
juicさんの電子カタログ: https://gigaplus.makeshop.jp/juic/juic2023spring/juic230224/book/index.html#page=1
juicさんの電子カタログ: https://gigaplus.makeshop.jp/juic/juic2023spring/juic230224/book/index.html#page=1
DONICといえば、長く天才Jan-Ove Waldner (ヤン-オベ ワルドナー)選手でしたが、2022年は新星として、鈴木颯選手が表紙を飾りました!鈴木颯選手は、ずっとDONICのラバーとラケットを使用していて、3冠のときに使用していたのは、Original True Carbon (オリジナルトゥルーカーボン)に両面Blue Storm Z1 Turbo (ブルーストームZ1ターボ)になりますね。やや古いラバーではありますが、そのラバーの良さを活かすような快速のパワードライブとラリー力を示したのだと思います。今後も活躍が期待される新星の若手選手がDONICという老舗メーカーの日本のカタログの表紙を飾るのはとても嬉しいことですね!
DONICさんの電子カタログ: https://www.donic.jp/home/download.php?pg=DownLoad
このラバー、名前はスターとさわやかですが、粘着テンションラバーになります。卓球王国のPick Up Product (ピックアッププロダクト)でもしっかり取り上げられており、注目の用具です!もう既にkatsuo000は購入済みでどこかで早く試打したいラバーの1枚ですね。貼って触ってみた印象は、Dignics 09C (ディグニクス09C)をもう少し重くして、その分、癖を出しやすくしたようなラバーでした。スピードや中陣からのドライブの失速の程度がDignics 09C (ディグニクス09C)と比較してどうなのかが気になるラバーですね。
mizunoさんのラバーの縮小など激震が走って、さらに電撃移籍が起こりました。卓球界では、かなりのアスリートの大島祐哉選手がmizunoからandroへ電撃移籍となりました。大島選手は昨年の全日本社会人選手権で優勝していますし、木下マイスターでずっとプレイする選手ですね。戦績も輝かしく、水谷隼選手のライバル、ドイツの若きエースDimitrij Ovtcharov (オフチャロフ、オリンピックシングルス銅メダル2回、2023年時) 選手に何度か勝利していますし、卓球帝国中国のMa Long (馬龍、オリンピック、世界卓球、ワールドカップでシングルス金メダルの大満貫)選手やXu Xin (許昕、2022年1月時世界ランキング3位と世界最強のペンドラ選手、団体やダブルスでの金メダル多数)選手にセットオールまでくらいついた経験のあるのが大島選手です。その大島選手がandroと契約ということで、用具は売れるのではないかと想像します。
androさんの電子カタログ: 2023SS_Catalog – andro Japan 公式サイトandro Japan 公式サイト
注目はやはり、Synteliac VCI OFF (シンテリアックVCIオフ)でしょうか。このラケットは大島選手が選んだ一本になりますね。インナーカーボンになります。なお、大島選手はmizunoではFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)というアウターにDual WEB (ポリエステル繊維)をはさんだ7枚合板を使用していました。アウター繊維+7枚合板からインナーカーボンへ変更したということなので、木材よりのインナーなのではないかと予想してます。実際、androと契約しているコーチの方に伺うと、かなり使いやすいということでした。ちなみにその方が使用されているラケットはTreiber FI OFF (トレイバーFI OFF)というインナーにファイバーを入れた板厚のラケットになりますね。Synteliac VCI OFF (シンテリアックVCIオフ)とFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)をスペックで比較すると次のようになると思います。
Composition 構成 | Blade thickness 厚さ | Blade Size ブレード面積 | Weight 重量 | |
Synteliac VCI OFF (シンテリアックVCIオフ) | Inner Voltema Carbon 5+2 | 5.9 mm | 158 x 152 mm | 86 g |
Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE) | Outer Dual Web 7+2 | 6.1 mm | 157 x 149 mm | 90 g |
結構変化していることがわかるかと思います。特に、katsuo000が注目したいのは、厚さとブレード面積ですね。katsuo000は厚さとブレード面積でラケットを選んでおります。厚さは0.2 mm薄くなる一方で、ブレード面積は大きくなるということで、結構な打球感覚の変化ではないかと個人的には思います。ブレード面積は、過去使っていたFortius FT ver D (フォルティウスFT ver. D)とほぼ同じ広めのブレード面積で、本人としては慣れているのかもしれないですね。一方、カーボンの入ったラケットを使わないことが大島選手のこだわりではないかと想像しておりましたが、2023年は新たにインナーカーボンラケットということで挑戦の年となりそうですね。現在、非常に注目しているのですが、同じくらいTIBHAR (ティバー)さんのLIBRA (リーブラ)というインナーラケットも気になっており、迷っております。でも気になっているので、どちらかは買う気がします。その時はレビューしますので、よろしくお願いします!
