レビュー Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)

説明

 Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)は2020年4月にXIOM (エクシオン)より販売されたラケットになります。XIOMの契約選手で鉄壁鉄腕、韓国のJeoung Youngsik (鄭栄植 / チェン・ヨンシク)選手が使用するラケットになりますね。Jeoung Youngsik選手といえばその鉄腕バックハンドで韓国の代表選手の座を長く維持した選手ですね。バックハンドに威力が欲しい一方でフォアは球持ちが欲しいというJeoung Youngsik選手の要望にこたえて設計されたのがこのIce Cream AZXi (アイスクリームAZXi)になります。JTTAの刻印が入っているラケットの中で、反対面で異種の特殊素材をもちいたラケットはこのIce Cream (アイスクリーム)シリーズだけではないでしょうか。

 Jeoung Youngsik選手はインナーに異種の特殊素材をもちいたIce Cream AZXi (アイスクリームAZXi)を、中華台北のトップ選手であるHung Chieh Chiang (ジャン・ホンジェ)選手はアウタータイプのIce Cream AZX (アイスクリームAZX)を使用しているようです。
 XIOM契約選手: https://xiom.jp/?tid=3&mode=f7

 アイスクリームシリーズに採用されている特殊素材は、Axylium Carbon (アクシリウムカーボン、A面)とZephylium Carbon (ゼフィリウムカーボン、Z面)になります。アクシリウムカーボンがどうやら、Butterfly (バタフライ)でいうところのアリレートカーボン (Arylate Carbon、ALC)に、ゼフィリウムカーボンが、バタフライでいうところのザイロンファイバー (Zylon Fiber、ZLF)に近い素材であるそうです (完全に同じではないと思いますが、試打した印象としてこの説明が最も適切だと考えております)。

 以下、「Ice Creamプロジェクト」からの引用です。

ICE CREAMプロジェクト

 アイスクリームラケットは、XIOMの契約選手であり、韓国のスーパースターでもある栄植(ジョン・ヨンシク)選手が世界でのメダル獲得を目指して制作した野心作である。 プレーヤーの中にはフォアハンドが得意なタイプがいる反面、バックハンドが得意なタイプもいる。 世界トップ選手である鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手は、自らバックハンドが強力でフォアハンドが比較的弱いと語っている。 彼は、自分の弱みであるフォアハンドを補うために色んなラケットを使用してみたが、フォアハンドが補完されるとバックハンドの強みが生かせず、バックハンドの強みが出てきたら、 再びフォアハンドの弱みが生じてしまうというジレンマに陥っていた。

 そのような鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手の悩みを解決するため、XIOMのラケット開発チームは、彼のバックハンドの強みを生かしながらフォアハンドも 補完可能なラケット・アイスクリームの開発に成功した。フォア面とバック面に違う素材が入っているアイスクリームは、鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手のためのラケットであると同時に、 彼のような悩みを持っているプレーヤーに相応しいラケットである。 卓球において最も重要なことは、攻撃の決定率であるが、それと両立しなければならないのが、ミスを減らすことだ。今まで、アイスクリームをテストしたユーザーのほとんど全員が、 ミスを大きく減らせたという評価をしている。アイスクリームは、自らのプレーに信頼を与え、果敢かつ安定的なプレーを可能にしてくれるラケットだ。

 スーパーハイブリットラケットであるアイスクリームには、特徴が異なる2種類のラケットが存在する。 ひとつは、ゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンをアウターに片側ずつ搭載した「アイスクリームAZX」、 もうひとつはゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンをインナーに片側ずつ搭載した「アイスクリームAZXi」である。 一見、特殊素材の位置が異なるだけで他は全て同じなのではないかと思ってしまいそうだが、実は違う。それぞれのラケットの特徴を最大限発揮できるよう他にも工夫が施されているのだ。 一体、それによって性能がどう変わってくるのか、次回詳しくお伝えする。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f12

Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi): https://xiom.jp/?pid=150436822

 続いて、Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)に関する引用になります。

ICE CREAM AZXi

 特殊素材であるゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンを片側ずつ内側(インナー)に搭載した新概念のハイブリットラケット「アイスクリームAZXi」。外側(アウター)に特殊素材を搭載した「アイスクリームAZX」と同じ木材を使用しているように思われがちだが、実は違う。 それぞれのラケットの特長がより引き出せるよう木材選びにもこだわっている。下の写真は表面材を比べたものだ。

 まず、表面材は「アイスクリームAZX」よりも柔らかい「リンバ」を使用。 また、中心材も異なる木材を採用している。さらに、特殊素材をインナーにすることで、ボールを掴む感覚を得ながら重いボールを放つことができる。 自分に合うラバーと組み合わせれば、回転量の多いボールを打つことも可能だ。下はレイヤーイメージを表したものである。 これからもわかるように「アイスクリームAZX」とは異なる木材を使用しており、特殊素材の配置も変えてある。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f14

 「アイスクリームAZXi」の片側に搭載されているアクシリウムカーボンは球の弾きの良さ、 もう片側に搭載されているゼフィリウムカーボンは球持ちの良さを特徴としている。ボールを掴む感覚を兼ね備えながら異なる特殊素材を搭載することで、 フォアとバックで球質の違うボールを安定して飛ばすことができる。対戦相手は予想できないボールとミスをしない安定したレシーブに脅威を感じることだろう。 下の画像は、実際の「アイスクリームAZXi」のブレードの断面を拡大したものである。 オレンジとブラックが一緒になっているレイヤーの部分がアクシリウムカーボン、黄金色とブラックが一緒になっているレイヤーがゼフィリウムカーボンである。 これらの特殊素材を内側(インナー)に配置している。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f14

 ラケットを選ぶ際、今までは最終的にフォアかバックのどちらかの好みに合わせるしかなかった。 また、苦手な方を優先すれば、得意な方は物足りなさを感じ、得意な方を優先すれば苦手な方はもっと苦手になってしまっていた。 実際のところ、“好みも技術レベルも両方同じ”というプレーヤーはそこまでいないはずだ。だからこそ、「アイスクリームシリーズ」 は多くのプレーヤーを満足させる可能性を秘めている。組み合わせ次第であなたの卓球スタイルは今よりももっと広がることだろう。まずは試していただくことをおすすめする。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f14

 上記の引用にあるように、今回レビューするアイスクリームAZXiには、上板にインナーラケットの上板によく採用されているLimba (リンバ)を採用して球持ちを持たせています。そして、インナー位置に異なる特殊素材を使用しています。

 選手によってファオとバックのどちらかが得意であり、どちらかが苦手ということはよくありますよね。反対面と異なる特殊素材をもちいることで、極めて高いバランスのラケットとして、仕上げてあるのが、アイスクリーム系のラケットになるわけです。Jeoung Youngsik選手の場合、バックハンドが得意であり、インパクトも強くA面をバック側で使っているのではないかと思います。Jeoung Youngsik選手のラバーはフォアにHurricane Blue Sponge (キョウヒョウブルースポンジ)を、バックにOmega VII Tour i (オメガVIIツアーi)を使用されているようですね。

アイスクリームAZXi

 フォアには、Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)を、バックにはDignics 05 (ディグニクス05)を貼りました。

Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)
 157 × 150 mm、5.7 mm、85 g
 Limba (1) / Ayous? (2) / Axylium Carbon (3) / Kiri? (4) / Zephylium Carbon (5) / Ayous (6) / Limba (7)

新概念のハイブリッド 〈インナー〉ラケット

 ブレード両面に特性の違う素材<アクシリウムカーボン&ゼフィリウムカーボン>を配したXIOMラケットの意欲作・アイスクリームシリーズ。AZX iはインナータイプ、かつ表面材に粘りのあるリンバを採用したことで非常に回転量の多い重みのあるドライブを放つことができるトップモデルだ。やや重量感があり、扱うには相応のパワーが必要となるが、ツボに入った時の剛球はクセになる。その名に反し、甘くない強力兵器である。

合板構成: 木材5枚 + ゼフィリウムカーボン1枚 + アクシリウムカーボン1枚

ブレード厚さ: 5.7 mm

重量: 85 ± g

ブレードサイズ: 157 × 150 mm

原産国: 韓国

https://xiom.jp/?pid=150436822

 重量やブレード面積、実際に触ってみた感想としては、重量感は感じませんでした。むしろ初使用時は、その前に使っていたラケットが重かったので、アイスクリームAZXiは軽くて少し違和感がありました。一方で振り抜きやすくてポテンシャルの高さも感じました。

アイスクリームAZXiの特徴

1. フォアとバックで打球感や弾みが異なるラケット

 フォアとバックで特殊素材構成が異なるラケットといえば、過去に銀河のPro-13S (プロ-13S)を試打しています。このPro-13S (プロ-13S)というラケットは、片側がアウターALC、片側がインナーKLCというラケットです。試打した感想としては、アウターALC側には、確かなアウター感と弾きやすさ、そしてスピードを感じる一方で、バック側のインナーKLC側の球持ちの良さも感じました。ただし、インナーKLC側の上板には染色したコト材を使用していて、インナーKLCといいつつもかなり硬い打球感になっています。打球感として一番近いのはTornado King Power (トルネードキングパワー)で、インナーなのにかなり硬い打球感と高い回転性能が得られるラケットでした。なのでPro-13S (プロ-13S)はアウターと、半アウターみたいなラケットという印象でした。

 一方、アイスクリームAZXiはどちらもインナー位置に特殊素材があり、そのインナーの中で差があるラケットだと感じました。A面であるアクシリウムカーボン側は、ループドライブを打つと満足できる高い回転量と、厚く当てた時には疾走感やスピードが得られて、スピンとスピード性能は満足できるものでした。一方で、バック側Z面であるゼフィリウムカーボン側は、飛距離はカーボンらしさがある一方で、打球感や球持ちはかなり合板に近いと感じました!もうボールに吸い付くような打球感で、それでいて、上板リンバかつカーボンも入っていて密度の高いブレードかつ5.7 mmの薄さによるしなりが、しっかりボールへエネルギーと回転を伝えてくれていると感じました。つまり、アイスクリームAZXiはReinforce AC (リーンフォースAC)やInner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)のように抜群の球持ちをもちつつ、片面は弾きとスピードが、もう片面はより木材合板に近い、といえるラケットでした。インナーカーボン系ラケットを使っていて、苦手なフォアあるいはバック側の補いたいと考えるならアイスクリームAZXiはかなりありなラケットだと思います!

