雑感2021/1/6

久々のZhang Jike ZLC(張継科ZLC)

 レビューをするために張継科ZLCを使いました。やはりこのラケットはボールが速いですね。相手が上手になればなるほど返球も速くて追いつけません汗。Stradivarius(ストラディヴァリウス)と比べても返りが早いと感じてしまいました。いいラケットではありますが、この辺りが短所なのかもしれませんね。現状ストラディヴァリウスにも課題を感じており、今後添え板の影響について吟味していこうとは思っている次第です。ラケットのついて語れるようになったのは成長なのかもしれません汗。

ドイツ製ラバーについて感じること

 ドイツ製ラバーについて最近期待感が落ちてきています。これは個人的な見解ではありますので、自分だけの状況だと思いますが、ドイツ製ラバーはいいラバーですが無二のラバーが少ない気がしてきています。コスパと性能面でRakza X(ラクザX)と出会ったことも大きいですね。ラクザXより安くて扱いやすいラバーというのもなかなか無いと思います。あとはドイツ製ではありますが日本メーカー販売のFastarc G-1(ファスタークG-1)やV>15 Extraのような、扱いにくさはあるものの無二のラバーへ移行するかどうかですね。それなら日本製ですがQ5やQ4もいいよなーなんて思ってしまいます。コストも考えるとまずはラクザXを使いこなすことを目指そうと結論が出やすく、今後のラバーレビューはどうしても辛口につけてしまいそうです。回転量が期待できるandro(アンドロ)さんの新作ラバーが出たら使いたいですね!

レビュー Stradivarius(ストラディヴァリウス)

説明

 Stradivarius(ストラディヴァリウス)XIOM(エクシオン)のラケットになります。名前の由来について、メーカーパンフレットに記載はありません。おそらく、最も高価といわれる楽器バイオリンの名前で、ストラディヴァリさんが作ったバイオリン、ストラディヴァリウスからつけられていると思われます。何故ストラディヴァリウスという名前をつけたのか、ここからはkatsuo000の勝手な憶測にはなりますが、記述させていただきますね。お付き合いくださる方、ありがとうございます。
 楽器バイオリンで有名なストラディヴァリウスとは、1億円以上するバイオリンの総称で、ストラディヴァリさんが作成したバイオリンです。ストラディヴァリさんは、17~18世紀の方で、その頃に1000本程度の楽器バイオリンを作成しました。その音色が極めて優れているため、200年以上たった現在でもプロ中のプロバイオリニストが使用するのがストラディヴァリウスという超高級な楽器バイオリンになります。200年以上前に、既に楽器バイオリンの形と音色は出来上がっていたわけですね。この話を、卓球界における名ラケット、Butterfly(バタフライ)さんのVISCARIA(ビスカリア)にみたて、ビスカリアと類似のラケットであることを暗に示唆する意味でストラディヴァリウスという名前をつけてあるのだと勝手にkatsuo000は想像しています。
 確認できるXIOMさんのラケット、ストラディヴァリウスの仕様は次のようになります。

Stradivarius(ストラディヴァリウス)
・5+2 Outer Aramid Carbon(アラミドカーボン)
・ブレード厚さ:5.7 mm
・上板:Koto(コト)材

一方、ビスカリアの仕様は次のようになります。

VISCARIA(ビスカリア)
・5+2 Outer Arylate Carbon(ALC, アリレートカーボン)
・ブレード厚さ:5.8 mm

今後ラケットのレビューを書いていくにあたり、板構成の話をしますが、確証がない情報と確証のある情報を明らかにしていきたいと考えております。上記はメーカー公表情報になりますね。下記よりkatsuo000がググって得られた不確かな情報を交えてストラディヴァリウスについて説明していきます。

 海外サイトまで含めると木材構成について次のような情報を得られました。
・Stradivarius: Koto (1,7)/Aramid C (2,6)/Ayous (3,5)/Kiri (4=center)
・VISCARIA: Koto (1,7)/ALC (2,6)/Limba (3,5)/Kiri (4=center)
 上記のように赤字部分が異なっているようです。一般的に、アラミドカーボンは廉価版アリレートカーボン(ALC)のようで、卓球王国さんでもバタフライさんのALCラケットと類似のラケットを他メーカーで探すとアラミドカーボンラケットがよく紹介されています。もちろん、アラミドカーボンとALCを比較試打して打球感がどこまで同じかkatsuo000も検証できているわけではありませんが、とりあえず、大きな差はなしと考えています。一方明らかに異なる材料としては添板の木材で、Ayous(アユース)とLimba(リンバ)のようですね。katsuo000としてはこの添板が異なるために、差として表れていると想像しております。なお、本レビューは、最近手に入れたZhang Jike ALC(張継科ALC)との比較になっていきます。

性能表

 明確な性能表がXIOMより公表されているわけではありません。現状、板厚のみの情報になりますね。

Stradivarius(ストラディヴァリウス)
・5+2 Outer Aramid Carbon(アラミドカーボン)
・ブレード厚さ:5.7 mm
・上板:Koto(コト)材
・重量:88 g
Zhang Jike ALC(張継科ALC)
・5+2 Outer Arylate Carbon(ALC, アリレートカーボン)
・ブレード厚さ:5.8 mm
・重量:88 g

Stradivariusの特徴

打球感は張継科ALCやティモボルスピリットとほぼ同じ!

 弧線の出方や弾みなど諸々含めて、極めて張継科ALCやティモボルスピリットに似ているラケットでした。バタフライのラケットと比較すると非常にリーズナブルに購入できたので非常に気に入りましたね。昨年メインで使用していたZhang Jike ZLC(張継科ZLC)と比較しても非常に弧線を描きやすく球持ちを感じやすく、それでいてアウターカーボンのスピードも健在であり確かに非常にバランスの良いラケットであると実感しました!

