インナーカーボンラケットですが、カーボンの役割はファイバー素材程度で本当にオススメです。
2019年の世界選手権ブダベスト大会で準優勝したシンデレラボーイ、マティアスファスク選手ですね。フォアに表を使うスウェーデンの巨人になります。YGサーブと強烈なバックハンドドライブ、そして打球点の速いフォア表のミートは、世界の中でも異質のプレイヤーといえるでしょう。
Blade: Falck Carbon(ファルクカーボン)
Fore: Rakza PO(ラクザPO)
Back: Rakza X(ラクザX)
*ファルクカーボンは日本未発売。Ma Lin Soft Carbon(馬琳ソフトカーボン)をベースとしたラケットでインナーカーボン。
Yasakaのホームページ内で用具紹介された後、ラケットを変更したようです。
:https://www.yasakajp.com/smash/mattias_falck/
両面裏ソフトラバーを使用し、攻撃もカットもするオールラウンド型で全日本選手権ベスト8まで勝ち上がり、現在はTT彩たまで活躍するトップ選手になります。独特の戦型はなかなかマネしづらいですが、カットも攻撃もできる英田さんの戦型は、非常に取りこぼしも少ない戦型でうらやましい戦型です。
Blade: MASAMUNE(正宗)
Fore: Rakza 7(ラクザ7)
Back: Rising Dragon(翔龍)?
Yasakaさんのラバーはやっぱり、低価格でコスパに優れたラバーが多いことがうれしいですね。気を付けるべきは個体差で、パッケージ状態で重量を測定するなど確認してから購入をオススメします。自分にあった重さ、硬さのラバーを選ばないと、重さ、硬さによっては驚くほど打球感のことなるラバーになるためですね。基本的には重たい≒硬いラバーだと思います。Rakza X (ラクザX)が気に入り、まとめ買いした時に、最も重たい個体は打球感がイメージとは異なり驚いた次第ですね。逆に柔らかい個体を選べばかなり扱いやすいラバーといえると思います。勿論威力を求めて硬めのラバーを選ぶのもありだと思います。そういった個人のマネージメント含めて行うのであればYasakaは抜群にオススメできるラバーだと思います。
Yasakaの看板ラバーはハイエンドラバーのRakza(ラクザ)シリーズではなく、Mark V(マークV)シリーズになります。過去にはフランスの音速左腕Jean-Philippe Gatien(ジョン-フィリップ ガシアン)が使用し、1993年世界卓球で優勝しています。現在は、どちらかといえば初・中級者向けラバーの立ち位置で、4月になると販売数が激増するラバーになりました。katsuo000も幼少期に使用した懐かしのラバーになります。
・Mark V(マークファイブ)
Spin:10、 Speed:10、 スポンジ硬度:40~45°
・Mark V HPS(マークファイブHPS)
Spin:10、 Speed:12、 スポンジ硬度:40~45°
・Mark V HPS Soft(マークファイブHPSソフト)
Spin:10+、 Speed:11+、 スポンジ硬度:35~40°
・Mark V M2(マークファイブM2)
Spin:10-、 Speed:11、 スポンジ硬度:45~50°
・Mark V AD(マークファイブAD)
Spin:10+、 Speed:10-、 スポンジ硬度:35~40°
・Mark V 30°(マークファイブ30°)
Spin:11、 Speed:9、 スポンジ硬度:30~35°
・Mark V XS(マークファイブXS)
Spin:11、 Speed:9+、 スポンジ硬度:40~45°
・V Stage(ブイステージ)
Spin:11+、 Speed:12、 スポンジ硬度:43°
Yasakaのハイエンドラバーはやはりハイブリッドエナジー型ラバー、Rakza(ラクザ)シリーズになりますね。扱いやすさと性能の高さ、そしてコスパは「流石のヤサカ!」と思えるラバーばかりだと思います。
Spin:13+、 Speed:12-、 スポンジ硬度:47~52
ラバー重量:51 g
硬度計評価 shore a (sheet):31.5、 shore a (sponge):27.9
shore c (sheet):42.3、 shore c (sponge):40.6
katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rakza_xx/
Spin:14+、 Speed:11-、 スポンジ硬度:52~57
ラバー重量:55 g
硬度計評価 shore a (sheet):30.3、 shore a (sponge):30.8
shore c (sheet):46.5、 shore c (sponge):47.8
katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rakza_z_xh/
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Spin:14+、 Speed:11-、 スポンジ硬度:47~52
