雑感 2021/1/30

mizunoさんのラケットREシリーズを拝見しました

 katsuo000も使用したことのある7枚合板シリーズ、mizuno(ミズノ)さんのFortius(フォルティウス)シリーズに新しいラインナップが加わることをパンフレットで知りました。REシリーズとして、今までのFortius FT ver. D(フォルティウスFT ver. D)とFortius FT(フォルティウスFT)それぞれに対応してラケットがラインナップするようです。

 ・Fortius FT ver. D(フォルティウスFT ver. D)7+2 (Dual Web)play woods
  ブレード厚さ:6.4 mm、質量目安:90 g、ブレード面積:158×150 mm
 ・Fortius FT(フォルティウスFT)7 play woods
  ブレード厚さ:6.4 mm、質量目安:92 g、ブレード面積:158×150 mm
 ・Fortius FT ver. D RE(フォルティウスFT ver. D RE7+2 (Dual Web)play woods
  ブレード厚さ:6.1 mm、質量目安:90 g、ブレード面積:157×149 mm
 ・Fortius FT RE(フォルティウスFT RE7 play woods
  ブレード厚さ:6.1 mm、質量目安:89 g、ブレード面積:157×149 mm

 変更点はなんと、ブレード厚さ、ブレード面積、ということです。パンフレット上では、

・振り抜きやすい設計を追求
 ブレードを少し小さくすることで手元に重心を感じやすい設計に。
・従来品より設計重量で約3 g軽量化
 より幅広い層のニーズに対応。
・ユーザーの声に寄り添ったレンズ
 小さくしたに配置することによって、より握りやすいグリップに。

 というポイントだそうです。個人的な印象としては、もう別物ラケットだと思ってしまった次第です。合板構成はおそらく

 リンバ(1,9) / Dual Web(2,8) / アユース(3,7) / ヒノキ(4,6) / アユース (5)
 リンバ(1,7) / アユース(2,6) / ヒノキ(3,5) / アユース (4)

だと思います。で、上板リンバは球持ちがあって詰まった素材なので打球感良く、威力のあるボールが出せると想像します。しかしながら、ブレード面積が若干狭くなるだけでなく、ブレード厚さが薄くなるので、扱いやすいと思いますが飛距離や威力が、元祖フォルティウスFTおよびver. Dと比較して、出なくなりそうな印象ですね。6.1 mm設計の7枚合板系ラケットはkatsuo000はあまり知りません。ブレード面積を見てかなり驚いた次第ですね。近いブレード厚さは黒檀ラケット、STIGA(スティガ)のEbenholz NCT VII(エバンホルツNCT VII)とandro(アンドロ)のGauzy SL OFF(ゴーズィエスエルオフ)の6.2 mmが浮かびました。その6.2 mmよりも0.1 mm薄いですね。フォルティウスFTおよびver. Dの立ち位置としては、ブレード厚6.8 mmのSWAT Power(スワットパワー)とSK7 Classic(SK7クラシック)そしてブレード厚6.5 mmのKoki Niwa Wood(丹羽孝希ウッド)とClipper Wood(クリッパーウッド)の次に飛距離とパワーをもった7枚合板および、7枚合板+アウター特殊繊維ラケットでした。つまり、フォルティウスFTおよびver. Dの特徴の一つとして、パワフルな7枚合板ラケットでありながら、回転もかけやすく、飛距離も出すぎないちょうど良い扱いやすさ、が1つの特徴だったと思います。REシリーズはブレード厚さが薄くなったので、より5枚合板に近づいて立ち位置としてはブレード厚6.0 mmのSWAT(スワット)に近づいたように感じました。問題は価格でしょう。SWAT(スワット)は衝撃の5,200円+税であるのに対し、REシリーズは元祖と同じ値段です。これを高いと感じるのか、普通と感じるかは、使用者によるところですね。個人的には試打したいけど、ほぼ確実に自分のメインラケットになることはないことが容易に想像つくので、購入は見送り確定です汗。

 一方で既にフォルティウスFTにはFortius FT light(フォルティウスFTライト)やFortiusu FT5(フォルティウスFT5)のように軽量タイプ、5枚合板タイプも存在し、今回のREシリーズでさらに選択肢が広がったのはミズノ契約選手に憧れる層としては嬉しいことだと思います。確かに、既にFTライトやFT5がある中で、差別化を図ろうとすると、板厚を薄くすることになるのでしょうね。ただ、卓球界でも初・中級者層へ販売力の一番のポイントは価格のようですので、価格的には厳しのではないかと想像してしまいました。前出選手のような若手がこれらのラケットを使用して、アウターALC系ラケットを使用する選手と同じくらい大活躍すると変わるかもしれませんね。

雑感 2021/1/28

XIOM(エクシオン)さんのラバーの不思議

 現在、Vega X(ヴェガX)がめちゃめちゃ回転がかかるので、コスパ含めて気に入りつつあります。
と同時に周辺のXIOM(エクシオン)さんのラバーも気になってしまって、試打しようとしています。周辺のラバーとは、Vega Tour(ヴェガツアー)とOmega VII Pro(オメガ7プロ)ですね。オメガ7プロは韓国のトップ選手、鄭栄植(チョンヨンシク)選手も使用するらしいので気になっていました。値段でいうと、オメガ7プロはヴェガの2倍くらいの値段しますからね汗。過去に唯一懸賞で当たったラバーで、使わずにとっておいたラバーなのですが、ついに貼りました。個体差もあったように感じますがオメガ7プロは自分にはなし、という結論が出てしまっております。あとはヴェガツアーとヴェガXの比較へと移ろうかと思っています。数値上はヴェガツアーの方がスピン性能が高いことになっているのですが、そのあたりがどのような結果になるのか楽しみですね~。

レビュー Zhang Jike ALC(張継科ALC)

