銀河のラケット届きました!
銀河のラケット、Pro-13Sが届きました。アウターとインナーのラケットってどうなのか、ウキウキです。
画像わかりにくいとは思うのですが、黒い上板の方が、インナーで白い方がアウターALCという不思議なラケットです。打球感と性能、検証したいけど、まだまだ卓球ができないです。涙
銀河のラケット、Pro-13Sが届きました。アウターとインナーのラケットってどうなのか、ウキウキです。
画像わかりにくいとは思うのですが、黒い上板の方が、インナーで白い方がアウターALCという不思議なラケットです。打球感と性能、検証したいけど、まだまだ卓球ができないです。涙
ミズノは卓球業界では後発メーカーですが、シューズの勢いはものすごく、トップ選手の半数以上がミズノと契約してシューズを履いている状況です。例えば東京オリンピック2020の伊藤美誠選手や平野美宇選手はミズノと契約し、ミズノのシューズを履いて金や銀をとりました!例として、2021年1月開催の全日本選手権のランカーのうち、ミズノのシューズを履いている選手を下記に挙げてみました。
男子
準優勝 森園政崇選手 当時25歳
シューズ: ミズノ Wave Fang Pro(ウエーブファングプロ)
6位 英田理志選手 当時27歳
シューズ: ミズノ Wave Drive 8(ウエーブドライブ8)
9位 大島祐哉選手 当時25歳
シューズ: ミズノ Wave Drive EL(ウエーブドライブEL)
10位 御内健太郎選手 当時31歳
シューズ: ミズノ Wave Drive EL(ウエーブドライブEL)
14位 神巧也選手 当時27歳
シューズ: ミズノ Wave Drive NEO2(ウエーブドライブNEO2)
15位 郡山北斗選手 当時24歳
シューズ: ミズノ Wave Drive EL(ウエーブドライブEL)
女子
準優勝 伊藤美誠選手 当時20歳
シューズ: ミズノ Wave Medal SP3(ウエーブメダルSP3)
3位 早田ひな選手 当時20歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
5位 横井咲桜選手 当時16歳
シューズ: ミズノ Wave Drive 8(ウエーブドライブ8)
6位 佐藤瞳選手 当時23歳
シューズ: ミズノ Wave Medal SP(ウエーブメダルSP)
7位 平侑里香選手 当時25歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
8位 長﨑美柚選手 当時18歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
9位 大藤沙月選手 当時16歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
10位 平真由香選手 当時23歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
11位 芝田沙季選手 当時23歳
シューズ: ミズノ Wave Drive 8(ウエーブドライブ8)
12位 安藤みなみ選手 当時23歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
13位 宋恵佳選手 当時25歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
14位 平野美宇選手 当時20歳
シューズ: ミズノ Wave Medal 6(ウエーブメダル6)
15位 前田美優選手 当時24歳
シューズ: ミズノ Wave Kaiserburg RL5(ウエーブカイザーブルグRL5)
ご覧の通り、特に女子の使用率は高く、半数を超えてきていますね! katsuo000もシューズをはミズノのものを履いています。いくつもいくつも履いて比較できているわけではありませんが、ミズノのシューズを実際に履いて良かった点を挙げていきたいと思います!
先述のとおり、トップ選手の多くが使用しています。これは大きいですね!動き回る大島選手や森園選手が使用しているというのが、個人的にはポイントです。気づけば非常に多くのトップ選手がミズノのシューズを履いている状態となっていました。
社会人になって初めて買ったシューズはバタフライ製のものでしたが、正直子供っぽいデザインだなっと感じ、2足目は他のメーカーのものにしようと思って使っていましたが1年位でソールがはがれ始めました。硬いしそこまで丈夫でもないと感じましたね。
2足目に購入したのがミズノのシューズで、デザインと価格の安さで決めました。フィット感も良くて履きやすくて何より足に密着しているのに、クッション性が高くて痛くないと感じ、次もミズノにしようと思いました。丈夫でなかなか壊れたり破れたりはしないのですが、ソールのグリップが落ちてきたので変えました。3足目は、高級モデルのWave Drive Z(ウエーブドライブZ)にしたら、これがめちゃめちゃ良かったです!まずカッコイイのに、足をひとつの布で覆うような履き心地で足にはソフトに、動くときは経過にしっかり止まってくれてめちゃめちゃ良いと感じました。滑りやすい会場でもかなり活躍してくれましたね。現在4足目のWave Drive NEO 2(ウエーブドライブNEO2)です!これも非常に良くて気に入っていますね。
ミズノさんのシューズの特徴としてかっこよさがあると思ってます。特にミズノさんのシューズは白、青、赤といったベーシックな色を使っていてシンプルでかっこいいデザインになっていて好みです。正直、katsuo000はユニフォームやシューズは自分が好みのデザイン、着ていて高揚感の得られるものを優先しています。様々なメーカーのシューズを見てもここまでかっこいいデザインのシューズをラインナップしているメーカーはミズノさんだけではないでしょうか!