ラバー重量:54 g
硬度計評価 shore a (sheet):29.5、 shore a (sponge):30.6
shore c (sheet):44.6、 shore c (sponge):45.8
katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rakza_z/
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Spin:13+、 Speed:11、 スポンジ硬度:45~50
ラバー重量:50 g
硬度計評価 shore a (sheet):27.8、 shore a (sponge):24.7
shore c (sheet):41.3、 shore c (sponge):39.3
katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rakza_x/
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Spin:14、 Speed:10+、 スポンジ硬度:40~45
Spin:14、 Speed:11、 スポンジ硬度:45~50
ラバー重量:49 g
硬度計評価 shore a (sheet):27.8、 shore a (sponge):27.2
shore c (sheet):40.0、 shore c (sponge):39.0
katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rakza_7/
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Spin:14+、 Speed:11-、 スポンジ硬度:37~42
Spin:13+、 Speed:11+、 スポンジ硬度:40~45
マークVからラクザシリーズへの移行をサポートする扱いやすいハイブリッドエナジー型ラバーがライガンシリーズになりますね。非常に球持ちがあって扱いやすい良いラバーでオススメになります。
Spin:13-、 Speed:10+、 スポンジ硬度:40~45
Spin:12+、 Speed:10+、 スポンジ硬度:40~45
中国製の粘着ラバーで、ザ粘着ラバーというよりは粘着テンションラバーになると思います。
Spin:14-、 Speed:10、 スポンジ硬度:47~52
ラバー重量:46 g
硬度計評価 shore a (sheet):31.4、 shore a (sponge):32.5
shore c (sheet):47.2、 shore c (sponge):45.7
katsuo000のレビュー:
Spin:13+、 Speed:10+、 スポンジ硬度:47~52
ラバー重量:43 g
硬度計評価 shore a (sheet):29.5、 shore a (sponge):28.6
shore c (sheet):42.4、 shore c (sponge):40.6
katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rising_dragon/
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もうすぐ春になりますかね。昨年の4月からはじめた、本ブログももうすぐ1年ということで、情報のアップデートを図ろうと考えております。まずはバタフライさんのラバーのページの更新ですね。カタログも更新されたようで、手元に冊子はないですがインターネットで確認させていただきました。相変わらずカッコよくて思わず使いたくなる感じです。
https://www.butterfly.co.jp/catalog/
上記にあわせ、ラバーページも更新させていただきました。
https://katsuo000.com/butterfly-rubbers/
第二子出産も控えておりますので、試打できなくなるとこのような更新が増えると思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
張継科ALCとの比較が難しいです。ほぼ差がない気がしております。林高遠ALCの方がグリップがより詰まっててバックハンドがやりやすかったり威力が出しやすい気がするのですが、そもそもラケット単独で林高遠ALCの方が3gも重いので、個体差な気もして林高遠ALCと張継科ALCの比較レビューが書けるほど2つの違いを把握できませんでした。諸事情で来週は卓球が全くできない予定ですので、この期に過去記事の更新を図ろうと考えてます。レビューではなく過去記事更新が続くと思いますがご了承ください。