説明

 Zhang Jike ALC(張継科ALC)は2013年4月にButterfly(バタフライ)より販売された中国の張継科選手モデルのラケット4種のうちの1つになります。実際に張継科選手が今でも使用されているラケットは実はVISCARIA(ビスカリア)というArylate Carbon(アリレートカーボン、ALC)を採用したラケットになります。ビスカリアについての説明を書き始めると少々長くなりますので、今後別の記事で書かせてください。ここで触れることは、主に張継科選手ラケットモデルについてになります。
 張継科選手モデルの4本のラケットは、それぞれ採用されている特殊素材が異なっており、Super Zylon Carbon(スーパーザイロンカーボン、SZLC)、Zylon Carbon(ザイロンカーボン、ZLC)、Arylate Carbon(アリレートカーボン、ALC)、Tamca 5000T5000)の4つになります。
 なおバタフライのラケットは、基本的にはグリップにラケット名が書かれていて、わかりやすいのですが、この張継科選手モデルはグリップの名前の部分には「張継科」としかかかれておらず、どの特殊素材を使用したラケットか、ぱっと見ではわかりにくいです。違いはグリップの中心でクロスしている柄の色になりますね。

グリップのクロスしている柄の色

 SZLC: Gold(金色)
 ZLC: Gray(灰色)
 ALC: Blue(青色)
 T5000: Purple(紫色)

FullSizeRender
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 ビスカリアとほぼ同じでグリップデザインのみ変更したとされるのが、Zhang Jike ALC(張継科ALC)になると言われているます。張継科ALC類似のコンセプトで特殊素材を変更したものが残りの3種だと思われます。

画像はバタフライさんのホームページより引用させていただきました。

https://www.butterfly.co.jp/

 各ラケットを試打できているわけではありませんが、張継科モデルラケットの共通する特徴は以下の3つだと思います。

張継科モデルラケットの特徴

1. 上板にKoto(コト)材を使用のアウター特殊素材系ラケット

 おそらく張継科モデルラケット4種全て上板にはコト材と呼ばれる硬めの木材を使用していると思います。そして上板のすぐ内側の位置、アウター位置に特殊素材カーボンを配したラケットになります。どの特殊素材も張継科選手モデルに採用される特殊素材はカーボンを有する、軽くて硬くて弾む特殊素材になります。よって上板の硬いコト材+特殊素材カーボンという組み合わせのため、かなりハードな打球感のアウター特殊素材系ラケットと称することができるシリーズになります。
 この上板コト材+アウター特殊素材カーボンは好みの別れる打球感で、過去katsuo000は得意ではなく、むしろ苦手と感じる打球感でした。katsuo000が上板コト材+アウター特殊素材カーボンラケットで、硬いと感じたラケットはTimo Boll Spirit(ティモボル スピリット)になります。板薄アウターカーボンラケットの王道のラケット、ティモボル スピリットは上板コト材+アウターALCのラケットになりますが、やはり上板が硬くて、個人差はありますが球持ちを感じにくく、球離れが早い、と感じやすい木材だと感じておりました。ただ、現在はある程度慣れてきて、むしろ張継科ZLCよりもティモボルスピリットは柔らかいラケットであると感じています。

 そして張継科ラケットシリーズは、相手の回転に影響されにくいこと、回転量が高いこと、攻撃的なボールの威力(スピードや回転量)が高いこと、が特徴のラケットになります。硬めのプラスチックボールへと変わってきて、ボールの回転量が40 mmの時からさらに落ち、シートだけで回転をかけるような回転量重視のループドライブでも、上板の柔らかいラケットでは回転はかけやすいですがエネルギーロスによって回転量が落ちるように感じるようになりました。結果として簡単にブロックされたりカウンターを食らったりするようになりました。今ではブレードの薄い上板コト材のラケットでないと、回転量が少なすぎてループドライブを打つと狙われそうだと感じてしまいます。ブレードの薄い上板コト材+アウター特殊素材カーボンのラケットは、確かに台上でのタッチの難しさは感じますが、それ以上に相手の回転の影響を受けにくく、回転の上書きで相手の回転をキャンセルする力が強く、安定した回転量が得やすいと思います。

2. 粘着ラバーとの相性が良い

 粘着ラバー、特にHurricane(キョウヒョウ)系ラバーは、扱いやすさを求めるのであれば球持ちが感じやすい柔らかいラケット、例えば木材系ラケットの方が扱いやすくなります。しかしながら回転量とスピード、威力などを追究すると上板が硬く、かつ粘着ラバーのスピード不足を補うために、弾みやスピード性能の高い特殊素材ありのラケットと組み合わせていくことになります。ラケットによっては、粘着ラバーと相性の悪い特殊素材系ラケットも存在しますが、張継科選手の名前を冠したラケットは総じて粘着ラバーと組み合わせのできるラケットシリーズとなっているそうです。実際、張継科ZLCとキョウヒョウで試合に出たことありますが、普段の1.5倍くらいループドライブだけで得点できたと感じました。確かに難しさもありますが、使いこなせれば相性は抜群でしたね。その要因はおそらく、張継科モデルのラケットシリーズは全て板厚が薄く、しなりやすいラケットだからだと思います。
 上記のことを裏返すと、張継科選手モデルのラケットは万人受けするラケットではなく、中、上級者で一定の打球感覚を有した選手を想定したラケットになると思います。ある程度のインパクトとラケットのしなりを利用して安定して回転をかけることができるようになると、粘着ラバーの高い回転性能と、ラケットの高いスピード性能、が両立しやすいラケットシリーズと言えるでしょう。