他のメーカー、例えばラケットとラバーで世界を席巻するバタフライさんのシューズのデザインは、katsuo000は正直好みではありません。もちろん、かっこいいデザインのシューズもありますが、丸みを持ちすぎたフォルムで、欲しいと思う種類の色が少なかったり、自分のユニフォームやラケットと同系統の色がなかったりして、欲しいと思えないんですよね。一般層だからこそ、着るものや履くものは、自分が着たい履きたいと思うものを身に着けるのが良いと考えておりますので、かっこいいデザインが多いミズノさんのシューズは、正直迷います!
2021年現在、3種類のウエーブドライブシリーズが販売されています。
katsuo000も愛用するウエーブドライブNEOは、軽量・柔軟・素足感覚がキーワードです。シューズを履いているというより、足が包まれているだけで、裸足で動いているような気にもなるシューズです。柔軟さがあって決して痛くなりませんね!値は張りますが、とてもオススメです!
ミズノシューズの中で最軽量のELシリーズになります。ウエーブドライブNEOと比較しても約35 gも軽くなっていて重量を重視するならこのシリーズがオススメですね!
柔らかさを追求したモデル。2021年は8代目のWave Drive 8(ウエーブドライブ8)になります。
ウエーブドライブシリーズは全てユニセックスで男女兼用ですが、ウエーブメダルシリーズは女性用のモデルも発売されており4種類が販売されています。クッションを高めて「安定性」をあげたシリーズで、柔らかくてブレにくく、横の動きに対するグリップが高くなっています。
BOAシステムといって、ダイヤルを回すことでミリ単位の締め付け調節ができて、調節・脱着がしやすいモデルになります。
極上のクッションを追求したモデル。
スエード素材採用で、女性用のモデル。
安定性とクッション性を兼ね備えたウエーブメダル。
軽量でワイドシリーズになります。
女性用のモデルになります。
先日2021年下期第2期(7、8、9、10、11、12月の8月)の結果がでました!今期はなんとザーシーさんと1 pt差の15 ptも投票いただきました。投票いただきました皆様、どうもありがとうございました!!
やっすんさんからコメントも入れていただき、会ったことないのですが嬉しいですね~!是非一度卓球してみたいし色々お話してみたいです。やっすんさんは確か東山高校出身です!!!
少し余談になりますが、今年の東山高校は、あの最強愛工大名電に対し2-3まで追い詰めました!愛工大名電が強いことは、愛知県出身の自分としては嬉しくないわけではないですが、一強時代は興ざめ感もあります。やっすんさんの母校、東山高校も是非ぜひ頑張ってほしいところです!昨年までは戸上選手の野田学園が目立っていて、団体戦は名電が個人では戸上選手が優勝と、インターハイは目を見張る面白さがありました。東山高校では星選手ですね~。若い選手の躍進は素晴らしいですね。
katsuo000は頑張って9月もレビューを投稿します!今月もラケットレビューを投稿したいと思っているところです。先月投票していただいた方も、投票していない方も、レビューが掲載されたら是非ご覧いただけたら嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
オメガVIIチャイナ影でカーテン打ちをしていたら、息子がこっちを見ておりました。息子ももう3ヶ月です。大きくなりましたねー。
娘よりも愛想良しで誰に対してもニコニコしてます。性格なんですかね。一緒に卓球したいです笑笑。
katsuo000所有のラケットはキョウヒョウ龍V、キョウヒョウ301、そして、最近買った銀河の970XX-KLCですね。970XX-KLCですが、扱いやすさを感じてなかなか良さげです。上板硬めなので、質の高いループドライブがしやすい印象ですね。小回りも効きそうで、気になりつつあります。オメガVIIチャイナ影は思ったよりもくいこみの良いラバーだったので、ヴィルトーソACだと柔らかすぎる気もしていたんですよね。その分扱いやすいんですがね。キョウヒョウラケットは、970XXよりも板厚が厚いのと、301は重いです。龍Vは球持ちはありますが、エラ部分が少し出過ぎているように感じていますね。コスパと球持ちと重量考えますと970XX良さげです!