Yasakaさんの電子カタログ: https://www.yasakajp.com/wp-content/uploads/yasaka2023.pdf
シリーズ最高峰の攻撃力
ラクザXXは従来よりも気泡が大きく変形しやすい新スポンジを採用。これにより従来よりもハードなスポンジでありながらも打球時にはボールをしっかりと食い込ませることが出来るため、安定して高い威力のボールを生み出すことが出来る。このスポンジとテンションを最大限にかけた高いグリップ力を持つトップシートを組み合わせることで強烈なスピンとスピードを兼ね備えた、打ち合いで負けないトップ選手のためのラバーです。
VICTASさんの電子カタログ: https://www.victas.com/ja_jp/info/related_news/corporate/important_news/2022fwcatalogue-2
Zカーボンをもちいたトップ選手モデルのラケットが発売となりました。使用したことないのですが、Zカーボンは、バタフライさんのZLC (ザイロンカーボン)よりはアラミドカーボンに近い素材のようですね。
未だに日本一売れているラバー、Fastarc G-1 (ファスタークG-1)です。ただ、円安の影響を受け、ついに値上がりしてしまいましたね。この影響か、直近3ヶ月の卓球王国掲載の裏ラバー売れ筋1位はRozena (ロゼナ)がランクインしています。G-1は今年一年は勝負の年になりそうですね。
Nittakuさんの電子カタログ: https://www.nittaku.com/products/catalog/
ぶっちゃけ、かなり欲しいなーと思ってます。欲しいのはSO-TEN (蒼天)の方ですね。欲しい理由は、①現在メインはTornado King Power (トルネードキングパワー) (廃盤)であること、②Tornado King Power (トルネードキングパワー)と同じメーカーで、インナーカーボン板薄系のラケットであること、の2点ですね。正直改めて王道インナーを試していきたいと思っていて、
・Harimoto Tomokazu Inner Force ALC (張本智和インナーフォースALC)
・Hina Hayata H2 (早田ひなH2)
・ZX-Gear IN (ゼクスギアイン)
・SO-TEN (蒼天)
・Synteliac VCI OFF (シンテリアックVCIオフ)
・Limba Inner (リンバインナー)
・Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)
・Tornado King Power (トルネードキングパワー)
あたりが気になっています。まー正直自分レベルだと、差は軽微な気がしていて、ブレード面積の違いの方が影響大きいかなーなんて思ってますね。Tornado King Power (トルネードキングパワー)のみ上板が硬い、ということと、2021年のNittakuカタログにおいて、Tornado King Power (トルネードキングパワー)はインナーといいつつ、かなり弾むラバーにカテゴライズされていて、もっと安定感の出るラケットがあるのであれば、やはりそちらの方がいいのかな~などと考えたり考えなかったりしている状況です。あとはブレード厚さの違いをどこまで意識するかですね。ブレード厚さが厚い方が飛距離と威力は出しやすいですが、個人的には安定感が落ちる印象です。
Limba Inner (リンバインナー) = Virtuoso AC (ヴィルトーソAC) 5.6 mm <
SO-TEN (蒼天) 5.7 mm < Hina Hayata H2 (早田ひなH2) 5.8 mm <
ZX-Gear IN (ゼクスギアイン) = Synteliac VCI OFF (シンテリアックVCIオフ) 5.9 mm <
Harimoto Tomokazu Inner Force ALC (張本智和インナーフォースALC)
となりますね。多分、Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)、SO-TEN (蒼天)、Hina Hayata H2 (早田ひなH2)あたりのブレード面積の広いラケットを今後試してみたいと思っています。少々余談が長くなりましたが、それくらいNittakuのラケットに興味が向いておりますね~。
Nittaku (ニッタク)さんのラバーも更新しましたので、よろしくお願いします。
→: https://katsuo000.com/nittaku-rubbers/
