STIGA (スティガ) Rubbers (ラバー)

STIGA – 中国ナショナルチームが契約するラケットの老舗

 STIGA (スティガ)といえば、木材系ラケットの老舗というイメージが強いのではないでしょうか。中国ナショナルチームと契約し、次世代中国エースで世界ランキング1位の樊振東 (Fan Zhendong)選手や、回転量がえぐいペンドラの許昕 (Xu Xin)選手もスティガ製ラケットを使用しています。過去には中国最強といわれる劉国梁監督も、選手時代に弾む7枚合板Clipper Wood (クリッパーウッド)というラケットを使用していました。

 そんなラケットのスティガは過去には日本製のラバーを販売していましたが、最近ではドイツ製のラバーを取り扱い販売するようになりました。その名もDNA。このDNAシリーズはとても良くてkatsuo000もオススメのラバーになります。卓人なら是非一度は使ってみてほしいです。  

DNA Series (DNAシリーズ)

DNA Platinum XH (DNAプラチナエキストラハード)

 Spin:140、 Speed:168、 Control:72、 スポンジ硬度: 52.5°
 ラバー重量:53 g
 硬度計評価 shore a (sheet):33.3、 shore a (sponge):28.3
       shore c (sheet):45.4、 shore c (sponge):44.6
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_dna_platinum_xh/

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DNA Platinum H (DNAプラチナハード)

 Spin:140、 Speed:164、 Control:74、 スポンジ硬度: 50.0°

DNA Platinum M (DNAプラチナM)

 Spin:140、 Speed:160、 Control:76、 スポンジ硬度: 47.5°

DNA Platinum S (DNAプラチナS)

 Spin:140、 Speed:156、 Control:78、 スポンジ硬度: 42.5°

DNA Dragon Grip (DNAドラゴングリップ)

 Spin:146、 Speed:132、 Control:80、 スポンジ硬度: 55.0°
 ラバー重量:52 g
 硬度計評価 shore a (sheet):31.6、 shore a (sponge):30.5
       shore c (sheet):45.5、 shore c (sponge):46.9
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_dna_dragongrip/

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DNA Pro H (DNAプロH)

 Spin:134、 Speed:160、 Control:76、 スポンジ硬度: 50.0°
 ラバー重量:51 g
 硬度計評価 shore a (sheet):30.1、 shore a (sponge):26.3
       shore c (sheet):43.5、 shore c (sponge):40.8

DNA Pro M (DNAプロM)

 Spin:134、 Speed:156、 Control:78、 スポンジ硬度: 47.5°

DNA Pro S (DNAプロS)

 Spin:134、 Speed:152、 Control:80、 スポンジ硬度: 42.5°

DNA Future M (DNAフューチャーM)

 Spin:134、 Speed:152、 Control:80、 スポンジ硬度: 42.5°

流行のドイツ製ラバー比較 ~回転量~

現代はドイツ製ラバー (ESN社)だらけ!

 ドイツ製ラバーというのは、ほぼラバー製造メーカーであるESNという会社が製造しています。andro (アンドロ)、DONIC (ドニック)、Joola (ヨーラ)、STIGA (スティガ)、TIBHAR (ティバー)、XIOM (エクシオン)と挙げ出したらキリがないくらい、ESN社はラバーを製造しているそうです。おそらく、VICTAS (ヴィクタス)やYasaka (ヤサカ)、Nittaku (ニッタク)のラバーも製造していると思われます。日本では、ほぼほぼESN vs Tamasu (タマス) (Butterfly)という図式になってきているのだと思いますね。世界的には中国のDHS (Double Happiness Shanghai、紅双嬉)が、本場中国で君臨していますし、他の中国製ラバーも質が上がってきているので、今後新たに台頭してきそうなのは、中国のマイナーブランドかもしれません。ただ、世界的には、試合会場でみるラバーの大半はドイツ製ラバー ≒ ESN社ラバーであるといえるでしょう。

・ESN社の求人情報 (卓球王国): https://world-tt.com/blog/news/archives/25622
・ESN社のホームページ: https://www.esn-tt.de/en/home

 ではでは、そのドイツ製ラバーについて、最新トレンドのラバーを回転、スピード、コントロール、総合の観点で独断と偏見でランキングしてみたいと思います。なお今回の考察では、粘着ラバーは外して、スピン系テンションラバーで考察していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

