レビュー

レビュー Rakza 7(ラクザ7)

説明

 Rakza 7(ラクザ7)は、YASAKA(ヤサカ)のハイエンドラバーシリーズ、Rakza(ラクザ)シリーズの1枚になります。

 YASAKAとの契約選手といえば、2014年に全日本選手権準優勝の神巧也選手、2019年世界選手権準優勝のMattias Falck(マティアス ファルク、Sweden)選手、アドバイザーでワールドカップ優勝4回、アテネオリンピック優勝の馬琳(マリン、中国)選手が有名ですね。また関東学生選手権優勝の五十嵐史弥選手全日本選手権大会ジュニアの部優勝の笹尾明日香選手関東学生選手権準優勝の加藤結有子選手早稲田大学の契約選手も多いです。また異質の裏裏カットマンでTT埼玉で活躍中の英田理志選手と多数の尖がった契約選手が多いですね。神選手は学生時代含めると、本ページでレビューするラクザ7、Non Slip Sheet(ノンスリップシート)のRakza X(ラクザX)の両方を使用して活躍した経験のある選手になります。トップ選手だけでなく、アマチュア選手でも多数の選手がラクザ7とラクザXを使用しており、非常に有名なラバーだと思います。

 Rakza(ラクザ)シリーズは非常に実績のあるシリーズで、古くは先ほど挙げました神選手が、全日本学生選手権優勝時にラクザ7を、全日本選手権準優勝時にラクザXを、使用されていますね。また、近年ではスマッシュを多用する異質なプレイヤーで明徳義塾高校の手塚崚馬選手が全中優勝時にラクザXを、愛工大名電の吉山僚一選手が全日本ジュニア優勝時にラクザ7を使用していたようです。決してマイナーなラバーではなく、トップ選手でも十分に結果が残せるラバーシリーズといえますね!

Rakza(ラクザ)シリーズ

 Rakza(ラクザ)シリーズはYASAKAの看板テンション系ラバーシリーズになりますね。全てのラクザラバーがHybrid Energy(ハイブリッドエナジー)型ラバーであり、「高弾性高摩擦ラバーの高いグリップ力とスピン性能、テンション系ラバーの高い反発力と爽快な打球感を兼ね備えた」ラバーになりますね。
 Butterfly(バタフライ)のTenergy(テナジー)やDignics(ティグニクス)シリーズと同じように、打球軌道イメージがYASAKAのホームページやパンフレットに掲載されています。最も弧線の高いラバーが、2020年春に販売されたRakza Z(ラクザZ)になりますね。続いてRakza X(ラクザX)、Rakza 7(ラクザ7)、Rakza 9(ラクザ9)となります。ディグニクスシリーズに対応させると次のように考えて良いのだと思います。
 Rakza Z(ラクザZ) ⇄ Dignics 09C(ディグニクス09C)
 Rakza X(ラクザX) ⇄ Dignics 05(ディグニクス05)
 Rakza 7(ラクザ7) ⇄ Dignics 80(ディグニクス80)
 Rakza 9(ラクザ9) ⇄ Dignics 64(ディグニクス64)
2020年春新発売のラクザZは粘着ラバーであり、ちょうどディグニクス09Cと類似の分類になりますね。これは偶然なのでしょうか、凄いですね。

 細かくラクザシリーズを説明していくと、4種類のラクザラバーが存在し、それぞれ細かく異なります。ラクザZには、ラクザZとRakza Z Extra Hard(ラクザZエキストラハード)の2種類が存在します。ラクザXは、Non Slip Sheet(ノンスリップシート、NSS)技術が採用されていて、他のラクザと一線を画す、高いグリップ力を持つそうです。性能値で見た場合には回転量はラクザZの次にラクザ7の方が高い値になっていますね。そしてシリーズ最速となるのがラクザ9になります。またスポンジが柔らかいソフトはラクザXとラクザ7の2種で販売されています。このように細かい部分で異なる部分を有しながらも非常に人気の高いラバーシリーズがラクザシリーズということになりますね。
 今回レビューするラクザ7は、バタフライのラバーの中では80系のラバーということで、回転とスピードの両立やバランスを確認していきたいと思います。

Rakza 7の性能

 YASAKAの看板ラバー、Mark V(マークファイブ)シリーズも一緒に掲載しています。マークVは基本的には高弾性ラバーだと思います。高弾性ラバーと比較してテンション系ラバーはスピード以上に回転性能に優れたラバーが多いことが分かりますね。意外や意外、ラクザ7は、YASAKAのラバーの中でも粘着ラバーの次にスピン性能の高いラバーだというとが分かります。この辺りについて、深くレビューできればと思いますね。

Rakza 7の貼りと重量

 いつものようにZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼りました。

Rakza 7(ラクザ7)
 「強烈なスピンを安定して作り出すトップ使用ラバー」
 Hybrid Energy(ハイブリッドエナジー)
・Speed:11
・Spin:14
・Sponge Thickness: 中厚、厚、特厚
・Sponge硬度:45〜50°
・5,000 円 + 税
・68 g(切断前) → 49 g(張継科ZLCに貼って)

 YASAKAののり助さんを使って貼ったのですが、切る前のラバーの重さから想定される重さよりも相当重くなったと思います。ラクザ7は接着剤を吸いやすいのかもしれませんね。

Rakza 7の特徴

扱いやすい!

 Super Ventus(スーパーヴェンタス)と同じような特徴になってしまいますが、予想通り扱いやすかったです!ただしスーパーヴェンタスやRasanter R48(ラザンターR48)の扱いやすさとは似て非なる別ものにも感じました。スーパーヴェンタスやR48は容易に質の高いボールが打てる、ボールの質が平均的に高いという意味で扱いやすいラバーである一方、ラクザ7はとにかく入れやすい!この一言に尽きるくらい相手のコートに入ってくれるラバーでした!
 ラクザ7の癖を探る必要がないくらい、自然に使うことができました。それくらい変な癖もなく思った通りにボールととらえ、ラバー全体にくい込ませてドライブもミートもできると感じました。ただし、ボールの質はそこまで高いとも感じにくかったです。ボールの質を高くするためには、1球1球ボールをしっかりラバー全体にくい込ませて、そこからしっかり回転をかけながら飛ばしてやる必要性を感じました。また、回転をかけたつもりでも、ディグニクス05やFastarc G-1(ファスタークG-1)などと比較するとドライブ時の弧線の落ち込みは少し弱く感じました。このあたりはTenrgy 80(テナジー80)に近いのかもしれませんね。
 抜群の扱いやすさでフォアはもちろん問題なく、バックでも十分に使えると感じました!特にバック用のラバーの硬さとしてラバーを使いこなせて、かつ適度な硬さという意味で、かなり自分にあっていると感じる硬さがラクザ7だとも感じました。
 扱いやすいラバーではありますが、扱いやすいのに質の高いボールが打てる類のラバーではなく、それ相応の打ち方に応じて、それ相応の質の高いボールを打てるラバーだと感じました。練習量が落ちても、それまでに培われた打球感覚で、ある程度の回転をかけることができてボールが非常に安定します。従って少なくともラバーが球の質を増幅してくれるというよりは、使い手の打球感覚、卓球歴や経験、をそのまま等身大に表しやすいラバーだと感じました。つまり自分のような社会人で練習量を確保できないプレイヤーには、練習量で培われる繊細な角度やタッチがなくてもある程度の質のボールを確実に入れてくれる安定感を求められるラバーの1枚だと感じましたね。非常に良いラバーだと思います!
 自分のできる範囲のことは卒なく、確実に安定していれることができるようにしてくれて、さらなる威力を求めてスイングしてもある程度応えてくれるラバーがラクザ7の印象です。

回転の影響を受けにくい!

 ドイツ製ラバーということで、回転の影響は受けにくいと感じました!テナジーシリーズのように相手の回転の影響に敏感ではなく、むしろ鈍感な方だと思います。従って相手の回転を上書きでキャンセルする必要のある技術全般(ほぼ全ての打球)が非常にやりやすかったです。
 チキータやバックハンドドライブも、非常にやりやすかったです。スポンジのくい込みが良くて球持ちを感じやすく、チキータやバックハンドドライブでレシーブから上書きしやすいと感じました。ボールの回転量や曲がり方などはそこまでレベルは高いと感じませんでしたが、安定感は何よりも武器になると感じましたね。
 またブロックもやりやすかったです!どのような角度で打球してしまったとしても、どのくらい反発するのか、体感で感じやすくて、すぐに調整しやすかったです。フィッシュやロビングもやりやすかったですね。

スピードドライブが打ちやすい!

 くい込みが良いので少し浮けば思い切りスピードドライブを狙いにいけるくらい、スピードドライブが打ちやすかったです!くい込ませてもラケットの板の打球感に到達するような弱さは全く感じないラバーでしたので安心して思い切りくい込ませることができました。こういったハイエンドラバーらしい良さも感じることができました。

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 打ちにくいといったことはありませんでした。食い込みやすくて非常に打ちやすいと感じました。

ロングボールやラリーでのドライブ
 シートでこする打ち方でもぶつけるような打ち方でも、どちらも安定していて非常に良かったですね!ただし、質は低いと思います。ボールのスピードと安定感はありますので、相手にどんどんプレッシャーをかけることができると感じました。

面を開いたドライブ
 これは前々から感じていたことですが、非常に好印象でした!というのは、友人に軽く使わせていただいたときなどに、ラクザ7やこの後試打予定のラクザXには思い切りくい込ませても負けない芯の強さを感じていた、ということです。この芯の強さはどんなに強くくい込ませてもドライブに持っていける強さというイメージです。非常に面を開いたドライブがやりやすいと感じました。やりやすい分、相当思い切りドライブしてあげても、想像以上のドライブとなることは少ないイメージですね。

対下回転に対するループドライブ
 これもよかったです!グリップ力を強く感じました。粒形状はグリップしやすい、粒太めで粒間隔狭めなのだと思います。ただし、少し反発しやすく感じました。それでも容易に対応できる範囲だと感じました。

対下回転に対するスピードドライブ
 面を開いたドライブの項目でも書きましたが非常に良かったです。ただし相当くい込ませた方が良いと思いますので、エネルギーは必要ですね。

カーブ/シュートドライブ
 あまり回転量が出しやすいラバーではないので、カーブやシュートで大きく曲がる印象はありませんでした。

ブロック
 やりやすかったです。先ほどまでと矛盾しますが、ブロック時にはスポンジが硬く変形しにくいために回転の影響は受けにくくて、ブロックしやすいのだと思いました。

カウンタードライブ
 カウンターもしやすいラバーだと思います。

ストップ
 ディグニクス05ほど回転はかかりませんでしたが、非常にやりやすかったです。回転量が少ないのが残念でしたが、しっかりシートでとらえることができたので、やりやすかったですね。

ツッツキ
 ストップ同様、回転量は少なかったですが、やりにくいということはなかったですね。

フォアフリック

フォアサーブ
 しっかり回転をかけることができて好印象でした。切れますね!少し弾みやすいのでそこだけ気になりましたが、慣れればしっかり切れたサーブが出せると感じました。

バックハンド系

軽打
 特に変な違和感はありませんでした。

ロングボールやラリーでのドライブ
 むちゃくちゃな打ち方になっても結構ドライブが入って好印象でした。回転をかけやすいですね。少しインパクト不足になることも感じましたが、それでも同じくらいの硬度のラバーの中では、かなり使いやすいと感じるラバーでした!

対下回転に対するループドライブ
 これも非常にやりやすかったです。グリップしますね!テナジー80のように少しグリップしきる前に飛び出す感じはありましたが、それでも十分グリップしてくれました!

対下回転に対するスピードドライブ
 これもやりやすかったです。ただ少し硬さと弧線を描いていない直線性を感じました。今回自分は張継科ZLCに貼って使用しましたがあっていなかったかもしれません。印象としてはYASAKAの人気シリーズMa Lin(馬琳)シリーズのラケットの方があっていたんじゃないか、と感じました。アウターZLCのラケットではちょっと直線すぎましたね。弧線を描きやすい木材系かインナーカーボン系のラケットの方が良い弧線を描くと思います。

カーブ/シュートドライブ
 カーブさせてもそこまで曲がりませんね。回転量は弱いと思います。手首を使って押すように回転をかけると結構いいボールが行くと思います。

ブロック
 やりやすかったです。食い込みが良いのに球持ちがいいからだと思います。

カウンタードライブ

ストップ
 フォアのストップと同様に、回転量は少ないですがやりやすかったです。

ツッツキ
 ストップ同様です。

チキータ
 回転量は少ないと思いますが、かなりやりやすいと思いました。安定感は武器になると思います。

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Dignics 05 > Tenergy 05 > Rakza 7 > Bryce Highspeed

スピード
 Dignics 05 > Rakza 7 > Tenergy 05

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レビュー Ventus Extra(ヴェンタスエキストラ)

説明

 Super Ventus(スーパーヴェンタス)はVICTAS(ヴィクタス)との合併が決まって廃盤となる(かもしれない?)TSPのラバーになりますね。TSPはVICTASさんの下位メーカーという位置付けになります。従って基本的にはTSPのラバーよりもVICTASさんのラバーの方が性能が優れると言えるでしょう。しかしながらどちらのメーカーのラバーも触ったことのない卓人がTSPやVICTASのラバーを選んで使おうと思ったとしてもても、どちらがより自分にあっているのかググっただけではわからないと思います。そこで、Super Ventus(スーパーヴェンタス)をV>15 Extraや他のラバーと比較しながらレビューしていきたいと思います!

