DNAと冠するラバーシリーズは、現在までに3種類あります。DNA Pro(DNAプロ)シリーズ、DNA Platinum Series (DNAプラチナシリーズ)、DNA Dragon Grip (DNAドラゴングリップ)になりますね。2024年春、このDNAシリーズに新しいラバーが加わりました。その名もDNA Hybrid Series (DNAハイブリッドシリーズ)ですね!この新しいDNA Hybrid Series (DNAハイブリッドシリーズ)はDNA Platinum Series (DNAプラチナシリーズ)とDNA Dragon Grip (DNAドラゴングリップ)の間をとったようなラバーのようですね。ではメーカーの説明を確認してみましょう。
DNA Hybrid XH (DNAハイブリッドエキストラハード) :驚異的な回転と最高のスピードを求める選手に (2024年2月16日販売)
コンセプトから、尖がったというより使いやすくてスピードも回転量もいいところどり、悪く言うと中途半端で回転量もスピードもあいのこ、というイメージですね。またHybrid (ハイブリッド)という名前からXIOM (エクシオン)のVega Hybrid Series (ヴェガハイブリッドシリーズ)も同じような製造ラインで作られているのでは、などと想像してしまったりしてしまいました。この手のコンセプトはあまり好みではないので、期待値はあまり高くなく、試打に入りました。ちなみにVega Pro Hybrid (ヴェガプロハイブリッド)も試打予定です!
普段使いのOmeg VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)と比較しても、高い回転量は顕在でとても好印象でした。このレベルの回転量が得られないとなかなか使いたい、とはならないですね。また遜色なく使える感じがあって、意外でした。やはりDNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)は粘着ラバーといえば粘着ラバーなのでしょう。またやはりOmeg VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)と比較するとスピードはDNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)の方が速かったと感じました。回転の話に戻りますが、katsuo000はループドライブを多用します。DNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)は違和感なくしっかりおさまり、しかも回転量で相手がふかすレベルでしたね。自分にとってラバー選択の上で重要な要素であるループドライブの質を十分保ちつつ、スピードも出せるということで非常に気に入りましたね。普通にメインラバーで使えると感じました。Omeg VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)は重いラバーでとてもとんがってますので、一般受けするのはむしろ、DNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)だと思います。ただ昨今のいわゆるスピン系テンション、Dignics 05 (ディグニクス05)などと比較するとスピードの威圧感は若干抑え気味といえるでしょう。この辺りは好みが分かれるかもしれませんね。
後ろに下がった時のスピードは抜群!
Omeg VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)は良いラバーでかなり気に入っているのですが、下がって打ち合ってしまうとややスピード不足を感じやすく、身体をしっかり使って打ち込む必要があります。特に中陣での打ち合いではこれを良く感じますね。多分、Omeg VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)は中陣からなら、パワー勝負と玄人らしい回転量やカーブ、シュートを駆使する方が味が出ます。とにかく打ち込んでいくような勝負をするならやはりスピン系テンションらしさの割合が多いDNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)の方が手数+スピードでつめられると感じますね。このあたりは相手の力量のブロックの好みにもよると思いますので、どちらが優れるかというのも甲乙つけがたいです。ただ粘着感を持ちつつ、スピードで打ち抜きたいと思うのであれば、DNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)が良いでしょう。こういった気づきを与えてくれたのは素晴らしいラバーだと感じました。
扱いやすさは想像以上!テンションも粘着も選べないときはありな選択!