3. 重心はグリップより

 張継科選手がバック主戦型の選手である、ということもあって、ラケット自体がグリップ側に重心があります。中国の馬龍選手や大島祐哉選手は、フォア主戦型でそのラケットは先端重心のラケットとなっています。手に取ると非常にわかりやすく、ブレードサイズを若干大きくすることで、スイートスポットを少し広げるとともに先端重心とすることで、遠心力によって威力が出しやすいラケットとなるわけです。これら先端重心のラケットの欠点は実際の重量以上に重たいと感じやすいことで、ブロック時なども回転の影響を受けやすいと感じます。一方、張継科選手モデルのラケットはグリップ側に重心があります。グリップ側に重心のあるラケットの特徴は、重さを感じづらく、結果的にとてもバックハンドが打ちやすくかつ切り返しもしやすくなります。またラケット角度も安定しやすく、ブロックがやりやすいと思います。欠点は先端重心のラケットと比較すると威力が出しづらいことでしょう。katsuo000も確かにフォアよりバックハンドの方が振り抜きやすいと感じました。現代卓球において、バックハンドの重要性が高まっています。バックハンドにウエイトを置いたり、バックハンドを苦手と感じるなら、張継科モデルのラケットを使うのは1つの選択肢だと思います。
 2021年1月現在、katsuo000はついに張継科ALCも購入しました。完全に確証があるわけではないですが、かなりティモボルスピリットに近いブレード構成と感じました。しかしながらティモボルスピリットとは異なり、やはりグリップ重心ですのでブロックは非常に安定しますし、全く別物のラケットですね。バタフライのラケットはブレード構成は同じでグリップだけ異なるラケットが多いなどと揶揄されることがありますが、ラケットはブレード構成だけではなく、重心位置やブレード面積、全てが非常に重要な要素であるとkatsuo000は考えますkatsuo000にとってはグリップが違えば、全く別物ののラケットだと思いますね。例えば、Timo Boll ALC(ティモボルALC)と張継科ALCの違いはグリップだけでしょう。しかしながら、重心位置やグリップの形状によって、打球感や使いやすさは雲泥の差となります。そのことをしっかり理解して購入すべきとkatsuo000は思います。また、自分自身がどの位置にラケット重心があるラケットが好みなのか把握すべきでしょう。個人的にkatsuo000は張継科選手よりもティモボル選手の方が好きです。しかしながらラケットは張継科モデルのラケットの方が好きです。このことを理解していないと高いのに残念な購入となりかねませんので是非気をつけて購入してください。

 張継科モデルラケットは人気のシリーズのラケットで、2021年現在もトップ選手が使用しています!例えば以下が知られています。

 Zhang Jike ALC(張継科ALC):戸上隼輔選手、松平健太選手、松平健太選手
                 黄鎮延(Wong Chun Ting)選手
                 邱党(Qiu Dang)選手
 Zhang Jike SZLC(張継科SZLC):林ユン儒(Lin Yun-Ju)選手(Lin Yun-Ju SZLCへ変更)
                  荘智淵(Chuang Chih Yuan)選手

張継科ALCの2つの特徴

 続いて、張継科ALCの特徴について言及させてください。2021年1月現在、張継科ALCをメインラケットに変更しました。所持しているグリップはフレア(FL)でまた張継科ALCを買うことになってもFLを購入したいと考えてます。

4. アウターALカーボン特有のパワードライブ!

 アリレート(Arylate)は特殊繊維のことで、スイートスポットを広げ打感をマイルドにしてくれる材料です。そんなアリレートとカーボンを編み込んだ材料がALCですので、カーボンのみのラケットと比較しても、柔らかさ、しなやかさ、有機的で高密度を感じさせる打感となります。非常に弧線を描きやすいので、レシーブや3球目に加え、中陣からでも、頂点後の打球点からでもスピードドライブやパワードライブが打てる安心感がありました!7枚合板、とまではいきませんが、多少難しいボールでも強引にパワードライブができる点が、このアウターALC系ラケットの特徴の一つといえるでしょう。
 また張継科ZLCと比較して、張継科ALCに変えることでボールが遅くなったことで自分自身の余裕が生まれるようになりました。カウンターによるノータッチをうけにくくなり、よりラリー勝負しやすくなったと感じています。この辺りは体力や動きの話になりますが、おじさんの域にいる自分としてはプラスになったと感じました。

5. 板厚5.8 mmの黄金値

 ビスカリア、ティモボルALC、など、アウターALCラケットまたはアウターAramid(アラミド)カーボンラケットは、そのブレード厚さ、5.8 mmと黄金値となっています。この5.8 mmは非常にバランスのとれた厚さで、ALCのやわらかい打球感と弧線に、6.0 mm以下のしなって回転のかけやすいブレード厚さ、それでいて攻撃に転じた際に軽い力で飛距離も出しやすい、オールマイティーでバランスのとれたラケットとなっています。

 katsuo000の感覚の話になってしまいますが、長く使っている張継科ZLCは打感の硬い5枚合板ような飛距離のイメージで、台上はラバーのシートだけでとらえると本当に止まるか飛距離がたりずネットミスも結構生じます。一方、張継科ALCは7枚合板と5枚合板の間のような飛距離のイメージで、打感が柔らかく板厚が厚い分、飛距離が出やすく台上も飛距離がでやすく対下回転パワードライブも打ちやすいと感じました。

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張継科ZLCとの比較

 簡易的な比較を下記にまとめてみましたので、ご参考ください!

スピード: 張継科ZLC > 張継科ALC
ボールの直線性: 張継科ZLC > 張継科ALC
最大スピン量: 張継科ZLC ≧ 張継科ALC
回転のかけやすさ: 張継科ALC > 張継科ZLC
弧線の描きやすさ: 張継科ALC > 張継科ZLC

 全日本選手権出場経験のあるコーチの方に、ドライブなどとっていただきましたところ、やはり張継科ALCの方が弧線を描くために、全体的に安定感があって良いとおっしゃっていただきました。特に苦しい体制から攻撃的なボールを打ちたいと思うと張継科ALCの方が回転で安定させられる分、安心感がありますね!またkatsuo000はフォアにDignics 05(ディグニクス05)を貼っていますので、ZLCだと直線的になりすぎて、ボールが軽くなっているとは思っていました。インパクトも強くないとディグニクス05では回転をかけられないので、ZLCでは自然にボールに対して強く打ちに行きます。従ってZLCとディグニクス05だと、打球点が落ちたボールに対してチョリることも難しく、ネット近くを狙うとミスしかねないので、ドライブをかけてある程度高めの弧線をつくって相手コートに入れる形ばかりになりやすかったですね。張継科ALCへ変更することで、自信をもって前へスイングできるようになり、自然とボールが深いところに入るようになったのではないかと思いますね。
 また試合会場によっては、張継科ZLCとディグニクス05の組み合わせは硬すぎると感じるときもありました。普段練習する場所では冷暖房も完備で、夕方の練習ということもあり硬さは気になりにくいのですが、実際の試合では体が動かないと硬さが嫌になることもあるので、張継科ALCがちょうどよいのではないかと思った次第です。

