考察

マッドな打感なのに、扱いやすさと癖球のオメガVII!

「トップレベルで勝てるラバーの決定版」

 エクシオンといえば、ヴェガシリーズが有名ですが、徐々にオメガシリーズもトップ選手が使うようになってきました。2021年9月現在エクシオンのラバーを使用するトップ選手を以下に挙げます。

・ブラジルの星、ウーゴ・カルデラノ選手(Hugo Calderano)
 Hugo Hyper Axylium(ウーゴハイパーアクシリウムHAL)
 Omega VII Tour i(オメガIIツアーi))
・韓国の鉄腕、チョン・ヨンシク選手(Jung Yougsik)
 Ice Cream AZXi(アイスクリームAZXi)
 オメガVIIツアーi
・張本選手に勝利、アンジェヒョン選手(An Jaehyun)
 日本未販売のXIOMラケット
 Omega VII Asia(オメガVIIアジア)
・台湾のトップ選手、ジャンホンジェ選手(Chiang Hung Chieh)
  Ice Cream AZX(アイスクリームAZX)
 Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)
 オメガVIIツアーi50
・野田学園出身の高取侑史選手(株式会社リコー所属)
 アイスクリームAZXi
 オメガVIIツアーi48

そうそうたる選手が並びます。

 カルデラノ選手やチョンヨンシク選手、ジャンホンジェ選手や高取選手に共通する点として、過去に世界標準Tenergy 05(テナジー05)やテナジー05に似たラバーユーザーだったことでしょうか。バタフライの契約継続が可能かどうか、などの影響もあるのでしょうが、テナジー05から移行できるブランドとして、エクシオンのオメガシリーズのラバーは注目に値すると思います。実際、katsuo000はオメガやヴェガなどのラバーは、テナジー05に近いシート形状あるいは打球感であり、スポンジ硬度や重量で扱いにくいということがあってもシート形状であわないと感じるラバーはなかったと感じています。そして、上述の選手はエクシオンと契約しオメガVIIを使用することでより個性的で強みのある選手になったのではないかと想像します。

 オメガVIIシリーズについてエクシオンのパンフレットから引用しました。

「トップレベルで勝てるラバーの決定版」

 オメガVIIシリーズは、現時点でXIOMラバーの最高峰です。トップレベルの技術を持った選手のために開発され、そのスピード・スピン性能はまさに異次元。高速・高回転を生み出す薄目のトップシート(サイクロイド技術)と、プラスチックボールを確実にグリップするために生まれたスポンジ・トップシートの新技術(ダイナミック・フリクション=DF技術)が融合し、従来のハイエンドラバーをさらに上回る弾力性と回転性能を獲得しています。価格は安くはありませんが、それに見合う性能は十分すぎるほど有しています。第1球目を打った瞬間、あなたは今までに味わったことのない衝撃を受けるはずです。トップレベルを目指している選手、トップレベルで戦って勝ちたい選手は、ぜひオメガVIIシリーズを手に取ってください。ワンランク、いや、ツーランク上の卓球をするために。

2021年XIOMのパンフレットより

ELASTO FUTURA

 XIOM最新の3つの技術、CYCLOID、DYNAMIC FRICTION、CARBOSPONGEを全て採用していることを示すELASTO FUTURA。このELASTO FUTURAにカテゴリーされるラバーはオメガVIIとヴェガX、ヴェガツアーのラバーになります。
 CYCLOID(サイクロイド)の説明が最も抽象的ですが、おそらくシートとスポンジまたはスポンジ素材の変化ではないかと想像しています。硬度の割にくい込みのよいスポンジをもちいることで、高い回転量とボールが上にあがる軌道を得やすくする技術ではないでしょうか。ヴェガXやヴェガツアーでもディグニクスほどではないですが、ボールが上にあがることを感じました。オメガシリーズはスピード性能も高いラバーが多く、単純にテナジーやディグニクスのように弧線が上にあがるというわけではなく、弧線を描きつつも低いことがオメガシリーズの特徴だと思います。
 DYNAMIC FRICTION(ダイナミックフリクション)はシート技術になります。ドイツ製のタフなシート素材のことではないかと思います。エクシオンさんのシートは基本的に透明系のシートではなく曇り系で全く透けないシートを用いています。これはドイツ製のシートの特徴で、寿命はやや短いもののタフでうまく使いこなせれば高い回転量と癖球の出やすいシートのイメージがあります。プラボールへ移行にあわせ、ダイナミックフリクション採用のラバーをいくつか販売しなおしていて、滑りにくいよりタフな素材が採用されているのだと思います。
 CARBOSPONGE(カーボスポンジ)とは、ヴェガシリーズから特徴的な黒色のスポンジのことです。真っ黒なため非常に特徴的で、この色が透けて見えてしまうと赤ラバーはルール不適合になるため曇り系のシートになるわけですね。今ではこの黒色スポンジはヴェガやオメガの代名詞のようになったと思います。

オメガVIIの公表性能値からわかる特徴

公表性能値&公表スポンジ硬度

・Omega VII Tour i 50(オメガVIIツアーi50)
 Spin:16.00、 Speed:16.50、 スポンジ硬度:50.0
・Omega VII Tour i 48(オメガVIIツアーi48)
 Spin:16.00、 Speed:16.00、 スポンジ硬度:48.0
・Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)
 Spin:17.00、 Speed:12.50、 スポンジ硬度:60.0、ラバー重量:57 g
・Omega VII China Guang(オメガVIIチャイナ光)
 Spin:16.00、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:55.0
・Omega VII Hyper(オメガVIIハイパー)
 Spin:15.00、 Speed:14.50、 スポンジ硬度:55.0、ラバー重量:54 g
・Omega VII Tour(オメガVIIツアー)
 Spin:14.50、 Speed:14.50、 スポンジ硬度:55.0、ラバー重量:52 g
・Omega VII Pro(オメガVIIプロ)
 Spin:14.00、 Speed:14.00、 スポンジ硬度:47.5、ラバー重量:49 g
・Omega VII Euro(オメガVIIヨーロ)
 Spin:14.00、 Speed:13.50、 スポンジ硬度:42.5
・Omega VII Asia(オメガVIIアジア)
 Spin:14.00、 Speed:14.50、 スポンジ硬度:52.5

・Tenergy 05(テナジー05)
 Spin:11.50、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:36(Butterfly基準)、ラバー重量:47 g

 やはり最新のオメガVIIツアーiは非常に高性能なラバーであることがよくわかります。トップ選手はこちらのラバーを使用しているようですね。価格が1万円を超えてくるラバーで、契約選手御用達のラバーですので、当然と言えば当然かもしれません。上記の性能はVega Pro(ヴェガプロ)のスピードスピン性能をそれぞれ10としたときの比較値として、2021年のパンフレットなどから記載されています。ちなみに2020年までのオメガVIIツアーiシリーズを除く性能は次のような図になります。

 2020年までの数値の方が、オメガVIIツアーのスピード性能が上限値に達していて、オメガVIIハイパーが高性能なのか、と思わせるラバーになっていますね。一時期カルデラノ選手がハイパーを使用しているようなこともあったのかもしれませんが、結局オメガVIIツアーiを使用しているということですし、スピン系テンションの最高峰はツアーのようですので、公表性能値の変更が必要となったのではないかと想像します。ただし、ホームページ上で、カルデラノ選手はオメガVIIツアーiを使用していることが公表されていますが、その硬度は非開示でもしかしたらもっと硬いものを使用しているのではないかと想像します。というのは、ツアーiのパッケージによって、48と50に加え、55が書いてあるものを見たことがあるためです。カルデラノ選手のようにパワーヒッターになれば55°でも十分に使いこなせるのではないかと想像します。ちなみに2020年から2021年で数値を変更してもハイパーはツアーよりも上位のスピン性能を有したラバーではありますが、その差は小さくなっている印象がありますね。個人的にはスピン性能を大切にしているので、2020年までの公表性能値の方が好みでした。またエクシオンさんはコントロールやバランスといった性能値も過去には公表していましたが、オメガVIIハイパーからその値を出してくれなくなってしまいました。この当たりは好みというか選手にもよるからではないかと想像します。特にハイパーやオメガVIIチャイナは粘着テイストの入ったラバーになっていて、打ち方でかなり印象が異なるラバーになっているからだと思います。

 単純にどのラバーも扱えるパワーがあるのであれば、オメガVIIハイパーが、スピードもスピンも上位に位置するラバーであると言えるでしょう。オメガVIIハイパーはやはりかなり粘着ラバーらしさのあるスピン系テンションラバーで、立ち位置的にはテナジー05ハードのような立ち位置のラバーではないかと思います。テナジー05ハードを使っていて癖球やドイツ製ラバーらしさが足りない、重量が欲しいとなった際にはオメガVIIハイパーが良いと思います。

