Virtuoso+(ヴィルトゥオーソ+)は、ハンガリーのハンドメイド=手作り卓球工房OSP(オーエスピー)より販売されているラケットの1つになります。WRM(ワールドラバーマーケット)さんのYou Tubeで知り、そのままWRM経由で購入しました。 Virtuoso+は5枚合板ラケットになりますね。木材系ラケットはそこまで長く使ったことがなかったのですが、当時は粘着ラバーを使っており、何気ない興味で購入しました。5枚合板で有名なラケットは、Butterfly(バタフライ)さんのPetr Korbel(コルベル)が有名でしょう。また最近では新規参入してくれた総合スポーツメーカーmizuno(ミズノ)さんの5枚合板も注目されています。2020年発売のAltius ST 5(アルティウスST5)や、日本リーガーの軽部隆介選手の使用するFortius FT 5(フォルティウスFT5)などが人気だと思います。それらのラケットを公表性能値で簡単に比較するのであれば、最も重要な要素は板厚と重量でしょう。木材合板系ラケットは上板にどのようなラケットを使用するかで打球感が大きく変化するので、非常に重要だと思いますが、なかなか上板の情報は得られないので今回は割愛します。
Virtuoso+: 5.75 ± 0.05 mm / 88 g Petr Korbel: 5.90 mm / 94 g Altius ST5: 5.9 mm / 77 g Fortius FT5: 6.6 mm / 85 g
katsuo000はVirtuoso+に、粘着ラバーや硬いラバーをあわせていました。というのはVirtuoso+はラバーのポテンシャルを出しやすく、かつ柔軟さを持つラケットですので、軟テンション系ラバーはおそらく、回転性能を逆に落としてしまうようにも感じました。あわせたラバーはTenergy 05 Hard(テナジー05ハード)やDignics 05(ディグニクス05)、Hurricane NEO III Blue Sponge(キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)などになりますね。スピード性能がやはり少し低いので、スピン系テンションラバーとあわせた方が万人受けすると思います。
TIBHAR(ティバー)さんのQuantum X Pro(クァンタムエックスプロ)貼ってみました~!
打球感は、思ったより硬かったです。感覚的にはEvolution MX-P(エヴォリューションMX-P)よりで、ラバーの個体差によっては、Quantum X Proの方が硬いと感じるかもと思いました。TIBHAR(ティバー)さんのラバーは、非常に打球感が良くて、Evolution MX-Pは、本ブログでもButterfly(バタフライ)さんのTenergy 05(テナジー05)に近いとレビューしてきました。Evolution MX-Pの打球感はかなりテナジー05に近く、回転性能はテナジー05に劣るもののミートや弾きやすさ、扱いやすさなどトータルバランスでは、より万人受けする性能を持つラバーだと思います。Quantum X Proのイメージとしては、MX-Pをより扱いやすく、かつコスパも良くしたイメージとなりそうですが、試打でそのあたりを確認していきたいなーと思いますね。MX-Pは定価6,000円でしたが、MX-Pと遜色なければ、5,500円のQuantum X Proはコスパ◎となりますからね!