勝手にエントリー ~各ブランドの最新ラバー~

 まず、各ブランドの最新ラバーを勝手にエントリーしました。

・andro (アンドロ):
  Rasanter R53 (ラザンターR53)
  Rasanter R48 (ラザンターR48)
  Rasanter C53 (ラザンターC53)
  Rasanter C48 (ラザンターC48)
・DONIC (ドニック):
  Blue Storm PRO (ブルーストームPRO)
・Joola (ヨーラ):
  Dynaryz AGR (ダイナライズAGR)
・cornilleau (コニヨール):
  Target Pro XD-52.5 (ターゲットプロXD52.5)
・STIGA (スティガ):
  DNA Platinum XH (DNAプラチナXH)
・TIBHAR (ティバー):
  Evolution MX-D (エボリューションMX-D)
  Quantum X Pro (クァンタムXプロ)
・Victas (ヴィクタス):
  V>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)
  V>22 Double Extra (V>22ダブルエキストラ)
・XIOM (エクシオン):
  Vega X (ヴェガX)
  Jekyll & Hyde H52.5 (ジキル&ハイド H52.5)
  Jekyll & Hyde V52.5 (ジキル&ハイド V52.5)
  Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5)

 まだ内部リンクのないラバーは試打できておりません。試打出来たら更新していきたいと思います。

回転量

1位 STIGA (スティガ): DNA Platinum XH (DNAプラチナXH)

 回転量はこのラバーだと思います!DNAプラチナXH!このラバーは大人しさはあるからこそ、ドライブの回転量としっかり相手のコートに入ってくれるという安心感の高いラバーだと思います!テナジー05派の方へ、やや重いですが類似の打球感と寿命の点で長いのは、こちらのDNAプラチナXHをオススメしたいと思います。05ハードのハードなスプリングスポンジから放たれるドライブの威力と回転量と比較してしまうと、DNAプラチナXHはスピード系のラバーのように感じるかもしれませんし、少し物足りなくなるかもしれません。もうポストテナジーラバーは、テナジーと並んだといえるでしょう!まずドイツ製ラバーを手に取るなら、このDNAプラチナシリーズのラバーで少し硬度硬めを選ぶことをオススメしますね!

2位 andro (アンドロ): Rasanter C53 (ラザンターC53)

 最新ラバー、C53がランクインです。このラバー、話題性がありましたね。自分自身の印象としては、2位にランクインです。明らかにR53のラバーよりもシートが硬くて素材も変わっているように感じました。粒形状が台形であるために、思ったよりもくい込んで思ったよりも硬いラバーと感じました。一応微粘着で発売されていますが、katsuo000は勝手にスピン系テンションに入れてしまってます、というのは、粘着テンションラバーのように力いっぱい振ってもおさまるラバーというよりも、Maxスピードで打つとおさまらない、と感じたためですね。台形の粒形状のために、やや慣れが必要なラバーになっていると思います。個人的には台形の粒形状のために、回転性能もスピード性能も中途半端になっているようにも思いました。ただこの台形の粒形状のために無二なラバーにもなっていると思います。ディグニクスのような扱いにくさはあるものの、ディグニクスよりもおさまるラバー、それがC53だと思います。回転性能はもちろん折り紙つきで、ループドライブ主戦の人にとってはR53よりも好みなラバーだと思います!

3位 cornilleau (コニヨール): Target Pro XD-52.5 (ターゲットプロXD52.5)

 回転量というよりもバランスの良いラバーとしてランクインしていると思われるのが、コニヨールのターゲットプロXD52.5になります。このラバーは使っている人が少ないですけど、めちゃめちゃ良かったです。一時期、元卓球王国のゆうさんが、このラバーの硬度を下げたターゲットプロXD-47.5を裏面に使用されていたみたいですが、やはりいいんですよね。このターゲットの新シリーズは非常に良くて、R53をより日本人好みにしたようなラバーがターゲットプロXD52.5というイメージです。つまりボールをつかむんですね。しっかり掴んで、放してくれる印象です。XD-47.5はやや大人しいですが、XD52.5は他のハイエンドラバーと全く遜色ないです。知名度であまり使われていないですが、このラバーを使っている人はわかっているなー!(上から目線ですみません m(_ _)m)と思いますね!回転量が想像以上にかかっているという意味で高い回転性能を持っていると思いました。扱いやすさもあるラバーなので、DNAプラチナXHC53が難しいならこちらのラバーをオススメしますね!