硬度計比較

 全てのオメガVIIシリーズを試打できているわけではなくて恐縮です。今後拡充予定です。

・Omega VII Tour(オメガVIIツアー)
 硬度計評価 shore a (sheet):35.1、 shore a (sponge):29.9
       shore c (shhet):49.2、 shore c (sponge):48.2
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.2
・Omega VII Hyper(オメガVIIハイパー)
 硬度計評価 shore a (sheet):33.9、 shore a (sponge):29.6
       shore c (shhet):46.9、 shore c (sponge):46.0
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 4.3
・Omega VII China Ying(オメガVIIチャイナ影)
 硬度計評価 shore a (sheet):33.0、 shore a (sponge):31.6
       shore c (shhet):49.3、 shore c (sponge):49.1
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.4
・Omega VII Pro(オメガVIIプロ)
 硬度計評価 shore a (sheet):29.9、 shore a (sponge):22.8
       shore c (shhet):39.8、 shore c (sponge):35.2
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 7.1
・Tenergy 05(テナジー05)
 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):26.8
       shore c (shhet):44.6、 shore c (sponge):43.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.4

1つ目の図は横軸に重量、縦軸にshore cの硬度をプロットしています。最近のラバーはみんな硬いことがよくわかりますね。ただ、同じ硬度計で比較しているからこそ、オメガVIIチャイナ影がそこまで硬くないことがよくわかるのではないでしょうか。逆にオメガVIIツアーはかなり硬く、これは個体差でかなり硬くて重いものが当たっている可能性があると思います。

 注目すべきは2つ目のshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度の差を縦軸にプロットした図になります。 このshore aのシート側とスポンジ側からの硬度の差は、扱いやすさ、ラバー全体へのくい込みやすさを客観比較できる数字である、とkatsuo000は考察しています。 あるいは、shore cの値が同じくらいのラバーがあった場合、shore aのシート側とスポンジ側の差を比較し、その差が大きいラバーほど、くい込みの良さやシートの柔らかさを感じる、と考察しています。 テナジーと比較して、オメガVIIツアーはかなり近い値を示しており、非常に打球感や使い心地、扱いやすさが近くなりやすいことを示唆していると言えるでしょう。また粘着ラバーはこの値が低くなりやすい傾向を得ていて、一定の扱いにくさを示唆します。オメガVIIチャイナ影はディグニクス09Cと同等の値を示しました。ちなみに元祖粘着ラバーのキョウヒョウはこの値が極めて低いことが特徴と言えるでしょう。

オメガVIIとテナジーの違い

 実際にオメガVIIとテナジーを比較試打した場合に以下のことが言えると思います。

オメガVIIシリーズ
 メリット
 ・テナジーよりも重いので、押されにくく、くい込ませ方の違いで自然と癖球が出る。
 ・扱いやすさとラリー志向の中で威力があったり負けないラバー。
 ・テナジーよりもシートの寿命が長い。

 デメリット
 ・テナジーよりも重いので、パワーが必要になる。
 ・ラリー志向なラバーが多いため、全体的に体力を要する。
 ・価格はテナジーよりは安いが他のメーカーのハイエンドラバーより高い。

 上述がkatsuo000の考えるオメガVIIシリーズのメリットとデメリットになります。日本のトップ選手で使用者は多くはありませんが、何といってもラリー志向という点で魅力の高いラバーだと思います。ラリー志向の中で、威力も両立させようとしたラバーであり、体力とパワーさえあれば、韓国のトップ選手やカルデラノ選手のように、競り勝てるアスリートチックなラバー、それがオメガVIIといえるでしょう。

・Omega VII Tour(オメガVIIツアー)
 https://katsuo000.com/review_omega_vii_tour/ 

・Omega VII Hyper(オメガVIIハイパー)
 https://katsuo000.com/review_omega_vii_hyper/

・Omega VII Pro(オメガVIIプロ)
 https://katsuo000.com/review_omega_vii_pro/

シェイクラケットのグリップ形状の種類とその特徴

シェイクラケットのグリップ形状

 卓球のラケットっていくつもあるし、用語が多いと感じることもあるでしょう。本ページでは卓球のラケットの中でも現在最も種類や製造数の多いシェイクラケットについて、そのグリップの形状について説明させていただきます。そもそも卓球のラケットの選択において、根本的に違いが生じるのはラケットの種類(ペンなのか、シェイクなのかetc)になります。そちらの解説は下記ページを参考ください。

  ラケットの種類: https://katsuo000.com/blades_kinds/

 このページでは、シェイクラケットのグリップ形状について解説していきます。基本的にシェイクラケットを使用する人向けのページになりますね。

 シェイクラケットを購入時に選ばなければならないのが、シェイクラケットのグリップです。どのようなメーカーやブランドでも、少なくとも2種類の形状、ストレートグリップとフレアグリップが選択可能だと思います。大きくはこのストレートとフレアになりますが、加えてアナトミック、コニック、という種類を選べるメーカーも存在します。また、OSPのようにラウンドタイプか角ばったスクエアタイプかなども選べるメーカーも存在しますね。1つ1つどのようなものなのかと、その特徴について触れていきたいと思います。

ストレートグリップ(ST)

 ストレートグリップは、katsuo000が学生時代に流行ったグリップで、古くはティモボル選手や水谷隼選手が好んだグリップ形状になります。(リオオリンピック時はストレート、東京オリンピックではフレアを水谷選手は使用。)現在でもストレートグリップを好んで使用している選手は伊藤美誠選手になりますね。

ストレートグリップの特徴
 メリット
  ・面を開きやすく、ラケット角度を細かく変えやすい。(台上ストップなどがやりやすい。)
  ・グリップを変化させやすい(フォアとバックで変える、など)
 デメリット
  ・ラケットを固定しにくいので相手の威力のあるボールに対し押されやすい。
  ・フレアと比較すると、バックハンドドライブなどの強振がしづらい。

フレアグリップ(FL)

 フレアグリップは、現在主流のグリップで、張本智和選手や中国の樊振東選手、馬龍選手が使用しているグリップになります。

フレアグリップの特徴
 メリット
  ・面を固定しやすい。
  ・遠心力を効かせたバックハンドを、強振しやすい。
 デメリット
  ・握りを変更しづらい。
  ・ストレートと比較すると、ラケット角度を変更しづらい。

その他

 シェイクハンドのグリップは、上記のストレートとフレアをまずはおさえれば問題ないと思います。その他のグリップである、アナトミック、コニックなどはどのようなグリップなのか、下記画像を確認ください。(OSPより引用させていただきました。)

左から、フレア、角ばったストレート(ティモボルモデルなど)、丸いストレート(張継科モデルなど)、アナトミック(UTCan)、コニック(ELcon)になりますね。アナトミックは膨らみがあり、フレア以上にしっかりラケットをホールドしやすい形状と言えるでしょう。好んで使用する選手もいらっしゃいます。また最も希少価値の高いのがコニックグリップで、ストレートのようにまっすぐではなく、少しフレアのように、グリップの下端に向かって広がるグリップになります。

 katsuo000は、最近グリップはフレアグリップを好んで使用しています。社会人として卓球を再開した際は過去と同じでストレートグリップをこだわって使用していました。フレアグリップしかないラケットもあることや、バックハンドも強振したいという思いからフレアグリップの方が良いな~と感じている最近です。

 最後にkatsuo000が思うグリップの選び方ですが、おそらくフィーリングです。そのグリップが好き!と思ったら、そのグリップを選んでみましょう!そして卓球をするときにいつも握るのその相棒のブレードのグリップ形状に不満を感じないなら、きっとそれが適したグリップだと思います!上記のメリットデメリットは、一般論であり、参考程度で良いと思います。自分が好きだ!と思うグリップを選んで卓球するのが1番です!ご参考ください。

サラサラからトロトロまで接着剤の選び方

接着剤の選び方

 現在の接着剤は、水溶性のものになり、使用する接着剤でラバーや用具の性能に大きな変化をもたらすことは小さいです。抑えておくべきポイントは、シンプルでトロトロ系か、トロサラ系か、サラサラ系か、になりますね。厚塗りしてあげたいならトロトロ系で、逆に接着剤層はなるべく薄くして用具の打球感を前に出したいならサラサラ系、その中間がトロサラ系になります。この種類の分類に加え、値段が我々ユーザーが意識しなくてはいけないポイントでしょうか。トップ選手はやはり弾みを求めて厚塗りする選手が多いようです。

 katsuo000の個人的な見解ですが、グルーにもよると思いますが、厚塗りの効果は一時的で、確かに接着層が厚くなることで打球感もマイルドになって扱いやすくはなりますが、時間が経てばたつほど、テンションも落ち、回転性能も落ちてしまい、寿命も短くなってしまう印象です。トップ選手は契約メーカーからラバーを支給されるので寿命はあまり気にしなくて良いでしょうが、一般層ではある我々は寿命を損なう可能性のある貼り方は考えた方が良いと思います。
 また、厚塗りすることを前提に開発されているラバーも存在し、中国トップ選手が使用する国家隊用のキョウヒョウNEOシリーズは、2.1 mmと薄いものが多いですね。2.15 mmも出回っていますが、2.10 mmでファインジップなどで厚塗りして使用することが前提なのでしょう。

 今後ブログでキョウヒョウのファインジップによる厚塗りはいつか試そうと思っておりますが、基本的には薄塗が好きで、katsuo000はYASAKA(ヤサカ)ののり助さんを愛用しています。

サラサラ系

・のり助さん/YASAKA(ヤサカ)
 katsuo000が愛用するのり助さん。サラサラで伸ばしやすく、厚く塗っても重くなりにくい。ただしその分、膜が薄いので剝がしにくく、膜をはがして他のラケットへ貼ることを想定している場合は、膜剥がしの際にスポンジをえぐりやすいので注意ください。
 4,500 円 / 375 ml = 12 円 / ml