扱いやすさが抜群で驚きました!この扱いやすさは、Jekyll & Hyde (ジキル&ハイド)シリーズに通じる扱いやすさと角度コントロールの緩さを感じましたね。最近のドイツラバーはカチコチ系からこういった許容性という特徴をもつラバーが増えてきている印象です。この許容性はV>20 Double Extra (V>20ダブルエキストラ)などのラバー群が挙げられるでしょうか。入れたいときに修正の必要なく入ってくれるラバーは試打していても自分がうまくなったような錯覚を生むので気持ちいいですね。現在めちゃめちゃ楽しみにしている、Hugo Calderano (ウーゴ カルデラノ)選手も使用するというJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)がそろそろ発売だと思いますので、そちらとも比較しながらメインラバーを考えていきたいですね。 余談ですが、Jekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)が発売されると、XIOM (エクシオン)のラバーの中で回転性能が最も高いラバーがJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)になるみたいです。Omega VIII (オメガVIII)シリーズが発売になり、Omega VIII China (オメガVIIIチャイナ)もおそらく同時のタイミングで発売になるみたいで、Omega VIII China (オメガVIIIチャイナ)の方がスピード性能が高いラバーとなっているみたいですね。Jekyll & Hyde (ジキル&ハイド)シリーズはかなり扱いやすいラバーでもありましたし、Jekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)にはかなり期待を持っています。ドイツ製ラバーの最新ラバーが個性的な方向へ行くのか、扱いやすい方向へ行くのか楽しみですね。
ロングボールやラリーでのドライブ ボールは走ると感じました。特に下がった時のボールの走り方が気持ち良かったですね。Omeg VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)も別に遅いラバーではないのですが、やはりボールの伸びがなくて、下がると取りやすいボールになる感じはあります。一方DNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)は下がっても抜けるくらいのスピードは出せる感じがありました。もちろん、Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)はインナーで薄いのにめちゃめちゃ弾むので、そのおかげもあると感じました。
比較のため、DNAシリーズのラバーも掲載しています。Mantra Pro (マントラPro) XH (エキストラハード)をDNAと比較すると、DNA Pro H (DNAプロH)と比較すると、回転性能と扱いやすさは高いということがわかりますね。DNA Pro H (DNAプロH)は正直Fastarc G-1 (ファスタークG-1)にかなり似ています。発売されたころは、日本一売れているラバーがFastarc G-1 (ファスタークG-1)でしたので、納得といえば納得ですが、元祖ドイツ製ラバーらしいラバーでしたね。Mantra Pro (マントラPro) XH (エキストラハード)は扱いやすいのに性能もあがった良いラバーといえるのかもしれないですね。ただ2024年現在は最新のDNA Platinum XH (DNAプラチナXH)やDNA Hybrid XH (DNA Hybridエキストラハード)、DNA Dragon Grip (DNAドラゴンGrip)などと比較すると見劣りすることが予想されますね。このあたりは「頑張れMade in Japan!」という感じですね。実際にどのようなラバーか打ってみてレビューしていきたいと思います。 まだMantra (マントラ)シリーズはMantra Pro (マントラPro)シリーズが加わるとともに、DONIC (ドニック)のようにSound (サウンド)などかなり軟らかいラバーも発売となりました。意図はわかりませんが、初心者やビギナー向けのラバーとしてMantra (マントラ)を推したいのかもしれませんね。粘着ラバーではありますが回転をかけるということを覚えたりラリーを楽しむという点では現代卓球ではむしろ粘着こそスタンダードなのかもしれません。また世界一強いのは中国であり、中国選手が使うのは粘着ラバーですからね。Hurricane (キョウヒョウ)の次のスタンダードとしての粘着ラバーの立ち位置を得られれば売れることは期待できますし、ビギナー用粘着の位置を狙っているのかもしれませんね。ここまでやわらかくなると個人的には粘着ラバーではなくてスピン系テンションラバーに近づく感じもあるので、個人的にはあまり好きではないですね。
Moon Blue Sponge (月ブルー)でも言及しましたが、やはり中国製ラバーということで重いです。全て50 gを超えてくる、ということで使用者を制限する重さですね。省チーム用キョウヒョウNEOIIIブルースポンジは高価な分、軽くて50 gを切ります。そしてApollo 5 (アポロ5)は中国製粘着ラバーらしく、シートよりもスポンジの方が硬いラバー群の1枚ですね。個人的にはこういうラバーは相手の回転の影響に敏感ではありますが、球持ちが良くて好みです。Apollo 5 (アポロ5) 38°は思ったより硬く、Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)に匹敵する硬さ、という結果になりました。38°でここまで硬いのは違和感ありますが個体差ですかね?
