中国トップ選手が長年変わらぬ信頼を向けるラバー、それがHurricane (キョウヒョウ)ですね。男子シングルスで世界選手権三連覇、ワールドカップ2回優勝、オリンピック2回優勝、のMa Long (馬龍、中国)選手は、フォアバック両面にHurricane (キョウヒョウ)を使っています。そしてMa Long (馬龍、中国)選手がフォアバック両面にHurricane (キョウヒョウ)を選んで以降、若手選手含めて、中国選手は両面Hurricane (キョウヒョウ)の選手ばかりになりました。なぜそこまで長く愛用されるのか。何故、未だにトップ選手が愛用するのか、は正直、katsuo000ごときにはわかりません (汗)。高い信頼と実績が、選手たちの信頼を勝ち取っているのでしょう。
Hurricane (キョウヒョウ)の特徴といえば、とにかくまずは高い回転性能、そして弾まないことですね。スピードだけであれば、日本製ラバーの方が高いものはいくつもあります。中国という国では日本製ラバー、スピン系テンションラバーの世界標準であるTenergy 05 (テナジー05)でもスピード系のラバーと表現されるそうです。確かに確かに卓球という競技は、スピードや飛距離を競うのではなく、相手のコートにボールをおさめなくちゃいけない協議で、そういう意味ではスピードや飛距離を出すことは重要ではないですね。Hurricane (キョウヒョウ)はとにかく高い回転性能、そして弾まないことが特徴のスペシャルラバーだと思います。 中国トップ選手は後加工しているのでしょうが、イメージとしては高い回転性能にスピードを補う意味で後加工をしているのでしょう。DHS製の粘着ラバーではペン型の選手用にSky Line (天極)という粘着ラバーもあります。このSky Line (天極)はHurricane (キョウヒョウ)よりも弾むとされるラバーで、ペン型はシェイクハンド型よりも手首と回旋運動を効かせることができるため回転を強くかけられ、従ってSky Line (天極)のように弾む粘着ラバーを使うということですね。中国トップのシェイク型選手は必ずHurricane (キョウヒョウ)を使用します。これはやはりスピードではなく回転が重要だからでしょう。
中国のナショナルチームが公式に使用するグルーはNittaku (ニッタク)製のFine Zip (ファインジップ)になりますね。このこともあって、Fine Zip (ファインジップ)の特用500 mlを購入して何度かHurricane (キョウヒョウ)を貼ったことがあります。Fine Zip (ファインジップ)はトロトロ系あるいはネバネバ系のグルーで、他のグルーと比べても厚くなりやすく、簡単に重くなるグルーですね。何度かこのグルーを使ってHurricane (キョウヒョウ)や他のラバーを貼ったことがありますが、Fine Zip (ファインジップ)の特徴は厚い層を作ってラケット全体を重くでき弾みを与えてくれる一方で、回転性能が落ちる印象があります。Fine Zip (ファインジップ)を使うことで、Hurricane (キョウヒョウ)の弾みを補うためにFine Zip (ファインジップ)を使うのはありかもしれません。ただし、複数回塗るとかなり重くなるので、このあたりは自己責任での対応をお願いしたいです。 個人的にHurricane (キョウヒョウ)を貼る上でオススメのグルーはFree Chack II (フリーチャック2)になりますね。トロサラ系のグルーで安定して最低限のグルーの量で接着でき、かつラバーの高い回転性能を損なわないグルーになります。Free Chack II (フリーチャック2)ならほとんどHurricane (キョウヒョウ)の重量を重くせずにしっかり接着することができるでしょう。
季節的な話題にも触れさせていただきます。全日本選手権、熱かったですね。男子決勝は過去に類を見ない殴り合いのような素晴らしい熱戦でした。大会の最後を飾るに相応しい素晴らしい試合で1卓人としてとても楽しませていただきましたし、感動させていただきました。今年はオリンピックイヤーということもありますので、是非ぜひ張本選手、戸上選手には良い年になってほしいなーと思います。そして全日本選手権も終わり、2023年度もほぼ終わり、2024年の新作が何か、が気になる季節ですね。XIOM (エクシオン)さんの新商品については、実はかなり注目していて、多分レビューすると思ってます。日本語のXIOM (エクシオン)さんのホームページでは、まだ廃盤情報だけですが、X (旧Twitter)上では既に本国韓国のパンフレットの画像が流出していてkatsuo000も知りました。2024年XIOM (エクシオン)さんはJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)なるものが発売されるようですし、加えてOmega VIII (オメガ8)シリーズも発売となるようです。個人的に注目はJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)、Omega VIII China (オメガ8チャイナ)ですね!そして使ってみたかったVega China (ヴェガチャイナ)はなんと廃盤となり、先日レビューしたVega DEF (ヴェガDEF)も廃盤となりましたね。自分が愛用するOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)と早く比較したいです。