4位 andro (アンドロ): Rasanter R53 (ラザンターR53)

5位 DONIC (ドニック): Blue Storm PRO (ブルーストームPRO)

6位 Joola (ヨーラ): Dynaryz AGR (ダイナライズAGR)

2022/9/30~10/9 世界卓球選手権 団体 成都

世界卓球選手権 団体 成都

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/5813
テレ東: https://www.tv-tokyo.co.jp/wttc2022/
Spy Familyコラボ: https://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/news/2022/09/025958.html
 : https://www.youtube.com/watch?v=Kbx7FtABOZo

日本の出場選手

男子

 ・戸上 隼輔選手(明治大学)    WR73
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・張本 智和選手(木下グループ)  WR4
  ブレード:Harimoto Tomokazu Inner Force ALC(張本智和インナーフォースALC)
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・及川 瑞基選手(木下グループ)  WR83
  ブレード: 特注Super ALC
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・横谷 晟選手(愛知工業大学)   WR415
  ブレード:Viscaria (ビスカリア)?
  フォア:Dignics 05(ディグニクス05)?
  バック:Dignics 05(ディグニクス05)

 ・丹羽 孝希選手(スヴェンソンホールディングス)  WR23  
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky (V>15スティッキー)

女子

 ・伊藤 美誠 選手(スターツ) 
  ブレード:Mima Ito Carbon(伊藤美誠カーボン)
  フォア:Fastarc G-1 (ファスタークG-1)
  バック:Moristo SP(モリストSP)

 ・早田 ひな選手(日本生命) 
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・長﨑 美柚選手(木下グループ)  
  ブレード: Inner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)
  フォア: Tenergy 05(テナジー05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・木原 美悠選手(JOCエリートアカデミー/星槎) 
  ブレード: Fire Fall VC (ファイヤーフォールVC)
  フォア: V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック: VO>102(2.0 mm)

 ・佐藤 瞳選手(ミキハウス)  
  ブレード: 剛力男子
  フォア: キョウヒョウIII国狂ブルー
  バック: 粒高(薄)

2022/9/13~9/18 スターツ杯

スターツ杯 2022年世界ユース卓球選手権 日本代表選考会

 インターハイと全中での結果も反映されたもののようです。10代の選手の選考会であり、次世代選手の選考会でもあるといえるでしょう。やはり注目は男子の松島選手と女子の張本選手になってしまいますが、インターハイ覇者の鈴木選手や赤江選手らの活躍も期待されます。

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/7842

名  称:スターツ杯 2022年世界ユース卓球選手権大会 日本代表選考会 in 旭市
主  催:公益財団法人日本卓球協会
共  催:旭市、旭市教育委員会
主  管:一般社団法人千葉県卓球連盟、旭市スポーツ協会、旭市卓球協会
特別協賛:スターツコーポレーション株式会社
協  力:コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、株式会社三英
使 用 球:DHS紅双喜 DJ40++ White
試合方法:男女シングルス  5ゲームマッチ3ゲーム先取
選手16名(8名ずつの2グループに分け総当たりのリーグ戦を行い、各グループの順位ごとに順位決定戦を行う。
組み合わせ、対戦順番については強化本部にて決定し、大会当日会場に掲示します。
代 表 枠:各選考基準の「2022世界ユース卓球選手権大会男女団体日本代表選手選考基準」を参照

出場選手

U-18

U-15

Joola (ヨーラ) Rubbers (ラバー)

Joola -日本ではラージボールで存在感!

 Joola (ヨーラ)と日本で聞くと、ラージボールの方が有名ではないでしょうか。ただ、ラケットもラバーも一級品が揃っていて、面白いネーミングと奇抜なラバーが多く存在しています。個人的には気になってしまうメーカーでも上位に位置するのがJoolaですね。

Dynaryz series (ダイナライズ) シリーズ

Dynaryz ZGR (ダイナライズZGR)

 Spin:xxx、 Speed:xxx、 Accuracy:xxx、 スポンジ硬度: 57.5°
 ラバー重量:58 g
 硬度計評価 shore a (sheet):33.7、 shore a (sponge):32.2
       shore c (sheet):48.2、 shore c (sponge):48.0
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_dynaryz_zgr/

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Dynaryz AGR (ダイナライズAGR)

 Spin:10.0、 Speed:11.0、 Accuracy:8.0、 スポンジ硬度: 50.0°
 ラバー重量:50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):27.9
       shore c (sheet):43.0、 shore c (sponge):40.8
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_dynaryze_agr/

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Dynaryz ACC (ダイナライズACC)

 Spin:10.0、 Speed:10.0、 Accuracy:10.5、 スポンジ硬度: 47.5°

Dynaryz CMD (ダイナライズCMD)

 Spin:xxx、 Speed:xxx、 Accuracy:xxx、 スポンジ硬度: 42.5°

Rhyzen series (ライゼン) シリーズ

Rhyzen ZGR (ライゼンZGR)