2022年には、mizunoの卓球における存在感について言及したのに、2023年春、衝撃が走りました。なんと、長年契約していた大島祐哉選手が、androと契約する激震が走りました。そして、大島選手が使用していたトップ選手用のハイエンドラバーQ5 (キューファイブ)が、なんとメーカー在庫限りで、量産終了という話題です。年末年始の段階でも、Q5 (キューファイブ)の廃盤の話題が、TwitterなどのSNSで出回っていましたが、本当に残念です。
Q Quality (キュークオリティ)、Q1 (キューワン)については廃盤ではないようですが、Q5 (キューファイブ)、Q4 (キューフォー)、Q3 (キュースリー)については、残念ながら廃盤となりました。
MIZUNOの存在感がシューズ以外で顕在化してきたところでしたが、残念ながらまたシューズのMIZUNOに戻るのではないかと思います。特にパリオリンピック大本命の女子トップ、早田ひな選手、伊藤美誠選手、平野美宇選手のシューズはMIZUNOということでほぼ確実にMIZUNOシューズはパリオリンピックで活躍することでしょう。
MIZUNOさんの電子カタログ: https://jpn.mizuno.com/mizuno_catalog/flashbook/2023_tabletennis/book/#target/page_no=1
MIZUNOの卓球ラバーページも更新しておりますので、よろしくお願いします。
→: https://katsuo000.com/mizuno-rubbers/
今年のバタフライさんのパンフレットは、大本命のGlayzer (グレイサー)およびGlayzer 09C (グレイザー)になりますね!Rozena (ロゼナ)が発売後、常に売れ筋ラバー上位にくい込んでいるように、Glayzer (グレイザー)およびGlayzer 09C (グレイザー09C)も上位にくい込んできそうなラバーです。売れ筋ランキングの変動があるのか気になるところですね!
Butterflyさんの電子カタログ: https://www.butterfly.co.jp/catalog/
『ディグニクス』の魅力をそのままに。そして、その魅力を
より多くのプレーヤーに体験してもらえるように。その性能で、可能性を引き出せ
https://www.butterfly.co.jp/catalog/
スプリングスポンジXを搭載。ディグニクスシリーズの技術を用いて開発したシートを採用。そして、手に入れやすい価格設定。目指すプレーに応じて選べる2種類のラインナップ。
あなたの可能性を引き出せる性能に、今、手は届く。さぁ、その手応えを、実感しよう。
威力と安定した弧線を両立するハイパフォーマンスラバー
グレーの「スプリングスポンジX」を採用した『グレイザー』。球持ちがよく、表面の摩擦耐久性が高いシートと、スポンジ硬度38に設計された「スプリングスポンジX」の組合せは、打球に回転による威力をもたらすとともに、安定した弧線を描く打球を可能にします。回転を重視したパワフルな両ハンドドライブやカウンターが打てる喜びを、より幅広いレベルの選手に提供します。
ハイテンション裏ラバー
Made In Japan
Spin:73、Speed:81、弧線:82、スポンジ硬度:38
『ディグニクス』の魅力をそのままに。そして、その魅力を
より多くのプレーヤーに体験してもらえるように。その性能で、可能性を引き出せ
https://www.butterfly.co.jp/catalog/
スプリングスポンジXを搭載。ディグニクスシリーズの技術を用いて開発したシートを採用。そして、手に入れやすい価格設定。目指すプレーに応じて選べる2種類のラインナップ。
あなたの可能性を引き出せる性能に、今、手は届く。さぁ、その手応えを、実感しよう。
粘着力と弾みを両立するハイパフォーマンスラバー
グレーの「スプリングスポンジX」を採用した『グレイザー09C』。高いハイテンション効果を持つ粘着性シートと、スポンジ硬度42に設計された「スプリングスポンジX」の組合せが、回転量の豊富な威力ある打球と台上技術のやりやすさを高いレベルで両立しつつ、安定した弧線を描いた打球を可能にします。粘着性ハイテンションラバー特有の回転重視のドライブや鋭い前陣カウンターが打てる喜びを、より幅広いレベルの選手に提供します。
粘着性ハイテンション裏ラバー
Made In Japan
Spin:87、Speed:75、弧線:95、スポンジ硬度:42
レジェンド・水谷隼がプロデュース
裏ラバー『ロゼナ』との組み合わせがお勧めの入門用ラケット”『水谷隼メジャー』を監修したのは、「卓球を始める方に、卓球を楽しみながら早く上達して、卓球のさらなる楽しさを体験してほしい」と考えていたからです。その根底にあるのは「卓球をもっとメジャーにしたい」という熱い思いです。長年抱いてきたこの思いは、ラケットの名前にも表れています。”