おすすめのラバー組み合わせ(あくまでも個人の感想)

フォアラバー

 張継科ZLCと同様に張継科ALCは、スピン系テンションも粘着ラバーもあうと感じました。ZLCからALCにかわってより打球感が柔らかくなっていますので、ハードなラバーを使っても使いこなせると思います。したがって無限の組み合わせがあると思います。ただ張継科ZLCと粘着ラバーとの組み合わせと比較すると少しスピード不足は否めないかもしれませんね。ほぼスピン系テンションラバーのような粘着テンションラバーであるDignics 09C(ディグニクス09C)でもスピン系テンションラバーに慣れていると遅く感じやすいですからね。またやはり個人的に、柔らかいラバーを苦手で気持ち悪い感じがするので、基本的には硬めのラバーを合わせる方が好みです。

Dignics 05(ディグニクス05)

 現在メインで仕様しています。ディグニクス05の高いスピン性能、スピード性能、カウンタードライブのやりやすさ、と張継科ALCの弾みとしなりが相まって、質の高いボールを出すことができます。張継科ZLCと比較すると少しスピード性能がおちましたが、その分台上やハーフロングのボールに対しても臆せず前にスイングできるようになったと思います。またTenergy(テナジー)と比較しても寿命が格段に長く、しっかり管理すれば週一の卓球で三ヶ月から半年は使えます。このコスパは助かりますね。

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Hurricane NEO III Blue Sponge(キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)

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Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

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Rasanter R53(ラザンターR53)

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Dignics 09C(ディグニクス09C)

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バックラバー

 季節が冬というのもあり、柔らかくて扱いやすいスピンンション系ラバーを挙げさせていただきました。

Rakza X(ラクザX)

 Yasaka(ヤサカ)のラクザXになります。このラバーは硬度は45~50°で柔らかめの個体があたれば非常に扱いやすくて、スピードドライブも打ちやすいと感じると思います。球質はディグニクスシリーズと比べると回転性能やボールの伸びという点で見劣りを感じないわけではありませんが扱いやすさ、相手のコートへのねじ込みやすさを考慮して挙げさせていただきました。またシートはどちらかといえば硬めで、相手の回転の影響もうけにくく、さらにツッツキも浮きにくいと、扱いやすさと球質を兼ね備えていると思いますね。

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Tenergy 05(テナジー05)

 やはり素晴らしくあいます。少し弧線が強すぎる気もしますが、落ちる感じは全くなく、またエグイ回転量が出せるため非常にあうと思います。ループドライブとツッツキがやりやすく、少しスピードドライブが難しいですが、挑戦するのはありだと思います。

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Vega X(ヴェガX)

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Dignics 80(ディグニクス80)

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各技術レビュー

 正直、かなりスムースに張継科ZLCから張継科ALCへ移行できました。逆は難しいと思いますが、かなり近い特性のラケットだと思います。

フォアハンド系

軽打
 張継科ZLCと比較すると、張継科ALCはスピードは遅いですね。また若干の柔らかさを感じます。あまり過信しすぎるとカーボンの硬さをもろに受けますが、ZLCからALCへ変更によって余裕は感じました。木材系ラケットと比べるとやはり打球感がハードですが、ここら辺は慣れが必要ですね。

ロングボールやラリーでのドライブ
 フォアだと少しラケットが柔らかく感じますので、結構思い切りぶつけて球をつぶすように回転をかけるイメージで強い弧線のボールが出せると感じました。ラバーはディグニクス05でしたがもっと硬くても良いと感じたほどです。張継科ZLCよりもやはりスピードは落ちますが、その分、パワーを伝えてくれているようにも思いました。弧線が強く一発で打ち抜くには少し難しさを感じますが、その分飛距離も出しやすく、楽にラリーができ、かつ強い弧線の描き方から多少強引なボールでもドライブで相手のコートにパワードライブをねじ込みやすいと感じました。
 上板にコト材を使用した典型的なラケットとして非常に良かったです。またストラディヴァリウスと比較すると芯がしっかりしていて、しっかりボールをヒットする感覚が感じられました。
 

面を開いたドライブ
 張継科ZLCと同様に、ラケットがしなりやすいので、非常に威力のあるドライブが打ちやすかったです!粘着ラバーでもテナジーやディグニクスでも、非常に回転がかかってスピードドライブでもしっかり弧線を描いて沈み込ませることができました。
 木材ラケットほど柔らかくなく、またただのカーボンラケットほど硬質でもない適度なしなりと柔軟さと剛質さだと思います。

対下回転に対するループドライブ
 これも張継科ZLCと同様、やりやすいですね!ブレードが薄いので非常に回転がかけやすいです。粘着ラバーの方が弧線の低いループドライブを制御しやすかったです。ディグニクス05は少し高いボールになりやすいです。

対下回転に対するスピードドライブ
 これも張継科ZLCと同様か、それ以上にやりやすいです。張継科ZLCはどうしても板薄な分、パワー不足になりやすいため、踏ん張りが必要でしたが、張継科ALCにすると、パワーを出しやすかったですね。非常に良いスピードドライブがしやすいです。

カーブ/シュートドライブ
 ZLCからALCへ変更して、弾道がより曲がるようになったと感じます。コースをつきやすくなったと思います。

ブロック
 やはりやりやすいです。ティモボルスピリットよりもやりやすいです。グリップ重心であることが理由の一つだと思っています。またZLCよりも球持ちを感じやすいので、アクティブブロックもしやすいですね。

カウンタードライブ
 しっかり球をもってカウンターすることがしやすくなったので、より自分のボールにしてからカウンターができる印象です。非常にやりやすいですね。

ストップ
 これも張継科ZLCと同様で、硬い打球感ですが慣れると結構しっかり止まります。ディグニクス05やキョウヒョウNEO3を使えばしっかりブチっと切れるので3球目強打は封じやすいと思います。