2 IN 1 (Dual Max / 氷と炎の融合!) 相反するパフォーマンスを1つのラバーに ジキル&ハイド それは、互いに相反する要素が1つの個体に入っていることを意味する。飛び出しの速さとコントロール、スピンと打球速度は、互いに逆ベクトルの要素であり、その両方を同時に満たすラバーを作ることは難題だ。今回私たちは、ディープラーニングを基にしたCYCLOIDテクノロジーを中心に、新時代のデジタル技術を活用。これらの相反する要素を1つの調和した作品に統合し、驚くべき新商品を誕生させた。 H series Hybrid (Hシリーズ): テンションと粘着のハイブリッド V series Drag (Vシリーズ): 最大級のスピンを生む超強力摩擦 X series Power (Xシリーズ): 極限のドライブ攻撃のための強弾性 Z series Custom (Zシリーズ): 世界トップレベルの選手のための特級仕様 C series ? Sticky (Cシリーズ)?: 取り扱い簡単な新世代の中国式粘着ラバー
Jekyll & Hyde V52.5 (ジキル&ハイド V52.5)
・Sponge Thickness:2.1/MAX mm
・Speed:14
・Spin:14
・Sponge硬度:52.5°
・6,500円 + 税
・73-4 g (カット前) → 52 g (Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)に貼って)
52 gで数値としては思ったより重いのですが、最近麻痺って来ていて、かなり軽いと感じましたね。Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)はかなりいいラバーで、しかもブレード面積もレギュラーに近いので、これはJekyll & Hyde V52.5 (ジキル&ハイド V52.5)が単純にやや重めであることを示唆しますね。
mizuno (ミズノ)さんの2023年秋の本気の新製品、Q Power (キューパワー)をレビューさせていただきます。mizuno (ミズノ)さん、やはり発売してくれました!廃盤となってしまったフラグシップラバー、Q5 (キューファイブ)を超える、新たなフラグシップラバー、トップ選手用の新製品、Q Quality (キュークオリティー)をパワーアップさせたQ Power (キューパワー)です!
ミズノにとって、まさに「本命」と呼べる1枚だろう。この秋にリリースされたテンション系裏ソフト『Q』シリーズの最新作、その名は『Q Power (キューパワー)』。「パワー」というネーミング、「強打で突き破れ」といったキャッチコピーに並ぶ力強い文言からも、自信のほどがうかがえる。 『Q Power (キューパワー)』は前作の『Q Quality (キュークオリティー)』発売後にユーザーから寄せられた「もう少し硬く、もう少しパワーのあるラバーがほしい」という声を受けて開発がスタート。トップ選手を満足させるだけのスピードとスピン、そして威力を追求した、ひと言で言えば「王道のストロングラバー」となっている。 まず、パワーのある選手が使用しても、その力をロスなくボールに伝えられるよう、『Q』シリーズ史上最もハードな52度のスポンジを採用。さらにトップシート、スポンジともに材料自体のエネルギー効率を向上させることで、よりパワフルな性能に仕上げた。 加えて、従来の『Q』シリーズよりもトップシートを薄くすることで、打球時に ボールが食い込みやすく、「ひきつれ」が起きやすい設計に。高いグリップ力と回転のかけやすさを持たせている。 これまでの『Q』シリーズはトップ選手が使用した際に「中・後陣でドライブを打った時の飛距離、威力が物足りない」という声もあったそうだが、『Q Power (キューパワー)』はそうした課題も解消。前陣から後陣、どのポジションでも打ち負けることなく、強く回転をかけ返していける。 ミズノ契約選手の多くが使用してきた『Q5 (キューファイブ)』 (廃盤)に替わり、新たな最高峰モデルとしてシリーズの頂点に君臨した『Q Power (キューパワー)』。ミズノが放つビッグインパクト、この新作はヤワじゃない。
Point 01: 硬度化ラバー品質係数を高めたことで、相手のボールの勢いを 弱めることなく、スピンやスピードの乗った返球が出来るように。 パワーでねじ伏せるQシリーズ史上最硬ラバー。 Point 02: 高威力粒の形状はQ5と同じ。 粒の間隔を少し狭くすることで、ボールの威力、スピード、スピン、持ち上がりをよくした。
https://jpn.mizuno.com/tabletennis/Q_series