重心はグリップ重心で、張継科モデルと類似

 また購入しないとわからない点として、重心の話があります。握ったり使用した印象としてこのラケットはグリップ重心のラケットであると感じました。ティモボルスピリットは明らかに先端重心のラケットで、一方で張継科モデルのラケットは基本的にはグリップ重心のラケット設計をされているようです。今回のこのストラディヴァリウスはティモボルモデルのラケットではなく、どちらかというと張継科モデルに近いラケットであると言い切れるでしょう。そのため、フォアとバックの切り替えしがしやすく、またバックハンドの振りぬきもしやすいと感じます。またグリップ重心のラケットは実際のラケット重量よりも軽く感じやすく、このラケットも漏れなく軽いと感じやすかったです!この点も非常に気に入った点になりますね。

張継科ALCよりも剛性が低い(と感じた)

 これは張継科ALCとの比較になりますが、少し板の剛性が低いと感じました。その要因はおそらく、板厚よりは添え板のアユースとリンバとの違いではないかと想像しています。木材も生き物ですのでkatsuo000が所有するそれぞれのラケットの特徴が下記に完全にあてはまると保証はできませんが若干アユースよりもリンバの方が密度が大きく剛性を感じやすいのではないかと想像しております。

Ayous(アユース)
 Density(密度) = 0.38 g cm-3
 Monnin Hardness = 1.1
 Compressive Strength = 30 MPa
 Bending Strength = 52 MPa
 Stiffness:7260 MPa
Limba(リンバ)
 Density(密度) = 0.45 - 0.65 g cm-3
 Monnin Hardness = 2.4
 Compressive Strength = 47 MPa
 Bending Strength = 86 MPa
 Stiffness:10490 MPa

 特に差を感じやすかったのが強打時で面を開いて、思い切りボールを打ったとき、カンとカーボンのような硬い素材にあたっている感じが、ストラディヴァリウスだと少し弱いと感じやすかったですね。したがって、フォアドライブで安定感を求めると、思ったより回転がかかっておらず威力が出なかったり、入れに行くループドライブですら芯を感じづらく回転が弱く、想像以上にボールがすっぽ抜けるようなオーバーミスが多かったです。それならばと思い切りぶつけに行くと流石にネットを超えず、少し慣れが必要と感じました。
 一方でブロックやバックハンドは押されにくく、ツッツキやストップもやりやすかったです。全体的に安定感があって、球持ちを強く感じやすい構成になっていると思います!

おすすめのラバー組み合わせ(あくまでも個人の感想)

フォアラバー

 剛性が少し感じにくいので、ラバーは硬めのものをあわせても良いと感じました。例えばRasanter R53(ラザンターR53)や粘着ラバーや粘着テンションラバーもいけると思います。逆に柔らかくて弾むラバーは相性がわるいと思います。XIOM(エクシオン)のラバーを考えると重くて硬いラバーが多いですので、相性が良いと想像します。

バックラバー

 バックはスピン系テンションラバーでも良いと思いますが、スピードを出しづらいと思いますのでスピン系テンションの中でも、スピード性能の高いラバー、例えばTenergy(テナジー)シリーズでも05よりは64や80系が良いと思いました。やはりこの特徴を持つラバーは、XIOM(エクシオン)さんのVega(ヴェガ)シリーズやOmega VII Pro(オメガ7プロ)などがあうのではないかと思いますね。

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打

ロングボールやラリーでのドライブ

面を開いたドライブ

対下回転に対するループドライブ

対下回転に対するスピードドライブ

カーブ/シュートドライブ

ブロック

カウンタードライブ

ストップ

ツッツキ

フォアフリック

バックハンド系

軽打

ロングボールやラリーでのドライブ

対下回転に対するループドライブ 

対下回転に対するスピードドライブ

カーブ/シュートドライブ

ブロック

カウンタードライブ

ストップ

ツッツキ

チキータ

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転
 張継科ALC > Stradivarius > 水谷隼ZLC

回転のかけやすさ
 合板系 > Stradivarius > 張継科ZLC

スピード
 張継科ZLC > 張継科ALC > Stradivarius > 合板系

飛距離
 水谷隼ZLC > Stradivarius > 張継科ALC

Review Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term

Explanation

In this page, Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term is reviewed. katsuo000 was used Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term in forehand side rubber for several periods. It should be noted that, this review was using Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term pasted with general water-based glues (without organic-based speed glue, such as Booster, which is prohibited in Japan).
A big Chinese sports maker, Double Happiness Shanghai (DHS) sells Hurricane NEO III and lots of top Chinese players use rubbers produced by DHS. When talking about Chinese table tennis, we don’t avoid about Hurricane, which is representative a tacky rubber. DHS sells two kinds of tacky rubbers, which are Hurricane and Sky Line. Sky Line is used by penholder drive type players such as Xu Xin. On the other hand, shake hand drive type players use Hurricane. There are several kinds of rubbers named Hurricane, thus, a little very confusing. Therefore, let me explain kinds of Hurricane.

Hurricane made by Nittaku

Chinese Top Players use Hurricane by DHS, however, tacky rubbers named Hurricane are also sold by Nittaku in Japan. Name are the same, but, the performance of them are very different at all, I guess.

Below are line up of Hurricane by Nittaku on 2020.

・Nittaku Hurricane II
・Nittaku Hurricane III
・Hurricane Pro II
・Hurricane Pro III
・Hurricane NEO III
・Hurricane Pro III Turbo Orange
・Hurricane Pro II Turbo Blue

7 kinds of Hurricane are sold by Nittaku. We select color (red / black) of sheet and thickness of sponge in Hurricane by Nittaku. Hurricane by Nittaku are composed from tacky sheet made in China and sponge made in Japan. The sponge made in Japan are softer, thus, Hurricane by Nittaku are tending to be better to control. If katsuo000 need to select Hurricane by Nittaku, Hurricane Pro series, which possess hard sponge and very tacky, are expected to recommend. Hurricane Pro series such as Hurricane Pro II and Hurricane Pro III are close to Chinese tacky rubbers with low bounce and heavy weight for raging drives. Moreover, katsuo000 suggested that Hurricane by Nittaku are heavier than that by DHS.

