そして今回Rally Ace (ラリーエース)さんのラケットシリーズが刷新されました!上板に使う木材によって次のように名前が変わりましたね! 上板Maple (メイプル、楓): Arc Caster Series (アークキャスター)シリーズ 上板Limba (リンバ): Arc Slider Series (アークキャスター)シリーズ 上板Zebra (ゼブラ): Rune Split Series (ルーンスプリット)シリーズ 上板Ash (アッシュ): Rune Frontier Series (ルーンフロンティア)シリーズ
上板にあわせてラケット名が刷新され、さらに合板構成にあわせて名前がつくようになりました。 V (ファイブ): 5 play woods (5枚合板) Over (オーバー): FE Carbon Outer (FEカーボンアウター) Inner (インナー): FE Carbon Inner (FEカーボンインナー) Deep (ディープ): FE Carbon Center (FEカーボンセンター) CNF (シーエヌエフ): Cellulose Nanofiber (セルロースなのファイバー) ラケットにおいて最も重要な設計の1つであるブレード厚さは、刷新にともないそれぞれのシリーズで絶妙に変更していますのでいったん割愛させていただきます。最もオーソドックスなカーボン系ラケットは基本5.6 mmと刷新前と変わらないブレード厚さになっていました。この薄さだからこそRally Ace (ラリーエース)さんの良さが出ると思います。そしてBlade Area (ブレード面積)も158 × 152 mmと、Harimoto Tomokazu Innerforce series (張本智和インナーフォース)シリーズと同じブレード面積で設計されていますね!特徴的だと思います。
ALC系のアウターカーボンで5.6 mmという薄さのラケットは現在販売されていません。つまり、ある意味攻撃力をある程度犠牲にして安定感重視のラケットとしてアウターカーボンを探索すると、自然とArc Caster Over (アークキャスターオーバー)に行きつくのではないかと思います。ラリー重視で、中陣からの巻き返しも狙えてそれでも守備力の高いラケットとして、また回転性能の高いラケットとしても非常に気に入ったラケットがArc Caster Over (アークキャスターオーバー)でした!
インナー×リンバ材系の特徴として、球持ちの良さ=安定感は高いものの、強打や決定打の質が落ちやすく、引きつけ→インパクトの操作が難しく感じる場面が多くありました。特に薄く当てるドライブが主体の自分にとっては、「持ちすぎて飛ばない」「打ち切るには筋力や踏み込みが必要」といった印象です。 インナー×コト材系のMa Lin Carbon (馬林カーボン)やLiberta Glorious (リベルタグロリアス)、Tornado King Power (トルネードキングパワー)といったブレードも試しましたが、インナー特有の打球時の安定感と引き換えに、攻撃時の鋭さが損なわれる感覚は拭えませんでした。やはり、アウターZLC × コト材 × 薄板という構成が、今の自分には最適だと感じています。
最新のHybrid K3 (ハイブリッドK3)、Hybrid K2 Pro (ハイブリッドK2プロ)、Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)を貼った際に気づきましたがTibhar (ティバー)さんのラバーは硬度の硬いProを冠したラバーでも重量が重いということはないんですよね!前回のHybrid MK Pro (ハイブリッドMKプロ)とその中間硬度のHybrid MK (ハイブリッドMK)も重量差はほとんどありませんでした。もちろん、硬度計で測った硬度はHybrid MK(ハイブリッドMK)よりもHybrid MK Pro (ハイブリッドMKプロ)の方が硬かったです。この技術って凄いなーと思いますね。本題のHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)に着目すると、総じて硬度に相当するshore cの結果を確認すると、TIBHAR (ティバー)さんのラバーの中でやはり最も硬い結果となりました。2025年現在最もTIBHAR (ティバー)さんのラバーで硬いラバーがHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)と明言できそうですね。また誤差かもしれませんが粘着テンションラバーらしく、スポンジ側からの計測値の方が大きくなりました。ただShore aではシート側の方が硬いので、誤差は否めません。数値もかなり僅差ですので、非常にテンションラバーに近い出来のラバーがHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)と言えそうです。実際試打した感覚からもかなり飛距離が出しやすいラバーでしたので、感覚的にはハードなテンションよりラバーと位置付けています。スピードや飛距離は出るが安定感と弧線を粘着ラバーらしさで引き出していて、癖球は少ないといえると思います。
ハイブリッドK3プロの貼りと重量
かなり気になったので当時のメインに近い構成でフォアラバーとしてまずは試しました。またラケットには気になっていた上板硬めのインナーカーボンラケット、Maple S Inner (メイプルSインナー)に貼りました。ブレード面積のスペックは158 × 150 mmになりますのでやや広いですが、最近のインナーラケットではありえるブレード面積だと思います。
Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ) 粘着系テンション OFF+ ・Sponge Thickness:2.0/max mm ・Speed:125 ・Spin:130 ・Control:90 ・Sponge硬度:55° ・8,100円 + 税 ・73-4 g → 51 g(Maple S Inner (メイプルSインナー) (158 × 150 mm)に貼って)