 Spin:11.0、 Speed:8.5、 Accuracy:8.5、 スポンジ硬度: 55.0°
 ラバー重量:53 g
 硬度計評価 shore a (sheet):32.3、 shore a (sponge):28.4
       shore c (sheet):47.3、 shore c (sponge):45.6
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rhyzen_zgr/

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Rhyzen CMD (ライゼンCMD)

 Spin:8.5、 Speed:5.0、 Accuracy:8.0、 スポンジ硬度: ミディアム

Rhyzer series (ライザー) シリーズ

Rhyzer Pro 50 (ライザープロ50)

 Spin:9.0、 Speed:9.5、 Accuracy:7.0、 スポンジ硬度: 50.0°
 ラバー重量:50 g
 硬度計評価 shore a (sheet):31.2、 shore a (sponge):28.8
       shore c (sheet):43.3、 shore c (sponge):41.6
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_rhyzer_pro_50/

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Rhyzer Pro 45 (ライザープロ45)

 Spin:9.0、 Speed:8.5、 Accuracy:9.0、 スポンジ硬度: 45.0°
 ラバー重量:48 g
 硬度計評価 shore a (sheet):28.0、 shore a (sponge):22.6
       shore c (sheet):39.0、 shore c (sponge):33.9
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Golden Tango (ゴールデンタンゴ) シリーズ

Golden Tango (ゴールデンタンゴ)

 Spin:11.0、 Speed:7.0、 Accuracy:8.0、 スポンジ硬度: Hard
 ラバー重量:51 g
 硬度計評価 shore a (sheet):27.2、 shore a (sponge):36.4
       shore c (sheet):48.1、 shore c (sponge):49.2
 katsuo000のレビュー: https://katsuo000.com/review_goldentango/

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Golden Tango PS (ゴールデンタンゴPS)

 Spin:10.0、 Speed:8.0、 Accuracy:8.5、 スポンジ硬度: Hard

2022/9/5 雑感 WRMレビュワーノミネート数が5名を下回る!?

 全農CUPトップ32 / 第2回パリオリンピック選考会、本当に熱い試合でした。バチバチです。レベルが高すぎてまるでオリンピックの試合を見ているように感じました。オリンピックでは、全力のボールが決まらなくて殴り合いのようなラリーが多いイメージなのですが、まさに好ラリーの連続だと感じました。ドライブをカウンターしても決まらず、戻り切れなくてブロックして体勢を立て直して中陣から狙い打って。選手たちは苦しいと思うのですが、見ている観客はもの凄い臨場感と感動がありますので頑張ってください、と思いました。本当にお疲れ様でした。

2022年9月のレビュワーノミネート者数は3名

 2022年上半期の時とは一転して、レビュワーノミネート数が3名になってしまいました。

 継続的に投稿し続けるのは、なかなか難しいことを示唆するのか、そもそもあまり注目されていないのか。個人的には寂しく感じてしまいました。是非是非この投稿を見ていただいている方々は、レビューを投稿してほしいな、と思います。ノミネートされれば、3,000~10,000円です。1時間で書けるなら時給3,000~10,000円の価値のある作業かもしれません。

 そして今月の結果は↓

 同着で2位、といっていいのでしょうか。毎回投票いただける皆さんどうもありがとうございます。嬉しい限りです。これからも継続に努めます!

2022/9/13~9/18 Contender Almaty

WTTコンテンダー アルマトイ (カザフスタン)

 登録者がめちゃめちゃ豪華です。これは熱い!みんなで応援しましょー!

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/8272
WTT: https://worldtabletennis.com/eventInfo?eventId=2606

日本の出場選手

男子

 ・丹羽 孝希選手(スヴェンソンホールディングス)  
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky (V>15スティッキー)

 ・宇田 幸矢選手(明治大学)  
  ブレード: 特注 ZL カーボンシェーク / インナーファイバー
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・篠塚 大登選手(愛知工業大学)  
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

女子

 ・早田 ひな選手(日本生命) 
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

 ・平野 美宇選手(木下グループ)  
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

結果

 篠塚選手が3位にくいこみました。ほしかったですが、しっかり結果を示したといえますよね!女子は早田選手が優勝です。さすがですね!