今年わずかとなってしまいました。もっと色入りなことをブログでやりたいのですが、一朝一夕ではできませんね。徐々に海外の方もみてくれているようなので、積極的に海外の方とも交流したいのですがなかなかできない自分です。卓球人口はどの程度に至っているのか分かりませんが、世界卓球がヒューストン開催なのは、嬉しいですね。ついに大きな大会が北アメリカ大陸で開催です。卓球って一度覚えると意外と長くできるから本当に良いスポーツですね。そして感染していても動きが早くて飽きないし面白い。トップ選手の試合も楽しいけど、草の根卓球の試合も全然楽しい。自分に父が保護者として試合会場へ来てお昼ご飯を食べずに試合を見ていた気持ちがようやくわかるようになりました。
硬度計を買ってより客観的に評価できるようになったと感じます。特にスピン系テンションは、硬度の測定結果で代替性能やイメージがつくようになってきました。難しいのが粘着ラバーですね。データ数も少ないので増やしていって、どのようなラバーなのか硬度からわかるようになっていきたいです。ゆくゆくはシートの厚さと粒形状を評価したいのですが、いい方法はないかな。。。
もうこの一言に尽きます。いい意味でイメージとは異なっていましたが、かなり良いラバーだと思います。どこまで癖が出せるか、ガンガン出せるのであれば、もしかしたらラケットももっと軽くでブレード厚さの厚いものに変更したいなーって感じてます。少し、ヴィルトーソACだと、ブレード面積もやや広いので重くなりやすく、ブレード厚さも薄いので少しパワーが必要なんですよね。もしオメガVIIチャイナ影にあわせてラケットを変更するなら、候補はリーンフォースACかアイスクリームAZXだと思ってます。リーンフォースACは重量も軽いし、ブレード面積も標準なので、こっちの方があったんじゃないかなって日ましに感じているところです。一方、まだ使ったことないですが気になるアイスクリームAZXは、ブレード厚さがリーンフォースACよりも薄いのでより回転量で勝負できて、アウターカーボンのスピードも前に出るなら嬉しいかな、なんて想像してます。
オメガVIIチャイナ影は、今までの中国製粘着ラバーはキョウヒョウ、という時代に一石投じたい、というコンセプトで開発されていることは記事などから知っている情報です。細かく申し上げると、オメガVIIチャイナ光はキョウヒョウのようなラバーを、オメガVIIチャイナ影はキョウヒョウを超えるラバーを、というコンセプトだったと思います。全く同じ打球感を求めたわけではなくて、あくまで性能でキョウヒョウと勝負しようとしたところが非常に興味深くて感動ポイントです。
感覚的に、おそらくマックスの回転量はオメガVIIチャイナ影よりもキョウヒョウの方が高いんじゃないかなと想像しています。回転量はキョウヒョウであり、(katsuo000は行ったことありませんが)後加工などでスピードと球威を上げて使用するのがキョウヒョウなのでしょう。一方、オメガVIIチャイナ影は、今までのオメガVIIシリーズで採用しているくい込みの良いスポンジを軸に開発されていると感じました。既に販売されている、オメガVIIツアーやオメガVIIハイパーのようなハードラバーで培った技術を軸に、硬さのわりに扱いやすいラバーに仕上がっていると思います。オメガVIIツアーやオメガVIIハイパーも使いこなせば癖球は出ると想像できるくらい、ハードでいかつい、それでいて扱いやすいラバーでした。しかしツアーもハイパーもスピン系テンションラバーなんですよね。ツアーやハイパーよりもさらに、スピードを落としてもいいから、癖球を最大限追究して粘着ラバーとしてしあげたラバーがオメガVIIチャイナ影だと感じています。シートは微々粘着程度で、そこまで粘着は強くなく、ただボールの暴れ方は、カーテン打ちの段階でかなりえぐいと感じていて楽しいです。オメガVIIツアーやオメガVIIハイパーと粘着ラバーを足して、粘着ラバーよりにまとめたラバー。早く打ちたいです!