春の新作ラバーの情報が随分出回り始めましたね!先週末にandro(アンドロ)さんからRasanter R45(ラザンターR45)の情報が発信されました。今回もEnergy Cell(エナジーセル)技術採用のラバーということで注目ですね。katsuo000が気になるのはシート形状で、Rasanter R53(ラザンターR53)、Rasanter R48(ラザンターR48)はどちらかというと飛び出しやすいシート形状で、粒が長いor粒間隔が広いシートを採用しているように感じました。Butterfly(バタフライ)でいうところの80とか64に近いシート形状だと思います。個人的にはエナジーセル採用のラバーで、粒が太or粒間隔が狭いラバーは使ってみたいと思っていました。スポンジ硬度が45°と柔らかくなるのでシートは硬く感じやすいものを採用しやすくなるようになると思うのですが、今後の情報に期待ですね。
またTIBHAR(ティバー)から待望の新作ハイエンドラバー、Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)が出ましたね。巷ではDignics(ディグニクス)に似ているという話も出てきていて楽しみです。katsuo000としてはEvolution MX-S(エヴォリューションMX-S)の打感もかなりディグニクスに似ていると感じたところなので、楽しみですね。
あと個人的に、Darker(ダーカー)のアウロ・ヴェールとアラミドカーボンのコラボレーション、AVANTIR(アバンティア)が気になっています。ブレード厚さは5.8 mmで多分アウターアラミドカーボンで、インナーにアウロ・ヴェール(セルロースナノファイバーCNF)を薄く入れたラケットのようです。アウターカーボンの王道、Timo Boll ALC(ティモボルALC)やZhang Jike ALC(張継科ALC)ライクなラケットにCNFが入るとどうなるのか、かなり気になってます。現在トップ選手では、吉村真晴選手がRevoldia CNF(レボルディアCNF)でグリップが異なるラケットを使用しているようですが、以前と比較すると少しボールが遅いように全日本選手権の動画を見て感じました。全日本選手権はButterfly(バタフライ)のボール使用、会場の広さ、などなどの理由でスピードが出づらい状況だったと伺いますので、ラケットの特性ともいえるのかもしれません。バタフライからもCNFとカーボンの組み合わせたラケットが販売されるかもしれませんが、ダーカーが先んじた形になって興味深いですね。欲しい~。
3月も種々の用具が販売され、試打レビューが瞬く間に駆け巡りそうですね。テンションラバーは試打できていて、あと数種類のラバーを試打したらひと段落つくように思ってます。そして今年こそは粘着ラバーをまとめて試打していきたいと考えてます。
残念ながらVICTASとの統合により、廃盤のようですね涙。VICTASさんの2021年のパンフレットには、粘着保護シートなるものが掲載されていますが、300円+税で2枚入り+ステッカーが掲載されているのみですね。katsuo000が使っていた500円+税で5枚入りからは残念ながら高くなってしまいました。そこでkatsuo000はButterfly(バタフライ)のラバー保護用接着フィルム(250円+税、2枚入り)に移行しました。じゃっかんですがこちらの方が安いかなと。残念ですね~。
韓国の卓球メーカーXIOM(エクシオン)は、コスパの良いVega(ヴェガ)シリーズと、ハイエンドモデルのOmega(オメガ)シリーズの大きく2種類のラバーシリーズが有名ですね。実はラケットでも存在感が出てきてると感じます。これぞ、まさに王道といえる、5枚合板ALLROUND S(オールラウンドS、5,000円+税)、7枚合板EXTREME S(エクストリームS、5,200円+税)、アウターカーボンStradivarius(ストラディヴァリウス、9,000円+税)、とどれもコスパ良をそろえながら、他メーカーにない、Ice Cream AZX(アイスクリームAZX)、Ice Cream AZXi(アイスクリームAZXi)などを販売しています。
そしてブラジルのハードヒッター、Hugo Calderano(ウーゴカルデラノ)選手がXIOMと契約し、用具変更後も順調にワールドツアーランキングを一桁まで上げました!カルデラノ選手が使用しているHugo Hyper Axylium(ウーゴハイパーアクシリウム)とOmega VII Tour(オメガ7ツアー)も人気急上昇ですね。また、韓国の鉄壁のブロックとチキータのJeoung Youngsik(鄭栄植)選手もIce Cream AZXi(アイスクリームAZXi)とOmega VII Pro(オメガ7プロ)を使用中になります。
本ページでレビューするのはVega Tour(ヴェガツアー)になります。ヴェガシリーズの最高峰としてツアーがついたラバーになりますね。このヴェガツアーは、最新のヴェガであるVega X(ヴェガX)と同じく、ERASTO FUTURAラバーになり、CYCLOID(サイクロイド)、DYNAMIC FRICTION(ダイナミックフリクション)、CARBO SPONFE(カーボスポンジ)の技術を採用されています。それ以前のOmega V(オメガ5)シリーズやヴェガシリーズとは一線を画すラバーだと思います。エクシオンのラバー、その技術について言及してみます。