2. グリップはやや細みで、バックハンドがふり抜きやすい!

 バックハンドが得意な韓国のJeoung Youngsik (鄭栄植 / チェン・ヨンシク)選手のモデルラケットということで、ブレード面積は157 × 150 mmとレギュラーサイズになっています。そう、バックハンド主戦で活躍した、Zhang Jike (張継科)選手が使用したViscaria (ビスカリア)と同じ、157 × 150 mmですね。また丸みがあってやや細みのグリップは非常に振り抜きやすいラケットだと感じました。アイスクリームAZXiに一番近いと感じたのは、Butterfly (バタフライ)のZhang Jike ALC (張継科ALC)のグリップになります。張継科シリーズのラケットのグリップは丸みがあって、個人的にはかなり好みのグリップになりますね。また157 × 150 mmというブレード面積は、ラケット重量が重くなって、かつ先端重心になりすぎることを抑えるために一役買っています。素晴らしいですね。

3. 何故かDignics 05 (ディグニクス05)に抜群の球持ちを与える!?

 You tubeでアイスクリームAZXiの情報を探してみると、出てくるのがDignics 05 (ディグニクス05)との相性になります。元卓球王国のゆうさんが、アイスクリームAZXとDignics 05 (ディグニクス05)との相性がバツグンに良いことを試打している動画ですね。ゆうさんは、Dignics 05 (ディグニクス05)を何とかして使いたい、使いやすい組み合わせはないか、と探してくれたそうです。確かにDignics 05 (ディグニクス05)は相性が不思議なラバーで、katsuo000もInner force Layer ZLF (インナーフォースレイヤーZLF)Dignics 05 (ディグニクス05)をあわせたことがあります。Inner force Layer ZLF (インナーフォースレイヤーZLF)は非常にブレードが薄くて、カーボンではなくザイロンファイバーをインナーに配して、とにかく球持ちと回転性能の高いラケットになります。カーボンが入っていないので木材のような打球感だから、一般的にはどのようなラバーにもあうとされるのですが、Dignics 05 (ディグニクス05)を貼ると全然あわないんですね。ラケットが先にしなるのかDignics 05 (ディグニクス05)へのくい込みが悪くなったのか、非常に回転をかけにくくなる組み合わせでした。このようにDignics 05 (ディグニクス05)は、ラケットも考えて選ぶ必要があるラバーです。ゆうさんは、様々なラケットから、アイスクリームAZXとの相性がバツグンに良いことを紹介しています。ちなみにインナーのアイスクリームAZXiも球は持つけど、ボールの走り方まで考慮すると、インナーではなくアウターのアイスクリームAZXの方が良いとコメントされています。

Youtube動画: https://www.youtube.com/watch?v=ZX8CqV2rmJo

 ただ、アイスクリームAZXiもDignics 05 (ディグニクス05)の球持ちを抜群に上げてくれていて驚きました。非常にあいます!Dignics 05 (ディグニクス05)はフォアならともかくバックだと、ループドライブが難しいと感じていたのですが、アイスクリームAZXiとDignics 05 (ディグニクス05)を組み合わせると、むしろループドライブの方が安定感があって良くなりました。また上回転ラリーでの球持ちもかなり上がっていて驚きました。Dignics 05 (ディグニクス05)の球持ちをここまで上げてくれるとは想像しておらず非常に良かったです!Dignics 05 (ディグニクス05)が気になる方は是非アイスクリームシリーズを試してみてください!

おすすめのラバー組み合わせ(あくまでも個人の感想)

フォアラバー

バックラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 

ロングボールやラリーでのドライブ

 

面を開いたドライブ
 

対下回転に対するループドライブ
 

対下回転に対するスピードドライブ
 

カーブ/シュートドライブ
 

ブロック
 

カウンタードライブ
 

ストップ
 

ツッツキ
 

フォアフリック
 

バックハンド系

軽打
 

ロングボールやラリーでのドライブ

対下回転に対するループドライブ 
 

対下回転に対するスピードドライブ
 

カーブ/シュートドライブ
 

ブロック
 

カウンタードライブ
 

ストップ

ツッツキ
 

チキータ
 

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Virtuoso OFF+ > Ice Cream AZXi > Mizutani Jun ZLC

回転のかけやすさ
 インナーフォースレイヤーZLF > Ice Cream AZXiZhang Jike ALC

スピード
 Zhang Jike ALC > Virtuoso ACIce Cream AZXiインナーフォースレイヤーZLF

https://amzn.to/3CydZXF

2022/8/23~8/28 Feeder Olomouc

WTTフィーダー オロモウツ (チェコ)

 既にはじまってますね汗。日本選手は全員自主参加、だからこそ、是非とも上位、できれば優勝してほしい。今回の注目は吉村兄弟のダブルスですね!頑張って!

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/7144
WTT: https://worldtabletennis.com/eventInfo?eventId=2541

日本の出場選手

男子

 ・吉村 和弘選手(TRAIL) WR113
  ブレード: ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)?
  バック: V>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)

 ・吉山 僚一選手(愛工大名電高校) WR137 
  ブレード: Ma Lin Extra Special(馬琳エキストラスペシャル)
  フォア: Rakza X (ラクザX)
  バック: Rakza 7 (ラクザ7)

 ・神 巧也選手(ファースト) WR150 
  ブレード: Ma Lin Extra Special(馬琳エキストラスペシャル)
  フォア: Rakza Z Extra Hard (ラクザZエキストラハード)
  バック: Rakza Z Extra Hard (ラクザZエキストラハード)

 ・横谷 晟選手 (愛知工業大) WR208
  ブレード:Viscaria (ビスカリア)?
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)?
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・吉村 真晴選手(愛知ダイハツ) WR328
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・谷垣 佑真選手(愛知工業大) WR451
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 80 (ディグニクス80)

 ・松山 祐季選手 (協和キリン) WR-
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

女子

 ・張本 美和選手(木下アカデミー) WR42
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・菅澤 柚花里選手(デンソー) WR-

結果

 吉村真晴選手が準優勝です!さすがですね!調子が上がると吉村選手はボル選手にも勝つ選手なので海外選手にも期待できる選手だと思います!

男子シングルス

優勝 Cho Seungmin 選手 (韓国)

準優勝  吉村 真晴選手
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

女子シングルス

優勝 Qian Tianyi 選手 (中国)

男子ダブルス

優勝
吉村 和弘選手
  ブレード: ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)?
  バック: V>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)
吉村 真晴選手
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

準優勝
横谷 晟選手
  ブレード:Viscaria (ビスカリア)?
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)?
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)
谷垣 佑真選手
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 80 (ディグニクス80)

卓球王国 2022年10月号 -その1-

Pick Up Product(ピックアッププロダクト)

・Hina Hayata H2 (早田ひなH2)
 早田ひな選手は、伊藤美誠選手と平野美宇選手と同じ黄金世代の選手です。その早田選手モデルのラケットが契約のNittaku (ニッタク)さんから発売ですね。ラケットは現代卓球のトレンドであるインナーカーボン仕様でブレード厚さは5.8 mmとやや大人しいブレード厚さになっています。PKCはケブラーの中でも弾性率の高いものを採用したアラミドカーボンタイプのようですので、Butterfly (バタフライ)さんのSuper ALC (スーパーALC)程ではないと思いますが、弾み強めのALCタイプのようです。張本智和インナーフォースALCは、ALCタイプで弾むを出すために6.0 mmですが、0.2 mmも薄いアラミドタイプなので、どちらかというとおさまりが良くてストップやツッツキも低くてピタっと止まるのではないかと想像しますね。またブレード面積も張本智和インナーフォースタイプと同じ158 × 152 mmとやや広めになっています。先端重心になりやすい設計で強力なフォアハンドドライブの威力と安定感をサポートするのにうってつけのラケットではないかと思います。近そうなラケットはYasaka (ヤサカ)さんのAlnade Inner (アルネイドインナー)ですが、Alnade Inner (アルネイドインナー)のPAカーボンよりも密度の高そうな特殊繊維カーボンPKCと、ブレード面積の広さで異なりますね。正直レディースの方なら、158 × 152 mmのブレード面積のラケットは重くなりやすいので、バックに表ラバーを貼らない限りはオススメしにくいのではないかと思います。むしろ、まずはAlnade Inner (アルネイドインナー)を使ってみて、もっと重たくても良いとか、弾みと威力が欲しいならHina Hayata H2を使ってみるのが良いのではないかと思いますね。

 正直katsuo000、ぽちろうかかなり迷って、チキりました。でも多分絶対気に入ると思うラケットです。購入を見送った理由はやはり、ブレード面積の広さですね。自分はブレード面積が広いラケットは嫌いではないのですが、好きでもないというのが理由です。重くなりやすいですからね。最近はバックハンドに力も入れているので、バックがやりにくいのも理由だったりします。卓球王国10月号の読者プレゼントにHina Hayata H2が入っていますので、まず当たらないと思いますが、一縷の望みをかけて応募するくらいですかね。このラケットはどちらかというと男子向けだと思います。

https://amzn.to/3pN2d4h
★即納/あす楽★★送料無料★【Nittaku】ニッタク NC-0478/NC-0479 Hina Hayata H2 [早田ひなH2/FL(フレア),ST(ストレート)]【早田ひな選手モデル】本気で戦うギア!【卓球用品】シェークラケット/卓球ラケット/卓球 ラケット【RCP】
価格:24420円(税込、送料無料) (2022/8/26時点)楽天で購入