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・Vario Clean(バイオクリーン)/DONIC(ドニック)
 5,200 円 / 500 ml = 10.4 円 / ml

・Turbo-Fix(ターボフィックス)/andro(アンドロ)
 10,000 円 / 1000 ml = 10 円 / ml

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・Perfect Glue(パーフェクトグルー)/the World Connect(ザワールドコネクト)
 7,500 円 /1000 ml = 7.5 円 / ml

トロサラ系

・Energy Glue(エナジーグルー)/XIOM(エクシオン)
 1,400 円 / 50 ml = 28 円 / ml

・Free Chack II(フリーチャック2)/Butterfly(バタフライ)
 バタフライのラバーはこのフリーチャック2を使用して貼ることが推奨されるので、使用しています。トロサラ系で固まりだすとムラになりやすいので注意してください。厚塗りするときもムラができやすいのでしっかり、薄く塗ってしっかり乾かしてから2回目を塗るのが良いと思います。つまり出し過ぎ注意ですね。
 1,500 円 / 100 ml = 15 円 / ml

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・V-Glue(ブイグルー)/VICTAS(ヴィクタス)
 2,000 円 / 100 ml = 20 円 / ml

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・Blue Contact(ブルーコンタクト)/DONIC(ドニック)
 10,500 円 / 1000 ml = 10.5 円 / ml

トロトロ系

・Fine Zip(ファインジップ)/Nittaku(ニッタク)
 中国ナショナルチームも愛用で有名なファインジップ。流れないのでサイドテープを貼るなどもやりやすいと感じています。
 7,000 円 / 500 ml = 14 円 / ml

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・Attach Power Glue(アタッチパワーグルー)/STIGA(スティガ)
 6,000 円 / 500 ml = 12 円 / ml

 

「勝利のために」!爽快な打球感とコントロール力!エボリューション!

その名は進化!

 TIBHAR(ティバー)のラバーといえばこれ、やはりEvolution(エヴォリューション)シリーズですね!ベラルーシの生きる伝説、Vladimir Samsonov(ヴラディミル・サムソノフ)選手Tリーグ岡山リベッツ所属の田添響選手ルーマニアの妖精Bernadette Szocs(スッチ)選手日本人キラーのイングランドのPaul Drinkhall(ドリンコール)東京オリンピック2020で、知名度を一気に上げたスロベニアのDarko Jorgic(ヨルジッチ)選手とそうそうたる選手もティバーと契約し、エヴォリューションシリーズを使用していますね。また日本人You Tuberの池田亘通選手櫻井勇治選手もエヴォリューションシリーズを使用していますね。

 エヴォリューションシリーズは、Red Power Sponge(レッドパワースポンジ)という象徴的な赤いスポンジが使用されています。トップ選手に必要な威力と、打球フィーリング、ボールの精度を高めてくれるそうです。守備的な技術のブロック、そこから反撃するカウンタードライブにも最適な性能を持つスポンジと説明されています。また最新でティバーで最も性能の高いスピン系テンションラバー、Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)にはレッドパワースポンジを進化させた、Red Energy Sponge(レッドエナジースポンジ)が使用されています。レッドエナジースポンジは、スポンジ硬度が硬くてもくい込みが良く、今まで以上のエネルギー伝達を実現し、トップ選手が求める打ち合いの強さを持つスポンジだそうです。

 エヴォリューションシリーズはスポンジ硬度で3種類、シートの種類で2種類で、スポンジ硬度3種×シート2種で6種類が存在します。 スポンジ硬度が最も柔らかいFlexible(フレキシブル、FX)、中間高度のElastic(エラスティック、EL)、ハードなMaximum(マキシマム、MX)と、パワー系のシート(P)およびスピン系の微粘着シート(S)ですね。 そして、最もトップ選手の使用率の高かったEvolution MX-P(エヴォリューションMX-P)のスポンジ硬度をさらに硬くした、Evolution MX-P 50°(エヴォリューションMX-P50°)と、最新のエヴォリューションMX-Dでプラス2種類、合計8種類のラバーが存在します。それぞれのラバーを見ていきたいと思います。

エヴォリューションの公表性能値と硬度比較からわかる特徴

公表性能値&公表スポンジ硬度

・Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)
 Spin:125、 Speed:135、 Control:80、 硬度:51.5°
 ラバー重量:53 g
・Evolution MX-P 50°(エヴォリューションMX-P 50°)
 Spin:120、 Speed:128、 Control:75、 硬度:50°
 ラバー重量:50 g
・Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)
 Spin:120、 Speed:125、 Control:80、 硬度:45.7~47.7°
 ラバー重量:47 g
・Evolution MX-S(エヴォリューションMX-S)
 Spin:120、 Speed:125、 Control:80、 硬度:45.7~47.7°
 ラバー重量:50 g
・Evolution EL-P(エヴォリューションEL-P)
 Spin:120、 Speed:120、 Control:85、 硬度:42.4~44.4°
・Evolution EL-S(エヴォリューションEL-S)
 Spin:122、 Speed:123、 Control:85、 硬度:43.8~45.8°
 ラバー重量:49 g
・Evolution FX-P(エヴォリューションFX-P)
 Spin:120、 Speed:115、 Control:90、 硬度:39.1~41.4°
・Evolution FX-S(エヴォリューションFX-S)
 Spin:122、 Speed:118、 Control:88、 硬度:41.0~43.0°
・Tenergy 05(テナジー05)
 Spin:11.50、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:36(Butterfly基準)、ラバー重量:47 g

 エヴォリューションシリーズは、硬度とスピード性能に相関が強いといえそうですね。最新のラバーMX-Dは、重量がやや重いラバーではありますが、その分スピード性能やスピン性能が高く、現状最高峰のエヴォリューションということがわかりますね。また中間硬度や軟硬度のエラスティック(EL)とフレキシブル(FX)シリーズも高い性能を持つことがわかります。実際、心地よい打球感と高いグリップ力は威力はやや低いかもしれませんが、その分安定感とラリー力で勝負できるようなラバーが多いと思います。

硬度計比較

・Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)
 硬度計評価 shore a (sheet):28.4、 shore a (sponge):25.3
       shore c (sheet):42.3、 shore c (sponge):40.8
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 3.1
・Evolution MX-P 50°(エヴォリューションMX-P 50°)
 硬度計評価 shore a (sheet):31.5、 shore a (sponge):30.4
       shore c (sheet):45.8、 shore c (sponge):44.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.1
・Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)
 硬度計評価 shore a (sheet):30.8、 shore a (sponge):23.9
       shore c (sheet):42.4、 shore c (sponge):38.7
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 6.9
・Evolution MX-S(エヴォリューションMX-S)
 硬度計評価 shore a (sheet):31.3、 shore a (sponge):27.1
       shore c (sheet):44.7、 shore c (sponge):40.4
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 4.2
・Evolution EL-S(エヴォリューションEL-S)
 硬度計評価 shore a (sheet):28.8、 shore a (sponge):22.2
       shore c (sheet):40.3、 shore c (sponge):36.2
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 6.6
・Tenergy 05(テナジー05)
 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):26.8
       shore c (shhet):44.6、 shore c (sponge):43.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.4

全体の硬度という点では、実はMX-DよりもMX-P50°やMX-Sの方が硬く、扱いにくいといえるでしょう。重いラバーではありますが、MX-Dの扱いやすさは注目ですね。そして、非常に人気の高いMX-Pはなんとテナジー05よりも、シート側とスポンジ側の硬度差の大きいラバーになるんですね。これは扱いやすいと言えると思います。その数値はEL-Sと同等レベルなので、もちろん威力は落ちると思いますが、扱いやすさはピカ1です。実際自分はMX-Pならバックで明日試合になってもボチボチ頑張れる気がします。トップ選手も扱う硬めのラバーにしては扱いやすく非常に良いラバーだと思います。

エヴォリューションとテナジーの違い

 実際にエヴォリューションとテナジーを比較試打した場合に以下のことが言えると思います。

エヴォリューションシリーズ
 メリット
 ・テナジーに近い打球感と球持ち感で非常に扱いやすい。
 ・どちらかといえば、回転よりスピードに重きを置いている。
 ・Sシリーズは、テナジーよりもディグニクスにやや似ている。
  Sシートはテナジーシリーズよりも相手の回転の影響を受けにくいラバー。
 ・テナジーよりもシートの寿命が長い。
 ・ラリー勝負で力を発揮するラバー。

 デメリット
 ・扱いやすい分、回転性能が低い。
 ・回転量が低いため、威力もやや低く、打ち合いに弱い選手には向かない。

 上述がkatsuo000の考えるエヴォリューションシリーズのメリットとデメリットになります。バタフライユーザーの多い日本人は、身体が小さく細い選手が多いです。バタフライの用具は軽くて性能が高く、回転量とスピードで勝負しますが、エヴォリューションシリーズは相手の回転量の影響を受けにくいラバーが多いのだと思います。相手の攻撃をしのぎやすく、ラリーでの打ち合い勝負に持っていった際に、体格とパワーにめぐまれるヨーロッパ選手が勝ちやすくなる図式を成立させることに、エヴォリューションシリーズは一役買っているといえるでしょう。ラリー勝負をしたい、と考えるのであれば、派手なラバーはありませんが、非常に堅実で信頼のおけるラバーシリーズであるといえるでしょう。

Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)
 https://katsuo000.com/review_evolution_mx_d/
【MX-PとMX-Sの融合】
 世界で絶大な人気を誇るエボリューションの新作がいよいよ登場。威力と安定感を兼ね備えたMX-Pの使いやすさをそのままに、MX-Sの回転力が融合。トッププロも絶賛の超ハイブリッドラバーが2021年春にデビューです。

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・Evolution MX-P 50°(エヴォリューションMX-P 50°)
 https://katsuo000.com/review_evolution_mx-p_50/
MX-Pのトップシートに、50度のハードスポンジを合わせました。スイングスピードが早く、強いインパクトを実現できる上級者向けの処方になっています。

https://amzn.to/3ypLOo1

・Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)
 https://katsuo000.com/review_evolution_mx-p/
『TIBHARプレイヤー達が選んだパーフェクトバランス』
滑らない高性能トップシート / 弾性を高めるハードスポンジ / 確かな弧線と飛距離&スピードを実現
 MX-Pは中~上級の選手がラバーに求めるニーズを全て備えています。グリップに富んだシートは、強く回転をかけられる掴む打球感。気泡の大きいハードスポンジは、打ち合いに負けないコシの強さ。台上から中・後陣まで、隙のないプレーを可能にします。そのポテンシャルの高さは、TIBHAR契約のトップ選手の多くが使用していることで証明されています。

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・Evolution MX-S(エヴォリューションMX-S)
 https://katsuo000.com/review_evolution_mx_s/
『シリーズ最高、驚異のグリップ力と回転量!』
 プラスチックボールによって減少すると言われた回転量。ですがMX-Sを選べば心配はいりません。4作目のエボリューションは、シリーズ中最高の回転量を実現しました。シート、スポンジ共に硬く、前陣でのプレーに最適です。特筆すべきは、薄く擦っても厚く捉えても、長い球持ちで力強く伸びるドライブを可能にしている事。硬いラバーでのドライブは擦って持っていくという固定観念を変えてくれるでしょう。また、台上技術においても非常に高い回転能力を発揮します。

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・Evolution EL-P(エヴォリューションEL-P)
Evolution EL-Pは、シリーズで中硬度のスポンジを採用したモデルです。スポンジを軟らかくしただけでなく、トップシートの処方も微調整されています。ミディアムスポンジとの相性を考慮したシートは、強打に対しても打ち負けず、シリーズ最大の特徴である回転量も維持しています。MX-Pの性能を維持しつつ、硬度を下げて使い易さとトップクラスの威力、双方を追及しています。

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・Evolution EL-S(エヴォリューションEL-S)
●最新世代のノンスリップシート / ●再度搭載!弾性アップに繋がる気泡の粗いミディアムスポンジ
 長い球持ち、回転量、耐久性に富んだMX-S系のシートに、MX-Sでは搭載されなかった、シリーズ最大の特徴である気泡の粗いスポンジを中間硬度で採用しています。その結果、「ボールが重くなる」というノンスリップラバーの本領をいかんなく発揮してくれます。前中陣において幅広くプレーの質を上げられるラバーが出来ました。EL-Sで “エボリューション” を体感してください。

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・Evolution FX-P(エヴォリューションFX-P)
 Evolution FX-Pは、シリーズで最も軟らかいスポンジを採用したコントロールに優れたモデルです。
エボリューション本来のコンセプトを活かす為に、シートの弾性を上げて、弱~中インパクト時の打球に、回転+速度=重さを表現できるようにしました。過去指摘されてきた、「ボールが軽くなる」という、ソフトスポンジラバーの弱点を補う特徴を持っています。

・Evolution MX-S(エヴォリューションMX-S)
●最新世代のノンスリップシート / ●再度搭載!弾性アップに繋がる気泡の粗いソフトスポンジ
 最も軟らかいスポンジを採用した回転とコントロールに注力したモデルです。MX-S系のシートは硬度も備えている為、強打時のエネルギーロスがFX-Pより少なくなっています。ノンスリップラバーの特徴を活かしたプレーをしたいが総重量を少しでも軽くしたい。そんなニーズにお応えできるラバーです。

第二の日本製!?Qシリーズ!

Qシリーズ ~ミズノと住友理工の第二の日本製~

 日本の総合スポーツメーカー、mizuno(ミズノ)。まだ卓球界にとっては新参者ですが、その存在感は年々増えており、特にシューズ分野は、トップ選手の半分くらいがミズノ製を使用しつつあります。シューズ契約選手をパンフレットで確認すると、東京オリンピック2020の代表の伊藤美誠選手、平野美宇選手、リザーブの早田ひな選手とそうそうたるメンバーです。そして、ユニフォーム!非常にスタイリッシュなユニフォームが多く、平野美宇選手が契約されています。ラケットといえば、木下グループで張本智和選手にも勝利経験のある大島祐哉選手プロデュースのFortius FT ver. D(フォルティウスFT ver. D)、や全日本社会人選手権優勝の平侑里香選手のFortius FT(フォルティウスFT)が有名ですね。フォルティウスFTシリーズは上板にリンバを使い打球感も良く、名作の一つだと思います。

 着実に卓球界で存在感を示すミズノさん。そのミズノさんが住友理工さんと共同開発した日本製ラバーがQシリーズになります!Made In Japanといえば、バタフライ製のテナジーが有名ですが、テナジーだけがいいラバー?とQuestion(疑問)を投げかける意味も込めてQ(キュー)シリーズは開発されたそうです。テナジーを使用していたトップ選手が、Qシリーズのラバーを使用するようになってきました。もちろん、多くはないのですが、着実にラバーでもミズノさんの存在は増えつつありますね!

Qシリーズの公表シート形状からわかる特徴

公表シート形状&公表スポンジ硬度

・Q3(キュースリー)
 粒の太さ:  1.65 mm、粒間隔: 0.63 mm、粒高さ: 0.99 mm
 シート厚さ: 0.78 mm、スポンジ硬度:47、ラバー重量:47 g
・Q4(キューフォー)
 粒の太さ:  1.70 mm、粒間隔: 0.58 mm、粒高さ: 0.95 mm
 シート厚さ: 0.80 mm、スポンジ硬度:47、ラバー重量:49 g
・Q5(キューファイブ)
 粒の太さ:  1.70 mm、粒間隔: 0.65 mm、粒高さ: 0.95 mm
 シート厚さ: 0.77 mm、スポンジ硬度:47、ラバー重量:51 g
 Accel ARC Sponge(アクセルアークスポンジ)

アクセルアークスポンジとは
  スポンジの気泡1つ1つをやや縦長に、やや大きく発砲させたことにより、”食い込みの良さ”と”反発力”の両立を実現。原料配合・接着剤も緻密に見直し、ラバーの性能をシリーズ史上、最大限に引き出すスポンジ。

 粒とシートの形状が与える性能:  https://katsuo000.com/topsheet_shape/

 粒は太いほど、粒間隔が狭いほど、粒の高さが低いほど、グリップ感が強くなり粘着ラバーのような方向へ向かいます。またシートは厚いほど、回転性能をあげます。ただし、回転性能が上がる分、食い込みにくくなり、扱いにくくなり、性能を引き出すことが難しくなりますね。シリーズを俯瞰すると、Q3が最も粒が細く逆に粒間隔が狭くて粒高さも低くてシート厚さが厚い仕様がQ4になりますね。そしてQ5はバランスをとるためにQ4よりやや粒間隔を広げるとともに、より進化したスポンジ、アクセルアークスポンジを採用することで、シートが薄くても回転性能が得られるようになっているのだと思われます。硬度は全て同じですが、数字が大きくなるほど重いラバーでした。パンフレットなどから、Qシリーズはテナジーと比較され、Q3がTenergy 64(テナジー64)、Q4がTenergy 05(テナジー05)、Q5がTenergy 80(テナジー80)と言われたりもしますね。実際のところについては後述しますが、テナジーシリーズのように理解するのはオススメはしません

硬度計比較

・Q3(キュースリー)
 硬度計評価 shore a (sheet):30.5、 shore a (sponge):30.5
       shore c (shhet):42.3、 shore c (sponge):42.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 0.0
・Q4(キューフォー)

 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):30.9
       shore c (shhet):43.3、 shore c (sponge):43.0
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.4
・Q5(キューファイブ)

 硬度計評価 shore a (sheet):31.8、 shore a (sponge):31.1
       shore c (shhet):45.8、 shore c (sponge):44.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 0.7
・Tenergy 05(テナジー05)
 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):26.8
       shore c (shhet):44.6、 shore c (sponge):43.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.4