”入門用のラケットとして重視した性能は、「スイング方向にボールが飛ぶ」「ボールが落ちにくい」「卓球台に収まりやすい」というものです。ネットミスを防ぐにはラケットを起こし、オーバーミスを防ぐにはラケットをかぶせるといったラケット角度の調整が必要です。
しかし、初心者にとって、この二種類のラケット角度の調整は容易ではありません。そこで、ラケットをかぶせる調整のみで済むようにするために、「ボールが落ちにくい」性能を目指しました。”『ロゼナ』は、このラケットに組み合わせるラバーとしてお勧めです。できれば最初から『ロゼナ』を使ってほしいですね。「回転をかけやすい」「微妙なラケット角度やスイング方向の誤差を補い、プレーに安定感を生み出す」など、初心者の上達を後押しできるラバーだからです。
https://www.butterfly.co.jp/catalog/
この組み合わせは、使いやすさを重視して弾みを抑えながらも、中陣でのドライブの引き合いもできるような弾みを持つ用具となっています。皆さんの上達を楽しみにしています!”
水谷隼氏監修の入門用ラケット
「卓球を楽しんでもらえるように、上達を後押ししたい」という思いで、水谷隼氏が監修。打球がスイング方向へ飛びやすく、卓球台へ収まりやすいことを重視して設計しました。裏ラバー『ロゼナ』と組み合わせれば、水谷氏が推奨する入門用の用具となります。
WRMさんが取り扱う中国メーカーの銀河 (YINHE)のラバー、Venus II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ)をレビューさせていただきます。
katsuo000は中国メーカーにそこまで詳しくないのですが、銀河 (YINHE)はコスパが良くて面白いラバー、なかなか使えるラバーが多い印象です。基本的には粘着ラバーなので、寿命もそこそこ長く一部の卓人御用達のラバーではないでしょうか。今まで試打してきた銀河 (YINHE)の用具は
Blades (ラケット)
・PRO-13S (プロ-13S)
・970XX-KLC
・Venes V-14 (金星V-14)
Rubber (ラバー)
・Moon Blue Sponge (月ブルースポンジ)
・Jupiter II Blue Sponge 39° (木星IIブルースポンジ39°)
とラケット3本、ラバーは2枚になりますね。
WRMさんで取り扱いはないですがPRO-13S (プロ-13S)はアウターとインナーを融合させたラケットであり、970XX-KLCは上板硬めのインナーになりますね。Moon Blue Sponge (月ブルースポンジ)はJoola (ヨーラ)さんのGolden Tango (ゴールデンタンゴ)に似つつも、さらに使いやすくしたようなラバーでした。Jupiter II Blue Sponge 39° (木星IIブルースポンジ39°)は、DHSの省狂NEOIIIブルースポンジの廉価版のようなラバーでした。このJupiter II Blue Sponge 39° (木星IIブルースポンジ39°)は、WRMの看板選手こと、ぐっちぃ選手の愛用ラバーでした。その愛用のJupiter II Blue Sponge 39° (木星IIブルースポンジ39°)から、変更したのが、このページでレビューするVenes II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ)になるそうです。それでは、Venes II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ)のWRMの説明を確認してみましょう。
新しい本格派粘着が誕生ぐっちぃ5年ぶりの本職変更
サーブ・ツッツキが爆切れ/ループのチョリが遅い/ラリーは弾み・そして硬め木星2ブルーの超ヒットから早5年。ついに木星2ブルーより回転がかかり、さらに弾み、そして硬い。特徴を聞くだけでワクワクしてくる本格派粘着ラバーが完成しました。5年ぶりにぐっちぃの本職粘着ラバーが変わりました。金星ブルーの初期サンプルが届いたのが、ちょうど1年前のこと。そこから、何度も何度もメーカー側と調整を繰り返し、木星2ブルーの性能を越えぐっちぃが本職で使える新しい粘着が完成しました!とにかく凄い性能です。ぐっちぃとガネから紹介動画が届いています。まずはこちらをご覧ください。