ツッツキ
 これも張継科ZLCと同様、同じく切れますね。良いです。

フォアフリック
 これも張継科ZLCと同様です。球離れが速いですが、しっかりドライブをかけるようにすると安定しますね。パワーフリックをするなら、乗せるよりも弾くように打つ方が安定すると思います。思い切りが大切ですね。

バックハンド系

軽打
 ZLCからALCへ変更した一番の理由はやはりバックハンドです。非常に好感触でした。これなら背伸びをしたラバーもあわせられると感じた次第です。

ロングボールやラリーでのドライブ
 ラクザXで使ってみたのですが、少し硬くてはじめは難しさを感じました。個体差だと思います。ただし、慣れればループもスピードドライブもいけました。非常に良いですね。

対下回転に対するループドライブ 
 体をしっかり入れて、ドライブをかけることで非常に回転量のあるドライブが打てるようになってきました。やはり硬いのでラバーは50°未満のラバーの方が良いと感じています。グリップを感じるラクザXやヴェガXが非常に良いですね。

対下回転に対するスピードドライブ
 こちらもしっかり回転をかけて飛ばすことを意識すると安定して打てるようになってきました。

カーブ/シュートドライブ
 カーブドライブもいやらしく曲がる印象です。スピードはやはり落ちていると思いますが、されどカーボンで威力はあると思います。

ブロック
 やりやすいです。安心感が抜群にありました。

カウンタードライブ
 やりやすくなりましたね。しっかりボールを持てるのでかなり狙いに行けると感じています。

ストップ
 ツッツキも切れますね。板厚は厚くなりましたがソフトな打球感なので球が持てて非常に切れる印象です。

ツッツキ
 ラバーにもよりますが切りやすいですね。

チキータ
 グリップ重心でやりやすいです。だいぶ感覚がつかめてきて武器になりつつあります。

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 張継科ZLC > 張継科ALC > Mizutani Jun ZLC(水谷隼ZLC)

回転のかけやすさ
 Inner Force Layer ZLC > 張継科ALC > 張継科ZLC

スピード
 張継科ZLC > ティモボルスピリット ≧ 張継科ALC > インナーフォースレイヤーZLC

飛距離
 水谷隼ZLC > 張継科ALC > 張継科ZLC

レビューリンク

katsuo000が他サイトでレビューしたものをご紹介!

 他のサイトでもレビューをいくつか書かせていただいてますので、そのサイトを紹介させていただきたいと思います。多くはありませんが、相互に内容を把握することで、ラケットやラバーの情報を深く広く集めるのではないかと思いますので、ご紹介させていただきます。

・卓球ナビ
 https://takkyu-navi.jp/
 こちらでもkatsuo000とkatsuo000_2でレビューさせていただいてます。katsuo000がレビューすることを楽しむようになった、そのきっかけとなるサイトになりますね。今でも多くのレビューを流し読みするのに使っています。新旧多くのレビューを閲覧できる有益サイトの1つになります。またラバーもラケットもスピードやコントロールなど数値で点数化するシステムを採用しており、レビュー数の多い用具については、一定の客観的な数値比較ができるのも魅力の一つでしょう。ただし、初心者や妄信的な意見も含まれるので、しっかりと見極める目も必要になるかもしれません。katsuo000のレビュー以外にも、もっとレビューや情報を収集したいと考えるなら是非ご覧ください。
 katsuo000: https://takkyu-navi.jp/user/detail/1000000938
 katsuo000_2: https://takkyu-navi.jp/user/detail/1000006621

・WRM卓球ラバーレビュー
 https://rubber.blog.jp/
 katsuo000またはkatsuo000+でレビューさせていただいてます。他にも粘着ラバーを中心に多数の良質なレビューが閲覧できるサイトで非常に有益な情報源の一つです。是非ご覧ください。また月一でWRMさんではレビューについて順位付けをする企画も実施されています。賞金がかかると質が上がるというのはよくあるものですね、資本主義万歳です。僭越ですがkatsuo000も何度かノミネートしていただいており、恐縮の限りです。一つのバイアスはありますが、情報量は多彩ですのでとてもオススメです。
 katsuo000+: https://rubber.blog.jp/tag/katsuo000+
 katsuo000: https://rubber.blog.jp/tag/katsuo000

レビュー 「続 卓球戦術ノート」

説明

 卓球戦術ノートとは、1975年世界選手権シングルス3位で、「ミスター・カットマン」と呼ばれ、全日本選手権で3回優勝、元全日本男子監督および近畿大学教授という経歴をもつ高島規郎(たかしま のりお)さんの人気シリーズの書物になります。今回レビューするのは、卓球戦術シリーズの1冊目「卓球戦術ノート」の刊行から、11年後の2012年に販売された「続 卓球戦術ノート」になります。非常に具体的で図解も多く、現代卓球の教科書として、指導者や中高生が手に取って良いといえる内容となっています。内容としては、『月刊 卓球王国』連載の「続・戦術ノート」(2003年1月~2007年5月号)の内容をまとめたものになっています。

「続 卓球戦術ノート」の要点

具体的な打法の解説・考え方

 約10年前に執筆された内容とはいえ、打法としての「縦のラインでボールをとらえる」や、肩甲骨打法など、具体的で基本的な打法の軸になる部分が説明されています。このような考え方は卓球を指導する方々には非常に有益な考え方ではないかと思います。少なくとも自分自身は指導者の教えを一生懸命吸収しようとして、今の卓球を作り上げていきましたので、指導者がこれらの考え方をもって指導することは大切だと思います。

戦型別攻略法およびこれからの戦術

 このシリーズで即効性が高いと感じる内容として、katsuo000が参考にしている部分になります。本書では以下の戦型について触れています。
・シェークドライブ型
・ペンドライブ型
・シェーク速攻型
・ペン速攻型
・カット主戦型
・異質前陣攻守型

 近年では、上記のような戦型に加えて、裏面を貼った中ペン型、右利き・左利き、攻撃型か、ラリー型か、ブロック型か、などなど、さらに分類が増えてきていますが、上記については現在でも通じるものでしょう。苦手な戦型や自分の戦型について、何が足りないのか、何が武器になるのか、など思考するのに非常に良いと思います。また他の戦型からヒントを得て新しい戦術や技術を広げる手助けにもなると思います。

