DONIC (ドニック) Rubbers (ラバー)

DONIC – 天才ワルドナーを支えたブランド

 DONIC (ドニック)といえば、やはり天才Jan-Ove Waldner (ヤン=オベ・ワルドナー)でしょう!世界を席巻する中国卓球ですが、そんな中国と渡り合い、そして勝った選手として有名なのが、ワルドナー選手です。世界選手権優勝2回、バルセロナオリンピック男子シングルス金メダリスト、と中国人選手と肩を並べた選手ですね。「100年に一人の天才」「卓球の神様」と呼ばれ1980年代のスウェーデンの黄金時代を築いたのがワルドナー選手ですね。そのワルドナー選手のラケットやラバーは、DONIC (ドニック)製でした。
 andro (アンドロ)がグリーン (緑)をブランドカラーであるなら、DONIC (ドニック)のブランドカラーはブルーです。ラバーもブルーとネーミングされスポンジも青いラバーだらけになっています!また値段も良心的で、同じ種類のラバーシリーズでも硬度が3~4種類から選べたり、スポンジ厚さも豊富と、非常に選択肢が広いため自分にあったラバーが必ず見つかるブランドといえるかもしれません。最近の話題としては、契約選手の鈴木颯選手 (愛工大名電高校)がインターハイで男子三冠に輝きました!鈴木選手はOrijinal True Carbon (オリジナルトゥルーカーボン)というアウターアラミドカーボンラケットと、Blue Storm Z1 Turbo (ブルーストームZ1ターボ)を使用されています。2023年1月の全日本選手権ではジュニアも一般も鈴木選手に注目です!

Blue Star Series (ブルースターシリーズ)

Blue Star A1 (ブルースターA1)

 Spin:、 Speed:、 Control:、 スポンジ硬度: °
 ラバー重量: g
 硬度計評価 shore a (sheet):、 shore a (sponge):
       shore c (sheet):、 shore c (sponge):
 katsuo000のレビュー:

Blue Storm Series (ブルーストームシリーズ)

Blue Storm PRO (ブルーストームPRO)

 Spin:11+、 Speed:11、 Control:5+、 スポンジ硬度: 50°
 ラバー重量:50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):29.6、 shore a (sponge):26.3
       shore c (sheet):43.2、 shore c (sponge):40.6
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_blue_storm_pro/

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Blue Storm PRO AM (ブルーストームPRO AM)

 Spin:11-、 Speed:11、 Control:6、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Storm Z1 Turbo (ブルーストームZ1ターボ)

 Spin:10+++、 Speed:11、 Control:6-、 スポンジ硬度: 50°
 ラバー重量:50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):30.3、 shore a (sponge):26.2
       shore c (sheet):40.7、 shore c (sponge):40.0
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_bluestorm_z1_turbo/

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Blue Storm Z1 (ブルーストームZ1)

 Spin:10+++、 Speed:10+++、 Control:6+、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Storm Z2 (ブルーストームZ2)

 Spin:10+++、 Speed:10+、 Control:7、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Storm Z3 (ブルーストームZ3)

 Spin:10+++、 Speed:9+、 Control:8、 スポンジ硬度: 42.5°

Blue Storm Big Slam (ブルーストームビッグスラム)

 Spin:10+++、 Speed:9、 Control:8+、 スポンジ硬度: 42.5°

Blue Fire Series (ブルーファイアシリーズ)

Blue Fire M1 Turbo (ブルーファイアM1ターボ)

 Spin:10+++、 Speed:10++、 Control:6、 スポンジ硬度: 50°
 ラバー重量:53 g
 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):27.8
       shore c (sheet):43.8、 shore c (sponge):42.1
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_bluefire_m1_turbo/

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Blue Fire M1 (ブルーファイアM1)

 Spin:10++、 Speed:10++、 Control:6、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Fire M2 (ブルーファイアM2)

 Spin:10++、 Speed:9++、 Control:7、 スポンジ硬度: 45.0°

Blue Fire M3 (ブルーファイアM3)

 Spin:10++、 Speed:9、 Control:7++、 スポンジ硬度: 40.0°

Blue Fire JP01 Turbo (ブルーファイヤJP01ターボ)

 Spin:10+++、 Speed:10+、 Control:6+、 スポンジ硬度: 47.5°
 ラバー重量:48 g
 硬度計評価 shore a (sheet):29.6、 shore a (sponge):24.3
       shore c (sheet):40.7、 shore c (sponge):40.5
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_bluefire_jp01_turbo/

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Blue Fire JP01 (ブルーファイアJP01)

 Spin:10++、 Speed:10+、 Control:6+、 スポンジ硬度: 47.5°

Blue Fire JP02 (ブルーファイアJP02)

 Spin:10++、 Speed:10、 Control:7-、 スポンジ硬度: 45.0°

Blue Fire JP03 (ブルーファイアJP03)

 Spin:10++、 Speed:9+、 Control:7+、 スポンジ硬度: 40.0°

Blue Fire Big Slam (ブルーファイアビッグスラム)

 Spin:10++、 Speed:8+、 Control:8-、 スポンジ硬度: 40.0°

Blue Grip Series (ブルーグリップシリーズ)

Blue Grip C1 (ブルーグリップC1)

 Spin:11++、 Speed:11、 Control:5、 スポンジ硬度: 60.0°
 ラバー重量:57 g
 硬度計評価 shore a (sheet):34.0、 shore a (sponge):33.0
       shore c (sheet):49.9、 shore c (sponge):49.5
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_blue_grip_c1/

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Blue Grip C2 (ブルーグリップC2)

 Spin:11++、 Speed:10、 Control:6-、 スポンジ硬度: 55.0°

Blue Grip V1 (ブルーグリップV1)

 Spin:11+、 Speed:10、 Control:6、 スポンジ硬度: 50.0°

Blue Grip R1 (ブルーグリップR1)

 Spin:11、 Speed:10+、 Control:6、 スポンジ硬度: 50.0°

Blue Grip S2 (ブルーグリップS2)

 Spin:11、 Speed:9+、 Control:7、 スポンジ硬度: 42.5°

Acuda Series (アクーダシリーズ)

Acuda S1 Turbo (アクーダS1ターボ)

 Spin:10++、 Speed:10++、 Control:6-、 スポンジ硬度: 45.0°

Acuda S1 (アクーダS1)

 Spin:10++、 Speed:10+、 Control:6-、 スポンジ硬度: 47.5°

Acuda S2 (アクーダS2)

 Spin:10++、 Speed:9+、 Control:7-、 スポンジ硬度: 42.5°

Acuda S3 (アクーダS3)

 Spin:10++、 Speed:9-、 Control:7+、 スポンジ硬度: 37.5°

Coppa Series (コッパシリーズ)

Coppa X1 Turbo (コッパX1ターボ)

 Spin:10+、 Speed:10++、 Control:5+、 スポンジ硬度: 47.5°

Coppa X1 (コッパX1)

 Spin:10+、 Speed:10、 Control:6、 スポンジ硬度: 45.0°

Coppa X2 (コッパX2)

 Spin:10+、 Speed:10-、 Control:6+、 スポンジ硬度: 42.5°

Coppa X3 (コッパX3)

 Spin:10+、 Speed:9-、 Control:7、 スポンジ硬度: 37.5°

Coppa (コッパ)

 Spin:9+、 Speed:8、 Control:7-、 スポンジ硬度: Middle

Others (その他)

Baracuda (バラクーダ)

 Spin:10++、 Speed:10-、 Control:6、 スポンジ硬度: 47.5°

Baracuda Big Slam (バラクーダビッグスラム)

 Spin:10++、 Speed:9-、 Control:7、 スポンジ硬度: 43.5°

Solo (ソロ)

