Nittaku (ニッタク) Rubbers (ラバー)

 Nittaku (ニッタク)のラバー用具の公表性能値まとめになります。katsuo000のブログでは、あまり試打できていないブランドになって申し訳ないです。今後はもう少しレビューを充実させたい。

ブランド

 Nittaku(ニッタク)さんのラバー記事になります。ニッタクは日本卓球株式会社のことで、2020年で創業100年になりました!契約選手は女子を中心に多く、伊藤美誠選手、石川佳純選手、早田ひな選手と女子トップ選手はもちろん、世界のカットマンで中国選手にも勝利したことある佐藤瞳選手やインターハイ王者木造勇人選手と有名な人が多い印象です!ただし、契約選手がそのままニッタクのラケット・ラバーを使っているかどうかは別のパターンが多いようで、伊藤美誠選手はニッタクユーザーですが、石川佳純選手現在ほぼ他メーカーのラケットラバーを使用しているようです。

Genexion (ジェネクション)

 Spin:13.00、 Speed:16.00、 スポンジ硬度:40
 ラバー重量:51 g、 ZC (ゼットチャージ)
 硬度計評価 shore a (sheet):30.9、 shore a (sponge):27.1
       shore c (sheet):44.3、 shore c (sponge):41.6
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 3.8
 katsuo000のレビュー:

Hammond (ハモンド)

Hammond Z2 (ハモンドZ2)

 Spin:13.00、 Speed:16.00、 スポンジ硬度:40
 ラバー重量:49 g、 ZC (ゼットチャージ)
 硬度計評価 shore a (sheet):32.2、 shore a (sponge):30.6
       shore c (sheet):43.2、 shore c (sponge):42.2
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.6
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_hammond_z2/

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Fastarc (ファスターク)

Fastarc G-1 (ファスタークG-1)

 ・Fastarc G-1 (MAX) (ファスタークG-1 (MAX))
  Spin:12.50、 Speed:15.00、 スポンジ硬度:37.5 (ドイツ基準47.5)
  ラバー重量:49 g、 テンション、 Made in Germany
  硬度計評価 shore a (sheet):28.9、 shore a (sponge):26.4
        shore c (sheet):42.3、 shore c (sponge):39.8
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = 2.5
  katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_fastarc_g-1_max/

 ・Fastarc G-1 (Extra thick) (ファスタークG-1 (特厚))
  Spin:12.50、 Speed:15.00、 スポンジ硬度:37.5 (ドイツ基準47.5)
  ラバー重量:48 g、 テンション、 Made in Germany
  硬度計評価 shore a (sheet):30.9、 shore a (sponge):27.8
        shore c (sheet):43.3、 shore c (sponge):41.0
        shore a (sheet) – shore a (sponge) =3.1
  katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_fastarc_g-1/

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 日本一売れていたラバー、Fastarc G-1 (ファスタークG-1)になりますね。2022年4月にG-1の上位互換として発売されたHammond Z2 (ハモンドZ2)、そして2024年に価格改正とともに発売されたGenexion (ジェネクション)と、どれが売れるのか、売れ行きが気になります。Nittaku (ニッタク)さんとしては、G-1に頼れなくなった状況ともいえるのかもしれません。スポンジ厚さMAXは今までの特厚とは明らかにラバーそのものが異なると感じるくらい、ドライブはやりやすくて威力も出しやすいと感じました。使うならやはりMAXだと思います。

Fastarc P-1 (ファスタークP-1) (廃盤)

Fastarc C-1 (ファスタークC-1)

 Spin:12.25、 Speed:15.25、 スポンジ硬度:35.0 (ドイツ基準45.0)
 テンション、 Made in Germany

Fastarc S-1 (ファスタークS-1)

 Spin:11.75、 Speed:15.50、 スポンジ硬度:35.0 (ドイツ基準45.0)
 テンション、 Made in Germany

Sieger PK50 (ズィーガーPK50) (廃盤)

  Spin:12.75、 Speed:14.75、 スポンジ硬度:40.0 (ドイツ基準50.0)
  ラバー重量:52 g、 テンション、 Made in Germany
  硬度計評価 shore a (sheet):26.4、 shore a (sponge):29.2
        shore c (sheet):41.9、 shore c (sponge):43.6
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = -2.8
  katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_sieger_pk50/

Factive (ファクティブ)

Factive (ファクティブ)

 Spin:11.75、 Speed:14.75、 スポンジ硬度:35.0 (ドイツ基準45.0)
 テンション、 Made in Germany

Flyatt (フライアット)

Flyatt Spin (フライアットスピン)

 Spin:12.25、 Speed:14.25、 スポンジ硬度:35.0 (ドイツ基準45.0)
 AC (アクティブチャージ)、 Made in Japan

Flyatt Hard (フライアットハード) (廃盤)

Flyatt Soft (フライアットソフト)

 Spin:11.50、 Speed:15.00、 スポンジ硬度:30.0 (ドイツ基準40.0)
 AC (アクティブチャージ)、 Made in Japan

Hurricane (キョウヒョウ)

Hurricane III National Rubber Blue Sponge (キョウヒョウ3国狂ブルー)

  Spin:15.00、 Speed:14.75、 スポンジ硬度:42.5 (ドイツ基準52.5)
  ラバー重量:xx g、 粘着、 Made in China
  硬度計評価 shore a (sheet):xx.x、 shore a (sponge):xx.x
        shore c (sheet):xx.x、 shore c (sponge):xx.x
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = x.x
  katsuo000のレビュー:

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Hurricane Pro III Turbo Blue (キョウヒョウプロ3ターボブルー)

  Spin:15.00、 Speed:14.75、 スポンジ硬度:50.0 (ドイツ基準60.0)
  ラバー重量:58 g、 粘着、 Made in China (スポンジは日本製)
  硬度計評価 shore a (sheet):36.8、 shore a (sponge):41.4
        shore c (sheet):53.1、 shore c (sponge):57.6
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = -4.67
  katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_hurricane_pro_iii_turbo_blue/

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Hurricane Pro III Turbo Orange (キョウヒョウプロ3ターボオレンジ)