具体的な「対処法」・「戦術」

 第4章と第6章では非常に具体的な対処法と戦術が多数挙げられています。以下に何について書いてあるのか挙げますので気になった方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
 第4章 試合で困らないための「対処法」
  サービスが効かない時の対処法
  レシーブができない時の対処法
  ドライブが入らない時の対処法
  スマッシュが入らない時の対処法
  ブロックが入らない時の対処法
  カットが入らない時の対処法
 第6章 実戦での戦術の使い方
  ショートサービスからの3球目攻撃
  ロングサービスからの3球目攻撃
  逆モーションの技術・戦術
  クロス・ストレートのコース取り
  サイドスピンの有効活用
  台上が苦手な人の戦い方と技術
  ラリー戦が苦手な人の戦い方と技術
  相手のミスを誘う戦い方

レビュー

章構成とページ数
 第1章 打法と戦術:37 P
 第2章 戦型別攻略法:37 P
 第3章 打法の賢い使い方:39 P
 第4章 試合で困らないための「対処法」:37 P
 第5章 戦型別 これからの戦術:33 P
 第6章 実戦での戦術の使い方:112 P
  全307 P

図解
 トップ選手の写真も、具体的な図解も、どちらも多い構成となっています。ただし読み物でもありますので、文章量も多いです。

感想
 非常に具体性があがり、即効性もある内容だと思います。一方で日本の読み物らしく、階層的な概念や図示がないので、全ての内容を立体的に把握しづらく、時間に余裕があるのであれば自分自身で内容をまとめ階層化すると良いと思います。

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レビュー 5Q VIP

説明

 ドイツの卓球用具メーカー、TIBHAR(ティバー)といえばベラルーシの生きる伝説Vladimir Samsonov(ブラディミル サムソノフ)選手が契約するメーカーになります。ベラルーシのサムソノフ選手といえば、現在44歳で、なお現役で活躍するヨーロッパの「巨人」ですね。40代で今なお現役で非常に安定感のあるバックハンドと長身の強烈なフォアハンドドライブが特徴で、プレースタイルはブロックとカウンターを軸にしたスタイルになります。過去に世界ランキング1位を経験していて、ヨーロッパ大会では未だに上位入賞する実力を有します。ティバーはドイツのメーカーで、近年日本でも着実に存在感のあるメーカーとなってきました。ヨーロッパにおいては選手を支える確かな存在感のあるメーカーと言えるでしょう。最近では、岡山リベッツ所属の田添響選手が契約されているようです。

 本ページでレビューするラバーはティバーさんの5Q VIP(ファイブキューヴィップ)になります。あまり認知されていないラバーで、卓球王国さんでも特別取り上げられているラバーではありません。katsuo000としては、まずまず高価なラバーでもあったので気になってしまい購入した次第です。この5Q VIPには5Q(ファイブキュー)という前身のラバーも存在します。5Qの謳い文句は「ボールを深く掴める」、「ボールを手でもって投げ返す」となります。公表性能値は看板ラバーであるEvolution(エヴォリューション)シリーズと比較すると低くなっていますが、扱いやすいラバーシリーズといえるでしょう。その5Qの進化版である5Q VIPはティバーのラバーの中でも非常に高価7,200円+税になります。トップ選手では、チャイニーズタイペイの陳建安選手がバックハンドに使用しているようですね。トップ選手の使用に満足する高い回転性能と扱いやすさとはどのようなものか、期待しながら試打しました。

性能値

 公表性能値を比較してみましょう。

 *非常にわかりにくくて申し訳ありません。Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)とEvolution MX-S(エヴォリューションMX-S)と、英語のカタログのQuantum X Pro(クァンタムXプロ)のスピード、スピン性能が同値であるため、Evolution MX-Pのみプロットしています。上記図でQuantum X Proは日本語のカタログのものになります。

 サイトによっては「10+」のような表現を使っているものもありますが、三桁の数値で評価されているものを採用しました。実際のスピン性能は柔らかいラバーの方が高いとしているようですね。5Q VIPもスピードというよりも回転性能が高いとされているラバーになっています。

5Q VIPの貼りと重量

 いつものようにZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼りました。

 ラバーは四角ではなく、ひし形のような形のラバーでした。これは驚きで印象的でしたね。

5Q VIP(ファイブキューヴィップ)
 回転系テンション OFF
・Sponge Thickness:1.7/1.9/2.1 mm
・Speed:110
・Spin:118
・Control:90
・Sponge硬度:45°
・7,200円 + 税
・72 g(切断前) → 50 g(張継科ZLCに貼って)

 硬度のわりに重かったですね汗。

5Q VIPの3つの特徴

 驚くような性能ではありませんでしたが、玄人好みの非常に良いラバーでした。様々な中間硬度のラバーが販売されていますが、トップ選手レベルでも合格の出せるボールの質が得られるのに、扱いやすいラバーとしては、かなりありだと思いました。見直されても良いと思いますね!

柔らかいのにボールの質が高い!

 5Q VIPはやはり柔らかいのですが、そのボールは非常に質が高いと思いました。フォアで使ったときのサーブ、ドライブに違和感はなくループドライブも深いのに弧線の低いドライブが打ててとても扱いやすいと感じました。柔らかさに慣れが必要と感じたのは上回転のラリー時で、弧線が上に上がるラバーではないので思ったよりネットミスが多かったです。柔らかいとポヨンと勝手に弾んでしまう印象がありましたが、むしろこのラバーは柔らかいのにおさまりが良く、思い切りドライブをかけても飛距離がでないのでおさまりやすくて良いと感じました!ミディアム硬度で、同じスポンジ硬度のRhyzer Pro 45(ライザープロ45)と比較しても、シートが硬いためかそこまで柔らかいラバーという感じではなく、Tenergy 05(テナジー05)とTenergy 05 FX(テナジー05FX)の間のような硬さ、打球感と球質と感じました。

緩急がつけやすい!