 Spin:6、 Speed:5、 Control:9+、 スポンジ硬度: Middle

レビュー リンバインナー (Limba Inner)

説明

 久々にラケットを買いまくってしまいました。今回レビューするのは、新進気鋭のブランド、Rally Ace (ラリーエース)さんのリンバインナーになります!発売したときから、ブレード厚さが薄くて最近の卓球のトレンドを把握したラインナップだと思っておりました。そして、木材を前面に出したネーミングをしていると思います。4種類の木材それぞれに、5枚合板、7枚合板、アウター、インナー、が基本的なラインナップになります。そして、最近カーボンを芯材にしたセンターシリーズも登場しました。katsuo000が気になっていたのはカーボンシリーズで、アウターもインナーも5.6 mmと非常に薄いブレード厚さのラケットシリーズになります。メイプルインナーにしようか迷ったのですが、やはり個人的に非常に大好きなリンバのインナーを購入することにしました。リンバは本当にいい木材で、現在メインで使用しているラケットも上板はリンバで比較もしやすいだろうと思いリンバにしました。

Rally Ace Blade (ラリーエース) ラケット

Rally Ace: https://www.center-field.co.jp/

 改めてインナーシリーズについて比較してみます。Rally Ace (ラリーエース)さんでは4つの木材、メイプル、リンバ、ゼブラ、マホガニーを扱っています。それぞれのインナーシリーズについて次のような簡単な説明がされています。
 Maple Inner (メイプルインナー):
  高い反発力と安定性を兼ね備え、威力ある攻守のバランスがとても良いです。
 Limba Inner (リンバインナー):
  インナーの良さからボールを掴む感覚と球持ちが良いタイプです。
 Zebra Inner (ゼブラインアー):
  天然木とインナーカーボンとの組み合わせで威力と安定性を高めています。
 Mahogany Inner (マホガニー):
  アウターよりやや弱い反発力で、技巧タイプに向いています。

 最も上に記載されているのが、メイプル系ですので、メイプルを推しているように思います。確かにメイプルを上板にもちいているラケットをkatsuo000は知りません。お小遣いに余力があれば、メイプルも購入してみたいですね。一方で、リンバは最近のインナーカーボン系のラケットの上板に最も採用されている木材であるため、他のブランドとの差別化は弱いのかもしれません。また木目が特徴的なゼブラもあまりききませんね。マホガニーは使ったことがありませんが、聞いたことがあるので、他ブランドでも扱いがあったと思います。木材の違いは、打球感に大きく影響するので、こだわる人は本当にこだわります。それではリンバインナーを試打していきましょう。

 スペックでは90 g ± となっていましたので、想像よりも軽いものが届きました。

 貼ったラバーは、Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)Dignics 09C (ディグニクス09C)になります。

 ブレード面積のスペックは158 × 150 mmになりますが、バタフライなどのレギュラー面積である157 × 150 mmに近いと感じました。

Limba Innerの3つの特徴

まさにトレンドのインナーラケットど真ん中!

 違和感なく使えると感じました。一番近いと感じたラケットは、Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)になります。Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)はもちろん上板にリンバを使用しており、そのブレード厚さは5.65 mm ± 0.05で、katsuo000が所有しているものは、5.69 mmになります。リンバインナーは5.6 mmなので、そりゃ似ますよね笑。非常に良かったです!やや高級ラケットではある分、申し分ないスペックで、しっかり回転もかかりしなり、厚く当てるとカーボンが前に出てきて高い音もなり非常に良かったですね。今後サブラケットとして使用していきたいと本気で思っています。

ブレード面積が小さく、バックハンド主戦向き!

 Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)のブレード面積は、158 × 152 mmとかなり広いです。この広さによってしなりと球持ちを与えている設計ですね。近年トレンドの張本智和インナーフォース系やオフチャロフインナーフォース系のラケットと同じブレード面積であるのがVirtuoso AC (ヴィルトーソAC)になるんですね。一方リンバインナーは正直、そこまでブレード面積の広さを感じず、個人的には非常に振り抜きやすいと感じました。張継科 (Zhang Jike)選手や樊振東 (Fan Zhendong)選手は157 × 150 mmのブレード面積である、Viscaria (ビスカリア)や樊振東ALC (Fan Zhendong ALC)を使用しています。ブレード面積が小さいラケットの方が切り返しがしやすくバックハンド主戦の選手の中には好む方も多いのではないかと思います。katsuo000もブレード面積は157 × 150 mmの方がバックハンドはやりやすいと感じています。もちろん、158 × 152 mmの方が遠心力が働く分、Maxの威力は出るイメージですが、コントロールが悪くなると感じます。最近158 × 152 mmが増えてきていますが、あえての158 × 150 mmでバランスをとったブレード面積は、良い選択肢だと思います。ブレード面積が小さい方が好きという方には、オススメですね!逆に、ブレード面積が広い方が好み、というのであれば張本智和インナーフォース系やVirtuoso AC (ヴィルトーソAC)をオススメします。

5.6 mmのブレード厚さはおさまりが良い!

 相当厚くぶつけて初めてカーボンの音が鳴る印象です。厚く当ててカーボンまで到達すると、高い音が鳴るので、おそらくカーボン素材は普通のカーボンだと思いました。アラミドカーボンやALC系であればもう少し柔らかい、または低い音が鳴ると思います。普通のカーボンなので、5.6 mmとかなりブレード厚さは薄いラケットになりますね。そのおかげもあり、かなりおさまりが良いと感じました。飛距離が出にくいです!張本智和インナーフォースALCやReinforce AC (リーンフォースAC)、オフチャロフインナーフォースALC、サイバーシェイプカーボンなどのインナーラケットは、下がった時に飛距離が出にくいということもあるためか、6.0 mm以上のブレード厚さになります。個人的には下がった時には楽ですが、少し弾み過ぎるようにも感じますね。また薄いブレードは回転性能も高くなりやすいです。ここら辺は好みだと思いますが、katsuo000はブレード厚さは薄いのが好みなので、リンバインナーのブレード厚さ5.6 mmはかなり気に入りました。

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量(Max)
 Virtuoso+ > Limba Inner > Virtuoso AC

スピード
 Virtuoso AC > Limba Inner > Virtuoso+

飛距離
 Reinforce AC > Limba Inner > Virtuoso+

Review Triple Double Extra

Explanation

It’s been a long time since the release, but I would like to review VICTAS’s Triple Double Extra. At the time of its release, it became a hot topic that Koki Niwa used it for the back side! Due to the integration of TSP and VICTAS, TSP’s Triple rubber was released again in December 2020 under the VICTAS brand. Butterfly released the super popular Dignics 09C in April 2020, so I think that each company was conscious of releasing adhesive rubber. This VICTAS Triple series is made in China, which is famous for its adhesive rubber. It will be a tension type rubber. Moreover, the sponge is a blue sponge, and it is clearly a rubber that is conscious of the leopard NEO3 blue sponge.

It’s been a long time since the release, but I would like to review VICTAS’s Triple Double Extra. At the time of its release, it became a hot topic that Koki Niwa used it for the back side! Due to the integration of TSP and VICTAS, TSP’s Triple rubber was released again in December 2020 under the VICTAS brand. Butterfly released the super popular Dignics 09C in April 2020, so I think that each company was conscious of releasing adhesive rubber. This VICTAS Triple series is made in China, which is famous for its adhesive rubber. It will be a tension type rubber. Moreover, the sponge is a blue sponge, and it is clearly a rubber that is conscious of the Hurricane NEO3 blue sponge.