  Spin:15.00、 Speed:14.75、 スポンジ硬度:45.0 (ドイツ基準55.0)
  ラバー重量:55 g、 粘着、 Made in China (スポンジは日本製)
  硬度計評価 shore a (sheet):33.1、 shore a (sponge):37.9
        shore c (sheet):51.3、 shore c (sponge):53.2
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = -4.8
  katsuo000のレビュー:

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Hurricane NEO III (キョウヒョウNEO3)

  Spin:15.00、 Speed:11.25、 スポンジ硬度:42.5 (ドイツ基準52.5)
  ラバー重量:xx g、 テンション、 Made in China
  硬度計評価 shore a (sheet):xx.x、 shore a (sponge):xx.x
        shore c (sheet):xx.x、 shore c (sponge):xx.x
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = x.x
  katsuo000のレビュー:

Hurricane Pro II (キョウヒョウプロ2)

  Spin:15.50、 Speed:9.75、 スポンジ硬度:42.5 (ドイツ基準52.5)
  ラバー重量:xx g、 テンション、 Made in China
  硬度計評価 shore a (sheet):xx.x、 shore a (sponge):xx.x
        shore c (sheet):xx.x、 shore c (sponge):xx.x
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = x.x
  katsuo000のレビュー:

Hurricane Pro III (キョウヒョウプロ3)

  Spin:15.00、 Speed:10.25、 スポンジ硬度:42.5 (ドイツ基準52.5)
  ラバー重量:xx g、 テンション、 Made in China
  硬度計評価 shore a (sheet):xx.x、 shore a (sponge):xx.x
        shore c (sheet):xx.x、 shore c (sponge):xx.x
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = x.x
  katsuo000のレビュー:

Nittaku Hurricane II (ニッタクキョウヒョウ2)

  Spin:15.00、 Speed:9.75、 スポンジ硬度:37.5 (ドイツ基準47.5)
  ラバー重量:xx g、 テンション、 Made in China (スポンジは日本製)
  硬度計評価 shore a (sheet):xx.x、 shore a (sponge):xx.x
        shore c (sheet):xx.x、 shore c (sponge):xx.x
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = x.x
  katsuo000のレビュー:

Nittaku Hurricane III (ニッタクキョウヒョウ3)

  Spin:14.50、 Speed:10.25、 スポンジ硬度:37.5 (ドイツ基準47.5)
  ラバー重量:xx g、 テンション、 Made in China (スポンジは日本製)
  硬度計評価 shore a (sheet):xx.x、 shore a (sponge):xx.x
        shore c (sheet):xx.x、 shore c (sponge):xx.x
        shore a (sheet) – shore a (sponge) = x.x
  katsuo000のレビュー:

TIBHAR(ティバー)Rubbers(ラバー)

ブランド

 TIBHAR(ティバー)さんの記事になります。ドイツの卓球メーカーで契約する有名な選手はヨーロッパの巨人であり44歳のレジェンド、Vladimir Samsonov(サムソノフ、ベラルーシ)選手イギリスのPaul Drinkhall(ポールドリンクホール)選手、近年ではパリ五輪で大暴れしたLubran Brothers (ルブラン兄弟)、と多くいらっしゃいます!日本では元日本代表の松平健太選手株式会社リコーTリーガーの田添響選手卓球You tuberユージくんなど数多くの選手が契約されていますね!

裏ソフトラバー

・Hybrid K3 Pro(ハイブリッドケースリープロ)
 Speed:125、Spin:130、Control:90、Sponge硬度:55°
 
・Hybrid K3(ハイブリッドケースリー)
 Speed:118、Spin:130、Control:100、Sponge硬度:53°

・Hybrid K3 FX(ハイブリッドケースリーエフエックス)
 Speed:115、Spin:130、Control:105、Sponge硬度:48°

・Hybrid K2 Pro(ハイブリッドケーツープロ)
 Speed:xxx、Spin:xxx、Control:xxx、Sponge硬度:xx°


・Hybrid K1J(ハイブリッドK1J)
 Speed:112、Spin:125、Control:80、Sponge硬度:52.5

・Hybrid MK Pro(ハイブリッドエムケープロ)
 Speed:130、Spin:125、Control:105、Sponge硬度:51°

・Hybrid MK(ハイブリッドエムケー)
 Speed:125、Spin:125、Control:110、Sponge硬度:48°

・Hybrid MK FX(ハイブリッドエムケーエフエックス)
 Speed:115、Spin:125、Control:125、Sponge硬度:44°


・Evolution MX-D(エヴォリューション マキシマム-ダイナミック)
 Speed:135、Spin:125、Control:80、Sponge硬度:51.5°

・Evolution MX-P 50°(エヴォリューション マキシマム-パワー50°)
 Speed:128、Spin:120、Control:75、Sponge硬度:50°

・ Evolution MX-P(エヴォリューション マキシマム-パワー)
 Speed:125、Spin:120、Control:80、Sponge硬度:45.7〜47.7

・Evolution MX-S(エヴォリューション マキシマム-スピン)
 Speed:125、Spin:120、Control:80、Sponge硬度:45.7〜47.7

・ Evolution EL-D(エヴォリューション エラスティック-ダイナミック)
 Speed:124、Spin:122、Control:82、Sponge硬度:46

・ Evolution EL-P(エヴォリューション エラスティック-パワー)
 Speed:120、Spin:120、Control:85、Sponge硬度:42.4〜44.4

・Evolution EL-S(エヴォリューション エラスティック-スピン)
 Speed:123、Spin:122、Control:85、Sponge硬度:43.8〜45.8

・ Evolution FL-P(エヴォリューション フレキシブル-パワー)
 Speed:115、Spin:120、Control:90、Sponge硬度:39.1〜41.1

・Evolution FL-S(エヴォリューション フレキシブル-スピン)
 Speed:118、Spin:122、Control:88、Sponge硬度:41.0〜43.0

・Quantum X Pro(クァンタムエックスプロ)
 Speed:115、Spin:115、Control:95、Sponge硬度:47.5

・5Q VIP(ファイブキューヴィップ)
 Speed:110、Spin:118、Control:90、Sponge硬度:45.0

・5Q(ファイブキュー)
 Speed:109、Spin:115、Control:90、Sponge硬度:45.0
 価格:6,000円+税
・Aurus Prime(アウラスプライム)
 Speed:120、Spin:118、Control:80、Sponge硬度:47.5