Hurricane Pro III Turbo Blue and Hurricane Pro III Turbo Orange show the same speed and spin numbers.

Let’s get back to Hurricane NEO III by DHS.

Hurricane made by DHS

Below are line up of Hurricane by DHS.

・Hurricane II
・Hurricane III
・Hurricane III-50
・Hurricane 8
・Hurricane NEO II
・Hurricane NEO III

6 kinds of Hurricane are sold by DHS. So, rubber named ‘Hurricane NEO III blue sponge‘ are one of ‘Hurricane NEO III‘s. In addition, classes of rubbers are also existing in DHS. Classes are ‘for General use‘, ‘for Ministry Term‘, and ‘for National Term’. These are not ‘Blue sponge‘ type in ‘for general use’. There are ‘Blue sponge‘ type only in ‘for Ministry Term‘ and ‘for National Term‘. Moreover, there are ‘White sponge‘ type only in ‘for National Term‘. Of course, we also select both thickness and stiffness of sponge in Hurricane. After here, mainly Hurricane NEO III is described.

Shape (for General, Ministry Term, National Term)

katsuo000 strongly feels important about packaged shape of Hurricane NEO III. Performance of Hurricane NEO III for Ministry / National Term are very different from Hurricane NEO III for General, and Hurricane NEO III for Ministry / National Term show better spin and bounce with feeling to grab a ball. Package shape of Hurricane NEO III for General is octagon, package shape of Hurricane NEO III for Ministry Term is hexagon, and Hurricane NEO III for National Term is rectangle. Area of rubbers is octagon < hexagon < rectangle. Below are pictures of Hurricane NEO III for referring

For General = Octagon

Hurricane NEO III for General

For Ministry Term = Hexagon

Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term

For National Term = Rectangle

Hurricane NEO III for National Term

Like pictures, package shape of rubbers are different, thus, players easily distinguish which rank (for General, Ministry Term, National Term) of Hurricane NEO III.

Sponge (Orange, White, Blue)

Orange Sponge

At first, standard sponge for Hurricane NEO III is orange sponge. From for General to National Term, there are orange sponge in all rank of rubbers. Players, who try to use Hurricane NEO III for the first time, probably use Hurricane NEO III with orange sponge. This orange sponge is a little hard, similar to iron and not so feel to grab a ball. katsuo000 suggested especially, top spin drive is often raging, thus Hurricane NEO III by DHS is completely different comparing to Hurricane by Nittaku.

White Sponge

katsuo000 doesn’t know about Hurricane NEO III with white sponge. This Hurricane NEO III with white sponge is very rare and for use in back side rubber with very soft sponge. Ma long may use this type of rubber his back side rubber.

Blue Sponge

Blue sponge Hurricane NEO III is existing for Ministry Term and National Term. Sheet color of rubber is only black. This is said to be that red sheet put on blue sponge, red sheet is transparent becoming not red rubber, thus there’re no red sheet on blue sponge in DHS. Almost all top Chinese players use blue sponge rubber on their fore side. So top players use this special Hurricane with blue sponge. Hurricane NEO III with blue sponge is easier to grab a ball letting feel better control with arc by swing, comparing to orange sponge even the same sponge stiffness. Therefore, Hurricane NEO III with blue sponge are often used in fore side rubber.

Stiffness and Thickness of Sponge

Sponge Stiffness

Currently players select sponge stiffness of rubbers. For example, in Tenergy 05 by Butterfly there are 3 stiffness of sponge, Tenergy 05, Tenergy 05 FX, and Tenergy 05 Hard. Both speed and spin performances are the same, but the stiffness are different. Spin amount, controllability, speed are also different. In Tenergy 05, we select 3 stiffness. On the other hand, in Hurricane NEO III by DHS, we select more stiffness.
In Hurricane NEO III for General, we select 39, 40, and 41 stiffness. But, searching widely and deeply, we find Hurricane NEO III with from 35 to 42 stiffness. Changing 1 stiffness, 7 kinds of stiffness is existing!

Sponge Thickness

In Hurricane NEO III, we select 2.20 mm, 2.15 mm, and 2.10 mm.

Price and others

Talking about price of Hurricane NEO III, Hurricane NEO III for General is about 3,000 yen is web site. Hurricane NEO III for General shows often raging drive comparing to Hurricane by Nittaku, but sponge is very hard, thus not easy to control and flying distance is short. On the other hand, price of Hurricane NEO III for Ministry / National Term is very high. Hurricane NEO III for Ministry Term is about 5,000 – 6,000 yen, Hurricane NEO III for National Term is about 8,000 yen. Hurricane NEO III for Ministry / National Term is very easy to grab a ball and easier to control. In addition, Hurricane NEO III for Ministry / National Term with blue sponge shows more expensive but much easier to control. katsuo000 think top Chinese players maybe carry out pre- (and/or post-) processing into Hurricane NEO III for National Term.

*Specification of Top Players

katsuo000 found Hurricane NEO III for National Term specified for Ma Long and Fan Zhendong.
Hurricane NEO III for National Term with Blue Sponge, Black, 42, 2.10 mm
Hurricane NEO III for National Term, Red, 37, 2.10 mm
Hurricane NEO III for National Term with Blue Sponge, Black, 41.5, 2.10 mm
All Hurricane NEO III specified for top players possess 2.10 mm thickness, which means pre- and/or post- processing is carried out. Price was about 15,000 yen!