It was popular at the time of its release, but Niwa didn’t show much results after changing the equipment, and at the Tokyo Olympics 2020, he returned to V>15 Extra and participated in the war, so the impression that the popularity has declined slightly after that. is. On the other hand, Kobe TC coach Kazuya Yoshida, who participated in the All Japan Championship as a table tennis YouTuber, uses Triple Double Extra on the back side, which is reviewed on this page. It seems that the 2-ton push, which is also mentioned in the technical video, has become even sharper by using the triple-double extra, and the back volley in Chiquita and the rally and the triple-double extra’s features are used to score. It’s explained in game videos.

2-ton push: https://www.youtube.com/watch?v=PJJPQOxcog4

This rubber was well received by the people around me, and some players used it on both sides immediately after its release. It was used because the sheet is soft, so the ball is held well and the Chiquita is stable. I also felt that the rubber is characterized by the softness of the sheet in spite of the hardness of the sponge, and it is a rubber that does not feel that peculiar. I will introduce a review that I bought myself this time and put it on the outer ALC and tried it!

Performance value

Let’s compare the published performance values.

VICTAS’s performance chart was a little confusing, but from the 2022 pamphlet, a chart centered on speed and seat strength (spin) has been published. When creating such a diagram, the rubber in the upper right will be the rubber with the highest performance. In the figure, V>15 Stiff and V>11 Extra look like high performance rubbers. I would like to do an actual trial comparison in the future. Of course, V>20 Double Extra and V>22 Double Extra, which are hot topics in 2022, have high performance values. On the other hand, Triple Double Extra reviewed on this page has a fairly low speed performance due to its strong adhesion, and the sheet is soft, so the spin (sheet strength) performance is not that high. .

It should be noted that Triple Double Extra has the highest arc height of 9.4 among VICTAS rubbers! Since VICTAS rubber has many straight rubbers, triple double extra can be said to be a rubber characterized by the strength of the arc line among them. Next is a comparison of values measured with a hardness tester.

The weight is the same as V>15 Extra, and the hardness is the same as V>15 Extra and Ventus Extra. Comparing sponge hardness in the VICTAS catalog, V>15 Extra has a hardness of 47.5° according to German standards, and Triple Double Extra has a hardness of 57.5°, which is V>15 Extra suggests that the seat is hard, while triple double extra suggests that the seat is soft. Even though the sponge is hard, the triple double extra rubber seems to have the same hardness as high-end rubber.

If you check the difference between the hardness on the seat side and the hardness on the sponge side, you can clearly see that the triple double extra seat is very soft. I think that this difference in hardness between the sheet side and the sponge side plays a role in creating a strong arc line.

Triple Double Extra application and weight

Triple Double Extra
 Tacky rubber
・Sponge Thickness: 2.0/MAX mm
・Sponge stiffness: 57.5°
・Arc height: 9.4
・Speed: 6.2
・Drive accuracy: 7.3
・Sheet strength: 8.0
・Backlash: 5.8
・5,200 yen + tax
・67 g (before cut) → 50 g (after cut)

At 50g, it’s a bit heavy. Recently, heavier rubbers have appeared, so I can’t call it the heaviest, but I think it’s a heavy rubber.

Three features of Triple Double Extra

Easy to handle for strong adhesive rubber made in China!

I felt that the rubber made in China, in short, was much easier to handle than the Hurricane rubber. Instead of trying to drive, I drew an arc even if I hit it, so even if I didn’t intend to hit the drive, I felt like I could draw an arc and enter the opponent’s court. Also, if you spin it as much as you want, it feels like a strong drive rotation like an adhesive rubber, but if you hit it like you hit it, you can hit a drive with speed and weight. Only when trying to make a strong habit, it is necessary to strongly bite into the hard sponge of 57.5 °, and in my case I felt it was a little difficult unless it was fore. Although the sinking and peculiarities of the arc line are superior to the leopard, it is an adhesive rubber that can achieve both rotation amount and speed, and I think it will be popular like the recently popular German-made adhesive tension rubber.

Push is cut well, and chiquita is stable!

It was very good to use it in the back, and it was easy to draw out the high rotation performance of Lin Gaoyuan ALC. I can’t go as far as a cut man, but I think I can dare to hit the opponent’s long serve and aim for a mistake. Also, since the arc is very high, it was very easy to lift the opponent’s serve and backhand drive or chiquita. This ease of use was reminiscent of the Moon Blue Sponge of the Galaxy. Dare to show the hardness comparison with Moon Blue Sponge here.

Moon Blue Sponge has a slightly harder seat, and the sponge is softer. However, I personally felt that both rubbers have similar shot feeling. The feel at impact was quite similar, so if you want a feel at impact, Moon Blue Sponge may be cheaper and better. However, I felt that the speed was higher with Triple Double Extra than with Moon Blue Sponge.

Rubber swinging forward

I think that the adhesive rubber itself is a rubber that comes out good by opening the surface and swinging, but this Triple Double Extra was the same. If you try to hit with just the sheet too much, the sheet will be soft, so it will be difficult to get a good taste. Rather, I think that you can hit a pretty good drive by opening the face and swinging forward, hitting the sponge while hitting it and giving it a lot of rotation. I think that it will be difficult to get the taste of this rubber if you hit it with a sheet. I think the way to bring out the taste of the Triple Double Extra is to drive with the sides open as if you were digging into a hard sponge.

Each technical review

Forehand

Light hit
I didn’t feel any particular discomfort. I think that Omega VII China Ying has more momentum.

Drive balls and rallies
After all, I thought that Omega VII China Ying, which has a harder hardness, would be easier to put out. Also, the sheet was too soft, and when I tried to spin with just a thin sheet, I slipped well. I personally feel it takes some getting used to.

Drive with open face
When I open the arc and hit it, I hit the sponge with all my might, but at this time I felt that the sponge was harder than I imagined. I felt a gap because the seat was soft.

Top spin (loop) drive against back spin
It’s not bad, but the seat is a little soft, so I felt that it was hard to apply a lot of rotation. V>15 Extra may be higher only in the amount of rotation.

Speed drivae against back spin
It was very easy to hit because it was easy to make arcs. Even if the hit point was dropped a little, I felt that I could easily enter the opponent’s court by firmly attracting the ball and hitting it with all my might. This sounds good. It was very good because the speed came out reasonably well.

Curve / shoot drive
I don’t recommend curve drive. I think that the shoot drive is good because it opens the side.

Block
I felt that the seat was more cushioned than I thought, so it didn’t bounce. Because it is an adhesive rubber, it is said that blocking is difficult, but I did not feel that it was easy to do.

Counter drive
I hit with a sheet, so it was difficult.

Stop & push
It stopped well, cut well and was my favorite rubber.

Serve
I can cut it. However, since the seat is soft, it was necessary to make it bite with all one’s might.

バックハンド系

Light hit
It was a rubber that can be used even in the back. The seat was soft, so it was better than I thought.

Drive balls and rallies
Since the seat is soft, it was easy to give a sense of stability anyway. Personally, I felt that I wanted to use it for the backhand. However, in my case, it was difficult to make a habit that I could put out in the foreground because of the lack of impact in the back.

Top spin (loop) drive against back spin
The sheet is soft, so it was easy to just put it in.

Speed drive against back spin
It was easier than I thought. However, if the impact is not strong, it will not be stable.

Block
There were more network mistakes than I expected. I think that it is good to settle down as much as it does not bounce.

Counter drive
It was difficult with my own hands.

Stop & push
Like the fore, it stopped well and cut well.

Chiquita
Easy to do! It was great!