・Aurus Select(アウラスセレクト)
 Speed:108、Spin:115、Control:90、Sponge硬度:45.0

・Aurus(アウラス)
 Speed:109、Spin:110、Control:90、Sponge硬度:47.5

・Aurus Soft(アウラスソフト)
 Speed:104、Spin:112、Control:95、Sponge硬度:42.5

・Aurus Sound(アウラスサウンド)
 Speed:100、Spin:114、Control:105、Sponge硬度:35.0

・Genius(ジーニアス)
 Speed:107、Spin:109、Control:94、Sponge硬度:47.5

・Genius+ Optimum(ジーニアス+オプティマム)
 Speed:109、Spin:112、Control:90、Sponge硬度:47.5

・Nimbus(ニンバス)
 Speed:104、Spin:99、Control:93、Sponge硬度:45.0

・Nimbus Soft(ニンバスソフト)
 Speed:100、Spin:99、Control:95、Sponge硬度:37.5

・Nimbus Sound(ニンバスサウンド)
 Speed:97、Spin:100、Control:100、Sponge硬度:32.5

・Vari Spin D.TecS(ヴァリスピンディーテックス)
 Speed:82、Spin:100、Control:90、Sponge硬度:32.5

・Rapid(ラピッド)
 Speed:96、Spin:95、Control:93、Sponge硬度:42.5

・Rapid Soft(ラピッドソフト)
 Speed:95、Spin:96、Control:95、Sponge硬度:35.0

・Grass D.TecS(グラスディーテックス)
 Speed:45、Spin:95、Control:75、Sponge硬度:47.5

・Speedy Soft D.TecS(スピーディーソフトディーテックス)
 Speed:105、Spin:45、Control:93、Sponge硬度:35.0

・Grass OFF(グラスオフェンシブ)
 Speed:50、Spin:80、Control:65、Sponge硬度:45.0

・Grass DEF(グラスディフェンシブ)
 Speed:40、Spin:90、Control:75、Sponge硬度:35.0

・Grass OX(グラスオーエックス)
 Speed:40、Spin:90、Control:75

 2020年注目のラバーはクァンタムエックスプロでしょう!うたい文句は「打てばわかる!」ですね。またハイエンドモデルがEvolution(エヴォリューション)シリーズになりますね。エヴォリューションシリーズはまだ全て試打できていませんが、MX-Pはかなり好感触でした!少し古いラバーにはなりますので、少し回転量に不満を感じましたがMX-Sなら期待に応えてくれるのではないかと期待しているところです。横から見るとDignics(ディグニクス)のSpring Sponge X(スプリングスポンジX)に酷似するスポンジが特徴ですね〜。価格もべラボーに高くないのも魅力でしょう。
 また日本での知名度はエヴォリューションシリーズよりも、むしろテンション系粒高のGrass D.Tecs(グラスディーテックス)の方がある印象です。扱いは難しいですが非常にスピン反転性能の高いラバーで、前陣攻守の選手やカットマンの選手で使用者が多い印象です。

雑感 2020/10/30

ラケットを変えようか悩んでいます。。。

 最近ラケットを変えようか悩んでいます。ラバーはDinigcs 05(ディグニクス05)から変えることはないなーと感じているのですが、ラケットはアウターカーボンである必要性がなくなってきたように感じるからですね。ディグニクス05を使う前はフォアに粘着ラバーを使っていてどうしても下がった時に威力が得られないためにアウターに拘っていました。しかしディグニクス05の性能を考えるとアウターZLCは硬すぎるなーと。アウターALCかインナーALC、7枚合板あたりにしても良いのではないかなーと感じていますね。とりあえず手元にあるラケットへディグニクス05を貼って試していこうかななんて思っていますね。ブロックがやりやすい方が嬉しいので、まずはFortius FT ver. D(フォルティウスFT ver. D)やHurricane 301(キョウヒョウ301)あたりを考えています。インナーカーボンでもキョウヒョウ301は上板厚にKoto(コト)材仕様なので、結構硬めの打球感が好みですね。バタフライのインナーカーボンはおそらく全て上板にLimba(リンバ)を使っていると思われます。このリンバは非常に球持ちを感じる打球感ですが、カーボンありには少し弾みすぎる印象があるので個人的にはなしかなと思っています。フォルティウスFT ver. Dもリンバといえばリンバですね。7枚合板で上板硬めとなるとSTIGA(スティガ)さんかandro(アンドロ)さんのGuazy SL OFFあたりとかになると思うのですが、お金がかかるので少し抵抗ありですね〜。あとはZhang Jike(張継科)ALCかOriginal True Carbon(オリジナルトゥルーカーボン)、Stradivarius(ストラディバリウス) あたりが気になりますね〜。少しラケットをまとめて記事を書きながら考えたいと思います。

雑感 2020/10/28

バタフライ契約選手のディグニクスユーザーが急増!

 コロナ禍の中、いよいよワールドツアーやその他の試合が再開してきました。バタフライさんのホームページ上でトップ選手の用具が更新していますね。中国のLin Gaoyuan(林高遠)選手、香港のWong Chun Ting(黄鎮延)選手、2020年1月の全日本選手権ダブルス優勝の三部航平選手、Tリーグでキング水谷隼選手に勝利したこともある有延大夢選手がDignics 09C(ディグニクス09C)へ変更したようです!またインターハイ覇者の戸上隼輔選手はついにDinigcs 05(ディグニクス05)へ変更した模様です!ディグニクスは本当に性能が高いですからね~。トップ選手も移行したこと、納得です。

ポチりーたしました!