Q5 (キューファイブ)はシートがもっちりしていて、TSPの粘着シートを使って保管すると粘着のような感触となるシートでした。一方、Q Quality (キュークオリティー)のシートはレビューでも記載しているとおり、シートがややピンと張っていて硬さとコシのあるシートでした。このQ Quality (キュークオリティー)のシートはレビューでも触れているとおり、Evolution EL-S (エボリューションEL-S)のシートに近いと感じました。多分同じではないと思うのですが、類似の成分や思想で設計されたシートだと思います。当然、Q Power (キューパワー)についても、Q Quality (キュークオリティー)のパワーアップ版として発売されていますので、予想通り、Q Power (キューパワー)のシートはしっかりしていて、Q Quality (キュークオリティー)のシートと類似のシートだと感じました。Dignics (ディグニクス)シリーズもシートが硬く設計されています。昨今のButterfly (バタフライ)さんが作り出したラバートレンド、シートの硬いラバーですね。シートの硬さがあるため、相手の回転の影響を受けにくく、インパクトと技術があれば今までのシートよりも高い回転量も生み出せるラバー設計だと思います。その分、技術力やインパクトの強さも求められる上級者用のラバーとなりますね。mizuno (ミズノ)さんは競合他社のButterfly (バタフライ)さんを研究しているでしょうから、トレンドを追ってシートを硬く設計したのではないかと想像します。ですのでButterfly (バタフライ)さんのラバーに慣れている方なら、mizuno (ミズノ)のラバーもあまり違和感なく使いこなせるのではないかと思います。もし王道Butterfly (バタフライ)とは違う色や味を出したいならQ Quality (キュークオリティー)やQ Power (キューパワー)もオススメですね。そして、シートの硬いラバーですので、うまく使いこなせば、カウンターがしやすかったり、しっかりインパクトできるとしっかりボールをグリップして高い回転量を得られるラバーだろうことは想像できますね。
本ページでレビューするのはスポーツメーカーの大手、mizuno (ミズノ)が扱うトップ選手用のハイエンドラケット、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)になります!日本男子代表だった大島祐哉選手が使用したラケットですね。大島祐哉選手は2023年春先に契約終了し、現在はandro (アンドロ)さんと契約していますね。大島祐哉選手がmizuno (ミズノ)さんと契約していたとき最後に使用していたのが、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)になります。 大島祐哉選手はFortius FT (フォルティウスFT)からFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)へ変更し、最後にはFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)の板厚を薄く、ブレード面積を狭くしたラケット、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)を使用していました。個人的にも興味があって使いたいと思っていて、セール時にようやく買うことができました。それでは、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)について、どのようなラケットか確認していきましょう。
Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)のver. Dとは、Dual Web (デュアルウェブ、ポリエステル繊維)のことをさし、カーボンのような際立った弾みを付与するのではなく台上の繊細なプレイには木材らしさを維持しながら後陣からの強打時などには特殊素材らしい弾みをサポートする素材として使用されています。Dual Web (デュアルウェブ、ポリエステル繊維)という特殊素材を採用したラケットは今までにありませんでしたが、AL (アリレート)と類似の特殊繊維と考えて良いと思います。Butterfly (バタフライ)の名品、Key Shot (キーショット)などと類似の打球感を想像すると良いのではないかと思いますね。 木材構成はFortius FT (フォルティウスFT)と同じ芯材Ayous (アユーズ)に、添え材に中心からHinoki (ヒノキ)2枚、アユーズ2枚、そしてDual Web (デュアルウェブ、ポリエステル繊維)2枚を挟んで上板にLimba (リンバ)2枚の計7+2枚の合板構成になります。メーカー公表値 (重量92 g、板厚6.4 mm、ブレード面積158 × 150 mm)になります。 合板構成: Limba (1/9) / Dual Web (2/8) / Ayous (3/7) / Hinoki (4/6) / Ayous (5) 板厚: 6.4 mm ブレード面積: 158 × 150 mm 重量: 92 g
Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)