Fake of Hurricane NEO III for Ministry / National Term

There are fake of Hurricane NEO III for Ministry / National Term. One of method to judge fake or not is using anti-counterfeit seal. katsuo000 suggest that it’s better to buy packaged rubber because Hurricane NEO III for Ministry / National Term is pre-processing before forwarding. Below is checking page of serial number by DHS.

http://www.dhs-sports.com/search.shtml

Jump to serial number for DHS site

After buying, we can check Hurricane NEO III for Ministry / National Term by serial number. After click, we find 2 type of expressions. Off course, this check doesn’t guarantee completely, but, it will be a relief.

Judge to Fake

Judge to Genuine

katsuo000 recommend to beginner not to buy just with interest.

Summary of Hurricane NEO III by DHS

There’re 6 kinds of Hurricane by DHS.

・Hurricane II
・Hurricane III
・Hurricane III-50
・Hurricane 8
・Hurricane NEO II
・Hurricane NEO III

In each of Hurricane by DHS, there’re lots of kinds below.
3 Ranks (for National /Ministry Term, General)
3 Sponges (Orange, White, Blue)
7 Stiffness (35 – 42)
3 Thickness (2.10, 2.15, 2.20 mm)
There’re 6 × 1(or 2 or 3)× 2(or 3)× 7 × 3 = 378 selections.

Maybe, DHS change specifications for each players. DHS offers lots of selections. This may be Players First mind. Finally, katsuo000 makes a comment.

・Hurricane II: Strongly tacky. not so bounce
・Hurricane III: Slightly tacky. Standard.
・Hurricane III-50: Slightly tacky.
・Hurricane 8: Slightly tacky. Slightly tensioned. Bounce.
・Hurricane NEO II: Strongly tacky. pre-processing.
・Hurricane NEO III: Slightly tacky. pre-processing.

Top Japanese Players using Hurricane by DHS

Currently, not all top Chinese players but also top Japanese players use Hurricane Blue Sponge! Yuya Oshima (just a small period, now he use Tenergy 05 Hard), who won second prize of men’s doubles in World Table Tennis 2017, used Hurricane Blue Sponge. Kasumi Ishikawa and Hina Hayata, who won all Japan table tennis champion ship, are now use Hurricane Blue Sponge by DHS on their fore hand side. Moreover, it tends to increase Japanese women players who use Hurricane by DHS (I’m not sure Blue Sponge or not). For instance, chopper players such as Honoka Hashimoto and Hitomi Sato are use Hurricane By DHS. Saki Shibata and Satsuki Odo, who are drive type players belonged to Shitennoji High School, are also use Hurricane by DHS. Top players tend to use Hurricane by DHS (not by Nittaku).

Comparison of Hurricane by Nittaku and by DHS

katsuo000 felt Hurricane by Nittaku are higher bounce than Hurricane by DHS, because of softer sponge than Hurricane by DHS sponge made in China. Moreover, Hurricane by DHS is not so bounce anyway in good or bad way. Thus, using Hurricane by DHS, even in receive, we hit top spin drive with all our power. Of course, using outer carbon such as Timo Boll Spirit (5 play woods with 2 outer arylate carbon and blade thickness is 5.8 mm), power drives with Hurricane by DHS often hit the net during even up rotation rallies. It’s necessary for using Hurricane by DHS to rub up the ball. However, even in up rotation rallies, drive with Hurricane by DHS often possess highest spin amount such as slow-top-spin-loop drive against back rotation. Then change into Hurricane Blue Sponge by DHS, katsuo000 loved to use Hurricane Blue Sponge by DHS for a year because of softer feeling to hit a ball. katsuo000 felt to use Hurricane Blue Sponge by DHS not only with similarity to spin tension type rubbers, but also with enough spin amount in serve and raging drives. In addition to the performance and utility of Hurricane Blue Sponge by DHS, storage the Hurricane by DHS with TSP tacky sheet enables to prolong the life span of rubbers. Characteristic performance of Hurricane Blue Sponge by DHS is compatibility of both highest spin amounts by Chinese tacky-sheeted rubbers with enough speed by hitting with power.

katsuo000 use Hurricane by DHS with blades below:
Zhang Jike ZLC (5 play woods + 2 outer zylon carbon with blade thickness: 5.5 mm)
Timo Boll Spirit
(5 play woods + 2 outer arylate carbon with blade thickness: 5.8 mm)
Mizutani Jun ZLC
(5 play woods + 2 outer zylon carbon with blade thickness: 5.7 mm)
Mizutani Jun SuperZLC
(5 play woods + 2 outer super zylon carbon with blade thickness: 5.8 mm)
Fortius FT ver. D
(7 play woods + 2 outer polyester fiber with blade thickness: 6.4 mm)
Fortius FT
(7 play woods with blade thickness: 6.4 mm)
Virtuoso+
(5 play woods with blade thickness: 5.8 mm)
Ultimate Carbon
(4 play woods + 3 inner carbon with blade thickness: 5.7 mm)
Sardius
(3 play woods + 2 Tamca 5000 Carbon with blade thickness: 7.2 mm)

The weight of Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term (sponge was 2.15 mm with 40 stiffness) after cut (without post processing) was about 47 g. This weight was lighter than other Chinese-tacky rubbers. Some players prefer to use heavy tacky rubbers because their higher bounce. Anyway, this lighter weight (below 50 g) of Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term was one of characteristics.

3 Points of Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term

Best Gear for Raging Drive with Sinking Down!