TSPのラバー

 katsuo000が幼少の頃(20年以上前の話)、TSPといえばSpectol(スペクトル)とSpin Pips(スピンピップス)といった表ラバーが有名でした。現在でもスペクトルやスピンピップス、そしてその発展進化系のラバーが販売されているのは少し嬉しく感じますね。一方で裏ソフトラバーで覚えているのはX’s(エクシズ)という高弾性高摩擦系のラバーくらいになります。また粒高ラバーで有名なCurl(カール)シリーズは未だに健在ですね。
 katsuo000の勝手な想像なのですが、上述のスペクトルシリーズ、スピンピップスシリーズ、カールシリーズおよび本ページでレビューするスーパーヴェンタスおよびヴェンタスシリーズは人気シリーズです。従ってTSPとVICTASの合併後も名前は変わるかもしれませんが残るものではないかと思っております。売れ筋のラバーだと思いますからね。(勝手に申し上げてますので、残らなかったらすみません。)

Ventus(ヴェンタス)シリーズとSuper Ventus(スーパーヴェンタス)

 Ventus(ヴェンタス)シリーズはTSPのテンションラバーシリーズになります。他にもテンション系ラバー、たとえばRegalis(レガリス)やAgrit(アグリット)などのテンション系ラバーが販売されていますが、TSPのテンション系ラバーで最も有名なのがヴェンタスシリーズだと思います。扱いやすくて、それなのにしっかりと回転とスピードが出せるラバーがヴェンタスシリーズだと思いますね。ヴェンタスシリーズはJapan Germany Combinaiton(JGコンビ)という日独両技術の融合開発のラバーで、Optimized Rotation Concept(ORC)という弧線を作る技術の適用がされているそうです。こういったテクニカルワードをつけて商品を販売していくことで他のラバーとは違って高性能な気がしますね。VICTASのラバーも同じような説明がされていますので同じような工場で製造されていそうです。
 本ページでレビューするスーパーヴェンタスはヴェンタスシリーズの中でも最上位ラバーであり、おそらく現在のTSPのテンション系ラバーでも最上位ラバーに位置づけされるラバーと言えるでしょう。
 スーパーヴェンタスのキーフレーズは「得点力を次のレベルに引き上げる」になります。スポンジはピンク色で日本製ラバーらしい球持ちとドイツ製ラバーらしい威力やスピードを兼ね備えたラバーだそうですね。

性能値

 TSPのラバーの性能表になります。

 VICTAS/TSPのメーカーページではスパーヴェンタスのスピード性能は6.70 と低い値で表示されていますね。訂正した方がいいと思うのですが。。。パンフレット記載のスピード性能は15.25と倍以上の数字なっています汗。
 高弾性ではありますがヴェンタスベーシックを使用されている方のサーブやドライブを取ることがあります。木材系ラケットも相まってか結構回転がかかっている印象がありますね。従ってヴェンタスシリーズは結構レベルの高いラバーシリーズだと思います!

スーパーヴェンタスの貼りと重量

 いつものようにZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼りました。

Super Ventus(スーパーヴェンタス)
 JG Combi(Japan Germany Combination) 
 ORC(Optimized Rotation Concept)
・Speed:15.25
・Spin:11.75
・Sponge Thickness: 1.8 mm、2.0 mm、MAX
・Sponge硬度:47.5(ドイツ基準)
・5,200 円 + 税
・74 g(切断前) → 49 g(張継科ZLCに貼って)

 結構重たいですね汗。この重さならV>15 Extraの方がいいかも、と思ったのはこの時だけでした。

Super Ventusの3つの特徴

とにかく扱いやすい!

 予想通り扱いやすかったです!V>15 Extraの時は、初め使い方が分からなくて全然回転をかけることができなかったのですが、そういったことは全くありませんでした。V>15 Extraとスーパーヴェンタスは同じドイツ基準でスポンジ硬度47.5°のラバーではありますが圧倒的に扱いやすいラバーがスーパーヴェンタスでした!回転やドライブの爆発力、うねりはV>15 Extraの方があると思いますが、回転のかけやすさはスーパーヴェンタスの方が上だと思います。多分なのですが、V>15 Extraよりもスーパーヴェンタスの方がスポンジの食い込みは良いと思います。一方でシートの強さはどちらも同じくらい強い印象ですね。ラリー時には食い込みの良さとシートの硬さで飛距離と威力が出しやすいラバーではないかと思います。
 相手をしていただいた方のコメントでは、Dignics 05(ティグニクス05)に匹敵する威力のドライブが来ているとおっしゃっていただきました。これには驚きでしたね!ややキレイなボールに揃っているというコメントもありましたが、ハイエンドラバーに迫る威力のボールが打てるようです!カーテン打ちの印象とあわせると、回転量の多いボールというよりは重いボールのドライブが打ちやすいのだと思います。
 またButterfly(バタフライ)のTenergy(テナジー)シリーズからVICTASのV>15シリーズへ変更していこうと考えるのであれば、スーパーヴェンタスを挟む、経由することで、スムーズに移行しやすいのではないかと感じましたね。テナジーとV>15はどちらもハイエンドラバーですが、どちらもトンガっていていきなりテナジーからV>15などへ替えるのは打ち方を替える必要を感じやすいと思います。スーパーヴェンタスはテナジーとV>15の間のような打ち方でも入ると感じました。

V>15 Extraっぽい!

 自分だけかもしれませんが、ややV>15 Extraに似ているような印象を受けました。特に下回転打ちの際は、しっかり食い込ませて、そこから擦り上げないと回転がかけにくいと感じました。特にシートだけで擦ろうとするとスリップしやすいと感じましたね。このスリップは少し残念ではありましたが意外なボールが出たりもするので、中級者層はありかもしれません苦笑。同じメーカーのハイエンドラバーということで、やはり似てくるのでしょうね。従って使いこなすには、V>15 Extraと同じような打ち方が良いと思います。

扱いやすさの中に威力を感じるラバー!

 扱いやすいラバーであるにもかかわらず、自分はフォアで使っても十分にサーブ、ドライブは質の高いボールを打つことができました他メーカーのハイエンドラバーは6,000円 + 税の中、5,200円 + 税のスーパーヴェンタスは圧倒的にコスパ良好と言えるでしょう!かなり良いラバーであったため驚きました。扱いやすくて、かつ、コスパ良いラバーの競争の中では上位に食い込んでくると感じました。ただ扱いやすいけど、威力も低下するラバーというものは結構存在しますが、スーパーヴェンタスはRasanter R48(ラザンターR48)のように扱いやすいのに非常に質の高いドライブが打ちやすいと思います!

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 打ちにくいといったことはありませんでした。昨今硬いスピン系テンションが多いですが、食い込みやすくて非常に打ちやすいと感じました。

ロングボールやラリーでのドライブ
 軽く打っても威力のあるドライブが打てました。手だけでも十分に食い込ませて威力のあるドライブが打てると思います。また食い込みが良いので飛距離も出しやすいと感じました。ただディグニクス05だと回転をかけて飛ばしてあげると非常にいいボールが出るんですが、スーパーヴェンタスは、そういった打ち方には向かないと感じました。結構ぶつけてからドライブをかけたり、ぶつけながらドライブをかけるようなラバーだと思います。

面を開いたドライブ
 V>15 Extraのように、一度ラバー面を天井に向けるように面を開いてぶつけて、食い込ませてからドライブをかけると威力のあるドライブが打てました。この打ち方は自分はあまり慣れていないので少し違和感を感じました。

対下回転に対するループドライブ
 面を開いたドライブでも書いたような打ち方をした方が回転をかけやすいと思います。持ち上がりますし質の高いループドライブも打ちやすいですね。

対下回転に対するスピードドライブ
 スピードドライブも打ちやすかったですが、スピードドライブで回転量をのせるのが不得意な自分では、軽いボールになりやすい印象でした。

カーブ/シュートドライブ
 あまり回転量が出しやすいラバーではないので、カーブやシュートで大きく曲がる印象はありませんでした。

ブロック
 やりやすかったですね。47.5°の割に食い込みがいいからだと思います。またシートは硬く回転の影響は受けにくいと思いました。また感覚的にはTenergy(テナジー05)のようにボールをグリップしやすい粒形状のようで、咄嗟のブロック時にしっかり球を持ってくれると感じました。

カウンタードライブ
 ボールが上にまずまず上がって直線的なカウンターが打ちやすかったです。シートが強いためでしょうかね。V>15ほどではないですけど、カウンターもしやすいラバーだと思います。

ストップ
 少し難しかったです。スポンジが食い込みやすいためか、台上全般はあてるだけでは難しく、だからといって回転をかけて安定させようとしてもディグニクス05ほど回転もかからず結構ミスを連発しました。カタログではやりやすいとのことでしたが、張継科ZLCにはあっていないのかもしれません。どちらかといえばSWAT(スワット)などの木材系ラケットの方が相性は良いのかもしれません。

ツッツキ
 ストップ同様、スポンジが食い込みやすいせいか、非常に回転の影響を受けやすくて難しいと感じました。

フォアフリック

フォアサーブ
 しっかり回転をかけることができて好印象でした。切れますね!これはシートが強いからだと思います。

バックハンド系

軽打
 特に変な違和感はありませんでした。

ロングボールやラリーでのドライブ
 食い込みがよく、ミートもしやすいのに、ドライブも打ちやすかったです。食い込ませながら回転をかけるドライブがあっていると改めて感じました。従ってラリー時のほうがいいドライブが打ちやすいと思います。

対下回転に対するループドライブ
 少し難しかったです。イメージよりもネットにひっかかりやすかったのでおそらく弧線が低いのでしょう。このあたりがV>15ぽいと感じた要因です。

対下回転に対するスピードドライブ
 ボールの上をこすりながらのスピードドライブ時に若干スリップというか、落ちやすいと感じました。やはり何度も書いていますように面を起こしてぶつけて、食い込ませてから角度を変えつつ回転をかけた方がドライブしやすいと思います。

カーブ/シュートドライブ
 カーブさせてもそこまで曲がりませんね。回転量は弱いと思います。手首を使って押すように回転をかけると結構いいボールが行くと思います。

ブロック
 やりやすかったです。食い込みが良いのに球持ちがいいからだと思います。

カウンタードライブ
 これもやりやすかったですね。どちらかというとボールの上をとるのではなく、ミート気味のカウンターが向いていると思います。

ストップ
 フォアのストップと同様に、難しかったので慣れが必要です。ディグニクス05は非常にやりやすいので、そのためにやりにくいと感じたのかもしれません。

ツッツキ
 ストップ同様です。

チキータ
 V>15のように入れるだけならやりやすいと感じました。回転量は少ないと思います。威力や回転量を求めると、Fastarc G-1(ファスタークG-1)の方が威力を出しやすいと思います。

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Tenergy 05 Hard > V>15 Extra ≧ Super Ventus ≧ Bryce Highspeed

スピード
 Bryce Highspeed > V>15 Extra > Super Ventus > Fastarc G-1

扱いやすさ × 回転量
 Rasanter R48 ≧ Dynaryz AGR > Target Pro GT-H47 ≧ Super Ventus > Blue Storm Z1 Turbo

扱いやすさ × スピード
 Blue Storm Z1 Turbo > Super Ventus > Dynaryz AGR ≧ R48 > Target Pro GT-H47

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レビュー Fastarc G-1(ファスタークG-1)

説明

 日本で最も売れているラバー。それはButterfly(バタフライ)さんのモンスターラバー、Tenergy(テナジー)シリーズでもなく、モンスターラバーを超えるDignics(ディグニクス)でもありません。日本一売れているラバー、それはNittaku(ニッタク)のFastarc G-1(ファスタークG-1)になります!レビューするのが遅すぎたのではないかと言えますが、やっと試打することができましたので、改めてレビューさせていただきます。

何故Fastarc G-1は日本一売れているのか!?