・An Jaehyun TMXi (アン・ジェヒョンTMXi)
 インナーラケットがトレンドです。Hina Hayata H2に続き、XIOM (エクシオン)さんから選手モデルラケット、アン・ジェヒョンTMXiが発売です。TMXとは、アクシリウム、ゼフィリウム、カーボンの3つの特殊繊維を配合した特殊繊維カーボンだそうです。上板が硬いウーゴ ハイパーアクシリウムより球持ちが良くて、36.5 ALXiよりもパワーヒッタ―向けのラケットだそうです。ブレード厚さは5.9 mmと厚く、ブレード面積も158 × 152 mm、ということで、要はアン・ジェヒョン選手が使っていたHurricane Long V (キョウヒョウ龍5)に似せたラケットではないかと想像しますね。価格はHurricane Long V (キョウヒョウ龍5)よりは安いので、まずはこのラケットでHurricane Long V (キョウヒョウ龍5)とはどんなラケットなのか想像してみてもいいかもしれません。

https://amzn.to/3QLNn9Y
卓球ラケット 公式試合 練習 XIOM エクシオン amb0221 アン・ジェヒョン TMX i
価格:15400円(税込、送料別) (2022/8/26時点)楽天で購入

2022/9/3~4 2022全農CUP TOP32福岡大会

全農CUP TOP32福岡大会

 またまた「2024パリオリンピックシングルス選考ポイント」の対象大会です!全農カップまたの名を「第2回パリオリンピック選考会 (Road to Paris)」になります。SNSで議論が活発化してきています。ルールを作る方、そのルールに従わなければならない方、どちらも大変だと思います。お盆休みをいただく前のTリーグ個人戦の記事でも書かせていただきましたが、21点制から11点制になって卓球という競技の面白さや醍醐味は増したと思いますが、21点制の時の方が実力通りの結果になりやすいという意味で選手としては下剋上が起こらず良かったのかもしれません。実力だけでなく、運不運や流れも大きく影響しやすくなった11点制において、狭き門であるオリンピックの日本代表になる選手は誰になるのか、なるだけでも栄光であり大変なのですが、そのプレッシャーは大きいものでしょう。一卓人として、どの選手も悔いのないように頑張ってほしいとしか言えないです。

JTTAからの情報: https://jtta.or.jp/tour/7712

2024パリオリンピックシングルス選考ポイント: https://jtta.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/09/13184032/20210911-selection-Criteria-point-single.pdf

参加者の選出方法

 ちなみに既に「第3回パリオリンピック選考会 (Road to Paris) 」の日程なども↓のように決まってきているみたいです。

概要

・開催日:2022年9月3日(土)、4日(日)
・会場:福岡県福岡市アクシオン福岡
・競技種目:男女シングルス(男子32名・女子32名、トーナメント方式 全試合7ゲームマッチ)
・試合スケジュール(予定):
 9月3日(土)
  男子シングルス1回戦、準々決勝。女子シングルス1・2回戦、準々決勝
 9月4日(日)
  男女シングルス準決勝、3位決定戦、決勝
※大会組み合わせ抽選 9月2日(金)午後

出場選手

 所属がTリーグ個人戦から変わっています。どういう規定なのかわかりません。所属ころころ変わるのって本質ではないので、辞めてほしいなーと感じました。またインターハイや全中の結果が反映されていないのは少し残念な気もしますね。

男子

 ・張本 智和選手(IMG)  
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・及川 瑞基選手(木下グループ)  
  ブレード: 特注Super ALC
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・横谷 晟選手(愛知工業大学)  
  ブレード:Viscaria (ビスカリア)?
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)?
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・丹羽 孝希選手(スヴェンソンホールディングス)  
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky (V>15スティッキー)

 ・有延 大夢選手(琉球アスティーダ)  
  ブレード:特注 (アリレートカーボンシェーク)
  フォア:Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・篠塚 大登選手(愛知工業大学)  
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・曽根 翔選手(T.T彩たま)  
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Extra (V>15エキストラ)

 ・戸上 隼輔選手(明治大学)  
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・松島 輝空選手(木下アカデミー)  
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・英田 理志選手(愛媛県競技力向上対策本部)  
  ブレード: 正宗 (Masamune)
  フォア: Rakza 7 (ラクザ7)
  バック: Rising Dragon (翔龍)

 ・宇田 幸矢選手(明治大学)  
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・田中 佑汰選手(愛知工業大) 
  ブレード: Inner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)?
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・谷垣 佑真選手(愛知工業大) 
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)?
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 80 (ディグニクス80)?

 ・鈴木 颯選手(愛工大名電高校) 
  ブレード: Original True Carbon(オリジナルトゥルーカーボン)
  フォア: Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)
  バック: Blue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)

 ・吉村 真晴選手(愛知ダイハツ) 
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・平塚 健友選手(フェニックス卓球クラブ) 

 ・大野 颯真選手(木下グループ)

 ・木村 友哉選手(野田学園中学校)

 ・吉山 和希選手(愛工大名電中学校)
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Dignics 80 (ディグニクス80)

 ・渡部 民人選手(星槎中学校)
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force Super ZLC (張本智和インナーフォースSZLC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 80 (ディグニクス80)

 ・吉山 僚一選手(愛工大名電高校) 
  ブレード: Ma Lin Extra Special(馬琳エキストラスペシャル)
  フォア: Rakza X (ラクザX)
  バック: Rakza 7 (ラクザ7)

 ・芝 拓人選手(野田学園高校)
  ブレード: Revoldia CNF (レボルディアCNF)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・三木 隼選手(野田学園高校)
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・徳田 幹太選手(野田学園高校)
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ZLC (張本智和インナーフォースZLC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・松下 大星選手(クローバー歯科カスピッズ)
  ブレード:特注アリレートカーボン日ペン/反転式 (張継科ALCブレード)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・森園 政崇選手(BOBSON)  
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Tenergy 05(テナジー05)
  バック:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)

 ・木造 勇人選手(個人)
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: キョウヒョウIIIブルースポンジ
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・吉村 和弘選手(TRAIL) 
  ブレード: ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)?
  バック: V>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)

 ・村松 雄人選手(La. VIES)
  ブレード: Yuto Muramatsu (村松雄人)?
  フォア: V>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)
  バック: Spectol S1 (スペクトルS1)

 ・濵田 一輝選手(早稲田大学)
  ブレード: Zhang Jike ZLC (張継科ZLC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・龍崎 東寅選手(三井住友海上火災保険株式会社) 
  ブレード: Inner Force Layer ZLC (インナーフォースレイヤーZLC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・岩井田 雄斗選手(野田学園高校)
  ブレード: Timo Boll ZLC (ティモボルZLC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Dignics 80 (ディグニクス80)

女子

 ・早田 ひな選手(日本生命) 
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・長﨑 美柚選手(木下グループ)  
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・木原 美悠選手(JOCエリートアカデミー/星槎) 
  ブレード: Fire Fall VC (ファイヤーフォールVC)
  フォア: V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック: VO>102(2.0 mm)

 ・佐藤 瞳選手(ミキハウス)  
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)

・伊藤 美誠 選手(スターツ) 
  ブレード:Mima Ito Carbon(伊藤美誠カーボン)
  フォア:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)
  バック:Moristo SP(モリストSP)

 ・石川 佳純選手(全農)  
  ブレード: 特殊素材シェーク(ビスカリア?)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 裏ソフト(Tenergy 05(テナジー05)?)

 ・橋本 帆乃香選手(ミキハウス)  
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)(ドナックル?)

 ・平野 美宇選手(木下グループ)  
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・張本 美和選手(木下アカデミー)  
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・森 さくら選手(日本生命
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・南波 侑里香選手(トップおとめピンポンス名古屋)
  ブレード: Fortius FT (フォルティウスFT)
  フォア: Q5 (キューファイブ)
  バック: ブースターSA(厚)

 ・加藤 美優選手(吉祥寺卓球俱楽部) 
  ブレード: Inner Force Layer ZLC (インナーフォースレイヤーZLC)
  フォア: Tenergy 80 (テナジー80)
  バック: Tenergy 80 (テナジー80)

 ・野村 萌選手(デンソー 

 ・大藤 沙月選手(四天王寺高校) 
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・芝田 沙季選手(ミキハウス) 
  ブレード: Hurricane Long V (キョウヒョウ龍5)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: キョウヒョウ特注(紅双喜、特注)

 ・花沢 夏琳選手 (よ~じ道場)

 ・伊藤 友杏選手 (羽佳卓球倶楽部)

 ・日下部 詩季選手 (遊学館ジュニア)

 ・竹谷 美涼選手 (貝塚第二中学校)

 ・小塩 悠菜選手 (星槎中学校)

 ・小塩 遥菜選手 (JOCエリートアカデミー / 星槎)

 ・白山 亜美選手 (明徳義塾高校)

 ・青井 さくら選手 (明徳義塾高校)
  ブレード: Fire Fall FC (ファイヤーフォールFC)
  フォア: VENTUS Extra (ヴェンタスエキストラ)
  バック: V>15 Extra (V>15エキストラ)

 ・吉松 寿莉選手 (開新高校)
  ブレード: Timo Boll ALC (ティモボルALC)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: Tenergy 64 (テナジー64)

 ・木村 光歩選手(中国電力)
  ブレード: アコースティック
  フォア: ハモンドZ2
  バック: モリストSP(中)

 ・安藤 みなみ選手(トップおとめピンポンズ名古屋) 
  ブレード: ZX-GEAR IN (ゼクスギアイン)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: アタック8L粒

 ・横井 咲桜選手(四天王寺高校)  
 
 ブレード: Timo Boll ALC (ティモボルALC)
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・吉本 はな選手 (貝塚第二中学校)

 ・松元 菜音選手 (Asiry Rumoi TTS)

 ・植田 杏選手 (ミキハウスJSC)