Characteristic of Hurricane is topspin drive with Raging and Sinking Down! This by only Hurricane. Players, who use Hurricane, love the raging topspin drives. Using and using Hurricane with harder and harder sponge, you control the raging topspin drives. Raging drive by Hurricane is accelerating speed with sinking down after bouncing the table, which is very different from other hard rubbers. For example, Raging drive by Tenergy and Dignics is hopping up after bouncing the table (the opposite). Anyway, raging drive by Hurricane is amazing because some of top players say they don’t want to touch the raging drive by Hurricane.

Easy to Service Ace because of Spin Amount and Speed

Second characteristic of Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term is service compatibility of high spin amount and high speed. Thus, using Hurricane, you earn small points by services. Hurricane NEO III is tacky rubber thus easy to control half long serve with high speed due to pre-processing. katsuo000 often used side and back spin serve with high speed, which seems to be knuckle ball (no rotation) but very heavy back spin.

Best Balanced Tacky Rubber with Good Touch against short ball and High Bounce from middle distance!

Third characteristic of Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term is best balance. When receiving and/or touching ball on the table, it’s easy to control stop and push. Moreover, during up rotation rallies, it’s enough bounce for speed drive. Tacky rubbers tend to be more difficult to control speed drive than spin tension type rubbers. Using tacky rubbers, katsuo000 often open blade face to utilize bending of rubber and blade, then, hit a ball with all power sequentially making spin and arc by follow through, finally, katsuo000 enable speed drive. After understanding this way for speed drive, katsuo000 control speed drive with ignoring the spin amount and height of ball. It’s advantage to use tacky rubbers for ignoring not only spin amount but also height of ball. These points enable killing speed drives. katsuo000 felt easy speed drives because of Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term. Of course, it’s necessary for using Hurricane to hit with more power and stronger touch, however, katsuo000 felt possible intense speed rallies against spin tension rubbers. katsuo000 felt impossible rallies by using Hurricane NEO III for General. Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term possess wider territory, which is one of characteristics.

Review of Every Technique

Fore Hand Series

Light hitting
Firstly, it’s not so bounce. The sounds little bit cute. Blue sponge is feeling better touch, however, in comparison, lower bounce than spin type tension rubbers.

Drive during Rally
Drives with light hitting are normal drive. Drives with powerful hitting become raging drive ball. katsuo000 felt it’s better to seek raging ball not speed.

Top Spin Slow Drive against back spin ball
katsuo000 often depend on this type drive for earning points. katsuo000 felt high quality of top spin drive with Zhang Jike ZLC and Hurricane NEO III Blue Sponge for Ministry Term.

Speed Drive against back spin ball
If you control face-opened drive, you probably hit good speed drive. Swing of drive are different from each other. Drive ball also affected by swings. This rubber is attractive because swings including follow through effect drive ball. It’s manual (not automatically).

Block
It’s not easy to block.

Counter-Drive
It’s easier to control counter-drive by using Hurricane NEO III Blue Sponge. katsuo000 felt stable after inviting a ball to hit a counter-drives.

Stop
It’s easy to stop outstandingly, even after vertex.

Push
It’s also easy to push similar to stop.

Serve
It’s compatible both high spin amount and speed.

Back Hand Series

katsuo000 never use Hurricane NEO III Blue Sponge for Min on back side.

Light hitting

Drive during Rally

Top Spin Slow Drive against back spin ball

Speed Drive against back spin ball

Block

Counter-Drive

Stop

Push

Chiquita

Comparing to other rubbers (Personal Impressions)

Spin Amount
Dignics 09CDignics 05 > Hurricane NEO III Blue Sponge for Min > Tenergy 05

Speed
Dignics 05 > Dignics 09C > Tenergy 05 > Hurricane NEO III Blue Sponge for Min

Control of Raging Drive
Hurricane NEO III Blue Sponge for Min > Dignics 09C > Dignics 05 > Tenergy 05

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雑感 2021/1/1

今年の卓球はコロナに負けないで!

 2021年がはじまりました。今年こそは卓球がコロナに負けないでほしいですね。昨年は世界的にも敗戦というか、なかなかNewsに乏しい1年になってしまいましたからね。少なくとも、インターハイや全中はやってほしい。学生にとってとても重要な大会ですからね。

日本卓球メーカーは老舗ばかり?

 Butterfly(バタフライ)さんが、70周年記念モデル販売すること、話題になっていますね。TSPとVICTASの統合も話題です。ニッタクもリズーカーボンが話題となっていました。ざっくり各社の創立何周年なのか、確認してみました(wikipedia参照です)。

 Butterfly(tamas): 70 周年(1950年創業)
 ミズノ(Mizuno): 114 周年(1906年創業)
 日本卓球(Nittaku): 100周年(1920年創業)
 VICTAS(ビクタス): 90周年(1931年創業)
 YASAKA(ヤサカ): 73周年(1947年創業)

ミズノが一番古いんですね。そして、今やナンバーワンをけん引するバタフライさんが一番若いんですね。これは意外でした。10年後を予想することも難しい、変化の激しい時代、この先50年100年と、各卓球メーカーは元気でいてほしいと切に願います。

今年もよろしくお願い申し上げます!