 久々にポチりーたしました。購入したのは以下のラバーです。

・Omega V Tour DF(オメガ5ツアーDF)
・Rhyzer Pro 45(ライザープロ45)
・V>11 Extra(V>11エキストラ)
・5Q VIP(ファイブキューVIP)
・Quantum X Pro(クァンタムエックスプロ)
・Target Pro XD52.5(ターゲットプロXD52.5)

 注目は実はオメガ5ツアーなんですよね~。楽しみです。早く試打したい~。でも先にラクザです汗

卓球ジャパンの水谷隼選手の解説が秀逸

 先日の卓球ジャパンで水谷隼選手が出演して、団体戦の解説をされていました。特に印象的だったのが

「ボールタッチにセンスがなくて一球一球全力でフルスイングするタイプの選手は、余裕がない。そういった選手同士の試合は、ミスが多い方が負けるんですよね~。」

さすがキングは違いますね~。自分にも思い当たることがあります汗。全中とかインハイとか、どうしても力んでしまうような大会で自分はどうしても力が入ってしまってミスが先行してしまい負けることが多いなーと思ったりした次第です。改めてバランスの重要性を痛感する言葉だと思いました。

 以上雑感でした。最近全然卓球ができていないので、暇になるとラケットを握ったりしています。卓球を思い切りやるためにはやはり娘に教えるしかないかな~~、、、。

雑感 2020/10/22

全日本選手権予選に参加させていただきました

 katsuo000は無謀にも全日本選手権予選に参加しました。普段卓球できない高校生と試合できたことは非常に良い経験になりましたね。結果は惨敗でしたが、途中ゲームポイントを握ることもできたのは良かったです。反省点も見えたので次回へ繋げられると感じました。
 現在の高校生の特徴として次のような点を感じました。
 1. チキータがうまい!
 2. 打球点がとにかく速い!
 3.ドライブはスピード重視!
 もう絵に描いたような現代卓球だと感じましたね。思ったよりボールが軽いと感じたのが意外な点でした。軽いと感じても負けていたら元も子もないですね汗。試合していただいてありがとうございました。

 実は他にも試合へ出場予定でしたが、妻の妊娠が発覚して泣く泣くキャンセルなどしていた次第です。喜びと悲しみの日々でした。2人目ということで、いよいよ5年くらいは卓球ができなくなるのかもしれませんが、それでも本ブログは継続したいと考えています。特にラバーの試打の方はまだまだできると思っていますので頑張りたいと思います。幸いにも今年はコロナ禍で秋冬のラバーの新商品は少ないと感じています。気になるラバーが少ない分、まだ試打できていないラクザシリーズなどを試打できたら嬉しいですね。また来年の1〜3月には地方オープン大会も開催予定が続々発表されてきました。本当は試合に出たいですが、、、とにかく妻と相談ですね。

ブログからの発見

 このようなブログを書いていると、どのページを閲覧いただくのか数字が出てきます。人気なのはHurricane NEO III Blue Sponge(省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)やRasanter R53(ラザンターR53)、少し酷評してしまったDIgnics 09C(ディグニクス09C)など最新のラバーになりますね。ディグニクス09Cは、周りでも使用者が増えていて、ディグニクス09Cのボールを受けた印象もレビューページに更新していきたいと思ってます。
 逆に人気のないページもわかってくるので、そのようなページはなぜ人気がないのか改善を検討していきたいと思います。今後はページの更新を行いつつ、サイトの整備を進めたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

ブログ英語記事化計画

 そして、英語ページも検討しています。なかなか大変ですが、英語のページも作成しようかなと思っています。海外の人にも是非読んで欲しいからですね。どのような国で読んでいただけるのかわかるので、非常に楽しみな企画になっています。

MIZUNO (ミズノ) Rubbers (ラバー)

ブランド

 スポーツ用具総合メーカーであるmizuno (ミズノ)のラバーについてのページになります。mizuno (ミズノ)さんは、総合スポーツメーカーで、他の卓球用具メーカーとは一線を画すメーカーで、その特徴は特にシューズにあると言えるでしょう!これは総合スポーツメーカーであることを上手に活用して、蓄積したシューズに関する技術、ゴムなどの素材を、高品質低価格で展開している点にあると思います。今後簡単にまとめていきたいと思ってます。本ページではラバーについてになります。
 卓球メーカーにとって、ラケットやウェア以上に消耗品であるラバーをどれだけ売れるか、は非常に重要なようです。mizuno (ミズノ)さんのラバーで大注目、高品質だったQシリーズですが、残念なことに2023年4月において、Q Qualitu (キュークオリティー)とQ 1 (キューワン)を除いて、Q3 (キュースリー)Q4 (キューフォー)Q5 (キューファイブ)は廃盤となってしまいました。住友理工との共同開発による、Made In Japanのラバー、Q5 (キューファイブ)2022年10月開催の全日本社会人選手権男子優勝 (大島祐哉選手が両面で使用)というタイトルを冠した直後のこの残念な悲報は、卓球界に激震を与えたと思います。SNSでかなり話題になりましたね。ラバーが廃盤となると、主要大会での使用は不可となってしまいますので、契約選手から一般選手層までその波はいっきに話題になった印象です。おそらくmizuno (ミズノ)としては、想定よりも売れなかったことと、Q3 (キュースリー)Q4 (キューフォー)Q5 (キューファイブ)はややニオイが臭いという点でも話題となったので、そこが問題だったかもしれませんね。katsuo000としてはTenergy 05 (テナジー05)なみの回転量とバタフライにはない癖が得られる唯一無二なラバーでもあったと思うのですが、本当に本当に残念です。他のメーカーにその技術を引き継いでほしいところですね。
 2023年秋-冬に待望のトップ選手用ラバー、Q Power (キューパワー)が発売となりました。このQ Power (キューパワー)は、一般層向けに発売されたQ Quality (キュークオリティー)のパワーアップ版のラバーになりますね。以前のQ (キュー)シリーズにみられた臭いニオイもなくなり、Q Quality (キュークオリティー)と同じようにやや硬めのシートを使っていてスポンジ硬度をより硬くしたトップ選手用のラバーですね。今後多くのmizuno (ミズノ)契約選手や一般選手が使用するのではないかと想像しますね。

Q (キュー) シリーズ

Q Power (キューパワー)

 スポンジ硬度:52°、  ラバー重量: 50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):31.2、 shore a (sponge):29.4
       shore c (sheet):43.8、 shore c (sponge):42.7
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 2.8
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_q_power/

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Q Quality (キュークオリティー)

 スポンジ硬度:46、  ラバー重量:48 g
 硬度計評価 shore a (sheet):30.1、 shore a (sponge):27.8
       shore c (sheet):40.3、 shore c (sponge):39.5
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 2.3
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_q_quality/