 ・高橋 青葉選手 (TIT)

 ・村田 愛心選手 (みよしクラブ)

結果

 今回も初日から大熱戦でした。卓球ファンにとっては、ガチ試合が年に何回も見られることは幸せなことなのかもしれません。選手は本当に大変だけど。

男子ドロー: https://jtta.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/08/02204348/2022_Zennoh_CUPTOP32_M_Draw.pdf
男子1回戦
 張本智和選手 vs 渡部民人選手: https://www.youtube.com/watch?v=4jL8A0OeHCI
 森園政崇選手 vs 松下大星選手: https://www.youtube.com/watch?v=HeDdIgExSjI
 谷垣佑真選手 vs 濵田一輝選手: https://www.youtube.com/watch?v=VTSs1HCElts
 吉山和希選手 vs 曽根翔選手: https://www.youtube.com/watch?v=7pJ191BOvgA
 有延大夢選手 vs 岩井田雄斗選手: https://www.youtube.com/watch?v=2nWnIep6pCs
 村松雄斗選手 vs 吉村真晴選手: https://www.youtube.com/watch?v=SJZk9bKwqWw
 英田理志選手 vs 木造勇人選手: https://www.youtube.com/watch?v=dPvT6mAxAYU
 大野颯真選手 vs 丹羽孝希選手: https://www.youtube.com/watch?v=0HWt2vVxTXA

 横谷晟選手 vs 徳田幹太選手: https://www.youtube.com/watch?v=iVMlokzhBHc
 芝拓人選手 vs 松島輝空選手: https://www.youtube.com/watch?v=gzj9oAfKJD4
 田中佑汰選手 vs 龍崎東寅選手: https://www.youtube.com/watch?v=XOtOo59zn6Q
 三木隼選手 vs 篠塚大登選手: https://www.youtube.com/watch?v=AQ1AOO5c3us
 戸上隼輔選手 vs 木村友哉選手: https://www.youtube.com/watch?v=stTfhl77dj0
 吉村和弘選手 vs 宇田幸矢選手: https://www.youtube.com/watch?v=TdP-EJrRc_A
 鈴木颯選手 vs 吉山僚一選手: https://www.youtube.com/watch?v=LwezvNWNcoA
 平塚健友選手 vs 及川瑞基選手: https://www.youtube.com/watch?v=IJ4W5YYOFuM

男子2回戦
 張本智和選手 vs 松下大星選手: https://www.youtube.com/watch?v=sMh1PHynhqA
 谷垣佑真選手 vs 曽根翔選手: https://www.youtube.com/watch?v=DQj4ztWKJ2k
 有延大夢選手 vs 吉村真晴選手: https://www.youtube.com/watch?v=cYFm5mLUnqQ
 木造勇人選手 vs 丹羽孝希選手: https://www.youtube.com/watch?v=gZZM7j808IE

 横谷晟選手 vs 松島輝空選手: https://www.youtube.com/watch?v=pjvXbm0JsrI
 田中佑汰選手 vs 篠塚大登選手: https://www.youtube.com/watch?v=WMY368jxCvM
 戸上隼輔選手 vs 宇田幸矢選手: https://www.youtube.com/watch?v=0xIwqk2vhT4
 吉山僚一選手 vs 及川瑞基選手: https://www.youtube.com/watch?v=0JaSOJppYxI

男子準々決勝
 張本智和選手 vs 曽根翔選手: https://www.youtube.com/watch?v=RV00KnssTeM
 吉村真晴選手 vs 木造勇人選手:
 松島輝空選手 vs 篠塚大登選手:
 戸上隼輔選手 vs 及川瑞基選手:

男子5-8位決定戦
 松島輝空選手 vs 及川瑞基選手: https://www.youtube.com/watch?v=oeZiKU4YdR8
 曽根翔選手 vs 吉村真晴選手: https://www.youtube.com/watch?v=DhTiWvwvAhM
 及川瑞基選手 vs 曽根翔選手: https://www.youtube.com/watch?v=MXC650ryeP0
 松島輝選手 vs 吉村真晴選手: https://www.youtube.com/watch?v=AEt9XJrsKpg
男子準決勝
 張本智和選手 vs 木造勇人選手: https://www.youtube.com/watch?v=O_UHfTBfXRc
 戸上隼輔選手 vs 篠塚大登選手:
男子3-4位決定戦
 木造勇人選手 vs 篠塚大登選手: https://www.youtube.com/watch?v=ckZ81Yo2YRo
男子決勝
 張本智和選手 vs 戸上隼輔選手: https://www.youtube.com/watch?v=7BfS_JEFzv8

優勝 戸上 隼輔選手(明治大学)  
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

準優勝 張本 智和選手(IMG)  
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

女子ドロー:
女子1回戦
 早田ひな選手 vs 伊藤友杏選手: https://www.youtube.com/watch?v=vxVNwyq0fWs
 竹谷美涼選手 vs 木村光歩選手: https://www.youtube.com/watch?v=k6a5uTwcFRE
 森さくら選手 vs 吉松寿莉選手: https://www.youtube.com/watch?v=D2mPok4JsZA
 花沢夏琳選手 vs 平野美宇選手: https://www.youtube.com/watch?v=4huTf5m3VHo
 伊藤美誠選手 vs 村田愛心選手: https://www.youtube.com/watch?v=UbfpGGXOncE
 小塩悠菜選手 vs 野村萌選手:
 加藤美優選手 vs 安藤みなみ選手:
 高橋青葉選手 vs 佐藤瞳選手: https://www.youtube.com/watch?v=LzGb3UXlF4U

 木原美悠選手 vs 日下部詩季選手: https://www.youtube.com/watch?v=UlDAU622g1c
 小塩遥菜選手 vs 芝田沙季選手: https://www.youtube.com/watch?v=zr07HEyPeac
 大藤沙月選手 vs 青井さくら選手: https://www.youtube.com/watch?v=y3LznCKVSIc
 植田杏選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=aSYrgV8LeMY
 橋本帆乃香選手 vs 松元菜音選手: https://www.youtube.com/watch?v=XRnCPGg43oU
 横井咲桜選手 vs 南波侑里香選手: https://www.youtube.com/watch?v=W-Mkn30O77c
 張本美和選手 vs 白山亜美選手: https://www.youtube.com/watch?v=8vfwNEs7ocg
 吉本はな選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=D0mY9aG3DJo

女子2回戦
 早田ひな選手 vs 竹谷美涼選手: https://www.youtube.com/watch?v=78zMcoQMkag
 森さくら選手 vs 平野美宇選手: https://www.youtube.com/watch?v=dCaKqlEM9HI
 伊藤美誠選手 vs 野村萌選手: https://www.youtube.com/watch?v=g0rrpibhiEg
 加藤美優選手 vs 佐藤瞳選手: https://www.youtube.com/watch?v=yLbelmXSAjI

 木原美悠選手 vs 芝田沙季選手: https://www.youtube.com/watch?v=840DQLRaT3o
 大藤沙月選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=26i933MgCso
 橋本帆乃香選手 vs 横井咲桜選手: https://www.youtube.com/watch?v=ta3kiO77PfE
 張本美和選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=PpDtCWaqiA8

女子準々決勝
 早田ひな選手 vs 平野美宇選手: https://www.youtube.com/watch?v=QxHqAQTWt7A
 伊藤美誠選手 vs 加藤美優選手: https://www.youtube.com/watch?v=f8uHXFVrYmE
 芝田沙季選手 vs 石川佳純選手:
 橋本帆乃香選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=E4_0T1rLes8

女子5-8位決定戦
 芝田沙季選手 vs 橋本帆乃香選手: https://www.youtube.com/watch?v=6N0vH5Aapro
 平野美宇選手 vs 加藤美優選手:
 橋本帆乃香選手 vs 平野美宇選手: https://www.youtube.com/watch?v=Tz7YbnXC3EU
 加藤美優選手 vs 芝田沙季選手: https://www.youtube.com/watch?v=xb-o8IBWrrU
女子準決勝
 早田ひな選手 vs 伊藤美誠選手: https://www.youtube.com/watch?v=Ou5sZ8A8Adc
 石川佳純選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=3bezqP5SAMw
女子3-4位決定戦
 早田ひな選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=iMoWGaY5xZo
女子決勝
 伊藤美誠選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=ZoMc1bJSkjo

優勝 伊藤 美誠 選手(スターツ) 
  ブレード:Mima Ito Carbon(伊藤美誠カーボン)
  フォア:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)
  バック:Moristo SP(モリストSP)

準優勝 石川 佳純選手(全農)  
  ブレード: 特殊素材シェーク(ビスカリア?)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 裏ソフト(Tenergy 05(テナジー05)?)


 

DONIC (ドニック) Rubbers (ラバー)

DONIC – 天才ワルドナーを支えたブランド

 DONIC (ドニック)といえば、やはり天才Jan-Ove Waldner (ヤン=オベ・ワルドナー)でしょう!世界を席巻する中国卓球ですが、そんな中国と渡り合い、そして勝った選手として有名なのが、ワルドナー選手です。世界選手権優勝2回、バルセロナオリンピック男子シングルス金メダリスト、と中国人選手と肩を並べた選手ですね。「100年に一人の天才」「卓球の神様」と呼ばれ1980年代のスウェーデンの黄金時代を築いたのがワルドナー選手ですね。そのワルドナー選手のラケットやラバーは、DONIC (ドニック)製でした。
 andro (アンドロ)がグリーン (緑)をブランドカラーであるなら、DONIC (ドニック)のブランドカラーはブルーです。ラバーもブルーとネーミングされスポンジも青いラバーだらけになっています!また値段も良心的で、同じ種類のラバーシリーズでも硬度が3~4種類から選べたり、スポンジ厚さも豊富と、非常に選択肢が広いため自分にあったラバーが必ず見つかるブランドといえるかもしれません。最近の話題としては、契約選手の鈴木颯選手 (愛工大名電高校)がインターハイで男子三冠に輝きました!鈴木選手はOrijinal True Carbon (オリジナルトゥルーカーボン)というアウターアラミドカーボンラケットと、Blue Storm Z1 Turbo (ブルーストームZ1ターボ)を使用されています。2023年1月の全日本選手権ではジュニアも一般も鈴木選手に注目です!