Jupiter II Blue Sponge (木星2ブルースポンジ) ・Sponge Thickness:2.2 mm ・Sponge Stiffness:36°、38°、40° ・3,480円 + 税 ・74 g (切断前) → 51 g (Virtuoso+ OFF (ヴィルトーソ+OFF)に貼って)
Apollo 5 (アポロ5)はカチコチですね。このカチコチがポイントでループドライブのエグイ回転量を特徴としながら、簡単に弾けるので、スマッシュで決めにいけるような戦型にバチっとあるようなラバーになります。カチコチラバーであるためなかなかApollo 5 (アポロ5)はくい込みにくいラバーになるため、スピードドライブはくい込ませる系のスピードドライブではなく、擦る系のスピードドライブがメインになるのではないかと思います。イメージではスピード重視のドライブではなく、最大でもスピン5、スピード5のドライブが安定するようなスピードドライブのイメージになるかなーと思います。柔らかい38°や、まだ使っていませんが36°の硬度のApollo 5 (アポロ5)を選んで、思い切りぶつけてインパクトを出せば、くい込ませるスピードドライブも可能になってくるかもしれませんが、硬度計で測っても38°でカチコチ感が凄いので、そういう設計のラバーになるのかなーと思います。Nittaku (ニッタク)さんのHurricane Pro III Turbo Blue (キョウヒョウPro3ターボブルー)なみか、それ以上にくい込ませるドライブが難しいイメージです。3球目スピードドライブをメインで考える場合は難しさを感じると思うので、気を付けてほしいと思うところです。
andro (アンドロ)さんの大人気ラバー、Rasanter C45 (ラザンターC45)をレビューします。もしかしたら一般層にとっては、硬いRasanter C53 (ラザンターC53)やRasanter C48 (ラザンターC48)よりも、人気のラバーなのかもしれないですね!柔らかい硬度で、かつ球を持ちやすいシート形状ということでイメージとしてはTenergy 05 FX (テナジー05FX)と同系統のラバーといえるかなーと思います。まだ試打できていませんが、DNA Platinum S (DNAプラチナS)も近いラバーではないかと思いますね。柔らかいラバーとなると、回転量は落ちますが、その分容易に回転をかけられるので、バックに貼ってもスピードドライブやスピードチキータがしやすいことが特徴の1つになってきますよね。またブロックもしやすかったり扱いやすいということも特徴として挙げられると予想されますね。そのあたり確認していきたいと思います。そもそもRasanter (ラザンター)は非常に人気のラバーとなった印象で、You tubeを中心に流行っているイメージですね。2024年春はRasanter (ラザンター)の新商品の発売はないようです。ちなみに最新のハイエンドラバー、Nuzn (ヌーズ?)も英語などのサイトでは掲載されていますね!秋くらいに発売でしょうか、気になります!それではRasanter C45 (ラザンターC45)を確認していきましょう。
Rasanter (ラザンター)シリーズ
Rasanter C Serieas (ラザンターCシリーズ)はシートの粒形状を変更し、微々粘着系のテイストを加えたラバーになっています。粘着は近年一つの流行ではありますが、中国製粘着などと比べると、Rasanter C Series (ラザンターCシリーズ)は粘着感はほとんどなく、スピン系テンションらしさの方が強いですね。ボールをしっかりカミつきつつ、初速から相手のコートに向けて伸びる感じがあるラバーになってきていると思います。またシートの硬さがしっかりあるため、カウンターもしやすいラバーシリーズになっています。Counter Spin (カウンタースピン)のC Series (Cシリーズ)ですので、時代にあったラバーだと思いますね。
最近のラバーの素晴らしい点ですね。スピードが出しやすいRasanter V47 (ラザンターV47)は、ストップやツッツキが難しかったです。最近のラバーでもDignics 80 (ディグニクス80)もツッツキはいけますが、ややストップが難しいんですよね。使いやすいと感じた意外なラバーはV>22 Double Extra (V22ダブルエキストラ)、Evolution MX-D (エボリューションMX-D)などですね。最近のラバーは弾むのに結構ストップしやすいんですよね。この心はラバーにもよりますが、シートが一番重要だと思います。シートが硬いため、シートだけで打球するようなタッチで止まるんですよね。柔らかいのに、シートの力によって、Rasanter C45 (ラザンターC45)もストップが良かったです。Rasanter C series (ラザンターCシリーズ)はかなりストップがやりやすいので、自分に合った硬度を選ぶことはアリですね!