 特にフォアで使ったときに感じたのですが、非常に緩急がつけやすいと感じました。ボールをつかんで放すというイメージで打てる感じが確かにあり、上回転のラリーにおいても、ループドライブのように遅くて低い質の高いドライブが打てそうなコントロールの制度があったと感じました。一方で柔らかいのでスピードドライブも打ちやすくまさに緩急自在、玄人好みの性能でした!

バックハンドでも十分に使える!

 特に好印象だったのが、対下回転に対するバックハンドドライブで、ぶつかってしまってこすり上げることができない、ということはほとんどなかったです。しっかりドライブをかけることができますので、ミスした理由が不明瞭なものが激減すると思います。また中陣からバックハンドでドライブをかけられなくてもボールを乗せて飛ばすことも容易でこういった使い方もあるのかと、教えてくれました。ボールをつかんで放す、と聞くとドライブをかけるときの球持ちのことを想像しがちだと思うのですが、ドライブだけじゃなくてツッツキやフリック、中陣からのフィッシュや乗せ打ちなどでも、高い球持ちを感じさせる、その球持ちが扱いやすさとなって、バックハンドでも高い扱いやすさを発揮することを教えてくれました。

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 特に違和感ありませんでした。

ロングボールやラリーでのドライブ
 飛距離が出にくいと感じましたが、個人的には飛距離が出てしまうラバーよりも出にくいラバーの方が好みです。そのため上回転のラリーでも緩急自在でとても好印象でした。

面を開いたドライブ
 少しくい込みすぎてしまう感じがありましたが、くい込ませても球持ちを感じるのでコントロールしやすかったです。スピードは少し遅いかもしれません。

対下回転に対するループドライブ
 質の高い低くループドライブが非常にやりやすかったです!これは武器になりますね。

対下回転に対するスピードドライブ
 柔らかい分、少し回転量は少ないと感じました。

カーブ/シュートドライブ

ブロック
 柔らかいので、スマッシュなどのミート系のボールはブロックしやすいですが、回転量のあるドライブは少し回転の影響を受けやすかったです。

カウンタードライブ
 上述にもあるように回転の影響を受けやすかったです。

ストップ
 球をもつので止めやすかったです。切れている感じはないです。

ツッツキ
 少しすべりやすかったです。

フォアフリック

フォアサーブ
 しっかり切ることができて良かったです。好感触でした!

バックハンド系

軽打
 弧線を描きやすかったです。始動が遅れても球を持つので間に合う感じがありました。

ロングボールやラリーでのドライブ
 球の質は少し低そうでしたが、非常にコントロールしやすくて扱いやすかったです。

対下回転に対するループドライブ
 やりやすかったです。アウターZLCでもこの球持ちですので、初中級者の方のラバーにも良いように思いました。少し価格が高いですが。

対下回転に対するスピードドライブ
 弾む過ぎないのでおさまりました。少しスピードは遅いですかね。

カーブ/シュートドライブ

ブロック
 ミート系のボールに対しては、入れやすかったですけど回転の影響は受けやすかったです。

カウンタードライブ
 少し影響を受けるので、しっかり体を使って入れてあげないと安定しませんでした。

ストップ
 止めやすかったです。柔らかいから弾むという感じではありませんでした。このあたりも好印象でした。

ツッツキ
 低く入りやすいですね。切れてはいないと思います。

チキータ
 弾みにくいので思い切り回転をかけにいけました。

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Tenergy 80 >5Q VIP > Tenergy 64

回転のかけやすさ
 Tenergy 05 FX > 5Q VIP > Rasanter R48

スピード
 Tenergy 05 > 5Q VIP > Hurricane NEO III

雑感 2021/1/21

2021年新商品情報が展開され始めました!

 昨日Butterfly(バタフライ)さんのホームページが更新され3月以降販売となる新製品の情報がアップデートされましたね!バタフライさんの製品はみんな大注目のようでSNS上でのツイートやコメントが多かった印象です。バタフライさんの新商品の個人的な注目は

・Tenergy 19(テナジー19)
・Ovtcharov Inner Force ALC(オフチャロフインナーフォースALC)

の2つになりますね。テナジー19はkatsuo000が何かここで書かなくても粒形状が異なるという点で注目です。使ってみないと何とも言えませんが、コンセプトはわかりやすいように感じました。Tenergy 05(テナジー05)との比較がポイントになると思います。個人的に注目はオフチャロフインナーフォースALCです。こちら、板厚が6.2 mmと今までのインナーALCより0.2 mmも厚いんですよね。威力は出しやすそうですが、その分少し飛距離が出やすそうな気もします。そのあたりが気になりますね。

 続いて、卓球王国2021年3月号にはTIBHAR(ティバー)さんから

・Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)

の販売広告が入っていました。DはDynamic(ダイナミック)のDでMX-PのパワーとMX-Sのスピンの両方をあわせたようなコンセプトのようですね。価格は6,500円+税とEvolutionシリーズより500円高くなっていますね。これはまた話題になりそうですね~。

 Nittaku(日本卓球、ニッタク)さんも新製品のラケットが出るのではないかと想像しています。早田ひな選手が新ラケットだったらしいので。卓球王国2021年4月号には全日本選手権ランカーの用具情報が掲載されることを楽しみにしたいですね~。

いや~今年も始まりました!katsuo000もたくさん試打していこうと思います!

雑感 2021/1/19

及川選手、優勝おめでとう!