 このラバーを日本一売れるラバーにした理由は主に3つあるそうです。3つの理由は以下になります。
   1. プラボールの導入
   2. テナジーシリーズの値上げ(オープン価格化)
   3. トップ選手の使用

1. プラボールの導入
 プラボールの導入となり、ボールが硬くなりました。ボールが38 mmから40 mmへ変更した際も回転もかかりにくくなりましたが、さらに回転がかからなくなりましたね。このセルボールからプラボールへの変更を受けて硬くて回転のかかるラバーの評価が上がりました。ファスタークG-1は硬くて回転のかかるラバーですので、まさにプラボールにフィットしたラバーと言えるでしょう。プラボール導入によってファスタークG-1の評価が上がったと言えるでしょう。

2. テナジーシリーズの値上げ(オープン価格化)
 モンスターラバー、テナジーシリーズがオープン価格となりました。これは実質の値上げに相当します。オープン価格化の前までは、卓球ショップでは定価の2〜3割の割引という恩恵を受けることができて、5,000円前後でした。しかしながらバタフライさんはオープン価格化し、現在ではテナジーは7,000円以上する高価なラバーとなってしまいました。改めて使用者を選ぶラバーとなってしまっています。この影響を受けて、ポストテナジーを探訪する選手が増えたようですね。確かにラバー1枚に10,000円もかかるとなると、流石に多くの卓人のお財布には厳しいと感じられたようですね。ファスタークG-1は定価6,000円+税と価格設定もこれまた丁度良い価格設定だったのかもしれません。この価格から、卓球ショップでは店舗割引を受けられるので、実質5,000円を切る値段で購入できるでしょう!

3. トップ選手の使用
 そして、最後にトップ選手の使用実績ですね。なんといっても日本女子代表の石川佳純選手、伊藤美誠選手でしょう。また、男子でも森園政祟選手も、チキータのためにバックにファスタークG-1を使用しています。このように男女どちらのトップ選手も使用実績があることは非常に大きな宣伝効果があると言えるでしょう。現在は石川佳純選手は使用していない模様ですが、伊藤美誠選手はフォア側に使用しています!(SNSなどの噂では、伊藤美誠選手は現在50°のファスタークG-1を使っているという話もありますが、何にせよファスタークG-1を使用されています)。伊藤美誠選手が使用しているという事実が非常に大きな宣伝効果と信頼となって、多くの卓人が使用したい、使用しよう、と考えるに至っているのは事実でしょう。

Fastarc(ファスターク)シリーズ

 ファスタークG-1およびそれ以外のFastarc(ファスターク)シリーズの由来などについて触れさせていただきます。ニッタクさんによると、ファスタークの名前は、英語のFast(速さ)とArc(弧線)をくっつけた造語ということですね!ファスタークシリーズの中でも最も回転性能の高いラバーがファスタークG-1になります。
 他のファスタークシリーズは、スポンジ硬度が同じでスピードタイプのシートの粒形状であるFastarc P-1(ファスタークP-1)、スポンジ硬度は柔らかくて、G-1と同タイプのシートの粒形状であるFastarc C-1(ファスタークC-1)、スポンジ硬度が柔らかくて、スピードタイプのシートの粒形状であるFastarc S-1(ファスタークS-1)が販売されています。テナジーシリーズほど種類は多くありませんが、パンフレット上はイメージしやすい説明になっていることからもポストテナジーとして手に取りやすいものになっていると言えるでしょう。またテナジーシリーズと異なり、ファスタークシリーズは種類によって値段も異なり、G-1とP-1が最も高く、スポンジ硬度の柔らかいC-1とS-1は安い値段設定になっていることも嬉しいですね。G-1が硬すぎると感じたのであれば、C-1へ変更するのもありと言えるでしょう。
 ファスタークG-1のGはGrip(グリップ)のGということらしく、「シートでグリップして弧を描く」ラバーだそうです。

性能値

 ニッタクより下記に性能値をまとめました。

 ニッタクさんは、中国製のシートを採用したHurricane(キョウヒョウ)シリーズも販売しており、近年話題となっているHurricane Pro III Turbo(キョウヒョウプロ3ターボ)シリーズの2枚やその他のキョウヒョウシリーズの回転性能は際立って高いものになっていますね。ファスタークG-1よりも、スピード性能の点だけであればFastarc P-1(ファスタークP-1)や2020年のパンフレットからは消えてしまったAlhelg(アルヘルグ)といったラバーの方が高いです。バランス型という言葉が最もあたるラバーが、ファスタークG−1のニッタクのラバーの中での立ち位置と言えるでしょう。あるいはスピン系テンションラバーの中で最も回転性能の高いラバーといえば良いでしょうか。

ファスタークG-1の貼りと重量

 いつものようにZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼りました。

Fastarc G-1(ファスタークG−1)
 Tension Spin Sheet(テンションスピンシート)
 Strong Sponge(ストロングスポンジ)
・Speed:15.00
・Spin:12.50
・Sponge Thickness: 中(1.7 mm)、厚(1.9 mm)、特厚(2.1mm)
・Sponge硬度:37.5(ドイツ基準47.5)
・6,000円 + 税
・70 g(切断前) → 48 g(張継科ZLCに貼って)

 ハイエンドラバーらしい重さだと思います。そこまで重くなくて良いですね!

Fastarc G-1の3つの特徴

しっかりコントロールできればかなり回転がかかる!

 このラバーは、非常に好感触でした。なんといっても回転がしっかりかかると感じましたね。現在本職使用を真剣に考えています汗。めちゃめちゃ回転がかかりました!サーブもDignics 05(ディグニクス05)なみにボールが戻るような下回転が出せました!これは素晴らしいですね!ディグニクス05との比較になってしまいますが、扱いやすさは圧倒的にG-1で、スピード性能はディグニクス05の方が上でしたね。またボールの揃いやすさはディグニクス05で性能の高さを感じる一方で、回転の幅があるのがG-1だと感じました。この差は、試合で相手がG-1を使用してきた際には注意しないといけない部分だと改めて感じましたね。

チキータがしやすい!回転系もスピード系もコントロールしやすい!

 やはりチキータはめちゃめちゃ入れやすいと感じました。ボールをグリップしている時間がしっかりありますね。少し回転量は落ちると感じましたが、ファスタークG-1はディグニクス05よりもチキータはやりやすかったです!森園選手が使う理由も納得しました!

G-1らしい、回転の幅のあるドライブが打てる!

 1つ目でも触れましたが、ドイツラバーらしい、あるいはG-1らしい癖球というやつだと思います。同じようにドライブしていても思い切り回転をかけることができた時と入れるだけだったり弾ませた時などで回転量にかなり幅があると感じました。これはファスタークG-1を使うことで相手のブロック角度を狂わせる効果があると感じましたね。実際自分も試合で相手がG-1を使ってドライブしてきたときにブロック角度が狂いやすいと感じていましたが、まさにそういったドライブが打ちやすいと感じました!

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 特に違和感なかったです。ディグニクス05とかなり硬さは似ていると感じました。テナジーと比べると少し硬くてハードなラバーだと感じましたね。

ロングボールやラリーでのドライブ
 G-1を使った場合、下がれば下がるほど、ボールの伸びが少ないと感じました。下がるとどうしても弾き気味にドライブしてしまうのですが、そういった回転の掛け方だと伸びないしスピードもむしろ出ないドライブになると感じました。粘着ラバーなどを使うように思い切りシートで回転をかけるか、V>15 Extraのように思い切りぶつけ食い込ませて、弾いてしまう前に食い込みからグイッと回転をかけると、回転もかかって良いドライブが打てると感じました。多分G-1の方がTenergy 05(テナジー05)っぽさ、粘着ラバーのようなグリップ感があるので、シートだけで捉えて回転だけを思い切りかけるドライブでも良いドライブがしやすいと感じました。食い込ませてグイッと回転をかけた時のドライブは自分が不慣れなのもありますが、おそらくV>15 Extraの方が暴れるようなドライブになりやすいと感じました。
 また硬いラバーですので、球離れもまずまず早いと感じました。前陣ではかなり球離れの早さもあってスピードの速さも感じると思います。一方、中陣、後陣からドライブをするときはかなりしっかり打たないと、スピード不足や回転不足など、威力不足を感じるかもしれません。逆にそこまで下がらないなら、ディグニクス05ではなくてG-1で良いと感じました。

面を開いたドライブ
 これも打ちやすいですね!非常に好感触でした。スピードドライブで回転量も乗せるのが結構難しかったですが、安定しやすかったので非常に好感触でしたね!

対下回転に対するループドライブ
 これはかなり好感触でした!非常に強烈な回転のドライブができると感じましたね。良いラバーだと思います。回転量でいうとテナジー05やディグニクス05に匹敵するレベルだと思います。多分、プラボールでは、スポンジの硬さも相まってテナジー05よりもG-1の方が回転量の最大値は上かもしれません

対下回転に対するスピードドライブ
 回転量は落ちると思いますが、非常に打ちやすかったです。これは不思議な感じでしたね。テナジーの方がスイングスピードとか角度がシビアなイメージです。自分はスピードドライブで回転をかけることが下手くそなためだと思いますね。

カーブ/シュートドライブ
 これは思ったより曲がらなかったですね。やはり回転量の幅を感じました。

ブロック
 ボールをグリップできるのでやりやすかったです。特にスピードドライブに対するブロックはかなりやりやすかったですね!

カウンタードライブ
 回転をかけやすい分、少し相手のドライブの影響は受けやすいと感じました。この辺りは慣れも必要だと感じましたね。

ストップ
 グリップするので、非常に止めやすかったです。良いですね!

ツッツキ
 こちらもグリップするので良かったです。しかし、気を抜くと軽くなりそうでしたね。

フォアフリック

フォアサーブ
 しっかり切ることができて良かったです。かなり好感触でした!

バックハンド系

軽打
 こちらも違和感なくて良かったですね!Rasanter R48やRasanter R53も良いラバーでしたがシートの粒形状の違いでどうしても球離れを感じやすく、慣れが必要と感じました。しかしながらG-1は、粒は太く粒と粒の間も狭い粒形状ですので、打球時ボールをしっかりグリップしてから離すようなイメージで打てるので安定感もあって好きですね。良いです!

ロングボールやラリーでのドライブ
 こちらも非常にやりやすかったです!ディグニクス05の場合、スピードや回転量は非常にレベルが高いのですが、弾くように打った時と回転をかけるように打った時で弧線の出方やボールの軌道がかなり変わってしまう上、スイングスピードが遅くなりやすいバックハンドでは、球に回転をかけ損ねることも多く、本当に安定しにくいんですよね汗。一方、G-1ではそういったことがないので、返球自体は非常にやりやすいと感じました。ただ球質はおそらく低くなりやすいと思います。ただしフォアハンドにディグニクス05などの高性能ラバーを使うことで、その球質の差を武器にできると感じましたね!これはV>15 Extraを使っているときにも感じたことです。日本製ラバーとドイツ製ラバーの組み合わせはアリだと思います!

対下回転に対するループドライブ
 非常に打ちやすい!良いですね〜!グリップしてくれるのでイメージ通りのボールが打ちやすかったです!思い切って振り抜くことで不安なく相手のコートに入れることができました。いや良いね〜!

対下回転に対するスピードドライブ
 弾きやすいラバーでもあるので、こちらもテナジー05よりもやりやすかったですね!ディグニクス05もスピードが出しやすく最近はかなり入るようになりましたが、多分ディグニクス05よりも扱いやすいぶん、G-1の方がスイングスピードが遅くても入る気がしますね!

カーブ/シュートドライブ

ブロック
 ドイツ製ラバーのボールはブロックしやすいのですが、ディグニクス09Cなどのループドライブは回転をモロに受けて、オーバーミスが多かったです。この辺りは慣れも必要かなと感じましたね。シートが負けている感じではないので、慣れたらいけると思います。

カウンタードライブ
 自分はテナジー05よりもやりやすいと感じました。シートが強いからかなと感じます。

ストップ
 これも良かったです!止まりますね!

ツッツキ
 切れますね!良いです!しっかりグリップするので弾いて浮くこともなくて好きな打球感でした!

チキータ
 やりやすいですね!素晴らしかったです!