Tenergy 25(テナジー25)
・Jun Mizutani Super ZLC(水谷隼Super ZLC)
相手のプレーを利用したい選手へ
・Inner Force Layer ALC.S(インナーフォースレイヤーALC.S)
前陣で回転を駆使する選手へ
テナジー25のスピード性能をSuper ZLCで補うか、回転と前陣に特化するか、という提案といえるでしょうか。特徴のあるテナジー25の特徴を補うか活かすか、の2択というのは面白いですね。個人的には特徴を活かすInner Force Layer ALC.S(インナーフォースレイヤーALC.S)との組み合わせが気になりますね。
中国トップ選手が長年変わらぬ信頼を向けるラバー、それがHurricane (キョウヒョウ)ですね。男子シングルスで世界選手権三連覇、ワールドカップ2回優勝、オリンピック2回優勝、のMa Long (馬龍、中国)選手は、フォアバック両面にHurricane (キョウヒョウ)を使っています。そしてMa Long (馬龍、中国)選手がフォアバック両面にHurricane (キョウヒョウ)を選んで以降、若手選手含めて、中国選手は両面Hurricane (キョウヒョウ)の選手ばかりになりました。なぜそこまで長く愛用されるのか。何故、未だにトップ選手が愛用するのか、は正直、katsuo000ごときにはわかりません (汗)。高い信頼と実績が、選手たちの信頼を勝ち取っているのでしょう。
Hurricane (キョウヒョウ)の特徴といえば、とにかくまずは高い回転性能、そして弾まないことですね。スピードだけであれば、日本製ラバーの方が高いものはいくつもあります。中国という国では日本製ラバー、スピン系テンションラバーの世界標準であるTenergy 05 (テナジー05)でもスピード系のラバーと表現されるそうです。確かに確かに卓球という競技は、スピードや飛距離を競うのではなく、相手のコートにボールをおさめなくちゃいけない協議で、そういう意味ではスピードや飛距離を出すことは重要ではないですね。Hurricane (キョウヒョウ)はとにかく高い回転性能、そして弾まないことが特徴のスペシャルラバーだと思います。 中国トップ選手は後加工しているのでしょうが、イメージとしては高い回転性能にスピードを補う意味で後加工をしているのでしょう。DHS製の粘着ラバーではペン型の選手用にSky Line (天極)という粘着ラバーもあります。このSky Line (天極)はHurricane (キョウヒョウ)よりも弾むとされるラバーで、ペン型はシェイクハンド型よりも手首と回旋運動を効かせることができるため回転を強くかけられ、従ってSky Line (天極)のように弾む粘着ラバーを使うということですね。中国トップのシェイク型選手は必ずHurricane (キョウヒョウ)を使用します。これはやはりスピードではなく回転が重要だからでしょう。
中国のナショナルチームが公式に使用するグルーはNittaku (ニッタク)製のFine Zip (ファインジップ)になりますね。このこともあって、Fine Zip (ファインジップ)の特用500 mlを購入して何度かHurricane (キョウヒョウ)を貼ったことがあります。Fine Zip (ファインジップ)はトロトロ系あるいはネバネバ系のグルーで、他のグルーと比べても厚くなりやすく、簡単に重くなるグルーですね。何度かこのグルーを使ってHurricane (キョウヒョウ)や他のラバーを貼ったことがありますが、Fine Zip (ファインジップ)の特徴は厚い層を作ってラケット全体を重くでき弾みを与えてくれる一方で、回転性能が落ちる印象があります。Fine Zip (ファインジップ)を使うことで、Hurricane (キョウヒョウ)の弾みを補うためにFine Zip (ファインジップ)を使うのはありかもしれません。ただし、複数回塗るとかなり重くなるので、このあたりは自己責任での対応をお願いしたいです。 個人的にHurricane (キョウヒョウ)を貼る上でオススメのグルーはFree Chack II (フリーチャック2)になりますね。トロサラ系のグルーで安定して最低限のグルーの量で接着でき、かつラバーの高い回転性能を損なわないグルーになります。Free Chack II (フリーチャック2)ならほとんどHurricane (キョウヒョウ)の重量を重くせずにしっかり接着することができるでしょう。
季節的な話題にも触れさせていただきます。全日本選手権、熱かったですね。男子決勝は過去に類を見ない殴り合いのような素晴らしい熱戦でした。大会の最後を飾るに相応しい素晴らしい試合で1卓人としてとても楽しませていただきましたし、感動させていただきました。今年はオリンピックイヤーということもありますので、是非ぜひ張本選手、戸上選手には良い年になってほしいなーと思います。そして全日本選手権も終わり、2023年度もほぼ終わり、2024年の新作が何か、が気になる季節ですね。XIOM (エクシオン)さんの新商品については、実はかなり注目していて、多分レビューすると思ってます。日本語のXIOM (エクシオン)さんのホームページでは、まだ廃盤情報だけですが、X (旧Twitter)上では既に本国韓国のパンフレットの画像が流出していてkatsuo000も知りました。2024年XIOM (エクシオン)さんはJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)なるものが発売されるようですし、加えてOmega VIII (オメガ8)シリーズも発売となるようです。個人的に注目はJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)、Omega VIII China (オメガ8チャイナ)ですね!そして使ってみたかったVega China (ヴェガチャイナ)はなんと廃盤となり、先日レビューしたVega DEF (ヴェガDEF)も廃盤となりましたね。自分が愛用するOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)と早く比較したいです。