Comparison with other rubbers (personal impressions only)

Max Spin
 Dignics 09C > Triple Double Extra ≧ Rakza Z

Speed
 Rakza Z Extra Hard > Triple Double Extra > Hurricane

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卓球 ラバー 初心者 中級者 上級者 卓球ラバー VICTAS ヴィクタス aoa0044トリプルダブルエキストラ
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更新 Yasaka (ヤサカ)Rubbers(ラバー)

ヤサカのラバーを更新

Yasaka (ヤサカ) Rubbers(ラバー): https://katsuo000.com/yasaka-rubbers/

 ヤサカさんのページを更新しました。ヤサカさんの用具はやはり安心感とコスパの良さが際立ちますね。そして、ヤサカさんといえば、愛工大名電高校の吉山僚一選手です。今年注目だったインターハイですが、シングルス決勝は長年 (永年?)のライバル鈴木颯選手との決勝は、惜しくも鈴木颯選手の優勝と、三冠で幕を閉じました。同世代で優勝を奪い合うというのは、素敵なことだと思います。来年1月の全日本選手権が楽しみになりますね。

 ヤサカさんのラバーは、やはり気になるので、結構試打していますし、試打待ちのラバーも多数です。ただ新作ラバーもなかなか出ないので後回りにもなりやすい。まだ試打していないラクザシリーズとライガンを早く試打したいです。

2022/8/13~14 Tリーグ個人戦

Tリーグ個人戦 開幕

 「2024パリオリンピックシングルス選考ポイント」の対象大会で、最近色々と議論を呼んでいるものですね。21点制から11点制になって卓球という競技の面白さや醍醐味は増したと思っていますが、21点制の時の方が実力通りの結果になりやすいという意味で選手としては下剋上が起こらず良かったのかもしれません。実力だけでなく、運不運や流れも大きく影響しやすくなった11点制において、狭き門であるオリンピックの日本代表になる選手は誰になるのか、なるだけでも栄光なのですが、そのプレッシャーは大きいものでしょう。一卓人として、どの選手も悔いのないように頑張ってほしいとしか言えないです。

 また個人的には動画配信メディアをコロコロかえないでほしいですね。JTTAがそこらへんを管理して、流すメディアを一本化してほしいです。

卓球王国配信の情報: https://world-tt.com/blog/news/archives/23129

Tリーグからの情報 : https://tleague.jp/singles/2022/
         : https://tleague.jp/news/detail.php?id=1859
         : https://tleague.jp/news/detail.php?id=2050

2024パリオリンピックシングルス選考ポイント: https://jtta.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/09/13184032/20210911-selection-Criteria-point-single.pdf

概要

・開催日:2022年8月13日(土)、14日(日)
・会場:トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市大原1-1)
・競技種目:男女シングルス(男子16名・女子24名によるトーナメント/全7ゲームズマッチ)
・試合スケジュール(予定):
 8月13日(土)10時~19時(予定)
  男子シングルス1回戦、準々決勝。女子シングルス1・2回戦、準々決勝
 8月14日(日)10時~17時30分(予定)
  男女シングルス準決勝、3位決定戦、決勝
※大会組み合わせ抽選 8月12日(予定)
【出場選手選出基準】
・Tリーグ男⼥選⼿選出⽅法(2022年6⽉30⽇までにTリーグ登録選⼿に限る)
 ① 2022年3月5日・6日開催の『2022 LION CUP TOP32』ベスト8入賞者
 ② Tリーグ実行委員会推薦選手(各チーム最大2名まで)
 なお、①、②に基づく出場選手は、各チーム3名までとする。
・上記以外の出場者は、公益財団法人日本卓球協会強化本部で決定する。(Tリーグ所属選手に限らない)
・メディア放送↓
■配信概要
<ひかりTV> ※本番組は、アプリサービス「ひかりTVビデオ」でもご覧いただけます。

番組について詳しくは各サービスのサイトをご覧ください。
◆ひかりTV:https://www.hikaritv.net/sp/tleague2022/
◆dTV: https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007375

出場選手

男子

 ・戸上 隼輔選手(明治大学)  WR40
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・上田 仁選手(TT彩たま)
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 09C (ディグニクス09C)

 ・松島 輝空選手(木下マイスター東京)  WR250
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・張本 智和選手(早稲田大学 / 琉球アスティーダ)  WR4
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・森園 政崇選手(岡山リベッツ)  WR86
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Tenergy 05(テナジー05)
  バック:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)

 ・有延 大夢選手(琉球アスティーダ)  
  ブレード:特注 (アリレートカーボンシェーク)
  フォア:Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・横谷 晟選手(木下マイスター東京)  WR207
  ブレード:Viscaria (ビスカリア)?
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)?
  バック:

 ・曽根 翔選手(TT彩たま)  WR496
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Extra (V>15エキストラ)

 ・丹羽 孝希選手(岡山リベッツ)  WR63
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky (V>15スティッキー)

 ・松下 大星選手(琉球アスティーダ)
  ブレード:特注アリレートカーボン日ペン/反転式 (張継科ALCブレード)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・篠塚 大登選手(木下マイスター東京)  WR53
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・吉村 真晴選手(琉球アスティーダ)  WR326
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・宇田 幸矢選手(明治大学)  WR22
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・英田 理志選手(TT彩たま)  WR500
  ブレード: 正宗 (Masamune)
  フォア: Rakza 7 (ラクザ7)
  バック: Rising Dragon (翔龍)

 ・吉山 僚一選手(岡山リベッツ)  WR137
  ブレード: Ma Lin Extra Special(馬琳エキストラスペシャル)
  フォア: Rakza X (ラクザX)
  バック: Rakza 7 (ラクザ7)

 ・及川 瑞基選手(木下マイスター東京)  WR108
  ブレード: Viscaria Super ALC(ビスカリア スーパーALC)
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

女子

・伊藤 美誠 選手(日本生命レッドエルフ)  WR5
  ブレード:Mima Ito Carbon(伊藤美誠カーボン)
  フォア:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)
  バック:Moristo SP(モリストSP)

 ・南波 侑里香選手(トップおとめピンポンス名古屋)
  ブレード: Fortius FT (フォルティウスFT)
  フォア: Q5 (キューファイブ)
  バック: ブースターSA(厚)

 ・石川 佳純選手(木下アビエル神奈川)  WR9
  ブレード: 特殊素材シェーク(ビスカリア?)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 裏ソフト(Tenergy 05(テナジー05)?)

 ・芝田 沙季選手(日本ペイントマレッツ)  WR55
  ブレード: Hurricane Long V (キョウヒョウ龍5)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: キョウヒョウ特注(紅双喜、特注)

 ・麻生 麗名選手(日本生命レッドエルフ)

 ・長﨑 美柚選手(木下アビエル神奈川)  WR48
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・橋本 帆乃香選手(日本ペイントマレッツ)  WR129
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)(ドナックル?)

 ・張本 美和選手(木下アビエル神奈川)  WR66 
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・野村 萌選手(九州アスティーダ) 

 ・平野 美宇選手(木下アビエル神奈川)  WR18
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・枝廣 愛選手(中央大学) 

 ・大藤 沙月選手(日本ペイントマレッツ)  WR156
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・安藤 みなみ選手(トップおとめピンポンズ名古屋)  WR69
  ブレード: ZX-GEAR IN (ゼクスギアイン)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: アタック8L粒

 ・由本 楓羽選手(日本生命レッドエルフ) 

 ・佐藤 瞳選手(日本ペイントマレッツ)  WR62
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)

 ・横井 咲桜選手(日本ペイントマレッツ)  WR288
 
 ブレード: Hurricane Long V (キョウヒョウ龍5)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)?
  バック: Fastarc G-1 (ファスタークG-1)?