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Dignics 05 > Fastarc G-1 ≧ Tenergy 05

回転のかけやすさ
 Tenergy 05 > Fastarc G-1 > V>15 Extra

スピード
 Dignics 05 > V>15 Extra > Fastarc G-1 > Tenergy 05

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メーカー超えてシェイクラケット比較 〜木材系〜

各メーカーのシェイクラケット〜木材系ラケット〜

 日本で販売しているメーカーとシェイク木材系ラケットをまとめました。メーカーごとに並べています。ブレード厚さの厚いものから順番に飛距離の出やすいラケットと考え厚いラケットから順番に並べています。ご参考いただければ幸いですね。

日本メーカー

Butterfly / Tamasu(バタフライ/タマス)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Maze Performance(メイスパフォーマンス)
  ブレード厚:6.7 mm  平均重量:83 g
 ・TBα(ティービーα)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:87 g
 ・Timo Boll J(ティモボルJ)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:71 g
 ・Hadraw VR(ハッドロウVR)(out of sale 廃盤)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:90 g
 ・Petr Korbel(コルベル)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:94 g
 ・Hadraw VK(ハッドロウVK)(out of sale 廃盤)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:84 g
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・SK7 Classic(SK7クラシック)
  ブレード厚:6.8 mm  平均重量:91 g
 ・Hadraw SR(ハッドロウSR)(out of sale 廃盤)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:92 g
 ・Hadraw SK(ハッドロウSK)(out of sale 廃盤)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:85 g
Special Fibers(特殊繊維系ラケット)
 ・ Revoldia CNF(レボルディアCNF)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  CNF
 ・Timo Boll ZLF(ティモボルZLF)
  ブレード厚:5.4 mm  平均重量:83 g  ZLF Outer
 ・Fukuhara Ai Pro ZLF(福原愛プロZLF)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g  ZLF Inner
 ・Inner Forece Layer ZLF(インナーフォースレイヤーZLF)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:86 g  ZLF Inner

Mizuno(ミズノ)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)

・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Fortius FT5(フォルティウスFT5)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:85 g
 ・Zephyr(ゼファー)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:78 g
 ・Zephyr II(ゼファーII)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:80 g
 ・Altius ST5(アルティウスST5)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:77 g
 ・Valour(バラー)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:82 g
 ・Swifter(スイフター)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:85 g
 ・Swifter  MF(スイフターMF)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:85 g
 ・Endeavor(エンデバー)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:85 g
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・Fortius FT(フォルティウスFT)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:92 g
 ・Fortius FT Light(フォルティウスFTライト)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:88 g
Special Fibers(特殊素材系ラケット)
 ・Fortius FT ver. D(フォルティウスFT ver. D)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:90 g  Dual Web Outer (7+2)

Nittaku(ニッタク)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Six Play Woods(6枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

3.1. Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Enfant(エンファント)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量:76 g
  Mid / Hard
 ・Jenty(ジェンティ)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量:80 g
  Mid / Hard
 ・Negia(ネギア)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量:76 g
  Mid / Hard
 ・Tesura(テスラ)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:85 g
  Mid Slow / Hard
 ・Foum(フォーム)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:80 g
  Mid Slow / Hard
 ・Tenaly Original(テナリーオリジナル)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:85 g
  Mid / Middle
 ・Rekuro(レクロ)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:85 g
  Mid Slow / Hard
 ・Sanalion S(サナリオンS)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:78 g
  Mid Slow / Hard
 ・Evoocil(エボーシャル5)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:80 g
  Mid Slow / Hard
 ・Ma Long 5(馬龍5)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:86 g 88 g (LG)
  Mid / Middle
 ・Tenor(テナー)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:92 g
  Mid Fast / Hard
 ・Canaldy 2(カナルディ2)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:65 g
  Mid Slow / Middle
 ・Amine(アミン)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:75 g
  Mid Slow / Middle
 ・Ataras(アタラス)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:80 g
  Mid Fast / Hard
 ・Latika(ラティカ)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:88 g 78 g(ライト)
  Mid / Middle
 ・Kasumi Basic(佳純ベーシック)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g
  Mid / Middle
 ・WG5(WG5)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:80 g
  Mid Fast / Hard
 ・Acoustic(アコースティック)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g 90 g (LG)
  Mid / Middle
 ・Tenaly Acoustic(テナリーアコースティック)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g
  Mid / Middle
 ・WingLight(ウイングライト)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:76 g
  Mid Slow / Soft
 ・Leaves(リーブス)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:85 g
  Mid Slow / Soft
 ・Rising2(ライジング2)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:75 g
  Slow / Soft
 ・Tornado King(トルネードキング)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g
  Mid / Middle
 ・Violin(バイオリン)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:88 g 80 g (J)
  Mid Slow / Soft
Six Play Woods(6枚合板ラケット)
 ・Goriki Super Drive(剛力スーパードライブ)
  ブレード厚:7.0 mm  平均重量:95 g
  Mid Fast / Middle
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・Septear(セプティアー)
  ブレード厚:6.7 mm  平均重量:85 g
  Mid / Hard
 ・Holz Sieben(ホルツシーベン)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:88 g
  Mid Fast / Hard
 ・Ma Long 7(馬龍7)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:90 g
  Mid Fast / Middle
 ・Factive 7(ファクティブ7)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:83 g
  Mid Fast / Hard
 ・Latika 7(ラティカ7)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:88 g
  Mid Slow / Soft
 ・Evoocial 7(エボーシャル7)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g
  Mid Slow / Soft
 ・Goriki Danshi(剛力男子)
  ブレード厚:5.0 mm  平均重量:105 g
  Mid / Soft
 ・Goriki(剛力)
  ブレード厚:4.9 mm  平均重量:100 g 97 g(ジュニア)
  Mid Slow / Soft
Special Fibers(特殊素材(カーボンなし)ラケット)
 ・Basaltec Outer(バサルテックアウター)
  ブレード厚 6.4 mm  平均重量:88 g  Basalt Outer (5+2)
  Fast / Hard
 ・Basaltec Inner(バサルテックインナー)
  ブレード厚 6.4 mm  平均重量:88 g  Basalt Inner(5+2)
  Mid Fast / Hard

TSP(ティーエスピー)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Versal(バーサル)
  ブレード厚:8.0 mm  平均重量:65g
  Fast / Hard  Balsa
 ・Arsnova(アルスノーバ)
  ブレード厚:6.8 mm  平均重量:80 g
  Fast / Hard  特殊加工SWテック
 ・Levant(レバント)
  ブレード厚:6.7 mm  平均重量:85 g
  Fast / Hard
 ・Gaia II(ガイア2)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:80 g
  Fast / Hard
 ・Lightness(ライトネス)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:60g
  Mid / Mid  Balsa
 ・Astron Red(アストロンレッド)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:85 g
  Fast / Mid
 ・Japiel II(ジャピエル2)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:80 g
  Mid / Mid
 ・Section(セクション)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:85 g
  Mid / Mid
 ・Award Kids Offensive(アウォードキッズオフェンシブ)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:74 g
  Fast+ / Hard  Reflex-system 50
 ・Offensive Reflex System(オフェンシブリフレックスシステム)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:80 g
  Fast+ / Hard  Reflex-system
 ・Award Kids Allround(アウォードキッズオールラウンド)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:72 g
  Fast / Mid  Reflex-system 50
 ・Walnut Wood(ウォルナットウッド)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:80 g
  Fast / Mid  Walnut
 ・Shine(シャイン)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g
  Mid / Mid
 ・SWAT 5PW(スワット5PW)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:80 g
  Mid / Mid  特殊加工SWテック
 ・Stash(スタッシュ)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:85 g
  Mid / Mid
 ・Award Offensive(アウォードオフェンシブ)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:80 g
  Fast+ / Hard  Reflex-system 50
 ・Award Allround(アウォードオールラウンド)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g
  Fast / Mid  Reflex-system 50
 ・Allround Reflex System(オールラウンドリフレックスシステム)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g
  Fast / Mid  Reflex-system
 ・Juras(ジュラス)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g
  Fast / Mid
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・SWAT Power(スワットパワー)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:90 g
  Fast+ / Hard  特殊加工SWテック
 ・SWAT Speed(スワットスピード)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:85 g
  Fast+ / Hard  特殊加工SWテック
  ・SWAT(スワット) 
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:85 g
   Fast / Hard  特殊加工SWテック
 ・Altero(アルテロ)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:90 g
  Fast+ / Hard  特殊加工SWテック

VICTAS(ヴィクタス)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Dyna Five(ダイナファイブ)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:85 g
  6.0 / Soft2
 ・Dyna Five Hard(ダイナファイブハード)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g
  6.5 / Mid
 ・Dyna Five Soft(ダイナファイブソフト)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g
  5.0 / Soft5
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・Koki Niwa Wood(丹羽孝希ウッド)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:90 g
  9.0 / Hard 8
 ・Dyna Seven(ダイナセブン)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:86 g
  7.5 / Hard 2
Special Fibers(特殊素材(カーボンなし)ラケット)
 ・ZX-Gear Fiber(ゼクスギアファイバー)
  ブレード厚 5.7 mm  平均重量:85 g  Z Fiber Inner (5+2)
  7.5 / Soft 2

YASAKA(ヤサカ)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Ma Lin Extra Offensive(馬林エキストラオフェンシブ)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:85 g
 ・Sweden Extra(スウェードンエキストラ)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g
 ・Mark Wood(マークウッド)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:83 g
 ・Sweden Classic(スウェードンクラシック)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:83 g
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・Earlest 7+(アーレスト7プラス)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:80 g
 ・Ma Lin Extra Special(馬林エキストラスペシャル)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:95 g

海外メーカー

andro(アンドロ)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・INIZIO ALL(イニツィオオール)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:93 g
 ・CSJ OFF(シーエスジェイオフ)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:74 g
 ・TIMBER 5 OFF(ティンバー5オフ)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:80 g
 ・Wanokiwami -Ao-(和の極み -蒼-)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:87 g
 ・NOVACELL OFF/S(ノヴァセルオフ/エス)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:78 g
 ・NOVACELL OFF(ノヴァセルオフ)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:81 g
 ・TP LIGNA ALL(ティーピーリグナオール)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:70 g
 ・Gauzy BL5 ALL(ゴーズィービーエルファイブオール)
  ブレード厚:5.4 mm  平均重量:82 g
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・TIMBER 7 OFF/S(ティンバー7オフ/エス)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量:84 g
 ・TIMBER 7 OFF(ティンバー7オフ)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:82 g
 ・Gauzy SL OFF(ゴーズィーエスエルオフ)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:90 g
 ・Wanokiwami - Ren-(和の極み - 煉-)
  ブレード厚:6.7 mm  平均重量:82 g
Special Fibers(特殊繊維系ラケット)
 ・TREIBER FO OFF/S(トレイバーエフオーオフ/エス)
  ブレード厚:6.8 mm  平均重量:91 g  TXL(テクセル)Fiber Outer(5+2)
 ・TREIBER FI OFF(トレイバーエフアイオフ)
  ブレード厚:6.8 mm  平均重量:91 g  TXL(テクセル)Fiber Inner(5+2)

DONIC(ドニック)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Persson Exclusive OFF(パーソンエクスクルーシブオフ)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量: g
 ・J.O. Waldner OFF(J.O.ワルドナーオフ)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量: g
 ・Persson Power Allround(パーソンパワーオールラウンド)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量: g
 ・Waldner Dicone / JO Shape(ワルドナーディコン)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量: g
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・Persson Seven(パーソンセブン)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量: g
 ・Original Senso V1(オリジナルセンゾーV1)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量: g
 ・Persson Power Play Senso V1(パーソンパワープレイセンゾーV1)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量: g
 ・Persson Power Play(パーソンパワープレイ)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量: g
Special Fibers(特殊繊維系ラケット)
 ・Waldner CFZ(ワルドナーCFZ)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量: g  CFZ Fiber Inner(5+2)
 ・Persson CFZ(パーソンCFZ)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量: g  CFZ Fiber Outer(5+2)

Double Happiness Shanghai(DHS)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)





Joola(ヨーラ)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

Five Play Woods(5枚合板ラケット)
 ・Classic(クラシック)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:85 g
 ・Toni Hold(トニーホルト)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:80 g
Seven Play Woods(7枚合板ラケット)
 ・Viva(ビバ)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:83 g
 ・Xylo 7(ザイロ7)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:88 g
Special Fibers(特殊繊維系)
 ・Air Fibre(エアーファイバー)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:59-61 g  Glass Fiber (5+2)
 ・Kosaka Extreme(香坂エクストリーム)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:88 g  Black Cross Fiber(5+2)
 ・Chen defender(チェン ディフェンダー)
  ブレード厚:7.5 mm  平均重量:90 g  Adhesive layer (5+2)
 ・Chen Wei-Xing(陳衛星)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:90 g  Black Cross Fiber(5+2)

JUIC(ジュイック)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)





STIGA(スティガ)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)





TIBHAR(ティバー)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)





XIOM(エクシオン)

・Five Play Woods(5枚合板)
・Seven Play Woods(7枚合板)
・Special Fibers(特殊繊維系)

メーカー超えてシェイクラケット比較 〜インナーカーボン〜

各メーカーのシェイクラケット〜インナーカーボンラケット〜

 日本で販売しているメーカーとシェイクインナーカーボンラケットをまとめました。メーカーごとに並べています。基本的には特殊素材カーボンでも硬くて弾むものから順番に、またブレード厚さの厚い ≒ 飛距離の出やすいラケット、と考え厚いラケットから順番に並べています。ご参考いただければ幸いですね。

日本メーカー

Butterfly / Tamasu(バタフライ/タマス)