現在の接着剤は、水溶性のものになり、使用する接着剤でラバーや用具の性能に大きな変化をもたらすことは小さいです。抑えておくべきポイントは、シンプルでトロトロ系か、トロサラ系か、サラサラ系か、になりますね。厚塗りしてあげたいならトロトロ系で、逆に接着剤層はなるべく薄くして用具の打球感を前に出したいならサラサラ系、その中間がトロサラ系になります。この種類の分類に加え、値段が我々ユーザーが意識しなくてはいけないポイントでしょうか。トップ選手はやはり弾みを求めて厚塗りする選手が多いようです。
katsuo000の個人的な見解ですが、グルーにもよると思いますが、厚塗りの効果は一時的で、確かに接着層が厚くなることで打球感もマイルドになって扱いやすくはなりますが、時間が経てばたつほど、テンションも落ち、回転性能も落ちてしまい、寿命も短くなってしまう印象です。トップ選手は契約メーカーからラバーを支給されるので寿命はあまり気にしなくて良いでしょうが、一般層ではある我々は寿命を損なう可能性のある貼り方は考えた方が良いと思います。
また、厚塗りすることを前提に開発されているラバーも存在し、中国トップ選手が使用する国家隊用のキョウヒョウNEOシリーズは、2.1 mmと薄いものが多いですね。2.15 mmも出回っていますが、2.10 mmでファインジップなどで厚塗りして使用することが前提なのでしょう。
今後ブログでキョウヒョウのファインジップによる厚塗りはいつか試そうと思っておりますが、基本的には薄塗が好きで、katsuo000はYASAKA(ヤサカ)ののり助さんを愛用しています。
・のり助さん/YASAKA(ヤサカ)
katsuo000が愛用するのり助さん。サラサラで伸ばしやすく、厚く塗っても重くなりにくい。ただしその分、膜が薄いので剝がしにくく、膜をはがして他のラケットへ貼ることを想定している場合は、膜剥がしの際にスポンジをえぐりやすいので注意ください。
4,500 円 / 375 ml = 12 円 / ml
・Vario Clean(バイオクリーン)/DONIC(ドニック)
5,200 円 / 500 ml = 10.4 円 / ml
・Turbo-Fix(ターボフィックス)/andro(アンドロ)
10,000 円 / 1000 ml = 10 円 / ml
・Perfect Glue(パーフェクトグルー)/the World Connect(ザワールドコネクト)
7,500 円 /1000 ml = 7.5 円 / ml
・Energy Glue(エナジーグルー)/XIOM(エクシオン)
1,400 円 / 50 ml = 28 円 / ml
・Free Chack II(フリーチャック2)/Butterfly(バタフライ)
バタフライのラバーはこのフリーチャック2を使用して貼ることが推奨されるので、使用しています。トロサラ系で固まりだすとムラになりやすいので注意してください。厚塗りするときもムラができやすいのでしっかり、薄く塗ってしっかり乾かしてから2回目を塗るのが良いと思います。つまり出し過ぎ注意ですね。
1,500 円 / 100 ml = 15 円 / ml
・V-Glue(ブイグルー)/VICTAS(ヴィクタス)
2,000 円 / 100 ml = 20 円 / ml
・Blue Contact(ブルーコンタクト)/DONIC(ドニック)
10,500 円 / 1000 ml = 10.5 円 / ml
・Fine Zip(ファインジップ)/Nittaku(ニッタク)
中国ナショナルチームも愛用で有名なファインジップ。流れないのでサイドテープを貼るなどもやりやすいと感じています。
7,000 円 / 500 ml = 14 円 / ml
・Attach Power Glue(アタッチパワーグルー)/STIGA(スティガ)
6,000 円 / 500 ml = 12 円 / ml
ラバーを張りかえをして、レビューのために硬度計で測ってみたら不思議なラバーがありました。それはゴールデンタンゴですね。なんと、シート側ではなくスポンジ側の方が硬いラバーなんですね。これは、どういう指針や設計なのかわかりませんが、かなり特徴的にシートよりもスポンジ側が軽いラバーでした。癖球が出にくい以外は高性能という卓球王国さんと岩崎栄光選手のレビューがあるようなので、意図的にこのようなラバーにしているのだと思いますね。今までシート側が硬く、スポンジ側が柔らかいというのが当たり前でしたが、常識を覆すラバーの登場に戸惑いましたね。