Fortius FT (フォルティウスFT)やFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)は非常にパワフルで素晴らしいラケットになりますが、ブレード面積が158 × 150 mmと広く、どうしてもフォアとバックの切り返しが遅くなったり、バックハンドの振り抜きが難しくなったりします。また現代卓球の潮流は中・後陣からの引き合いよりも前・中陣のカウンターの奪い合いへと移りつつあります。大島祐哉選手がそこで選んだラケットは、ブレード面積を157 × 149 mmとやや狭くし、かつ板厚も6.4 mmから6.1 mmへ薄くしたFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)になりますね。Fortius FT (フォルティウスFT)のブレード面積を狭く、板厚を薄くしたラケットがFortius FT RE (フォルティウスFT RE)というラケットもあり、類似の変更になりますね。Fortius FT (フォルティウスFT)はいくつかの変更品が発売されており、その変更の趣旨はFortius FT (フォルティウスFT)をより扱いやすくしようとする変更になります。使いやすいように、Fortius FT (フォルティウスFT)を5枚合板バージョンに変更したFortius FT 5 (フォルティウスFT5)や、Fortius FT (フォルティウスFT)をより軽くしたFortius FT Light (フォルティウスFT Light)など、Fortius FT (フォルティウスFT)の威力をそのままに扱いやすくしようとする趣旨で仕様を変更したものになりますね。そして、Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)の後に発売されたのが、Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)とFortius FT RE (フォルティウスFT RE)になりますね。Fortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)はより扱いやすくなっていて現代卓球的な仕様になっていて、注目でした。その仕様を確認しましょう。
合板構成: Limba (1/9) / Dual Web (2/8) / Ayous (3/7) / Hinoki (4/6) / Ayous (5) 板厚: 6.1 mm ブレード面積: 157 × 149 mm 重量: 90 g
上記の変更に加えて、mizuno (ミズノ)のブランドロゴは小さくなり、グリップもやや細くなって振り抜きの良い仕様になっていますね。うん、これは購入してすぐ使いたいと思わせるラケットでした。個人的にはTimo Boll ZLF (ティモボルZLF)の強化版のイメージで、より飛距離を出しやすくスピードを求めたラケットがFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)だと思います。
何より注目だったのが、ブレード面積の変更によるバックハンドの振り抜きのしやすさですね。想像通り非常に振り抜きやすく、かつ威力も申し分ないラケットになっていました。チキータでは一撃のスピードチキータがめちゃめちゃやりやすかったです。Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)にも感じましたが、Fortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)はmizuno (ミズノ)のブランドの中ではハードなラケットとなっていますが、上板にリンバを採用していることもあり、バックハンド時には非常に球持ちを感じられるラケットだと思っています。この打感はかなり好みですね。チキータや前中陣のバックハンドドライブ時も球を持てるので安心して振りぬけるラケットだと思います!またFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)はブレード面積が広いためにチキータ時に手首を思い切り使うと、手首が痛かったですが、そういった重さはFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)には感じなくて使いやすいと感じました。
Yasaka (ヤサカ)の名作、Ma Lin (馬林)シリーズからMa Lin Carbon (馬林カーボン)をレビューさせていただきます。Ma Lin (馬林)シリーズは長きにわたって人気の名作シリーズですね。Ma Lin (馬林)シリーズは、5枚合板1種、7枚合板1種、インナーカーボン3種と合計5種類のラケットが販売されています。馬琳 (Ma Lin)選手自身は有機溶剤による後加工可の時代では5枚合板を、その後はこのページでレビューするMa Lin Carbon (Ma Lin Carbon)を使用していたそうです。Ma Lin (馬林)選手といえば豪快なフォアドライブが特徴的ですよね!当時は同じ時代に活躍した、中国出身のWang Liqin (王励勤)選手も5枚合板に有機溶剤、その後、カーボンラケットを使用したようです。2人とも右利きでエゲつないパワードライブを打つ剛腕フォアドライブ型でした。未だに多くの卓人があこがれたり、参考にするのが馬琳選手/監督たちになると思いますね。それではラケットについて言及していきたいと思います。