katsuo000はフォアで使った時に相手のコートで沈むと感じられるかは、重要なポイントです。下からスイングを開始しても相手コートで弧線を描いてボールが沈むイメージが持てるか、は試打のときに良く確認します。Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)はしっかり相手コートで沈むイメージを感じられました。特に中陣に下げられた際に、下回転打ちと同じようなバックスイングで思い切り回転を掛けても相手のコートへオーバーせずに入るかどうか、が一つの基準です。中陣から下回転打ちと同じ打ち方でしっかり回転をかけて強烈な回転で相手コートへ打てる感覚を感じられたのは良かったですね!テンションラバーやオールバタフライで構成したラケットだと、下回転打ちと同じバックスイングで中陣からドライブを打つと十中八九オーバーしますね。しかしHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)および中国粘着系のラバーはしっかり相手コートに入る感覚があります。そしてこの打ち方で中陣からドライブが打てると回転量やスピードをコントロールしやすいので得点しやすいパターンが得られます。ラバー重量を抑えたいならJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)よりもHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)を推します!
バックハンドでも十分に使える粘着テンション!
今回Zhang Jike ZLC (張継科ZLC)のバック面にHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)を貼って試してみました、感触良かったです!回転も良くかけられるし、相手のロングボールに対してあわせるだけで質の高いドライブ返球ができると感じました。自分の実力を考慮するとおそらくHybrid K3 (ハイブリッドK3)の方が扱いやすさは上だと思いますが、Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)でも硬さが気になる、ということはほとんど感じませんでした。バックラバーとしての選択肢も広げる事実は良い選択肢を提供していると思います。むしろバックで使用するラバーにドライブなどで癖球を期待する方がなかなか稀有だと思います。スピン系テンションラバーに近くて、高い回転性能や安定感を求めるならHybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)は良い選択肢となると思います!
面を開いたドライブ Jekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)は面を開いて打つ方がスピードドライブが安定しますし決まるイメージです。一方Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)は弾きやすいので個人的には面を開くと制御が難しいと感じました。スピン系テンションぽくなるので、制御するなら寝かしてドライブする方が安定はさせやすいと思います。
対下回転に対するループドライブ 最近katsuo000はラケットによってループドライブのやりやすさが決まると感じており、Maple S Inner (メイプルSインナー)は比較的やりやすいと思います。板厚が薄くて硬い上板のラケットがやはりやりやすく、つまりZhang Jike ZLC (張継科ZLC)がやりやすいですね。強いインパクトの時の方が回転がかかる感じがあるので、とにかく板厚が薄くて飛距離が出にくいラケットでループドライブした方が質は高いと思います。 Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)も高い回転量と質の高いループドライブを得られるラバーですが、飛び出しも結構あるラバーだと思います。Dignics 09C (ディグニクス09C)はシートが硬く、ループドライブにもクイックネスが必要なイメージで時間を補えるループはやや難しいイメージですが、Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)やJekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)はシートがDignics 09C (ディグニクス09C)系のラバーよりは柔らかめなのでソフトに打球しつつボールとの接触時間を長くして回転量を得るような打ち方も比較的やりやすいと思います。
対下回転に対するスピードドライブ Hybrid K3 Pro (ハイブリッドK3プロ)は結構ぶつけに行った方がスピードは出しやすいのですが、反発で飛び出してしまう前に回転もかけたいと思うと身体を上手に使った回転運動で打つ必要があると思います。スピードドライブは個人的には、スピン系テンションラバーのようなイメージで打った方がやりやすかったです。粘着ラバーのような打ち方をしようとしても自分のスイングスピードでは遅くてその特徴を得られるとは感じませんでした。
実は現在のTibhar (ティバー)さんのスピン系テンションの中でスピード性能、回転性能、コントロール性能の3つが最もバランスされているラバーがHybrid MK Pro (ハイブリッドエムケープロ)になりますね。バランス系ラバーではありますが、硬度は51°と硬いので、硬度で使用者が分かれるラバーと考えられます。もちもちした打球感でTenergy 05 Hard (テナジー05ハード) Made in Germayの立ち位置ととらえられるラバーといえると思います。
かなりモチモチですね!昨今では、Dignics (ディグニクス)シリーズのようにシートもスポンジも硬いラバーが多く出回っている印象がありますが、このHybrid MK Pro (ハイブリッドMKプロ)は硬度の硬い51度のプロでもモチモチを感じるシートでした。スポンジはやや硬さを感じますがボールが上に上がるので、普段使うラバー次第で全然扱いやすいと感じるラバーだと思います。まさにTenergy (テナジー)のような、くい込みの良さと弾力のあるラバーで、しっかりボールを掴んで相手のコートに投げられるようなラバーとなっていますね!普段Dignics 05 (ディグニクス05)を使っていて比較しながら使ったので、むしろHybrid MK Pro (ハイブリッドMKプロ)は球持ちと使いやすさを感じるラバーでした。またモチモチでくい込みが良いのでしっかりぶつけるとDignics 05(ディグニクス05)よりも気持ちの良い高い打球音でボールが走る、そんなラバーがHybrid MK Pro (ハイブリッドMKプロ)でした。
2. もっちもちだけどぶつけるとしっかりミートも可能!