 ・成本 綾海選手(京都カグヤライズ) 

 ・早田 ひな選手(日本生命レッドエルフ) WR6
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・森 さくら選手(日本生命レッドエルフ)  WR80
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・加藤 美優選手(九州アスティーダ)  WR67
  ブレード: Inner Force Layer ZLC (インナーフォースレイヤーZLC)
  フォア: Tenergy 80 (テナジー80)
  バック: Tenergy 80 (テナジー80)

 ・松島 美空選手(京都カグヤライズ)

 ・出澤 杏佳選手(九州アスティーダ)

 ・木村 光歩選手(中国電力)
  ブレード: アコースティック
  フォア: ハモンドZ2
  バック: モリストSP(中)

 ・木原 美悠選手(木下アビエル神奈川) WR13
  ブレード: Fire Fall VC (ファイヤーフォールVC)
  フォア: V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック: VO>102(2.0 mm)

結果

 初日から大熱戦と大波乱が生じていますね。
 1回戦から戸上選手と上田選手の試合、丹羽選手と松下選手の試合、篠塚選手と吉村選手の試合、宇田選手と英田選手の試合はフルセットの大熱戦でした。フルセットということは、次同じように試合すれば結果が逆転してもおかしくないことを意味していると思います。
 女子では2回戦で、伊藤選手と石川選手の好カードは伊藤選手が勝利しました。橋本選手と張本選手の試合、森選手と加藤選手との試合もフルセットとなりました。
 男子準々決勝では、戸上選手と張本選手の試合、森園選手と横谷選手との試合がフルセットとなりました。女子準々決勝では、石川選手に勝利した伊藤選手と芝田選手の試合と森選手と木原選手の試合がフルセットとなりました。本当にいい試合、本当に熱戦です!

男子ドロー: https://www.youtube.com/watch?v=bJi1WnZprnI
男子1回戦
 戸上隼輔選手 vs 上田仁選手: https://www.youtube.com/watch?v=Disfl6_tBzY
 松島輝空選手 vs 張本智和選手: https://www.youtube.com/watch?v=MWrBfYYTOnE&t=1956s
 森薗政崇選手 vs 有延大夢選手: https://www.youtube.com/watch?v=5_VkAdLQ_bA
 横谷晟選手 vs 曽根翔選手: https://www.youtube.com/watch?v=e13yIfrFs_w
 丹羽孝希選手 vs 松下大星選手: https://www.youtube.com/watch?v=7c71XwNEI3M
 篠塚大登選手 vs 吉村真晴選手:
 宇田幸矢選手 vs 英田理志選手: https://www.youtube.com/watch?v=9R0zpeUXIuo&t=5s
 吉山僚一選手 vs 及川瑞基選手: https://www.youtube.com/watch?v=WCqsaqGUP-A
男子準々決勝
 戸上隼輔選手 vs 張本智和選手:
 森薗政崇選手 vs 横谷晟選手: https://www.youtube.com/watch?v=94IxjILul_I
 丹羽孝希選手 vs 吉村真晴選手: https://www.youtube.com/watch?v=U8lcm7nb-Zc&t=64s
 宇田幸矢選手 vs 吉山僚一選手: https://www.youtube.com/watch?v=nc2HPsTAkUY
男子準決勝
 張本智和選手 vs 森園政崇選手:
 吉村真晴選手 vs 吉山僚一選手:
3位決定戦
 森園政崇選手 vs 吉山僚一選手:
男子決勝
 張本智和選手 vs 吉村真晴選手:

女子ドロー: https://www.youtube.com/watch?v=mEjDQkRFetc
女子1回戦
 南波侑里香選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=2-k6n0lniTs&t=1949s
 芝田沙季選手 vs 麻生麗名選手: https://www.youtube.com/watch?v=vsPpFv8-XOE
 張本美和選手 vs 野村萌選手: https://www.youtube.com/watch?v=-BBzrbvcTkU&t=2084s
 平野美宇選手 vs 枝廣愛選手: https://www.youtube.com/watch?v=0_Ulc5yf22c&t=1844s
 由本楓羽選手 vs 佐藤瞳選手: https://www.youtube.com/watch?v=v0VqCJ0ds7g
 横井咲桜選手 vs 成本綾海選手: https://www.youtube.com/watch?v=1FBxEIgERns
 加藤美優選手 vs 松島美空選手:  https://www.youtube.com/watch?v=jhQSJmb-aWY
 出澤杏佳選手 vs 木村光歩選手: https://www.youtube.com/watch?v=8-Oj6MbaWe0
女子2回戦
 伊藤美誠選手 vs 石川佳純選手: https://www.youtube.com/watch?v=nyNzto8jzq0
 芝田沙季選手 vs 長﨑美柚選手: https://www.youtube.com/watch?v=wZZMJi8Cs9o
 橋本帆乃香選手 vs 張本美和選手: https://www.youtube.com/watch?v=ve2oFM3PBHM
 平野美宇選手 vs 大藤沙月選手: https://www.youtube.com/watch?v=fXiDHsYiJoo
 安藤みなみ選手 vs 佐藤瞳選手: https://www.youtube.com/watch?v=PQ4H1kVh20k
 成本綾海選手 vs 早田ひな選手: https://www.youtube.com/watch?v=qjXY1jlZkQI
 森さくら選手 vs 加藤美優選手: https://www.youtube.com/watch?v=hSVk8BrS5SI
 出澤杏佳選手 vs 木原美悠選手: https://www.youtube.com/watch?v=qqqjXp4AN_I
女子準々決勝
 伊藤美誠選手 vs 芝田沙季選手:
 橋本帆乃香選手 vs 平野美宇選手: https://www.youtube.com/watch?v=wlz2K9N44BI
 安藤みなみ選手 vs 早田ひな選手: https://www.youtube.com/watch?v=qFqwTzoLzSg
 森さくら選手 vs 木原美悠選手: https://www.youtube.com/watch?v=3Ik-HmAky9Y
女子準決勝
 芝田沙季選手 vs 平野美宇選手
 早田ひな選手 vs 木原美悠選手
3位決定戦
 芝田沙季選手 vs 木原美悠選手
女子決勝
 平野美宇選手 vs 早田ひな選手

男子優勝

 ・張本 智和選手(早稲田大学 / 琉球アスティーダ)  WR4
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

女子優勝

 ・早田 ひな選手(日本生命レッドエルフ) WR6
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

卓球王国 2022年9月号 -その1-

Pick Up Product(ピックアッププロダクト)

・Magnify LB (マグニファイLB)
 STIGA (スティガ)さんのラージボール用のラバーになります。自分も子供たちがある程度手がかからなくなったら、明日からでもラージボールをはじめたいと思っている人間です。その時にはラージボール用ラバーのレビューもしたいですね~。ラージ用ラバーは、他にもNittaku (ニッタク)さんやJoola (ヨーラ)さんが取り扱っているイメージです。STIGA (スティガ)では日本代表のレジェンド塩野選手が販売促進していて熱いですね。

https://amzn.to/3SBThMq
卓球 ラバー 初心者 中級者 上級者 卓球ラバー STIGA スティガ マグニファイ LB aua0036 ネコポス便送料無料
価格:3696円(税込、送料無料) (2022/8/8時点)楽天で購入