1つ目の図は横軸に重量、縦軸にshore cの硬度をプロットしています。Qシリーズはやはり、テナジー05と比べて同等の硬さであることがわかります。おそらくミズノさんと住友理工さんは、テナジーを研究しながら開発したと思われますので、まずは同じくらいの硬度にしようと考えたのではないでしょうか。また硬度単位はNittaku(ニッタク)やVICTAS(ヴィクタス)などが採用しているドイツ基準だと思われますね。Qシリーズ販売前のミズノさんはドイツ製のラバーGFシリーズを販売しており、Qシリーズと他のミズノのラバーの硬さを比較する場合は同じ基準でないとわかりにくいですからね。よってパンフレットに書かれていませんが、Qシリーズの47°は、ニッタクやヴィクタスでもフラグシップラバーに採用されるドイツ基準47.5°とほぼ同じと考えて良いでしょう。余談ですが、近年ドイツ製のラバーが増加傾向であり、スポンジの硬さは同じドイツ規格で比較しやすくなりつつありますね。47°や47.5°は、最もトップ選手や一般選手が使用する硬度で、各メーカーのフラグシップラバーに多い、標準的な硬度だと思います。
 公表硬度は同じ47°ですが、Qシリーズのラバー全体の硬さは、シートの形状の影響を受けます。やはり最も最後に販売されたQ5が、硬度計shore cでは最も硬いラバーでした。ディグニクスシリーズやテナジーシリーズでもそれぞれのシリーズはスポンジ硬度は同じですが、64が最も柔らかく、80が中間、最も硬いのが05である、ということが知られています。しかしながらQシリーズでは、同じスポンジ硬度でもQ3が最も柔らかく、Q4が中間で、最後に発売されたQ5が、Qシリーズの中で最も硬い結果となりました。

 2つ目はshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度の差を縦軸にプロットしています。このshore aのシート側とスポンジ側からの硬度の差は、扱いやすさ、ラバー全体へのくい込みやすさを客観比較できる数字である、とkatsuo000は考察しています。あるいは、shore cの値が同じくらいのラバーがあった場合、shore aのシート側とスポンジ側の差を比較し、その差が大きいラバーほど、くい込みの良さやシートの柔らかさを感じる、と考察しています。そのようにshore aの差はラバー全体へのくい込みやすさと考えた時、Qシリーズは、明らかにテナジーシリーズよりボールがくい込みにくい ≒ 扱いにくいシリーズであることを示唆していると考察してます。Qシリーズはディグニクスシリーズで最も硬いディグニクス09Cと同じくらいくい込みにくく、Qシリーズの扱いにくさを示唆しているといえるでしょう。一方で、くい込みにくい分、そのラバーのポテンシャルの高さ、回転量の最大値、ドライブの揃いにくさ、は高くなると思います。このように、単純な比較以上にshore aの硬度差は色々なことを示唆するものと考えています。

Qとテナジーの違い

 katsuo000が感じた実際のところはQシリーズはテナジーシリーズの分類や感覚は全く当てはまりません!テナジーと比べると全て相手の打球に負けないハードでマッドな打球感のラバーでした。ハードでマッドな打球感の中で、スピードと直線的な弾道に特徴的なラバーがQ3グリップ力が高いのに弧線は低くスピード感のあるQ4、とどれも個性的でとんがったラバーばかりです。そしてQ3とQ4と比べて数段性能の高い存在がQ5になります。Q5はQ4以上の回転性能と独特の癖がありながら、Q3に匹敵するスピードも出て、総合バランスの高いラバーでした。Qシリーズは、どちらかといえば、スピン系テンションよりの粘着テンションラバーのようなラバーですね。また住友理工は卓球界には新参のメーカーであるためか、Qシリーズはどれもかなり個体差も多い印象です。重量を測って自分に合うものを購入すべきだと思います。

Qシリーズ
 メリット
 ・食い込みにくい分、上回転ラリーに強く、カウンタードライブもやりやすい。
 ・ツッツキやストップが浮きにくく止まりやすい。
 ・Qシリーズ独特の回転量と癖球が出る。
 ・テナジーより安い。

 デメリット
 ・テナジーシリーズよりも扱いが難しい部分がある。
 ・匂いが臭い。個体差も多い。
 ・ブランドとしての信頼が低い。
 ・木材系ラケットと相性が良い。
 ・逆にインナーはともかくアウターカーボンとは少し相性が悪い。

 上述がkatsuo000の考えるQシリーズのメリットとデメリットになります。なお、日本のトップ選手、大島祐哉選手や軽部隆介選手は両面Q5に変更しました。特に大島選手は両面Q5へ変更直後、2021年1月の全日本選手権で9位のランカーにくい込んでおり、Q5のポテンシャルの高さを示したといえるでしょう。
 個人的には、コスパの良いかなりポテンシャルの高いラバーだと思います。また木材合板ラケットをメインにしているミズノさんが開発したこともあって、明らかにQシリーズは木材合板系のラケットと相性が良いラバーだと感じました。他メーカーのラケットでも木材合板かインナー仕様のラケットと組み合わせることをオススメします。
 また海外のサイトでも、徐々に話題になっているようですね。ラバーについては、バタフライとDHSの2強となりつつありますが、新たなメーカーとして andro(アンドロ)、 VICTAS(ヴィクタス)、XIOM(エクシオン)、そして、ミズノが続いていってほしいと思いますね。

・Q5(キューファイブ)
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・Q4(キューフォー)
 https://katsuo000.com/review_q_4/ 

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・Q3(キュースリー)
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「進化が圧倒する。」ってこういうこと!ディグニクスとテナジーの違い

ディグニクスシリーズ ~進化が圧倒する~

 2019年4月1日にDignics 05(ディグニクス05)が発売され、多くのトップ選手が使用するディグニクスシリーズ。世界標準であるTenergy(テナジー)シリーズを超えるラバーとして発売されたディグニクスシリーズは、東京オリンピック2020の男子シングルスのベスト4の4人の選手のうち3人が使用しています。明らかにテナジーを超える存在であるディグニクスシリーズは今後世界標準となっていくのでしょう。

ディグニクスの公表性能値と硬度比較からわかる特徴

公表性能値&公表スポンジ硬度

・Dignics 09C(ディグニクス09C)
 Spin:13.00、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:44(Butterfly基準)、ラバー重量:50 g
・Dignics 05(ディグニクス05)
 Spin:12.00、 Speed:13.50、 スポンジ硬度:40(Butterfly基準)、ラバー重量:48 g
・Dignics 80(ディグニクス80)
 Spin:11.75、 Speed:13.75、 スポンジ硬度:40(Butterfly基準)、ラバー重量:48 g
・Dignics 64(ディグニクス64)
 Spin:11.00、 Speed:14.00、 スポンジ硬度:40(Butterfly基準)、ラバー重量:45 g
・Tenergy 05(テナジー05)
 Spin:11.50、 Speed:13.00、 スポンジ硬度:36(Butterfly基準)、ラバー重量:47 g

 公表性能値からわかることは、ディグニクスシリーズはテナジーを上回るラバーであることですね。テナジー05と比較してスピード性能の劣るディグニクスはありません。回転性能も、ディグニクス64のみややテナジー05に劣るだけで、テナジー05と比較して、ディグニクスシリーズの極めて高い回転性能がよくわかります。スピード性能も回転性能も上回るということは、ディグニクスシリーズがテナジーを超えるラバーであることを示しています。
 一方で、スポンジ硬度はディグニクスシリーズよりもテナジー05の方が柔らかいこともわかります。硬度が硬いラバーほど扱うことが難しくなります。つまりこれは、テナジー05よりもディグニクスシリーズの方が使いこなすことが難しいことを示しますね。

硬度計比較

・Dignics 09C(ディグニクス09C)
 硬度計評価 shore a (sheet):33.4、 shore a (sponge):31.8
       shore c (shhet):50.8、 shore c (sponge):49.1
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.6
・Dignics 05(ディグニクス05)
 硬度計評価 shore a (sheet):34.3、 shore a (sponge):31.3
       shore c (shhet):50.0、 shore c (sponge):48.2
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 3.0
・Dignics 80(ディグニクス80)
 硬度計評価 shore a (sheet):33.1、 shore a (sponge):29.5
       shore c (shhet):48.6、 shore c (sponge):47.7
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 3.6
・Dignics 64(ディグニクス64)
 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):28.4
       shore c (shhet):48.0、 shore c (sponge):46.7
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 3.9
・Tenergy 05(テナジー05)
 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):26.8
       shore c (shhet):44.6、 shore c (sponge):43.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 5.4

1つ目の図は横軸に重量、縦軸にshore cの硬度をプロットしています。ディグニクスシリーズはやはり、テナジー05と比較しても明らかに硬いことがわかりますね。公表スポンジ硬度と同じ結果となります。ただし、スポンジ硬度だけでなく、シート形状に由来する硬さの影響も加味した結果でもありますので、同じスポンジ硬度でもディグニクス64が最も柔らかく、回転性能の高いディグニクス05はディグニクスの中でも硬いことがよくわかります。

 2つ目はshore aのシート側の硬度とスポンジ側の硬度の差を縦軸にプロットしています。このshore aのシート側とスポンジ側からの硬度の差は、扱いやすさ、ラバー全体へのくい込みやすさを客観比較できる数字である、とkatsuo000は考察しています。あるいは、shore cの値が同じくらいのラバーがあった場合、shore aのシート側とスポンジ側の差を比較し、その差が大きいラバーほど、くい込みの良さやシートの柔らかさを感じる、と考察しています。そのようにラバー全体へのくい込みやすさと考えた時、ディグニクスシリーズよりもテナジー05の方がボールがくい込みやすいことを示唆していると考えます。同じ硬度のスポンジを使用していても、ディグニクス64はくい込みやすく、ディグニクス05はくい込みにくいことも示唆します。テナジーを超えるために、ディグニクスシリーズは、くい込みの良さを諦め、ラバー全体を硬くしてスピード性能とスピン性能を高めたラバーといえるでしょう。