 今年の全日本選手権大会も連日素晴らしい好カードばかりでどの試合を視聴するのか、迷ってしまうものばかりでした。そして、及川選手優勝おめでとうございます。あまり卓球をご覧になられない方は及川選手とは誰?というふうに聞かれたりもしました。しかしながら及川選手は個人的には超実績ありで張本選手に勝利したことも納得でしたし優勝もあるとは想像しておりました。及川選手は昨年の全日本選手権では、ダブルス優勝、2018年の全日本大学総合選手権でも優勝と、タイトルはしっかり取られていますね。しかもドイツリーグではありますが、皇帝Timo Boll(ティモボル)選手にも勝利している数少ない日本選手の一人になるかと思います。この時点で実績は十分でしょう。
 katsuo000ごときが語るのもおこがましいですが、決勝序盤で対応できていなかった森園選手のサイドに出る順横回転サーブにも中盤から終盤でしっかり対応した高い対応能力、勝利を引き寄せたサーブの配球、読みを外すロングサーブ、張本選手にも負けない中陣バックハンドドライブ、森園選手のチキータをカウンターで打ち返すフォアのカウンタードライブと、守りの中や劣勢の中でも高い得点力が光っていたように思います。また使用用具は、現状のButterfly(バタフライ)情報では
 ラケット:アリレートカーボンシェイク
 フォア:Dignics 09C(ディグニクス09C)
 バック:Dignics 80(ディグニクス80)
これは、またまたバタフライ様の用具が売れそうですね。及川選手はかなりの用具通のようで、数年前の「ちょっとそれ貸して」でも用具マニアである話が話題として挙がっています。過去バックはDignics 05(ディグニクス05)だったと記憶していますが、昨年後半には80へ変更されていたように思いますね。バックにディグ80はツッツキ以外は非常に良くて、くい込みも良かったので改めて使用したいなーと感じました。09Cも気になってしまいましたね。

 及川選手は卓球教室「シェークハンズ」でもたくさん特集されていたように思いますのでので、気になる方は是非そちらもご覧になってみてはどうでしょうか。及川選手、石川かすみ選手のベンチコーチに入ったキュウケンシン監督のキュウ卓球jpもオススメです。以前どちらも登録していたのですが、卓球You Tuberが増えた時期でYou Tubeを見るだけで余暇を浪費していたように思います。最近はYou Tubeで卓球に関する有益な動画が試合を除いて少ない気もしているので、katsuo000も改めて登録しようかなと思ってしまいました。数名で登録して内容をシェアするなどできればリーズナブルかもしれませんね。

レビュー 「卓球戦術ノート」

説明

 卓球戦術ノートとは、1975年世界選手権シングルス3位で、「ミスター・カットマン」と呼ばれ、全日本選手権で3回優勝、元全日本男子監督および近畿大学教授という経歴をもつ高島規郎(たかしま のりお)さんの人気シリーズの書物になります。今回レビューする1冊目の「卓球戦術ノート」は2001年に刊行された、この本のシリーズの1冊目になります。この本のポイントは下記になると思います。

「卓球戦術ノート」の要点

戦型別の戦術

 katsuo000が特に興味深く読ませてもらう一番の理由は、戦型別の戦術について具体的に述べられている点です。戦型が明確になると、具体性があがり、一定の理解納得が進むため非常に参考になりますね。ただし、この本は2001年の書物ということで、チキータはまだ普及しておらずその考えが欠けたものになっているのは気をつけた方がいいかもしれません。他のシリーズ本と比較すると、最も古いので、katsuo000が学生時代に指導者からよく聞かされた鉄則や考え方が多いように感じられました。

 どのスポーツも同じだと思いますが、トレンドがあり新しい理論や考え方が常に生まれては消えています。プラボールになって、再度フォアハンドの威力は見直されてきているようにも思いますので、フォアハンド主戦の昔の考え方に触れるには非常に良い本となっていると思います!

40 mmボール移行後の書物

 2000年ごろは卓球のルールにおいて大きな変化のあったころになります。本書物は38 mmボールではなく、40 mmボール移行後の書物として書かれていて、現代卓球にも通じる部分があるといえるでしょう!ただし、プラボールではなくセルボールであることはお忘れなく。

11点制へ移行後の書物

 ボールと同じく大きなルール変化として、1セット21点制から11点制へ移行しました。変更後の日は浅かったと思いますが、11点制への考えが記載されているのは興味深いですね。

レビュー

章構成とページ数
 第1章 「戦術」とは何か:59 P
 第2章 勝つための戦い方 スコア・マネジメント:54 P
 第3章 戦型別の基本戦術:55 P
 第4章 メンタルが支える戦術:59 P
 第5章 40 mmボール時代を勝ち抜くには:42 P
  全279 P

図解
 トップ選手の写真が多数使用されている。具体的な図解は、「オーバーミスを減らして試合で勝つ」という項で使用されています。それ以外は基本的には文章による読み物になります。

感想
 どちらかといえば精神論や根性論、心の持ち方や、トップアスリートの感覚や非言語的なもの、逸話などを軸に記述されていると思います。この後の本シリーズは、具体性があがり非常に有益な考えが多数書かれていますので、即効性を求めるのであれば、そちらをオススメします。高島さんの考え方や人となりを感じつつ卓球について長く考える、また卓球指導者としての広さ深さを身につけるために、手に取ることをオススメします。

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雑感 2021/1/15

全日本選手権が熱いですね!今日はいよいよ、ベスト8がそろいます!

 やはり、全日本選手権は熱いですね!SNSで情報の拡散も早く、この季節は携帯電話の充電の減りが早いと感じます。選手の皆さん、コロナ禍の中、本当にどうもありがとう!

少し暖かくなりましたが、それでも寒さは続くので次の試打も

 柔らかめのラバーを試打していきたいと思っています。勢いで買ってしまって正直少し後悔しているTIBHAR(ティバー)さんの5Q VIPやEvolution EL-S、RozenaやTenergy 05 FXあたりを試打していきたいと思っていますね。やはり寒いので柔らかいラバーの方がこの季節は使いやすいです。最近あたり続きで、1つ目がRakza Xで、本当に良かったです。残念ながら個体差が大きめのようで、ラバー購入は重量指定(できれば硬度も)すべきと感じていますが、それでもかなり良いラバーですね。2つ目はVega Xでこちらもめちゃめちゃバックにフィットする最高のラバーでした。Rakza Xよりも安いのも魅力です。改めてRozenaやTenergy 05 FXがどのように感じるか楽しみですね~。

最近娘とピンポンできてません。。。

 「ピンポンしよ~」と誘っても、「したい」といいながら、ラケットは握らずボールを投げてバラまくことしかしてくれません。なかなか難しいですね~。何とかしてはまってくれたら嬉しいのですが辛抱強く頑張りたいと思います!