・Acoustic Carbon Grande (アコースティックカーボン グランデ)
 このラケットの存在は、卓球王国さんで拝見するまでは知りませんでした。張本智和インナーフォースシリーズに代表されるラケットのブレード面積を広くしたラケットになります。またグリップも太くなっているそうです。ブレード面積を広くすることで、アウターカーボンラケットでもブレード面積を広くすることで、振動しやすくなって手に響き、しなって弧線を作りやすくなるそうです。デメリットはおそらくラバーの貼る面積も増えるので重量の増加でしょうか。ブレード面積は 158 × 152 mmで張本智和インナーフォースシリーズと同じブレード面積になっています。ブレード面積が広いラケットは、Hurricane Long V (キョウヒョウ龍V)Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)Fortius FT (フォルティウスFT)なども同じようにブレード面積が広いラケットですね。馬龍選手や大島祐哉選手のラケット群となると、やはりフォアドライブ主戦型の選手にあう印象です。ラケットが重くなるのと先端重心になりやすいので、切り返しが遅くなりやすいのと、ラケット重量によっては手首を使ったバックハンドが難しくなる印象です。ただ張本選手もこのタイプのラケットを使用しているわけなので、バックハンド主戦の選手でも使いこなせるラケットのようです。
 例として自分のケースでは、最近ではレギュラーのブレード面積を好みとしています。自分はフォアの方が得意なので、バックハンドをやりやすくしたい、と思うと、ブレード面積はレギュラーの157 × 150 mmの方がやりやすいと感じ、そちらが好みになります。バランスをとるイメージで用具を選ぶとレギュラー面積がいいなーとなりますね。一方で、特徴を活かす≒フォアハンドの威力をもっと尖らせる、と思うと158 × 152 mmのブレード面積の広いラケットの方が遠心力や威力が出しやすくなるはずですので、フォアドライブの威力もあがることが期待できますね。こういった戦略的な用具の選択ができるのが卓球の醍醐味であり面白いところだと思います。

レビュー Rasanter C53 (ラザンターC53)

説明

 この2022年夏の注目のラバー、andro (アンドロ)のRasanter C53 (ラザンターC53)について、レビューさせていただきます。 

 まずはandro (アンドロ)さん公式HPのRasanter C53 (ラザンターC53)の説明ですね!

高次元の回転力とスピードの融合

 相手の球威に負けず、威力や回転を上書きして打球しやすくした最新テクノロジー搭載のトップシートを採用。そこに、高い正確さや安定性を生み出すエナジー・セル搭載の硬いスポンジを組み合わせることで、高次元の回転力と破壊力をもたらす。

https://www.andro.de/ja/rasanter-c53jp

 ラザンターのVは「Velocity」=速さRは「Rotation」=回転、という意味を持たせてネーミングされています。今回のCは「Counter Spin」=カウンタースピン、というネーミングになります。andro (アンドロ)初の粘着ラバーとして、そしてEnergy・Cell (エナジー・セル)搭載の新ラバーとして発売されたのが、Rasanter C53 (ラザンターC53)およびRasanter C48 (ラザンターC48)です。

 既にレビューもあがってきていますね。やっと打てたのでレビューさせていただきます。

性能値

 公表性能値を比較してみましょう。andro (アンドロ)の公式ページには記載されていませんが、卓球ナビさんに性能値が記載されていましたので、そちらを採用しました。

 今回のラザンターシリーズは他のラバーよりもスピード性能が5ポイント程度下がっていますね。その分スピン性能は抜群に高くて、R53でもかなり高かったですがR53からさらに5ポイント高くなっています。テナジーシリーズの05的ポジションのイメージですね。

 続いて硬度計での硬さの確認になります。

 意外や意外、C53はR53よりも硬度としては柔らかい値となりました。ただ、測定した季節の影響などを受けているかもしれません。andro (アンドロ)の濱川選手も、スポンジは同じで、シートが異なるだけ、とおっしゃっていましたので、この差はおそらくシートです。先行して情報開示された際にシートの粒形状は台形になっていたので、シートの硬さをおさえつつ、カウンターもしやすい粒形状なのかもしれません。

 このような台形の粒形状はよく表ソフトラバーで採用されるイメージですが、今回andro (アンドロ)さんが最新のフラグシップラバーに採用してきたのが、個人的には注目ですね!

C53の貼りと重量

 Yasaka (ヤサカ)さんのAlnade Inner (アルネイドインナー)で試打しました。

Rasanter C53 (ラザンターC53)
 微粘着テンション
・Sponge Thickness:2.0/Ultra Max mm
・Speed:114
・Spin:130
・Control:87
・Sponge硬度:53°
・6,900円 + 税
・74-5 g (シートなし、切断前) → 52 g (アルネイドインナーに貼って)

 正直、シートに粘着は感じませんでした。微微々々粘着という感じでしょうか。最近のドイツ製粘着テンションのようなシートだと思います。重量は、52 gで重たいのですが、最近Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)を使っているので、そこまで重いとは感じませんでした。

Rasanter C53の初期インプレッション

R53ほどの驚きの荒々しさは感じにくい (感じられないわけではない。)
 正直R53の衝撃というものと比較するとC53は小さい衝撃でした。R53はその回転性能、スピード性能、そのバランスが秀逸で、横回転も入ってボールがうねるように沈むので、まさに荒れ球と表現されるようなボールが打ちやすくて非常に完成度の高いラバーだと思います。これは、スプリングスポンジのような性能のスポンジ技術を開発する過程でたどり着いたエナジー・セルというスポンジによるところが大きいと思います。結果的にスプリングスポンジと類似だが異なるエナジー・セルスポンジで、やや硬めに設計されたことでテナジー80やDignics 80 (ディグニクス80)では再現できない荒々しい癖球とも呼べるボールがR53の一つの特徴だと思います。この荒々しい癖球によって唯一無二感のあるラバーだったのがR53になります。一方でC53では、このような荒々しいボールを打つのにさらなるパワーが必要になった感じがありました。インナーラケットで試打したこともあり、スピード感はかなり大人しくなった印象です。ただR53でもう少し欲しいと感じた球持ちやおさまりやすさは、C53に感じられました。R53が80っぽさなら、C53はまさに05っぽさを強く感じるラバーでもありました。このあたりは好みですが、C53の方が日本人には受けが良いように思います。実際、Simon Gauzy (シモンゴーズィー)選手はR53のままのようですからね。

・粘着らしさは小さい。
 (Dignics 09C (ディグニクス09C)などスピン系テンションから移行しやすいラバー)

・かなりパワーが必要!
 粘着ラバーというよりもスピン系テンションラバーに近いラバーですが、扱いこなすには、かなりのインパクトとパワーが必要だと感じました。R53以上のパワーが必要でしょう。Tenergy 05 Hard (テナジー05ハード)と比べるとやはり自分の力で打ったボールの伸びも少なく感じたので、スピード性能や純粋なボールの伸びはDignics 09C (ディグニクス09C)に近いと思います。従って粘着テンションに分類されるラバーでもあると思います。
 シートの粒形状が台形となっていることもあって、触ると思ったよりも硬度は柔らかめに感じました。Dignics 05 (ディグニクス05)と比べると、インパクトがないとくい込まない、ということもないシート形状で、球持ちは非常に強く感じましたし、Dignics 09C (ディグニクス09C)と比べればミート系のボールはスピードも出しやすいと感じました。ただやはり高い性能を最大限引き出すには、かなりのパワーが必要な印象です。

 今後もっとしっかり試打して、残りのレビューも記載予定です。 (2022/8/7)

Rasanter C53の3つの特徴

今までにない打球感のスピン系テンションラバー
 スポンジだけでなくシートもボールを掴もうとするようなラバー

 Counter Spin Damper (カウンタースピンダンパー)というシートの粒形状をよく見ると台形になっています。台形で、スポンジ側に向かって粒が細くなっているんですね。この粒形状にすることで、Dignics 05 (ディグニクス05)Dignics 09C (ディグニクス09C)Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)などの粒が太いスピン系テンションラバーや粘着テンションラバーとはやや異なる打球感だと感じました。Dignics 05 (ディグニクス05)Dignics 09C (ディグニクス09C)などと比べると、C53は思ったよりくい込みが良く、くい込みやすいのに、Dignics 05 (ディグニクス05)Dignics 09C (ディグニクス09C)などのように、球持ちの良さと、ボールがしっかり沈み込むと感じるラバーでした。個人的にはこういったしっかり回転がかかるラバーが大好きですね。
 どのような特徴を求めるか、にもよりますがC53は台形でくい込ませやすい分、やや沈み込みが弱いようにも感じました。Rasanter R53 (ラザンターR53)の方がスピードや勢いもありますし、もっと強回転と球の伸びを求めるのであれば、Dignics 05 (ディグニクス05)Dignics 09C (ディグニクス09C)などの王道的なラバーが良いでしょう。良いところどりがしたいならC53だと思います。
 あとは、くい込みの良さを利用して、中陣~後陣から打点を落としたときのドライブで威力と高い回転量とスピードが得られる気がします。打点を落として相手の台にホーミング弾のようにドライブを打つならこのラバーが良いと思いますね。

弧線があがって下回転打ちがしやすい!