・MAX AT 4
公式ルールの範囲内で、最大限のテンションをかける技術。
・ELASTO FUTURA
オメガVIIシリーズ、ヴェガツアー、ヴェガXに搭載されている総合技術。「CYCLOID」、「DYNAMIC FRICTION」、「CARBO SPONGE」の3つの特別なチューニングを1枚のラバーに集約し、繊細なボールタッチ、他に類を見ないほどのグリップ力、画期的な弾力性を実現する技術。
・DYNAMIC FRICTION(DF)
雪の上でも十分な摩擦力を発揮するスノータイヤから生まれたラバーの表面加工技術。表面が滑りやすいプラスティックボールを、しっかりつかみ、より多くの回転エネルギーを作り出す技術。
・CYCLOID
プレーヤーの確率を高め、ボールの弧線がナチュラルに高く、ブロックでのネットミスを減らし、相手のコートへボールが最大限深く入る技術で、回転量と飛距離の比率を精緻に計算された設計により、高いスピードと力強いエネルギーをドライブに伝える技術。
・CARBO SPONGE
スポンジにカーボン粒子を配合する技術。ボールをしっかりつかむ力とカタパルト効果でトップシートと相互作用できる技術。
・HYPER ELASTO
2008年に禁止になったスピードグルーの効果の、代替とすべく開発された技術。スピードグルーなしで使ったような打球感、打球音、飛距離、回転力を実現する技術。加速性能を上げた「IMB」、弧線の高さを追及した「CST」などのバリエーションがある。
・TENSOR
XIOMが開発した、スピードグルーと同様の、テンション効果を持たせる技術。ゴム分子の構造をピンと張りつめた状態にし、それを半永久的にキープする技術。「TENSOR」ラバーなら、余計な労力を使うことなく、楽にスピードが乗ってスピンの効いたボールを繰り出すことができる。この技術をベースに独自の考察とアレンジを加え、「HYPER ELASTO」技術を完成させた。
・BIOS
「TENSOR」と同じく、XIOMが開発したクリーンなラバー製造技術。製造過程で、環境に悪影響を与える物質や発がん性物質などが発生したり配合されたりしない技術。「BIOS」ラバーは有害物質を徹底的に排除、製造に携わるスタッフからラバーを使うプレーヤーに至るまで誰一人として環境面、健康面で心配なく安心して使うことができる。ハイパフォーマンスでクリーンなラバーの象徴。
Vega X(ヴェガX)、Vega Tour(ヴェガツアー)、そしてOmega VII(オメガ7)シリーズは全て同じ技術シンボル、ELASTO FUTURA搭載のラバーになりどのラバーもカーボスポンジとダイナミックフリクションですので、スポンジは黒く、シートはダイナミックフリクション(DF)仕様のシートでグリップ力のあるラバーになります。
今回レビューするヴェガツアーはOmega VII(オメガ7)シリーズの後に販売されたラバーになります。基本的にXIOM(エクシオン)さんのラバーは、以下のようなイメージで問題ないと思います。
Pro(プロ):シリーズのベースとなるようなラバー。
Euro(ユーロ):柔らかくて扱いやすい。
Asia(アジア):プロよりもやや硬く、回転重視。
Tour(ツアー):トップ選手も満足する、シリーズの最も高性能かつ扱いの難しいラバー。
ヴェガツアーに関して、注目すべきはやはりコスパでしょう!オメガ7シリーズが全て定価7,000円+税に対し、同じ技術であるにもかかわらず、ヴェガツアーは4,500円+税と約3分の2の値段になりますね。卓球ショップでは割引もありますので、3,000円台でしょう。それではヴェガXとの違い含め、レビューしていきたいと思います。
ヴェガツアーについて、パンフレット上で次のように説明されています。
キング・オブ・ヴェガ降臨 従来のヴェガの殻を破り、性能的に突き抜けた存在として登場したシリーズ旗艦製品・ヴェガツアー。最大の特徴は、XIOM最高峰のオメガVIIシリーズで採用されたサイクロイド技術が搭載されていることた。薄くてしなやかなトップシートはプレーヤーの感覚を研ぎ澄まし、ハイスピードかつハイスピンの上質なボールをコンスタントに創出してくれる。その中で、45度のミディアムソフトなスポンジが打球感をマイルドにしているため、従来のヴェガシリーズと同様の親しみやすさも失っていない。威厳と力強さを持ちながらも心優しきヴェガの王様、それがヴェガツアーだ。その最大の長所は、抜群の弾力性により楽にボールを飛ばせること。フォア面に使うなら、一発の威力を重視したいプレーヤーに。バック面に使うなら、ハイピッチの打ち合いで相手を押し込んでいきたいプレーヤーにおすすめできる。いずれの場合も、繊細なタッチを可能にするトップシートの恩恵で、サービスやストップ、ループドライブといった回転系テクニックにも不安はない。一定程度のコントロール技術を身につけたミドルクラスの選手がさらなる威力を求める時、ヴェガツアーはベストチョイスとなるだろう。
公表性能値を比較してみましょう。