Ma Lin (馬琳)選手が使った5枚合板と類似の仕様のラケットが、Ma Lin Extra Offensive (馬林エキストラオフェンシブ)ですね。情報ではMa Lin (馬琳)選手が使用したMa Lin Extra Offensive (馬林エキストラオフェンシブ)は、100 gくらいの超ヘビーラケットだったらしいです。そのような個体はさすが流通していない可能性が高く、特注の非常にマレな固体をご本人は好んで使っていたようですね。さらにパワフルな7枚合板仕様のラケットがMa Lin Extra Special (馬林エキストラスペシャル)になります。このラケットは最近では愛工大の吉山僚一選手が使用していたラケットになりますね。海外ツアーへ出場するようになり吉山選手はMa Lin Carbon (馬林カーボン)やその他Yasaka (ヤサカ)さんのインナーカーボンへ変更したようです。大島祐哉選手がandro (アンドロ)の7枚合板「和の極み -煉-」を使用しているので、トップでも7枚合板で活躍する選手は多数いることが明らかだと思います。改めて注目しても良いのではないかと思いますね。やはり7枚合板は5枚合板よりもラリーに強くて木材合板らしさもあるラケットに分類されると思います。安価でいてトップ選手も使用している、という点は非常に良い選択肢の1つだと思いますね。
Ma Lin (馬林)シリーズのカーボンは3本ありますが、どれも全てInner Carbon (インナーカーボン)になります。インナーカーボンなのに3種類もラインナップしている点が現代卓球を先んじていたように思いますね。Ma Lin Carbon (馬林カーボン)はMa Lin (馬林)シリーズを踏襲する、上板硬めの合板構成でインナーにカーボンをはさんだラケットになります。続いてMa Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)は上板にウエンジ材というハードな木材を使用して、シリーズ1弾むラケットになります。そして近年流行りのソフトな上板を使ったインナーカーボンがMa Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン)になります。 ここからは個人的なコメントです。Ma Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン)は上板が柔らかくかつ板厚も5.7 mmとかなり薄いラケットになります。このラケットを選ぶのであれば、カーボンにアラミドカーボンやALCを使っていないことにこだわるか、上板が柔らかいのに6 mm未満の板厚の薄いラケットを求める卓人にはもってこいかと思います。インナーラケットの王道かつ中陣からの威力とドライブを打つ時のラケットのALCらしいしなりを求めるならButterfly (バタフライ)さんのInner Force Layer ALC (インナーフォースレイヤーALC)やHarimoto Tomokazu Inner Force ALC (張本智和インナーフォースALC)がずばり王道で、王道ではなく弾まず木材らしい打感としなりとミートを求めるなら、Ma Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン)を選ぶことをオススメすると思います。 逆に、上板の硬いインナーカーボンを探すのであれば、今回のMa Lin Carbon (馬林カーボン)やMa Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)は他のインナーカーボンと一線を画していて、手に入れやすい上板硬めのインナーカーボンになると思います。個人的には上板硬めのラケットはサーブの切れ味も上がり、回転量も上がるので球の質を求めていくならオススメのラケットになりますね。
・Ma Lin Extra Offensive (馬林エキストラオフェンシブ): 上板やや硬めの5枚合板 ・Ma Lin Extra Special (馬林エキストラスペシャル): 上板やや硬めの7枚合板 ・Ma Lin Carbon (馬林カーボン): 上板やや硬めのインナーカーボン ・Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン): 上板ハードなインナーカーボン ・Ma Lin Soft Carbon (馬林ソフトカーボン): 上板ソフトなインナーカーボン
季節が冬ということもあるかもしれませんが、上板が硬いのでバチっと回転がかかって、それでいて飛びすぎない非常に扱いやすいラケットでした。このMa Lin Carbon (馬林カーボン)はMa Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)やTornado King Power (トルネードキングパワー)と比べるとやはり弾まず、控えめで、まるで5枚合板のようなスピード感のラケットでした。上板硬めの5枚合板と間違えてしまいそうなラケットだと思います。少なくとも自分は上板硬めの5枚合板と感じながら使っていました。それくらい板厚が薄いことでしなって柔らかく感じる、上板硬めのラケットでした。これかなり好みのラケットだと感じましたね。
強打時はカーボンラケットらしい直線性!
Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)でも感じましたが、弾いた時の弾道がとても直線的だと感じました。この特徴はやはり普段からALCやアラミドカーボン系の特殊素材入りラケットを使っているから感じるのだと思いますね。安い分、どうしても仕方ないかもしれませんが、このカーボン感は正直苦手と感じました。特に中陣からドライブ強打を打とうとすると、結構ネットミスをするんですね。感覚以上にボールが直線的に飛ぶのだと思います。強打時の弧線を求めるのであれば、やはりアラミドカーボンやALCなどの特殊素材を選ぶ必要があるといえるでしょう。そういう意味ではやはりTornado King Power (トルネードキングパワー)が廃盤になってしまったのは残念でなりませんね。Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)やMa Lin Carbon (馬林カーボン)には期待していたのですが、この直線性ですぐの移行は諦めました。逆に表やバックミートを多用するのであれば、直線的に飛ぶのでやりやすいし攻撃的で好みの飛び方をするのではないでしょうか。
ブレード面積157 × 151 mmでバックハンドはやはり振り抜きやすい!
90 gを超える重量でしたが、Ma Lin Hard Carbon (馬林ハードカーボン)と比べると大人しいので、安心してバックハンドは振りぬくことができました。またしなるので、イメージ通りの弧線を出しやすくて良かったですね。上板の硬さからは想像できないくらい打球感が柔らかくてそれでいて輪郭のはっきりした打感なので、バックハンドを楽しめました。
・Blue Grip(粘着ラバー)6種 Blue Grip C1 (ブルーグリップC1) Blue Grip C2 (ブルーグリップC2) Blue Grip S1 (ブルーグリップS1) Blue Grip S2 (ブルーグリップS2) Blue Grip V1 (ブルーグリップV1) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし) Blue Grip R1 (ブルーグリップR1) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし) ・Blue Storm(ブルーストーム)7種 Blue Storm PRO (ブルーストームPRO) Blue Stom PRO AM (ブルーストームPRO AM) Blue Stom Z1 Turbo (ブルーストームZ1ターボ) Blue Storm Z1 (ブルーストームZ1) Blue Storm Z2 (ブルーストームZ2) Blue Storm Z3 (ブルーストームZ3) Blue Storm Big Slam (ブルーストームビッグスラム) ・Blue Fire(ブルーファイヤ) 9種 Blue Fire M1 Turbo (ブルーファイヤM1ターボ) Blue Fire M1 (ブルーファイヤM1) Blue Fire M2 (ブルーファイヤM2) Blue Fire M3 (ブルーファイヤM3) Blue Fire JP01 Turbo (ブルーファイヤJP01ターボ) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし) Blue Fire JP01 (ブルーファイヤJP01) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし) Blue Fire JP02 (ブルーファイヤJP02) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし) Blue Fire JP03 (ブルーファイヤJP03) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし) Blue Fire Big Slam (ブルーファイヤビッグスラム) 廃盤? (2023年パンフレット記載なし)
廃盤と思われるラバー含め、多くのブルーラバーがラインナップされています。本当に数が多いですね。未だにBlue Fire (ブルーファイヤ)シリーズが販売されているのはスゴイと思います。最近のDONIC (ドニック)最新ラバーは非常にいいラバーが多く、昨年2022年発売のBlue Storm PRO (ブルーストームPRO)は税抜7,800円と高いだけありTenergy 05 (テナジー05)を超える高い回転性能を有する高性能ラバーでした。粘着ラバーはGrip (グリップ)を冠しているラバーで、6種類と他メーカーと比べても充実のラインナップだと思います。Blue Grip S1 (ブルーグリップS1)についてさらに深堀してみます。