今年もkatsuo000ブログをどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

雑感 2020/12/30

ラクザXの個体差

 最近はバックラバーにラクザXを使用しています。良いラバーなのですが、最近強く個体差を感じてしまいました。パッケージを開ける前におけるラクザXの重量を計り、その中でも最も重いものを選んではりました。

↓軽くて扱いやすいと感じたラクザX

↓少々硬くて扱いにくさを感じたラクザX

 パッケージで約2g、ラバーそのものではほとんど重さはかわりませんでしたが、個体差を感じたのは事実です。なんの偏見もなく素直に感じた直観なので、もしかしたら、自分の体調の影響もあったかもしれません。ラクザXの硬くて少し扱いにくさを感じた方については、威力は高い気はするのですが、少々硬くて気持ちディグニクス05に似ているようなシートの硬さを感じています。バックはもう少し安心感を求めてライガンスピンにするか、それか背伸びをしてディグニクス05にするか迷っていますね。ぶっちゃけ、同じような打感を感じるならディグニクス05の方が慣れた時にはプラスなんですよね、何よりツッツキがかつっと切れますし。デメリットはコストと、フォアもバックも似たような打球になりやすいこと。このあたりが難しいですね。年末年始に悩んでいこうと思います。

雑感 2020/12/29

アウターALC系ラケットの違い

 アウターALC系ラケットが最近とても気になっています。近年また増えているんですよね。まとめてみました。

〇Butterfly(バタフライ)
 ・VISCARIA(ビスカリア): 5.8 mm、5+2 Outer Arylate Carbon (ALC)
 ・Timo Boll ALC(ティモボルALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC
 ・Zhang Jike ALC(張継科ALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC
 ・Lin Gaoyuang ALC(林高遠ALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC
 ・Matsudaira Kenta ALC(松平健太ALC): 5.8 mm、5+2 Outer ALC

〇Nittaku(ニッタク)
 ・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ): 5.8 mm、5+2 Outer Aramid Carbon (ADC)
 ・Tornado King Speed(トルネードキングスピード): 5.7 mm、5+2 Outer ADC

〇VICTAS(ヴィクタス)
 ・Liam Pitchford(リアムピッチフォード): 5.9 mm、5+2 Outer Z Carbon
 ・ZX-Gear Out(ゼクスギアアウト): 5.9 mm、5+2 Outer Z Carbon

〇Yasaka(ヤサカ)
 ・Alnado(アルネイド): 5.8 mm、5+2 Outer ADC

〇DONIC(ドニック)
 ・Original Ture Carbon(オリジナルトゥルーカーボン): 5.5 mm、5+2 Outer ADC

〇Joola(ヨーラ)
 ・Vyzaryz Freeze(ヴァイザリズフリーズ): 5.9 mm、5+2 Outer ALC

〇STIGA(スティガ)
 ・Dynasty Carbon(ダイナスティカーボン): 5.9 mm、5+2 Outer
 ・Carbonado 45(カーボネード45): 5.8 mm、5+2 Outer Carbon

〇TIBHAR(ティバー)
 ・Samsonov Limited Edition 25(サムソノフ25周年記念モデル): 5.8 mm, 5+2 Outer ADC

〇XIOM(エクシオン)
 ・36.5 ALX: 5.7 mm、5+2 Axylium Carbon(AXC)
 ・Stradivarius(ストラディバリウス): 5.7 mm、5+2 Outer ADC

 多いですよね。それぞれ、微妙にちがうんですよね。なお、選択した基準は、6.0 mm未満のブレード厚さで、かつトップ選手が粘着ラバーとあわせているらしいラケットも含めてピックアップしています。なので、androさんのTREIVER CO OFF/S(トレイバーシーオーオフ)のように6 mm以上のブレード厚のものはKVL(ケブラー)カーボン(アラミドの1種ケブラー繊維のカーボンなので、ADC)は除外した一方で、スティガのダイナスティカーボンやカーボネードが入ってきています。2020年発売のヨーラさんのヴァイザリスフリーズは上板リンバかつブレード厚さが5.9 mmとFreitas ALC(フレイタスALC)より若干薄いので気になったりしています。あと、ヴィクタスさんのZカーボンも、ザイロン系のカーボンのような名前ですが、ゼクシオンという繊維は液晶性アリレートという繊維のようですので、おそらくALCとザイロンカーボン(ZLC)の間くらいの硬さではないかと想像はしています。多いよね。全部比較したいけど、さすがに妻に怒られそう。。。

ストラディバリウスの打球感

 明らかにZhang Jike ZLC(張継科ZLC)と比べるとストラディバリウスはやわらかい打球感のラケットになりました。ただし、柔らかすぎて回転をかけ切れずに飛ばしてしまうときもある気がするので、もう少しぶつけつつ回転をかけられるようになれる必要性も感じつつありますね。ただ、圧倒的にボールコントロールはしやすくなったので、ラリー重視になれる気はします。完全に移行するか、悩んだりしていますね。

雑感 2020/12/28

TSPの粘着保護シート問題

 やはり、TSPの粘着保護シートは、全く同じものは廃盤のようですね。先日、卓球ショップで聞いてみたのですが、入ってこないし在庫がないことを確認いただきました汗。おそらく、今までもある程度の数が出ていたと思われますので、代替品はVICTASさんから販売されると信じたいのですが、今後どうなるのか、注目ですね。とりあえずショップで残っている粘着保護シート、購入させていただきました苦笑。

バック側のラバーでまた迷い。。。

 XIOM(エクシオン)さんのStradivarius(ストラディバリウス)使ってみました。非常に安定感が出て良かったのですが、少し扱い慣れ不足と、バック側ラバー問題を抱えそうな感じです。試しに好感触だったFastarc G-1(ファスタークG-1)をバックに使ってみたのですが、やはりドイツラバーらしさがあって、一度くい込ませてから回転をかけないとボールがドライブ回転で沈みにくいと感じました。それならRakza X(ラクザX)の方がいいかな、と思ってそちらを今後試そうかなと感じたりしています。木材合板やアウター特殊繊維ラケットほどではないですけど、バックで球持ちを感じやすくなったので、バックに安心感は感じられるようになったのですが、それでもイメージ通りのボールが打ちやすそうなラバーはラクザXか、背伸びするとDignics 05(ディグニクス05)になりますね。柔らかさをさらに求めるならRasanter R48(ラザンターR48)もありかなとは思うのですが、悩みますね。夏場はラクザX、冬はラザンターR48っていうのはありかもしれませんね。試打もしていかないといけないので、難しいです。

 今年はあと1回卓球ができる予定なので、感謝をしつつ楽しんできたいと思います!