ディグニクスとテナジーの違い

 実際にディグニクスとテナジーを比較試打した場合に以下のことが言えると思います。またディグニクス09Cと対応するテナジーが存在しないため、 ディグニクス09Cは何をテナジーと比較するのか難しいです。逆にディグニクス09Cを除くディグニクスとテナジーとの比較では当てはまると思います。

ディグニクスシリーズ
 メリット
 ・テナジーとほぼ同じ重量で、テナジーよりも明らかに回転量もスピードも上回るラバー。
 ・テナジーシリーズよりも相手の回転の影響を受けにくいラバー。
 ・テナジーよりもシートの寿命が長い。

 デメリット
 ・テナジーシリーズよりも扱いが難しい暴れ馬。特にディグニクス05は難しい。
 ・ラケットとの相性がある。
 ・価格もテナジーより高い。
テナジーシリーズ
 メリット
 ・世界標準。世界中の選手が使用するラバーであり、常に比較の対象であった。
 ・ディグニクスシリーズよりも扱いやすい。
  台上から中・後陣、サーブレシーブなど総合的なバランスが取れたラバー。
 ・球持ちをしっかり感じやすく、緩急をつけやすい。
 ・ラケットを選ばず、どんなラケットにあわせても高い性能を示す。

 デメリット
 ・ディグニクスよりも寿命が短い。使っていなくてもシートの劣化が顕著に表れる。
 ・回転性能が高い分、相手の回転の影響もうけやすい。
 ・自分の力をしっかり伝えやすいので、当てるだけのボールは、棒球になりやすい。

 上述がkatsuo000の考えるディグニクスシリーズのメリットとデメリット、テナジーシリーズのメリット・デメリットになります。日本のトップ選手はディグニクスへ移行する選手も多い一方で、海外の契約選手はテナジーを継続する選手も多い印象があります。ヨーロッパの選手はラリー主体でダイナミックな卓球をする選手が多く、その際にくい込みの良さを求めるためだと思います。日本のトップ選手はダイナミックな卓球をしないわけではないですが、身長や体格に恵まれた選手は多くはないので、自然と台から離れると不利になりやすく、カウンターや前陣での強打時におさまるディグニクスを選択する方が多いのだと考察してます。使いこなせるのであれば、ディグニクスは良い選択となるでしょう。

 またディグニクスシリーズには、ディグニクス09Cという、粘着テンションラバーも存在します。ディグニクス09Cはテナジーシリーズにはなかったラバーであり、スピード性能はどうしても低いですが、その分、相手のボールを上書きする性能の高さが高いラバーと言えるでしょう。カウンタードライブや相手の回転を利用する技術は現代卓球において重要な技術であり、カウンタードライブや相手の回転を利用する技術がやりやすいディグニクス09Cは異質な存在でありながら認知度や人気の高いラバーとなっています。シートの粒と粒の間がやや広い形状になっていて、硬度の割には扱いやすくくい込みの良さも感じられるラバーだと思います。スピード性能を補うためにアウターカーボンやブレード厚さの厚いラケットとの組み合わせがオススメになります。

・Dignics 09C(ディグニクス09C)
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 ディグニクス05はテナジー05が進化したラバーであり、テナジー05の高いスピン性能を継承しつつ、ディグニクス系ラバーの中でシートにだけくい込ませるイメージで打球した際に最も球持ちとグリップと高い回転性能が得られるラバーだと思います。扱いも難しく、ディグニクスシリーズの中でも扱いにくさはトップレベルになります。その分、ツッツキやストップは粘着ラバーなみに切れますし、浮きにくく、ドライブはスピードも回転量も極めて高いです。テナジーと比較するとやや直線的になりやすいラバーです。弧線を補うためにアリレートカーボン(ALCやアラミドカーボン、ケプラーカーボンもOK)系のアウターラケットまたはインナーラケット、および最新技術セルロースナノファイバーを採用したラケットと組み合わせることがオススメになります。

・Dignics 05(ディグニクス05)
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 ディグニクス80は、ディグニクスシリーズの中で最も人気のあるテンション系ラバーだと思います。その理由はテナジーを超えるスピード性能と回転性能、およびディグニクス05よりも扱いやすいと3拍子が揃っているためだと思われます。打球感はテナジー80ではなくて、ディグニクス05とテナジー05を足して2で割ったものに近く、球持ちを感じやすいラバーになります。テナジー05をバックサイドに使っていた人には、テナジー05の進化版として、ディグニクス80の使用をオススメします。

・Dignics 80(ディグニクス80)
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 ディグニクス64は、ディグニクスシリーズの中で最もスピード性能の高いラバーになります。ディグニクスシリーズの中で最もくい込ませやすく、扱いもしやすいラバーになります。その分、スピン性能やボールの威力は落ちる印象はありますが、高い安定感とスピードで、相手を圧倒できるラバーといえるでしょう。スピード性能は高いですが、ツッツキやストップも思ったよりやりやすいと感じるラバーでした。弧線を補うために木材やインナー系ラケットとの使用をオススメします。

・Dignics 64(ディグニクス64)
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各メーカーのハイエンドラバーの比較 硬度編 shore c

横並びで比較!

 今回はラバー硬度になります。卓球専門店では、ラバー硬度を硬度計で計測して販売していることもあるそうです。硬度計で比較したデータを、今回ドンと比較できるように並べてみましたので、ご参考いただければと思います。
 shore c(シート側)での比較になります。これがほぼほぼ、ラバー単体の硬度として扱って問題ないと思いますね。この値で確認することでラバーは硬いのか、柔らかいのか、他社メーカーとも比較になるでしょう。もちろん、個体差があるでしょうが、1つの指標としてご参考いただければ幸いです。m (_ _)m

 どんと、今手元にあるデータを硬い順に並べました。ご確認ください!

テナジー05よりも硬いラバー

テナジー05よりも柔らかいラバー

2022年よりも前のデータ↓

棒グラフ

 ブランドごとに、棒グラフにしてみました。そして、ワールドスタンダード、Tenergy 05を比較としています。イメージしやすいのではないでしょうか。

 shore cは上述のとおり、ラバー全体の硬さに対応していると思っています。この値は扱いやすさに対応しやすいとkatsuo000は考えておりますので、硬いラバーほど扱いにくく、柔らかいラバーほど扱いやすい、という理解で間違いないと考えてます。また扱いにくいラバー≒回転性能のMax値の高いラバーともいえるのではないかと思いますので、最大限使いこなせた時の性能は高いと想像します。

 Butterfly(バタフライ)さんのラバーを比較すると、ディグニクスシリーズは全てテナジー05を上回る硬さであることがわかりますね。これはテナジー05ハードを加えても硬いんですね。またロゼナよりもテナジー05FXが柔らかいのもわかりやすいですね。テナジー19はロゼナと同じくらいの硬さになっているということは、それだけシートがくい込みやすい、扱いやすいラバーと言えるのでしょう。

 Butterfly(バタフライ)さんのラバーを比較すると、ディグニクスシリーズは全てテナジー05を上回る硬さであることがわかりますね。これはテナジー05ハードを加えても硬いんですね。またロゼナよりもテナジー05FXが柔らかいのもわかりやすいですね。テナジー19はロゼナと同じくらいの硬さになっているということは、それだけシートがくい込みやすい、扱いやすいラバーと言えるのでしょう。

 テナジー05と比較すると、各社のラバーは柔らかいことが今回わかりました。その分、扱いやすくて試合では勝ちやすいラバーなのかもしれませんね。

 テナジー05と比較して、ラザンターR53やラザンターR50は硬いですので、その回転性能は扱い切れれば非常に高い性能ではないかと思います。これは、R53のレビューでも触れていましたが、客観的な数値からもこれを示唆してくれたように思いました。逆に、R48やR47はかなり柔らかい部類にもなります。それでも回転性能は高いと感じやすかったので、このR48とR47は回転性能の高さの点で優秀と考えた方が良さそうですね。特にR48はR47よりも柔らかい値になっているところが面白いですね。シートの厚さやシートの粒形状によるものと思われます。最大の回転量はもしかしたらR47やR50の方がすごいのかもしれません。

 DONICのブルー系のラバーおよびヨーラのラバーは非常に扱いやすさを感じました。硬さの比較で、テナジー05よりも柔らかい結果は合点がいきましたね。性能は低いわけではないので、テナジー05があわないと感じるのであれば、上記のようなラバーへ変更するのもありなのかもしれません。

 juicのラバーの最新作、Target Pro XDシリーズは入れることができていませんが、やや古いターゲットプロシリーズは扱いやすい分、思ったより回転性能が低いと感じていましたので、今回の結果も納得でした。

 TIBHARさんのEvolutionシリーズは、MX-Dをいれることができていませんが、やはりMX-P50°とMX-Sが硬いのは想像通りでした。

2020東京オリンピック 出場選手用具

男子シングルス

第1~4シード

第1シード / オリンピックランキング1位 Fan Zhendong(樊振東)選手、China(中国)
 Blade: Viscaria(ビスカリア)(Grip: Infinity VPS V)
 F: Hurricane NEO III National Term Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3国チーム用ブルースポンジ)、2.1 mm、41.5°
 B: Dignics 05(ディグニクス05)