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Q5 (キューファイブ) 廃盤

 スポンジ硬度:47、  ラバー重量:51 g
 硬度計評価 shore a (sheet):31.8、 shore a (sponge):31.1
       shore c (sheet):45.8、 shore c (sponge):44.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 0.7
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_q_5/

 mizuno (ミズノ)の看板ラバーだった、Q5です。mizuno (ミズノ)といえば、イケメンアスリート大島祐哉選手ですね!ホカバ時代に大きな活躍はなく、大学時代以降、日本のトップ選手へと大活躍した選手です。Tリーグで活躍していて、mizuno (ミズノ)契約時のラケットはFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)に両面Q5でした。ITTFワールドツアーでの優勝経験があり、中国トップ選手であるMa Long (馬龍)選手、Xu Xin (許 昕)選手にもフルセットまでもつれる試合をする実力者ですね。中国選手に勝利していたら、どうなっていたのかと夢を与えてくれて、その実力は確かです。その実力者である大島選手は、日本一ともいえるそのフォア側にTenergy 05 Hard (テナジー05ハード)を使っていましたが、mizuno (ミズノ)時はQ5を使っていました。今は本当に残念なことに廃番です。

Q4 (キューフォー) 廃盤

 スポンジ硬度:47、  ラバー重量:49 g
 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):30.9
       shore c (sheet):43.3、 shore c (sponge):43.0
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 1.4
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_q_4/

Q3 (キュースリー) 廃盤

 スポンジ硬度:47、  ラバー重量:47 g
 硬度計評価 shore a (sheet):30.5、 shore a (sponge):30.5
       shore c (sheet):42.3、 shore c (sponge):42.3
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 0.0
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_q_3/

Q 1 (キューワン)

 スポンジ硬度:44

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GF

GF Pro (GFプロ) 廃盤

 スポンジ硬度:47.5、  ラバー重量:49 g
 硬度計評価 shore a (sheet):32.4、 shore a (sponge):22.7
       shore c (sheet):41.3、 shore c (sponge):37.5
       shore a (sheet) – shore a (sponge) = 9.7
 katsuo000のレビュー:

GF T-48 (GF T-48) 廃盤

 スポンジ硬度:47.5

GF T-45 (GF T-45) 廃盤

 スポンジ硬度:45.0

GF T-40(GF T-40) 廃盤

 スポンジ硬度:40.0

GF R(GF R) 廃盤

 スポンジ硬度:40.0

・UNISON+(ユニゾンプラス)
 スポンジ硬度:42.0

表ソフトラバー

・Boosuter JP (ブースターJP)
 スポンジ硬度:43.0
・Booster SA(ブースターSA)廃盤
 Speed:10、Spin:8、スポンジ硬度:40.0
・Booster EV(ブースターEV)廃盤
 Speed:10.5、Spin:7、スポンジ硬度:42.5
・Booster HP(ブースターHP)廃盤
 Speed:10.5、Spin:7、スポンジ硬度:40.0

レビュー Spin Art(スピンアート)(廃盤)

説明

 既に廃盤となってしまった、Butterfly(バタフライ)のSpin Art(スピンアート)についてレビューさせていただきます。2020年現在、市内のオープン戦ならギリギリ使っていいと思いますが、、、公式戦では使えない、使わない方がいいラバーになりますね。
 *廃盤になったラケットは使用可能。廃盤になったラバーは使用不可。

 このスピンアートはスポンジにモンスターラバー、Tenergy(テナジー)シリーズと同じSpring Sponge(スプリングスポンジ)を使用しています。しかもシートには微々粘着シートを使用したラバーで、2020年の用具界の台風の目、Dignics 09C(ディグニクス09C)と類似のカテゴリーのラバーになりますね!バタフライでは「粘着性ハイテンション」ラバーとタイプ分類しています。「粘着性ハイテンション」と言う言葉に心が踊ったのは自分だけですかね。テクノロジーはテナジーと同じ、「ハイテンション」、「スプリングスポンジ」の2つになります。試合に出ていてもなかなか見なかったラバーになりますね。

 使用していた選手で有名な選手は、全日本代表・卓球人気の立役者、福原愛選手になりますね!廃盤になって、時代が変わっていくことを感じます(オジサン発言ですね)。余談ですが、スポーツに限らず変化の激しい時代ですね!この変化を楽しめるくらいの余裕が欲しいものです汗

性能値

 バタフライさんの公表性能値になります。

 スピンはTenergy 05(テナジー05)と同じ11.5です。スポンジ硬度は一方で硬度はかなり硬いですね。ディグニクス09Cよりも硬いラバーになります。

スピンアートの貼りと重量

IMG_4795

 実際にパッケージを開けてみると目に入ってくるのはスポンジがオレンジで思わずテナジー!?と思える外観です。シートを見るとテナジーではなくスピンアートと書かれていて、触ると本当に気持ち粘着質な触り心地です。粘着と言われないとわからないかもしれないレベルですね。ただ気をつけないと台とべたりと引っ付いてしまいますね。埃や白いラインをもぎ取ってきます。粘着ラバーはついつい表面の埃についついデリケートになってしまいます汗。

Spin Art(スピンアート)
 ハイテンション裏ラバー
 スプリングスポンジ
 粘着性ハイテンション
・Sponge Thickness: 厚(1.9 mm)、特厚(2.1 mm)
・Speed:11.75
・Spin:11.5
・Sponge硬度:48
・廃盤
・76 g(切断前) → 50 g

 ラバー重量は49 gでした。いつもはZhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼るのですが、今回は貼っていないので、省略させていただきますね。ラバー重量がやや重くテナジーよりも3〜5 gくらい重くなるイメージです。平均値をとったわけではないですが標準サイズのラケットで50 g前後の重さになりました。この辺りは粘着ラバーらしい重量だと思います。
 katsuo000の個人の余談ですが、バタフライのマークは、最新のディグニクスなどに採用されている左右対称のマークよりも、一世代前の左右非対称マークがカッコいいって思ってます。スピンアートは左右非対称マークですね!左右対称のバタフライのマークは、あれはあれで良いんですが自分は非対称マークの方が好きでしたね。

 katsuo000はスピンアートを使っていた時期がありました。このスピンアート、本当に良いラバーで、あくまで個人の意見ですが、Dignics 09C(ディグニクス09C)よりも好みなラバーでした。どのように好みなのかレビューさせていただきます。

Spin Artの3つの特徴

1. 粘着ラバーよりの粘着テンションラバー!