Blue Star Series (ブルースターシリーズ)

Blue Star A1 (ブルースターA1)

 Spin:、 Speed:、 Control:、 スポンジ硬度: °
 ラバー重量: g
 硬度計評価 shore a (sheet):、 shore a (sponge):
       shore c (sheet):、 shore c (sponge):
 katsuo000のレビュー:

Blue Storm Series (ブルーストームシリーズ)

Blue Storm PRO (ブルーストームPRO)

 Spin:11+、 Speed:11、 Control:5+、 スポンジ硬度: 50°
 ラバー重量:50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):29.6、 shore a (sponge):26.3
       shore c (sheet):43.2、 shore c (sponge):40.6
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_blue_storm_pro/

https://amzn.to/3whrsiO
★即納/あす楽★■卓球ラバーメール便送料無料■◆DONIC◆ドニック AL097 ブルーストーム PRO プロフェッショナル仕様のセレクトバージョン。スピンを大幅に向上したブルーストームプロ。【卓球用品】裏ソフトラバー/卓球/ラバー/ラバ-【RCP】
価格:6778円(税込、送料無料) (2022/8/20時点)楽天で購入

Blue Storm PRO AM (ブルーストームPRO AM)

 Spin:11-、 Speed:11、 Control:6、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Storm Z1 Turbo (ブルーストームZ1ターボ)

 Spin:10+++、 Speed:11、 Control:6-、 スポンジ硬度: 50°
 ラバー重量:50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):30.3、 shore a (sponge):26.2
       shore c (sheet):40.7、 shore c (sponge):40.0
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_bluestorm_z1_turbo/

https://amzn.to/3PBNL9u
【8/20限定!ポイント5倍】★卓球★ラバー★メール便送料無料★ブルーストームZ1ターボ
価格:4774円(税込、送料別) (2022/8/20時点)楽天で購入

Blue Storm Z1 (ブルーストームZ1)

 Spin:10+++、 Speed:10+++、 Control:6+、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Storm Z2 (ブルーストームZ2)

 Spin:10+++、 Speed:10+、 Control:7、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Storm Z3 (ブルーストームZ3)

 Spin:10+++、 Speed:9+、 Control:8、 スポンジ硬度: 42.5°

Blue Storm Big Slam (ブルーストームビッグスラム)

 Spin:10+++、 Speed:9、 Control:8+、 スポンジ硬度: 42.5°

Blue Fire Series (ブルーファイアシリーズ)

Blue Fire M1 Turbo (ブルーファイアM1ターボ)

 Spin:10+++、 Speed:10++、 Control:6、 スポンジ硬度: 50°
 ラバー重量:53 g
 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):27.8
       shore c (sheet):43.8、 shore c (sponge):42.1
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_bluefire_m1_turbo/

https://amzn.to/3Ayv1DJ
【8/20限定!ポイント5倍】★卓球★ラバー★メール便送料無料★ブルーファイアM1ターボ
価格:5005円(税込、送料別) (2022/8/20時点)楽天で購入

Blue Fire M1 (ブルーファイアM1)

 Spin:10++、 Speed:10++、 Control:6、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Fire M2 (ブルーファイアM2)

 Spin:10++、 Speed:9++、 Control:7、 スポンジ硬度: 45.0°

Blue Fire M3 (ブルーファイアM3)

 Spin:10++、 Speed:9、 Control:7++、 スポンジ硬度: 40.0°

Blue Fire JP01 Turbo (ブルーファイヤJP01ターボ)

 Spin:10+++、 Speed:10+、 Control:6+、 スポンジ硬度: 47.5°
 ラバー重量:48 g
 硬度計評価 shore a (sheet):29.6、 shore a (sponge):24.3
       shore c (sheet):40.7、 shore c (sponge):40.5
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_bluefire_jp01_turbo/

https://amzn.to/3AAJDTi
★即納/あす楽★■卓球ラバーメール便送料無料■◆DONIC◆ドニック AL070 ブルーファイアJP01ターボ 【卓球用品】裏ソフトラバー/卓球/ラバー/ラバ-【RCP】
価格:5863円(税込、送料無料) (2022/8/20時点)楽天で購入

Blue Fire JP01 (ブルーファイアJP01)

 Spin:10++、 Speed:10+、 Control:6+、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Fire JP02 (ブルーファイアJP02)

 Spin:10++、 Speed:10、 Control:7-、 スポンジ硬度: 45.0°

Blue Fire JP03 (ブルーファイアJP03)

 Spin:10++、 Speed:9+、 Control:7+、 スポンジ硬度: 40.0°

Blue Fire Big Slam (ブルーファイアビッグスラム)

 Spin:10++、 Speed:8+、 Control:8-、 スポンジ硬度: 40.0°

Blue Grip Series (ブルーグリップシリーズ)

Blue Grip C1 (ブルーグリップC1)

 Spin:11++、 Speed:11、 Control:5、 スポンジ硬度: 60.0°
 ラバー重量:57 g
 硬度計評価 shore a (sheet):34.0、 shore a (sponge):33.0
       shore c (sheet):49.9、 shore c (sponge):49.5
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_blue_grip_c1/

https://amzn.to/3K514hP
【8/20限定!ポイント5倍】★卓球★ラバー★メール便送料無料★ブルーグリップC1
価格:5005円(税込、送料別) (2022/8/20時点)楽天で購入

Blue Grip C2 (ブルーグリップC2)

 Spin:11++、 Speed:10、 Control:6-、 スポンジ硬度: 55.0°

Blue Grip V1 (ブルーグリップV1)

 Spin:11+、 Speed:10、 Control:6、 スポンジ硬度: 50.0°

Blue Grip R1 (ブルーグリップR1)

 Spin:11、 Speed:10+、 Control:6、 スポンジ硬度: 50.0°

Blue Grip S2 (ブルーグリップS2)

 Spin:11、 Speed:9+、 Control:7、 スポンジ硬度: 42.5°

Acuda Series (アクーダシリーズ)

Acuda S1 Turbo (アクーダS1ターボ)

 Spin:10++、 Speed:10++、 Control:6-、 スポンジ硬度: 45.0°

Acuda S1 (アクーダS1)

 Spin:10++、 Speed:10+、 Control:6-、 スポンジ硬度: 47.5°

Acuda S2 (アクーダS2)

 Spin:10++、 Speed:9+、 Control:7-、 スポンジ硬度: 42.5°

Acuda S3 (アクーダS3)

 Spin:10++、 Speed:9-、 Control:7+、 スポンジ硬度: 37.5°

Coppa Series (コッパシリーズ)

Coppa X1 Turbo (コッパX1ターボ)

 Spin:10+、 Speed:10++、 Control:5+、 スポンジ硬度: 47.5°

Coppa X1 (コッパX1)

 Spin:10+、 Speed:10、 Control:6、 スポンジ硬度: 45.0°

Coppa X2 (コッパX2)

 Spin:10+、 Speed:10-、 Control:6+、 スポンジ硬度: 42.5°

Coppa X3 (コッパX3)

 Spin:10+、 Speed:9-、 Control:7、 スポンジ硬度: 37.5°

Coppa (コッパ)

 Spin:9+、 Speed:8、 Control:7-、 スポンジ硬度: Middle

Others (その他)

Baracuda (バラクーダ)

 Spin:10++、 Speed:10-、 Control:6、 スポンジ硬度: 47.5°

Baracuda Big Slam (バラクーダビッグスラム)

 Spin:10++、 Speed:9-、 Control:7、 スポンジ硬度: 43.5°

Solo (ソロ)

 Spin:6、 Speed:5、 Control:9+、 スポンジ硬度: Middle

レビュー リンバインナー (Limba Inner)

説明

 久々にラケットを買いまくってしまいました。今回レビューするのは、新進気鋭のブランド、Rally Ace (ラリーエース)さんのリンバインナーになります!発売したときから、ブレード厚さが薄くて最近の卓球のトレンドを把握したラインナップだと思っておりました。そして、木材を前面に出したネーミングをしていると思います。4種類の木材それぞれに、5枚合板、7枚合板、アウター、インナー、が基本的なラインナップになります。そして、最近カーボンを芯材にしたセンターシリーズも登場しました。katsuo000が気になっていたのはカーボンシリーズで、アウターもインナーも5.6 mmと非常に薄いブレード厚さのラケットシリーズになります。メイプルインナーにしようか迷ったのですが、やはり個人的に非常に大好きなリンバのインナーを購入することにしました。リンバは本当にいい木材で、現在メインで使用しているラケットも上板はリンバで比較もしやすいだろうと思いリンバにしました。

Rally Ace Blade (ラリーエース) ラケット

Rally Ace: https://www.center-field.co.jp/

 改めてインナーシリーズについて比較してみます。Rally Ace (ラリーエース)さんでは4つの木材、メイプル、リンバ、ゼブラ、マホガニーを扱っています。それぞれのインナーシリーズについて次のような簡単な説明がされています。
 Maple Inner (メイプルインナー):
  高い反発力と安定性を兼ね備え、威力ある攻守のバランスがとても良いです。
 Limba Inner (リンバインナー):
  インナーの良さからボールを掴む感覚と球持ちが良いタイプです。
 Zebra Inner (ゼブラインアー):
  天然木とインナーカーボンとの組み合わせで威力と安定性を高めています。
 Mahogany Inner (マホガニー):
  アウターよりやや弱い反発力で、技巧タイプに向いています。

 最も上に記載されているのが、メイプル系ですので、メイプルを推しているように思います。確かにメイプルを上板にもちいているラケットをkatsuo000は知りません。お小遣いに余力があれば、メイプルも購入してみたいですね。一方で、リンバは最近のインナーカーボン系のラケットの上板に最も採用されている木材であるため、他のブランドとの差別化は弱いのかもしれません。また木目が特徴的なゼブラもあまりききませんね。マホガニーは使ったことがありませんが、聞いたことがあるので、他ブランドでも扱いがあったと思います。木材の違いは、打球感に大きく影響するので、こだわる人は本当にこだわります。それではリンバインナーを試打していきましょう。

 スペックでは90 g ± となっていましたので、想像よりも軽いものが届きました。

 貼ったラバーは、Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)Dignics 09C (ディグニクス09C)になります。

 ブレード面積のスペックは158 × 150 mmになりますが、バタフライなどのレギュラー面積である157 × 150 mmに近いと感じました。

Limba Innerの3つの特徴

まさにトレンドのインナーラケットど真ん中!