2 IN 1 (Dual Max / 氷と炎の融合!) 相反するパフォーマンスを1つのラバーに ジキル&ハイド それは、互いに相反する要素が1つの個体に入っていることを意味する。飛び出しの速さとコントロール、スピンと打球速度は、互いに逆ベクトルの要素であり、その両方を同時に満たすラバーを作ることは難題だ。今回私たちは、ディープラーニングを基にしたCYCLOIDテクノロジーを中心に、新時代のデジタル技術を活用。これらの相反する要素を1つの調和した作品に統合し、驚くべき新商品を誕生させた。 H series Hybrid (Hシリーズ): テンションと粘着のハイブリッド V series Drag (Vシリーズ): 最大級のスピンを生む超強力摩擦 X series Power (Xシリーズ): 極限のドライブ攻撃のための強弾性 Z series Custom (Zシリーズ): 世界トップレベルの選手のための特級仕様 C series ? Sticky (Cシリーズ)?: 取り扱い簡単な新世代の中国式粘着ラバー
Jekyll & Hyde V52.5 (ジキル&ハイド V52.5)
・Sponge Thickness:2.1/MAX mm
・Speed:14
・Spin:14
・Sponge硬度:52.5°
・6,500円 + 税
・73-4 g (カット前) → 52 g (Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)に貼って)
52 gで数値としては思ったより重いのですが、最近麻痺って来ていて、かなり軽いと感じましたね。Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)はかなりいいラバーで、しかもブレード面積もレギュラーに近いので、これはJekyll & Hyde V52.5 (ジキル&ハイド V52.5)が単純にやや重めであることを示唆しますね。
mizuno (ミズノ)さんの2023年秋の本気の新製品、Q Power (キューパワー)をレビューさせていただきます。mizuno (ミズノ)さん、やはり発売してくれました!廃盤となってしまったフラグシップラバー、Q5 (キューファイブ)を超える、新たなフラグシップラバー、トップ選手用の新製品、Q Quality (キュークオリティー)をパワーアップさせたQ Power (キューパワー)です!
ミズノにとって、まさに「本命」と呼べる1枚だろう。この秋にリリースされたテンション系裏ソフト『Q』シリーズの最新作、その名は『Q Power (キューパワー)』。「パワー」というネーミング、「強打で突き破れ」といったキャッチコピーに並ぶ力強い文言からも、自信のほどがうかがえる。 『Q Power (キューパワー)』は前作の『Q Quality (キュークオリティー)』発売後にユーザーから寄せられた「もう少し硬く、もう少しパワーのあるラバーがほしい」という声を受けて開発がスタート。トップ選手を満足させるだけのスピードとスピン、そして威力を追求した、ひと言で言えば「王道のストロングラバー」となっている。 まず、パワーのある選手が使用しても、その力をロスなくボールに伝えられるよう、『Q』シリーズ史上最もハードな52度のスポンジを採用。さらにトップシート、スポンジともに材料自体のエネルギー効率を向上させることで、よりパワフルな性能に仕上げた。 加えて、従来の『Q』シリーズよりもトップシートを薄くすることで、打球時に ボールが食い込みやすく、「ひきつれ」が起きやすい設計に。高いグリップ力と回転のかけやすさを持たせている。 これまでの『Q』シリーズはトップ選手が使用した際に「中・後陣でドライブを打った時の飛距離、威力が物足りない」という声もあったそうだが、『Q Power (キューパワー)』はそうした課題も解消。前陣から後陣、どのポジションでも打ち負けることなく、強く回転をかけ返していける。 ミズノ契約選手の多くが使用してきた『Q5 (キューファイブ)』 (廃盤)に替わり、新たな最高峰モデルとしてシリーズの頂点に君臨した『Q Power (キューパワー)』。ミズノが放つビッグインパクト、この新作はヤワじゃない。
Point 01: 硬度化ラバー品質係数を高めたことで、相手のボールの勢いを 弱めることなく、スピンやスピードの乗った返球が出来るように。 パワーでねじ伏せるQシリーズ史上最硬ラバー。 Point 02: 高威力粒の形状はQ5と同じ。 粒の間隔を少し狭くすることで、ボールの威力、スピード、スピン、持ち上がりをよくした。
https://jpn.mizuno.com/tabletennis/Q_series