YASAKA(ヤサカ)さんの翔龍(Rising Dragon)をレビューします。2015年春-夏に発売のラバーです。粘着テンション初期のラバーで、当時スピードの出せる粘着ラバーと安価な価格で話題となったラバーです。あの粘着ラバーユーザーのトップ選手である岩崎栄光選手も使用していたラバーになります。現在でもTT埼玉の神巧也選手も使用しているラバーで、5年以上経っても人気のラバーになります。2021年現在、各社少なくとも1~2種の看板となる粘着ラバーを販売することが当たり前になりましたが、ヤサカさんは随分早くに、トップ選手が使用するような粘着ラバーを販売していたことになりますね。
中国製粘着ラバーの常識を打ち破るテンション系粘着ラバー
粘着性のトップシートがボールをつかまえて強烈なスピンを生み出し、テンション効果の高いハードなスポンジが勢いをつけて飛ばします。プラスチックボールにも効果を発揮し、回転量の多いドライブ攻撃やサービス、レシーブが可能になります。重厚なラバーが、重く威力のあるドライブを生み出す。強烈な回転量のサービスやパワードライブを多用するパワーヒッター向け。
https://www.yasakajp.com/items/rising-dragon/
上記が、ヤサカさんの翔龍の説明になります。また、この時代粘着テンションラバーがまだ新しいと考えられる時代で、技術紹介としてSTM(Sticky Sheet + Tension Sponge / Matching)という言葉が使用されています。粘着性のシートとテンションをかけたスポンジを組み合わせということで、翔龍と、粘着性でありながらさらに軽量化を進めたShining Dragon(輝龍)にSTM技術が採用されているようです。輝龍およびこの翔龍は中国製ラバーであり、ニッタクのキョウヒョウのようにシートは中国製、であるのは粘着ラバーといえば中国、という本物感があって嬉しいですね。中国製となると気になるのは、スポンジの色ですが、黒シートには黒色の、赤シートには赤色のスポンジを採用しているそうです。スポンジ色は輝龍でも同じです。そして価格は4,500円+税と低価格であることも嬉しい価格です。
公表性能値を比較してみましょう。
現在では、ラクザZが発売されトップラバーの位置ではありませんが、粘着ラバーで硬いスポンジで高いスピン性能の得られるラバーが、翔龍であるといえるでしょう。スピード性能もスピン系テンションラバーである、ラクザXソフトやライガンと同等ということで、翔龍の性能の高さを感じますね。
硬度計比較になります。粘着ラバーとスピン系テンションラバーは同じ硬度比較で比べるとわかりにくいかもしれません。初期の粘着テンションラバーである翔龍はやはりキョウヒョウを意識して作られていると思いますので、キョウヒョウNEO3にかなり近い値になりますね。また今回かなり軽量な翔龍だったようです。
今回はヤサカさんのReinforce AC(リーンフォースAC)に貼りました。
中国製ということで、キョウヒョウなどにも貼られているシート保護の透明シートが粘着らしさをかもしだしてくれていますね。粘着テンションラバーなのに、保護シート込みでラバー全体の重量が62 gってかなり軽いと感じました。保護シートをはがずとテカリ方はまさに中国製を感じさせるシートで、ただし粘着力は微粘着か微々粘着程度であまりベタベタしているという感じはありませんでしたね。
Rising Dragon(翔龍) 粘着テンション STM(Sticky Sheet Tension Sponge Matching) ・Sponge Thickness: 厚、特厚 ・Speed:10+ ・Spin:13+ ・Sponge硬度:47~52 ・4,500円 + 税 ・62 g(保護シート込み) → 43 g(リーンフォースAC、157 × 150 mmに貼って)
完成したラケットがあまりにも軽くて、逆に驚きました。
この翔龍、見た目は中国製粘着ラバーですが、全然弾みますね!またハードなスポンジをあわせていることもあり、打感がカチカチなので、かなり弾きやすかったです。やはりスピン系テンションよりの粘着ラバーだと感じました。また普通に使っていてもオートに癖球がでるようなラバーではないので、自分から癖球を作らないと粘着ラバーらしさはでないかもしれません。最近はスピン系テンションばかり使用していたので、癖のない打ち方になっていたようで、そこまで粘着の癖球を感じませんでした。
また、翔龍のドライブをとったことがありますが、ボールの癖球はキョウヒョウ系の沈み方ではなく、どちらかというとテナジーよりの伸び方に特徴のある癖球が出やすい印象でした。その中にたまに、変にボールが沈むものがあるのですが、翔龍は基本的にはボールが伸びる系の癖球が出るラバーでした。
今回衝撃の43 gでした。こんなに軽い粘着ラバーは、他にないのではないでしょうか。この重量ならバックハンドにも使えるかもしれません。バックで軽く使った印象は、少しボールのグリップがしづらく、粘着ラバーらしい難しさを感じました。