レビュー Virtuoso+(ヴィルトーソ+)

説明

 Virtuoso+(ヴィルトゥオーソ+)は、ハンガリーのハンドメイド=手作り卓球工房OSP(オーエスピー)より販売されているラケットの1つになります。WRM(ワールドラバーマーケット)さんのYou Tubeで知り、そのままWRM経由で購入しました。
 Virtuoso+は5枚合板ラケットになりますね。木材系ラケットはそこまで長く使ったことがなかったのですが、当時は粘着ラバーを使っており、何気ない興味で購入しました。5枚合板で有名なラケットは、Butterfly(バタフライ)さんのPetr Korbel(コルベル)が有名でしょう。また最近では新規参入してくれた総合スポーツメーカーmizuno(ミズノ)さんの5枚合板も注目されています。2020年発売のAltius ST 5(アルティウスST5)や、日本リーガーの軽部隆介選手の使用するFortius FT 5(フォルティウスFT5)などが人気だと思います。それらのラケットを公表性能値で簡単に比較するのであれば、最も重要な要素は板厚と重量でしょう。木材合板系ラケットは上板にどのようなラケットを使用するかで打球感が大きく変化するので、非常に重要だと思いますが、なかなか上板の情報は得られないので今回は割愛します。

 Virtuoso+: 5.75 ± 0.05 mm / 88 g
 Petr Korbel: 5.90 mm / 94 g
 Altius ST5: 5.9 mm / 77 g
 Fortius FT5: 6.6 mm / 85 g

となります。Virtuoso+はどちらかといえば、コルベルに近いラケットと考えて良いでしょう。バタフライさんはどのように品質を維持しているかわかりませんが、平均重量94 gはさすがですね。
 一般的に木材合板系ラケットでは、重たいラケット、密度の高いラケットの方が良いと言われています。重いラケットの方が威力や飛距離が出やすいためです。日本式単板ペンラケット製造技術には、木材を圧着させて密度を上げるような技術もあると聞いたことがありますね。トップ選手も使用するといわれるコルベルは、重い重量のものを揃えているという点でさすがバタフライさんですね。
 一方、フォローしますと、アルティウスST5は初中級者をターゲットとしたラケットであり、またmizuno(ミズノ)さんの評価の高いラバー、Qシリーズは全体的に重量の重いものが多いことも考慮され、あえて軽いラケット設計となっています。またフォルティウスFT5は、もともとあった7枚合板ラケットFortius FT(フォルティウスFT)をベースにしていると思われますので、板厚の厚い設計となっていますね。

性能表

 OSPのホームページより数値を確認して作成しました。

 katsuo000が気にするのはスピード性能、スピン性能、板厚ですね。

 当然といえば当然ですが、板厚はスピード性能と相関があって、スピン性能と板厚は逆相関しますね。個人的にはカーボンや特殊素材ありのラケットは画期的なもので、板厚を薄くしながらスピード性能を高くすることが可能なまさに万能ラケットを可能とする発明だと思います。

 今回レビューするVirtuoso+はスピード性能はやや低く、OSPにおけるオーソドックスな5枚合板というラケットになりますね。

Virtuoso+の特徴

バックハンド技術は弾くようにうっても回転がよくかかる!

 一発で気に入ったのがバックハンドになります!とにかくバックハンド技術が安定しました。非常に回転がかけやすく、バック対バックなどでは、多少弾き気味に打ってもボールが安定しました。この性能は非常に好感が持てましたね。バックハンド系技術はどうしても打てる範囲が狭くなってしまうと思うのですが、バックサイドに切れたボールやバックミドルのボールでもしっかり回転をかけて安定させられる安心感があるのは、試合でも安心につながると思います。プラボールになってボールも随分遅くなりましたので、ブロッキングゲームも可能とできる高い性能だと思いました。

回転がとにかくかけやすい!

 合板系ラケットですので、当然と言えば当然ですが、とにかく回転をかけやすいです!ラケットにしなやかさとタフさがあるため、打球音はポコポコした感じですが、硬めの回転性能の高いラバーを貼っていても球持ちを感じやすく、ラバーのポテンシャルを高く発揮してくれますね!他にも5枚合板のラケットはもっていますが、ボールが軽くなりやすかったり、柔らかすぎて回転がかからなかったりすることもあります。Virtuoso+は重量もしっかりとあって、回転量と威力のあるボールが打ちやすく、また相手のボールに対しても攻撃的に回転で上書きを狙える素晴らしさがありました。非常に高い弧線を描くラケットでした。

硬いラバーと相性が良い!

 katsuo000はVirtuoso+に、粘着ラバーや硬いラバーをあわせていました。というのはVirtuoso+はラバーのポテンシャルを出しやすく、かつ柔軟さを持つラケットですので、軟テンション系ラバーはおそらく、回転性能を逆に落としてしまうようにも感じました。あわせたラバーはTenergy 05 Hard(テナジー05ハード)やDignics 05(ディグニクス05)、Hurricane NEO III Blue Sponge(キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)などになりますね。スピード性能がやはり少し低いので、スピン系テンションラバーとあわせた方が万人受けすると思います。 

おすすめのラバー組み合わせ(あくまでも個人の感想)

フォアラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

Rasanter R53(ラザンターR53)

Q5(キューファイブ)

バックラバー

Omega VII Tour(オメガ7ツアー)

Tenergy 05(テナジー05)

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打

ロングボールやラリーでのドライブ

面を開いたドライブ

対下回転に対するループドライブ

対下回転に対するスピードドライブ

カーブ/シュートドライブ

ブロック

カウンタードライブ

ストップ

ツッツキ

フォアフリック

バックハンド系

軽打

ロングボールやラリーでのドライブ

対下回転に対するループドライブ 

対下回転に対するスピードドライブ

カーブ/シュートドライブ

ブロック

カウンタードライブ

ストップ

ツッツキ

チキータ

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転

回転のかけやすさ

スピード

飛距離

雑感 2020/12/24

娘と久々に卓球!