 違和感なく使えると感じました。一番近いと感じたラケットは、Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)になります。Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)はもちろん上板にリンバを使用しており、そのブレード厚さは5.65 mm ± 0.05で、katsuo000が所有しているものは、5.69 mmになります。リンバインナーは5.6 mmなので、そりゃ似ますよね笑。非常に良かったです!やや高級ラケットではある分、申し分ないスペックで、しっかり回転もかかりしなり、厚く当てるとカーボンが前に出てきて高い音もなり非常に良かったですね。今後サブラケットとして使用していきたいと本気で思っています。

ブレード面積が小さく、バックハンド主戦向き!

 Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)のブレード面積は、158 × 152 mmとかなり広いです。この広さによってしなりと球持ちを与えている設計ですね。近年トレンドの張本智和インナーフォース系やオフチャロフインナーフォース系のラケットと同じブレード面積であるのがVirtuoso AC (ヴィルトーソAC)になるんですね。一方リンバインナーは正直、そこまでブレード面積の広さを感じず、個人的には非常に振り抜きやすいと感じました。張継科 (Zhang Jike)選手や樊振東 (Fan Zhendong)選手は157 × 150 mmのブレード面積である、Viscaria (ビスカリア)や樊振東ALC (Fan Zhendong ALC)を使用しています。ブレード面積が小さいラケットの方が切り返しがしやすくバックハンド主戦の選手の中には好む方も多いのではないかと思います。katsuo000もブレード面積は157 × 150 mmの方がバックハンドはやりやすいと感じています。もちろん、158 × 152 mmの方が遠心力が働く分、Maxの威力は出るイメージですが、コントロールが悪くなると感じます。最近158 × 152 mmが増えてきていますが、あえての158 × 150 mmでバランスをとったブレード面積は、良い選択肢だと思います。ブレード面積が小さい方が好きという方には、オススメですね!逆に、ブレード面積が広い方が好み、というのであれば張本智和インナーフォース系やVirtuoso AC (ヴィルトーソAC)をオススメします。

5.6 mmのブレード厚さはおさまりが良い!

 相当厚くぶつけて初めてカーボンの音が鳴る印象です。厚く当ててカーボンまで到達すると、高い音が鳴るので、おそらくカーボン素材は普通のカーボンだと思いました。アラミドカーボンやALC系であればもう少し柔らかい、または低い音が鳴ると思います。普通のカーボンなので、5.6 mmとかなりブレード厚さは薄いラケットになりますね。そのおかげもあり、かなりおさまりが良いと感じました。飛距離が出にくいです!張本智和インナーフォースALCやReinforce AC (リーンフォースAC)、オフチャロフインナーフォースALC、サイバーシェイプカーボンなどのインナーラケットは、下がった時に飛距離が出にくいということもあるためか、6.0 mm以上のブレード厚さになります。個人的には下がった時には楽ですが、少し弾み過ぎるようにも感じますね。また薄いブレードは回転性能も高くなりやすいです。ここら辺は好みだと思いますが、katsuo000はブレード厚さは薄いのが好みなので、リンバインナーのブレード厚さ5.6 mmはかなり気に入りました。

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量(Max)
 Virtuoso+ > Limba Inner > Virtuoso AC

スピード
 Virtuoso AC > Limba Inner > Virtuoso+

飛距離
 Reinforce AC > Limba Inner > Virtuoso+

Review Triple Double Extra

Explanation

It’s been a long time since the release, but I would like to review VICTAS’s Triple Double Extra. At the time of its release, it became a hot topic that Koki Niwa used it for the back side! Due to the integration of TSP and VICTAS, TSP’s Triple rubber was released again in December 2020 under the VICTAS brand. Butterfly released the super popular Dignics 09C in April 2020, so I think that each company was conscious of releasing adhesive rubber. This VICTAS Triple series is made in China, which is famous for its adhesive rubber. It will be a tension type rubber. Moreover, the sponge is a blue sponge, and it is clearly a rubber that is conscious of the leopard NEO3 blue sponge.

It’s been a long time since the release, but I would like to review VICTAS’s Triple Double Extra. At the time of its release, it became a hot topic that Koki Niwa used it for the back side! Due to the integration of TSP and VICTAS, TSP’s Triple rubber was released again in December 2020 under the VICTAS brand. Butterfly released the super popular Dignics 09C in April 2020, so I think that each company was conscious of releasing adhesive rubber. This VICTAS Triple series is made in China, which is famous for its adhesive rubber. It will be a tension type rubber. Moreover, the sponge is a blue sponge, and it is clearly a rubber that is conscious of the Hurricane NEO3 blue sponge.

It was popular at the time of its release, but Niwa didn’t show much results after changing the equipment, and at the Tokyo Olympics 2020, he returned to V>15 Extra and participated in the war, so the impression that the popularity has declined slightly after that. is. On the other hand, Kobe TC coach Kazuya Yoshida, who participated in the All Japan Championship as a table tennis YouTuber, uses Triple Double Extra on the back side, which is reviewed on this page. It seems that the 2-ton push, which is also mentioned in the technical video, has become even sharper by using the triple-double extra, and the back volley in Chiquita and the rally and the triple-double extra’s features are used to score. It’s explained in game videos.

2-ton push: https://www.youtube.com/watch?v=PJJPQOxcog4

This rubber was well received by the people around me, and some players used it on both sides immediately after its release. It was used because the sheet is soft, so the ball is held well and the Chiquita is stable. I also felt that the rubber is characterized by the softness of the sheet in spite of the hardness of the sponge, and it is a rubber that does not feel that peculiar. I will introduce a review that I bought myself this time and put it on the outer ALC and tried it!

Performance value

Let’s compare the published performance values.

VICTAS’s performance chart was a little confusing, but from the 2022 pamphlet, a chart centered on speed and seat strength (spin) has been published. When creating such a diagram, the rubber in the upper right will be the rubber with the highest performance. In the figure, V>15 Stiff and V>11 Extra look like high performance rubbers. I would like to do an actual trial comparison in the future. Of course, V>20 Double Extra and V>22 Double Extra, which are hot topics in 2022, have high performance values. On the other hand, Triple Double Extra reviewed on this page has a fairly low speed performance due to its strong adhesion, and the sheet is soft, so the spin (sheet strength) performance is not that high. .

It should be noted that Triple Double Extra has the highest arc height of 9.4 among VICTAS rubbers! Since VICTAS rubber has many straight rubbers, triple double extra can be said to be a rubber characterized by the strength of the arc line among them. Next is a comparison of values measured with a hardness tester.

The weight is the same as V>15 Extra, and the hardness is the same as V>15 Extra and Ventus Extra. Comparing sponge hardness in the VICTAS catalog, V>15 Extra has a hardness of 47.5° according to German standards, and Triple Double Extra has a hardness of 57.5°, which is V>15 Extra suggests that the seat is hard, while triple double extra suggests that the seat is soft. Even though the sponge is hard, the triple double extra rubber seems to have the same hardness as high-end rubber.

If you check the difference between the hardness on the seat side and the hardness on the sponge side, you can clearly see that the triple double extra seat is very soft. I think that this difference in hardness between the sheet side and the sponge side plays a role in creating a strong arc line.

Triple Double Extra application and weight

Triple Double Extra
 Tacky rubber
・Sponge Thickness: 2.0/MAX mm
・Sponge stiffness: 57.5°
・Arc height: 9.4
・Speed: 6.2
・Drive accuracy: 7.3
・Sheet strength: 8.0
・Backlash: 5.8
・5,200 yen + tax
・67 g (before cut) → 50 g (after cut)

At 50g, it’s a bit heavy. Recently, heavier rubbers have appeared, so I can’t call it the heaviest, but I think it’s a heavy rubber.

Three features of Triple Double Extra

Easy to handle for strong adhesive rubber made in China!

I felt that the rubber made in China, in short, was much easier to handle than the Hurricane rubber. Instead of trying to drive, I drew an arc even if I hit it, so even if I didn’t intend to hit the drive, I felt like I could draw an arc and enter the opponent’s court. Also, if you spin it as much as you want, it feels like a strong drive rotation like an adhesive rubber, but if you hit it like you hit it, you can hit a drive with speed and weight. Only when trying to make a strong habit, it is necessary to strongly bite into the hard sponge of 57.5 °, and in my case I felt it was a little difficult unless it was fore. Although the sinking and peculiarities of the arc line are superior to the leopard, it is an adhesive rubber that can achieve both rotation amount and speed, and I think it will be popular like the recently popular German-made adhesive tension rubber.

Push is cut well, and chiquita is stable!

It was very good to use it in the back, and it was easy to draw out the high rotation performance of Lin Gaoyuan ALC. I can’t go as far as a cut man, but I think I can dare to hit the opponent’s long serve and aim for a mistake. Also, since the arc is very high, it was very easy to lift the opponent’s serve and backhand drive or chiquita. This ease of use was reminiscent of the Moon Blue Sponge of the Galaxy. Dare to show the hardness comparison with Moon Blue Sponge here.