過去にブログで個体差がものすごい、という記事を読んだことがあるので、パッケージの段階で重量をしっかり計測して購入することでお目当ての翔龍を購入することができるかもしれません。探し出せばもっと重いフォア向きの翔龍もあるのではないかと想像します。また、後加工やファインジップを厚塗りする、という場合には軽い個体の方が重量を気にしなくてよくなるかもしれませんね。katsuo000はファインジップ厚塗りの効果はまだ未検証になります、すみません。
この重量ならバックでも使えると上述しましたが、TTさいたまの神選手も両面に使うラバーが翔龍です。考え方次第ですが、バックに使っても良いでしょうね。
軽くてイメージとは異なるラバーでしたが、打球感はまさに中国製粘着ラバーらしさがありました。なので、使いこなして自分で癖球をだしたり、緩急をつけたりするには、非常に良いラバーだと思います。重量のコントロールもしやすいと思われますので、自分でベストな状態を作り出せるラバーだと思いました。
ディグニクス09CやライゼンZGRなど、新しい粘着テンションラバーは扱いやすい反面、オートマチックに癖球は出ずスピン系テンションから移行しやすいラバーというポジションでした。翔龍はスピン系テンションから移行しやすく、その中で生粋の粘着の使い手を目指す方に向いたラバーだと思います。特に、ディグニクス09Cなどと比べると、ボールの質感がそろいにくい点で翔龍は嫌らしさを感じましたね。この翔龍を経験した後は、強烈な個性を求めてキョウヒョウを試す、その礎を十分に作ることのできるラバーだと思います。
軽打
ロングボールやラリーでのドライブ
面を開いたドライブ
対下回転に対するループドライブ
対下回転に対するスピードドライブ
カーブ/シュートドライブ
ブロック
カウンタードライブ
ストップ
ツッツキ
フォアフリック
軽打
ロングボールやラリーでのドライブ
対下回転に対するループドライブ
対下回転に対するスピードドライブ
カーブ/シュートドライブ
ブロック
カウンタードライブ
ストップ
ツッツキ
チキータ
回転量
Dignics 05 > Rising Dragon > Tenergy 05 FX
スピード
Dignics 05 > Rising Dragon > Hurricane NEO III
早く打ちた過ぎて、ついに貼りました!Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)!このラバー、半端ない尖りっぷりですね。面白い!キョウヒョウとは異なる選択肢になりそうで、ほれ込みそうです。まだ台で打ててないですが、カーテン打ちの段階で凄い癖、ボールの沈み方!面白い!
ドイツ製ラバーなのですが、今年2021年に発売のドイツ製粘着テンション、Rhyzen ZGR(ライゼンZGR)とDNA Dragon Grip(ディーエヌエードラゴングリップ)と同じ曇った白いシートが、シート表面の保護用に貼られていました。近い場所で製造されてそうですね。最近のドイツ製ラバーはテナジーのように硬度のわりに、やたらくい込みの良いラバーが多く、オメガVIIチャイナ影もかなりくい込みはいいラバーですね!かなり不思議なラバーです。粘着ラバーなのにシートだけのループが滑りやすいという、謎なラバーです。基本的には、かなりくい込ませるように打つのが正しいと感じました。キョウヒョウはカチカチなので、ぶつけてくい込ませつつこすり上げが必要で、そのバランスが難しいラバーです。一方、オメガVIIチャイナ影は、7割型くい込みメインでぶつけつつ、こすり上げる必要ありでしたね。まだ台で打ててないですが、おそらく、キョウヒョウは質の高いループドライブはしやすいけど、スピードドライブが難しい。オメガVIIチャイナ影は、スピードドライブはしやすいけどループドライブが意外と難しい、と相反するようなラバーではないかと想像します。どの程度くい込ませるか、がポイントで、そうなるとややループドライブを低くすることが難しそうです。不思議なラバーで、これは慣れないとって感じですね。
問題は、重量です。。。57 gでした。。。Nittaku(ニッタク)のHurricane Pro III Turbo Orange(キョウヒョウプロ3ターボオレンジ)の55 gや、Hurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウプロ3ターボブルー)の65 gに次ぐ、やばい重さですね。ただ、キョウヒョウを後加工(禁止行為)なしで無理やり弾ませようとしたようなニッタクのキョウヒョウプロ3ターボシリーズとは異なり、オメガVIIチャイナ影は、キョウヒョウとは差別化されるような感じのラバーでもあると感じました。これは楽しみです!次貼るときは、少しグリップ端から離して、少しでも軽くなるように貼れば55 g未満くらいまでもっていければ、重さはクリアできるんじゃないかと。メインで使用すること、考えたいですね。これは期待です!