第2シード / オリンピックランキング3位 Ma Long(馬龍)選手、China(中国)
 Blade: Hurricane Long V W968(キョウヒョウ龍5 W968)
 F: Hurricane NEO III National Term Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3国チーム用ブルースポンジ)、2.1 mm、42.0°
 B:  Hurricane NEO III National Term Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3国チーム用ブルースポンジ)、2.1 mm、37.0°

第3シード / オリンピックランキング4位 Harimoto Tomokazu(張本智和)選手、Japan(日本)
 Blade: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
 F:  Dignics 05(ディグニクス05)
 B:  Dignics 05(ディグニクス05)

第4シード / オリンピックランキング6位 Hugo Calderano(ウーゴ・カルデラノ)選手、Brazil(ブラジル)
 Blade: HUGO HYPER AXYLIUM(ウーゴハイパーアクシリウム)
 F: Omega VII Tour i(オメガツアーi)
 B: Omega VII Tour i(オメガツアーi)

第5~8シード

第5シード / オリンピックランキング7位 Lin Yun-Ju(林昀儒)選手、Taiwan(台湾 / 中華台北)
 Blade: Lin Yun-Ju Super ZLC(林昀儒SZLC)
 F: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)

第6シード / オリンピックランキング8位 Mattias Falck(マティア・スファルク)選手、Sweden(スウェーデン)
 Blade: Ma Lin Soft Carbon(馬琳ソフトカーボン)
 F: Rakza PO(ラクザPO)
 B: Rakza X(ラクザX)

第7シード / オリンピックランキング10位 Ovtcharov Dimitrij(オフチャロフ)選手、Germany(ドイツ)
 Blade: Dimitrij Ovtchrov Inner Force ALC(オフチャロフインナーフォースALC)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)

第8シード / オリンピックランキング11位 Timo Boll(ティモ・ボル)選手、Germany(ドイツ)
 Blade: Primorac Carbon(プリモラッツカーボン)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Dignics 09C(ディグニクス09C)

第9~16シード

第9シード / オリンピックランキング12位 Jang Woo Jin(張禹珍)選手、Koria(韓国)
 Blade: Hurricane Long V(キョウヒョウ龍V)
 F: Hurricane III Blue Sponge(キョウヒョウ3ブルースポンジ)
 B: V>15 Extra(V>15エキストラ)

第10シード / オリンピックランキング13位 Jeoung Young-sik(鄭栄植)選手、 Koria(韓国)
 Blade: Ice Cream AZXi(アイスクリームAZXi)
 F: Hurricane III Blue Sponge(キョウヒョウ3ブルースポンジ)
 B: Omega VII Tour i(オメガ7ツアーi)

第11シード / オリンピックランキング15位 Liam Pitchford(リアム・ピッチフォード)選手、England(イングランド)
 Blade: Liam Pitchford(リアムピッチフォード)
 F: V>15 Extra(V>15エキストラ)
 B: V>15 Extra(V>15エキストラ)

第12シード / オリンピックランキング16位 Koki Niwa(丹羽孝希)選手、Japan(日本)
 Blade: Koki Niwa Wood(丹羽孝希ウッド)
 F: V>15 Extra(V>15エキストラ)
 B: V>15 Extra(V>15エキストラ)

第13シード / オリンピックランキング19位 Wong Chun Ting(黄鎮廷)選手、Hong Kong(香港)
 Blade: Zhang Jike ALC(張継科ALC)(中国式グリップ)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

第14シード / オリンピックランキング20位 Simon Gauzy(シモン・ゴーズィ)選手、 France(フランス)
 Blade: Gauzy SL OFF(ゴーズィーエスエルオフ)
 F: Rasanter R53(ラザンターR53)
 B: Rasanter R53(ラザンターR53)

第15シード / オリンピックランキング20位 Quadri Aruna(クアドリ・アルナ)選手、Federal Republic of Nigeria(ナイジェリア)
 Blade: Aruna Hinoki Carbon OFF(アルナヒノキカーボンオフ)
 F: NEXXUS EL PRO53(ネクサスELプロ53)
 B: NEXXUS EL PRO53(ネクサスELプロ53)

第16シード / オリンピックランキング24位 Marcos Freitas(フレイタス)選手、Portugal(ポルトガル)
 Blade:  Marcos Freitas ALC(フレイタスALC)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)

女子シングルス

第1~4シード

第1シード / オリンピックランキング1位 Chen Meng(陳夢)選手、China(中国)
 Blade: Carbonado 45(カーボネード45)
 F: Hurricane NEO III National Term Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3国チーム用ブルースポンジ)、2.1 mm、39.5°
 B: Hurricane 8 National Term Orange Sponge
   (キョウヒョウ8国チーム用オレンジスポンジ)、2.1 mm、37.0°

第2シード / オリンピックランキング2位 Sun Yingsha(孫穎莎)選手、China(中国)
 Blade:  Carbonado 45(カーボネード45)
 F: Hurricane NEO III National Term Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3国チーム用ブルースポンジ)
 B: Hurricane NEO III National Term
   (キョウヒョウNEO3国チーム用)

第3シード / オリンピックランキング3位 Mima Ito(伊藤美誠)選手、Japan(日本)
 Blade: Mima Ito Carbon(伊藤美誠カーボン)
 F:  Fastarc G-1(ファスタークG-1)、特注50°
 B:  Moristo SP(モリストSP) 、厚

第4シード / オリンピックランキング8位 Cheng I-Ching(鄭怡静)選手、 Taiwan(台湾 / 中華台北)
 Blade: Arylate Carbon(アリレートカーボン特注)
 F: Dignics 05(ディグニクス05)
 B: Tenergy 05 Hard(テナジー5ハード)

第5~8シード

第5シード / オリンピックランキング9位 Kasumi Ishikawa(石川佳純)選手、Japan(日本)
 Blade: 張継科ALC(非公開ということからただのALCではない?)
 F: Hurricane III National Rubber Blue Sponge(キョウヒョウ3国狂ブルー)
 B: Tenergy 05(テナジー05)

第6シード / オリンピックランキング11位 Feng Tianwei(馮天薇)選手、Singapore(シンガポール)
 Blade: Hurricane Long V(キョウヒョウ龍V)
 F:  Hurricane NEO III Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)
 B:  Hurricane III(キョウヒョウ3)

第7シード / オリンピックランキング14位 Jeon Jihee(田志希)選手、Koria(韓国)
 Blade: Viscaria(ビスカリア)
 F:  Hurricane NEO III Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)
 B: Tenergy 05(テナジー05)

第8シード / オリンピックランキング15位 Doo Hoi Kem(杜凱琹)選手、Hong Kong(香港)
 Blade: Infinity VPS V(インフィニティVPS V)
 F: Hurricane III(キョウヒョウ3)
 B: Hurricane III(キョウヒョウ3)

第9~16シード

第9シード / オリンピックランキング16位 Adriana DIAZ(ディアス)選手、Estado Libre Asociado de Puerto Rico(プエルトルコ)
 Blade: Zhang Jike Super ZLC(張継科SZLC)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Digincis 80(ディグニクス80)

第10シード / オリンピックランキング17位 Sofia Polcanova(ポルカノバ)選手、Austria(オーストリア)
 Blade: Inner Force Layer ZLC(インナーフォースレイヤーZLC)
 F: Dignics 05(ディグニクス05)
 B: Tenergy 64(テナジー64)

第11シード / オリンピックランキング19位 Petrissa Solja(P.ゾルヤ)選手、Germany(ドイツ)
 Blade: NOBILIS(ノビリス)
 F: Dynaryz ACC(ダイナライズACC)?
 B: Dynaryz ACC(ダイナライズACC)?

第12シード / オリンピックランキング21位 Han Ying(ハン・イン)選手、Germany(ドイツ)
 Blade: Koji Matsushita(松下浩二)
 F: Hurricane(キョウヒョウ)
 B: Spectol Blue(スペクトルブルー)

第13シード / オリンピックランキング26位 Chen Szu-Yu(陳思羽)選手、 Taiwan(台湾 / 中華台北)
 Blade: Super ZLC Inner(SZLCインナー特注)
 F: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
 B: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

第14シード / オリンピックランキング27位 Bernadette Szocs(スッチ)選手、Romania(ルーマニア)
 Blade: Szocs Signature(スッチシグネチャー)
 F: Evolution MX-P 50°(エヴォリューションMX-P50°)
 B: Evolution EL-P(エヴォリューションEL-P)

第15シード / オリンピックランキング28位 Samara Elizabeta(サマラ)選手、 Romania(ルーマニア)
 Blade: Mizutani Jun Super ZLC(水谷隼SZLC)
 F: Tenergy 05(テナジー05)
 B: Tenergy 05(テナジー05)

第16シード / オリンピックランキング29位 Britt Eerland(エーラント)選手、Dutch(オランダ)
 Blade: Inner Force Layer ALC.S(インナーフォースレイヤーALC.S)
 F: Dignics 05(ディグニクス05)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)

混合ダブルス

第1~4シード

第1シード / オリンピックランキング1位
Xu Xin(許昕)選手、China(中国)
 Blade: Dynasty Carbon Xu Xin Edition(ダイナスティカーボン許昕モデル)
 F: Sky Line II National Term Blue Sponge
   (天極2国チーム用ブルースポンジ)
 B: Hurricane III National Term
   (キョウヒョウ3国チーム用)
Liu Shiwen(劉詩雯)選手、China(中国)
 Blade: Inner Force Layer ZLC(インナーフォースレイヤーZLC)
 F: Hurricane III National Term Blue Sponge
   (キョウヒョウ3国チーム用ブルースポンジ)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)