ぐっちぃが今求めている粘着ラバーの理想型がコレです。練習時間が豊富なら、しっかり動く練習をして・身体を使って打てるし練習量に比例して反応も速いので弾まない粘着でもなんとかなっていたのですが、、、。新型コロナの影響で、ラケットを握る時間が激減。練習は、週に何度かの技術動画の撮影のみ。WRM的には外部での活動を完全にストップしていたので、いろいろ衰えています。(^^;ただ、そこは卓球用具開発に携わっている卓球ショップという強みを活かし練習不足は用具に求める性能でカバー。きっと手数で勝負の練習不足の人はラリーの入り口は早くなりすぎず台との距離を取った中陣の展開ではしっかり弾んでくれて楽に引き合いできるラバーぐっちぃと同じ性能を求めている方も多いと思います。ただ、前陣でサーブやツッツキは擦ると遅く長短の変化がつけやすいのに中陣ではしっかり弾むというのは矛盾する性能なので、実現が難しかったんです。金星ブルーの製造メーカー銀河はコロナの影響で国内向け・海外向けの卓球用品の売上が激減、その間製品開発にかなり力を入れていました。そして、ちょうど新開発の超粘着シートとぐっちぃが求めているラバー性能にぴったりマッチして今までの本格派粘着になかった新しい性能のラバー開発に成功しました。
https://rubber.ocnk.net/product/3523
硬いラバーみたいですね。やはり威力を上げるには、硬くする必要があると思います。どのように硬くしているのか、楽しみながら試打しました。
Weight | shore a | shore a | shore c | shore c | shore a | shore c | |
g | sheet side | sponge | sheet | sponge side | sheet-sponge | sheet-sponge | |
Dignics 09C | 50 | 33.4 | 31.8 | 50.8 | 49.1 | 1.6 | 1.7 |
Dignics 05 | 48 | 34.3 | 31.3 | 50.0 | 48.2 | 2.9 | 1.8 |
Tenergy 05 | 47 | 32.2 | 26.8 | 44.6 | 43.3 | 5.4 | 1.3 |
Venus II Blue Sponge | 50 | 32.6 | 35.5 | 51.4 | 51.0 | -2.9 | 0.4 |
Jupiter II Blue Sponge | 52 | 32.8 | 38.3 | 51.7 | 51.7 | -5.6 | 0.0 |
Moon Blue Sponge | 51 | 30.9 | 34.4 | 49.6 | 50.3 | -3.5 | -0.8 |
Venus II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ)を確認すると、木星と比較して、値そのものは低いのですが、shore aおよびshore cのシートとスポンジの差が小さい値になっていますね。実際、触ってみるとシートがかなり硬めで、まるで、Evolution MX-S (エボリューションMX-S)のようにシートがかなり硬い仕様になっていました。この粘着ラバーなのにシートを硬めにするというのは斬新だと思いました。というのも、粘着ラバーの王道は、シート柔らかめでスポンジよりも柔らかいことが常です。もちろん、このVenus II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ)も例にもれず粘着ラバーらしく、シートよりもスポンジが硬い設計になっているのですが、その中でもシートの硬さを感じ、弾きやすさがアップしたようなラバーに仕上がっていました。これはどちらかというとディグニクスらしさをもった粘着といえるのかもしれません。ただ重量・硬さでみると、Dignics 09C (ディグニクス09C)に似ているようにも見えますが、くい込みやすさの点で、あきらかにDignics 09C (ディグニクス09C)の方が扱いやすいラバーになっています。
Zhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼りました。
Venus II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ) ・Sponge Thickness:2.2 mm ・Sponge硬度:39° ・3,480円 + 税 ・50 g(Zhang Jike ZLC(張継科ZLC)に貼って)
粘着は強めで、強粘着と言えるでしょう。重たいですね。また打球感がマッドで硬いです。これは使いこなせるとものすごい奴だと思います。