 You tuberのごぶりんずさんも動画でコメントしていますが、Rasanter R53 (ラザンターR53)は上回転の打ち合いに強い分、やや下回転打ちが難しいラバーになっています。特に対下回転スピードドライブが難しくて、しっかりくい込ませつつインパクト時にしっかり回転をかけないとボールが沈まないのでオーバーするかネットミスしやすいんですよね。一方、このC53はかなり弧線を強く描くのとドライブ時にボールがめちゃめちゃ上がるので非常に下回転打ちがしやすいラバーでした。これはラザンターの中で新しい、そして今までにない選択肢になると思います!下回転打ちのためにC53を使うのはありではないでしょうか。

もの凄くカウンタードライブがやりやすい!

 Rasanter R53 (ラザンターR53)は上回転に対するラリーはやりやすかった一方で、シートが柔らかいので、前陣でのカウンターやループドライブに対するカウンタードライブはやや難しいラバーでした。一方C53はとにかくおさまりが良くて、どんな風に振っても入るんじゃないかっていうくらいカウンターがしやすかったです。弧線は上がる一方で飛距離は出にくい感じがありましたので、カウンターがしやすいのだと思います!カウンターがやりやすい形状をもとめた結果がカウンタースピンダンパーなのかもしれません。

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 特に変な感じはなかったです。 

ロングボールやラリーでのドライブ
 このラバーが難しいと感じたのは、ハードヒットしたときですね。ハードヒットすると、粒形状のためか、思ったよりもくい込むんですが、その後の球離れが感覚的にはかなり早いです。球離れが早いのでグッと回転をかけることができない、と感じました。逆に人によっては、ハードヒットしたときのボールの伸びや球のスピードを求める人にはささるかもしれません。またシートで打つとテナジー05のようにボールをしっかり持って低くて浅く打ちやすい感じですね。 

面を開いたドライブ
 思ったよりやりにくかったです。これは粒形状のためで、慣れが必要だと思います。 

対下回転に対するループドライブ
 打ちやすいですね。シートがボールをかむからだと思います。R53よりも打ちやすいと思います。 

対下回転に対するスピードドライブ
 ループドライブと同様に打ちやすいです。R53よりも打ちやすいと思います。 

カーブ/シュートドライブ
 R53のようなボールの荒れがなくなったのが残念でした。荒れがでるなら使いたいとも思ったのですが。もしかしたら、上手に使いこなせば荒れるのかもしれません。

 

ブロック

カウンタードライブ
 これはかなり良かったです。おさまりますし、飛距離がいい意味ででないので、相手のコートに入ります。カウンタードライブのために変えるのはありかもです。

ストップ
 粘着ラバーのようなやりやすさは、なくはないですけど、そこまでないと思います。台形の粒形状のためにくい込みがややよいからでしょう。 

ツッツキ

フォアフリック

フォアサーブ
 しっかり切ることができて良かったです。好感触でした!

バックハンド系

軽打 

ロングボールやラリーでのドライブ 

対下回転に対するループドライブ 

対下回転に対するスピードドライブ 

カーブ/シュートドライブ

ブロック 

カウンタードライブ 

ストップ

ツッツキ

チキータ

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量

スピード

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Review Jupiter II Blue Sponge 39°

Explanation

This review will be a review of adhesive rubber from a Chinese manufacturer. When it comes to China, Double Happiness Shanghai (DHS) is famous, but this time we will review Jupiter II Blue Sponge (YINHE, Miky Way, Galaxy)! Everyone knows WRM’s rubber. I lightly googled the information of the manufacturer galaxy, but I could not get much, so I will omit it. Ginga is a manufacturer that names celestial bodies in rubber names, and there are other names such as Apollo, Moon, Venus, and Sun. I’ve reviewed Moon Blue in the past. It’s a little heavy, but I personally felt it was similar to VICTAS’s Triple Double Extra with good cost performance adhesive rubber. Push cuts well, the sheet is soft and the ball is good. Following such moon blue, I would like to review Jupiter II Blue Sponge.

The Jupiter II Blue Sponge has been described as close to the Hurricane NEO III Blue Sponge for the provincial team by Mr. WRM’s Guccii. I would like to touch on that. Of course, I tried the Jupiter II blue sponge, 39° black.

Public performance value

I tried to look it up but couldn’t find the performance chart. This time, I will only compare the hardness.

As I mentioned in Moon Blue, it is heavy because it is made in China. The Jupiter II blue sponge weighed 52 g, which is the same weight as high-end rubber in recent years. The Hurricane NEO III Blue Sponge for the ministry team is light and weighs less than 50 g, and the butterfly rubber is also light. Focusing on hardness, the Jupiter II Blue Sponge is hard, resulting in it being harder than Dignics 09C. If you can master hard rubber, you can hit a powerful ball with a large amount of rotation, so this is something to pay attention to. It’s harder than Moon Blue, so it’s easy to imagine that it’s easier to put out more power than Moon Blue!

When focusing on adhesive rubber, what we think is important is the difference in hardness between the sheet and the sponge. It can be seen that the difference in hardness between the sheet and the sponge is very close to 0 for the Hurricane NEO III blue sponge for the provincial team. On the other hand, you can see that the seat of Dignics 05, which has a hard seat and is difficult to bite into, is 2° or more harder. You can see that the moon blue sponge is 4 degrees harder than the sponge, and the Jupiter II blue sponge is about 6 degrees harder. As you can see, rubber with a sponge that is harder than the seat is characterized by being easy to show outstanding ball retention. I think that it will be a rubber that can be used on the back side depending on the person because it is easy to feel the ball holding strongly, so it is easy to make a high quality loop drive. The 36° Jupiter II Blue Sponge is also on sale, so I think it can be used as a bag.

Jupiter II blue sponge paste and weight

I pasted it on the Pro-13S. Jupiter II blue sponge is pasted on the outer carbon side. I pasted Dignics 05 on the inner carbon side.

Jupiter II Blue Sponge
・Sponge Thickness:2.2 mm
・Sponge Stiffness:36°、39°
・3,480 yen + tax
・77 g (before cut) → 52 g (after cut)

It was a sticky adhesive rubber that seems to be made in China. Recent German-made adhesive tension rubbers, such as Rasanter C53 and Omega VII China Ying, do not have a sticky feeling, but Chinese-made adhesive rubbers still have a good stickiness. I think there are different tastes in this area.

Three features of Jupiter II Blue Sponge

Easy to handle and high quality loop drive like a Hurricane blue sponge!

I felt that the Jupiter II Blue Sponge certainly has a shot feeling similar to the Hurricane NEO III Blue Sponge for the provincial team. The shot feeling is clearly different from the so-called Fukyo NEO3. Jupiter II Blue Sponge is close to the Hurricane NEO III Blue Sponge for the Ministry Team in a good way, so it is a rubber that I would like to recommend to those who cannot afford the Hurricane NEO III Blue Sponge for the Ministry Team because it is expensive! Also, the ball holding is outstanding, so it was very easy to do a high-quality loop drive. Other galaxy sticky rubbers such as Venus Blue Sponge and Apollo 5 were stiff and easy to play, so I felt it was difficult to rotate with a speed drive, but Jupiter II Blue The sponge is easy to rotate even with a speed drive, and I think it’s a rubber close to the Hurricane NEO III Blue Sponge for the Ministry of Teams. I had a pretty good impression of this area. Speaking of greed, 39° is still a little soft, so I personally prefer a little harder one, and the Hurricane NEO III Blue Sponge for the Ministry of Teams was still better in terms of rotation performance and habits. However, the Hurricane NEOIII Blue Sponge for the provincial team is expensive, so I thought that Jupiter II Blue Sponge was a pretty good rubber if I thought it was a cheap version.