第2シード / オリンピックランキング2位
Mizutani Jun(水谷隼)選手、Japan(日本)
 Blade:  Mizutani Jun ZLC(水谷隼ZLC)
 F: Dignics 80(ディグニクス80)
 B: Dignics 80(ディグニクス80)
Ito Mima(伊藤美誠)選手、Japan(日本)
 Blade:  Ito Mima Carbon(伊藤美誠カーボン)
 F:  Fastarc G-1(ファスタークG-1)、特注50°
 B:  Moristo SP(モリストSP) 、厚

第3シード / オリンピックランキング3位
Lin Yun-Ju(林昀儒)選手、Taiwan(台湾 / 中華台北)
 Blade: Lin Yun-Ju Super ZLC(林昀儒SZLC)
 F: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)
Cheng I-Ching(鄭怡静)選手、 Taiwan(台湾 / 中華台北)
 Blade: Arylate Carbon(アリレートカーボン特注)
 F: Dignics 05(ディグニクス05)
 B: Tenergy 05 Hard(テナジー5ハード)

第4シード / オリンピックランキング4位
Wong Chun Ting(黄鎮廷)選手、Hong Kong(香港)
 Blade: Zhang Jike ALC(張継科ALC)(中国式グリップ)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
Doo Hoi Kem(杜凱琹)選手、Hong Kong(香港)
 Blade: Infinity VPS V(インフィニティVPS V)
 F: Hurricane III(キョウヒョウ3)
 B: Hurricane III(キョウヒョウ3)

第5~8シード

第5シード / オリンピックランキング5位
Lubomir Pistej(ルボミール・ピシュティ)選手、Slovakia(スロバキア)
 Blade: 
 F: 
 B: 
選手、Slovakia(スロバキア)
 Blade: 
 F: 
 B: 

第6シード / オリンピックランキング6位
Lee Sangsu(イサンス)選手、Korea(韓国)
 Blade: Arylate Carbon Inner(ALCインナー特注)
 F: Dignics 09C(ディグニクス09C)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)
Jeon Jihee(田志希)選手、Koria(韓国)
 Blade: Viscaria(ビスカリア)
 F:  Hurricane NEO III Blue Sponge
   (キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)
 B: Tenergy 05(テナジー05)

第7シード / オリンピックランキング7位
Patrick Franziska(フランチスカ)選手、Germany(ドイツ)
 Blade: Franziska Inner Force ZLC(フランチスカインナーフォースZLC)
 F: Tenergy 05(テナジー05)
 B: Dignics 05(ディグニクス05)
Petrissa Solja(P.ゾルヤ)選手、Germany(ドイツ)
 Blade: NOBILIS(ノビリス)
 F: Dynaryz ACC(ダイナライズACC)?
 B: Dynaryz ACC(ダイナライズACC)?

第8シード / オリンピックランキング9位
Emmanuel Lebesson(ルベッソン)選手、France(フランス)
 Blade: E. Lebesson(E.ルベッソン) 
 F: Evolution FX-P?
 B: 
Yuan Jia Nan(ユアンジャナン)選手、France(フランス)
 Blade: Viscaria(ビスカリア)
 F: 
 B: 

裏ラバーのトップシート

シート形状が与える影響

 近年、ラバーのシート形状は非常に重要なチェックポイントとなりました。卓人がシート形状について、意識するようになった大きなきっかけを作ったのは、モンスターラバーTenergy 05(テナジー05)の登場でしょう。モンスターラバー、テナジー05およびテナジーシリーズは、同じスポンジに対し、異なるシート形状をあわせることで、全く異なる特徴が現れます。本ページでは、抽象的ではありますがトップシートの粒形状について説明していきます。それでは、どのような因子が影響するか、概略させていただきます。

トップシートの厚さ

 トップシートの厚さは、回転量、硬さ、重量に大きく影響します。

薄いシート: 柔らかく感じ、重量が軽くなる
厚いシート: 硬く感じ、重量が重くなり、強度が高くなり、回転性能が高くなる

 モンスターラバー、テナジー05と同じ回転量を得るために、他メーカーのラバーではシートを厚くすることで補っていることが多いのではないかと思います。その結果、回転量は同等でも重量が重くなったり、くい込みにくかったりするのでしょう。また粘着ラバーは、全体的にトップシートが厚く、重いものが多い印象です。逆にヨーロッパのラバーラインナップの中には、相当くい込みの良いラバーも必ず数枚は存在し、シートを薄くするなどで設計していると思います。

粒の太さ

 粒の太さは、硬いと感じるか扱いやすさに影響します。

太い粒: 粒が倒れにくいので、押され負けない。太すぎると倒すのにパワーが必要。
細い粒: 粒が倒れやすく、エネルギーロスが多くなる。

粒と粒の間隔

 粒と粒の感覚は、粒の倒れやすさに関係します。

広い間隔: 粒は倒れやすくなる。
狭い間隔: 粒は倒れにくく、硬く感じる。

粒の高さとスポンジの厚さは合計4.0 mm以下

 これは国際ルールに則ったものです。ラバー全体の厚さは4.0 mm以下にしないといけません。だいたいどのラバーも3.7〜3.8 mmに収まるように設計されているそうです。昨今の水溶性接着剤でも、厚ぬりをすると4.0 mmを超えることがありますので、気をつけましょう。

シート形状

 まずは世界標準、テナジー05に注目してみましょう。

Tenergy 05(テナジー05)
 シートの厚さ: 中
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   中(1.7 mm)

Tenergy 19(テナジー19)
 シートの厚さ: 中
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   細い

Dignics 09C(ディグニクス09C)
 シートの厚さ: 特厚
 粒間隔:    やや広い
 粒の高さ:   低い
 粒の太さ:   やや細い

V>15 Extra(V>15エキストラ)
 シートの厚さ: 厚
 粒間隔:    狭い
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   中

Triple Double Extra(トリプルダブルエキストラ)
 シートの厚さ: 中
 粒間隔:    やや広い
 粒の高さ:   やや低い
 粒の太さ:   やや細い

Ventus Extra(旧Super Ventus、ヴェンタスエキストラ、旧スーパーヴェンタス)
 シートの厚さ: 厚
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   やや高い
 粒の太さ:   やや太い

Rakza X(ラクザX)
 シートの厚さ: 厚い
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   やや高い
 粒の太さ:   中

Rakza 7(ラクザ7)
 シートの厚さ: 厚い
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   中(1.7 mm)

Rasanter R48(ラザンターR48)
 シートの厚さ: 中
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   中

Fastarc G-1(ファスタークG-1)
 シートの厚さ: 厚い
 粒間隔:    やや狭い
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   中

Omega VII Tour i 50(オメガ7ツアーi50)
 シートの厚さ: 中
 粒間隔:    中
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   やや細い

DNA Platinum XH(DNAプラチナXH)
 シートの厚さ: 中
 粒間隔:    中
 粒の高さ:   やや低い
 粒の太さ:   やや細い

Evolution MX-D(エヴォリューションMX-D)
 シートの厚さ: 厚い
 粒間隔:    中
 粒の高さ:   中
 粒の太さ:   やや細い

テンションラバーの分類

 テンションラバーの分類をしてみました。テンションラバーの分類はかなり重複しているものが多いです。それだけ、それぞれのラバーの特徴が多用にあると言えると思います。

テナジー系テンション

 テナジーおよびテナジー類似系のテンションラバー

05系テンション

Tenergy 05(テナジー05)

Rakza X(ラクザX)

Fastarc G-1(ファスタークG-1)

Ventus Extra 旧Super Ventus(ヴェンタスエキストラ 旧スーパーヴェンタス)

Evolution MX-P(エヴォリューションMX-P)

Vega X(ヴェガX)

Blue Fire JP01 Turbo(ブルーファイヤJP01ターボ)

64系テンション

Tenergy 64(テナジー64)

Rakza 9(ラクザ9)

Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)

80系テンション

Tenergy 80(テナジー80)

Rakza 7(ラクザ7)

V>15 Extra(V>15エキストラ)

Rasanter R48(ラザンターR48)

進化型テナジー系テンション

 ディグニクスおよび昨今のトップ選手が使うラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

Rasanter R53(ラザンターR53)

Q5(キューファイブ)

OmegaVII Hyper(オメガ7ハイパー)

コスパ系テンション

 スピードやスピンでテナジーに劣るもののコスパや扱いやすさがウリのラバー

Rozena(ロゼナ)

Rakza(ラクザ)シリーズ

Vega(ヴェガ)シリーズ

Blue Fire(ブルーファイヤ)シリーズ

ソフト系テンション

 中級者、ラバーによっては初級者~中級者向けのラバー

Tenergy 05 FX(テナジー05FX)

Rakza X Soft(ラクザXソフト)

Vega Tour(ヴェガツアー)

ハード系テンション

 47.5°よりも硬いテンション系ラバー

Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

Omega VII Tour(オメガ7ツアー)

OmegaVII Hyper(オメガ7ハイパー)

Rasanter R53(ラザンターR53)