Moon Blue Sponge has a slightly harder seat, and the sponge is softer. However, I personally felt that both rubbers have similar shot feeling. The feel at impact was quite similar, so if you want a feel at impact, Moon Blue Sponge may be cheaper and better. However, I felt that the speed was higher with Triple Double Extra than with Moon Blue Sponge.

Rubber swinging forward

I think that the adhesive rubber itself is a rubber that comes out good by opening the surface and swinging, but this Triple Double Extra was the same. If you try to hit with just the sheet too much, the sheet will be soft, so it will be difficult to get a good taste. Rather, I think that you can hit a pretty good drive by opening the face and swinging forward, hitting the sponge while hitting it and giving it a lot of rotation. I think that it will be difficult to get the taste of this rubber if you hit it with a sheet. I think the way to bring out the taste of the Triple Double Extra is to drive with the sides open as if you were digging into a hard sponge.

Each technical review

Forehand

Light hit
I didn’t feel any particular discomfort. I think that Omega VII China Ying has more momentum.

Drive balls and rallies
After all, I thought that Omega VII China Ying, which has a harder hardness, would be easier to put out. Also, the sheet was too soft, and when I tried to spin with just a thin sheet, I slipped well. I personally feel it takes some getting used to.

Drive with open face
When I open the arc and hit it, I hit the sponge with all my might, but at this time I felt that the sponge was harder than I imagined. I felt a gap because the seat was soft.

Top spin (loop) drive against back spin
It’s not bad, but the seat is a little soft, so I felt that it was hard to apply a lot of rotation. V>15 Extra may be higher only in the amount of rotation.

Speed drivae against back spin
It was very easy to hit because it was easy to make arcs. Even if the hit point was dropped a little, I felt that I could easily enter the opponent’s court by firmly attracting the ball and hitting it with all my might. This sounds good. It was very good because the speed came out reasonably well.

Curve / shoot drive
I don’t recommend curve drive. I think that the shoot drive is good because it opens the side.

Block
I felt that the seat was more cushioned than I thought, so it didn’t bounce. Because it is an adhesive rubber, it is said that blocking is difficult, but I did not feel that it was easy to do.

Counter drive
I hit with a sheet, so it was difficult.

Stop & push
It stopped well, cut well and was my favorite rubber.

Serve
I can cut it. However, since the seat is soft, it was necessary to make it bite with all one’s might.

バックハンド系

Light hit
It was a rubber that can be used even in the back. The seat was soft, so it was better than I thought.

Drive balls and rallies
Since the seat is soft, it was easy to give a sense of stability anyway. Personally, I felt that I wanted to use it for the backhand. However, in my case, it was difficult to make a habit that I could put out in the foreground because of the lack of impact in the back.

Top spin (loop) drive against back spin
The sheet is soft, so it was easy to just put it in.

Speed drive against back spin
It was easier than I thought. However, if the impact is not strong, it will not be stable.

Block
There were more network mistakes than I expected. I think that it is good to settle down as much as it does not bounce.

Counter drive
It was difficult with my own hands.

Stop & push
Like the fore, it stopped well and cut well.

Chiquita
Easy to do! It was great!

Comparison with other rubbers (personal impressions only)

Max Spin
 Dignics 09C > Triple Double Extra ≧ Rakza Z

Speed
 Rakza Z Extra Hard > Triple Double Extra > Hurricane

https://amzn.to/3vsa5ve
卓球 ラバー 初心者 中級者 上級者 卓球ラバー VICTAS ヴィクタス aoa0044トリプルダブルエキストラ
価格:4004円(税込、送料無料) (2022/7/31時点)楽天で購入

更新 Yasaka (ヤサカ)Rubbers(ラバー)

ヤサカのラバーを更新

Yasaka (ヤサカ) Rubbers(ラバー): https://katsuo000.com/yasaka-rubbers/

 ヤサカさんのページを更新しました。ヤサカさんの用具はやはり安心感とコスパの良さが際立ちますね。そして、ヤサカさんといえば、愛工大名電高校の吉山僚一選手です。今年注目だったインターハイですが、シングルス決勝は長年 (永年?)のライバル鈴木颯選手との決勝は、惜しくも鈴木颯選手の優勝と、三冠で幕を閉じました。同世代で優勝を奪い合うというのは、素敵なことだと思います。来年1月の全日本選手権が楽しみになりますね。

 ヤサカさんのラバーは、やはり気になるので、結構試打していますし、試打待ちのラバーも多数です。ただ新作ラバーもなかなか出ないので後回りにもなりやすい。まだ試打していないラクザシリーズとライガンを早く試打したいです。

2022/8/13~14 Tリーグ個人戦

Tリーグ個人戦 開幕

 「2024パリオリンピックシングルス選考ポイント」の対象大会で、最近色々と議論を呼んでいるものですね。21点制から11点制になって卓球という競技の面白さや醍醐味は増したと思っていますが、21点制の時の方が実力通りの結果になりやすいという意味で選手としては下剋上が起こらず良かったのかもしれません。実力だけでなく、運不運や流れも大きく影響しやすくなった11点制において、狭き門であるオリンピックの日本代表になる選手は誰になるのか、なるだけでも栄光なのですが、そのプレッシャーは大きいものでしょう。一卓人として、どの選手も悔いのないように頑張ってほしいとしか言えないです。

 また個人的には動画配信メディアをコロコロかえないでほしいですね。JTTAがそこらへんを管理して、流すメディアを一本化してほしいです。

卓球王国配信の情報: https://world-tt.com/blog/news/archives/23129

Tリーグからの情報 : https://tleague.jp/singles/2022/
         : https://tleague.jp/news/detail.php?id=1859
         : https://tleague.jp/news/detail.php?id=2050

2024パリオリンピックシングルス選考ポイント: https://jtta.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/09/13184032/20210911-selection-Criteria-point-single.pdf

概要

・開催日:2022年8月13日(土)、14日(日)
・会場:トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市大原1-1)
・競技種目:男女シングルス(男子16名・女子24名によるトーナメント/全7ゲームズマッチ)
・試合スケジュール(予定):
 8月13日(土)10時~19時(予定)
  男子シングルス1回戦、準々決勝。女子シングルス1・2回戦、準々決勝
 8月14日(日)10時~17時30分(予定)
  男女シングルス準決勝、3位決定戦、決勝
※大会組み合わせ抽選 8月12日(予定)
【出場選手選出基準】
・Tリーグ男⼥選⼿選出⽅法(2022年6⽉30⽇までにTリーグ登録選⼿に限る)
 ① 2022年3月5日・6日開催の『2022 LION CUP TOP32』ベスト8入賞者
 ② Tリーグ実行委員会推薦選手(各チーム最大2名まで)
 なお、①、②に基づく出場選手は、各チーム3名までとする。
・上記以外の出場者は、公益財団法人日本卓球協会強化本部で決定する。(Tリーグ所属選手に限らない)
・メディア放送↓
■配信概要
<ひかりTV> ※本番組は、アプリサービス「ひかりTVビデオ」でもご覧いただけます。

番組について詳しくは各サービスのサイトをご覧ください。
◆ひかりTV:https://www.hikaritv.net/sp/tleague2022/
◆dTV: https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007375

出場選手

男子

 ・戸上 隼輔選手(明治大学)  WR40
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・上田 仁選手(TT彩たま)
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 09C (ディグニクス09C)

 ・松島 輝空選手(木下マイスター東京)  WR250
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・張本 智和選手(早稲田大学 / 琉球アスティーダ)  WR4
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・森園 政崇選手(岡山リベッツ)  WR86
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Tenergy 05(テナジー05)
  バック:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)

 ・有延 大夢選手(琉球アスティーダ)  
  ブレード:特注 (アリレートカーボンシェーク)
  フォア:Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・横谷 晟選手(木下マイスター東京)  WR207
  ブレード:Viscaria (ビスカリア)?
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)?
  バック:

 ・曽根 翔選手(TT彩たま)  WR496
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Extra (V>15エキストラ)

 ・丹羽 孝希選手(岡山リベッツ)  WR63
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky (V>15スティッキー)

 ・松下 大星選手(琉球アスティーダ)
  ブレード:特注アリレートカーボン日ペン/反転式 (張継科ALCブレード)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・篠塚 大登選手(木下マイスター東京)  WR53
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・吉村 真晴選手(琉球アスティーダ)  WR326
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・宇田 幸矢選手(明治大学)  WR22
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・英田 理志選手(TT彩たま)  WR500
  ブレード: 正宗 (Masamune)
  フォア: Rakza 7 (ラクザ7)
  バック: Rising Dragon (翔龍)

 ・吉山 僚一選手(岡山リベッツ)  WR137
  ブレード: Ma Lin Extra Special(馬琳エキストラスペシャル)
  フォア: Rakza X (ラクザX)
  バック: Rakza 7 (ラクザ7)

 ・及川 瑞基選手(木下マイスター東京)  WR108
  ブレード: Viscaria Super ALC(ビスカリア スーパーALC)
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

女子

・伊藤 美誠 選手(日本生命レッドエルフ)  WR5
  ブレード:Mima Ito Carbon(伊藤美誠カーボン)
  フォア:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)
  バック:Moristo SP(モリストSP)

 ・南波 侑里香選手(トップおとめピンポンス名古屋)
  ブレード: Fortius FT (フォルティウスFT)
  フォア: Q5 (キューファイブ)
  バック: ブースターSA(厚)

 ・石川 佳純選手(木下アビエル神奈川)  WR9
  ブレード: 特殊素材シェーク(ビスカリア?)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 裏ソフト(Tenergy 05(テナジー05)?)

 ・芝田 沙季選手(日本ペイントマレッツ)  WR55
  ブレード: Hurricane Long V (キョウヒョウ龍5)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: キョウヒョウ特注(紅双喜、特注)

 ・麻生 麗名選手(日本生命レッドエルフ)

 ・長﨑 美柚選手(木下アビエル神奈川)  WR48
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・橋本 帆乃香選手(日本ペイントマレッツ)  WR129
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)(ドナックル?)