もちもちしているので、柔らかい中国製粘着ラバーのような球持ちを感じられると思うのですが、ぶつけるとミートが可能で、テンションラバーらしさが際立ちます!しかも硬めのドイツ製ラバーらしくぶつけた方が飛距離もスピードも出しやすく、スピン系テンションラバーらしさも際立つと感じました。強いインパクトでタイミング良く打てれば、かなり爽快なドライブが打てますね!自分のバックハンドの技量ではなかなか難しかったですが、ボールが上に上がって飛距離が出すぎる感じがあったので、ドライブも回転よりもスピード重視で打てると感じましたね!試打前のイメージはTenergy 05 Hard (テナジー05ハード)と思っていたHybrid MK Pro (ハイブリッドMKプロ)ですが、Tenergy 05 Hard (テナジー05ハード)よりもくい込みが良く、扱いやすさのあるラバーだと感じましたね。Tenergy 05 Hard (テナジー05ハード)よりもくい込みが良い分、回転量はおちるかもしれませんが、中陣や後塵でしならせてドライブをかけた際はエグいドライブが打てる感じがありました。
2 IN 1 (Dual Max / 氷と炎の融合!) 相反するパフォーマンスを1つのラバーに ジキル&ハイド それは、互いに相反する要素が1つの個体に入っていることを意味する。飛び出しの速さとコントロール、スピンと打球速度は、互いに逆ベクトルの要素であり、その両方を同時に満たすラバーを作ることは難題だ。今回私たちは、ディープラーニングを基にしたCYCLOIDテクノロジーを中心に、新時代のデジタル技術を活用。これらの相反する要素を1つの調和した作品に統合し、驚くべき新商品を誕生させた。 Jekyll & Hyde series (ジキル&ハイドシリーズ)には大きな種類としてH、V、X、Z、Cの全5種類の種類があり、さらに高度が硬いものと柔らかいものがあるようで10種類くらいを想定したラバーシリーズのようです。そしてJekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイドZ52.5)、Jekyll & Hyde C55.0 (ジキル&ハイドC55.0)およびJekyll & Hyde C Series (ジキル&ハイドCシリーズ)はハイエンドラバーであり、高額でカスタマイズされたラバーとなっているみたいですね。さて、各アルファベットはそれぞれ次のような意味、ネーミングになっています。各シリーズのラインナップとパンフレット情報を展開させていただきます。 H series Hybrid (Hシリーズ): テンションと粘着のハイブリッド V series Drag (Vシリーズ): 最大級のスピンを生む超強力摩擦 (VはVelocity?) X series Power (Xシリーズ): 極限のドライブ攻撃のための強弾性 Z series Custom (Zシリーズ): 世界トップレベルの選手のための特級仕様 C series Sticky (Cシリーズ): 取り扱い簡単な新世代の中国式粘着ラバー (CはChina)
メーカー情報によると2面性を持ったラバーシリーズになりますね。コンセプトは相反する性能を併せ持つラバーシリーズです。XIOM (エクシオン)のフラグシップとしてJekyll & Hyde series (ジキル&ハイドシリーズ)が上位シリーズの位置づけのようです。このあたり、ラバーの種類が多いからこそできるのかもしれませんね。
やはり硬度で比較すると見えてくるものがあるような気がしますね。Jekyll & Hyde C57.5 (ジキル&ハイド C57.5)はOmega VII China Ying (オメガVIIチャイナ影)にならぶ、かなり硬いラバーであることが良くわかると思います。特にスポンジが硬いですね。軽いのに硬い、ということで品質の高いスポンジとシートであるのだと思います。これはかなり期待できますね!