 ・Super Zylon Carbon(スーパーザイロンカーボン):SZLC
 ・Zylon Carbon(ザイロンカーボン):ZLC
 ・Arylate Carbon(アリレートカーボン):ALC

SZLC Inner(SZLCインナー)
 ・Harimoto Tomokazu Inner Forece Super ZLC(張本智和インナーフォースSZLC)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:90 g  SZLC Inner (5+2)
ZLC Inner(ZLCインナー)
 ・Harimoto Tomokazu Inner Forece ZLC(張本智和インナーフォースZLC)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  ZLC Inner (5+2)
 ・Tiago Apolonia ZLC(アポロニアZLC)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:91 g  ZLC Inner (5+2)
 ・Inner Force Layer ZLC(インナーフォースレイヤーZLC)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:89 g  ZLC Inner (5+2)
ALC Inner(ALCインナー)
 ・Harimoto Tomokazu Inner Forece ALC(張本智和インナーフォースALC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:88 g  ALC Inner (5+2)
 ・Inner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:89 g  ALC Inner (5+2)
 ・Inner Force Layer ALC.S(インナーフォースレイヤーALC.S)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:88 g  ALC Inner (5+2)

Nittaku(ニッタク)

 ・Kevlar Carbon(ケブラーカーボン)
 ・Gla Carbon(グラカーボン)
 ・FE Carbon(FEカーボン)
 ・FE Kevlar Carbon(FEケブラーカーボン)
 ・Basalt(バサルト)
 ・Kevlar Speed(ケブラースピード)
 ・Kevlar(ケブラー)
 ・Ultra Thin Carbon(極薄カーボン)

Kevlar Carbon Inner(ケブラーカーボンインナー)
 ・Tornado King Power(トルネードキングパワー)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:88 g  Kevlar Carbon Inner (5+2)
  https://katsuo000.com/review_tornadoking_power/
Gla Carbon Inner(グラカーボンインナー)
 ・Ma Long Carbon(馬龍カーボン)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:94 g  Gla Carbon Inner (5+2)
FE Carbon Inner(FEカーボンインナー)
 ・Ma Long Carbon 2(馬龍カーボン2)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:90 g  FE Carbon Inner (5+2)
 ・Septear Feel Inner(セプティアフィールインナー)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  FE Carbon Inner (5+2)
 ・Acoustic Carbon Inner(アコースティックカーボンインナー)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:90 g 92 g(LG)  FE Carbon Inner (5+2)
 ・Tenaly Acoustic Carbon Inner(テナリーアコースティックカーボンインナー)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:90 g  FE Carbon Inner (5+2)
 ・Kasumi Special(佳純スペシャル)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g  FE Carbon Inner (5+2)
 ・Latika Carbon(ラティカカーボン)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g  FE Carbon Inner (5+2)
 ・Violin Carbon Inner(バイオリンカーボンインナー)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:90 g  FE Carbon Inner (5+2)
Ultra Thin Carbon Inner(極薄カーボンインナー)
 ・Mig・Non(ミグノン)
  ブレード厚:6.7 mm  平均重量:78 g  極薄Carbon Inner (5+2)
 ・Blood Wood(ブラッドウッド)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  極薄Carbon Inner (5+2)
 ・Tenaly Carbon(テナリーカーボン)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:85 g  極薄Carbon Inner (5+2)

VICTAS(ヴィクタス)

 ・H Carbon(Hカーボン)
 ・V Carbon(Vカーボン)
 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)
 ・Zxion Carbon(ゼクシオン(Z)カーボン)
 ・Line Carbon(ラインカーボン)
 ・Silver Carbon(シルバーカーボン)
 ・Fleece Carbon(フリースカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

 H Carbon Inner(Hカーボンインナー)
 ・Fire Fall HC(ファイヤーフォールHC)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:89 g  H Carbon Inner (5+2)
 V Carbon Inner(Vカーボンインナー)
 ・Fire Fall VC(ファイヤーフォールVC)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:92 g  V Carbon Inner (5+2)
 Aramid Carbon Inner(アラミドカーボンインナー)
 ・Fire Fall AC(ファイヤーフォールAC)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:88 g  Aramid Carbon Inner (5+2)
 Z Carbon Inner(Zカーボンインナー)
 ・ZX-Gear In(ゼクスギアイン)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:89 g  Z Carbon Inner (5+2)
 Line Carbon Inner(ラインカーボンインナー)
 ・Fire Fall LC(ファイヤーフォールLC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:88 g  Line Carbon Inner (5+2)
 Silver Carbon Inner(シルバーカーボンインナー)
 ・Fire Fall SC(ファイヤーフォールSC)
  ブレード厚:6.2 mm  平均重量:93 g  Silver Carbon Inner (5+2)
 Fleece Carbon Inner(フリースカーボンインナー)
 ・Fire Fall FC(ファイヤーフォールFC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:82 g  Fleece Carbon Inner (5+2)

YASAKA(ヤサカ)

 ・PB Carbon(PBカーボン)
 ・UD Carbon(UDカーボン)
 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)
 ・Carbon(カーボン)
 ・Fleece Carbon(フリースカーボン)

 PB Carbon Inner(PBカーボンインナー)
 ・Zebarate(ゼバレート)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:87 g  PB Carbon Inner (5+2)
 UD Carbon Inner(UDカーボンインナー)
 ・Reinforce HC(レインフォースHC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:87 g  UD Carbon Inner (5+2)
 Aramid Carbon Inner(アラミドカーボン(PAカーボン)インナー)
 ・Reinforce AC(レインフォースAC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:87 g  PA Carbon Inner (5+2)
  https://katsuo000.com/review_reinforce_ac/
 ・Alnade Inner(アルネイドインナー)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g  PA Carbon Inner (5+2)
 Carbon Inner(カーボンインナー)
 ・Earlest Carbon +(アーレストカーボン+)
  ブレード厚:6.9 mm  平均重量:82 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Ma Lin Hard Carbon(馬林ハードカーボン)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:90 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Ma Lin Carbon(馬林カーボン)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Ma Lin Soft Carbon(馬林ソフトカーボン)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:87 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Mark Carbon(マークカーボン)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:86 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Reinforce SI(レインフォースSI)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:85 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Sweden EK Carbon(スウェーデンEKカーボン)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:87 g  Carbon Inner(5+2) 上板:オーク材
 Fleece Carbon Inner(フリースカーボンインナー)
 ・Reinforce LT(レインフォースLT)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:82 g  Fleece Carbon Inner (5+2)

海外メーカー

andro(アンドロ)

 ・KVL Carbon(KVLカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

 KVL Carbon Inner(KVLカーボンインナー)
 ・TREIVER CI OFF(トレイバーシーアイオフ)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:88 g  KVL Carbon Inner (5+2)
 Carbon Inner(カーボンインナー)
 ・TP LIGNA CI OFF(TPリグナシーアイオフ)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:88 g  Carbon Inner(5+2)

DONIC(ドニック)

 ・Premium Acrylic Carbon(プレミアムアクリルカーボン)
 ・Acrylic Carbon(アクリルカーボン)
 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)

 ・Carbon(カーボン)

 Premium Acrylic Carbon Inner(プレミアムアクリルカーボンインナー)
 Original No.1 Senso(オリジナルNo.1センゾー)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:xx g  Premium Acrylic Carbon Inner (5+2)
 Acrylic Carbon Inner(アクリルカーボンインナー)
 Original No.1(オリジナルNo.1)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:xx g  Acrylic Carbon Inner (5+2)
 Aramid Carbon Inner(アラミドカーボンインナー)
 Extension GC(エクステンションGC)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:xx g  Aramid Carbon Inner (5+2)
 Carbon(カーボン)
 ・Waldner Legend Carbon 
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:xx g  Carbon Inner (3+2)
 ・Waldner  Ultra Carbon(JO Shape and/or Senso V1 Grip)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:xx g  Carbon Inner (5+2) 
 ・Waldner Carbon(JO Shape and/or Senso V1 Grip)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:xx g  Carbon Inner (5+2) 

Double Happiness Shanghai(DHS)

Joola(ヨーラ)

 ・PBO-C
 ・Kevlar Carbon(KL-C)
 ・Carbon(カーボン)

 PBO-C Inner(PBO-Cインナー)
 ・Rossi Emotion PBO-C(ロスコフエモーションPBO-C)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:90 g  PBO-C Inner (5+2)
 KL-C Inner(KL-Cインナー)
 ・Santoru KL-C Inner(サントールKLCインナー)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:90 g  KL-C Inner (5+2)
 Carbon Inner(カーボンインナー)
 ・ Air Carbon(エアーカーボン)
  ブレード厚:7.6 mm  平均重量:71 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Rosskopf Emotion(ロスコフエモーション)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:87 g  Carbon Inner (5+2)

JUIC(ジュイック)

 ・Carbon(カーボン)

 Carbon Inner(カーボンインナー)
 ・Cabriolet I-NP(カブリオレI-NP)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:90 g  Carbon Inner (5+2)

STIGA(スティガ)

 ・Carbon(カーボン)

 Carbon Inner(カーボンインナー)
 ・BANDA Carbon(バンダカーボン)
  ブレード厚:7.0 mm  平均重量:89 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Centric Carbon(セントリックカーボン)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:90 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Sweden Carbon(スウェーデンカーボン)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:85 g  Carbon Inner (5+2)
 ・Offensive Classic Carbon(オフェンシブクラシックカーボン)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:85 g  Carbon Inner (5+2)

TIBHAR(ティバー)

 ・Dyneema(ダイニーマ(カーボン))
 ・Hybrid ZC(ザイロンカーボン)
 ・Hybrid AC(アリレートカーボン)
 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

 Dyneema Inner(ダイニーマインナー)
 ・ Fortino Force(フォーティーノフォース)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:87 g   Dyneema Inner (5+2)
 ・ Fortino Performance(フォーティーノパフォーマンス)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:87 g   Dyneema Inner (5+2)
 Carbon Inner(カーボンインナー)
 ・Stratus Samsonov Cabon(ストラタスサムソノフカーボン)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:85 g  Carbon Inner (5+2)

XIOM(エクシオン)

 ・Axylium Carbon / Zephylium Carbon
 (アクシリウムカーボン / ゼファリウムカーボン)

Axylium Carbon Inner(アクシリウムカーボンインー)
 ・Ice Cream AZXi(アイスクリームAZXi)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g  Axy Carbon + Zep Carbon Inner (5+2)

シェイクラケット比較 〜アウターカーボン〜

各メーカーのシェイクラケット 〜アウターカーボンラケット〜

 日本で販売しているメーカーとシェイクアウターカーボンラケットをまとめました。メーカーごとに並べています。基本的には特殊素材カーボンでも硬くて弾むものから順番に、またブレード厚さの厚い ≒ 飛距離の出やすいラケット、と考え厚いラケットから順番に並べています。ご参考いただければ幸いですね。

日本メーカー

Butterfly / Tamasu(バタフライ/タマス)

 ・Super Zylon Carbon(スーパーザイロンカーボン):SZLC
 ・Zylon Carbon(ザイロンカーボン):ZLC
 ・Arylate Carbon(アリレートカーボン):ALC
 ・Tamca 5000 Carbon(タムカ5000カーボン):Tamca5000

 SZLC Outer(SZLCアウター)
 ・Mizutani Jun SZLC(水谷隼SZLC)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:92 g  SZLC Outer (5+2)
 ・Zhang Jike SZLC(張継科SZLC)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:90 g  SZLC Outer (5+2)
 ZLC Outer(ZLCアウター)
 ・Mizutani Jun ZLC(水谷隼ZLC)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  ZLC Outer (5+2)
 ・Timo Boll ZLC(ティモボルZLC)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:86 g  ZLC Outer (5+2)
 ・Zhang Jike ZLC(張継科ZLC)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:87 g  ZLC Outer (5+2)
 ALC Outer(ALCアウター)
 ・Marcos Freitas ALC(フレイタスALC)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:87 g  ALC Outer (5+2)
 ・Viscaria(ビスカリア)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:87 g  ALC Outer (5+2)
 ・Lin Gaoyuan ALC(林高遠ALC)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:88 g  ALC Outer (5+2)
 ・Timo Boll ALC(ティモボルALC)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:86 g  ALC Outer (5+2)
 ・Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:88 g  ALC Outer (5+2)
 ・Matsudaira Kenta ALC(松平健太ALC)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:84 g  ALC Outer (5+2)
 Tamca5000 Outer(Tamca5000アウター)
 ・Zhang Jike T5000(張継科T5000)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:91 g  Tamca5000 Outer (5+2)
 ・SK Carbon(SKカーボン)
  ブレード厚:5.2 mm  平均重量:77 g  Tamca5000 Outer (3+2)
 ・Timo Boll TJ(ティモボルTJ)
  ブレード厚:5.2 mm  平均重量:70 g  Tamca5000 Outer (3+2)