かなり硬いですね!ラバー全体にかなりコシがあり、シートが硬く感じました。これは回転めちゃかかると一発でわかりました。ただ、つかいこなせれば、という但し書きがつきそうな感じでもありました。それくらいくい込まない打球感ですね。Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)もかなり硬いラバーではありますが、くい込みがかなり良いので、その分飛び出しもかなり良いです。金星IIブルースポンジも、同じようにシートが硬い分、くい込ませるために思い切りぶつけるように打つ方がくい込ませやすいラバーでした。近いのは、Fastarc G-1 (ファスタークG-1)などでしょうか。一度しっかりくい込ませるようにして、打つことでラバーの味が出るラバーだと思います。つまり、粘着ラバーとドイツ製ラバーを足して2で割ったようなラバーだと思いました。回転量がかけにくいと感じる人もいると思いますが、このあたりは慣れが必要かもしれません。
粘着ラバーらしく、非常にマッドな打球感でした。マッドなラバーはドライブの球質が整いにくく、ボールが良い意味で荒れるので、受ける側はやりにくいと思いますね!非常に特徴的なマッドさだと思いました。そういえば、Jupiter II Blue Sponge 39° (木星IIブルースポンジ39°)もまずまずマッドな打球感でしたので、方向性は類似しているのかもしれません。
球質はエネルギーロスは若干感じつつ、エネルギーを込めれるならかなりいいボールが行くイメージです。このエネルギーを込められるかポイントで、マッドな打球感で他のスピン系テンションラバーと比較すると、打感の気持ち良さが半減するかもしれません。似たようなマッドさはHurricane NEO3 (キョウヒョウNEO3)などにも感じられますね。この点が好みの人はもろにはまるかもしれません。
やはり粘着ラバーですので、サーブレシーブがやりやすかったです。スピン系テンションラバーよりも台上などで強みが出しやすいのが粘着ラバーですので、当然といえば当然かもしれません。マッドさがあるので、やはりパワーがないとスピードボールが打てない一方で、手堅く台上からのバリエーションが増やせそうな、粘着らしさを十二分に感じました。
ハードな粘着ラバーは、ぶつけて打つことでいいボールがいきますが、その時にパワーというかスイングスピードを要する感じがあります。ただめちゃめちゃハードなラバーというわけでもないので、スピードの出しやすいラバーだと思いました。硬さがどちらかというと、ドイツ製ラバーっぽい方向性で、直線性のあるスピードドライブがしやすいと思います。粘着ラバーの中でも個人的にはスピードが出しやすいと言えるのではないかと思います。ただ弧線を描きにくいので個人的には選択肢から外れると思います。ドイツ製ラバーっぽいVenus II Blue Sponge (金星IIブルースポンジ)の硬さは、同じYINHE (銀河)のApollo 5 (アポロ5)にも似たようなテイストを感じたように思います。硬くていいボールが打てるのですが、弧線が弱いのが個人的には苦手です。思ったより弧線を描かなくて、ネットミスが出るんですよね。Hurricane NEO3 (キョウヒョウNEO3)やOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)の方が弧線が強いので、個人的には好みで中陣の打ち合いに安心感を感じるんですよね。
軽打
特に違和感なかったです。
ロングボールやラリーでのドライブ
バタフライのラバーと比較すると球質はそろっていないと思いますが、硬い粘着ラバーのわりに、癖は出にくいかもしれません。そのかわりスピードは出しやすいと思います。
面を開いたドライブ
面は思い切り開いた方がいいボールが打てると思います。ただ面を開く打ち方は、小回りが利きにくいイメージもあるので、使い分けが重要だと思います。
対下回転に対するループドライブ
いいループドライブが打てると思います。ボールを吸収させにくいので、本当に表面だけで打つようにこする必要はありますが、それが出来たときの質は最高のループドライブだと思います。
対下回転に対するスピードドライブ
結構ぶつけにいかないと難しいと思います。切れてないボールは打てると思いますが、切れた下回転を打つ時は回転の影響を受けにくいので、面をしっかり開いて身体で回転をしっかりかけるようにしないと安定感をかけるかもしれません。
カーブ/シュートドライブ
ブロック
個人的にはブロックはやりにくいと思いました。硬すぎて落ちやすいと感じました。逆に粘着ラバーの割に相手のドライブに押されにくいと思います。
カウンタードライブ
ストップ
ツッツキ
フォアフリック
フォアサーブ
軽打
ロングボールやラリーでのドライブ
対下回転に対するループドライブ
対下回転に対するスピードドライブ
カーブ/シュートドライブ
ブロック
カウンタードライブ
ストップ
ツッツキ
チキータ
回転量