回転量を求める場合、Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)ですら、板厚5.7 mmです。板厚を薄くすれば、回転量を得やすくなると思いますが、5.7 mmよりも薄くすると威力や中陣からのスピード不足を感じやすくなるだろうなーと思います。Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)でもたまにスピード不足や威力不足を感じやすくて、これ以上の威力の低下は嫌だと思いました。つまり、これ以上板厚を薄くできないわけですね。そこで考えられる策は上板を硬くすることが考えられると思います。Virtuoso AC (ヴィルトーソAC)の上板はLimba (リンバ)なんで、Limba (リンバ)よりも硬い木材をもちいたラケットの探索が挙げられるかなーと思います。代表的な木材はやはりKoto (コト)を採用したラケットになるでしょう。上板Koto (コト)でInner Aramid Carbon (インナーアラミドカーボン、インナーAC)のラケットとなるとこだわって使っていたTornado King Power (トルネードキングパワー)が候補になります。ただTornado King Power (トルネードキングパワー)は上板が硬くてバックが不安定でした。難しかったですね。上板Koto (コト)はやはり硬くて難しいんですよね。使うとなると色々と躊躇しちゃいます。結構使い込みましたがやはり扱い切れない感じがあり、諦めました。またTornado King Power (トルネードキングパワー)は廃盤ラケットで、数回ぶつけたりしていますが、破損すると替えもないので、結構怖かったりもしました。ということで、上板硬めのラケットで類似でかつ販売されているラケットをカタログで探したりもしました。本仕様まで至っていないものの上板硬めでTornado King Power (トルネードキングパワー)に近くて、良いと感じたラケットがLiberta Glorious (リベルタグロリアス)ですね。このラケットはほぼTornado King Power (トルネードキングパワー)に近く、威力は申し分なし、ただ使い込んでいかないと扱いきれるとは思えないラケットでもあり、やはり躊躇してしまいました。上板硬めのラケットってやはり難しいんですよね。そこでブランドとして良かったRally Ace (ラリーエース)さんのラケットが次に気になりました。それがMaple S Inner (メイプルSインナー)になりますね。Maple (メイプル)材はGoogle (グーグル)で調べるとKoto (コト)に近い密度でもある木材のようでした。Rally Ace (ラリーエース)さんということもあり、結構期待して試打しました。実際Maple S Inner (メイプルSインナー)はかなり良いラケットで本職仕様でも全然ありといえるかなり良いラケットでした。ただ届いたラケットが軽量で、また板の硬さもLimba (リンバ) ≤ Maple S (メイプルS = メイプル柾目) < Koto (コト)、と感じそのまま回転量もLimba (リンバ) ≤ Maple S (メイプルS = メイプル柾目) < Koto (コト)、と感じました。やはり威力不足を感じてしまったわけですね。かなり良かったですけどね。
フォアハンドドライブを打つとき、今の上板Limba (リンバ)だと安心感は随一なのですが、やはり柔らかすぎると感じることが多いんですね。思い切り打ち込んでもラケットの柔らかさをどうしても感じざるを得ない感じです。上板Limba (リンバ)は操作性の面では最高で本当にいいんですが、やはり威力を求めると、AC (アラミドカーボン)よりも硬いZLC (ザイロンカーボン)系と組み合わせるか、あるいは板厚を厚くするか、になると思います。板厚を増やすとなるとFortius FT ver. D (フォルティウスFT ver. D)かFortius FT ver. D RE (フォルティウスFT ver. D RE)が挙げられるますが、この7枚合板+アウターDual Web (デュアルウェブ)のラケットは板厚6 mm以上ということもあり、飛距離が出すぎて回転量がやや落ちると感じました。どうすれば。。。ということで最後の頼みで注目したのは、上板Koto (コト)と上板Limba (リンバ)の両方を持った異色のラケット、OSP (オーエスピー)製のVario (ヴァリオ)シリーズのラケットです。
Vario+AC (ヴァリオ+AC) ブレード厚さ: 6.0 mm ブレードサイズ: 158 × 150 mm ブレード構成: Koto (1) / AC (2) / ? (3) / ? (4) / AC (5) / ? (6) / Limba (7) Koto+Outer AC / Limba+Inner AC Virtuoso AC (ヴィルトーソAC) ブレード厚さ: 5.65 mm ブレードサイズ: 158 × 150 mm ブレード構成: Limba (1) / ? (2) / AC (3) / ? (4) / AC (5) / ? (6) / Limba (7) Limba+Inner AC