Nittaku(ニッタク)

 ・Kevlar Carbon(ケブラーカーボン)
 ・FE Carbon(FEカーボン)
 ・FE Kevlar Carbon(FEケブラーカーボン)
 ・Ultra Thin Carbon(極薄カーボン)

 Kevlar Carbon Outer(ケブラーカーボンアウター)
 ・Flyatt Carbon Pro(フライアットカーボンプロ)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g  Kevlar Carbon Outer (5+2)
 ・Tornado King Speed(トルネードキングスピード)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  Kevlar Carbon Outer (5+2)
 FE Carbon Outer(FEカーボンアウター)
 ・Septear Feel(セプティアフィール)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  FE Carbon Outer (7+2)
 ・Rutis Revo(ルーティスレボ)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g  FE Carbon Outer (3+2)
 ・Acoustic Carbon(アコースティックカーボン)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:90 g 92 g(LG)  FE Carbon Outer (5+2)
 ・Violin Carbon(バイオリンカーボン)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:90 g  FE Carbon Outer (5+2)
 FE Kevlar Carbon Outer(FEケブラーカーボンアウター)
 ・Ma Long Carbon 3(馬龍カーボン3)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g  FE Kevlar Carbon Outer (5+2)
 Ultra Thin Carbon Outer(極薄カーボンアウター)
 ・Factive Carbon(ファクティブカーボン)
  ブレード厚:6.6 mm  平均重量:82 g  極薄Carbon Outer (5+2)
 ・Flyatt Carbon(フライアットカーボン)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:82 g  極薄Carbon Outer (5+2)
 ・Canaldy Carbon(カナルディカーボン)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:70 g  極薄Carbon Outer (5+2)

TSP(ティーエスピー)

 ・Carbon(カーボン)
 ・Fleece Carbon(フリースカーボン)

 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・Hino Carbon(ヒノカーボン)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:85 g  Carbon Outer (3+2)
 ・Trinity Carbon(トリニティカーボン)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:80 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Carbon F-1(カーボンF-1)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:85 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Walnut Carbon(ウォルナットカーボン)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:89 g  Carbon Outer (5+2)
 Fleece Carbon Outer(フリースカーボンアウター)
 ・SWAT Carbon(スワットカーボン)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:86 g 78 g(kids)  Fleece Carbon Outer (5+2)
 ・Astron Blue(アストロンブルー)
  ブレード厚:7.2 mm  平均重量:90 g  Fleece Carbon Outer (5+2)

VICTAS(ヴィクタス)

 ・Zxion Carbon(ゼクシオン(Z)カーボン)
 ・Fleece Carbon(フリースカーボン)

 Z Carbon Outer(Zカーボンアウター)
 ・Liam Pitchford(リアムピッチフォード)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:90 g  Z Carbon Outer (5+2)
 ・ZX-Gear Out(ゼクスギアアウト)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:89 g  Z Carbon Outer (5+2)
 Fleece Carbon Outer(フリースカーボンアウター)
 ・KOKI NIWA(丹羽孝希)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:88 g
  Fleece Carbon Outer / Aramid Carbon Inner (5+4)
 ・Quartet VFC(カルテットVFC)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:88 g
  Fleece Carbon Outer / V Carbon Inner (5+4)
 ・Quartet LFC(カルテットLFC)
  ブレード厚:5.3 mm  平均重量:86 g
  Fleece Carbon Outer / Line Carbon Inner (5+4)
 ・Quartet AFC(カルテットAFC)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:91 g
  Fleece Carbon Outer / Aramid Carbon Inner (5+4)
 ・Quartet SFC(カルテットSFC)
  ブレード厚:5.4 mm  平均重量:92 g
  Fleece Carbon Outer / Silver Carbon Inner (5+4)
 ・Dyna Carbon(ダイナカーボン)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:85 g  Fleece Carbon Outer (5+2)
 ・KOJI MATSUSHITA(松下浩二スペシャル)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:90 g  Fleece Carbon Outer (5+2)

YASAKA(ヤサカ)

 ・PA Carbon(PAカーボン)

 PA Carbon Outer(PAカーボンアウター)
 ・ Alnade(アルネイド)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:85 g  PA Carbon Outer (5+2)

海外メーカー

andro(アンドロ)

 ・KVL Carbon(KVLカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

 KVL Carbon Outer(KVLカーボンアウター)
 ・TREIVER CO OFF/S(トレイバーシーオーオフ)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:88 g  KVL Carbon Outer (5+2)
 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・TP LIGNA CO OFF(TPリグナシーオーオフ)
  ブレード厚:6.3 mm  平均重量:92 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Gauzy HL CO OFF(ゴーズィHLシーオーオフ)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:84 g  Carbon Outer (5+2)

DONIC(ドニック)

 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

 Aramid Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・Esprie(エスプリ)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:xx g  Aramid Carbon Outer (5+2)
 ・Original True Carbon(旧Ovtcharov True Carbon)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:xx g  Aramid Carbon Outer (5+2) 
 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・Original Carbo Speed
  ブレード厚:6.7 mm  平均重量:xx g  Carbon Outer (3+2)
 ・Original Senso Carbon(旧Ovtcharov Senso Carbon)
  ブレード厚:6.0 mm  平均重量:xx g  Carbon Outer (5+2) 

Double Happiness Shanghai(DHS)

Joola(ヨーラ)

 ・X3
 ・Super PBO-C
 ・PBO-C
 ・Alyrate Carbon(ALC)
 ・PPA Carbon
 ・Meriorate Carbon(メリオレートカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

 X3 Outer(X3アウター) 
 ・Vyzaryz Trinity(ヴァイザリズ トリニティー)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:90 g  X3 Outer (5+2) 
 Super PBO-C Outer(スーパーPBO-Cアウター)
 ・Energon(エナゴン)
  ブレード厚:5.6 mm  平均重量:90 g  Super PBO-C Outer (5+2) 
 PBO-C Outer(PBO-Cアウター)
 ・Nobilis(ノビリス)
  ブレード厚:7.1 mm  平均重量:85 g  PBO-C Outer (3+2)
 ・Zelebro(ゼレブロ)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:90 g  PBO-C Outer (5+2) 
 Alyrate Carbon Outer(ALCアウター)
 ・Vyzaryz Freeze(ヴァイザリズ フリーズ)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:85 g  ALC Outer (5+2) 
 PPA Carbon Outer(PPAアウター)
 ・Mattenet OFF(マテネOFF)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:85 g  PPA Carbon Outer (5+2) 
 Meliorate Carbon Outer(メリオレートカーボンアウター)
 ・Aldente Carbon LB(アルデンテカーボン)
  ブレード厚:5.5 mm  平均重量:90 g  Meliorate Carbon Outer (5+2)
 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・Classic Carbon(クラッシックカーボン)
  ブレード厚:6.1 mm  平均重量:90 g  Carbon Outer (5+2)

JUIC(ジュイック)

 ・Carbon(カーボン)

 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・Hightech Cypress Carbon(ハイテクサイプレスカーボン)
  ブレード厚:10.0 mm  平均重量:70 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Balsa C(バルサC)
  ブレード厚:10.0 mm  平均重量:85 g  Carbon Outer (3+2)
 ・ Iseki Carbon(偉関カーボン)
  ブレード厚:6.4 mm  平均重量:90 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Cabriolet F(カブリオレF)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:90 g  Carbon Outer (5+2)

STIGA(スティガ)

 ・Carbon(カーボン)

 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・ Carbonado 290(カーボネード290)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:95 g  Carbon Outer (5+2)
 ・ Carbonado 245(カーボネード245)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:95 g  Carbon Outer (5+2)
 ・ Carbonado 190(カーボネード190)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:90 g  Carbon Outer (5+2)
 ・ Carbonado 145(カーボネード145)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:90 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Dynasty Carbon Xu Xin Edition(ダイナスティカーボン)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:95 g  Carbon Outer (5+2)
 ・Dynasty Carbon(ダイナスティカーボン)
  ブレード厚:5.9 mm  平均重量:95 g  Carbon Outer (5+2)
 ・ Carbonado 90(カーボネード90)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:87 g  Carbon Outer (5+2)
 ・ Carbonado 45(カーボネード245)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:87 g  Carbon Outer (5+2)

TIBHAR(ティバー)

 ・Dyneema(ダイニーマ(カーボン))
 ・Hybrid ZC(ザイロンカーボン)
 ・Hybrid AC(アリレートカーボン)
 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)
 ・Carbon(カーボン)

  Dyneema Outer(ダイニーマアウター)
 ・Fortino Pro(フォーティーノプロ)
  ブレード厚:6.5 mm  平均重量:89 g  Dyneema Carbon Outer (5+2)
 Aramid Carbon Outer(アラミドカーボンアウター)
 ・ CCA Unlimited(CCAアンリミテッド)
  ブレード厚:7.1 mm ?  平均重量:xx g  Aramid Carbon Outer (5+2)
 ・ Samsonov Limited Edition 25(サムソノフ25周年記念モデル)
  ブレード厚:5.8 mm  平均重量:xx g  Aramid Carbon Outer (5+2)
 Carbon Outer(カーボンアウター)
 ・Rapid Cabon(ラピッドカーボン)
  ブレード厚:7.5 mm  平均重量:75 g  Carbon Outer (5+2)

XIOM(エクシオン)

 ・Axylium Carbon / Zephylium Carbon(アクシリウムカーボン / ぜファリウムカーボン)
 ・Aramid Carbon(アラミドカーボン)

Axylium Carbon Outer(アクシリウムカーボンアウター)
 ・Ice Cream AZX(アイスクリームAZX)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g  Axy Carbon + Zep Carbon Outer (5+2)
 ・36.5 ALX
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g  Axy Carbon Outer (5+2)
Aramid Carbon Outer(アラミドカーボンアウター)
 ・Stradivarius(ストラディバリウス)
  ブレード厚:5.7 mm  平均重量:85 g  Aramid Carbon Outer (5+2)

シェイクラケット比較! 〜分類&評価について〜

シェイクラケット比較!

 卓球のラケットってラバーほどではないですけど数が多くて、どれがどう良いのかよくわかりませんよね!ラバーほど簡単に全てを比較することは難しいのですが、各メーカーのシェイクラケットの公表スペックをメーカーの垣根を超えて分類・比較して行きたいと思います!イチ卓人の主観を軸に行いますが、参考にしていただければ幸いです!

シェイクラケットを3つに分類!

 シェイクラケットは無数にありますが、現在人気の高いラケットタイプを軸に大きく3つに分類しようと思います!この3つへ分類することで、大雑把ではありますが比較・理解がしやすくなると考えます。各分類の中なら公表スペック上の比較であっても大きく外れにくいとも考えます。3つの分類は以下になります。
 1つ目の分類はインナーカーボンラケットになりますね。近年、トップ選手を中心に明らかにインナーカーボンラケットが主流となりつつあるとkatsuo000は感じています。インナーカーボンラケットは、アウターカーボンラケットよりも後に登場したこともあって、今後も多数のラケットが販売されるのではないかと想像します。アウターカーボンラケットよりも球持ちが良くてコントロールしやすく、木材系ラケットよりもスピードが出せる、まさに最もバランスの良いラケットタイプと言えるでしょう!スピン系テンションラバーを使う選手は徐々にこのインナーカーボンのラケットタイプを使用する選手が増えてきていると思いますね。
 続いて、2つ目の分類はアウターカーボンラケットですね!打球感は硬いですが、カーボンらしい高いスピード性能が特徴です。過去にはトップ選手で主流だったラケットタイプと言えるでしょう。選手の戦型やラバーによっても異なりますが、粘着ラバーを使用する選手、とりわけ中国男子トップ選手の使用率の高いラケットタイプになると言えるでしょう。中国選手のメインラバーである粘着ラバーの低いスピード性能を、アウターカーボンラケットの高いスピード性能で補う組み合わせが主になりますね。近年、中国製ラバー以外でも粘着ラバーが増えつつあり、もしかしたら改めてアウターカーボンラケットがトップ選手層の間で増える可能性もあり得ると思います。見逃せない分類となりますね。
 最後の3つ目の分類が木材系ラケットになります。なお、katsuo000の独断で本ブログではカーボンの入っていない特殊素材系のラケットは木材合板系ラケットに分類していきます。5枚合板や7枚合板系ラケット、アウター特殊繊維ラケットやインナー特殊繊維ラケット、単板ラケットもこの木材系ラケットに分類させていただきます。最も種類や幅の広い分類のラケットタイプになりますね。各分類のラケットについてそれぞれ言及していきます。