ヴェガツアーは、ヴェガシリーズの中で最も高い性能のラバーです。その高い性能はVega X(ヴェガX)やOmega V Tour(オメガ5ツアー)よりも高い公表性能値になります!それでいてスポンジ硬度は、ヴェガXやオメガ5ツアーDFよりも柔らかい45度というのが特筆点になりますね。ツアーと冠されたラバーであり、スピード性能やスピン性能は、Omega VII(オメガ7)に匹敵するレベルといえるでしょう。
今回はZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼りました。
Vega Tour(ヴェガツアー) ELASTO FUTURA(CYCLOID、DYNAMIC FRICTION、CARBO SPONGE) TENSOR(テンゾー) BIOS(バイオス) ・Sponge Thickness:2.0/max mm ・Speed:12.0 ・Spin:12.0 ・Sponge硬度:45.0° ・4,500円 + 税 ・70 g(切断前) → 48 g(張継科ZLCに貼って)
重量は意外に軽い、48 gでした!フォアにもバックにも使えるようなラバーだと思いますね。この軽量で、オメガ7シリーズに匹敵する性能というのは、嬉しいと思います。
ヴェガツアーの特筆点は、45°のミディアムスポンジなのに、高性能な点になります!シートが柔らかめで扱いやすく、それでいて回転性能の高さが非常に気に入りました!回転性能は、調子よければTenergy 05(テナジー05)に匹敵するレベルだと思います。ラバーが柔らかいため弧線が高くなりやすく、柔らかいラバーなのにしっかり回転がかかる点は好印象でした。柔らかさが絶妙で、もっと柔らかいとエネルギーロスを感じると思いますし、もっと硬いとスイングスピードを要すると思います。オメガ7シリーズがスピードに特長を示すシリーズに対し、同じ技術を採用しながら回転性能に特長があるのがヴェガツアーといえると思います!
似ているラバーはRasanter R48(ラザンターR48)ですね!最大回転量はよりくい込むR48の方が上かもしれませんがコスパとグリップ力はヴェガツアーの方が上のように感じました。
シートもスポンジも柔らかくくい込みの良いラバーでしたので、とにかくドライブがしやすいラバーでした。特にループドライブや回転強めのチキータでボールをしっかり持って薄くとらえやすく安定していてやりやすかったです。また球離れの早さや飛び出しの良さでスピードを出すぎることはなくて良かったです。一方で、少しやりにくいと個人的に感じたのがミート系の技術で、しっかりくい込むのでテナジー05のように、勝手にドライブや他の回転が、がかかってしまいやすいと感じました。この辺りは好みでしょうが、男子選手のようにドライブやチキータなど回転をかけることを主軸に考える選手のバックハンドや、ドライブをメインで考える女子選手のフォアにもあうラバーだと思いました。
Vega X(ヴェガX)やOmega V Tour DF(オメガ5ツアーDF)はシートにほどこされたDYNAMIC FRICTION(ダイナミックフリクション)技術でシートが硬いけどボールをグリップする感じでしたが、ヴェガツアーは、ダイナミックフリクションがありながら、シートも柔らかく、スポンジもくい込みが良いラバーでした。この柔らかさが高い扱いやすさとコントロール性能を生み出していると感じました。それでいて、回転性能はヴェガXやオメガ5ツアーDFと同等以上の回転性能になる点が非常に気に入りました。ヴェガXやオメガ5ツアーDFの方が、弧線は低くスマッシュやスピードドライブの威力やスピードは高くなりやすいラバーではありましたが、主にバックで使用するとヴェガツアーの方が扱いやすさと回転性能に安心感のあるラバーでした!
軽打
フォアに使用すると少し柔らかさが目立つように感じました。
ロングボールやラリーでのドライブ
安定感とスピン性能は高いものの、Dignics 05(ディグニクス05)と比較すると、スピード不足は否めませんでした。柔らかいのでコースコントロールは良いのですが、フォアでは柔らかすぎる気がします。
面を開いたドライブ
柔らかいので少しスピード不足を感じました。エネルギーロスを感じますね。
対下回転に対するループドライブ
非常に強い球持ちを感じました。柔らかい分弧線も高いと思います。ただし、フォアならもっと硬い方が強い回転量を得られると思います。
対下回転に対するスピードドライブ
柔らかいので打ちやすかったです。回転量は少ないと思います。
カーブ/シュートドライブ
ブロック
少し回転の影響を受けやすかったです。この辺は慣れが必要ですね。
カウンタードライブ
やはり回転の影響を受けやすいですね。テナジー05でカウンタードライブするように弧線が高くなることをイメージして打った方が安定すると思います。ヴェガXはたまにスリップしているときがあったと思いますが、ヴェガツアーはやわらかいですが滑りは少ないと思いました。
ストップ
止まりやすかったです。シートが強いので、ラバー全体で柔らかいとはいえ、ストップしやすくいいラバーですね!