男子

優勝 Ruwen Filus 選手 (ドイツ)
  ブレード: 特注 (合板シェーク)
  フォア: Tenergy 05 Hard (テナジー05ハード)
  バック: Feint Long III (フェイントロング3)

準優勝 Lin Yun-Ju 選手 (中華台北)
  ブレード: Lin Yun-Ju Super ZLC (林昀儒Super ZLC)
  フォア: Tenergy 05 Hard (テナジー05ハード)
  バック: Dignics 09C (ディグニクス09C)

3位 篠塚 大登選手(愛知工業大学)  
  ブレード: Zhang Jike ALC(張継科ALC)
  フォア: Dignics 05(ディグニクス05)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

3位 Liang Yanning 選手 (中国)

女子

優勝 早田 ひな選手(日本生命) 
  ブレード: Hina Hina H2
  フォア: キョウヒョウ(特注)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

3位 平野 美宇選手(木下グループ)  
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Tenergy 05 Hard(テナジー05ハード)
  バック: Tenergy 05(テナジー05)

2022/9/5~9/10 Contender Muscat

WTTコンテンダー マスカット (オマーン)

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/8215
WTT: https://worldtabletennis.com/eventInfo?eventId=2605

日本の出場選手

男子

 ・丹羽 孝希選手(スヴェンソンホールディングス)  
  ブレード:ZX-GEAR OUT (ゼクスギアアウト)
  フォア:V>15 Extra (V>15エキストラ)
  バック:V>15 Sticky (V>15スティッキー)

 ・神 巧也選手(ファースト) WR150 
  ブレード: Ma Lin Extra Special(馬琳エキストラスペシャル)
  フォア: Rakza Z Extra Hard (ラクザZエキストラハード)
  バック: Rakza Z Extra Hard (ラクザZエキストラハード)

結果

 残念ながら丹羽選手は本選トーナメントでフルセットの末、敗退してしまいました。結果を出すことの難しさが伝わってきます。次の試合もあるはずなので、焦らず頑張ってほしいです。

男子

優勝 Jang Woojin 選手 (韓国)
  ブレード: Hurricane Long V (キョウヒョウ龍5)
  フォア: Hurricane III Blue Sponge (キョウヒョウ3ブルースポンジ)
  バック: V>15 Extra (V>15エキストラ)

女子

優勝 Chen Xingtong 選手 (中国)

2022/8/30~9/4 Feeder Panagyurishte

WTTフィーダー  パナギュリシテ (ブルガリア)

 今回も日本選手は自主参加、だからこそ、是非とも上位、できれば優勝してほしい。

JTTA: https://jtta.or.jp/tour/7145
WTT: https://worldtabletennis.com/eventInfo?eventId=2542

日本の出場選手

男子

 ・松山 祐季選手 (協和キリン) WR-
  ブレード: Viscaria (ビスカリア)
  フォア: Dignics 09C (ディグニクス09C)
  バック: Dignics 05(ディグニクス05)

 ・田原 彰悟選手 (愛知工業大学) WR-

結果

 若手が活躍しました!入賞には至らなくても、経験値は得られたのではないかと思います。

男子

優勝 Zhou Qihao 選手 (中国)

女子

優勝 Chen Xingtong 選手 (中国)

レビュー Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)

説明

 Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)は2020年4月にXIOM (エクシオン)より販売されたラケットになります。XIOMの契約選手で鉄壁鉄腕、韓国のJeoung Youngsik (鄭栄植 / チェン・ヨンシク)選手が使用するラケットになりますね。Jeoung Youngsik選手といえばその鉄腕バックハンドで韓国の代表選手の座を長く維持した選手ですね。バックハンドに威力が欲しい一方でフォアは球持ちが欲しいというJeoung Youngsik選手の要望にこたえて設計されたのがこのIce Cream AZXi (アイスクリームAZXi)になります。JTTAの刻印が入っているラケットの中で、反対面で異種の特殊素材をもちいたラケットはこのIce Cream (アイスクリーム)シリーズだけではないでしょうか。

 Jeoung Youngsik選手はインナーに異種の特殊素材をもちいたIce Cream AZXi (アイスクリームAZXi)を、中華台北のトップ選手であるHung Chieh Chiang (ジャン・ホンジェ)選手はアウタータイプのIce Cream AZX (アイスクリームAZX)を使用しているようです。
 XIOM契約選手: https://xiom.jp/?tid=3&mode=f7

 アイスクリームシリーズに採用されている特殊素材は、Axylium Carbon (アクシリウムカーボン、A面)とZephylium Carbon (ゼフィリウムカーボン、Z面)になります。アクシリウムカーボンがどうやら、Butterfly (バタフライ)でいうところのアリレートカーボン (Arylate Carbon、ALC)に、ゼフィリウムカーボンが、バタフライでいうところのザイロンファイバー (Zylon Fiber、ZLF)に近い素材であるそうです (完全に同じではないと思いますが、試打した印象としてこの説明が最も適切だと考えております)。