 娘が先日「卓球ポンしよー!」と言ってくれました。最近はなんと、ラケットを握って持ち続けることができるようになったので、ラケットを狙ってボールを飛ばしてあげてはね返すことができるようになりました。はね返ったボールを見て喜んでいます。そんな娘にほっこりさせられますね。癒しです笑。

OSPラケットの新製品が気になりましたが、上板が違う。

 WRM(ワールドラバーマーケット)さんで種々ラバーやラケットを購入してきました。WRMさんの信条なのだと思うのですが、WRMさんの他で販売していない用具はとにかく扱いやすいものが多いです。過去、ハンガリーのラケット工房、OSPのVirtuoso+(ヴィルトゥーソ+)やUltimate Carbon(ウルティメイトカーボン)などを購入したことがあります。これらのラケットは非常に球持ちを感じるラケットで極めて好感触なラケット群だと思いますね。現在レビューを作成しようとしています。
 katsuo000はWRMさんの販促記事よりも、OSPの英語のホームページを足しげく訪れたりしています。OSPのホームページには各ラケットの性能表が記載されていてとても参考になりますね。そんなOSPですが、最近、アラミドカーボンラケットの販売を開始したみたいなんですよね!しかもついにアウターAramid Carbon(アラミドカーボン)のラケットも登場、販売されるようになったみたいです!インナーアラミドカーボンのVirtuoso AC(ヴィルトゥーソAC)と、アウターアラミドカーボンのMartin AC(マーティンAC)ですね!
 自分が気になっているのはやはりアウターのマーティンACですね。板厚は、VISCARIA(ビスカリア)やZhang Jike ALC(張継科ALC)と同じ、5.80 mmですよ!ささりますね!気になるのは上板ですが、Martin(マーティン)というラケットベースのようなので、写真などからおそらくリンバ(Limba)ではないかと想像します。ということは打球感的には、Freitas ALC(フレイタスALC)系のラケットのようですね。ただし板厚はフレイタスALCより薄いです。うーん、Koto(コト)材なら、英語のメールで発注を考えるのですが、今回は見送りしてます。
 ちなみにヴィルトゥーソACは、インナーアラミドカーボンですが、板厚はかなり薄く、5.65 mmですね。Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智一インナーフォース)は6.00 mmですので、かなり薄いと思いますね。板薄なので、飛距離は出にくくて扱いやすいと想像しています。気になるといえば気になりますね。一般ユーザーには圧倒的に、OSPのラケットの方が評価は高いと思います。中級者から上級者になっていくと、威力不足を感じるかもしれませんね。

Butterflyの70周年記念ラケット

 「努力 Effort」というラケットが販売のようですね。上板に木曾檜ということで、個人的に感じたのは「あ、昔の1枚単板ヒノキラケットユーザー狙い、お金を持ったシニア世代がターゲット?」です。アウターアリレートカーボンということで、昔のGaraydia ALC(ガレィディアALC)に近い打球感だとは思いますが、ガレィディアシリーズは3枚+特殊素材2枚で板厚が6.9 mmというぶっ飛び系ラケットですので、板厚が薄くなって5枚合板になって、現代的なラケットに近づいているとは思いますね。Koto(コト)材は詰まっていて硬く感じやすいですが、バタフライさんのラインナップでは、基本的にはコト材で、フレイタスALCだけがリンバということで、今回の「努力」は第3の選択肢となるのか、外野から拝見させていただくことになると思います。多分、木曽檜は高価ですので、好評となって商品化されたとしても、価格は18,000円+税よりも確実に高くなるのではないかなーと思いますが、球持ちが重要視される時代で、さらにYou Tubeなどでバズる時代ですので注目です。というのも、Nittaku(ニッタク)さんのリズーカーボン(Risoud Carbon)もTwitterなどで話題になりましたからね。

 ということで、雑感でした。

雑感 2020/12/22

Quantum X Proはやはり

 TIBHAR(ティバー)さんのQuantum X Pro(クァンタムエックスプロ)貼ってみました~!

 打球感は、思ったより硬かったです。感覚的にはEvolution MX-P(エヴォリューションMX-P)よりで、ラバーの個体差によっては、Quantum X Proの方が硬いと感じるかもと思いました。TIBHAR(ティバー)さんのラバーは、非常に打球感が良くて、Evolution MX-Pは、本ブログでもButterfly(バタフライ)さんのTenergy 05(テナジー05)に近いとレビューしてきました。Evolution MX-Pの打球感はかなりテナジー05に近く、回転性能はテナジー05に劣るもののミートや弾きやすさ、扱いやすさなどトータルバランスでは、より万人受けする性能を持つラバーだと思います。Quantum X Proのイメージとしては、MX-Pをより扱いやすく、かつコスパも良くしたイメージとなりそうですが、試打でそのあたりを確認していきたいなーと思いますね。MX-Pは定価6,000円でしたが、MX-Pと遜色なければ、5,500円のQuantum X Proはコスパ◎となりますからね!

5Q VIPも貼りました~

 TIBHAR(ティバー)さんのラバーが続きます。5Q VIPですね。5Q VIPは非常にグリップ力のあるラバーという認識で良いように思います。硬度はやや柔らかい部類の45°ですね。QuantumやMX-Pと比較したら確かに柔らかいラバーでした。こちらのラバーも試打していきたいと思います!こちらのラバーの方がより扱いやすいラバーな気がしますね。何よりEvolution(エヴォリューション)シリーズよりも高価なラバーですので、その性能には期待したいですね~。