このラバーは安売りしていたのですが、パッケージが破けるという災難にもあい、貼って試打しました。説明にもあるようにカットマン用を念頭に開発されたラバーで、硬度57.5°のカチコチラバーになります。実はこのラバーよりもさらにスピード性能が低く回転性能の高いVega (ヴェガ)シリーズのラバーが硬度54°のVega China (ヴェガチャイナ)になりますね。Vega China (ヴェガチャイナ)もいつか試打したいところですが、まだ手に入れていません汗。どうやらVega China (ヴェガチャイナ)の方がスポンジの気泡がほとんどなく、おそらくキョウヒョウを意識いたラバーのようなのですよね~。また試打するときが来ましたらレビューしますので、その際には是非ぜひ読んでいただければと思います。Vega DEF (ヴェガDEF)に戻りまして、このラバーの進化系として位置するのが、Omega VII China (オメガVIIチャイナ)シリーズのOmega VII China Guang (オメガVIIチャイナ光)とOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)になりますね。やはり気になる点として、Vega DEF (ヴェガDEF)とOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)やキョウヒョウとの比較ですよね。そこらへんを意識しながらレビューさせていただきます。
Vega (ヴェガ)シリーズ XIOM (エクシオン)といえば、安価なスピン系テンションラバーのVega (ヴェガ)というイメージが強いのではないかと思います。Vega (ヴェガ)シリーズの種類の多さは目を見張るものがあり、一番有名なVega (ヴェガ)はVega Europe (ヴェガヨーロッパ)でしょうか。使いやすいものから、高性能なものまで種々ありますので、一度確認してみましょう。 Vega X (ヴェガX): シリーズ10周年記念の傑作 Vega Tour (ヴェガツアー): 上位技術を転用した高品位ギア Vega Pro (ヴェガプロ): 攻撃を主体とする中級者に最適 Vega Asia (ヴェガアジア): 様々な戦型にマッチする幅広さ Vega Europe (ヴェガヨーロッパ): 最高の使いやすさで長年大人気 Vega Asia DF (ヴェガアジアDF): グリップ力抜群の攻撃的ラバー Vega Europe DF (ヴェガヨーロッパDF): グリップ力抜群の攻守両用ギア Vega Japan (ヴェガジャパン): 日本製ラバーのような安定感 Vega China (ヴェガチャイナ): 中国製粘着ラバーのティスト Vega Elite (ヴェガエリート): スピード感と軽量さにすぐれる Vega Intro (ヴェガイントロ): コスパ最強のビギナー用ラバー Vega DEF (ヴェガDEF): カットマン用ながら攻撃も秀逸 Vega SPO (ヴェガSPO): 攻撃的なスピード系表ソフト
Vega (ヴェガ)を冠するラバーは13種類あり、基本的にはスピン系テンションラバー群になります。初めて卓球をする選手には、Vega Intro (ヴェガイントロ)、ティーンプレイヤーの2枚目のラバーにはVega Elite (ヴェガエリート)が用意されています。そこから戦型や硬度の選択肢、フォア面、バック面などにあわせて、Vega Euro (ヴェガユーロ)、Vega Asia (ヴェガアジア)、Vega Japan (ヴェガジャパン)などがVega (ヴェガ)シリーズの代表的なラバーになりますね。さらに粘着ラバーやカットマン用、異質選手用のラバーとして、Vega China (ヴェガチャイナ)や本ページでレビューするVega DEF (ヴェガDEF)、Vega SPO (ヴェガSPO)がラインナップされています。また最新トップシートを採用した、Vega Europe DF (ヴェガヨーロッパDF)、Vega Asia DF (ヴェガアジアDF)、中級者用のVega Pro (ヴェガPro)、トップ選手用のOmega (オメガ)シリーズと同じ技術を採用したVega Tour (ヴェガツアー)、最新技術を採用して高コスパのVega X (ヴェガX)、と展開されます。やはり卓人の戦型の人数や分布から、スピン系テンションラバーの種類が多いです。その中で異色を放つ、Vega DEF (ヴェガDEF)は微粘着系でカットマン用の弾まないラバーとしての立ち位置といえるでしょう。katsuo000はとんがったラバーが好きなので、イメージとしては粘着ラバーだと思って使ってやろうと考えました。
Vega DEF (ヴェガDEF)は、想像以上に重いラバーで驚きました。この重量は確かにOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)と同類の印象を受けました。またシートよりもスポンジが硬いラバーですね。これは、粘着系ラバーにみられる特徴で、これは期待が持てますね。Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)は公表硬度は60°ですので柔らかいラバーではありませんが、Vega DEF (ヴェガDEF)と比べると柔らかいという結果になりました。これには驚きですね。カットマン用ということで、弾みはある程度落としているのかもしれませんね。
Hurricane NEO II (キョウヒョウNEO2)やその他のキョウヒョウは、どれもボールをしっかり持ちます。ボールの持ちという点ではトップレベルのラバーと言えるでしょう。その分、ボールを持つ分、返球がワンテンポ、一瞬遅れます。その分、威力や相手の時間を奪いにくいと言えるのかもしれません。一方Vega DEF (ヴェガDEF)は弾みもあるということもあり、バックカウンターで特に良さを感じました。打点の早いブロックやカウンター時にHurricane NEO II (キョウヒョウNEO2)よりも攻撃的に使えて良いと感じました。中陣からでも、キョウヒョウ系ラバーよりミートがしやすいと感じましたね。