 以下、「Ice Creamプロジェクト」からの引用です。

ICE CREAMプロジェクト

 アイスクリームラケットは、XIOMの契約選手であり、韓国のスーパースターでもある栄植(ジョン・ヨンシク)選手が世界でのメダル獲得を目指して制作した野心作である。 プレーヤーの中にはフォアハンドが得意なタイプがいる反面、バックハンドが得意なタイプもいる。 世界トップ選手である鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手は、自らバックハンドが強力でフォアハンドが比較的弱いと語っている。 彼は、自分の弱みであるフォアハンドを補うために色んなラケットを使用してみたが、フォアハンドが補完されるとバックハンドの強みが生かせず、バックハンドの強みが出てきたら、 再びフォアハンドの弱みが生じてしまうというジレンマに陥っていた。

 そのような鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手の悩みを解決するため、XIOMのラケット開発チームは、彼のバックハンドの強みを生かしながらフォアハンドも 補完可能なラケット・アイスクリームの開発に成功した。フォア面とバック面に違う素材が入っているアイスクリームは、鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手のためのラケットであると同時に、 彼のような悩みを持っているプレーヤーに相応しいラケットである。 卓球において最も重要なことは、攻撃の決定率であるが、それと両立しなければならないのが、ミスを減らすことだ。今まで、アイスクリームをテストしたユーザーのほとんど全員が、 ミスを大きく減らせたという評価をしている。アイスクリームは、自らのプレーに信頼を与え、果敢かつ安定的なプレーを可能にしてくれるラケットだ。

 スーパーハイブリットラケットであるアイスクリームには、特徴が異なる2種類のラケットが存在する。 ひとつは、ゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンをアウターに片側ずつ搭載した「アイスクリームAZX」、 もうひとつはゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンをインナーに片側ずつ搭載した「アイスクリームAZXi」である。 一見、特殊素材の位置が異なるだけで他は全て同じなのではないかと思ってしまいそうだが、実は違う。それぞれのラケットの特徴を最大限発揮できるよう他にも工夫が施されているのだ。 一体、それによって性能がどう変わってくるのか、次回詳しくお伝えする。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f12

Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi): https://xiom.jp/?pid=150436822

 続いて、Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)に関する引用になります。

ICE CREAM AZXi

 特殊素材であるゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンを片側ずつ内側(インナー)に搭載した新概念のハイブリットラケット「アイスクリームAZXi」。外側(アウター)に特殊素材を搭載した「アイスクリームAZX」と同じ木材を使用しているように思われがちだが、実は違う。 それぞれのラケットの特長がより引き出せるよう木材選びにもこだわっている。下の写真は表面材を比べたものだ。

 まず、表面材は「アイスクリームAZX」よりも柔らかい「リンバ」を使用。 また、中心材も異なる木材を採用している。さらに、特殊素材をインナーにすることで、ボールを掴む感覚を得ながら重いボールを放つことができる。 自分に合うラバーと組み合わせれば、回転量の多いボールを打つことも可能だ。下はレイヤーイメージを表したものである。 これからもわかるように「アイスクリームAZX」とは異なる木材を使用しており、特殊素材の配置も変えてある。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f14

 「アイスクリームAZXi」の片側に搭載されているアクシリウムカーボンは球の弾きの良さ、 もう片側に搭載されているゼフィリウムカーボンは球持ちの良さを特徴としている。ボールを掴む感覚を兼ね備えながら異なる特殊素材を搭載することで、 フォアとバックで球質の違うボールを安定して飛ばすことができる。対戦相手は予想できないボールとミスをしない安定したレシーブに脅威を感じることだろう。 下の画像は、実際の「アイスクリームAZXi」のブレードの断面を拡大したものである。 オレンジとブラックが一緒になっているレイヤーの部分がアクシリウムカーボン、黄金色とブラックが一緒になっているレイヤーがゼフィリウムカーボンである。 これらの特殊素材を内側(インナー)に配置している。

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 ラケットを選ぶ際、今までは最終的にフォアかバックのどちらかの好みに合わせるしかなかった。 また、苦手な方を優先すれば、得意な方は物足りなさを感じ、得意な方を優先すれば苦手な方はもっと苦手になってしまっていた。 実際のところ、“好みも技術レベルも両方同じ”というプレーヤーはそこまでいないはずだ。だからこそ、「アイスクリームシリーズ」 は多くのプレーヤーを満足させる可能性を秘めている。組み合わせ次第であなたの卓球スタイルは今よりももっと広がることだろう。まずは試していただくことをおすすめする。