1. インナーカーボンラケット

 インナーカーボンラケットというと、トップ選手では張本智和選手中国のMa Lomg(馬龍)選手が使用している分類のラケットになりますね!球持ちのあるラケットタイプであるインナーカーボンラケットは現在徐々に徐々に卓球界を席巻している感じです。特にインナーカーボンラケットが今後席巻してくると強く感じる点として、次のような事実を挙げさせていただきます。
 ・2020年1月の全日本選手権大会男子優勝の宇田幸矢選手のラケットはインナーZLC
 ・2020年4月Butterfly(バタフライ)ラケットの新商品は主にインナーカーボンラケット
 (張本智和シリーズの拡充)

 ・バタフライのパンフレットにおけるラケット表で表の一番上にインナーカーボンが配置↓

 インナーカーボンラケットは板の中心材の板付近にカーボン素材を挟んだラケットですので、強くぶつけるようにボールを打球した時にカーボンらしい硬さと弾みとスピードを感じるラケットになりますね。少しブレード厚さの厚いラケットも多いですが、基本的には6.0 mm前半くらいの厚さのラケットが多いと思います。このラケットタイプは前述した通り、今後も種類が増えるのではないかと想像します。インナーカーボンラケットの種類が増えると考える理由は、現行の卓球ではプラボールになって反応速度に加えて筋力やパワーも必要となりつつあること、後陣から巻き返す戦型よりも前陣カウンター多用の線型の方が主流となりつつあること、の2つが主な理由です。筋力とパワーが必要である一方で台上や前陣での安定感も求められるわけですが、アウターカーボンラケットで台上をこなすには天才的なタッチセンスを要します。アウターカーボンラケットしか選択肢がなければ、卓球選手には卓球的センスと天才的なタッチセンスを要し、選手の幅が狭くなりやすいでしょう。インナーカーボンラケットの登場と扱いやすさと威力がバランスされることで、より多くの卓球アスリート、卓球選手が活躍できるようになったと思います。
 個人的な印象ですが、軽打時やラバーにのみくい込ませた時の弾みと、厚くラケットの芯まで響くようにぶつけて強打した時の弾みが異なると感じ、扱いに慣れが必要と感じました。トップ選手のように練習時間の確保ができるのであれば別ですが、個人的にはアウターカーボンラケットからインナーカーボンラケットへの移行は人によって時間を要すると感じました。用具を変更する場合はこの変化を想定した方が良いでしょう。

2. アウターカーボンラケット

 アウターカーボンラケットの使用者として代表的な選手はドイツのTimo Boll(ティモ・ボル)選手になりますね。生きる伝説ティモ・ボル選手を中心に水谷隼選手といった日本のトップ選手も使用する分類のラケットタイプがアウターカーボンラケットになりますね。近年のアウターカーボンラケットの主流は主にブレード厚さの薄いラケットになってきています。過去にはブレード厚の厚いアウターカーボンラケットも多くありました。ブレード厚の厚いアウターカーボンラケットの方向性は日本式ペンの1枚ヒノキ単板系ラケットの延長線のような方向性のアウターカーボンラケットになりますね。現在の王道となりつつあるブレード厚さの薄いアウターカーボンラケットは、ブレード厚さがだいたい6.0 mm前後のラケットというのが特徴となります。ブレード厚さが薄くなることで回転のかけやすさと回転性能が高くなるラケットタイプになりますね。katsuo000が現在メインで使っているラケット、Zhang Jike ZLC(張継科ZLC)もこのカテゴリーに分類されるラケットになります。トップ選手では、キング水谷隼選手が使用するMizutani Jun ZLC(水谷隼ZLC)や、インターハイ王者であり全日本選手権3位の戸上隼輔選手の使用するZhang Jike ALC(張継科ALC)も板薄アウターカーボンラケットと言えるでしょう。
 アウターカーボンラケットの特徴は、スピード性能が高く後陣からの巻き返しが可能ですが、アウターにカーボンを配するラケット設計ですので、打球感が硬く扱いがやや難しい、というものになります。ただし近年注目を浴びつつある粘着ラバーと組み合わせることで粘着ラバーの低いスピード性能を補うといった組み合わせが流行りつつあります。中国トップ選手でも人気で、Zhang Jike(張継科)選手やFan Zhendong(樊振東)選手といった選手がViscaria(ビスカリア)またはそれとほぼ同タイプのラケットを使用しているのはとても有名でしょう。アウターカーボンラケットでも、主流はArylate Carbon(アリレートカーボン)やAramid Carbon(アラミドカーボン)といった柔らかく扱いやすいカーボン素材を配したアウターカーボンラケットになるでしょう。

3. 木材系ラケット

 最後は木材系ラケットになります。インナーカーボンラケットが流行するということは球持ちの良い合板系ラケットも、もちろん人気があると言って過言はないでしょう。合板の人気を後押しする情報として、ファンタジスタSimon Gauzy(シモン・ゴーズィー、フランス)選手やハードヒッターHugo Calderano(ウーゴ・カルデラノ、ブラジル)選手は木材系のラケットを使用しているという事実があると思います。カルデラノ選手は2020年に入って、Hugo Hyper Axylium(ウーゴ・ハイパーアクシリウム、HAL)というアウター特殊素材系のラケットへ変更した様ですが、HALはアウターカーボン系ラケットではなく、Hyper Axylium(ハイパーアクシリウム)という特殊素材繊維がアウターに入った、木材系ラケットに近い打球感覚のラケットになるようです。つまり木材よりのラケットを使用されているということですね!
 木材系ラケットに分類されるラケットは種類が多く、さらに分類できるので、念のため少し言及しておきます。まず最も基本的な種類と言えるのが5枚合板系ラケットになります。5枚合板ラケットは近年ブレード厚さが厚くなってきて6.0 mm〜7.0 mmのものが多くなりつつある印象です。5枚号版ラケットはブレード厚さを厚くすることで飛距離を補う設計のラケットが主流となりつつあるのだと思います。次に多い種類が7枚合板系ラケットになりますね。7枚合板系ラケットはブレード厚さがだいたい6.0 mm後半から徐々に徐々に薄くなってきている印象です。7枚合板といえば威力のあるパワーボールのイメージが強いですが、7枚合板の威力を維持しつつ回転性能を補うためにブレード厚さが薄くなりつつあるようです。そして特殊素材(カーボンなし)系のラケットは、基本的にはブレード厚さは薄いラケットが多い印象です。カーボンなし特殊素材系ラケットの特徴として木材系ラケットの回転性能や球持ちを維持しながら、狭いスイートスポットを広げたり威力を高めたり軽量化しているラケットが多いですね。

各分類のシェイクラケット

今後、こちらにリンクを貼り付けていきますね。

1. インナーカーボンラケット

2. アウターカーボンラケット

3. 木材系ラケット

 まとめていくとラケットの打球感覚を想像しやすいのが、特殊素材ありのラケットになりますね!特殊素材が入っていれば特殊素材特有の硬さを感じるはずですし、その特殊素材の説明も各メーカーが豊富に発信してくれているのでわかりやすいです。どうしても特殊素材ありのラケットは木材系ラケットよりも高くなりますのでどのような付加価値があるのか発信するために特殊素材の説明は必須となるのでしょう。カーボンがなければ、特殊素材繊維となりますので聞いたことのない素材でもカーボンほど硬いことはないでしょう。そういったことからカーボンの有無問わず、ラケットの打球感覚はだいたいイメージが湧きます。
 一方で問題は5枚合板系のラケットになります。正直一番打球感やラケットの特性を想像することが難しいラケットは5枚合板系のラケットになりますね!ビギナー用からジュニア選手用、トップ選手も使用できるもの、とかなり多岐に渡ります。一方で情報がブレード厚さと重量くらいになるので情報が正直少なすぎると言えます。同じブレード厚さでも構成する木材に関する情報が少ないとどうしても打球感が想像しにくいです。上板にもちいられる木材の情報がもう少し得られるのであれば、まだ想像しやすいのですが、それらの情報がないと想像はかなり外れている気がします。もちろん板厚と上板以外にも打球感へ影響する要素(例えば重心、グリップ形状、貼り合わせる接着方法、など)はありますが、最低限上板の素材を示して欲しいなーなんて思ってしまいますね。今後情報を更新できるのであれば更新していきます。

レビュー Spin Art(スピンアート)(廃盤)

説明

 既に廃盤となってしまった、Butterfly(バタフライ)のSpin Art(スピンアート)についてレビューさせていただきます。2020年現在、市内のオープン戦ならギリギリ使っていいと思いますが、、、公式戦では使えない、使わない方がいいラバーになりますね。
 *廃盤になったラケットは使用可能。廃盤になったラバーは使用不可。

 このスピンアートはスポンジにモンスターラバー、Tenergy(テナジー)シリーズと同じSpring Sponge(スプリングスポンジ)を使用しています。しかもシートには微々粘着シートを使用したラバーで、2020年の用具界の台風の目、Dignics 09C(ディグニクス09C)と類似のカテゴリーのラバーになりますね!バタフライでは「粘着性ハイテンション」ラバーとタイプ分類しています。「粘着性ハイテンション」と言う言葉に心が踊ったのは自分だけですかね。テクノロジーはテナジーと同じ、「ハイテンション」、「スプリングスポンジ」の2つになります。試合に出ていてもなかなか見なかったラバーになりますね。

 使用していた選手で有名な選手は、全日本代表・卓球人気の立役者、福原愛選手になりますね!廃盤になって、時代が変わっていくことを感じます(オジサン発言ですね)。余談ですが、スポーツに限らず変化の激しい時代ですね!この変化を楽しめるくらいの余裕が欲しいものです汗

性能値

 バタフライさんの公表性能値になります。

 スピンはTenergy 05(テナジー05)と同じ11.5です。スポンジ硬度は一方で硬度はかなり硬いですね。ディグニクス09Cよりも硬いラバーになります。

スピンアートの貼りと重量

IMG_4795

 実際にパッケージを開けてみると目に入ってくるのはスポンジがオレンジで思わずテナジー!?と思える外観です。シートを見るとテナジーではなくスピンアートと書かれていて、触ると本当に気持ち粘着質な触り心地です。粘着と言われないとわからないかもしれないレベルですね。ただ気をつけないと台とべたりと引っ付いてしまいますね。埃や白いラインをもぎ取ってきます。粘着ラバーはついつい表面の埃についついデリケートになってしまいます汗。

Spin Art(スピンアート)
 ハイテンション裏ラバー
 スプリングスポンジ
 粘着性ハイテンション
・Sponge Thickness: 厚(1.9 mm)、特厚(2.1 mm)
・Speed:11.75
・Spin:11.5
・Sponge硬度:48
・廃盤
・76 g(切断前) → 50 g

 ラバー重量は49 gでした。いつもはZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼るのですが、今回は貼っていないので、省略させていただきますね。ラバー重量がやや重くテナジーよりも3〜5 gくらい重くなるイメージです。平均値をとったわけではないですが標準サイズのラケットで50 g前後の重さになりました。この辺りは粘着ラバーらしい重量だと思います。
 katsuo000の個人の余談ですが、バタフライのマークは、最新のディグニクスなどに採用されている左右対称のマークよりも、一世代前の左右非対称マークがカッコいいって思ってます。スピンアートは左右非対称マークですね!左右対称のバタフライのマークは、あれはあれで良いんですが自分は非対称マークの方が好きでしたね。

 katsuo000はスピンアートを使っていた時期がありました。このスピンアート、本当に良いラバーで、あくまで個人の意見ですが、Dignics 09C(ディグニクス09C)よりも好みなラバーでした。どのように好みなのかレビューさせていただきます。

Spin Artの3つの特徴

1. 粘着ラバーよりの粘着テンションラバー!

 先日販売されたディグニクス09Cと比べると、同じ粘着テンションラバーでも、スピンアートは圧倒的に粘着ラバーよりのラバーになります。つまりHurricane(キョウヒョウ)っぽい打球感のラバーになりますね!ディグニクス09Cよりもハードなラバーなので、もちろん使いこなせば癖球も出せますキョウヒョウ系の癖球というよりもはテナジー05以上にギュルんとホップする感じの癖球ドライブが打てるラバーでした。自分はバック側に貼っていたのでそのような使い方はできなかったのが残念ですが汗。バタフライの中でも異色のラバーだったと思いますね!使いこなすにはかなり難しさのあるラバーですので、廃盤になったのも納得です。
 昨今流行りの粘着テンションラバー、Rakza Z Extra Hard(ラクザZエキストラハード)、Omega VII China Guang(オメガ7チャイナ光)やOmega VII China Ying(オメガ7チャイナ影)、Blue Grip C1(ブルーグリップC1)と比べても遜色のなかったラバーではないかと思いますね。このラバーを廃盤にしてディグニクス09Cを販売すると判断したバタフライは時代を作っていると思います。

2. 弾まないので台上がおさまる!

 自分が一番信頼していたのは、この台上の部分ですね!特にその中でも気に入っていたのがブチギレツッツキです!非常にツッツキが切りやすかったです!自分はツッツキが下手くそでテナジー05では弾みすぎて切ることができなかったんですよね汗。このスピンアートだとツッツキがブチブチ切ることができましたし、チキータやバックハンドドライブも弾まないので思い切り回転をかけることができてやりやすかったです!