Omega VII China Ying >金星2ブルースポンジ ≧ 月ブルー
スピード
Omega VII China Ying >金星2ブルースポンジ ≧ 月ブルー
WRMさんで販売している銀河のラケット、Venus V-14 (金星14)をレビューします。WRMさんの説明を確認してみましょう。↓
https://rubber.ocnk.net/product/2542
具体的には書かれていませんが、要はビスカリア (Viscaria)やZhang Jike ALC (張継科ALC)、Timo Boll ALC (ティモボルALC)など現代卓球で最も人気のあるアウターカーボンシリーズと類似のラケットになりますね。このラケットは、WRMさんの販売価格で、5,500円+税と、非常に安価なラケットとなています。本当にZhang Jike ALC (張継科ALC)、Timo Boll ALC (ティモボルALC)などと同じ性能であればかなりコスパの良いラケットになりますね。そのあたりを言及していくようなレビューになります。
過去にも安価なラケットとして、XIOM (エクシオン)さんのStradivarius (ストラディヴァリウス)をレビューしています。正直な感想として、安価なラケットは、少し使うには良いこともあるのですが、使い込むほどホンバのラケットと違いを感じてしまう、というところがありました。従って個人的にはあまりオススメしないですね。また日本メーカーのYasaka (ヤサカ)さんのReinforce AC (リーンフォース)などはバラツキは多いものの、まだ良いと思いますが、海外メーカーの類似ラケットは、よくよく考えて購入した方が良いと思います。何にしても購入は自己責任でお願いします。
フォアにHurricane NEO II (キョウヒョウNEOII)を、バックにはSieger PK50 (ズィーガーPK50)を貼りました。アウターラケットですのでやはり粘着ラバーを貼りたいですよね。ラケット重量は90 gとまずまず標準かやや重いくらいとなりました。
アウターカーボンというとやはり扱いにくさを感じることが多いイメージではないでしょうか。実際、アウターを使う人は年々減っている印象です。普段自分もインナーカーボンを使っていますが、インナーからアウターのこの金星14を使用した印象としては思ったよりも扱いやすいでした。これはなぜなのか、具体的な理由はわかりませんが、打球感がかなりポコポコしていてそこまで高い音が鳴らないんですよね。Zhang Jike ALC (張継科ALC)はもっと高い音が鳴ってバチって感じなのですが、この金星14はポコポコとかわいい音が鳴りました。正直、トップ選手やガチ勢にはオススメできませんが、なんちゃってで触るにはかなりオススメなラケットだと思いました。
もちろん、威力、特にスピードはアウターカーボンのそれで違和感なく威力が出せる仕様だと思います。ただ、ポコポコと木材よりの打球感だけが違和感であり、いい意味では球持ちを与え、悪い意味では、回転量が弱いボールがいっているような気がしましたね。
中国製のラケットですので、やはり粘着ラバーとあうと思いました。変に滑ることもなく両面の粘着ラバーを扱うことができました。上板はやや柔らかいようにも感じたのでもしかしたら、リンバかもしれませんね。
過去も銀河の970XX-KLCという上板硬めで軽量ラケットをガチ使用していました。上板が硬く、上板が硬いラケットは良く回転がかかるイメージがあったので、使用を継続していました。ただ試合に出るにつれて回転量が弱いと感じるようになりましたね。練習する相手だけでなく、試合でもループドライブが効かないと感じたときが増えたため、安価で素晴らしいのですが、970XX-KLCは卒業しました。もちろん、腕の問題もあるかもしれまんしあたり外れもあったのかもしれません。ただ、中国メーカーの安価ラケットは全般的に打感は非常に良くてコスパの良さを感じる一方で回転量が弱い印象があります。この辺りはよくよく考えて購入を検討ください。
・粘着ラバー
軽打
ロングボールやラリーでのドライブ
面を開いたドライブ
対下回転に対するループドライブ
対下回転に対するスピードドライブ
カーブ/シュートドライブ
ブロック
カウンタードライブ
ストップ
ツッツキ
フォアフリック
軽打
ロングボールやラリーでのドライブ
対下回転に対するループドライブ
対下回転に対するスピードドライブ
カーブ/シュートドライブ
ブロック
カウンタードライブ
ストップ
ツッツキ
チキータ
回転量
Tornado King Power > 金星14 > Mizutani Jun Super ZLC
スピード
Zhang Jike ZLC ≧ 金星14 ≧ Virtuoso OFF+