Q5 (キューファイブ)はシートがもっちりしていて、TSPの粘着シートを使って保管すると粘着のような感触となるシートでした。一方、Q Quality (キュークオリティー)のシートはレビューでも記載しているとおり、シートがややピンと張っていて硬さとコシのあるシートでした。このQ Quality (キュークオリティー)のシートはレビューでも触れているとおり、Evolution EL-S (エボリューションEL-S)のシートに近いと感じました。多分同じではないと思うのですが、類似の成分や思想で設計されたシートだと思います。当然、Q Power (キューパワー)についても、Q Quality (キュークオリティー)のパワーアップ版として発売されていますので、予想通り、Q Power (キューパワー)のシートはしっかりしていて、Q Quality (キュークオリティー)のシートと類似のシートだと感じました。Dignics (ディグニクス)シリーズもシートが硬く設計されています。昨今のButterfly (バタフライ)さんが作り出したラバートレンド、シートの硬いラバーですね。シートの硬さがあるため、相手の回転の影響を受けにくく、インパクトと技術があれば今までのシートよりも高い回転量も生み出せるラバー設計だと思います。その分、技術力やインパクトの強さも求められる上級者用のラバーとなりますね。mizuno (ミズノ)さんは競合他社のButterfly (バタフライ)さんを研究しているでしょうから、トレンドを追ってシートを硬く設計したのではないかと想像します。ですのでButterfly (バタフライ)さんのラバーに慣れている方なら、mizuno (ミズノ)のラバーもあまり違和感なく使いこなせるのではないかと思います。もし王道Butterfly (バタフライ)とは違う色や味を出したいならQ Quality (キュークオリティー)やQ Power (キューパワー)もオススメですね。そして、シートの硬いラバーですので、うまく使いこなせば、カウンターがしやすかったり、しっかりインパクトできるとしっかりボールをグリップして高い回転量を得られるラバーだろうことは想像できますね。
本ページでレビューするのはスポーツメーカーの大手、mizuno (ミズノ)が扱うトップ選手用のハイエンドラケット、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)になります!日本男子代表だった大島祐哉選手が使用したラケットですね。大島祐哉選手は2023年春先に契約終了し、現在はandro (アンドロ)さんと契約していますね。大島祐哉選手がmizuno (ミズノ)さんと契約していたとき最後に使用していたのが、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)になります。 大島祐哉選手はFortius FT (フォルティウスFT)からFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)へ変更し、最後にはFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)の板厚を薄く、ブレード面積を狭くしたラケット、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)を使用していました。個人的にも興味があって使いたいと思っていて、セール時にようやく買うことができました。それでは、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)について、どのようなラケットか確認していきましょう。
Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)のver. Dとは、Dual Web (デュアルウェブ、ポリエステル繊維)のことをさし、カーボンのような際立った弾みを付与するのではなく台上の繊細なプレイには木材らしさを維持しながら後陣からの強打時などには特殊素材らしい弾みをサポートする素材として使用されています。Dual Web (デュアルウェブ、ポリエステル繊維)という特殊素材を採用したラケットは今までにありませんでしたが、AL (アリレート)と類似の特殊繊維と考えて良いと思います。Butterfly (バタフライ)の名品、Key Shot (キーショット)などと類似の打球感を想像すると良いのではないかと思いますね。 木材構成はFortius FT (フォルティウスFT)と同じ芯材Ayous (アユーズ)に、添え材に中心からHinoki (ヒノキ)2枚、アユーズ2枚、そしてDual Web (デュアルウェブ、ポリエステル繊維)2枚を挟んで上板にLimba (リンバ)2枚の計7+2枚の合板構成になります。メーカー公表値 (重量92 g、板厚6.4 mm、ブレード面積158 × 150 mm)になります。 合板構成: Limba (1/9) / Dual Web (2/8) / Ayous (3/7) / Hinoki (4/6) / Ayous (5) 板厚: 6.4 mm ブレード面積: 158 × 150 mm 重量: 92 g
Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)
Fortius FT (フォルティウスFT)やFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)は非常にパワフルで素晴らしいラケットになりますが、ブレード面積が158 × 150 mmと広く、どうしてもフォアとバックの切り返しが遅くなったり、バックハンドの振り抜きが難しくなったりします。また現代卓球の潮流は中・後陣からの引き合いよりも前・中陣のカウンターの奪い合いへと移りつつあります。大島祐哉選手がそこで選んだラケットは、ブレード面積を157 × 149 mmとやや狭くし、かつ板厚も6.4 mmから6.1 mmへ薄くしたFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)になりますね。Fortius FT (フォルティウスFT)のブレード面積を狭く、板厚を薄くしたラケットがFortius FT RE (フォルティウスFT RE)というラケットもあり、類似の変更になりますね。Fortius FT (フォルティウスFT)はいくつかの変更品が発売されており、その変更の趣旨はFortius FT (フォルティウスFT)をより扱いやすくしようとする変更になります。