見開きページを惜しまずドドント3ページも使用してジキ&ハイをアピールしてますね!コンセプトとしてはVega (ヴェガ)シリーズとOmega (オメガ)シリーズをつなぐ、使いやすさと高性能を両立させようとしたシリーズだと思います。katsuo000が今までに試打したジキ&ハイシリーズのラバーは、Jekyll & Hyde H52.5 (ジキル&ハイドH52.5)になります。このラバーはOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)に似つつ、Omega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)よりも使いやすくてスピン系テンションに寄せたラバーでした。今回試打・レビューしたラバーはJekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイドZ52.5)ですね。Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイドZ52.5)について言及する前に、Jekyll & Hyde (ジキル&ハイド)シリーズのついて、確認していきたいと思います。パンフレットなどから、XIOM (エクシオン)さんのJekyll & Hyde (ジキル&ハイド)シリーズの説明を抜粋させていただきました。
2 IN 1 (Dual Max / 氷と炎の融合!) 相反するパフォーマンスを1つのラバーに ジキル&ハイド それは、互いに相反する要素が1つの個体に入っていることを意味する。飛び出しの速さとコントロール、スピンと打球速度は、互いに逆ベクトルの要素であり、その両方を同時に満たすラバーを作ることは難題だ。今回私たちは、ディープラーニングを基にしたCYCLOIDテクノロジーを中心に、新時代のデジタル技術を活用。これらの相反する要素を1つの調和した作品に統合し、驚くべき新商品を誕生させた。 H series Hybrid (Hシリーズ): テンションと粘着のハイブリッド V series Drag (Vシリーズ): 最大級のスピンを生む超強力摩擦 X series Power (Xシリーズ): 極限のドライブ攻撃のための強弾性 Z series Custom (Zシリーズ): 世界トップレベルの選手のための特級仕様 C series ? Sticky (Cシリーズ)?: 取り扱い簡単な新世代の中国式粘着ラバー
プロットが多くわかりにくいですが、Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5、J&H Z52.5)はJ&Hシリーズの中で、最も性能が高いラバーであることがわかりますね。数字上は、Omega VII Tour i 50 (オメガVIIツアーi50)と同等のスピードとスピン性能のラバーになっていますね。興味深いのは、トップ選手用のシリーズであるオメガVIIシリーズのラバーであるOmega VII Tour i 50 (オメガVIIツアーi50)よりもJekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5、J&H Z52.5)の方が公表硬度が硬いことですね。これはそのままラバーの性能や特徴にも影響するのかどうか気になるところです。続いて硬度チェックです。
Weight
Shore a
Shore a
Shore c
Shore c
Sheet-Sponge
Sheet Sponge
g
Sheet
Shponge
Sheet
Spnoge
(shore a)
(shore c)
Dignics 09C
50
33.4
31.8
50.8
49.1
1.6
1.7
Dignics 05
48
34.3
31.3
50.0
48.2
2.9
1.8
Tenergy 05
47
32.2
26.8
44.6
43.3
5.4
1.3
Jekyll & Hyde H52.5
49
33.4
29.3
45.5
44.9
4.1
0.6
Jekyll & Hyde Z52.5
52
31.4
27.9
45.9
43.7
3.5
2.2
Omega VII China Ying
57
34.3
32.6
50.5
50.3
1.7
0.2
Omega VII Tour i50
52
35.1
29.9
49.2
48.2
5.2
1.0
Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5、J&H Z52.5)はまずまず重いラバーで、Omega VII Tour i 50 (オメガVIIツアーi50)と同じ重さでした。一方、shore aでの硬度比較では、Omega VII Tour i 50 (オメガVIIツアーi50)が硬く、shore cの硬度比較では、Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5、J&H Z52.5)の方が硬い、という非常に興味深い結果になりましたね! XIOM (エクシオン)さん公式では、Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5、J&H Z52.5)の方が硬いわけですから、おそらく一般公開されている硬度はshore cに近いということも示唆しているように思います。katsuo000の経験としてshore aの硬度はシートの硬さが反映されやすいと思っていますので、この値が高いということは、Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイド Z52.5、J&H Z52.5)よりもOmega VII Tour i 50 (オメガVIIツアーi50)の方が硬いシートを使用しているといえると思いますね。