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 上記の引用にあるように、今回レビューするアイスクリームAZXiには、上板にインナーラケットの上板によく採用されているLimba (リンバ)を採用して球持ちを持たせています。そして、インナー位置に異なる特殊素材を使用しています。

 選手によってファオとバックのどちらかが得意であり、どちらかが苦手ということはよくありますよね。反対面と異なる特殊素材をもちいることで、極めて高いバランスのラケットとして、仕上げてあるのが、アイスクリーム系のラケットになるわけです。Jeoung Youngsik選手の場合、バックハンドが得意であり、インパクトも強くA面をバック側で使っているのではないかと思います。Jeoung Youngsik選手のラバーはフォアにHurricane Blue Sponge (キョウヒョウブルースポンジ)を、バックにOmega VII Tour i (オメガVIIツアーi)を使用されているようですね。

アイスクリームAZXi

 フォアには、Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)を、バックにはDignics 05 (ディグニクス05)を貼りました。

Ice Cream AZXi (アイスクリームAZXi)
 157 × 150 mm、5.7 mm、85 g
 Limba (1) / Ayous? (2) / Axylium Carbon (3) / Kiri? (4) / Zephylium Carbon (5) / Ayous (6) / Limba (7)

新概念のハイブリッド 〈インナー〉ラケット

 ブレード両面に特性の違う素材<アクシリウムカーボン&ゼフィリウムカーボン>を配したXIOMラケットの意欲作・アイスクリームシリーズ。AZX iはインナータイプ、かつ表面材に粘りのあるリンバを採用したことで非常に回転量の多い重みのあるドライブを放つことができるトップモデルだ。やや重量感があり、扱うには相応のパワーが必要となるが、ツボに入った時の剛球はクセになる。その名に反し、甘くない強力兵器である。

合板構成: 木材5枚 + ゼフィリウムカーボン1枚 + アクシリウムカーボン1枚

ブレード厚さ: 5.7 mm

重量: 85 ± g

ブレードサイズ: 157 × 150 mm

原産国: 韓国

https://xiom.jp/?pid=150436822

 重量やブレード面積、実際に触ってみた感想としては、重量感は感じませんでした。むしろ初使用時は、その前に使っていたラケットが重かったので、アイスクリームAZXiは軽くて少し違和感がありました。一方で振り抜きやすくてポテンシャルの高さも感じました。

アイスクリームAZXiの特徴

1. フォアとバックで打球感や弾みが異なるラケット

 フォアとバックで特殊素材構成が異なるラケットといえば、過去に銀河のPro-13S (プロ-13S)を試打しています。このPro-13S (プロ-13S)というラケットは、片側がアウターALC、片側がインナーKLCというラケットです。試打した感想としては、アウターALC側には、確かなアウター感と弾きやすさ、そしてスピードを感じる一方で、バック側のインナーKLC側の球持ちの良さも感じました。ただし、インナーKLC側の上板には染色したコト材を使用していて、インナーKLCといいつつもかなり硬い打球感になっています。打球感として一番近いのはTornado King Power (トルネードキングパワー)で、インナーなのにかなり硬い打球感と高い回転性能が得られるラケットでした。なのでPro-13S (プロ-13S)はアウターと、半アウターみたいなラケットという印象でした。

 一方、アイスクリームAZXiはどちらもインナー位置に特殊素材があり、そのインナーの中で差があるラケットだと感じました。A面であるアクシリウムカーボン側は、ループドライブを打つと満足できる高い回転量と、厚く当てた時には疾走感やスピードが得られて、スピンとスピード性能は満足できるものでした。一方で、バック側Z面であるゼフィリウムカーボン側は、飛距離はカーボンらしさがある一方で、打球感や球持ちはかなり合板に近いと感じました!もうボールに吸い付くような打球感で、それでいて、上板リンバかつカーボンも入っていて密度の高いブレードかつ5.7 mmの薄さによるしなりが、しっかりボールへエネルギーと回転を伝えてくれていると感じました。つまり、アイスクリームAZXiはReinforce AC (リーンフォースAC)やInner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)のように抜群の球持ちをもちつつ、片面は弾きとスピードが、もう片面はより木材合板に近い、といえるラケットでした。インナーカーボン系ラケットを使っていて、苦手なフォアあるいはバック側の補いたいと考えるならアイスクリームAZXiはかなりありなラケットだと思います!

2. グリップはやや細みで、バックハンドがふり抜きやすい!