 先日販売されたディグニクス09Cと比べると、同じ粘着テンションラバーでも、スピンアートは圧倒的に粘着ラバーよりのラバーになります。つまりHurricane(キョウヒョウ)っぽい打球感のラバーになりますね!ディグニクス09Cよりもハードなラバーなので、もちろん使いこなせば癖球も出せますキョウヒョウ系の癖球というよりもはテナジー05以上にギュルんとホップする感じの癖球ドライブが打てるラバーでした。自分はバック側に貼っていたのでそのような使い方はできなかったのが残念ですが汗。バタフライの中でも異色のラバーだったと思いますね!使いこなすにはかなり難しさのあるラバーですので、廃盤になったのも納得です。
 昨今流行りの粘着テンションラバー、Rakza Z Extra Hard(ラクザZエキストラハード)、Omega VII China Guang(オメガ7チャイナ光)やOmega VII China Ying(オメガ7チャイナ影)、Blue Grip C1(ブルーグリップC1)と比べても遜色のなかったラバーではないかと思いますね。このラバーを廃盤にしてディグニクス09Cを販売すると判断したバタフライは時代を作っていると思います。

2. 弾まないので台上がおさまる!

 自分が一番信頼していたのは、この台上の部分ですね!特にその中でも気に入っていたのがブチギレツッツキです!非常にツッツキが切りやすかったです!自分はツッツキが下手くそでテナジー05では弾みすぎて切ることができなかったんですよね汗。このスピンアートだとツッツキがブチブチ切ることができましたし、チキータやバックハンドドライブも弾まないので思い切り回転をかけることができてやりやすかったです!

3. 価格がテナジーよりも安い!

 もう廃盤なので今では手に入らないラバーで特徴と言えませんが、テナジーシリーズのラバーよりも安かったラバーになりますね!価格が安いのも気に入っていた理由でした。

各技術レビュー

フォアハンド

軽打
 硬いですね!Tenrgy 05 Hard(テナジー05ハード)よりも硬いので当然と言えば当然ですが、打球感がかなり硬いです!

ロングボールやラリーでのドライブ
 少しボールは遅いですね。特に弾くとマッドな打球感しか感じずボールが伸びにくいですね。しっかり回転をかけた方がボールの2速の伸びが良かったですね!

面を開いたドライブ
 さすがバタフライという感じで、スポンジは負けませんね。むしろ自分のスイングスピードの遅さを感じてしまうかもしれません。ただ、キョウヒョウと比べるとスピードは出ますし打ちやすいと感じました。

対下回転に対するループドライブ
 これですね!エゲツナイのが打てます!コントロールもしやすいですね!回転量も良好で、硬さのあるラバーですのでテナジー05以上、テナジー05ハードと同等以上の回転量になっていると思います!

対下回転に対するスピードドライブ
 少し難しいのですが、スプリングスポンジを使っている分、キョウヒョウよりスピードが出ましたね!良いラバーです! 

カーブ/シュートドライブ
 横を入れた方が食い込んで安定すると思いました。

ブロック
 少し回転の影響を受けたり、硬さで落としたりしましたね。難しさを感じました。

カウンタードライブ
 打球点を少し落としたカウンタードライブはやりやすかったですね。

ストップ
 もちろんやりやすいです。切れますね!

ツッツキ
 ブチギレです!

フォアフリック
 球離れが早いので低いボールには難しかったです。

バックハンド系

軽打
 硬いですね。

ロングボールやラリーでのドライブ
 ドライブもあまり回転をかけられなかったと思います。それくらい硬いです。ただミートは良くて、前・中陣からのミートは良かったですね。

対下回転に対するループドライブ
 やりにくくはないのですが、切れていたり深くて球足が速いと落としてしまいそうでした。

対下回転に対するスピードドライブ
 ほぼ無理でしたね汗。どちらかというとミートの方が安定していました。

カーブ/シュートドライブ
 回転量が弱く、曲がらないですね汗

ブロック
 やはり硬いラバーなので難しかったです。落としやすかったです。

カウンタードライブ
 バックでは難しかったです。

ストップ
 やりやすいですね!

ツッツキ
 ブチギレですね!得点源でした。

チキータ
 練習して途中から少し安定しました!

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Dignics 05 > Spin Art ≧ Tenergy 05 Hard > Tenergy 05

スピード
 Tenergy 05 > Spin Art > Hurricane NEO III Blue SPonge

各メーカーのハイエンドラバーの比較 扱いやすさ編

横並びで比較!

 今回は扱いやすさになります。katsuo000は、回転量は最大値だったりスピードだったりを求めてしまいがちですが、、、小学生や中学生、レディースの選手ならむしろこちらの方が参考になるかもしれません。また今後、とにかく粘りに粘れる(テニスでいうところのシコる)に的した用具についても考えていこうと思っていますが、今回は粘れるというよりは、少ないエネルギーで高い回転量やスピードボールが出しやすいもの、という観点で並べました。なお、Rakza(ラクザ)シリーズはまだ試打できておらず今回の比較には入れることができておりません。申し訳ありません。m (_ _)m

10点

Rasanter R48(ラザンターR48)

 1位はandro(アンドロ)さんのラザンターR48です。このラバーはとにかく柔らかくて扱いやすいラバーでした!感覚的にはTenergy 05 FX(テナジー05FX)のような柔らかさです。非常に扱いやすく、それでいて、フォアで思い切りドライブをかければ、それなりの回転量が得られます!柔らかいのでブロックやミート、スピードドライブもやりやすいですね。オススメのラバーになりますね! 少し柔らかすぎて、相手の回転の影響を受けやすいかもしれません。自分は融通の良い方ではないので使わない判断をしましたが、試合でも相手の回転量にあわせて角度調整を的確にできるのであれば、極めて高コスパでハイエンドなラバーだと言えると思います。ポストテナジー戦線の中で抜きん出た存在だと思います!もし中高生くらいで、基礎をある程度覚え、ドライブもできるようになったくらいの子で、スピン系テンションラバーを探しているのであれば、試しみる価値はかなり高いと思いますね!下手にTenergy 05(テナジー05)を使うよりも今の卓球にあっていると思います!