 ・張本 美和選手(木下アビエル神奈川)  WR66 
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・野村 萌選手(九州アスティーダ) 

 ・平野 美宇選手(木下アビエル神奈川)  WR18
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・枝廣 愛選手(中央大学) 

 ・大藤 沙月選手(日本ペイントマレッツ)  WR156
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・安藤 みなみ選手(トップおとめピンポンズ名古屋)  WR69
  ブレード: ZX-GEAR IN (ゼクスギアイン)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: アタック8L粒

 ・由本 楓羽選手(日本生命レッドエルフ) 

 ・佐藤 瞳選手(日本ペイントマレッツ)  WR62
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)

 ・横井 咲桜選手(日本ペイントマレッツ)  WR288
 
 ブレード: Hurricane Long V (キョウヒョウ龍5)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)?
  バック: Fastarc G-1 (ファスタークG-1)?

 ・成本 綾海選手(京都カグヤライズ) 

 ・早田 ひな選手(日本生命レッドエルフ) WR6
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・森 さくら選手(日本生命レッドエルフ)  WR80
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・加藤 美優選手(九州アスティーダ)  WR67
  ブレード: Inner Force Layer ZLC (インナーフォースレイヤーZLC)
  フォア: Tenergy 80 (テナジー80)
  バック: Tenergy 80 (テナジー80)

 ・松島 美空選手(京都カグヤライズ)

 ・出澤 杏佳選手(九州アスティーダ)

 ・木村 光歩選手(中国電力)
  ブレード: アコースティック
  フォア: ハモンドZ2
  バック: モリストSP(中)

 ・木原 美悠選手(木下アビエル神奈川) WR13
  ブレード: Fire Fall VC (ファイヤーフォールVC)
  フォア: V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック: VO>102(2.0 mm)

結果

 初日から大熱戦と大波乱が生じていますね。
 1回戦から戸上選手と上田選手の試合、丹羽選手と松下選手の試合、篠塚選手と吉村選手の試合、宇田選手と英田選手の試合はフルセットの大熱戦でした。フルセットということは、次同じように試合すれば結果が逆転してもおかしくないことを意味していると思います。
 女子では2回戦で、伊藤選手と石川選手の好カードは伊藤選手が勝利しました。橋本選手と張本選手の試合、森選手と加藤選手との試合もフルセットとなりました。
 男子準々決勝では、戸上選手と張本選手の試合、森園選手と横谷選手との試合がフルセットとなりました。女子準々決勝では、石川選手に勝利した伊藤選手と芝田選手の試合と森選手と木原選手の試合がフルセットとなりました。本当にいい試合、本当に熱戦です!

男子ドロー: https://www.youtube.com/watch?v=bJi1WnZprnI
男子1回戦
 戸上隼輔選手 vs 上田仁選手: https://www.youtube.com/watch?v=Disfl6_tBzY
 松島輝空選手 vs 張本智和選手: https://www.youtube.com/watch?v=MWrBfYYTOnE&t=1956s
 森薗政崇選手 vs 有延大夢選手: https://www.youtube.com/watch?v=5_VkAdLQ_bA
 横谷晟選手 vs 曽根翔選手: https://www.youtube.com/watch?v=e13yIfrFs_w
 丹羽孝希選手 vs 松下大星選手: https://www.youtube.com/watch?v=7c71XwNEI3M
 篠塚大登選手 vs 吉村真晴選手:
 宇田幸矢選手 vs 英田理志選手: https://www.youtube.com/watch?v=9R0zpeUXIuo&t=5s
 吉山僚一選手 vs 及川瑞基選手: https://www.youtube.com/watch?v=WCqsaqGUP-A
男子準々決勝
 戸上隼輔選手 vs 張本智和選手:
 森薗政崇選手 vs 横谷晟選手: https://www.youtube.com/watch?v=94IxjILul_I
 丹羽孝希選手 vs 吉村真晴選手: https://www.youtube.com/watch?v=U8lcm7nb-Zc&t=64s
 宇田幸矢選手 vs 吉山僚一選手: https://www.youtube.com/watch?v=nc2HPsTAkUY
男子準決勝
 張本智和選手 vs 森園政崇選手:
 吉村真晴選手 vs 吉山僚一選手:
3位決定戦
 森園政崇選手 vs 吉山僚一選手:
男子決勝
 張本智和選手 vs 吉村真晴選手:

女子ドロー: https://www.youtube.com/watch?v=mEjDQkRFetc
女子1回戦
 南波侑里香選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=2-k6n0lniTs&t=1949s
 芝田沙季選手 vs 麻生麗名選手: https://www.youtube.com/watch?v=vsPpFv8-XOE
 張本美和選手 vs 野村萌選手: https://www.youtube.com/watch?v=-BBzrbvcTkU&t=2084s
 平野美宇選手 vs 枝廣愛選手: https://www.youtube.com/watch?v=0_Ulc5yf22c&t=1844s
 由本楓羽選手 vs 佐藤瞳選手: https://www.youtube.com/watch?v=v0VqCJ0ds7g
 横井咲桜選手 vs 成本綾海選手: https://www.youtube.com/watch?v=1FBxEIgERns
 加藤美優選手 vs 松島美空選手:  https://www.youtube.com/watch?v=jhQSJmb-aWY
 出澤杏佳選手 vs 木村光歩選手: https://www.youtube.com/watch?v=8-Oj6MbaWe0
女子2回戦
 伊藤美誠選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=nyNzto8jzq0
 芝田沙季選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=wZZMJi8Cs9o
 橋本帆乃香選手 vs 張本美和選手: https://www.youtube.com/watch?v=ve2oFM3PBHM
 平野美宇選手 vs 大藤沙月選手: https://www.youtube.com/watch?v=fXiDHsYiJoo
 安藤みなみ選手 vs 佐藤瞳選手: https://www.youtube.com/watch?v=PQ4H1kVh20k
 成本綾海選手 vs 早田ひな選手: https://www.youtube.com/watch?v=qjXY1jlZkQI
 森さくら選手 vs 加藤美優選手: https://www.youtube.com/watch?v=hSVk8BrS5SI
 出澤杏佳選手 vs 木原美悠選手: https://www.youtube.com/watch?v=qqqjXp4AN_I
女子準々決勝
 伊藤美誠選手 vs 芝田沙季選手:
 橋本帆乃香選手 vs 平野美宇選手: https://www.youtube.com/watch?v=wlz2K9N44BI
 安藤みなみ選手 vs 早田ひな選手: https://www.youtube.com/watch?v=qFqwTzoLzSg
 森さくら選手 vs 木原美悠選手: https://www.youtube.com/watch?v=3Ik-HmAky9Y
女子準決勝
 芝田沙季選手 vs 平野美宇選手
 早田ひな選手 vs 木原美悠選手
3位決定戦
 芝田沙季選手 vs 木原美悠選手
女子決勝
 平野美宇選手 vs 早田ひな選手

男子優勝

 ・張本 智和選手(早稲田大学 / 琉球アスティーダ)  WR4
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

女子優勝

 ・早田 ひな選手(日本生命レッドエルフ) WR6
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

卓球王国 2022年9月号 -その1-

Pick Up Product(ピックアッププロダクト)

・Magnify LB (マグニファイLB)
 STIGA (スティガ)さんのラージボール用のラバーになります。自分も子供たちがある程度手がかからなくなったら、明日からでもラージボールをはじめたいと思っている人間です。その時にはラージボール用ラバーのレビューもしたいですね~。ラージ用ラバーは、他にもNittaku (ニッタク)さんやJoola (ヨーラ)さんが取り扱っているイメージです。STIGA (スティガ)では日本代表のレジェンド塩野選手が販売促進していて熱いですね。

https://amzn.to/3SBThMq
卓球 ラバー 初心者 中級者 上級者 卓球ラバー STIGA スティガ マグニファイ LB aua0036 ネコポス便送料無料
価格:3696円(税込、送料無料) (2022/8/8時点)楽天で購入

・Acoustic Carbon Grande (アコースティックカーボン グランデ)
 このラケットの存在は、卓球王国さんで拝見するまでは知りませんでした。張本智和インナーフォースシリーズに代表されるラケットのブレード面積を広くしたラケットになります。またグリップも太くなっているそうです。ブレード面積を広くすることで、アウターカーボンラケットでもブレード面積を広くすることで、振動しやすくなって手に響き、しなって弧線を作りやすくなるそうです。デメリットはおそらくラバーの貼る面積も増えるので重量の増加でしょうか。ブレード面積は 158 × 152 mmで張本智和インナーフォースシリーズと同じブレード面積になっています。ブレード面積が広いラケットは、Hurricane Long V (キョウヒョウ龍V)Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)Fortius FT (フォルティウスFT)なども同じようにブレード面積が広いラケットですね。馬龍選手や大島祐哉選手のラケット群となると、やはりフォアドライブ主戦型の選手にあう印象です。ラケットが重くなるのと先端重心になりやすいので、切り返しが遅くなりやすいのと、ラケット重量によっては手首を使ったバックハンドが難しくなる印象です。ただ張本選手もこのタイプのラケットを使用しているわけなので、バックハンド主戦の選手でも使いこなせるラケットのようです。
 例として自分のケースでは、最近ではレギュラーのブレード面積を好みとしています。自分はフォアの方が得意なので、バックハンドをやりやすくしたい、と思うと、ブレード面積はレギュラーの157 × 150 mmの方がやりやすいと感じ、そちらが好みになります。バランスをとるイメージで用具を選ぶとレギュラー面積がいいなーとなりますね。一方で、特徴を活かす≒フォアハンドの威力をもっと尖らせる、と思うと158 × 152 mmのブレード面積の広いラケットの方が遠心力や威力が出しやすくなるはずですので、フォアドライブの威力もあがることが期待できますね。こういった戦略的な用具の選択ができるのが卓球の醍醐味であり面白いところだと思います。