今回のOmega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)もなのですが、アウターカーボンはやはり弾み過ぎてダメでした。非常にこのあたり繊細なのですが、水谷隼ZLCとキョウヒョウをあわせたときと同様に弾みが強く、回転がかかる前に飛び出してしまってボールが軽くなりやすいのだと思います。もしオメガVIIチャイナ影とアウターカーボンをあわせたいなら、例えばXIOM(エクシオン)さんのIce Cream AZX(アイスクリームAZX)のZ面やSTIGA(スティガ)のDynasty Carbon(ダイナスティーカーボン)ではないかと思われます。自分はちょうどインナーカーボンにはまってきていたのでちょうど良かったかもしれません。
現状めちゃめちゃ打球感の良いVirtuoso AC(ヴィルトーソAC)と、廃盤になったので購入したTornado King Power(トルネードキングパワー)があいそうですね。ヴィルトーソACはブレード面積がやや広いので、重さを感じやすいなーとも思っていたので、かなり近いブレード厚さのトルネードキングパワーはかなり良いタイミングでの購入になりました。2つのラケットのフォア面にはオメガVIIチャイナ影をテンションをかけて貼って使いこなせるかどうか検討していきたいなーと思っています。テンションをかけたので、さらに弾むようになり、回転をかけにくくなっているような気もしますし、重量が減ってスイングスピードが上がって扱いやすくなっているようにも感じている状態です。今後はバック面のラバーもグリップエンドから数mm離して貼って重量を減らす必要があるかなー。
↓ テンションかけた貼り方(吉田はり?)前
↓ テンションかけて貼った(吉田はり)後
このラバーは面白いですね。同じように重たいHurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウPro3ターボブルー)なども同じように貼った方が扱いやすいかもしれませんね。あのラバーは60 gオーバーでしたからね汗。
・Omega V Tour DF(オメガVツアーDF) オメガVIIシリーズと比較して、打球感が軽快で使いやすい上に高い回転量とグリップ力のあるラバー。回転性能は十分テナジー05なみでコスパもよく見直されてい良いラバーで、卓球王国さんでもゆうさんに特集されていた。重量の割にプラスアルファの癖や唯一無二な性能は、少し不足を感じる。 : https://katsuo000.com/review_omega_v_tour_df/
やはりオメガVIIのラバーは重いですね。過去Omega VII Hyper(オメガVIIハイパー)も試打しておりますが、ハイパーは54 gでした。そのハイパーよりもさらに重たい57 -60 g。。。これは超ヘビー級ですね。でもNittaku(ニッタク)さんのHurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウプロ3ターボブルー)の65 gほどではないのは救いでしょうか。またヴィルトーソACは標準ラケットのブレード面積より、やや広いので、重くなりやすいです。うーん、ヘビーですね。自分は200 g超えてくると、やっぱり重たいと感じますし、やはり大変さを感じます。
Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)
粘着テンション
Made in Germany
・Sponge Thickness: 2.1 mm、Max
・Speed:12.5(Vega Proを10として)(11.0、←2020年カタログより)
・Spin:17.0(Vega Proを10として)(15.5、←2020年カタログより)
・Sponge硬度:60
・7,000円 + 税
・85 g(切断前) → 57 - 60 g(ヴィルトーソAC、158 × 150 mmに貼って)
和の極み -煉-はドイツの卓球メーカーandro(アンドロ)のラケットになります。ドイツのメーカーのラケットですが今回レビューする和の極みシリーズは全てメイドインジャパン(Made in Japan)のラケットシリーズになります!木材合板系ラケットの中ではやや価格は高く、中・上級者志向のラケットシリーズになります。木材合板系ラケットで有名なメーカーは、例えば北欧Sweden(スエーデン)のSTIGA(スティガ)やNittaku(ニッタク)が挙げられると思いますが、この和の極みシリーズは十分に匹敵するラケットシリーズではないかと思います。
SWAT(スワット): 6.0 mm、158×150 mm、85 g SWAT Power(スワットパワー): 6.6 mm、158×150 mm、90 g Koki Niwa Wood(丹羽孝希ウッド): 6.5 mm、157×150 mm、90 g SK7 Classic(SK7クラシック): 6.8 mm、157×150 mm、90 g Ma Lin Extra Special(馬林エキストラスペシャル): 6.3 mm、157×151 mm、95 g Fortius FT(フォルティウスFT): 6.4 mm、158×150 mm、92 g Fortius FT RE(フォルティウスFT RE): 6.1 mm、157×149 mm、89 g Fortius FT light(フォルティウスFT light): 6.4 mm、157×149 mm、88 g Gauzy SL OFF(ゴーズィ エスエル オフ): 6.2 mm、157×150 mm、90 g CLIPPER WOOD(クリッパーウッド): 6.5 mm、157×150 mm、92 g Wa-no-kiwami Ren(和の極み -煉-): 6.7 mm、157×150 mm、82 g
andro(アンドロ)さんの看板ラバー、ラザンター!その中でもトップ選手用のラバーでドイツ基準53°とラザンターの中で最も硬い硬度を有するラバーがRasanter R53(ラザンターR53)になります。R53はEnergy Cell(エナジーセル)という最先端技術をスポンジに採用し、高い回転性能と球持ちを実現したラバーになります。キーフレーズは「ENERGY Knows No Limits! / 無限の可能性に気づくはずだ!」になります。フランスのファンタジスタ、Simon Gauzy(シモンゴーズィ)選手が両面で使用し、中国のシュシン選手に勝利しました!この事実はどんな説明よりも強力な宣伝効果があったといえるでしょう!