ツッツキ
滑ることもなく、良かったです。少し飛び出してしまう感じはあり、オメガ5ツアーDFの方が切りやすいと思います。
フォアフリック
フォアサーブ
回転をかけやすかったです。縦切り系よりしっかりくい込ませた方が回転はかかると思います。
軽打
しっかり球をもって好感触でした。
ロングボールやラリーでのドライブ
上回転のラリーでもループドライブのようなドライブがやりやすかったです。ゆっくり山なりのボールが打ちやすかったです。なれればスピードも出せると思います。
対下回転に対するループドライブ
オメガ5ツアーDFと比較しても同じかそれ以上やりやすかったです。
対下回転に対するスピードドライブ
柔らかいのでやりやすかったです。
カーブ/シュートドライブ
ヴェガXなみに曲がる印象です。横回転を入れることで手元での変化でミスを誘えると思います。
ブロック
やはり回転の影響は受けやすかったです。スマッシュ系、ナックル系のボールに対してはくい込む分やりやすいと思います。
カウンタードライブ
難しかったです。技術不足ですね。
ストップ
柔らかいわりにはやりやすかったです。
ツッツキ
切るというよりは流れるような早いツッツキが好感触でした。
チキータ
弧線を作りやすくやりやすかったです。横回転も入りやすくて良かったです。
回転量
Tenergy 05 ≧ Vega X ≧ Vega Tour ≧ Omega V Tour DF > Tenergy 80 FX
回転のかけやすさ
Tenergy 05 FX > Vega Tour > Vega X
スピード
Vega X > Vega Tour > Hurricane NEO III
昨年のシェークのベストオブギア2020に輝いた、Lin Gaoyuan ALC(林高遠ALC)が届きました!
重めの個体だと思います。ぶっちゃけZhang Jike ALC(張継科ALC)とデザイン違いだと思ってます。グリップもラウンドタイプですしグリップもつまっているきがします。
とりあえず片面はDignics 05(ディグニクス05)特厚の予定で、もう片面を何にするか迷ってます。その時の気分で決めそうですねー。ブレードの方、あとはビスカリアとフレイタスALCとティモボルALCのうちビスカリアはやはり手に入れときたいと思ってしまう汗。ビスカリアは高いので、ビスカリアの前に、他メーカーのALC系ラケット、アルネイドやトルネードキングスピード、フライアットカーボンプロを購入したいとおもってます。
Vega X(ヴェガX)、Vega Tour(ヴェガツアー)、Omega V Tour DF(オメガ5ツアーDF)、Omega VII Pro(オメガ7プロ)とどのラバーも、総評として好感触でした!そのうち、明確な比較を特集したいと思っています。XIOMシリーズのラバーは、性能はTenergy 80(テナジー80)っぽく、スピンもスピードも偏りなくてバランス型が多く、それでいて打球感はグリップ感があるので安心してスイングできて、それが良いと感じますね。オメガ5ツアーDFが、Omega VII Tour(オメガ7ツアー)と同様に強烈な回転がかかるラバーなら本職使用を考えたのですが、今回は見送りました。かなり悩みましたね。気分やタイミングによっては本職使用していたようにも思います。やめようと感じた点は次の通りです。
・Vega X(ヴェガX):滑る。この一言に尽きますね。でも回転量も強く最高傑作は本当に納得。
・Vega Tour(ヴェガツアー):少し柔らかすぎる。柔らかすぎるラバーは自分は好きではない。
・Omega V Tour DF(オメガ5ツアーDF):かなり良かった!でもエゲツなさ、が少し弱いか。
・Omega VII Pro(オメガ7プロ):これも良かった!でも少し滑る。回転量も弱いか。
こんな感じです。ただし、コスパは良いのでオメガVツアーDFはそのうちまとめ買いするかもしれませんね。表現が悪いですが無難というか、卒のなさは素晴らしかったです。オメガ7シリーズのようなマッドさはないので扱いやすく、回転もかかって滑らないので、まさにバックにありなラバーだと思いますね。あともう少し回転性能が高かったら良かったです。
皆さんのおかげで、優秀レビューに選んでいただき、ポイントもいただきました。
今期はとりあえず6月まで精力的にレビューしていこうと思っています。皆さんも是非ご覧になってください。