使いやすいように、Fortius FT (フォルティウスFT)を5枚合板バージョンに変更したFortius FT 5 (フォルティウスFT5)や、Fortius FT (フォルティウスFT)をより軽くしたFortius FT Light (フォルティウスFT Light)など、Fortius FT (フォルティウスFT)の威力をそのままに扱いやすくしようとする趣旨で仕様を変更したものになりますね。そして、Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)の後に発売されたのが、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)とFortius FT RE (フォルティウスFT RE)になりますね。Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)はより扱いやすくなっていて現代卓球的な仕様になっていて、注目でした。その仕様を確認しましょう。
合板構成: Limba (1/9) / Dual Web (2/8) / Ayous (3/7) / Hinoki (4/6) / Ayous (5) 板厚: 6.1 mm ブレード面積: 157 × 149 mm 重量: 90 g
上記の変更に加えて、mizuno (ミズノ)のブランドロゴは小さくなり、グリップもやや細くなって振り抜きの良い仕様になっていますね。うん、これは購入してすぐ使いたいと思わせるラケットでした。個人的にはTimo Boll ZLF (ティモボルZLF)の強化版のイメージで、より飛距離を出しやすくスピードを求めたラケットがFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)だと思います。
何より注目だったのが、ブレード面積の変更によるバックハンドの振り抜きのしやすさですね。想像通り非常に振り抜きやすく、かつ威力も申し分ないラケットになっていました。チキータでは一撃のスピードチキータがめちゃめちゃやりやすかったです。Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)にも感じましたが、Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)はmizuno (ミズノ)のブランドの中ではハードなラケットとなっていますが、上板にリンバを採用していることもあり、バックハンド時には非常に球持ちを感じられるラケットだと思っています。この打感はかなり好みですね。チキータや前中陣のバックハンドドライブ時も球を持てるので安心して振りぬけるラケットだと思います!またFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)はブレード面積が広いためにチキータ時に手首を思い切り使うと、手首が痛かったですが、そういった重さはFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)には感じなくて使いやすいと感じました。
Yasaka (ヤサカ)の名作、Ma Lin (馬林)シリーズからMa Lin Carbon (馬林カーボン)をレビューさせていただきます。Ma Lin (馬林)シリーズは長きにわたって人気の名作シリーズですね。Ma Lin (馬林)シリーズは、5枚合板1種、7枚合板1種、インナーカーボン3種と合計5種類のラケットが販売されています。馬琳 (Ma Lin)選手自身は有機溶剤による後加工可の時代では5枚合板を、その後はこのページでレビューするMa Lin Carbon (Ma Lin Carbon)を使用していたそうです。Ma Lin (馬林)選手といえば豪快なフォアドライブが特徴的ですよね!当時は同じ時代に活躍した、中国出身のWang Liqin (王励勤)選手も5枚合板に有機溶剤、その後、カーボンラケットを使用したようです。2人とも右利きでエゲつないパワードライブを打つ剛腕フォアドライブ型でした。未だに多くの卓人があこがれたり、参考にするのが馬琳選手/監督たちになると思いますね。それではラケットについて言及していきたいと思います。
Ma Lin (馬琳)選手が使った5枚合板と類似の仕様のラケットが、Ma Lin Extra Offensive (馬林エキストラオフェンシブ)ですね。情報ではMa Lin (馬琳)選手が使用したMa Lin Extra Offensive (馬林エキストラオフェンシブ)は、100 gくらいの超ヘビーラケットだったらしいです。そのような個体はさすが流通していない可能性が高く、特注の非常にマレな固体をご本人は好んで使っていたようですね。さらにパワフルな7枚合板仕様のラケットがMa Lin Extra Special (馬林エキストラスペシャル)になります。このラケットは最近では愛工大の吉山僚一選手が使用していたラケットになりますね。海外ツアーへ出場するようになり吉山選手はMa Lin Carbon (馬林カーボン)やその他Yasaka (ヤサカ)さんのインナーカーボンへ変更したようです。大島祐哉選手がandro (アンドロ)の7枚合板「和の極み -煉-」を使用しているので、トップでも7枚合板で活躍する選手は多数いることが明らかだと思います。改めて注目しても良いのではないかと思いますね。やはり7枚合板は5枚合板よりもラリーに強くて木材合板らしさもあるラケットに分類されると思います。安価でいてトップ選手も使用している、という点は非常に良い選択肢の1つだと思いますね。