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Target Pro GT-H47(ターゲットプロGT-H47)

 2位はcornilleau(コニヨール)のターゲットプロGT-H47です。少し回転量が大人しいと感じましたが、スピードドライブ時のラバー・スポンジの強さを感じながらも、ツッツキも低くおさまり扱いやすく、ミートもやりやすく、とても良いラバーだと思います。日本では知名度も高くなく、価格も高いラバーではあるのでなかなかハードルは高いと思いますが、R48と比べて回転量が落ちる分、相手の回転に対しても鈍感なラバーであるとも感じました。テナジー05のようなオートマなラバーではありませんが、テナジー05よりもミートもやりやすくて扱いやすく、何より回転の影響を受けない部分は非常に好印象でした。ニッチな分、試合で使っている人は少ないと思いますので、個性を出しつつ、安定を求めたいのであれば、アリだと思います!

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9点

Dynaryz AGR(ダイナライズAGR)

 3位はjoola(ヨーラ)の最新ラバー、ダイナライズAGRです!このラバーもかなり扱いやすかったです!50 gあったので、少し重く、AGRもjoolaさんではハードなスポンジ搭載となっていますので、3位です。試打したことありませんが、硬度を落としたDynaryz ACC(ダイナライズACC)はもしかしたらこの上に来るのかもしれません。ダイナライズAGRは柔らかくて扱いやすいのに、回転量があるボールが打てました。弱い力で強烈なドライブがガンガン打てます!少し弾みが強く飛距離が出やすいので、アウターカーボンではなく木材やインナーラケットと組み合わせることで、より扱いやすくなると思います。

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Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)

 4位はDONIC(ドニック)さんのブルーストームです。このラバーは回転はあまりかからないのですが、ボールが直線的な弧線を描いて安定させやすいラバーでした。スピードボールの安定感が非常に高かったです。コスパもよく面白いラバーだと思います。粘着ラバーやスピン重視のスピン系テンションラバーと組み合わせることで、相乗効果の高いラリーをすることも可能だと思います!相手の回転の影響は受けにくいのでカウンタードライブもかなりやりやすいと思います!こちらもオススメですね。

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Blue Fire JP01 Turbo(ブルーファイヤJP01ターボ)

 5位は4位に引き続き、DONIC(ドニック)のブルーファイヤJP01ターボになりました。こちらの方が回転量のあるボールが打てます。JP01ターボはそこまでスポンジは硬くなく、扱いやすい上に弧線が非常に高いので、下回転を持ち上げるのも非常にやりやすいと思いますね!ブルーストームと比べるとスピードは落ちますがその分、回転性能は中の上くらいにはあるのである程度回転での勝負も可能になります。爆発力があるわけではないですが、安定感と扱いやすさのあるコスパの良いラバーだと思います!

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以下は今後コメントしていきます。

雑感 2020/10/14

秋冬商品の注目

・Target Pro XD 52.5(ターゲットプロXD52.5 / cornilleau・juic)
 cornilleau(コニヨール)/日本販売代理点juic(ジュイック)さんから既に販売されていますね。レビュー記事も挙がっていて、好感触を伝えています。ターゲットプロXDシリーズの前のTarget Pro GT(ターゲットプロGT)シリーズは、確かに好印象でした。価格が高くなったのは少々残念ですが、Tenergy(テナジー)やポストテナジーにカテゴリーされるラバーだと思いますので、やはり良いラバーであることが想像できます。Target Pro GT-X51(ターゲットプロGT-X51)の試打の感想としてはソツのなさを感じた一方で飛び抜けた特徴や武器を感じにくいのと、少し回転量も弱いと感じました。この辺りがどのように変わっているのか気になっていますね。

・Blue Grip C1(ブルーグリップC1 / DONIC)
 DONIC(ドニック)のブルーグリップC1はまだ販売はされていませんが、卓球王国さんや一部の店舗で既に試打動画が配信されています。Blue Grip(ブルーグリップ)シリーズはV1とR1が既にリリースされていて、VやRと比べてCはコントロールかな?なんて思っていたらなんとChina(チャイナ)のCと言うことで本格派粘着ラバーなんですね。重量は55 gオーバーで扱いにくそうですが、DONICさんはオープンプライスで価格が分かりにくいのですが、それでも今までのラバーはたいてい5,000円前後なので、このC1も5,000円前後になるものと予想しています。レビューではXIOM(エクシオン)さんのOmega VII China Ying(オメガ7チャイナ影)よりもスピードを落として癖を強くした感じ、と言うことでかなり期待値が高いです。Omega VII(オメガ7)シリーズがXIOMさんの中では回転に加えてスピードを売りにしているシリーズですからね。

 以上2商品を挙げさせていただきました。他のラバーの情報はまだ得られていません。今年はやはりコロナ禍ということで新商品が出るって言う感じじゃないみたいですね。Butterfly(バタフライ)さんもアパレルやシューズの新商品情報が出ていました。Twitter上ではLin Gaoyuan(林高遠)ラケットの新シリーズの情報が出ていたように思いましたが、まだですね。11月に発表があるのかもしれません。この動きにあわせてZhang Jike(張継科)ラケットシリーズは廃盤になるのかな、と思ったりしています(何の根拠はありません、個人の憶測です)。勝手な予想をついでに膨らませていただきます。
 スピン系テンションラバーは、まだまだポストテナジー路線のラバーの登場が続くものと予想しています。コスパが良いか、ポストテナジー路線の中で独自性を出すか、の2択と予想ですね。ポストディグニクスラバーが登場するのか、ここが注目ですね。
 一方で粘着ラバーのブームが巻き起こっています。その最たる例が既に確固たるポジションを得ているDignics 09C(ディグニクス09C)ですね。世界のトップ選手がいきなり使っていきなり良い結果を出しています。既に粘着ラバーで最も有名なポジションにいるHurricane(キョウヒョウ)と並ぶ勢いですね。近年登場しているオメガ7チャイナやブルーグリップC1などのハードな粘着ラバーは全てキョウヒョウを意識したラバーです。しかし紅双嬉(Double Happines Shanghai、DHS)のキョウヒョウと比べて優っているものは少ないのかもしれません。今後、打倒キョウヒョウラバーと同時に打倒ディグニクス09Cといったコンセプトのラバーが登場してきたら面白いですね。ただし、ディグニクスシリーズがまだ登場してから日が浅いので登場は数年は時間がかかるものと予想します。

 と言うことで秋冬の新商品が少し寂しかったので、勝手な妄想を書かせていただきました。ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。

 

各メーカーのハイエンドラバーの比較 ツッツキ&ストップ編

横並びで比較!