そしてR53と同じエナジーセル技術を採用したラバーとして、硬度を落としたRasanter R48(ラザンターR48)およびRasanter R45(ラザンターR45)がその後に発売されました。これらのラバーも評判は良く、何といっても卓球王国のゆうさんが「R48はテナジーのようなラバー」とYou tubeで述べたのは大きい宣伝効果があったと思います。実際、katsuo000も同様に感じており、R53およびR48の回転性能はテナジー05以上に容易に達していて、ドイツ製のポストテナジーラバーの中でも先んじて抜き出てきたラバーだと思います。R48とR45のキーフレーズは「For the PRO Inside You! / あなたを覚醒させる!」になります。
・Rasanter R53(ラザンターR53) 硬度計評価 shore a (sheet):34.0、 shore a (sponge):29.9 shore c (shhet):47.0、 shore c (sponge):45.3 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 4.1 ・Rasanter R48 (ラザンターR48) 硬度計評価 shore a (sheet):31.5、 shore a (sponge):25.3 shore c (shhet):39.6、 shore c (sponge):36.0 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 6.2 ・Rasanter R45 (ラザンターR45) ・Rasanter R50 (ラザンターR50) 硬度計評価 shore a (sheet):33.3、 shore a (sponge):28.3 shore c (shhet):45.4、 shore c (sponge):44.6 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.0 ・Rasanter R47 (ラザンターR47) 硬度計評価 shore a (sheet):28.4、 shore a (sponge):25.3 shore c (shhet):42.3、 shore c (sponge):40.8 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 3.1 ・Rasanter V47 (ラザンターV47) 硬度計評価 shore a (sheet):27.8、 shore a (sponge):26.3 shore c (shhet):40.3、 shore c (sponge):39.8 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.5 ・Rasanter R42 (ラザンターR42) 硬度計評価 shore a (sheet):24.3、 shore a (sponge):22.1 shore c (shhet):36.3、 shore c (sponge):34.0 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 2.2
・Tenergy 05(テナジー05) 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):26.8 shore c (shhet):44.6、 shore c (sponge):43.3 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.4
・Omega VII Tour i 50(オメガVIIツアーi50) Spin:16.00、 Speed:16.50、 スポンジ硬度:50.0 ・Omega VII Tour i 48(オメガVIIツアーi48) Spin:16.00、 Speed:16.00、 スポンジ硬度:48.0 ・Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影) Spin:17.00、 Speed:12.50、 スポンジ硬度:60.0、ラバー重量:57 g ・Omega VII China Guang(オメガVIIチャイナ光) Spin:16.00、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:55.0 ・Omega VII Hyper(オメガVIIハイパー) Spin:15.00、 Speed:14.50、 スポンジ硬度:55.0、ラバー重量:54 g ・Omega VII Tour(オメガVIIツアー) Spin:14.50、 Speed:14.50、 スポンジ硬度:55.0、ラバー重量:52 g ・Omega VII Pro(オメガVIIプロ) Spin:14.00、 Speed:14.00、 スポンジ硬度:47.5、ラバー重量:49 g ・Omega VII Euro(オメガVIIヨーロ) Spin:14.00、 Speed:13.50、 スポンジ硬度:42.5 ・Omega VII Asia(オメガVIIアジア) Spin:14.00、 Speed:14.50、 スポンジ硬度:52.5
・Tenergy 05(テナジー05) Spin:11.50、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:36(Butterfly基準)、ラバー重量:47 g
・Omega VII Tour(オメガVIIツアー) 硬度計評価 shore a (sheet):35.1、 shore a (sponge):29.9 shore c (shhet):49.2、 shore c (sponge):48.2 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.2 ・Omega VII Hyper(オメガVIIハイパー) 硬度計評価 shore a (sheet):33.9、 shore a (sponge):29.6 shore c (shhet):46.9、 shore c (sponge):46.0 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 4.3 ・Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影) 硬度計評価 shore a (sheet):33.0、 shore a (sponge):31.6 shore c (shhet):49.3、 shore c (sponge):49.1 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.4 ・Omega VII Pro(オメガVIIプロ) 硬度計評価 shore a (sheet):29.9、 shore a (sponge):22.8 shore c (shhet):39.8、 shore c (sponge):35.2 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 7.1 ・Tenergy 05(テナジー05) 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):26.8 shore c (shhet):44.6、 shore c (sponge):43.3 shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.4