Limba Inner (リンバインナー)の特徴でもやはり触れましたが、板厚5.6 mmは、かなり薄い運類になると思います。これはトップのトップ層よりも一般層を意識した扱いやすい、思い切り打ってもオーバーミスしづらい板厚ではないかと思いますね。相当厚くぶつけて初めてカーボンの音が鳴る感じですね。板厚5.6 mmは、かなりおさまりが良いです。飛距離が出にくいです!張本智和インナーフォースALCやReinforce AC (リーンフォースAC)、オフチャロフインナーフォースALC、サイバーシェイプカーボンなどのインナーラケットは、下がった時に飛距離が出にくいということもあるためか、6.0 mm以上のブレード厚さになります。個人的には下がった時には楽ですが、少し弾み過ぎるようにも感じるラケットですね。やはり板厚6 mmとなると7枚合板などと同じくらいの板厚にもなってくるので飛距離がでますね。ここら辺は好みだと思いますが、katsuo000はブレード厚さは薄いのが好みなので、Maple S Inner (メイプルSインナー)のブレード厚さ5.6 mmはかなり気に入りました。
2 IN 1 (Dual Max / 氷と炎の融合!) 相反するパフォーマンスを1つのラバーに ジキル&ハイド それは、互いに相反する要素が1つの個体に入っていることを意味する。飛び出しの速さとコントロール、スピンと打球速度は、互いに逆ベクトルの要素であり、その両方を同時に満たすラバーを作ることは難題だ。今回私たちは、ディープラーニングを基にしたCYCLOIDテクノロジーを中心に、新時代のデジタル技術を活用。これらの相反する要素を1つの調和した作品に統合し、驚くべき新商品を誕生させた。 Jekyll & Hyde series (ジキル&ハイドシリーズ)には大きな種類としてH、V、X、Z、Cの全5種類の種類があり、さらに高度が硬いものと柔らかいものがあるようで10種類くらいを想定したラバーシリーズのようです。ただし、Jekyll & Hyde Z52.5 (ジキル&ハイドZ52.5)、Jekyll & Hyde C55 (ジキル&ハイドC55)はハイエンドよりのラバーであり、高額かつカスタマイズされたラバーとなっていますね。さて、各アルファベットはそれぞれ次のような意味、ネーミングになっています。各シリーズのラインナップとパンフレット情報を展開させていただきます。 H series Hybrid (Hシリーズ): テンションと粘着のハイブリッド V series Drag (Vシリーズ): 最大級のスピンを生む超強力摩擦 X series Power (Xシリーズ): 極限のドライブ攻撃のための強弾性 Z series Custom (Zシリーズ): 世界トップレベルの選手のための特級仕様 C series Sticky (Cシリーズ): 取り扱い簡単な新世代の中国式粘着ラバー
katsuo000の解釈は次のようになります。 H Hybrid (ハイブリッド): 粘着シートと高弾性なスポンジ V Drag (ドラッグ、おそらくVはvelocity、ドラッグは補助剤的な意味合いか?): スピン系テンションで直線弾道 (80的ラバー。超スピンは粘着ラバーの方が上。Omega VII Tour (オメガ7ツアー)よりも扱いやすくてVega X (ヴェガX)よりも負けないパワーと高いスピン性能のイメージ。) X Power (パワー): 攻撃的な弾力とミート力 (64的ラバー。) Z Custom (カスタム): 国家代表級のカスタムメイドの品質をお手軽に (グルーイングしているようなイキイキした回転性能と弾力を一般普及モデルに。) C Sticky (スティッキー、おそらくCはChina): 使いやすい中国製粘着ラバー。
メーカー情報によると2面性を持ったラバーシリーズになりますね。コンセプトは相反する性能を併せ持つラバーシリーズです。XIOM (エクシオン)のフラグシップともいえる安価なラバーシリーズであるVega series (ヴェガシリーズ)からトップ選手御用達のOmega series (オメガシリーズ)の橋渡し的な位置付けのラバーシリーズと、用具レビュワーゆうさんがおっしゃっていました。2024年秋冬で価格改定を実施され、Omega series (オメガシリーズ)よりもJekyll & Hyde series (ジキル&ハイドシリーズ)の方が高くなりました。ということは、もしかしたら、Jekyll & Hyde series (ジキル&ハイドシリーズ)の方が上位シリーズなのかもしれないですね。実際トップ選手が使用していることからも上位シリーズになっていくのかもしれません。このあたり、ラバーの種類が多いからこそできるのかもしれませんね。