 今回はツッツキ&ストップになります。近年、プラボールの変更に伴いツッツキを切ることが難しくなってきました。トップ選手のプレイを見ていると相手の3球目を封じるためにストップ&ツッツキの価値は非常に重要になりつつあると思いますね。なお、Rakza(ラクザ)シリーズはまだ試打できておらず今回の比較には入れることができておりません。申し訳ありません。m (_ _)m


 各メーカー、ツッツキとストップを強調することは少ないですよね。実際ツッツキとストップにこだわっている選手は多くはないと思います。ただ近年、katsuo000はツッツキを本職使用の基準に入れるようになりましたね。

10点満点

Dignics 05(ディグニクス05)

 相変わらずディグニクス05です汗。このラバーはディグニクスシリーズの中でも抜群にツッツキがしやすいと感じています。何が素晴らしいかというと、多少角度があっていなくても上書きツッツキができてしまうのが非常に重要なポイントだと思っています!短いタッチでカツっと回転をかけることができるので、ストップも切ることができますね。この切れ味は粘着ラバーを彷彿としますね!自分にはTenergy 05(テナジー05)やTenergy 05 Hard(テナジー05ハード)ではディグニクス05でできるような質の高いツッツキを打つことができませんでした。とにかく素晴らしいツッツキ性能ですね!是非このラバーを使う際はツッツキを試していただきたいですね。

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9点

Hurricane NEO III Blue Sponge(省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ)

 Double Happiness Shanghai(DHS)のキョウヒョウブルースポンジです。ツッツキは切れるのですが、しっかり自分から積極的にボールを持って接地時間をある程度持たせないと切りにくいのですが、おさまりやすさや止めやすさは、やはり群を抜いて高いので9点とさせていただきました。粘着ラバーですので、当然と言えば当然かもしれません。

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8点

Hurricane Pro III Turbo Blue(キョウヒョウプロ3ターボブルー)

 Nittaku(ニッタク)さんのハイエンドラバーがランクインですね。やはり硬いのでツッツキ&ストップは非常にやりやすいです。特にターボオレンジと比べたらストップが特に止めやすいですね。粘着ラバーですので当然の性能だと思います。DHSのキョウヒョウと比べると板の硬さを感じやすく、弾きやすく回転の最大値も低いと感じたので、8点とさせていただきました。

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Hurricane Pro III Turbo Orange(キョウヒョウプロ3ターボオレンジ)

 同じく8点で4位にキョウヒョウプロ3ターボオレンジですね。やはり粘着ラバーはツッツキがやりやすいですね。上書きしやすいです。スピードが出ない分、当然と言えば当然だと思います。硬さが少し柔らかい分、ストップが止まりにくく回転量の最大値も低いと感じました。

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Rasanter R53(ラザンターR53)

 5位はandro(アンドロ)のラザンターR53になります。スポンジが硬く、球離れが速いので簡単ではなかったですが、回転量の最大値は高く、質の高いツッツキをしやすかったです。また硬いスポンジのおかげでストップもしやすく、評価の高い結果となりました。

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Q5(キューファイブ)

 6位はmizuno(ミズノ)のQ5です!このQシリーズは非常にツッツキが低くおさまりやすくて好印象でした。しかし残念ながら回転量がやや弱く、その分、低い順位となっています。もっと回転性能が高いと評価が高くなるのですが、それでもストップのしやすさは抜群にあるので、非常に良いラバーだと思いますね。

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Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)

 7位はテナジー05ハードです。切るのは難しかったですが、ストップがしやすかったですね。しかも打球点が遅くなってもツーバウンドさせたりハーフロングにできるのが非常に好印象でした。相手の3球目や4球目を封じることができるラバーだと感じましたね。

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Dignics 09C(ディグニクス09C)

 8位はディグニクス09Cになります。正直このラバーは粘着ラバーらしさを感じませんでしたね。想像以上に台上が浮きやすく、入りはしますが棒球になりやすいと感じました。食い込みが良すぎるのだと思いますね。当てるだけではなくしっかり接地時間を長くして回転をかけてあげると、良いのかもしれません。粘着ラバーの中では、ディグニクス09Cのツッツキ&ストップは評価が低い結果となりました。

https://amzn.to/32KURD9

Target Pro GT-X51(ターゲットプロGT-X51)

 cornilleau(コニヨール)のターゲットプロGT-X51が9位になりました。このラバーは非常に懐が広く、ドイツ製ラバーらしい相手の回転の影響を受けにくさと、それでいてしっかり切ることもできて好印象でした。弾みはまずまずあるのでストップを切ったりするのは難しいのですが、ツッツキが低くおさまるところが非常に良いと感じましたね。

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Fastarc G-1(ファスタークG-1)

 10位はNittaku(ニッタク)のファスタークG-1です。このラバーは回転性能が高いですね。またドイツ製ラバーらしい回転の影響を受けにくい部分もあって攻撃系の技術よりもブロックやラリーに好印象を感じました。回転性能は高いですが、癖もあるので少し慣れないと回転をかけにくいとも感じたので10位にしました。日本で最も売れているラバーの高い回転性能を感じましたね。

https://amzn.to/3pt0akA

以下は今後コメントしていきます。

 回転性能が高いからツッツキやストップがしやすいわけではなく、やはり回転の影響を受けやすくて弾みやすいラバーは低い順位になりやすいと思いました。また回転性能はおいておいて相手の回転の影響を受けにくく、ツッツキとストップがおさまりやすいラバーとしてドイツ製ラバーが挙げられると感じました。今後も更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。