Ma Lin (馬林)シリーズのカーボンは3本ありますが、どれも全てInner Carbon (インナーカーボン)になります。インナーカーボンなのに3種類もラインナップしている点が現代卓球を先んじていたように思いますね。Ma Lin Carbon (馬林カーボン)はMa Lin (馬林)シリーズを踏襲する、上板硬めの合板構成でインナーにカーボンをはさんだラケットになります。続いてMa Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)は上板にウエンジ材というハードな木材を使用して、シリーズ1弾むラケットになります。そして近年流行りのソフトな上板を使ったインナーカーボンがMa Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン)になります。 ここからは個人的なコメントです。Ma Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン)は上板が柔らかくかつ板厚も5.7 mmとかなり薄いラケットになります。このラケットを選ぶのであれば、カーボンにアラミドカーボンやALCを使っていないことにこだわるか、上板が柔らかいのに6 mm未満の板厚の薄いラケットを求める卓人にはもってこいかと思います。インナーラケットの王道かつ中陣からの威力とドライブを打つ時のラケットのALCらしいしなりを求めるならButterfly (バタフライ)さんのInner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)やHarimoto Tomokazu Inner Force ALC (張本智和インナーフォースALC)がずばり王道で、王道ではなく弾まず木材らしい打感としなりとミートを求めるなら、Ma Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン)を選ぶことをオススメすると思います。 逆に、上板の硬いインナーカーボンを探すのであれば、今回のMa Lin Carbon (馬林カーボン)やMa Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)は他のインナーカーボンと一線を画していて、手に入れやすい上板硬めのインナーカーボンになると思います。個人的には上板硬めのラケットはサーブの切れ味も上がり、回転量も上がるので球の質を求めていくならオススメのラケットになりますね。
・Ma Lin Extra Offensive (馬林エキストラオフェンシブ): 上板やや硬めの5枚合板 ・Ma Lin Extra Special (馬林エキストラスペシャル): 上板やや硬めの7枚合板 ・Ma Lin Carbon (馬林カーボン): 上板やや硬めのインナーカーボン ・Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン): 上板ハードなインナーカーボン ・Ma Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン): 上板ソフトなインナーカーボン
季節が冬ということもあるかもしれませんが、上板が硬いのでバチっと回転がかかって、それでいて飛びすぎない非常に扱いやすいラケットでした。このMa Lin Carbon (馬林カーボン)はMa Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)やTornado King Power (トルネードキングパワー)と比べるとやはり弾まず、控えめで、まるで5枚合板のようなスピード感のラケットでした。上板硬めの5枚合板と間違えてしまいそうなラケットだと思います。少なくとも自分は上板硬めの5枚合板と感じながら使っていました。それくらい板厚が薄いことでしなって柔らかく感じる、上板硬めのラケットでした。これかなり好みのラケットだと感じましたね。
強打時はカーボンラケットらしい直線性!
Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)でも感じましたが、弾いた時の弾道がとても直線的だと感じました。この特徴はやはり普段からALCやアラミドカーボン系の特殊素材入りラケットを使っているから感じるのだと思いますね。安い分、どうしても仕方ないかもしれませんが、このカーボン感は正直苦手と感じました。特に中陣からドライブ強打を打とうとすると、結構ネットミスをするんですね。感覚以上にボールが直線的に飛ぶのだと思います。強打時の弧線を求めるのであれば、やはりアラミドカーボンやALCなどの特殊素材を選ぶ必要があるといえるでしょう。そういう意味ではやはりTornado King Power (トルネードキングパワー)が廃盤になってしまったのは残念でなりませんね。Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)やMa Lin Carbon (馬林カーボン)には期待していたのですが、この直線性ですぐの移行は諦めました。逆に表やバックミートを多用するのであれば、直線的に飛ぶのでやりやすいし攻撃的で好みの飛び方をするのではないでしょうか。
ブレード面積157 × 151 mmでバックハンドはやはり振り抜きやすい!
90 gを超える重量でしたが、Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)と比べると大人しいので、安心してバックハンドは振りぬくことができました。またしなるので、イメージ通りの弧線を出しやすくて良かったですね。上板の硬さからは想像できないくらい打球感が柔らかくてそれでいて輪郭のはっきりした打感なので、バックハンドを楽しめました。