3. 価格がテナジーよりも安い!

 もう廃盤なので今では手に入らないラバーで特徴と言えませんが、テナジーシリーズのラバーよりも安かったラバーになりますね!価格が安いのも気に入っていた理由でした。

各技術レビュー

フォアハンド

軽打
 硬いですね!Tenrgy 05 Hard(テナジー05ハード)よりも硬いので当然と言えば当然ですが、打球感がかなり硬いです!

ロングボールやラリーでのドライブ
 少しボールは遅いですね。特に弾くとマッドな打球感しか感じずボールが伸びにくいですね。しっかり回転をかけた方がボールの2速の伸びが良かったですね!

面を開いたドライブ
 さすがバタフライという感じで、スポンジは負けませんね。むしろ自分のスイングスピードの遅さを感じてしまうかもしれません。ただ、キョウヒョウと比べるとスピードは出ますし打ちやすいと感じました。

対下回転に対するループドライブ
 これですね!エゲツナイのが打てます!コントロールもしやすいですね!回転量も良好で、硬さのあるラバーですのでテナジー05以上、テナジー05ハードと同等以上の回転量になっていると思います!

対下回転に対するスピードドライブ
 少し難しいのですが、スプリングスポンジを使っている分、キョウヒョウよりスピードが出ましたね!良いラバーです! 

カーブ/シュートドライブ
 横を入れた方が食い込んで安定すると思いました。

ブロック
 少し回転の影響を受けたり、硬さで落としたりしましたね。難しさを感じました。

カウンタードライブ
 打球点を少し落としたカウンタードライブはやりやすかったですね。

ストップ
 もちろんやりやすいです。切れますね!

ツッツキ
 ブチギレです!

フォアフリック
 球離れが早いので低いボールには難しかったです。

バックハンド系

軽打
 硬いですね。

ロングボールやラリーでのドライブ
 ドライブもあまり回転をかけられなかったと思います。それくらい硬いです。ただミートは良くて、前・中陣からのミートは良かったですね。

対下回転に対するループドライブ
 やりにくくはないのですが、切れていたり深くて球足が速いと落としてしまいそうでした。

対下回転に対するスピードドライブ
 ほぼ無理でしたね汗。どちらかというとミートの方が安定していました。

カーブ/シュートドライブ
 回転量が弱く、曲がらないですね汗

ブロック
 やはり硬いラバーなので難しかったです。落としやすかったです。

カウンタードライブ
 バックでは難しかったです。

ストップ
 やりやすいですね!

ツッツキ
 ブチギレですね!得点源でした。

チキータ
 練習して途中から少し安定しました!

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Dignics 05 > Spin Art ≧ Tenergy 05 Hard > Tenergy 05

スピード
 Tenergy 05 > Spin Art > Hurricane NEO III Blue SPonge

各メーカーのハイエンドラバーの比較 扱いやすさ編

横並びで比較!

 今回は扱いやすさになります。katsuo000は、回転量は最大値だったりスピードだったりを求めてしまいがちですが、、、小学生や中学生、レディースの選手ならむしろこちらの方が参考になるかもしれません。また今後、とにかく粘りに粘れる(テニスでいうところのシコる)に的した用具についても考えていこうと思っていますが、今回は粘れるというよりは、少ないエネルギーで高い回転量やスピードボールが出しやすいもの、という観点で並べました。なお、Rakza(ラクザ)シリーズはまだ試打できておらず今回の比較には入れることができておりません。申し訳ありません。m (_ _)m

10点

Rasanter R48(ラザンターR48)

 1位はandro(アンドロ)さんのラザンターR48です。このラバーはとにかく柔らかくて扱いやすいラバーでした!感覚的にはTenergy 05 FX(テナジー05FX)のような柔らかさです。非常に扱いやすく、それでいて、フォアで思い切りドライブをかければ、それなりの回転量が得られます!柔らかいのでブロックやミート、スピードドライブもやりやすいですね。オススメのラバーになりますね! 少し柔らかすぎて、相手の回転の影響を受けやすいかもしれません。自分は融通の良い方ではないので使わない判断をしましたが、試合でも相手の回転量にあわせて角度調整を的確にできるのであれば、極めて高コスパでハイエンドなラバーだと言えると思います。ポストテナジー戦線の中で抜きん出た存在だと思います!もし中高生くらいで、基礎をある程度覚え、ドライブもできるようになったくらいの子で、スピン系テンションラバーを探しているのであれば、試しみる価値はかなり高いと思いますね!下手にTenergy 05(テナジー05)を使うよりも今の卓球にあっていると思います!

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Target Pro GT-H47(ターゲットプロGT-H47)

 2位はcornilleau(コニヨール)のターゲットプロGT-H47です。少し回転量が大人しいと感じましたが、スピードドライブ時のラバー・スポンジの強さを感じながらも、ツッツキも低くおさまり扱いやすく、ミートもやりやすく、とても良いラバーだと思います。日本では知名度も高くなく、価格も高いラバーではあるのでなかなかハードルは高いと思いますが、R48と比べて回転量が落ちる分、相手の回転に対しても鈍感なラバーであるとも感じました。テナジー05のようなオートマなラバーではありませんが、テナジー05よりもミートもやりやすくて扱いやすく、何より回転の影響を受けない部分は非常に好印象でした。ニッチな分、試合で使っている人は少ないと思いますので、個性を出しつつ、安定を求めたいのであれば、アリだと思います!

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9点

Dynaryz AGR(ダイナライズAGR)

 3位はjoola(ヨーラ)の最新ラバー、ダイナライズAGRです!このラバーもかなり扱いやすかったです!50 gあったので、少し重く、AGRもjoolaさんではハードなスポンジ搭載となっていますので、3位です。試打したことありませんが、硬度を落としたDynaryz ACC(ダイナライズACC)はもしかしたらこの上に来るのかもしれません。ダイナライズAGRは柔らかくて扱いやすいのに、回転量があるボールが打てました。弱い力で強烈なドライブがガンガン打てます!少し弾みが強く飛距離が出やすいので、アウターカーボンではなく木材やインナーラケットと組み合わせることで、より扱いやすくなると思います。

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Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)

 4位はDONIC(ドニック)さんのブルーストームです。このラバーは回転はあまりかからないのですが、ボールが直線的な弧線を描いて安定させやすいラバーでした。スピードボールの安定感が非常に高かったです。コスパもよく面白いラバーだと思います。粘着ラバーやスピン重視のスピン系テンションラバーと組み合わせることで、相乗効果の高いラリーをすることも可能だと思います!相手の回転の影響は受けにくいのでカウンタードライブもかなりやりやすいと思います!こちらもオススメですね。

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Blue Fire JP01 Turbo(ブルーファイヤJP01ターボ)

 5位は4位に引き続き、DONIC(ドニック)のブルーファイヤJP01ターボになりました。こちらの方が回転量のあるボールが打てます。JP01ターボはそこまでスポンジは硬くなく、扱いやすい上に弧線が非常に高いので、下回転を持ち上げるのも非常にやりやすいと思いますね!ブルーストームと比べるとスピードは落ちますがその分、回転性能は中の上くらいにはあるのである程度回転での勝負も可能になります。爆発力があるわけではないですが、安定感と扱いやすさのあるコスパの良いラバーだと思います!

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以下は今後コメントしていきます。

各メーカーのハイエンドラバーの比較 ツッツキ&ストップ編

横並びで比較!

 今回はツッツキ&ストップになります。近年、プラボールの変更に伴いツッツキを切ることが難しくなってきました。トップ選手のプレイを見ていると相手の3球目を封じるためにストップ&ツッツキの価値は非常に重要になりつつあると思いますね。なお、Rakza(ラクザ)シリーズはまだ試打できておらず今回の比較には入れることができておりません。申し訳ありません。m (_ _)m


 各メーカー、ツッツキとストップを強調することは少ないですよね。実際ツッツキとストップにこだわっている選手は多くはないと思います。ただ近年、katsuo000はツッツキを本職使用の基準に入れるようになりましたね。

10点満点

Dignics 05(ディグニクス05)

 相変わらずディグニクス05です汗。このラバーはディグニクスシリーズの中でも抜群にツッツキがしやすいと感じています。何が素晴らしいかというと、多少角度があっていなくても上書きツッツキができてしまうのが非常に重要なポイントだと思っています!短いタッチでカツっと回転をかけることができるので、ストップも切ることができますね。この切れ味は粘着ラバーを彷彿としますね!自分にはTenergy 05(テナジー05)やTenergy 05 Hard(テナジー05ハード)ではディグニクス05でできるような質の高いツッツキを打つことができませんでした。とにかく素晴らしいツッツキ性能ですね!是非このラバーを使う際はツッツキを試していただきたいですね。

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9点

Hurricane NEO III Blue Sponge(省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)

 Double Happiness Shanghai(DHS)のキョウヒョウブルースポンジです。ツッツキは切れるのですが、しっかり自分から積極的にボールを持って接地時間をある程度持たせないと切りにくいのですが、おさまりやすさや止めやすさは、やはり群を抜いて高いので9点とさせていただきました。粘着ラバーですので、当然と言えば当然かもしれません。

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8点

Hurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウプロ3ターボブルー)

 Nittaku(ニッタク)さんのハイエンドラバーがランクインですね。やはり硬いのでツッツキ&ストップは非常にやりやすいです。特にターボオレンジと比べたらストップが特に止めやすいですね。粘着ラバーですので当然の性能だと思います。DHSのキョウヒョウと比べると板の硬さを感じやすく、弾きやすく回転の最大値も低いと感じたので、8点とさせていただきました。

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Hurricane Pro III Turbo Orange(キョウヒョウプロ3ターボオレンジ)

 同じく8点で4位にキョウヒョウプロ3ターボオレンジですね。やはり粘着ラバーはツッツキがやりやすいですね。上書きしやすいです。スピードが出ない分、当然と言えば当然だと思います。硬さが少し柔らかい分、ストップが止まりにくく回転量の最大値も低いと感じました。

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Rasanter R53(ラザンターR53)

 5位はandro(アンドロ)のラザンターR53になります。スポンジが硬く、球離れが速いので簡単ではなかったですが、回転量の最大値は高く、質の高いツッツキをしやすかったです。また硬いスポンジのおかげでストップもしやすく、評価の高い結果となりました。

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Q5(キューファイブ)

 6位はmizuno(ミズノ)のQ5です!このQシリーズは非常にツッツキが低くおさまりやすくて好印象でした。しかし残念ながら回転量がやや弱く、その分、低い順位となっています。もっと回転性能が高いと評価が高くなるのですが、それでもストップのしやすさは抜群にあるので、非常に良いラバーだと思いますね。

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Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

 7位はテナジー05ハードです。切るのは難しかったですが、ストップがしやすかったですね。しかも打球点が遅くなってもツーバウンドさせたりハーフロングにできるのが非常に好印象でした。相手の3球目や4球目を封じることができるラバーだと感じましたね。

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Dignics 09C(ディグニクス09C)

 8位はディグニクス09Cになります。正直このラバーは粘着ラバーらしさを感じませんでしたね。想像以上に台上が浮きやすく、入りはしますが棒球になりやすいと感じました。食い込みが良すぎるのだと思いますね。当てるだけではなくしっかり接地時間を長くして回転をかけてあげると、良いのかもしれません。粘着ラバーの中では、ディグニクス09Cのツッツキ&ストップは評価が低い結果となりました。

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Target Pro GT-X51(ターゲットプロGT-X51)

 cornilleau(コニヨール)のターゲットプロGT-X51が9位になりました。このラバーは非常に懐が広く、ドイツ製ラバーらしい相手の回転の影響を受けにくさと、それでいてしっかり切ることもできて好印象でした。弾みはまずまずあるのでストップを切ったりするのは難しいのですが、ツッツキが低くおさまるところが非常に良いと感じましたね。

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Fastarc G-1(ファスタークG-1)

 10位はNittaku(ニッタク)のファスタークG-1です。このラバーは回転性能が高いですね。またドイツ製ラバーらしい回転の影響を受けにくい部分もあって攻撃系の技術よりもブロックやラリーに好印象を感じました。回転性能は高いですが、癖もあるので少し慣れないと回転をかけにくいとも感じたので10位にしました。日本で最も売れているラバーの高い回転性能を感じましたね。

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以下は今後コメントしていきます。

 回転性能が高いからツッツキやストップがしやすいわけではなく、やはり回転の影響を受けやすくて弾みやすいラバーは低い順位になりやすいと思いました。また回転性能はおいておいて相手の回転の影響を受けにくく、ツッツキとストップがおさまりやすいラバーとしてドイツ製ラバーが挙げられると感じました。今後も更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。