 バックハンドが得意な韓国のJeoung Youngsik (鄭栄植 / チェン・ヨンシク)選手のモデルラケットということで、ブレード面積は157 × 150 mmとレギュラーサイズになっています。そう、バックハンド主戦で活躍した、Zhang Jike (張継科)選手が使用したViscaria (ビスカリア)と同じ、157 × 150 mmですね。また丸みがあってやや細みのグリップは非常に振り抜きやすいラケットだと感じました。アイスクリームAZXiに一番近いと感じたのは、Butterfly (バタフライ)のZhang Jike ALC (張継科ALC)のグリップになります。張継科シリーズのラケットのグリップは丸みがあって、個人的にはかなり好みのグリップになりますね。また157 × 150 mmというブレード面積は、ラケット重量が重くなって、かつ先端重心になりすぎることを抑えるために一役買っています。素晴らしいですね。

3. 何故かDignics 05 (ディグニクス05)に抜群の球持ちを与える!?

 You tubeでアイスクリームAZXiの情報を探してみると、出てくるのがDignics 05 (ディグニクス05)との相性になります。元卓球王国のゆうさんが、アイスクリームAZXとDignics 05 (ディグニクス05)との相性がバツグンに良いことを試打している動画ですね。ゆうさんは、Dignics 05 (ディグニクス05)を何とかして使いたい、使いやすい組み合わせはないか、と探してくれたそうです。確かにDignics 05 (ディグニクス05)は相性が不思議なラバーで、katsuo000もInner force Layer ZLF (インナーフォースレイヤーZLF)Dignics 05 (ディグニクス05)をあわせたことがあります。Inner force Layer ZLF (インナーフォースレイヤーZLF)は非常にブレードが薄くて、カーボンではなくザイロンファイバーをインナーに配して、とにかく球持ちと回転性能の高いラケットになります。カーボンが入っていないので木材のような打球感だから、一般的にはどのようなラバーにもあうとされるのですが、Dignics 05 (ディグニクス05)を貼ると全然あわないんですね。ラケットが先にしなるのかDignics 05 (ディグニクス05)へのくい込みが悪くなったのか、非常に回転をかけにくくなる組み合わせでした。このようにDignics 05 (ディグニクス05)は、ラケットも考えて選ぶ必要があるラバーです。ゆうさんは、様々なラケットから、アイスクリームAZXとの相性がバツグンに良いことを紹介しています。ちなみにインナーのアイスクリームAZXiも球は持つけど、ボールの走り方まで考慮すると、インナーではなくアウターのアイスクリームAZXの方が良いとコメントされています。

Youtube動画: https://www.youtube.com/watch?v=ZX8CqV2rmJo

 ただ、アイスクリームAZXiもDignics 05 (ディグニクス05)の球持ちを抜群に上げてくれていて驚きました。非常にあいます!Dignics 05 (ディグニクス05)はフォアならともかくバックだと、ループドライブが難しいと感じていたのですが、アイスクリームAZXiとDignics 05 (ディグニクス05)を組み合わせると、むしろループドライブの方が安定感があって良くなりました。また上回転ラリーでの球持ちもかなり上がっていて驚きました。Dignics 05 (ディグニクス05)の球持ちをここまで上げてくれるとは想像しておらず非常に良かったです!Dignics 05 (ディグニクス05)が気になる方は是非アイスクリームシリーズを試してみてください!

おすすめのラバー組み合わせ(あくまでも個人の感想)

フォアラバー

バックラバー

Dignics 05(ディグニクス05)

各技術レビュー

フォアハンド系

軽打
 

ロングボールやラリーでのドライブ

 

面を開いたドライブ
 

対下回転に対するループドライブ
 

対下回転に対するスピードドライブ
 

カーブ/シュートドライブ
 

ブロック
 

カウンタードライブ
 

ストップ
 

ツッツキ
 

フォアフリック
 

バックハンド系

軽打
 

ロングボールやラリーでのドライブ

対下回転に対するループドライブ 
 

対下回転に対するスピードドライブ
 

カーブ/シュートドライブ
 

ブロック
 

カウンタードライブ
 

ストップ

ツッツキ
 

チキータ
 

他ラケットとの比較(あくまでも個人の感想)

回転量
 Virtuoso OFF+ > Ice Cream AZXi > Mizutani Jun ZLC

回転のかけやすさ
 インナーフォースレイヤーZLF > Ice Cream AZXiZhang Jike ALC

スピード
 Zhang Jike ALC > Virtuoso ACIce Cream AZXiインナーフォースレイヤーZLF

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