It’s easier to hit a speed drive than Hurricane Blue Sponge!

Hurricane NEO III Blue Sponge for the Ministry of Teams is still super strong, so if you don’t use a method that suits your needs, you won’t be able to take full advantage of its high performance. Also, Hurricane is a rubber that is difficult to speed up, so I think it is necessary to compensate for the speed according to the outer ALC blade racket. I think this hit is the difficult part of Hurricane NEO III Blue Sponge for provincial teams. With the Jupiter II blue sponge, the speed drive was more stable than I imagined because it was soft. I think that this area is a rubber that can be driven more easily than leopard. However, its speed performance is also at a level that is better than hurricane-type rubber, and it may be easy to be dissatisfied with its speed performance compared to spin-type tension rubber. I imagine that this is a part where tastes are greatly divided. If possible, I imagine that the overall power can be increased by pasting it on an outer ALC blade racket to supplement the speed. If you still want to use Chinese-made adhesive rubber, the racket should be made of inner carbon (such as Hurricane Long V, which is said to be closer to outer than inner carbon) or so-called ALC type outer carbon (Zhang Jike ALC). ) or Lin Gaoyuan ALC), you may be a little worried about speed performance.

It is easy to put on the table, just an honor student rubber

After all, it is an adhesive rubber, so there is a tremendous sense of security on the table. Although it is not a rubber that specializes in rotation, you can get the same amount of rotation as the top rubber of the spin type tension rubber, and it may pale in comparison to the amount of spin of the Hurricane NEO III Blue Sponge for the Ministry of Teams. However, it is also a rubber that is easier to handle than the Hurricane NEO III Blue Sponge for the provincial team, so I think it will be an honor student rubber. An excellent balanced rubber, including the price, will be the Jupiter II Blue Sponge.

Each technical review

Forehand

Light hit
A sticky rubber-like hitting feeling was transmitted. I think that it is good for those who want to hit the ball slowly.

Driving long balls and rallies
Compared to spin-type tension rubber, the speed is slow because it settles well. Compared to the latest spin type tension rubber Evolution MX-D, the speed is still slow. It’s a stiff sponge, so I think you can hit the drive with a taste if you hit it.

Drive with open face
After all, when hitting a speed drive with a Chinese adhesive rubber, I felt that it was easier to hit by opening the surface and applying rotation while flipping.

Top spin (loop) drive against back spin
It was easy to hit a very high quality loop drive. I think that the Hurricane NEO III Blue Sponge for the provincial team can achieve a higher quality including shallowness and the sinking of the ball, but I think that the Jupiter 2 Blue Sponge can also hit a high-quality loop drive that can score enough points. . 

Stop / push
Because it grips, it was very easy to stop. nice one!

Serve
It was good that the amount of rotation of the lower rotation could be obtained even with the serve that involved because it was an adhesive rubber. However, the serve as a whole is slow, so I think it’s better to check the power of a fast long serve and the quality of missing the opponent’s timing.

Backhand

Light hit
I have the ball!

Driving long balls and rallies
When you go down, the slowness of the ball stands out. This area may depend on your backhand technique. However, since it is easy to rotate, I thought that there was a great sense of stability.

Block
Since the seat is soft, I felt that it was easily affected by the rotation of the other party.

Chiquita
It’s really easy to do. Chiquita with a high sense of stability was made. The power (speed and amount of spin) may be a little low.

Comparison with other rubbers (personal impressions only)

Max Spin amount
 Hurricane NEO III Blue Sponge > Jupiter II Blue Sponge ≧ Tenergy 05

Speed
 Tenergy 05 > Jupiter II Blue Sponge > Hurricane NEO III Blue Sponge

更新 Nittaku (ニッタク)Rubbers(ラバー)

ニッタクのラバーを更新

Nittaku (ニッタク) Rubbers(ラバー): https://katsuo000.com/nittaku-rubbers/

 ニッタクさんのキョウヒョウプロ3ターボシリーズは、過去少々使ったことがあるのですが、改めて今のブログになってからはレビューを書けていなくてもったいない気がしています。キョウヒョウ系のラバーはやはり、アウターALCかメインで使用しているインナーカーボンに貼って評価したいところです。そのあたりも早く更新したいですね~。そして、ニッタクのキョウヒョウも種類があるので、改めて丁寧に試打したい。。。

 とりあえず、ハモンドZ2が届きましたので年内には試打しよー。

2022/8/1~8/6 Contender Tunis

WTTコンテンダーチュニス (チュニジア)

 本日から予選トーナメント開始です。男子はHugo Calderano (ユーゴカルデラノ)選手やLin Gaoyuan (林高遠)選手も参加ですが、是非とも上位、できれば優勝してほしい。女子は十分優勝を狙えるはずですが、中国若手選手参戦が怖いですね。JTTAからの派遣はなく、皆さん自主参加のようです。大変だと思いますが、頑張って!

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/7130
WTT: https://worldtabletennis.com/eventInfo?eventId=2568

日本の出場選手

男子

 ・張本 智和選手(早稲田大学) WR4 
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・宇田 幸矢選手(明治大学) WR22
  ブレード: 特注(ZLカーボンインナー)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・丹羽 孝希選手(スヴェンソンホールディングス) WR63 
  ブレード:ZX-GEAR OUT(ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra(V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky(V>15スティッキー)

 ・木造 勇人選手(愛知工業大) WR68
  ブレード: ビスカリア (Viscaria)
  フォア: キョウヒョウIIIブルースポンジ
  バック: テナジー05 (Tenergy 05)

 ・及川 瑞基選手(木下グループ) WR107
  ブレード: Viscaria Super ALC(ビスカリアスーパーALC)
  フォア: Dignics 09C(ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・田中 佑汰選手(愛知工業大) WR109
  ブレード: Inner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・吉村 和弘選手(TRAIL SPORTS ACADEMY) WR115
  ブレード: ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア: Tenergy 05 Hard?
  バック: V>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)

女子

 ・石川 佳純選手(全農) WR9
  ブレード: 特殊素材シェーク(ビスカリア?)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 裏ソフト(テナジー05?)

 ・平野 美宇選手(木下グループ) WR18
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Tenergy 05 Hard (テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05 (テナジー05)

 ・長﨑 美柚選手(個人) WR48
  ブレード: Innner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05 (テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・張本 美和選手(木下アカデミー) WR66
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・笹尾 明日香選手(日本生命) WR77

 ・森 さくら選手(日本生命) WR81
  ブレード: Innner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

結果

男子

優勝
 ・Hugo Calderano選手 (ブラジル) 
  ブレード:Hugo Hyper Axylium (ウーゴ ハイパーアクシリウム)
  フォア:Omega VII Tour i (オメガVIIツアーi)
  バック:Omega VII Tour i (オメガVIIツアーi)

女子

準優勝
 ・張本 美和選手(木下アカデミー) 
  ブレード: Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

ベスト4
 ・長﨑 美柚選手(個人) 
  ブレード: Innner Force Layer ALC(インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05 (テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

ベスト8
 ・石川 佳純選手(全農)
  ブレード: 特殊素材シェーク(ビスカリア?)
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 裏ソフト(テナジー05?)